JPH04346218A - 窒化物系化合物半導体膜の成長装置 - Google Patents
窒化物系化合物半導体膜の成長装置Info
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- JPH04346218A JPH04346218A JP11858391A JP11858391A JPH04346218A JP H04346218 A JPH04346218 A JP H04346218A JP 11858391 A JP11858391 A JP 11858391A JP 11858391 A JP11858391 A JP 11858391A JP H04346218 A JPH04346218 A JP H04346218A
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Landscapes
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- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窒化物系化合物半導体
膜の成長装置の関するものである。
膜の成長装置の関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ワイドバンドギャップ化合物半導
体は青色領域での高効率LEDやレーザなどの用途が考
えられている。特に窒化物系族化合物半導体の成長にお
いてより高品質な材料を得るために、成長方法や成長装
置が注目されている。
体は青色領域での高効率LEDやレーザなどの用途が考
えられている。特に窒化物系族化合物半導体の成長にお
いてより高品質な材料を得るために、成長方法や成長装
置が注目されている。
【0003】この分野における従来の技術としては、ハ
ライド系気相成長法が用いられてきた。たとえば、Ga
Nの成長にはGa−HCl−NH3 系の反応によって
行なわれてきた。窒化物系化合物半導体の成長装置とし
ては、石英反応管内に試料基板を設置し、この石英反応
管を電気炉内におき、3族元素を塩化物で、窒素をアン
モニア(NH3 )で供給し、試料基板上で熱分解して
成長させるハライド系気相成長装置がある。
ライド系気相成長法が用いられてきた。たとえば、Ga
Nの成長にはGa−HCl−NH3 系の反応によって
行なわれてきた。窒化物系化合物半導体の成長装置とし
ては、石英反応管内に試料基板を設置し、この石英反応
管を電気炉内におき、3族元素を塩化物で、窒素をアン
モニア(NH3 )で供給し、試料基板上で熱分解して
成長させるハライド系気相成長装置がある。
【0004】また、アプライド フィジックス レ
ターズ第48巻870ページ(Applied Ph
ysics Letters,Vol.48,198
6)(特開昭61−179527号公報)に開示されて
いるように、窒素のECRプラズマ中の窒素分子イオン
と3族有機金属を用いて、基板上に成長させている。E
CRプラズマを用いた窒化物系化合物半導体の成長装置
の概略図を図5に示す。基本構成としては、窒素分子イ
オンを発生させるプラズマ発生室22と窒化物系化合物
半導体膜19を成長させる成長室23からなる。プラズ
マ発生室22はマイクロ波導波管20によってマイクロ
波を供給し、電磁石10によって磁場を印加することに
よってECRプラズマを発生できるようにしてあり、成
長室23は3族有機金属を導入口21によって供給して
ある。プラズマ発生室22で発生した窒素分子イオンを
成長室23に供給し、3族有機金属と反応させて基板5
上に窒化物系化合物半導体膜を成長することができる。
ターズ第48巻870ページ(Applied Ph
ysics Letters,Vol.48,198
6)(特開昭61−179527号公報)に開示されて
いるように、窒素のECRプラズマ中の窒素分子イオン
と3族有機金属を用いて、基板上に成長させている。E
CRプラズマを用いた窒化物系化合物半導体の成長装置
の概略図を図5に示す。基本構成としては、窒素分子イ
オンを発生させるプラズマ発生室22と窒化物系化合物
