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JPH04332632A - 接合ホースの製造方法 - Google Patents

接合ホースの製造方法

Info

Publication number
JPH04332632A
JPH04332632A JP10268091A JP10268091A JPH04332632A JP H04332632 A JPH04332632 A JP H04332632A JP 10268091 A JP10268091 A JP 10268091A JP 10268091 A JP10268091 A JP 10268091A JP H04332632 A JPH04332632 A JP H04332632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
resin
rubber
joint
rubber hose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10268091A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Mitsui
研一 三井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP10268091A priority Critical patent/JPH04332632A/ja
Publication of JPH04332632A publication Critical patent/JPH04332632A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分岐ホースなどを係止
接合する接合ホースの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来接合ホースの製造方法は、芯となる
パイプにゴムホースの端部を挿入し、そのゴムホースの
表面をクリップや金属バンドで止めたり、あるいは成形
材料で被覆成形して一体化して係止接合する方法が知ら
れている。このゴムホースの結合部分を樹脂で被覆して
接合面のシール性を高める方法では、インサート成形時
に注入する樹脂成形材料の成形圧力でゴムホースの接合
面に応力歪みを与えその弾性力を利用して密着性を高め
てシール性を保持している。しかし、負荷する成形圧力
を一定にしてもパイプに結合されたゴムホースには、所
定の応力歪みが負荷できずシール性にばらつきが発生す
る。これは被覆工程時のゴムホースの弾性率にばらつき
があり、そのため応力歪みにばらつきが発生して接合面
でのシール性が向上しないものと推測される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたもので、結合部の樹脂被覆部で発生する
ゴムホースの応力歪みのばらつきを、製造工程中で解消
し安定して高いシール性を付与することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の接合ホースの製
造方法は、芯となるパイプをゴムホース端部に挿入して
結合ホースを形成する挿入工程と、該結合ホースの該パ
イプを挿入した部分を所定温度に加熱保温する保温工程
と、加熱保温された該結合ホースの該パイプを挿入した
部分を金型内に配置してインサート成形により表面を樹
脂で被覆する被覆工程と、からなることを特徴とする。
【0005】本発明により形成されるの接合ホースは、
分岐または接続用の芯パイプにホースの端部が接合され
、接合部のゴムホース表面を被覆用の樹脂で覆い結合部
を固定しシール性を保持した構成である。この接合ホー
ス製造方法は、まず挿入工程でゴムホースの端部を芯パ
イプの所定の位置まで挿入する。この芯パイプは接合す
るゴムホースの端部をそれぞれ連結し樹脂被覆時の応力
歪みによるゴムホースの管状径の変形を防ぐもので、外
周面にゴムホースの内周面を接合させる。芯パイプは通
常硬質樹脂で形成され、接合部の外周面にはリング状の
突出を設けてゴムホースの抜け止めをするようにしたも
のを用いるのが好ましい。ホースは通常のゴムホースが
用いられ、繊維などで補強されたゴムホースであっても
よい。
【0006】保温工程では、挿入工程で形成された結合
ホースを所定の温度に保持された金型内に配置して、ゴ
ムホースが所定の温度となるまで保持する。通常ゴムホ
ースが40〜60℃になるまで加温する。この保温によ
りゴムホースが比較的柔らかくなり弾性を増しインサー
ト成形時の成形圧でゴムホースに所定量の応力歪みを負
荷でき変形のばらつきが防止できる。
【0007】被覆工程では、所定の温度に加温された結
合ホースはインサート成形により表面に成形材料を注入
される。ゴムホースは射出圧および成形体の収縮により
圧縮されて変形して表面が樹脂で被覆される。この時ゴ
ムホースは加温されほぼ一定の弾性を保持しているので
、ほぼ一定の応力歪みによる圧縮変形はばらつきが少な
い。したがって発生するシール力は安定し、固化した被
覆樹脂でゴムホースの外周面を被覆シールして係止し、
かつ芯パイプにゴムホースを強固にシールすることがで
きる。
【0008】得られる接合ホースは、被覆成形の樹脂圧
力により生じるゴムホースの応力歪みに寄る変形にばら
つきがなく、ゴムホースと芯パイプおよび被覆樹脂間の
シール性のばらつきが防げ高いシール性が保持できる。 これは加温工程により被覆されるゴムホースの弾性が一
定に保持できるので、結合ホースの外気温の変動の影響
による弾性のばらつきがなく成形時の圧縮変形の度合い
の差に基づくシール性のばらつきを解消することができ
る。特にゴムホースの温度が低い冬場に発生するシール
性の低下が抑制できる。また結合ホースの加温は、成形
前に金型内でおこなうことができるので、新たな設備を
必要としない。したがって、シール性が安定してばらつ
