JPH04343663A - 円筒研削装置 - Google Patents
円筒研削装置Info
- Publication number
- JPH04343663A JPH04343663A JP2402191A JP2402191A JPH04343663A JP H04343663 A JPH04343663 A JP H04343663A JP 2402191 A JP2402191 A JP 2402191A JP 2402191 A JP2402191 A JP 2402191A JP H04343663 A JPH04343663 A JP H04343663A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grinding
- speed
- load
- grindstone
- rotary motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B49/00—Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
- B24B49/16—Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation taking regard of the load
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/416—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by control of velocity, acceleration or deceleration
- G05B19/4163—Adaptive control of feed or cutting velocity
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無負荷状態(非研削中
)には砥石台送り速度を早くし、かつ負荷状態(研削中
)には砥石回転モータの負荷が一定となるように砥石台
送り速度を連続的に制御するようにした円筒研削装置に
関する。
)には砥石台送り速度を早くし、かつ負荷状態(研削中
)には砥石回転モータの負荷が一定となるように砥石台
送り速度を連続的に制御するようにした円筒研削装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置の製造に用いられる
半導体ウェーハは、単結晶育成法、即ちチョクラルスキ
ー法(CZ法)又は浮遊帯域溶融法(FZ法)によって
作られた丸棒状の単結晶インゴット(ワーク)を芯出し
した後に、その外周を円筒研削盤によって研削成形して
所定寸法の直径に仕上げ、このようにして得られた円柱
状単結晶インゴット(ワーク)をその長軸方向に略直角
に、即ち所定の結晶学的方向に合わせて切断し、切断し
て得られた円筒状のものの両面をラッピング及びエッチ
ングし、最終的にはその片面を鏡面にポリッシングして
得られる。
半導体ウェーハは、単結晶育成法、即ちチョクラルスキ
ー法(CZ法)又は浮遊帯域溶融法(FZ法)によって
作られた丸棒状の単結晶インゴット(ワーク)を芯出し
した後に、その外周を円筒研削盤によって研削成形して
所定寸法の直径に仕上げ、このようにして得られた円柱
状単結晶インゴット(ワーク)をその長軸方向に略直角
に、即ち所定の結晶学的方向に合わせて切断し、切断し
て得られた円筒状のものの両面をラッピング及びエッチ
ングし、最終的にはその片面を鏡面にポリッシングして
得られる。
【0003】上記した半導体基板の工程の最初の段階に
おける円筒研削盤による円筒研削において、無負荷状態
(非研削中)であっても通常の研削速度と同様の遅い送
り速度で砥石台を送るのが普通であり、加工時間の無駄
が生じていた。また、負荷状態(研削中)では、砥石台
送り速度はフィードバック制御、シーケンス制御等が用
いられているが、ワークの直径が不均一の場合には、そ
の研削面の外観仕上がり状態が不均一で、外傷が観察さ
れ且つ加工表面の加工歪みが、例えば深さ150μmに
も及び著しく大きくなる欠点があった。ワークがセンタ
レスグラインドなど予備加工をせずに、直接円筒研削を
行う場合には、上記の不具合が日常的に起こり、その解
決が要望されていた。
おける円筒研削盤による円筒研削において、無負荷状態
(非研削中)であっても通常の研削速度と同様の遅い送
り速度で砥石台を送るのが普通であり、加工時間の無駄
が生じていた。また、負荷状態(研削中)では、砥石台
送り速度はフィードバック制御、シーケンス制御等が用
いられているが、ワークの直径が不均一の場合には、そ
の研削面の外観仕上がり状態が不均一で、外傷が観察さ
れ且つ加工表面の加工歪みが、例えば深さ150μmに
も及び著しく大きくなる欠点があった。ワークがセンタ
レスグラインドなど予備加工をせずに、直接円筒研削を
行う場合には、上記の不具合が日常的に起こり、その解
決が要望されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した問