半導体膜19を成長させる成長室23からなる。プラズ
マ発生室22はマイクロ波導波管20によってマイクロ
波を供給し、電磁石10によって磁場を印加することに
よってECRプラズマを発生できるようにしてあり、成
長室23は3族有機金属を導入口21によって供給して
ある。プラズマ発生室22で発生した窒素分子イオンを
成長室23に供給し、3族有機金属と反応させて基板5
上に窒化物系化合物半導体膜を成長することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法の窒化物系化合物半導体の成長装置および成長方法で
は、次のような課題がある。1)従来のハライド系気相
成長法では、3族元素とNを反応させて窒化物系化合物
半導体膜を成長させるには、基板温度を高温にしてなく
てはならなかった。例えば、GaNでは、基板温度を1
500℃以上にしなくてはならない。また、この温度で
はGaとNの蒸気圧の相違により得られたGaN膜中に
窒素空孔を多く含み、結晶性が悪いという問題があった
。さらに、この窒素空孔の影響でGaN膜は低抵抗とな
り、アクセプタ不純物を添加なしに高抵抗GaNを得る
ことが困難であった。他の窒化物系化合物半導体のAl
NやInNも同様な問題を有していた。2)ECRプラ
ズマを用いた窒化物系化合物半導体膜の成長方法では、
高励起の窒素イオンの作用によって、基板温度の低下を
図ることができた。しかし、ECRプラズマ中に含まれ
る高励起のイオン種が半導体膜および基板上に照射され
て、窒素空孔を発生させてしまい、結晶性が悪くなりワ
イドバンドギャップ半導体として使用するに至らなかっ
た。これは、ECRプラズマ中の電子温度は約5〜10
eVと非常に高いため、イオン種が基板付近で形成され
るイオンシースで加速されて入射されるためと考えられ
る。
法の窒化物系化合物半導体の成長装置および成長方法で
は、次のような課題がある。1)従来のハライド系気相
成長法では、3族元素とNを反応させて窒化物系化合物
半導体膜を成長させるには、基板温度を高温にしてなく
てはならなかった。例えば、GaNでは、基板温度を1
500℃以上にしなくてはならない。また、この温度で
はGaとNの蒸気圧の相違により得られたGaN膜中に
窒素空孔を多く含み、結晶性が悪いという問題があった
。さらに、この窒素空孔の影響でGaN膜は低抵抗とな
り、アクセプタ不純物を添加なしに高抵抗GaNを得る
ことが困難であった。他の窒化物系化合物半導体のAl
NやInNも同様な問題を有していた。2)ECRプラ
ズマを用いた窒化物系化合物半導体膜の成長方法では、
高励起の窒素イオンの作用によって、基板温度の低下を
図ることができた。しかし、ECRプラズマ中に含まれ
る高励起のイオン種が半導体膜および基板上に照射され
て、窒素空孔を発生させてしまい、結晶性が悪くなりワ
イドバンドギャップ半導体として使用するに至らなかっ
た。これは、ECRプラズマ中の電子温度は約5〜10
eVと非常に高いため、イオン種が基板付近で形成され
るイオンシースで加速されて入射されるためと考えられ
る。
【0006】さらに、RFスパッタ法などのグロー放電
法による膜成長では、多結晶膜しか得られてないという
問題がある。本発明は、電子サイクロトロン共鳴プラズ
マによって多量の窒素分子ラジカルまたは窒素原子ラジ
カルを供給し、3族原子と反応させることにより、結晶
性が高く高抵抗な良質の窒化物系化合物半導体膜を提供
することを目的とする。
法による膜成長では、多結晶膜しか得られてないという
問題がある。本発明は、電子サイクロトロン共鳴プラズ
マによって多量の窒素分子ラジカルまたは窒素原子ラジ
カルを供給し、3族原子と反応させることにより、結晶
性が高く高抵抗な良質の窒化物系化合物半導体膜を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
、本発明の窒化物系化合物半導体膜の成長装置は、真空
槽内に、3族原子を供給させる手段と、窒素分子ラジカ
ルまたは窒素原子ラジカルを発生させる手段とを少なく
とも備えた窒化物系化合物半導体膜の成長装置であって
、前記窒素分子ラジカルまたは窒素原子ラジカルを発生
させる手段として、マイクロ波と磁場の印加によって窒
