JPH0433799Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0433799Y2 JPH0433799Y2 JP1985163762U JP16376285U JPH0433799Y2 JP H0433799 Y2 JPH0433799 Y2 JP H0433799Y2 JP 1985163762 U JP1985163762 U JP 1985163762U JP 16376285 U JP16376285 U JP 16376285U JP H0433799 Y2 JPH0433799 Y2 JP H0433799Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder part
- mouth
- elastic
- adhesion amount
- neck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 9
- 238000010409 ironing Methods 0.000 description 8
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 6
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 5
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 5
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 3
- 239000006210 lotion Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は、マスカラ容器に係る。
「従来の技術」
例えば、実開昭60−151417号公報の第1図〜第
3図に示された容器は、容器体と、該容器体口頸
部の上部外面に嵌合させた、上端部左右両面にし
ごき板を有する付着量調整筒と、口頸部下部外面
に下部を螺合させたキヤツプの頂壁下面から上記
しごき板間に通して容器体内へ化粧筆を垂下する
化粧筆付き部材とから形成している。そして、付
着量調整筒の前後両部および左右のしごき板に肉
薄屈曲部を付設して、付着量調整筒の左右両部を
押圧することで弾性屈曲して両しごき板が近接
し、上記化粧筆に吸収された化粧液の付着量を調
節できるようにしている。
3図に示された容器は、容器体と、該容器体口頸
部の上部外面に嵌合させた、上端部左右両面にし
ごき板を有する付着量調整筒と、口頸部下部外面
に下部を螺合させたキヤツプの頂壁下面から上記
しごき板間に通して容器体内へ化粧筆を垂下する
化粧筆付き部材とから形成している。そして、付
着量調整筒の前後両部および左右のしごき板に肉
薄屈曲部を付設して、付着量調整筒の左右両部を
押圧することで弾性屈曲して両しごき板が近接
し、上記化粧筆に吸収された化粧液の付着量を調
節できるようにしている。
「考案が解決しようとする課題」
上記従来例は、付着量調整筒の上端に化粧筆し
ごき板を付設したので、化粧筆の筆穂から絞り出
された化粧液がしごき板上面にあふれて付着量調
整筒の外面を汚し易く、従つて、付着量調整筒外
面に付着した化粧液が指先に付着する不都合があ
つた。
ごき板を付設したので、化粧筆の筆穂から絞り出
された化粧液がしごき板上面にあふれて付着量調
整筒の外面を汚し易く、従つて、付着量調整筒外
面に付着した化粧液が指先に付着する不都合があ
つた。
本案は、しごき板上方に筒部を残すことで、該
しごき板上に化粧液があふれても、その上方筒部
によりそのあふれ出した化粧液が付着量調整筒外
面を汚すことがないようにしたものである。
しごき板上に化粧液があふれても、その上方筒部
によりそのあふれ出した化粧液が付着量調整筒外
面を汚すことがないようにしたものである。
「課題を解決するための手段」
胴部2上端から付着量調整筒部3を介して口頸
部4を起立した容器体1と、上記口頸部4および
付着量調整筒部3の内面に弾性筒部11を嵌合さ
せると共に、該弾性筒部の上下方向中間部内面に
下方小径のテーパ状絞り筒部12を付設した絞り
部材10と、上記口頸部4外面にキヤツプ17を
螺合させると共に、該キヤツプの頂壁下面中央部
から容器体1内へ化粧筆18を垂下した化粧筆付
き部材16とからなり、上記付着量調整筒部3の
左右両側部に弾性筒部中間部押圧用の押釦5,5
を、その左右両側筒壁部分に対する割り溝6,6
穿設により形成した。
部4を起立した容器体1と、上記口頸部4および
付着量調整筒部3の内面に弾性筒部11を嵌合さ
せると共に、該弾性筒部の上下方向中間部内面に
下方小径のテーパ状絞り筒部12を付設した絞り
部材10と、上記口頸部4外面にキヤツプ17を
螺合させると共に、該キヤツプの頂壁下面中央部
から容器体1内へ化粧筆18を垂下した化粧筆付
き部材16とからなり、上記付着量調整筒部3の
左右両側部に弾性筒部中間部押圧用の押釦5,5
を、その左右両側筒壁部分に対する割り溝6,6
穿設により形成した。
「作用」
容器体口頸部4外面からキヤツプ17を螺脱さ
せ、化粧筆18を容器体1内から引出す際に押釦
5,5を内方へ押込みする。すると、弾性筒部1
1の中間部が押釦5,5内面の押圧により弾性圧
搾され、かつ、テーパ状絞り筒部12の下端周縁
部が楕円形状に弾性変形するため、該テーパ状絞
り筒部の下端周縁部により化粧筆の塗布部20か
ら余分な化粧液を絞り出すことができる。また、
化粧液の付着量は、押釦5,5の押込み量を加減
することで好みの量に調節することができる。
せ、化粧筆18を容器体1内から引出す際に押釦
5,5を内方へ押込みする。すると、弾性筒部1
1の中間部が押釦5,5内面の押圧により弾性圧
搾され、かつ、テーパ状絞り筒部12の下端周縁
部が楕円形状に弾性変形するため、該テーパ状絞
り筒部の下端周縁部により化粧筆の塗布部20か
ら余分な化粧液を絞り出すことができる。また、
化粧液の付着量は、押釦5,5の押込み量を加減
することで好みの量に調節することができる。
「実施例」
1は容器体であり、該容器体は、底壁周縁から
起立する胴部2上部内面に付着量調整筒部3下部
を嵌合させ、該付着量調整筒部の上端から口頸部
4を起立している。上記付着量調整筒部3の左右
両側部には、後述弾性筒部中間部押圧用の押釦
5,5を、その左右両側筒壁部分に対する逆U字
状割り溝6,6穿設により形成し、かつこれ等押
釦の内面上端に後述弾性筒部中間部外面に当接す
る押圧用突条7をそれぞれ付設している。また、
押釦5,5の直ぐ下方の付着量調整筒部部分内面
には内向きフンラジ8を付設し、更に、付着量調
整筒部3の下部内面および胴部2の上部内面に液
漏れ防止用の内筒体9を嵌合させている。
起立する胴部2上部内面に付着量調整筒部3下部
を嵌合させ、該付着量調整筒部の上端から口頸部
4を起立している。上記付着量調整筒部3の左右
両側部には、後述弾性筒部中間部押圧用の押釦
5,5を、その左右両側筒壁部分に対する逆U字
状割り溝6,6穿設により形成し、かつこれ等押
釦の内面上端に後述弾性筒部中間部外面に当接す
る押圧用突条7をそれぞれ付設している。また、
押釦5,5の直ぐ下方の付着量調整筒部部分内面
には内向きフンラジ8を付設し、更に、付着量調
整筒部3の下部内面および胴部2の上部内面に液
漏れ防止用の内筒体9を嵌合させている。
10は絞り部材であり、該絞り部材は、既述口
頸部4および付着量調整筒部3の内面に弾性筒部
11外面を嵌合させると共に、該弾性筒部の上下
方向中間部内面に下方小径のテーパ状絞り筒部1
2を付設している。また、弾性筒部11の外面上
下両端部には外向きフランジ13,14をそれぞ
れ付設して、それ等上下両外向きフランジを既述
口頸部4上端面と内向きフランジ8下面とにそれ
ぞれ係合させ、更に、弾性筒部11下部内面に下
端から外向きフンランジを突出する押え筒15を
嵌合させ、それ等押え筒15の嵌合および容器体
部分への外向きフランジ13,14の係合によ
り、容器体1に対する絞り部材10の取付けを確
実なものとしている。
頸部4および付着量調整筒部3の内面に弾性筒部
11外面を嵌合させると共に、該弾性筒部の上下
方向中間部内面に下方小径のテーパ状絞り筒部1
2を付設している。また、弾性筒部11の外面上
下両端部には外向きフランジ13,14をそれぞ
れ付設して、それ等上下両外向きフランジを既述
口頸部4上端面と内向きフランジ8下面とにそれ
ぞれ係合させ、更に、弾性筒部11下部内面に下
端から外向きフンランジを突出する押え筒15を
嵌合させ、それ等押え筒15の嵌合および容器体
部分への外向きフランジ13,14の係合によ
り、容器体1に対する絞り部材10の取付けを確
実なものとしている。
16は化粧筆付き部材であり、該部材は、口頸
部4外面にキヤツプ17を螺合させると共に、該
キヤツプの頂壁下面中央部から容器体1内へ化粧
筆18を垂下したものであり、図示例では、キヤ
ツプ17と化粧筆18とを別体に形成し、該化粧
筆は、キヤツプ17の周壁上部内面に嵌合させた
取付け筒19の下端から内向きフランジを介して
塗布部20付き軸部を垂下したものである。
部4外面にキヤツプ17を螺合させると共に、該
キヤツプの頂壁下面中央部から容器体1内へ化粧
筆18を垂下したものであり、図示例では、キヤ
ツプ17と化粧筆18とを別体に形成し、該化粧
筆は、キヤツプ17の周壁上部内面に嵌合させた
取付け筒19の下端から内向きフランジを介して
塗布部20付き軸部を垂下したものである。
「考案の効果」
本案は上記構成とするものであり、口頸部4お
よび付着量調整筒部3に内面に弾性筒部11を嵌
合させると共に、該弾性筒部の上下方向中間部内
面に下方小径のテーパ状絞り筒部12を付設し、
かつ付着量調整筒部3の左右両側部に弾性筒部中
間部押圧用の押釦5,5を形成したから、これ等
左右両押釦の押込み量を加減することで、絞り筒
部12下端周縁部による塗布部20の絞り具合を
適宜変えることができ、よつて、化粧液の付着量
を容易に調節することができる。また、弾性筒部
11の上下方向中間部内面に下方小径のテーパ状
絞り筒部12を付設したから、化粧液の付着量を
調整する際、仮に、化粧筆の塗布部20から絞り
出された化粧液がテーパ状絞り筒部12上方にあ
ふれ出しても、弾性筒部11上半の下部内に貯め
られ、弾性筒部11から化粧筆18を引出した後
に絞り筒部12を通つて容器体1内に戻ることに
なり、よつて、既述従来例のように、塗布部から
絞り出した化粧液が弾性筒部外面或いは指先に付
着することがない。更に、押釦5,5は、特別に
別途部品を用いるものではなく、割り溝6,6穿
設により付着量調整筒部3自体に形成するもので
あるから、構造が簡易となり廉価に形成すること
ができる。
よび付着量調整筒部3に内面に弾性筒部11を嵌
合させると共に、該弾性筒部の上下方向中間部内
面に下方小径のテーパ状絞り筒部12を付設し、
かつ付着量調整筒部3の左右両側部に弾性筒部中
間部押圧用の押釦5,5を形成したから、これ等
左右両押釦の押込み量を加減することで、絞り筒
部12下端周縁部による塗布部20の絞り具合を
適宜変えることができ、よつて、化粧液の付着量
を容易に調節することができる。また、弾性筒部
11の上下方向中間部内面に下方小径のテーパ状
絞り筒部12を付設したから、化粧液の付着量を
調整する際、仮に、化粧筆の塗布部20から絞り
出された化粧液がテーパ状絞り筒部12上方にあ
ふれ出しても、弾性筒部11上半の下部内に貯め
られ、弾性筒部11から化粧筆18を引出した後
に絞り筒部12を通つて容器体1内に戻ることに
なり、よつて、既述従来例のように、塗布部から
絞り出した化粧液が弾性筒部外面或いは指先に付
着することがない。更に、押釦5,5は、特別に
別途部品を用いるものではなく、割り溝6,6穿
設により付着量調整筒部3自体に形成するもので
あるから、構造が簡易となり廉価に形成すること
ができる。
第1図は、本案容器の半縦断面図、第2図はそ
の斜視図である。 1……容器体、10……絞り部材、16……化
粧筆付き部材。
の斜視図である。 1……容器体、10……絞り部材、16……化
粧筆付き部材。
Claims (1)
- 胴部2上端から付着量調整筒部3を介して口頸
部4を起立した容器体1と、上記口頸部4および
付着量調整筒部3の内面に弾性筒部11を嵌合さ
せると共に、該弾性筒部の上下方向中間部内面に
下方小径のテーパ状絞り筒部12を付設した絞り
部材10と、上記口頸部4外面にキヤツプ17を
螺合させると共に、該キヤツプの頂壁下面中央部
から容器体1内へ化粧筆18を垂下した化粧筆付
き部材16とからなり、上記付着量調整筒部3の
左右両側部に弾性筒部中間部押圧用の押釦5,5
を、その左右両側筒壁部分に対する割り溝6,6
穿設により形成したことを特徴とするマスカラ容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985163762U JPH0433799Y2 (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985163762U JPH0433799Y2 (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6273817U JPS6273817U (ja) | 1987-05-12 |
JPH0433799Y2 true JPH0433799Y2 (ja) | 1992-08-12 |
Family
ID=31092258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985163762U Expired JPH0433799Y2 (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0433799Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008125640A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Naris Cosmetics Co Ltd | 化粧料容器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58152507A (ja) * | 1982-02-19 | 1983-09-10 | ロレアル | メ−キヤツプ単位 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60151417U (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-08 | 株式会社吉野工業所 | マスカラ等の化粧料容器 |
-
1985
- 1985-10-24 JP JP1985163762U patent/JPH0433799Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58152507A (ja) * | 1982-02-19 | 1983-09-10 | ロレアル | メ−キヤツプ単位 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6273817U (ja) | 1987-05-12 |
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