JPH04345447A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH04345447A JPH04345447A JP3145200A JP14520091A JPH04345447A JP H04345447 A JPH04345447 A JP H04345447A JP 3145200 A JP3145200 A JP 3145200A JP 14520091 A JP14520091 A JP 14520091A JP H04345447 A JPH04345447 A JP H04345447A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- feeding device
- image forming
- curl
- humidity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
アクシミリなどの画像形成装置に係り、特に、給紙トレ
イや給紙カセツトなどを有する給紙装置における湿度制
御に特徴のある画像形成装置に関する。
アクシミリなどの画像形成装置に係り、特に、給紙トレ
イや給紙カセツトなどを有する給紙装置における湿度制
御に特徴のある画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、資源の再利用ということで、複写
機においても再生紙が使用されるようになつてきた。と
ころがこの再生紙は、元々紙の腰が弱くカールしやすい
上に環境、特に湿度の影響を受けやすく、湿度が変化す
るとカールしやすいという欠点があつた。また、 こ
のようにカールが発生すると転写部での密着不良による
異常画像や、耳折れ(用紙の角部が折れる)やジヤムな
どによる搬送異常を引き起こすという問題があつた。
機においても再生紙が使用されるようになつてきた。と
ころがこの再生紙は、元々紙の腰が弱くカールしやすい
上に環境、特に湿度の影響を受けやすく、湿度が変化す
るとカールしやすいという欠点があつた。また、 こ
のようにカールが発生すると転写部での密着不良による
異常画像や、耳折れ(用紙の角部が折れる)やジヤムな
どによる搬送異常を引き起こすという問題があつた。
【0003】そのため、従来よりカール除去およびカー
ル対策に関する技術が多数提案されている。例えば、実
開昭59−30156号公報には、一定の方向のカール
に対してのみ、反対方向のストレスを加えてカールを除
去する技術が提案されている。また、実開昭63−65
661号公報には、搬送経路を2種類設け、紙のカール
を選別し、そのカール方向に応じて搬送経路を分け、カ
ールを矯正する技術が提案されている。さらに、実開昭
63−195335号公報には、カール量、方向を検知
し、用紙収納部の湿度調整手段を制御する技術が提案さ
れている。
ル対策に関する技術が多数提案されている。例えば、実
開昭59−30156号公報には、一定の方向のカール
に対してのみ、反対方向のストレスを加えてカールを除
去する技術が提案されている。また、実開昭63−65
661号公報には、搬送経路を2種類設け、紙のカール
を選別し、そのカール方向に応じて搬送経路を分け、カ
ールを矯正する技術が提案されている。さらに、実開昭
63−195335号公報には、カール量、方向を検知
し、用紙収納部の湿度調整手段を制御する技術が提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、用紙は種類、
含水分率によつてカール方向およびカール量が異なるが
、上記実開昭59−30156号公報および実開昭63
−65661号公報開示の技術は、全てをクリアするも
のでなく、全てをクリアするためには大きなストレスあ
るいは熱等が必要であり、非常にコストの高いもので複
雑なものになつてしまう。また、上記実開昭63−19
5335号公報開示の技術も、カール量測定装置が大き
なスペースを必要とし、コスト的にも高いものになる欠
点があつた。
含水分率によつてカール方向およびカール量が異なるが
、上記実開昭59−30156号公報および実開昭63
−65661号公報開示の技術は、全てをクリアするも
のでなく、全てをクリアするためには大きなストレスあ
るいは熱等が必要であり、非常にコストの高いもので複
雑なものになつてしまう。また、上記実開昭63−19
5335号公報開示の技術も、カール量測定装置が大き
なスペースを必要とし、コスト的にも高いものになる欠
点があつた。
【0005】本発明は上記従来技術の欠点を解消し、カ
ールが発生しやすい再生紙を使用したときでも、安定し