素を含む気体の電子サイクロトロン共鳴(ECR)プラ
ズマを発生させるラジカル発生器を用い、前記ECRプ
ラズマ中の窒素分子イオンまたは窒素原子イオンを除去
させる手段として、前記マイクロ波の伝搬方向の磁場強
度の分布を、前記ラジカル発生器の前記マイクロ波の導
入口付近から前記ラジカル発生器の管内波長の一波長以
上までの領域においてECR発生条件以上の磁場強度に
保ち、前記ラジカル発生器の出口付近でECR発生条件
以下の磁場強度にしたことを特徴とする。
、本発明の窒化物系化合物半導体膜の成長装置は、真空
槽内に、3族原子を供給させる手段と、窒素分子ラジカ
ルまたは窒素原子ラジカルを発生させる手段とを少なく
とも備えた窒化物系化合物半導体膜の成長装置であって
、前記窒素分子ラジカルまたは窒素原子ラジカルを発生
させる手段として、マイクロ波と磁場の印加によって窒
素を含む気体の電子サイクロトロン共鳴(ECR)プラ
ズマを発生させるラジカル発生器を用い、前記ECRプ
ラズマ中の窒素分子イオンまたは窒素原子イオンを除去
させる手段として、前記マイクロ波の伝搬方向の磁場強
度の分布を、前記ラジカル発生器の前記マイクロ波の導
入口付近から前記ラジカル発生器の管内波長の一波長以
上までの領域においてECR発生条件以上の磁場強度に
保ち、前記ラジカル発生器の出口付近でECR発生条件
以下の磁場強度にしたことを特徴とする。
【0008】前記構成においては、ラジカル発生器内に
負電位の電極を設けることが好ましい。また前記構成に
おいては、ラジカル発生器の出口としてマイクロ波を遮
断できる大きさ以下にすることが好ましい。
負電位の電極を設けることが好ましい。また前記構成に
おいては、ラジカル発生器の出口としてマイクロ波を遮
断できる大きさ以下にすることが好ましい。
【0009】さらに前記構成においては、ラジカル発生
器によって窒素分子ラジカルまたは窒素原子ラジカルを
発生させ、3族原子を供給して窒化物系化合物半導体膜
の成長において、前記ラジカル発生器内の圧力Pを1×
10−3Pa≦P≦1Pa にすることが好ましい。
器によって窒素分子ラジカルまたは窒素原子ラジカルを
発生させ、3族原子を供給して窒化物系化合物半導体膜
の成長において、前記ラジカル発生器内の圧力Pを1×
10−3Pa≦P≦1Pa にすることが好ましい。
【0010】
【作用】前記本発明の構成によれば、マイクロ波と磁場
によって高励起、高密度のECRプラズマをプラズマ発
生器内に容易に発生でき、窒素を含む気体の場合反応性
の高い窒素のイオン種やラジカル種を多量に発生できる
。さらに、ラジカル発生器内のマイクロ波の伝搬方向の
磁場強度の分布を、ラジカル発生器の導入口付近からラ
ジカル発生器の管内波長の一波長以上までの領域におい
てECR条件以上の磁場強度に保ち、ラジカル発生器の
出口付近でECR発生条件以下の磁場強度にすることで
、ECRプラズマ中の窒素分子イオンまたは窒素原子イ
オンを除去できる。また、ECR発生条件以上の磁場強
度の領域を管内波長の一波長以上あるのでマイクロ波は
十分に吸収することができる。
によって高励起、高密度のECRプラズマをプラズマ発
生器内に容易に発生でき、窒素を含む気体の場合反応性
の高い窒素のイオン種やラジカル種を多量に発生できる
。さらに、ラジカル発生器内のマイクロ波の伝搬方向の
磁場強度の分布を、ラジカル発生器の導入口付近からラ
ジカル発生器の管内波長の一波長以上までの領域におい
てECR条件以上の磁場強度に保ち、ラジカル発生器の
出口付近でECR発生条件以下の磁場強度にすることで
、ECRプラズマ中の窒素分子イオンまたは窒素原子イ
オンを除去できる。また、ECR発生条件以上の磁場強
度の領域を管内波長の一波長以上あるのでマイクロ波は
十分に吸収することができる。
【0011】これは以下の理由のためである。図1は、
ラジカル発生器内の磁場分布とイオン、ラジカルの動き
の概略を示した図である。プラズマ中のイオン1は磁力
線2に沿って運動するので、図1中に示すようにイオン
1がラジカル発生器の出口付近に到達することを少なく
することができる。また、ラジカル3は荷電粒子でない
ので、窒素分子ラジカルまたは窒素原子ラジカルは直進