題を解決するために発明されたもので、無負荷状態(非
研削中)には砥石台送り速度を早くして無駄時間の短縮
を計り、かつ負荷状態(研削中)には砥石回転モータの
負荷が一定となるように砥石台送り速度を連続的に制御
して研削状態を均一とし、よって研削表面に研削ムラや
大きな外傷がなく、且つ加工表面近傍の加工歪みが均一
で、比較的浅く、例えば70μm以下に制御出来るよう
にした円筒研削装置を提供することを目的とする。
題を解決するために発明されたもので、無負荷状態(非
研削中)には砥石台送り速度を早くして無駄時間の短縮
を計り、かつ負荷状態(研削中)には砥石回転モータの
負荷が一定となるように砥石台送り速度を連続的に制御
して研削状態を均一とし、よって研削表面に研削ムラや
大きな外傷がなく、且つ加工表面近傍の加工歪みが均一
で、比較的浅く、例えば70μm以下に制御出来るよう
にした円筒研削装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の円筒研削装置においては、円筒研削を行な
う回転可能な砥石と、該砥石を取付けた砥石台と、該砥
石台の送り速度を設定する速度設定部とを有する円筒研
削装置において、上記砥石を回転せしめる回転モータの
負荷が所定値以下(無負荷状態、即ち非研削中)の場合
には所定の送り速度で砥石台を急速に送り、一方上記砥
石を回転せしめる回転モータの負荷が所定値以上(負荷
状態、即ち研削中)の場合には該回転モータの負荷を一
定とするように砥石台の送り速度を制御演算装置を介し
て制御するようにしたものである。
に、本発明の円筒研削装置においては、円筒研削を行な
う回転可能な砥石と、該砥石を取付けた砥石台と、該砥
石台の送り速度を設定する速度設定部とを有する円筒研
削装置において、上記砥石を回転せしめる回転モータの
負荷が所定値以下(無負荷状態、即ち非研削中)の場合
には所定の送り速度で砥石台を急速に送り、一方上記砥
石を回転せしめる回転モータの負荷が所定値以上(負荷
状態、即ち研削中)の場合には該回転モータの負荷を一
定とするように砥石台の送り速度を制御演算装置を介し
て制御するようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、ワークを円筒研削する砥石を
回転せしめる回転モータの出力又は負荷電流を検知手段
に入力し、出力又は負荷電流が所定値以下(無負荷状態
、即ち非研削中)であると検知されると、予め設定され
た所定の空送り速度で砥石台は急速に送られる。一方、
砥石を回転せしめる回転モータの出力又は負荷電流が所
定値以上であると検出されると、所定の研削速度の低速
の最大値で砥石台が送られる。当該低速において、該回
転モータの回転数が一定になるよう保持され、一方その
一定とすべき出力又は負荷電流の目標値と実際の出力又
は負荷電流との差に応じてPID動作などの制御演算が
行われ、該回転モータの出力又は負荷電流が一定の目標
値となるように砥石台の送り速度が制御される。砥石台
の送り速度が上下に振れすぎると、研削の仕上がり状態
に影響を与える場合があることを考慮して、PID動作
等の制御演算装置からの制御信号を所定範囲に制限し、
砥石台の送り速度を所定範囲内に制御することを目的と
してリミッタを設けても良い。通常、送り速度の上限は
その設定が最大値として与えられるので、下限送り速度
に制限を設けるかどうかが問題となる。ワークである引
上単結晶がアズグロンのままで直接円筒研削に入る場合
、下限送り速度を過ぎて更に速度が低下しないように円
筒研削時の瞬間研削負荷を予め一定値以下になるよう円
筒研削の直径方向の切り込み量を制限するのが好ましい
が、或いは下限送り速度にリミッタによる停止を行って
、回転砥石の研削切り込みを少なく再設定し、次いで再
度全体の円筒研削を行うこととすれば、研削面の外観仕
上がりは勿論のこと、研削面近傍の加工歪みも均一且つ
低レベルに制御出来る。後者の場合には、円筒研削切り
込みについてはあまり注意をする必要はない。また、下
限送り速度において、リミッタによりシーケンス制御部
のPID動作等の制御を停止して、一定の下限送り速度
を維持するようにしても良い。通常、下限送り速度を過
ぎて更に低速になるよう加工負荷のかかる場合があまり
ないので、この方法は好ましい場合が多い。上述の回転
モータの出力又は負荷電流の制御とは、回転モータとし
て誘導モータを使用する場合には、回転トルクが出力に
比例することで出力を検出し、又他励、分巻などの直流
モータを使用する場合には、トルクが回転子の負荷電流
に比例するので、この負荷電流を検出すれば良い。
回転せしめる回転モータの出力又は負荷電流を検知手段
に入力し、出力又は負荷電流が所定値以下(無負荷状態
、即ち非研削中)であると検知されると、予め設定され
た所定の空送り速度で砥石台は急速に送られる。一方、
砥石を回転せしめる回転モータの出力又は負荷電流が所
定値以上であると検出されると、所定の研削速度の低速
の最大値で砥石台が送られる。当該低速において、該回
転モータの回転数が一定になるよう保持され、一方その
