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JPH04337467A - パルスリングおよびその製造方法 - Google Patents

パルスリングおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH04337467A
JPH04337467A JP10743191A JP10743191A JPH04337467A JP H04337467 A JPH04337467 A JP H04337467A JP 10743191 A JP10743191 A JP 10743191A JP 10743191 A JP10743191 A JP 10743191A JP H04337467 A JPH04337467 A JP H04337467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel hub
ring
slits
pulse ring
pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10743191A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Yamauchi
山内 文比古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP10743191A priority Critical patent/JPH04337467A/ja
Publication of JPH04337467A publication Critical patent/JPH04337467A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルスリングに関し、
さらに詳しくは、エンコ−ダに用いられるアクチュエ−
タの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】所謂、電磁誘導による誘導起電力を検出
することで被検出体の移動状態を検知するものとしてエ
ンコ−ダがあり、このエンコ−ダにはアクチュエ−タが
付設されている。上述したアクチュエ−タは、例えば、
アンチロックブレ−キシステムを用いた自動車における
車輪の回転数を検知する場合に用いられることがあり、
この場合には、ホィ−ルハブに一体とされたパルスリン
グと、このパルスリングと対向して固定してある磁気セ
ンサとで構成してある。
【0003】そして、上述したパルスリングとしては、
一般に、周方向に沿って等間隔を以ってスリットを形成
した断面形状が皿状の板金部材で構成されており、この
リングの中央部をホィ−ルハブの外周に嵌め込むことで
一体化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したパ
ルスリングにおいては、成形加工時での歪が発生しやす
いことや精度がでにくいことあるいはホィ−ルハブに嵌
合させた場合に板金の板厚の範囲のみを結合に用いるた
めに結合力が小さくしかも波打ちしやすくなって変形し
てしまう等の原因により、センサと対面する側の面の平
面性が適正に維持されにくいことがあり、この場合には
スリット間の間隔が不正確になりやすく、所定時間内で
のスリットとの対向関係を重視する車輪の回転速度検知
において、実際の速度に対してスリットの位置精度の悪
さによるスリットとセンサとの対向関係が得られないこ
とで誤差を生じてしまうという問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述したパルス
リングにおける問題に鑑み、センサとの対向面の平面性
を確保することができるとともに、ホィ−ルハブへの嵌
合時での変形あるいは歪の発生を抑えて検知誤差の発生
を少なくすることのできるパルスリングおよびその製造
方法を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
、本発明は、ホィ−ルハブと一体とされるとともに周方
方向に沿って等間隔により多数のスリットを形成されて
いて、このスリットとセンサとの対向回数によりホィ−
ルハブの回転速度を検知するために用いられるパルスリ
ングであって、上記パルスリングは、断面形状を皿状に
設定され、その周縁部の内側に上記ホィ−ルハブの外周
との嵌合に必要な内径を設定された嵌合孔を有するリン
グ部材を固定され、このリング部材により上記センサと
の対向面側の裏面を裏当てされていることを特徴として
いる。
【0007】また、本発明は、ホィ−ルハブと一体とさ
れるとともに周方方向に沿って等間隔により多数のスリ
ットを形成されていて、このスリットとセンサとの対向
回数によりホィ−ルハブの回転速度を検知するために用
いられるパルスリングの製造方法であって、上記パルス
リングは、リングとしての材取り終了後、周方向に沿っ
て等間隔で多数のスリットを打ち抜きされ、この加工終
了後にホィ−ルハブの外周との嵌合に必要な内径を設定
された嵌合孔を有するリング部材をセンサ対向側の面の
裏面に当接させた状態で、断面形状を皿状に設定すべく
周縁部の折り曲げ加工を行われることを特徴としている
【0008】さらに本発明は、ホィ−ルハブと一体とさ
れとるともに周方方向に沿って等間隔により多数のスリ
ットを形成されていて、このスリットとセンサとの対向
回数によりホィ−ルハブの回転速度を検知するために用
いられるパルスリングの製造方法であって、上記パルス
リングは、周縁部に上記ホィ−ルハブの外周に嵌合でき
る内径を設定された嵌合孔を有するリング部材を配置し
、このリング部材を押さえた状態で周縁部の折り曲げと
ともに周方向に沿って等間隔によるスリットを穿孔され
ることを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明によれば、パルスリングにおけるセンサ
との対向面裏側はリング部材が裏当て部材として機能す
ることで平面性を損なわず、さらに、リング部材を介し
てホィ−ルハブに嵌合させられるので、板金製のパルス
リングであってもホィ−ルハブに嵌合された際の変形や
結合力を改善される。
【0010】
【実施例】以下、図1乃至図4において、本発明実施例
の詳細を説明する。
【0011】図1は本発明実施例によるパルスリング1
の全体構成を示しており、同図においてパルスリング1
は、断面形状を図2に示すように皿状とされ、外周縁近
傍には、周方向に沿って等間隔を以って多数のスリット
1Aが形成してある。
【0012】一方、上述したパルスリング1の内側には
、パルスリング1における周縁部の折り曲げ位置に鋼製
のリング部材2が固定されている。すなわち、リング部
材2は、例えば、パルスリング1の折り曲げ片の先端と
カシメにより一体化されるようになっているものであり
、図3および図4に示すホィ−ルハブ3の外周部に嵌合
できる内径を設定された嵌合孔2Aを有しており、この