する。イオンダメージを起こすイオン種は除去でき、窒
素分子ラジカルを基板上に輸送できる。
ラジカル発生器内の磁場分布とイオン、ラジカルの動き
の概略を示した図である。プラズマ中のイオン1は磁力
線2に沿って運動するので、図1中に示すようにイオン
1がラジカル発生器の出口付近に到達することを少なく
することができる。また、ラジカル3は荷電粒子でない
ので、窒素分子ラジカルまたは窒素原子ラジカルは直進
する。イオンダメージを起こすイオン種は除去でき、窒
素分子ラジカルを基板上に輸送できる。
【0012】さらに、ラジカル発生器内の圧力Pを1×
10−3Pa≦P≦1Pa にすることによって、ラジカル発生器内の窒素分子ラジ
カルまたは窒素原子ラジカルを多量に発生でき、かつ発
生したラジカルを衝突なく基板上に輸送できる。これに
より、反応性が高くかつ長寿命の窒素分子ラジカルの一
つに、準安定状態(A3 Σ u+ )がある。準安定
状態(A3 Σ u+ )は長寿命(>1sec)であ
り、窒素原子に解離しやすい。ラジカル発生器7内の圧
力が、1×10−3以上1Pa以下の場合に多量に発生
できる。また、上記圧力であれば準安定状態(A3 Σ
u+ )と他の状態との衝突による失活反応を抑える
ことが可能となる。
10−3Pa≦P≦1Pa にすることによって、ラジカル発生器内の窒素分子ラジ
カルまたは窒素原子ラジカルを多量に発生でき、かつ発
生したラジカルを衝突なく基板上に輸送できる。これに
より、反応性が高くかつ長寿命の窒素分子ラジカルの一
つに、準安定状態(A3 Σ u+ )がある。準安定
状態(A3 Σ u+ )は長寿命(>1sec)であ
り、窒素原子に解離しやすい。ラジカル発生器7内の圧
力が、1×10−3以上1Pa以下の場合に多量に発生
できる。また、上記圧力であれば準安定状態(A3 Σ
u+ )と他の状態との衝突による失活反応を抑える
ことが可能となる。
【0013】
【実施例】以下実施例を用いて本発明をさらに具体的に
説明する。図2は本発明の成長装置の一つの実施例の概
略構成図であり、図3はラジカル発生器の概略構成図で
ある。基本構成としては、真空槽4内に基板5、3族原
子を供給するKセル6、ラジカル発生器7である。EC
Rプラズマを形成するためのラジカル発生器7は、マイ
クロ波導入口8と窒素ガス導入口9を有し、ラジカル発
生器7の周囲に電磁石10を配置した。ラジカル発生器
7は、内径80mm、長さ600mmとした。マイクロ
波の周波数を2.45GHzとした場合ECR発生条件
を満足する磁場強度は0.0875Tとなり、また内径
80mmのラジカル発生器7に円筒TE11モードを励
振する場合、ラジカル発生器7の管内波長は277mm
となる。ラジカル発生器7のマイクロ波の伝搬方向11
に印加した磁場強度分布はマイクロ波導入口8付近で0
.1Tとした。0.1Tの磁場強度をマイクロ波導入口
8から300mmまで一定に保ち、この長さはラジカル
発生器7の管内波長(277mm)の一波長以上である
。 またラジカル発生器7の出口12付近の磁場強度を0.
02Tまで減少させて、ECR条件以下の磁場強度とし
た。
説明する。図2は本発明の成長装置の一つの実施例の概
略構成図であり、図3はラジカル発生器の概略構成図で
ある。基本構成としては、真空槽4内に基板5、3族原
子を供給するKセル6、ラジカル発生器7である。EC
Rプラズマを形成するためのラジカル発生器7は、マイ
クロ波導入口8と窒素ガス導入口9を有し、ラジカル発
生器7の周囲に電磁石10を配置した。ラジカル発生器
7は、内径80mm、長さ600mmとした。マイクロ
波の周波数を2.45GHzとした場合ECR発生条件
を満足する磁場強度は0.0875Tとなり、また内径
80mmのラジカル発生器7に円筒TE11モードを励
振する場合、ラジカル発生器7の管内波長は277mm
となる。ラジカル発生器7のマイクロ波の伝搬方向11
に印加した磁場強度分布はマイクロ波導入口8付近で0
.1Tとした。0.1Tの磁場強度をマイクロ波導入口
8から300mmまで一定に保ち、この長さはラジカル
発生器7の管内波長(277mm)の一波長以上である
。 またラジカル発生器7の出口12付近の磁場強度を0.