た画像が得られ、かつ、安定した搬送を行うことができ
る画像形成装置を提供することを目的とする。
ールが発生しやすい再生紙を使用したときでも、安定し
た画像が得られ、かつ、安定した搬送を行うことができ
る画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、用紙を収納
し、1枚ずつ給紙する給紙装置と、この給紙装置から給
紙される用紙を案内搬送する用紙搬送路と、この用紙搬
送路あるいは上記給紙装置近傍に配置された紙種検知手
段と、上記給紙装置内に配置された湿度調整手段と、上
記紙種検知手段の検知出力に応じて上記湿度調整手段を
制御する制御手段とを備えることにより達成される。
し、1枚ずつ給紙する給紙装置と、この給紙装置から給
紙される用紙を案内搬送する用紙搬送路と、この用紙搬
送路あるいは上記給紙装置近傍に配置された紙種検知手
段と、上記給紙装置内に配置された湿度調整手段と、上
記紙種検知手段の検知出力に応じて上記湿度調整手段を
制御する制御手段とを備えることにより達成される。
【0007】この場合、紙種検知手段は、例えば、用紙
の光反射率を検知する反射型のフオトセンサ、あるいは
特定の用紙用の給紙カセツトのスイツチ片により、オン
、オフされるマイクロスイツチで構成される。また、湿
度調整手段は、加熱装置あるいは加熱装置と加湿装置の
組み合わせにより構成される。
の光反射率を検知する反射型のフオトセンサ、あるいは
特定の用紙用の給紙カセツトのスイツチ片により、オン
、オフされるマイクロスイツチで構成される。また、湿
度調整手段は、加熱装置あるいは加熱装置と加湿装置の
組み合わせにより構成される。
【0008】
【作用】反射型フオトセンサやマイクロスイツチからな
る紙種検知手段で、用紙の種類(例えば、普通紙と再生
紙)が判別されると、加熱装置あるいは加熱装置と加湿
装置の組み合わせにより構成される湿度調整手段を制御
手段により制御して、給紙装置内の相対湿度を所定の値
に保ち、カール量を所定値以下に抑える。
る紙種検知手段で、用紙の種類(例えば、普通紙と再生
紙)が判別されると、加熱装置あるいは加熱装置と加湿
装置の組み合わせにより構成される湿度調整手段を制御
手段により制御して、給紙装置内の相対湿度を所定の値
に保ち、カール量を所定値以下に抑える。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明の実施例に係る複写機の構成図であ
る。複写機本体1は、原稿台2と、自動原稿給送装置3
と、原稿を照明露光する光学装置4と、光学装置4によ
り露光される原稿画像を潜像として作像し更に顕像化す
る作像装置5と、複数の給紙装置6と、給紙装置6より
給送される用紙を案内搬送する用紙搬送路7と、該用紙
搬送路7の途中に設けられた転写部8と、定着部9、お
よびカール検出部10と、用紙搬送路7により案内され
る用紙を排出する排紙トレイ11とを有する。
る。図1は、本発明の実施例に係る複写機の構成図であ
る。複写機本体1は、原稿台2と、自動原稿給送装置3
と、原稿を照明露光する光学装置4と、光学装置4によ
り露光される原稿画像を潜像として作像し更に顕像化す
る作像装置5と、複数の給紙装置6と、給紙装置6より
給送される用紙を案内搬送する用紙搬送路7と、該用紙
搬送路7の途中に設けられた転写部8と、定着部9、お
よびカール検出部10と、用紙搬送路7により案内され
る用紙を排出する排紙トレイ11とを有する。
【0010】両面複写のために排紙トレイ11とは別に
、用紙搬送路7により搬送される用紙を一次貯留する中
間トレイ12を設け、切換爪13により排紙トレイ11
と中間トレイ12は用紙搬送路7に切り換え接続される
ことができる。中間トレイ12からは給送手段14およ
び接続路15により用紙が表裏反転した状態で用紙搬送
路7に送られ、表面と同様、用紙の裏面が転写部8にお
いて作像装置5よりトナー像を転写され、定着部9で定
着され、排紙トレイ11に排出される。
、用紙搬送路7により搬送される用紙を一次貯留する中
間トレイ12を設け、切換爪13により排紙トレイ11
と中間トレイ12は用紙搬送路7に切り換え接続される
ことができる。中間トレイ12からは給送手段14およ
び接続路15により用紙が表裏反転した状態で用紙搬送
路7に送られ、表面と同様、用紙の裏面が転写部8にお
いて作像装置5よりトナー像を転写され、定着部9で定
着され、排紙トレイ11に排出される。
【0011】作像装置5は公知の手段が利用される。図
1では感光体16にOPCベルトを用い、帯電部17、
露光部18、現像部19、転写部8、クリーニング部2
0が配置されている。複写機本体1には大容量給紙装置