嵌合孔2Aの軸方向と直角な面、具体的には、パルスリ
ング1におけるセンサ(図4において符号4で示す部材
)と対向する側の面1Bの裏側に当接させてある。
【0013】上述したパルスリング1は、製造行程にお
いて、リング部材2を組み付けられるようになっており
、具体的には、円盤状に材料取りされたパルスリング1
に対し、中心位置から所定の位置で等間隔を以って周方
向に多数のスリット1Aを打ち抜き加工し、次いで、こ
の加工終了後に中心位置から所定の位置にリング部材2
を配置した状態でパルスリング1の周縁部を折り曲げ加
工する。このとき、リング部材2は、通常のプレス加工
における絞り加工の際に用いられるしわ押さえ部材とし
て機能し、パルスリング1におけるセンサとの対向面1
B側の歪やうねりの発生を抑えるようになっている。
【0014】また、上述したパルスリング1の別な製造
方法としては、スリット1Aの打ち抜き加工と周縁部の
折り曲げ加工とを同時に行う方法がある。この場合には
、パルスリング1の材料取り後に、リング部材2を所定
位置に配置し、プレス型の設定にもよるが、リング部材
2をしわ伸ばし部材として周縁部の折り曲げ加工を絞り
加工により行うとともに、この絞りに用いられる内型の
一部をスリット2Aの打ち抜きに用いるようにする。
【0015】本実施例は、以上のような構成であるから
、いま、ホィ−ルハブ3にパルスリング1を装着する場
合には、リング部材2の嵌合孔2Aをホィ−ルハブ3の
外周部に圧入して図3に示すように、ホィ−ルハブ3と
一体化する。このとき、パルスリング1に対する裏当て
部材として機能することのできるリング部材2を介して
パルスリング1がホィ−ルハブ3に嵌め込まれるので、
ホィ−ルハブ3とリング部材2との間の結合力は充分な
ものとされ、また、裏当てによりパルスリング1におけ
るセンサ4と対向する面が波打つようなことを抑えられ
る。また、このパルスリング1を加工する場合において
は、リング部材2がプレス加工の際のしわ伸ばし部材と
して機能するので、センサ4と対向する面での波打ちや
歪を抑えるようにされる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、パルスリ
ングにおけるセンサとの対向面の裏側にこのパルスリン
グが一体化されるホィ−ルハブに嵌合する孔を有するリ
ング部材を一体化したので、ホィ−ルハブへの嵌合時に
生じる虞れのあるセンサ対向面側での波打ちや歪を防止
でき、しかも、リング部材によりパルスリングの変形が
生じやすい箇所を裏当てによる補強を行うようにしたの
で、センサとの対向面の平面性を確保することが可能に
なり、スリット間の間隔が狂ってしまうのを防止してセ
ンサによる検知誤差を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例によるパルスリングの全体構成を
示す斜視図である。
【図2】図1中、符号■−■線で示す方向の矢視断面図
である。
【図3】図1に示したパルスリングの装着状態を示す断
面図である。
【図4】図3中、符号■で示す箇所の拡大断面図である
【符号の説明】
1        パルスリング 1A      スリット 1B      センサとの対向面 2        リング部材 2A      嵌合孔 3        ホィ−ルハブ 4        センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホィ−ルハブと一体とされるとともに周方
    方向に沿って等間隔により多数のスリットを形成されて
    いて、このスリットとセンサとの対向回数によりホィ−
    ルハブの回転速度を検知するために用いられるパルスリ
    ングであって、上記パルスリングは、断面形状を皿状に
    設定され、その周縁部の内側に上記ホィ−ルハブの外周
    との嵌合に必要な内径を設定された嵌合孔を有するリン
    グ部材を固定され、このリング部材により上記センサと
    の対向面側の裏面を裏当てされていることを特徴とする
    パルスリング。
  2. 【請求項2】ホィ−ルハブと一体とされるとともに周方
    方向に沿って等間隔により多数のスリットを形成されて
    いて、このスリットとセンサとの対向回数によりホィ−
    ルハブの回転速度を検知するために用いられるパルスリ
    ングの製造方法であって、上記パルスリングは、リング
    としての材取り終了後、周方向に沿って等間隔で多数の
    スリットを打ち抜きされ、この加工終了後にホィ−ルハ
    ブの外周との嵌合に必要な内径を設定された嵌合孔を有
    するリング部材をセンサ対向側の面の裏面に当接させた
    状態で、断面形状を皿状に設定すべく周縁部の折り曲げ
    加工を行われることを特徴とするパルスリングの製造方
    法。
  3. 【請求項3】ホィ−ルハブと一体とされとるともに周方
    方向に沿って等間隔により多数のスリットを形成されて
    いて、このスリットとセンサとの対向回数によりホィ−
    ルハブの回転速度を検知するために用いられるパルスリ
    ングの製造方法であって、上記パルスリングは、周縁部
    に上記ホィ−ルハブの外周に嵌合できる内径を設定され
    た嵌合孔を有するリング部材を配置し、このリング部材
    を押さえた状態で周縁部の折り曲げとともに周方向に沿
    って等間隔によるスリットを穿孔されることを特徴とす
    るパルスリングの製造方法。
JP10743191A 1991-05-13 1991-05-13 パルスリングおよびその製造方法 Pending JPH04337467A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62194853A (ja) * 1986-01-17 1987-08-27 デユ−ル デンタル ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウント コンパニ− コマンデイトゲゼルシヤフト 歯科医用吸引装置
JPH01126419A (ja) * 1987-11-06 1989-05-18 Nippon Seiko Kk 軸受組立体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62194853A (ja) * 1986-01-17 1987-08-27 デユ−ル デンタル ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウント コンパニ− コマンデイトゲゼルシヤフト 歯科医用吸引装置
JPH01126419A (ja) * 1987-11-06 1989-05-18 Nippon Seiko Kk 軸受組立体

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970527