02Tまで減少させて、ECR条件以下の磁場強度とし
た。
【0014】ラジカル発生器7の出口12の内径Dは7
0mmとした。この内径Dは2.45GHz、円筒TE
11モードの場合マイクロ波を遮断する内径71.8m
m以下にしてあるので、マイクロ波は真空槽4内に伝搬
しない。マイクロ波電力は200W一定にした。
0mmとした。この内径Dは2.45GHz、円筒TE
11モードの場合マイクロ波を遮断する内径71.8m
m以下にしてあるので、マイクロ波は真空槽4内に伝搬
しない。マイクロ波電力は200W一定にした。
【0015】また、ラジカル発生器7の出口12は直流
電源13で負電位の電極にし、電極に−20Vを印加し
た。ラジカル発生器7に円筒TE11モードを励振する
ために、マイクロ波を円筒TE11モードの導波管14
を通して供給した。
電源13で負電位の電極にし、電極に−20Vを印加し
た。ラジカル発生器7に円筒TE11モードを励振する
ために、マイクロ波を円筒TE11モードの導波管14
を通して供給した。
【0016】図4は図3のラジカル発生器7の出口12
付近において発光分光測定して得られた窒素分子イオン
の発光(391nm:I391 )と窒素分子ラジカル
の発光(337nm:I337 )の発光強度比(I3
37 /I391 )の圧力依存性を示した。窒素分子
イオン(391nm)と窒素分子ラジカル(337nm
)の発光は、それぞれの遷移の上準位の寿命がほぼ同じ
なので、発光強度比(I337 /I391 )は窒素
分子ラジカルと窒素分子イオンの発生量比に比例してい
る。また、窒素分子ラジカルの発光(337nm)は、
窒素分子の電子間遷移C3 Πu −B3 Πg にお
ける振動準位間遷移(ν’、ν”)=(0、0)の発光
であり、励起されたC3 Πu 状態は、B3 Πg
状態を経て準安定状態(A3 Σ u+ )になる。さ
らにC3 Πu 、B3 Πg 状態の寿命はμsec
以下なので、窒素分子ラジカルの発光(337nm)の
発光強度は、準安定状態(A3 Σ u+ )の発生量
と比例している。
付近において発光分光測定して得られた窒素分子イオン
の発光(391nm:I391 )と窒素分子ラジカル
の発光(337nm:I337 )の発光強度比(I3
37 /I391 )の圧力依存性を示した。窒素分子
イオン(391nm)と窒素分子ラジカル(337nm
)の発光は、それぞれの遷移の上準位の寿命がほぼ同じ
なので、発光強度比(I337 /I391 )は窒素
分子ラジカルと窒素分子イオンの発生量比に比例してい
る。また、窒素分子ラジカルの発光(337nm)は、
窒素分子の電子間遷移C3 Πu −B3 Πg にお
ける振動準位間遷移(ν’、ν”)=(0、0)の発光
であり、励起されたC3 Πu 状態は、B3 Πg
状態を経て準安定状態(A3 Σ u+ )になる。さ
らにC3 Πu 、B3 Πg 状態の寿命はμsec
以下なので、窒素分子ラジカルの発光(337nm)の
発光強度は、準安定状態(A3 Σ u+ )の発生量
と比例している。
【0017】ラジカル発生器7内の圧力を1×10−3
Pa以下1Pa以上にすると、窒素分子ラジカルの発生
量が窒素分子イオンより多く発生する。また、ラジカル
発生器7の出口12を負電位に印加することにより、窒
素分子イオンをさらに除去できる。ラジカル発生器内の
圧力が1×10−3Pa未満の場合イオン種がラジカル
種より多く発生するとともに、発生量も少なくなる。圧
力が1Paより大きい場合準安定状態(A3 Σ u+
)の失活反応が増加する。
Pa以下1Pa以上にすると、窒素分子ラジカルの発生
量が窒素分子イオンより多く発生する。また、ラジカル
発生器7の出口12を負電位に印加することにより、窒
素分子イオンをさらに除去できる。ラジカル発生器内の
圧力が1×10−3Pa未満の場合イオン種がラジカル
種より多く発生するとともに、発生量も少なくなる。圧
力が1Paより大きい場合準安定状態(A3 Σ u+
)の失活反応が増加する。
【0018】以下本発明の具体的実施例について説明す
る。 実施例1(AlN膜の成長)真空槽4内を10−8Pa
以下にした後、ラジカル発生器7内にN2 ガスを1〜
10sccm供給し、ラジカル発生器7内の圧力を10
−3〜1Paにした。マイクロ波電力は200〜300
Wを印加して、窒素ラジカルを発生させた。基板として
サファイアc面基板を用い、基板温度を400〜700
℃に設定した。Alの供給源としてKセル6を用いて、
セル温度を700〜900℃に設定した。分子線強度で
10−6〜10−5Paであった。このようにして、サ
ファイアc面基板上にAlN膜を成長させた。X線回折
法によって結晶評価を行なうと、2θ=36゜近傍に(
002)面からの回折ピークが現れており、成長させた
AlN膜がc軸配向していることを示した。また、反射
高エネルギー電子線回折(RHEED)法による評価で
は、スポット状の回折パターンが得られ、成長させたA
lN膜が単結晶膜であることを示した。電気的特性では
AlN膜は高抵抗膜であり、窒素空孔の少ない膜である
と考えられる。
る。 実施例1(AlN膜の成長)真空槽4内を10−8Pa
以下にした後、ラジカル発生器7内にN2 ガスを1〜