21と、ソータ22、フイニツシヤ23等の公知の後処
理装置とを付加的に組み付けることができる。給紙装置
6より給送される用紙は転写部8において、作像装置5
よりトナー像を転写され、定着部9において定着される
。定着部9において加熱されると、熱による加熱効果お
よび含水分量の変動(蒸発)によつて用紙にカールが発
生する。
1では感光体16にOPCベルトを用い、帯電部17、
露光部18、現像部19、転写部8、クリーニング部2
0が配置されている。複写機本体1には大容量給紙装置
21と、ソータ22、フイニツシヤ23等の公知の後処
理装置とを付加的に組み付けることができる。給紙装置
6より給送される用紙は転写部8において、作像装置5
よりトナー像を転写され、定着部9において定着される
。定着部9において加熱されると、熱による加熱効果お
よび含水分量の変動(蒸発)によつて用紙にカールが発
生する。
【0012】カール量は図2に示すように、10枚の用
紙を重ねておいたときの紙先端の浮き上がり量aで示す
。給紙時の含水分量と定着後のカール量との間には図3
に示すような関係が得られる。図中横軸は含水分量(%
)を、縦軸はカール量aを表し、曲線Aと曲線Bはそれ
ぞれ異なる種類の用紙の特性を示す。この場合、画像の
ある面とは反対側へのカール(バツクカール)のカール
量は負の値で示し、画像のある面の側へのカール(フエ
ースカール)のカール量は正の値で示す。図3の特性曲
線より、用紙の含水分量は7%以下程度にするのが望ま
しいことが分かる。
紙を重ねておいたときの紙先端の浮き上がり量aで示す
。給紙時の含水分量と定着後のカール量との間には図3
に示すような関係が得られる。図中横軸は含水分量(%
)を、縦軸はカール量aを表し、曲線Aと曲線Bはそれ
ぞれ異なる種類の用紙の特性を示す。この場合、画像の
ある面とは反対側へのカール(バツクカール)のカール
量は負の値で示し、画像のある面の側へのカール(フエ
ースカール)のカール量は正の値で示す。図3の特性曲
線より、用紙の含水分量は7%以下程度にするのが望ま
しいことが分かる。
【0013】さらに、用紙の含水分量が雰囲気(相対湿
度)により変化する状態を測定すると、例えば図4に示
すような関係が得られた。図中横軸は相対湿度(%)、
縦軸は含水分量(%)を示す。曲線AはG紙の、曲線B
はH紙の特性曲線である。図4より、雰囲気の相対湿度
によつて同じ紙でもカール量およびカールの方向が変化
することが分かる。
度)により変化する状態を測定すると、例えば図4に示
すような関係が得られた。図中横軸は相対湿度(%)、
縦軸は含水分量(%)を示す。曲線AはG紙の、曲線B
はH紙の特性曲線である。図4より、雰囲気の相対湿度
によつて同じ紙でもカール量およびカールの方向が変化
することが分かる。
【0014】一般的に複写機の用紙は、製造時は含水分
量は6%前後にコントロールされており、その後も余分
な吸湿をしないように包装は湿気を遮断できるように工
夫されている。また、複写機も給紙トレイの密封性を保
つようにしたり、トレイにヒータを設けて相対湿度を制
御するものがある。以上のことから、用紙の種類(例え
ば普通紙と再生紙)をまず検出し、そしてその種類に応
じて含水分量を7%以下にすべく給紙装置内の相対湿度
を、図4より約60%以下に保つようにすればよい。
量は6%前後にコントロールされており、その後も余分
な吸湿をしないように包装は湿気を遮断できるように工
夫されている。また、複写機も給紙トレイの密封性を保
つようにしたり、トレイにヒータを設けて相対湿度を制
御するものがある。以上のことから、用紙の種類(例え
ば普通紙と再生紙)をまず検出し、そしてその種類に応
じて含水分量を7%以下にすべく給紙装置内の相対湿度
を、図4より約60%以下に保つようにすればよい。
【0015】ここで、まず用紙の種類検出機構について
述べる。図1において、3段に配列された各給紙装置6
には、セツトされている用紙上面と一定の距離をおいて
、反射型フオトセンサで構成された紙種検知センサ25
をそれぞれ設けている。各給紙装置6にセツトしてある
用紙の種類により、色や反射率が異なると、紙種検知セ
ンサ11の出力が異なつてくる。図5は、普通紙と再生
紙における出力特性を示したものであるが、P4 〜P
5 の幅を持つ普通紙のセンサ出力PA は、P1 〜
P2 の幅を持つセンサ出力PB よりも高いものとな
つている。 従つて、普通紙を検知した時と、再生紙を検知した時の
紙種検知センサ11の出力Pの違いにより、後述する湿
度調整制御が行われる。
述べる。図1において、3段に配列された各給紙装置6
には、セツトされている用紙上面と一定の距離をおいて
、反射型フオトセンサで構成された紙種検知センサ25
をそれぞれ設けている。各給紙装置6にセツトしてある
用紙の種類により、色や反射率が異なると、紙種検知セ
ンサ11の出力が異なつてくる。図5は、普通紙と再生
紙における出力特性を示したものであるが、P4 〜P
5 の幅を持つ普通紙のセンサ出力PA は、P1 〜
P2 の幅を持つセンサ出力PB よりも高いものとな
つている。 従つて、普通紙を検知した時と、再生紙を検知した時の
紙種検知センサ11の出力Pの違いにより、後述する湿
度調整制御が行われる。
【0016】図6は、反射型フオトセンサで構成される
紙種検知センサ25の構成図である。紙種検知センサ2
5は、発光素子25aと、発光素子25aにより照射さ
れた用紙からの反射光を受ける受光素子25bと、さら
にはオペアンプ25cとを有する。そしてこのオペアン
プ25cからの出力は、A/Dコンバータを通して後述
するCPUに入力される。
紙種検知センサ25の構成図である。紙種検知センサ2
5は、発光素子25aと、発光素子25aにより照射さ
れた用紙からの反射光を受ける受光素子25bと、さら
にはオペアンプ25cとを有する。そしてこのオペアン
プ25cからの出力は、A/Dコンバータを通して後述
するCPUに入力される。
【0017】図7、図8は、他の実施例に係る給紙装置
部の拡大構成図であり、給紙装置6は、装置本体に対し
て脱着可能な給紙カセツト30と、摩擦分離パツドを圧
着した給紙ローラ31とから構成される。給紙カセツト
30は再生紙用と普通紙用の2種類(普通紙の内でもサ
イズごとにそれぞれ専用のカセツトがあるが)用意して
あり、両者を識別するために、この場合は図7に示す再
生紙用の給紙カセツト30の上面に、スイツチ片32を
取り付けており、このスイツチ片32を、マイクロスイ
ツチで構成された紙種検知センサ25に臨ませている。
部の拡大構成図であり、給紙装置6は、装置本体に対し
て脱着可能な給紙カセツト30と、摩擦分離パツドを圧
着した給紙ローラ31とから構成される。給紙カセツト
30は再生紙用と普通紙用の2種類(普通紙の内でもサ
イズごとにそれぞれ専用のカセツトがあるが)用意して
あり、両者を識別するために、この場合は図7に示す再
生紙用の給紙カセツト30の上面に、スイツチ片32を
取り付けており、このスイツチ片32を、マイクロスイ
ツチで構成された紙種検知センサ25に臨ませている。
【0018】そして、再生紙用の給紙カセツト30が装
置本体にセツトされた時は、スイツチ片32によりマイ
クロスイツチが押圧されてオンし、一方、図8に示す普
通紙用の給紙カセツト30が装置本体にセツトされた場
合は、スイツチ片32がないので、マイクロスイツチは
オフのままとなることから、CPU40で、給紙カセツ
ト30の種類、即ち、紙種(再生紙か普通紙か)を判断
することができる。これにより、後述する制御が実行さ
れる。
置本体にセツトされた時は、スイツチ片32によりマイ
クロスイツチが押圧されてオンし、一方、図8に示す普
通紙用の給紙カセツト30が装置本体にセツトされた場
合は、スイツチ片32がないので、マイクロスイツチは
オフのままとなることから、CPU40で、給紙カセツ
ト30の種類、即ち、紙種(再生紙か普通紙か)を判断
することができる。これにより、後述する制御が実行さ
れる。
【0019】次に、給紙装置6内の湿度を調整する湿度
調整手段について述べる。図9は、湿度調整手段の一例
を示す給紙部の構成図である。この実施例においては、
湿度調整手段として、ヒータ(加熱装置)41を各給紙
装置6a,6b,6cの下部に設けている。
調整手段について述べる。図9は、湿度調整手段の一例
を示す給紙部の構成図である。この実施例においては、
湿度調整手段として、ヒータ(加熱装置)41を各給紙
装置6a,6b,6cの下部に設けている。
【0020】図10は、第1の実施例に係る制御ブロツ
ク図である。図10において、25は紙種検知センサ、
40はCPU、41はヒータ〔ヒータ(1)〜(n)〕
、42はヒータ制御装置、43はカール許容レベル設定
装置〔カール許容レベル設定装置(1)〜(n)〕、4
4は記憶部である。なお、給紙装置がn個あるときは、
カール許容レベル設定装置43もn個ある。前述したよ
うに、用紙は種類によつて相対湿度と含水分率、含水分
率とカール量、カール方向が違つてくる。これらのデー
タを予め記憶部44に入力しておく。
ク図である。図10において、25は紙種検知センサ、
40はCPU、41はヒータ〔ヒータ(1)〜(n)〕
、42はヒータ制御装置、43はカール許容レベル設定
装置〔カール許容レベル設定装置(1)〜(n)〕、4
4は記憶部である。なお、給紙装置がn個あるときは、
カール許容レベル設定装置43もn個ある。前述したよ
うに、用紙は種類によつて相対湿度と含水分率、含水分
率とカール量、カール方向が違つてくる。これらのデー
タを予め記憶部44に入力しておく。
【0021】図11は、第1の実施例の制御内容を示す
フローチヤートである。まず、紙種検知センサ25によ
り転写紙(用紙)の種類(普通紙か再生紙か)を読み取
り、それが再生紙だつた場合(S1、S2でY)、その
時の温湿度を、図示していない温湿度計より再生紙用デ
ータとして読み込む(S3)。また、普通紙だつた場合
(S1、S2でN)、同様に、普通紙用データを読み込
む(S4)。そして、各転写紙において、読み込まれた
データと、予め記憶部44に記憶されたデータとを比較
し(S5、S6)、カール許容レベル設定装置43より
カール量許容レベルを引き出す。これらの入力情報によ
り、カール量超過信号およびカール方向信号をCPU4
0からヒータ制御装置42に出力し、これにより各ヒー
タ41がそれぞれ独立してオン、オフ制御される(S7
、S8)。
フローチヤートである。まず、紙種検知センサ25によ
り転写紙(用紙)の種類(普通紙か再生紙か)を読み取
り、それが再生紙だつた場合(S1、S2でY)、その
時の温湿度を、図示していない温湿度計より再生紙用デ
ータとして読み込む(S3)。また、普通紙だつた場合
(S1、S2でN)、同様に、普通紙用データを読み込
む(S4)。そして、各転写紙において、読み込まれた
データと、予め記憶部44に記憶されたデータとを比較
し(S5、S6)、カール許容レベル設定装置43より
カール量許容レベルを引き出す。これらの入力情報によ
り、カール量超過信号およびカール方向信号をCPU4
0からヒータ制御装置42に出力し、これにより各ヒー
タ41がそれぞれ独立してオン、オフ制御される(S7
、S8)。
【0022】図12は、湿度調整手段の他の例を示す給
紙部の構成図である。この例では、ヒータ41の外に、
超音波加湿器(加湿装置)45を設けている。給紙装置
6が複数段の場合には、ダクト46により各給紙装置6
を加湿するようになつている。47は各ダクト46を開
閉する弁である。
紙部の構成図である。この例では、ヒータ41の外に、
超音波加湿器(加湿装置)45を設けている。給紙装置
6が複数段の場合には、ダクト46により各給紙装置6
を加湿するようになつている。47は各ダクト46を開
閉する弁である。
【0023】図13は、第2の実施例に係る制御ブロツ
ク図である。図13において、図10に示す制御ブロツ
クと異なるところのみを示すと、48は加湿器制御装置
、49は加湿器起動装置である。
ク図である。図13において、図10に示す制御ブロツ
クと異なるところのみを示すと、48は加湿器制御装置
、49は加湿器起動装置である。
【0024】図14は、第2の実施例の制御内容を示す
フローチヤートである。ステツプS11、S12では、
図11に示すステツプS1、S2と同じ処理および判断
が行われ、その後、再生紙のカール推定データおよび普
通紙のカール推定データの読み込みが行われる(S13
、S14)。推定したカールがバツクカールであり(S
15でY、S16でY)、カール量が所定量を超えてい
る場合(S17でN、S18でN)、除湿器としてのヒ
ータ41を、相対湿度が下がつて推定カール量が所定量
以下になるまでオンする(S19、S20)。一方、推
定カールがフエースカールであり(S15でN、S16
でN)、カール量が所定量を超えている場合(S21で
N、S22でN)、超音波加湿器45を、相対湿度が上
がつて推定カール量が所定量以下になるまで作動させる
(S23、S24)。
フローチヤートである。ステツプS11、S12では、
図11に示すステツプS1、S2と同じ処理および判断
が行われ、その後、再生紙のカール推定データおよび普
通紙のカール推定データの読み込みが行われる(S13
、S14)。推定したカールがバツクカールであり(S
15でY、S16でY)、カール量が所定量を超えてい
る場合(S17でN、S18でN)、除湿器としてのヒ
ータ41を、相対湿度が下がつて推定カール量が所定量
以下になるまでオンする(S19、S20)。一方、推
定カールがフエースカールであり(S15でN、S16
でN)、カール量が所定量を超えている場合(S21で
N、S22でN)、超音波加湿器45を、相対湿度が上
がつて推定カール量が所定量以下になるまで作動させる
(S23、S24)。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、紙種検知手段で、用紙の種類(例えば、普
通紙と再生紙)が判別されると、湿度調整手段を制御手
段により制御して、給紙装置内の相対湿度を所定の値に
保ち、カール量を所定値以下に抑えるようにしたから、
常に安定した画像品質と搬送性能を得ることができる。 請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効
果に加え、紙種検知手段として、汎用品であるフオトセ
ンサを使用することで、コスト低減と装置の簡素化を図
ることができる。請求項3記載の発明によれば、請求項
1記載の発明の効果に加え、紙種検知手段として、給紙
カセツトの種類を検知する手段を設けたので、紙種ごと
に専用カセツトを利用する形式の装置に好適なものとな
る。請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明
の効果に加え、紙種検知手段として、汎用品であるマイ
クロスイツチを使用することで、コスト低減と装置の簡
素化を図ることができる。請求項5記載の発明によれば
、請求項1記載の発明の効果に加え、湿度調整手段を、
加熱装置のみで構成することで、コスト低減と装置の簡
素化を図ることができる。請求項6記載の発明によれば
、請求項1記載の発明の効果に加え、湿度調整手段を、
加熱装置に加えて加湿装置によつて構成することで、よ
り効率のよい湿度調整を行うことができる。
明によれば、紙種検知手段で、用紙の種類(例えば、普
通紙と再生紙)が判別されると、湿度調整手段を制御手
段により制御して、給紙装置内の相対湿度を所定の値に
保ち、カール量を所定値以下に抑えるようにしたから、
常に安定した画像品質と搬送性能を得ることができる。 請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効
果に加え、紙種検知手段として、汎用品であるフオトセ
ンサを使用することで、コスト低減と装置の簡素化を図
ることができる。請求項3記載の発明によれば、請求項
1記載の発明の効果に加え、紙種検知手段として、給紙
カセツトの種類を検知する手段を設けたので、紙種ごと
に専用カセツトを利用する形式の装置に好適なものとな
る。請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明
の効果に加え、紙種検知手段として、汎用品であるマイ
クロスイツチを使用することで、コスト低減と装置の簡
素化を図ることができる。請求項5記載の発明によれば
、請求項1記載の発明の効果に加え、湿度調整手段を、
加熱装置のみで構成することで、コスト低減と装置の簡
素化を図ることができる。請求項6記載の発明によれば
、請求項1記載の発明の効果に加え、湿度調整手段を、
加熱装置に加えて加湿装置によつて構成することで、よ
り効率のよい湿度調整を行うことができる。
【図1】本発明の実施例に係る画像形成装置の構成図で
ある。
ある。
【図2】カール量を示す説明図である。
【図3】給紙時の含水分量と定着後のカール量との関係
を示す特性図である。
を示す特性図である。
【図4】用紙の含水分量と相対湿度との関係を示す特性
図である。
図である。
【図5】紙種検知センサの出力特性図である。
【図6】紙種検知センサとしての反射型フオトセンサの
構成図である。
構成図である。
【図7】紙種検知センサとしてマイクロスイツチを利用
した場合の要部構成図である。
した場合の要部構成図である。
【図8】紙種検知センサとしてマイクロスイツチを利用
した場合の要部構成図である。
した場合の要部構成図である。
【図9】湿度調整手段の一例を示す給紙部の構成図であ
る。
る。
【図10】第1の実施例に係る制御ブロツク図である。
【図11】図10における制御ブロツク図の制御内容を
示すフローチヤートである。
示すフローチヤートである。
【図12】湿度調整手段の他の例を示す給紙部の構成図
である。
である。
【図13】第2の実施例に係る制御ブロツク図である。
【図14】図13における制御ブロツク図の制御内容を
示すフローチヤートである。
示すフローチヤートである。
6 給紙装置
7 用紙搬送路
25 紙種検知センサ
40 CPU
41 ヒータ
45 超音波加湿器
Claims (6)
- 【請求項1】 用紙を収納し、1枚ずつ給紙する給紙
装置と、この給紙装置から給紙される用紙を案内し搬送
する用紙搬送路と、この用紙搬送路あるいは上記給紙装
置近傍のいずれかに配置され、用紙の種類を検知する紙
種検知手段と、上記給紙装置内に配置され、給紙装置内
の雰囲気の湿度を調節する湿度調整手段と、上記紙種検
知手段の検知出力に応じて上記湿度調整手段を制御する
制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1記載において、上記紙種検知
手段が、転写紙の光反射率を計測する反射型のフオトセ
ンサで構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項1記載において、上記紙種検知
手段が、装置本体に脱着される紙種ごとの専用の給紙カ
セツトの種類を検知する手段によつて構成されているこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 請求項3記載において、上記紙種検知
手段が、給紙カセツトの種類に応じて予め設置されたス
イツチ作動片の有無を検知するマイクロスイツチによつ
て構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 請求項1記載において、上記湿度調整
手段が、給紙装置内の雰囲気を加熱する加熱装置によつ
て構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】 請求項1記載において、上記湿度調整
手段が、上記加熱装置に加えて給紙装置内の雰囲気を加
湿する加湿装置によつて構成されていることを特徴とす
る画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3145200A JPH04345447A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3145200A JPH04345447A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04345447A true JPH04345447A (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=15379730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3145200A Pending JPH04345447A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04345447A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08339097A (ja) * | 1995-06-12 | 1996-12-24 | Iwatsu Electric Co Ltd | 製版機 |
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JP2010195524A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Ricoh Co Ltd | シート搬送装置とそれを備えた画像形成装置並びにその画像形成装置を備えたデジタルコピー機、プリンタ、ファクシミリ、オフセット印刷機 |
JP2011255573A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Canon Inc | 記録方法および記録装置 |
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-
1991
- 1991-05-22 JP JP3145200A patent/JPH04345447A/ja active Pending
Cited By (10)
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US10458913B2 (en) | 2014-11-27 | 2019-10-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Determination apparatus for determining type of recording medium and image forming apparatus using the same |
US11249020B2 (en) | 2014-11-27 | 2022-02-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Determination apparatus for determining type of recording medium and image forming apparatus using the same |
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