一定とすべき出力又は負荷電流の目標値と実際の出力又
は負荷電流との差に応じてPID動作などの制御演算が
行われ、該回転モータの出力又は負荷電流が一定の目標
値となるように砥石台の送り速度が制御される。砥石台
の送り速度が上下に振れすぎると、研削の仕上がり状態
に影響を与える場合があることを考慮して、PID動作
等の制御演算装置からの制御信号を所定範囲に制限し、
砥石台の送り速度を所定範囲内に制御することを目的と
してリミッタを設けても良い。通常、送り速度の上限は
その設定が最大値として与えられるので、下限送り速度
に制限を設けるかどうかが問題となる。ワークである引
上単結晶がアズグロンのままで直接円筒研削に入る場合
、下限送り速度を過ぎて更に速度が低下しないように円
筒研削時の瞬間研削負荷を予め一定値以下になるよう円
筒研削の直径方向の切り込み量を制限するのが好ましい
が、或いは下限送り速度にリミッタによる停止を行って
、回転砥石の研削切り込みを少なく再設定し、次いで再
度全体の円筒研削を行うこととすれば、研削面の外観仕
上がりは勿論のこと、研削面近傍の加工歪みも均一且つ
低レベルに制御出来る。後者の場合には、円筒研削切り
込みについてはあまり注意をする必要はない。また、下
限送り速度において、リミッタによりシーケンス制御部
のPID動作等の制御を停止して、一定の下限送り速度
を維持するようにしても良い。通常、下限送り速度を過
ぎて更に低速になるよう加工負荷のかかる場合があまり
ないので、この方法は好ましい場合が多い。上述の回転
モータの出力又は負荷電流の制御とは、回転モータとし
て誘導モータを使用する場合には、回転トルクが出力に
比例することで出力を検出し、又他励、分巻などの直流
モータを使用する場合には、トルクが回転子の負荷電流
に比例するので、この負荷電流を検出すれば良い。
【0007】
【実施例】以下に添付図面に基づいて本発明をさらに説
明する。図1は、本発明装置の原理を示すブロックダイ
ヤグラムである。同図において、2は速度指令部で、こ
れにより砥石台6の所定の空送り速度及び最大値の初期
研削速度並びに可変研削速度電気信号が発生させられ、
サーボモータアンプ4を介して砥石台6の駆動源となる
トラバースモータM1の回転数を制御して、該砥石台6
の送り速度を指令する。該砥石台6とトラバースモータ
M1の接続手段は公知手段を用いればよいが、図示の例
ではスクリューロッド8を介して接続し、該スクリュー
ロッド8を回転することによって砥石台6が移動する構
成を示した。該砥石台6にはワークWを円筒研削する砥
石10が回転可能に取りつけられ、該砥石10は回転モ
ータ(スピンドルモータ)M2によって回転駆動せしめ
られる。
明する。図1は、本発明装置の原理を示すブロックダイ
ヤグラムである。同図において、2は速度指令部で、こ
れにより砥石台6の所定の空送り速度及び最大値の初期
研削速度並びに可変研削速度電気信号が発生させられ、
サーボモータアンプ4を介して砥石台6の駆動源となる
トラバースモータM1の回転数を制御して、該砥石台6
の送り速度を指令する。該砥石台6とトラバースモータ
M1の接続手段は公知手段を用いればよいが、図示の例
ではスクリューロッド8を介して接続し、該スクリュー
ロッド8を回転することによって砥石台6が移動する構
成を示した。該砥石台6にはワークWを円筒研削する砥
石10が回転可能に取りつけられ、該砥石10は回転モ
ータ(スピンドルモータ)M2によって回転駆動せしめ
られる。
【0008】該砥石回転モータM2は予め所定の回転数
に制御され、加工負荷に応じ、即ちトラバースモータM
1により駆動される砥石台の送り速度に応じ、ワークの
直径に応じ、該回転モータM2の出力又は負荷電流は変
化するが、例えば負荷電流が制御対象として選択された
場合負荷電流は、I/V変換器12及びA/D変換器1
4を通って判定手段16に導かれ、あらかじめ設定した
一定値以上か否か、即ち研削中か否かが判定される。
に制御され、加工負荷に応じ、即ちトラバースモータM
1により駆動される砥石台の送り速度に応じ、ワークの
直径に応じ、該回転モータM2の出力又は負荷電流は変
化するが、例えば負荷電流が制御対象として選択された
場合負荷電流は、I/V変換器12及びA/D変換器1
4を通って判定手段16に導かれ、あらかじめ設定した
一定値以上か否か、即ち研削中か否かが判定される。
【0009】この負荷電流が一定値以下(無負荷状態、
即ち非研削中)と判定されると、あらかじめ設定された
空送り速度の信号がD/A変換器18を介して前記速度
指令部2に送られる。該速度指令部2からの信号がサー
ボモータアンプ4を介してトラバースモータM1に送ら
れ、砥石台6は空送り速度で急速に駆動せしめられる。
即ち非研削中)と判定されると、あらかじめ設定された
空送り速度の信号がD/A変換器18を介して前記速度
指令部2に送られる。該速度指令部2からの信号がサー
ボモータアンプ4を介してトラバースモータM1に送ら
れ、砥石台6は空送り速度で急速に駆動せしめられる。
【0010】この負荷電流が一定値以上(負荷状態、即
ち研削中)であると判定されると、この負荷電流信号は
フィルタ20を通った後、一定とすべき制御目標値との
差に応じてPID動作等の制御演算が制御演算装置22
において行われる。この制御信号はリミッタ24及びD
/A変換器18を介して速度指令部2に送られる。該速
度指令部2からの速度制御信号がサーボモータアンプ4
を介してトラバースモータM1に送られ、砥石台6はそ
の制御信号に従って速度制御された状態で駆動せしめら
れる。即ち、該砥石10を回転せしめる回転モータM2
の負荷電流が一定の目標値となるように砥石台6の送り
速度は制御される。
ち研削中)であると判定されると、この負荷電流信号は
フィルタ20を通った後、一定とすべき制御目標値との
差に応じてPID動作等の制御演算が制御演算装置22
において行われる。この制御信号はリミッタ24及びD
/A変換器18を介して速度指令部2に送られる。該速
度指令部2からの速度制御信号がサーボモータアンプ4
を介してトラバースモータM1に送られ、砥石台6はそ
の制御信号に従って速度制御された状態で駆動せしめら
れる。即ち、該砥石10を回転せしめる回転モータM2
の負荷電流が一定の目標値となるように砥石台6の送り
速度は制御される。
【0011】前記A/D変換器14、判定手段16、D
/A変換器18、フィルタ20、制御演算装置22及び
リミッタ24によってシーケンサ制御部が構成される。
/A変換器18、フィルタ20、制御演算装置22及び
リミッタ24によってシーケンサ制御部が構成される。
【0012】上記したリミッタ24は必ずしも設けなく
ても制御演算装置22によって上記した負荷電流を一定
の目標値になるように砥石台6の送り速度の制御は可能
である。しかし、砥石台6の送り速度が振れすぎると、
研削の仕上がり状態に影響を与える場合があることを考
慮して、該制御演算装置22からの制御信号を所定範囲
に制限し、砥石台6の送り速度を所定範囲内に制御する
ことを目的としてリミッタ24は設けられている。この
リミッタ24による送り速度の上限を、例えば1φ4″
〜φ8″のワークWに対して30mm/min に設定
し、下限をφ4″〜φ6″のワークWに対して20mm
/min 、φ8″のワークWに対して10mm/mi
nであるように設定すれば、この上限及び下限の間だけ
はPID動作等の制御演算が行われ、その範囲外の場合
にはそれぞれ上限及び下限の速度で砥石台6は送られる
こととなる。
ても制御演算装置22によって上記した負荷電流を一定
の目標値になるように砥石台6の送り速度の制御は可能
である。しかし、砥石台6の送り速度が振れすぎると、
研削の仕上がり状態に影響を与える場合があることを考
慮して、該制御演算装置22からの制御信号を所定範囲
に制限し、砥石台6の送り速度を所定範囲内に制御する
ことを目的としてリミッタ24は設けられている。この
リミッタ24による送り速度の上限を、例えば1φ4″
〜φ8″のワークWに対して30mm/min に設定
し、下限をφ4″〜φ6″のワークWに対して20mm
/min 、φ8″のワークWに対して10mm/mi
nであるように設定すれば、この上限及び下限の間だけ
はPID動作等の制御演算が行われ、その範囲外の場合
にはそれぞれ上限及び下限の速度で砥石台6は送られる
こととなる。
【0013】このように、砥石10を回転せしめる回転
モータM2の負荷電流を一定の目標値となるように砥石
台6の送り速度を制御することによって、One−Pa
ss研削によりワークWの研削面の仕上がりが極めて良
好となるものである。研削面の仕上がりは外観的には規
則正しいピッチで研削砥石の加工軌跡が観察され、研削
ムラは勿論その他の外傷は全くなかった。また、研削面
近傍の加工歪みは、そのワーク表面に近く均一に存在し
、50乃至70μm以下であった。従って、その研削面
を弗硝酸溶液で急速エッチングし、その表面を100μ
mエッチオフしたところ研削跡のない美しい円滑な円筒
面が得られた。上記した負荷電流の具体的な数値として
、例えば最大トルク発生時電流を電圧に変換して100
%(5V)とした場合に、目標値は70%(3.5V)
程度で、研削中か否かの判定基準値としては、40%(
2V)程度の値を設定すればよい。
モータM2の負荷電流を一定の目標値となるように砥石
台6の送り速度を制御することによって、One−Pa
ss研削によりワークWの研削面の仕上がりが極めて良
好となるものである。研削面の仕上がりは外観的には規
則正しいピッチで研削砥石の加工軌跡が観察され、研削
ムラは勿論その他の外傷は全くなかった。また、研削面
近傍の加工歪みは、そのワーク表面に近く均一に存在し
、50乃至70μm以下であった。従って、その研削面
を弗硝酸溶液で急速エッチングし、その表面を100μ
mエッチオフしたところ研削跡のない美しい円滑な円筒
面が得られた。上記した負荷電流の具体的な数値として
、例えば最大トルク発生時電流を電圧に変換して100
%(5V)とした場合に、目標値は70%(3.5V)
程度で、研削中か否かの判定基準値としては、40%(
2V)程度の値を設定すればよい。
【0014】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、無
負荷状態(非研削中)には砥石台送り速度を早くして無
駄時間の短縮を計ることができ、かつ負荷状態(研削中
)には砥石回転モータの負荷電流が一定となるように砥
石台送り速度を連続的に制御して研削状態を均一として
研削仕上がり状態を良好とすることができるという効果
が得られる。
負荷状態(非研削中)には砥石台送り速度を早くして無
駄時間の短縮を計ることができ、かつ負荷状態(研削中
)には砥石回転モータの負荷電流が一定となるように砥
石台送り速度を連続的に制御して研削状態を均一として
研削仕上がり状態を良好とすることができるという効果
が得られる。
【図1】本発明装置の概略を示すブロックダイヤグラム
である。
である。
2 速度指令部
6 砥石台
10 砥石
16 判定手段
22 制御演算装置
24 リミッタ
M1 トラバースモータ
M2 砥石回転モータ
W ワーク
Claims (3)
- 【請求項1】 円筒研削を行なう回転可能な砥石と、
該砥石を取付けた砥石台と、該砥石台の送り速度を設定
する速度設定部とを有する円筒研削装置において、上記
砥石を回転せしめる回転モータの負荷が所定値以下(無
負荷状態、即ち非研削中)の場合には所定の送り速度(
第一速度)で砥石台を急速に送り、一方上記砥石を回転
せしめる回転モータの負荷が所定値以上(負荷状態、即
ち研削中)の場合には該回転モータの負荷を一定とする
ように砥石台の送り速度(第二速度)を制御演算装置を
介して制御するようにしたことを特徴とする円筒研削装
置。 - 【請求項2】 あらかじめ設定された上記砥石送り速
度の第一速度及び第二速度の選択が、一定回転速度に制
御された上記砥石回転モータの負荷を検出し、これを予
め設定された基準値と比較して行うことを特徴とする請
求項1記載の円筒研削装置。 - 【請求項3】 上記砥石送り速度の一方の速度が当初
の最大値に設定され、一定回転速度数に制御された上記
砥石回転モータ負荷の増減により、増減することを特徴
とする請求項1記載の円筒研削装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2402191A JPH04343663A (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 円筒研削装置 |
EP92100776A EP0496303A1 (en) | 1991-01-24 | 1992-01-17 | Grinding machine for cylindrically grinding as-grown crystalline ingot |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2402191A JPH04343663A (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 円筒研削装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04343663A true JPH04343663A (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=12126883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2402191A Pending JPH04343663A (ja) | 1991-01-24 | 1991-01-24 | 円筒研削装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0496303A1 (ja) |
JP (1) | JPH04343663A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07227759A (ja) * | 1994-02-21 | 1995-08-29 | Sony Corp | 高硬度材料の切断方法及び装置 |
JP2006518674A (ja) * | 2003-02-25 | 2006-08-17 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | オンデマンド適応制御系 |
JP2011005604A (ja) * | 2009-06-26 | 2011-01-13 | Sumco Corp | 単結晶インゴットの円筒研削方法 |
JP2011041996A (ja) * | 2009-08-19 | 2011-03-03 | Daishinku Corp | 研磨装置 |
JP2012101321A (ja) * | 2010-11-10 | 2012-05-31 | Disco Corp | サファイア基板の加工方法 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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