10sccm供給し、ラジカル発生器7内の圧力を10
−3〜1Paにした。マイクロ波電力は200〜300
Wを印加して、窒素ラジカルを発生させた。基板として
サファイアc面基板を用い、基板温度を400〜700
℃に設定した。Alの供給源としてKセル6を用いて、
セル温度を700〜900℃に設定した。分子線強度で
10−6〜10−5Paであった。このようにして、サ
ファイアc面基板上にAlN膜を成長させた。X線回折
法によって結晶評価を行なうと、2θ=36゜近傍に(
002)面からの回折ピークが現れており、成長させた
AlN膜がc軸配向していることを示した。また、反射
高エネルギー電子線回折(RHEED)法による評価で
は、スポット状の回折パターンが得られ、成長させたA
lN膜が単結晶膜であることを示した。電気的特性では
AlN膜は高抵抗膜であり、窒素空孔の少ない膜である
と考えられる。
【0019】なお、本実施例ではN2 ガスを用いたが
、NH3 ガスでも同様な結果が得られた。 実施例2(GaN膜の成長)真空槽4内のガス圧、窒素
ラジカルを発生させるラジカル発生器7内の条件は、実
施例1と同一に設定した。基板としてはサファイアc面
基板を用い、基板温度は400〜600℃と設定した。 Gaの供給源として、Gaの有機金属であるトリメチル
ガリウム(Ga(CH3 )3 )を用いた。トリメチ
ルガリウムを35℃一定に保ち、マスフローメータを用
いて真空槽4内に0.1〜0.5sccm供給した。X
線回折法、RHEEDによって結晶評価を行なうと、A
lN膜と同様にc軸配向の単結晶膜が得られた。電気的
特性も高抵抗膜であった。
、NH3 ガスでも同様な結果が得られた。 実施例2(GaN膜の成長)真空槽4内のガス圧、窒素
ラジカルを発生させるラジカル発生器7内の条件は、実
施例1と同一に設定した。基板としてはサファイアc面
基板を用い、基板温度は400〜600℃と設定した。 Gaの供給源として、Gaの有機金属であるトリメチル
ガリウム(Ga(CH3 )3 )を用いた。トリメチ
ルガリウムを35℃一定に保ち、マスフローメータを用
いて真空槽4内に0.1〜0.5sccm供給した。X
線回折法、RHEEDによって結晶評価を行なうと、A
lN膜と同様にc軸配向の単結晶膜が得られた。電気的
特性も高抵抗膜であった。
【0020】なお、本実施例1、2においては、GaN
膜とAlN膜について説明したが、他の窒化物系化合物
半導体のGaAlN、InNにおいても、単結晶薄膜を
得ることができた。
膜とAlN膜について説明したが、他の窒化物系化合物
半導体のGaAlN、InNにおいても、単結晶薄膜を
得ることができた。
【0021】以上説明したように、本発明の実施例によ
れば、真空槽内に窒素分子ラジカルまたは窒素原子ラジ
カルを発生させる手段と、3族原子を供給させる手段と
を有し、窒素分子ラジカルまたは窒素原子ラジカルを発
生させる手段として、マイクロ波と磁場の印加によって
窒素を含む気体のECRプラズマを発生させるラジカル
発生器を用い、ECRプラズマ中の窒素分子イオンまた
は窒素原子イオンを除去させる手段として、マイクロ波
の伝搬方向の磁場強度の分布をマイクロ波のラジカル発
生器内の導入口付近からマイクロ波の管内波長の一波長
以上の領域においてECR条件以上の磁場強度に保ち、
ラジカル発生器の出口付近でECR条件以下の磁場強度
にした構成で、多量の反応性の高い窒素ラジカルを発生
できるので、低い基板温度でかつイオン衝撃を少なくで
き、良質な窒化物系化合物半導体膜を得る効果をもつ。
れば、真空槽内に窒素分子ラジカルまたは窒素原子ラジ
カルを発生させる手段と、3族原子を供給させる手段と
を有し、窒素分子ラジカルまたは窒素原子ラジカルを発
生させる手段として、マイクロ波と磁場の印加によって
窒素を含む気体のECRプラズマを発生させるラジカル
発生器を用い、ECRプラズマ中の窒素分子イオンまた
は窒素原子イオンを除去させる手段として、マイクロ波
の伝搬方向の磁場強度の分布をマイクロ波のラジカル発
生器内の導入口付近からマイクロ波の管内波長の一波長
以上の領域においてECR条件以上の磁場強度に保ち、
ラジカル発生器の出口付近でECR条件以下の磁場強度
にした構成で、多量の反応性の高い窒素ラジカルを発生
できるので、低い基板温度でかつイオン衝撃を少なくで
き、良質な窒化物系化合物半導体膜を得る効果をもつ。
【0022】また本発明は、ラジカル発生器内の圧力P
を1×10−3Pa以上1Pa以下にしたことによって
、低圧力で多量のラジカルを発生できるので、高い反応
性の窒素ラジカルを他の粒子と衝突することなく基板上
まで容易に輸送できる効果を発揮できる。
を1×10−3Pa以上1Pa以下にしたことによって
、低圧力で多量のラジカルを発生できるので、高い反応
性の窒素ラジカルを他の粒子と衝突することなく基板上
まで容易に輸送できる効果を発揮できる。
【0023】以上のように、本発明は優れた効果を有す
るものであり、本発明の工業的価値は高い。
るものであり、本発明の工業的価値は高い。
【0024】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、マイ
クロ波と磁場によって高励起、高密度のECRプラズマ