きの少ない結合ホースをコストアップを押さえて容易に
製造できる。
【0009】
【作用】本発明の結合ホースの製造方法によれば、樹脂
の被覆成形前に結合ホースを金型内で所定の温度になる
まで加温するため、ゴムホースを形成しているゴムの温
度が一定になりゴムホースの弾性も高まり圧縮変形にば
らつきがなくなる。そのため成形樹脂により被覆された
接合ホースは、その被覆樹脂で強固に係止されゴムホー
スの被覆樹脂面および芯パイプとの両接触面でのシール
性が向上できる。
【0010】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。図1
に示すように、この接合ホースは、3本のゴムホース端
部が挿入される三又状の開口をもつ硬質樹脂製の芯パイ
プ1と、3本のゴムホース2と、芯パイプ1に接合され
たゴムホース2の表面を被覆してホースを係止する被覆
樹脂3とからなる。
【0011】この接合ホースの製造方法は、挿入工程、
保温工程、被覆工程の順に連続しておこなう。挿入工程
では、芯パイプ1にそれぞれのゴムホース2端部を挿入
して結合して図2に示す結合ホース5を形成する。この
芯パイプ1は、30重量%のガラス繊維入りナイロン樹
脂製で接合部の外周面にホースの抜け止め用のリング状
の突起4が複数形成されゴムホース2の抜けを防いで係
止する。ゴムホース2はEPDM製でゴム硬度が60の
ものを使用した。
【0012】保温工程では、結合ホース5を所定の金型
内(図示せず)に配置して金型の温度を約60℃に保持
して結合ホース5の温度が40℃になるまで加温した。 この温度にゴムホース2を保持することで、ゴムホース
2は、弾性が高まり一定の成形圧力の負荷であればほぼ
再現可能な圧縮変形となる状態に保持することができる
【0013】被覆工程では、金型内で保温されたインサ
ート成形用に保持されている結合ホース5に、射出成形
で被覆用の樹脂(ナイロン樹脂)を圧入して被覆成形す
る。この時の成形条件は、樹脂温度280〜290℃、
射出圧力49.0×106 Pa金型のゲート穴径1.
5mm、スプールランナ径は5〜6mmである。この条
件で断面の肉厚4mmのゴムホース1が3〜3.5mm
まで圧縮変形できた。したがって、樹脂被覆された接合
ホースはシール性が向上した。
【0014】なお、従来の方法のように加温工程を経な
いで、被覆工程をおこばった場合は、断面の肉厚4mm
のゴムホースで3.5〜4mm程度の圧縮変形であり場
合によては圧縮変形を受けていないこともある。特に冬
場でホースの温度が低い場合におこりがちである。この
ような場合にはシール性が低下したりばらつきが大きく
なる。
【0015】
【発明の効果】本発明の接合ホースの製造方法によれば
、結合ホースを樹脂で被覆する前に加温してゴムホース
を所定温度に保持する。このためゴムホースは弾性が増
し圧縮変形量が大きくなり、成形圧力でほぼ一定の圧縮
変形が生じる。その結果被覆樹脂成形後の接合ホースは
シール性が確保でき、かつシール性にばらつきがなくな
る。その結果接合ホースはシール性を向上させことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本実施例の接合ホースの断面図である。
【図2】  本実施例の結合ホースの断面図である。
【符号の説明】
1  芯パイプ、  2  ゴムホース、  3  被
覆樹脂、5  結合ホース、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  芯となるパイプをゴムホース端部に挿
    入して結合ホースを形成する挿入工程と、該結合ホース
    の該パイプを挿入した部分を所定温度に加熱保温する保
    温工程と、加熱保温された該結合ホースの該パイプを挿
    入した部分を金型内に配置してインサート成形により表
    面を樹脂で被覆する被覆工程と、からなることを特徴と
    する接合ホースの製造方法。
JP10268091A 1991-05-08 1991-05-08 接合ホースの製造方法 Pending JPH04332632A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10268091A JPH04332632A (ja) 1991-05-08 1991-05-08 接合ホースの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10268091A JPH04332632A (ja) 1991-05-08 1991-05-08 接合ホースの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04332632A true JPH04332632A (ja) 1992-11-19

Family

ID=14333953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10268091A Pending JPH04332632A (ja) 1991-05-08 1991-05-08 接合ホースの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04332632A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6315331B1 (en) 1998-03-13 2001-11-13 The Gates Corporation Molded hose joint assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6315331B1 (en) 1998-03-13 2001-11-13 The Gates Corporation Molded hose joint assembly

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