をプラズマ発生器内に容易に発生でき、窒素を含む気体
の場合反応性の高い窒素のイオン種やラジカル種を多量
に発生できる。さらに、ラジカル発生器内のマイクロ波
の伝搬方向の磁場強度の分布を、ラジカル発生器の導入
口付近からラジカル発生器の管内波長の一波長以上まで
の領域においてECR発生条件以上の磁場強度に保ち、
ラジカル発生器の出口付近でECR発生条件以下の磁場
強度にすることで、ECRプラズマ中の窒素分子イオン
または窒素原子イオンを除去できる。また、ECR発生
条件以上の磁場強度の領域を管内波長の一波長以上ある
のでマイクロ波は十分に吸収することができる。
クロ波と磁場によって高励起、高密度のECRプラズマ
をプラズマ発生器内に容易に発生でき、窒素を含む気体
の場合反応性の高い窒素のイオン種やラジカル種を多量
に発生できる。さらに、ラジカル発生器内のマイクロ波
の伝搬方向の磁場強度の分布を、ラジカル発生器の導入
口付近からラジカル発生器の管内波長の一波長以上まで
の領域においてECR発生条件以上の磁場強度に保ち、
ラジカル発生器の出口付近でECR発生条件以下の磁場
強度にすることで、ECRプラズマ中の窒素分子イオン
または窒素原子イオンを除去できる。また、ECR発生
条件以上の磁場強度の領域を管内波長の一波長以上ある
のでマイクロ波は十分に吸収することができる。
【0025】さらに、ラジカル発生器内の圧力Pを1×
10−3Pa≦P≦1Pa にすることによって、ラジカル発生器内の窒素分子ラジ
カルまたは窒素原子ラジカルを多量に発生でき、かつ発
生したラジカルを衝突なく基板上に輸送できる。
10−3Pa≦P≦1Pa にすることによって、ラジカル発生器内の窒素分子ラジ
カルまたは窒素原子ラジカルを多量に発生でき、かつ発
生したラジカルを衝突なく基板上に輸送できる。
【図1】本発明の一実施例のラジカル発生器内の磁場分
布と、イオン、ラジカルの動きの概略図である。
布と、イオン、ラジカルの動きの概略図である。
【図2】本発明の一実施例の成長装置の概略構成図であ
る。
る。
【図3】本発明の一実施例のラジカル発生器の概略構成
図である。
図である。
【図4】本発明の一実施例のラジカル発生器の出口付近
において発光分光測定して得られた窒素分子イオンの発
光(391nm:I391 )と窒素分子ラジカルの発
光(337nm:I337 )の発光強度比(I337
/I391 )の圧力依存性を示した図である。
において発光分光測定して得られた窒素分子イオンの発
光(391nm:I391 )と窒素分子ラジカルの発
光(337nm:I337 )の発光強度比(I337
/I391 )の圧力依存性を示した図である。
【図5】従来の窒化物系化合物半導体膜の成長装置の概
略構成図である。
略構成図である。
1 イオン
2 磁力線
3 ラジカル
4 真空槽
5 基板
6 Kセル
7 ラジカル発生器
8 マイクロ波導入口
9 窒素ガス導入口
10 電磁石
11 マイクロ波の伝搬方向
12 ラジカル発生器の出口
13 直流電源
14 TE11モードの円筒導波管
15 石英板
19 窒化物系化合物半導体膜
21 3族有機金属導入口
22 プラズマ発生室
23 成長室
Claims (4)
- 【請求項1】真空槽内に、3族原子を供給させる手段と
、窒素分子ラジカルまたは窒素原子ラジカルを発生させ
る手段とを少なくとも備えた窒化物系化合物半導体膜の
成長装置であって、前記窒素分子ラジカルまたは窒素原
子ラジカルを発生させる手段として、マイクロ波と磁場
の印加によって窒素を含む気体の電子サイクロトロン共
鳴(ECR)プラズマを発生させるラジカル発生器を用
い、前記ECRプラズマ中の窒素分子イオンまたは窒素
原子イオンを除去させる手段として、前記マイクロ波の
伝搬方向の磁場強度の分布を、前記ラジカル発生器の前
記マイクロ波の導入口付近から前記ラジカル発生器の管
内波長の一波長以上までの領域においてECR発生条件
以上の磁場強度に保ち、前記ラジカル発生器の出口付近
でECR発生条件以下の磁場強度にしたことを特徴とす
る窒化物系化合物半導体膜の成長装置。 - 【請求項2】ラジカル発生器内に負電位の電極を設ける
請求項1に記載の窒化物系化合物半導体膜の成長装置。 - 【請求項3】ラジカル発生器の出口としてマイクロ波を
遮断できる大きさ以下にした請求項1に記載の窒化物系
化合物半導体膜の成長装置。 - 【請求項4】ラジカル発生器によって窒素分子ラジカル
または窒素原子ラジカルを発生させ、3族原子を供給し
て窒化物系化合物半導体膜の成長において、前記ラジカ
ル発生器内の圧力Pを 1×10−3Pa≦P≦1Pa にした請求項1に記載の窒化物系化合物半導体膜の成長
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03118583A JP3075581B2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 窒化物系化合物半導体膜の成長装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03118583A JP3075581B2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 窒化物系化合物半導体膜の成長装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04346218A true JPH04346218A (ja) | 1992-12-02 |
JP3075581B2 JP3075581B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=14740183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03118583A Expired - Fee Related JP3075581B2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 窒化物系化合物半導体膜の成長装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3075581B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07263766A (ja) * | 1994-03-24 | 1995-10-13 | Agency Of Ind Science & Technol | 金属窒化物単結晶薄膜育成法および装置 |
JPH11135885A (ja) * | 1997-10-30 | 1999-05-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体の製造方法及び半導体レーザ装置 |
WO2000002240A1 (fr) * | 1998-07-07 | 2000-01-13 | Japan Science And Technology Corporation | PROCEDE DE SYNTHESE DE FILMS MINCES DE MONOCRISTAUX D'AlN A FAIBLE RESISTANCE DE TYPES n ET p |
JP2003282434A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-10-03 | Ngk Insulators Ltd | ZnO系エピタキシャル成長基板、ZnO系エピタキシャル下地基板、及びZnO系膜の製造方法 |
JP2014510414A (ja) * | 2011-03-23 | 2014-04-24 | コリア ベーシック サイエンス インスティテュート | 中性粒子ビームを用いた発光素子の製造方法及び装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5852542B2 (ja) | 2012-10-10 | 2016-02-03 | 綾羽株式会社 | 炭素繊維強化複合材用織物およびその製造方法 |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP03118583A patent/JP3075581B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
JPH07263766A (ja) * | 1994-03-24 | 1995-10-13 | Agency Of Ind Science & Technol | 金属窒化物単結晶薄膜育成法および装置 |
JPH11135885A (ja) * | 1997-10-30 | 1999-05-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体の製造方法及び半導体レーザ装置 |
WO2000002240A1 (fr) * | 1998-07-07 | 2000-01-13 | Japan Science And Technology Corporation | PROCEDE DE SYNTHESE DE FILMS MINCES DE MONOCRISTAUX D'AlN A FAIBLE RESISTANCE DE TYPES n ET p |
US6281099B1 (en) | 1998-07-07 | 2001-08-28 | Japan Science And Technology Corporation | Method for synthesizing single crystal AIN thin films of low resistivity n-type and low resistivity p-type |
JP2003282434A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-10-03 | Ngk Insulators Ltd | ZnO系エピタキシャル成長基板、ZnO系エピタキシャル下地基板、及びZnO系膜の製造方法 |
JP2014510414A (ja) * | 2011-03-23 | 2014-04-24 | コリア ベーシック サイエンス インスティテュート | 中性粒子ビームを用いた発光素子の製造方法及び装置 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |