JPH0432966B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0432966B2 JPH0432966B2 JP18033284A JP18033284A JPH0432966B2 JP H0432966 B2 JPH0432966 B2 JP H0432966B2 JP 18033284 A JP18033284 A JP 18033284A JP 18033284 A JP18033284 A JP 18033284A JP H0432966 B2 JPH0432966 B2 JP H0432966B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- rack
- steering angle
- angle displacement
- displacement amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Steering Controls (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は運転者による舵取ハンドルの操作力
(操舵力)を軽減するために用いて好適なラツク
ピニオン型の動力舵取装置に関し、特に車輌の各
種走行条件に応じた適切な操舵力制御を行なうた
めに用いて好適な操舵角変位量センサを備えてな
るる操舵角変位検出装置に関する。
(操舵力)を軽減するために用いて好適なラツク
ピニオン型の動力舵取装置に関し、特に車輌の各
種走行条件に応じた適切な操舵力制御を行なうた
めに用いて好適な操舵角変位量センサを備えてな
るる操舵角変位検出装置に関する。
動力舵取装置は一般にパワーステアリング装置
として称され、近年では小型車を始めとして各種
の車輌等に広く搭載され、運転者の操舵力を軽減
して簡単でしかも軽快な操舵操作を可能とすると
ともに、運転者の疲労等を軽減するうえでもその
効果を発揮し得るものである。特に、この種の動
力舵取装置においてラツクピニオン型のものは、
その車輛への設置スペースや組込み性等の面で、
他の形式のものに比べて優れており、近年では
種々のタイプの車輌に盛んに採用されるようにな
つている。そして、このようなラツクピニオン型
の動力舵取装置として従来から油圧式のものが一
般によく知られており、また近年ではこれに加え
て電動モータ等を利用した電動式のものも提案さ
れるようになつている。
として称され、近年では小型車を始めとして各種
の車輌等に広く搭載され、運転者の操舵力を軽減
して簡単でしかも軽快な操舵操作を可能とすると
ともに、運転者の疲労等を軽減するうえでもその
効果を発揮し得るものである。特に、この種の動
力舵取装置においてラツクピニオン型のものは、
その車輛への設置スペースや組込み性等の面で、
他の形式のものに比べて優れており、近年では
種々のタイプの車輌に盛んに採用されるようにな
つている。そして、このようなラツクピニオン型
の動力舵取装置として従来から油圧式のものが一
般によく知られており、また近年ではこれに加え
て電動モータ等を利用した電動式のものも提案さ
れるようになつている。
ところで、上述したような動力舵取装置におい
て問題とされることは、運転者の操舵操作に応じ
た操舵力や操舵角度。さらには車輌の走行速度な
どを始めとする各種走行条件にて装置動作を適切
に制御し、必要に応じた操舵補助力が得られるよ
うな構成とすることである。すなわち、この種の
動力舵取装置を搭載した車輌等にあつては、車輌
停車中における操舵操作いわゆる据切りや低速走
行時の操舵操作を行なう際には、きわめて軽い操
舵操作力が得られるように大きな操舵補助力を出
力し得る構成とすることが必要とされるものであ
り、このような場合に用いてその効果を発揮させ
得るものである。しかし、その一方において、車
輌が高送走行を行なつているときに、上述した低
速走行時等のような大きな操舵補助力を生じさせ
ると、舵取ハンドルの操作力が軽くなりすぎて、
運転者の不安感を促進する等といつた問題を招く
もので、運転感覚の適正化を図るうえで実用上好
ましくなく、逆に操舵補助力を小さくさせて舵取
ハンドルをある程度の重さ、つまり操舵力を増大
させるような構成が必要とされるものである。
て問題とされることは、運転者の操舵操作に応じ
た操舵力や操舵角度。さらには車輌の走行速度な
どを始めとする各種走行条件にて装置動作を適切
に制御し、必要に応じた操舵補助力が得られるよ
うな構成とすることである。すなわち、この種の
動力舵取装置を搭載した車輌等にあつては、車輌
停車中における操舵操作いわゆる据切りや低速走
行時の操舵操作を行なう際には、きわめて軽い操
舵操作力が得られるように大きな操舵補助力を出
力し得る構成とすることが必要とされるものであ
り、このような場合に用いてその効果を発揮させ
得るものである。しかし、その一方において、車
輌が高送走行を行なつているときに、上述した低
速走行時等のような大きな操舵補助力を生じさせ
ると、舵取ハンドルの操作力が軽くなりすぎて、
運転者の不安感を促進する等といつた問題を招く
もので、運転感覚の適正化を図るうえで実用上好
ましくなく、逆に操舵補助力を小さくさせて舵取
ハンドルをある程度の重さ、つまり操舵力を増大
させるような構成が必要とされるものである。
そして、このような要請に応えるためには、上
述した各種の動力舵取装置を、車輌の走行条件、
走行速度、操舵力の大きさ、さらには操舵角度の
大、小等に応じて制御した状態で駆動することが
必要であり、このためには各種の検出装置を付設
しなければならないものである。
述した各種の動力舵取装置を、車輌の走行条件、
走行速度、操舵力の大きさ、さらには操舵角度の
大、小等に応じて制御した状態で駆動することが
必要であり、このためには各種の検出装置を付設
しなければならないものである。
すなわち、上述した動力舵取装置において油圧
式のものでは、エンジンにより駆動されるオイル
ポンプからの吐出流量を上述した各種条件に合せ
て適切に制御するために電磁弁等を用いることが
行なわれるようになつており、また近年要求され
ている省エネルギ化等に対して応えるためにオイ
ルポンプ等を電磁クラツクなどを介してオン・オ
フ制御すること等も望まれ、上述した検出装置は
重要とされるものである。
式のものでは、エンジンにより駆動されるオイル
ポンプからの吐出流量を上述した各種条件に合せ
て適切に制御するために電磁弁等を用いることが
行なわれるようになつており、また近年要求され
ている省エネルギ化等に対して応えるためにオイ
ルポンプ等を電磁クラツクなどを介してオン・オ
フ制御すること等も望まれ、上述した検出装置は
重要とされるものである。
さらに、上述した要請は、動力舵取装置として
電動モータを用いたタイプのものにおいても、各
部の動作上の信頼性、耐久性、さらには適正な制
御を行なううえで必要とされるものであり、これ
は電動モータを用いると舵取ハンドルの操舵操作
に追随した作動特性を得ることがモータの慣性等
にて難しく、しかもステアリングシヤフトとモー
タとの間の減速機構などの存在により操舵された
舵取ハンドルを元の中立位置に復帰させる場合に
も、その運転者の操舵条件を検出してモータを逆
転させることが必要とされる等の理由から明らか
であろう。すなわち、動力舵取装置を付設した舵
取装置において、操舵輪が旋回状態から直進状態
へと復帰する場合に、一般には、操舵輪での接地
面からの反力にて生じるセルフアライニングトル
ク(車輌の走行中に直進状態となるように作動す
る力)が利用されているが、上述したモータでは
ブラシ等において摩擦があり、これがロータの回
転に抗するような作用力を生じさせ、セルフアラ
イニングトルクだけではロータを逆転させるには
力不足で、この不足分を補うことが必要とされる
ものであつた。
電動モータを用いたタイプのものにおいても、各
部の動作上の信頼性、耐久性、さらには適正な制
御を行なううえで必要とされるものであり、これ
は電動モータを用いると舵取ハンドルの操舵操作
に追随した作動特性を得ることがモータの慣性等
にて難しく、しかもステアリングシヤフトとモー
タとの間の減速機構などの存在により操舵された
舵取ハンドルを元の中立位置に復帰させる場合に
も、その運転者の操舵条件を検出してモータを逆
転させることが必要とされる等の理由から明らか
であろう。すなわち、動力舵取装置を付設した舵
取装置において、操舵輪が旋回状態から直進状態
へと復帰する場合に、一般には、操舵輪での接地
面からの反力にて生じるセルフアライニングトル
ク(車輌の走行中に直進状態となるように作動す
る力)が利用されているが、上述したモータでは
ブラシ等において摩擦があり、これがロータの回
転に抗するような作用力を生じさせ、セルフアラ
イニングトルクだけではロータを逆転させるには
力不足で、この不足分を補うことが必要とされる
ものであつた。
このため、上述した各種検出機構として、従来
から種々構成のものが知られているが、いずれも
構造上が動作性能の面で欠点をもつものであり、
これは、たとえば運転者が舵取ハンドルを、中立
位置からどちらの方向へどの位の操舵角度にて回
動操作したかを検出する操舵角変位量検出機構に
おいても大きいので、特にその工出方法、機構配
設位置、検出性能等の面で種々の問題を生じ、何
らかの対策を講じることが望まれている。
から種々構成のものが知られているが、いずれも
構造上が動作性能の面で欠点をもつものであり、
これは、たとえば運転者が舵取ハンドルを、中立
位置からどちらの方向へどの位の操舵角度にて回
動操作したかを検出する操舵角変位量検出機構に
おいても大きいので、特にその工出方法、機構配
設位置、検出性能等の面で種々の問題を生じ、何
らかの対策を講じることが望まれている。
すなわち、従来から知られている操舵角変位量
検出装置としては、一般には、ステアリングシヤ
フトの回転をギヤ、ベルト等で減速してポテンシ
オメータなどの回転センサにて構成されている
が、この場合に上述した舵取ハンドルが中立位置
から左、右両方向に少なくとも二回転以上にもわ
たつてそれぞれ回転操作されることから、単純に
は適用できない。つまり、上述したような回転セ
ンサによれば、舵取ハンドルの舵取操作を、一回
転以内に減速するための減速機構などが必要でそ
の構造が複雑となるばかりでなく、その出力信号
がアナログ信号であるため、これを動力舵取装置
の制御用として使用するには一旦デジタル信号に
変換するといつた面倒で回路構成が複雑化する構
造を採用しなければならないもので、これにより
構成が複雑でコスト高を招くといつた問題を生じ
るものであつた。
検出装置としては、一般には、ステアリングシヤ
フトの回転をギヤ、ベルト等で減速してポテンシ
オメータなどの回転センサにて構成されている
が、この場合に上述した舵取ハンドルが中立位置
から左、右両方向に少なくとも二回転以上にもわ
たつてそれぞれ回転操作されることから、単純に
は適用できない。つまり、上述したような回転セ
ンサによれば、舵取ハンドルの舵取操作を、一回
転以内に減速するための減速機構などが必要でそ
の構造が複雑となるばかりでなく、その出力信号
がアナログ信号であるため、これを動力舵取装置
の制御用として使用するには一旦デジタル信号に
変換するといつた面倒で回路構成が複雑化する構
造を採用しなければならないもので、これにより
構成が複雑でコスト高を招くといつた問題を生じ
るものであつた。
また、直線変位する部分の変位量をポテンシオ
メータで検出するようにした構造のものも知られ
ているが、この場合にも、上述した場合と同様に
構造が複雑なものであり、さらにその出力をデジ
タル信号に変換して使用することも必要であり、
またこのような構成ではその測定精度の信頼性を
得ることは困難で、実用上の問題が大きいもので
あつた。
メータで検出するようにした構造のものも知られ
ているが、この場合にも、上述した場合と同様に
構造が複雑なものであり、さらにその出力をデジ
タル信号に変換して使用することも必要であり、
またこのような構成ではその測定精度の信頼性を
得ることは困難で、実用上の問題が大きいもので
あつた。
特に、上述したような操舵角変位量検出装置
は、電動モータを用いた電動式の動力舵取装置に
採用した場合に、の必要性が大きいものである。
すなわち、この種電動式の動力舵取装置では、操
舵された舵取ハンドルを中立位置に復帰させる際
に、一般にマニユアルステアリングや油圧式の動
力舵取装置のようにセルフアライニングトルクに
て自動的に戻すことは前述した通り困難なもので
あり、通常はモータを逆転させて復帰させる構成
が採用されている。しかしながら、このような構
成を採用するうえで問題とされることは、車輌等
に用いられる舵取ハンドルは、周知のように、通
常中立位置から両方向に対し二回転以上にも回転
操作されるものであり、そのためその回転量を検
出するためには、一般によく知られている回転式
のセンサではその実用化が難しいものである。ま
た、上述した操舵角変位量センサにおいては、操
舵輪を偏向させた状態で一旦エンジンを停止さ
せ、その後再度エンジンを始動させて操舵操作を
行なう際においてもその操舵角変位量を適切に判
断して復旧させるような機能をも必要とされるも
ので、このような要請を満足し得る何らかの対策
を講じることが望まれている。
は、電動モータを用いた電動式の動力舵取装置に
採用した場合に、の必要性が大きいものである。
すなわち、この種電動式の動力舵取装置では、操
舵された舵取ハンドルを中立位置に復帰させる際
に、一般にマニユアルステアリングや油圧式の動
力舵取装置のようにセルフアライニングトルクに
て自動的に戻すことは前述した通り困難なもので
あり、通常はモータを逆転させて復帰させる構成
が採用されている。しかしながら、このような構
成を採用するうえで問題とされることは、車輌等
に用いられる舵取ハンドルは、周知のように、通
常中立位置から両方向に対し二回転以上にも回転
操作されるものであり、そのためその回転量を検
出するためには、一般によく知られている回転式
のセンサではその実用化が難しいものである。ま
た、上述した操舵角変位量センサにおいては、操
舵輪を偏向させた状態で一旦エンジンを停止さ
せ、その後再度エンジンを始動させて操舵操作を
行なう際においてもその操舵角変位量を適切に判
断して復旧させるような機能をも必要とされるも
ので、このような要請を満足し得る何らかの対策
を講じることが望まれている。
さらに、上述したように操舵角変位量センサ
を、舵取ハンドルから操舵輪側の舵取リンク機構
に伝達するステアリングギヤとして噛合するラツ
クおよびピニオンの上流側(舵取ハンドル側)の
ステアリングシヤフトによる伝達系の一部に設け
てなる構造では、接地面側からのキツクバツク等
の影響をも受ける操舵輪側での操舵角変位量(偏
向量)の検出にあたつて、検出精度面での信頼性
に欠けるものであり、このような点についても配
慮しなければならない。
を、舵取ハンドルから操舵輪側の舵取リンク機構
に伝達するステアリングギヤとして噛合するラツ
クおよびピニオンの上流側(舵取ハンドル側)の
ステアリングシヤフトによる伝達系の一部に設け
てなる構造では、接地面側からのキツクバツク等
の影響をも受ける操舵輪側での操舵角変位量(偏
向量)の検出にあたつて、検出精度面での信頼性
に欠けるものであり、このような点についても配
慮しなければならない。
そして、このような要請は、油圧式の動力舵取
装置にモータを操舵補助力送出手段として組合わ
せたものでも同様であり、さらには油圧式の動力
舵取装置においても、たとえば車輌の高、低速走
行時の舵取ハンドルの剛性を制御する油圧反力制
御や、オイルポンプを直進状態では不動作状態と
してエンジンから切離しておく等といつた場合に
は必要なもので、その改善が求められている。
装置にモータを操舵補助力送出手段として組合わ
せたものでも同様であり、さらには油圧式の動力
舵取装置においても、たとえば車輌の高、低速走
行時の舵取ハンドルの剛性を制御する油圧反力制
御や、オイルポンプを直進状態では不動作状態と
してエンジンから切離しておく等といつた場合に
は必要なもので、その改善が求められている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
であり、舵取ハンドルによる操舵操作に応じて操
舵輪を偏向させるラツクピニオン型のステアリン
グリンク機構を構成するラツクの一部に、このラ
ツクの操舵操作に伴なう軸線方向への変位量を検
出してデジタル信号を出力する操舵角変位量セン
サを設けるという簡単な構成によつて、操舵輪側
の動きを直接検出できるラツクを検出部としてい
ることから、操舵角変位量の検出を簡単かつ精度
よく行なえ、しかも全体の構成が簡素化され、そ
の製造が容易に行なえるとともに、コスト低減化
を図ることができ、またその検出精度も信頼性も
大幅に向上させることが可能で、これにより車輌
の走行条件に応じた適切で円滑な操舵補助力を得
て装置性能を発揮させることができ、さらにセン
サから直接デジタル信号を得られ、従来のような
アナログ・デジタル変換を不要とし得る等といつ
た種々優れた利点を奏する動力舵取装置の操舵角
変位量検出装置を提供するものである。
であり、舵取ハンドルによる操舵操作に応じて操
舵輪を偏向させるラツクピニオン型のステアリン
グリンク機構を構成するラツクの一部に、このラ
ツクの操舵操作に伴なう軸線方向への変位量を検
出してデジタル信号を出力する操舵角変位量セン
サを設けるという簡単な構成によつて、操舵輪側
の動きを直接検出できるラツクを検出部としてい
ることから、操舵角変位量の検出を簡単かつ精度
よく行なえ、しかも全体の構成が簡素化され、そ
の製造が容易に行なえるとともに、コスト低減化
を図ることができ、またその検出精度も信頼性も
大幅に向上させることが可能で、これにより車輌
の走行条件に応じた適切で円滑な操舵補助力を得
て装置性能を発揮させることができ、さらにセン
サから直接デジタル信号を得られ、従来のような
アナログ・デジタル変換を不要とし得る等といつ
た種々優れた利点を奏する動力舵取装置の操舵角
変位量検出装置を提供するものである。
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図ないし第3図は本発明に係る動力舵取装
置の操舵角変位量検出装置の一実施例を示すもの
であり、これらの図においては、その要部とする
操舵角変位量検出装置10を付設したラツクピニ
オン型のステアリング機構部1のみを示してい
る。
置の操舵角変位量検出装置の一実施例を示すもの
であり、これらの図においては、その要部とする
操舵角変位量検出装置10を付設したラツクピニ
オン型のステアリング機構部1のみを示してい
る。
まず、このステアリングリンク機構1を、第1
図を用いて簡単に説明すると、図中符号2は図示
せぬ舵取ハンドルから延設されたステアリングシ
ヤフトで、その先端は符号3で示すステアリング
本体部内に嵌入され、その先端にはピニオン(図
示せず)が設けられ、かつこのピニオンは車輌の
操舵輪(図示せず)間に横架されたステアリング
リンク機構4を構成するラツク5に噛合されてい
る。なお、図中6はステアリングリンク機構4の
両端側に設けられ操舵輪側のピツトマンアーム側
に連設されるキングピン、7はこれに連結された
タイロツドで、両側のタイロツド7間に前記ラツ
ク5が介在した状態で一連に設けられている。ま
た、8はステアリングリンク機構4を包囲するハ
ウジングで、車輌側に組付けられる取付ブラケツ
ト9a,9bなどを備えているとともに、その両
端には蛇腹状弾性筒体8a,8bが配設されてそ
の部分からのシール性を確保するうな構成とされ
ている。
図を用いて簡単に説明すると、図中符号2は図示
せぬ舵取ハンドルから延設されたステアリングシ
ヤフトで、その先端は符号3で示すステアリング
本体部内に嵌入され、その先端にはピニオン(図
示せず)が設けられ、かつこのピニオンは車輌の
操舵輪(図示せず)間に横架されたステアリング
リンク機構4を構成するラツク5に噛合されてい
る。なお、図中6はステアリングリンク機構4の
両端側に設けられ操舵輪側のピツトマンアーム側
に連設されるキングピン、7はこれに連結された
タイロツドで、両側のタイロツド7間に前記ラツ
ク5が介在した状態で一連に設けられている。ま
た、8はステアリングリンク機構4を包囲するハ
ウジングで、車輌側に組付けられる取付ブラケツ
ト9a,9bなどを備えているとともに、その両
端には蛇腹状弾性筒体8a,8bが配設されてそ
の部分からのシール性を確保するうな構成とされ
ている。
さて、本発明によれば、操舵操作に応じて操舵
輪を偏向させるラツクピニオン型のステアリング
機構4において、操舵輪間で車輌の幅方向に沿つ
て配置されかつ車輌の左右方向に直線移動される
ラツク5およびタイロツド7間を連結するロツド
部5aに、その軸線方向への変位量を検出してそ
の検出信号を送出する操舵角変位量センサ11を
設けるようにしたところに特徴を有している。
輪を偏向させるラツクピニオン型のステアリング
機構4において、操舵輪間で車輌の幅方向に沿つ
て配置されかつ車輌の左右方向に直線移動される
ラツク5およびタイロツド7間を連結するロツド
部5aに、その軸線方向への変位量を検出してそ
の検出信号を送出する操舵角変位量センサ11を
設けるようにしたところに特徴を有している。
これを詳述すると、上述した操舵角変位量セン
サ11は、第2図および第3図に示されるよう
に、前記ラツク5と一体に移動するロツド部5a
からハウジング8の一側にその軸線方向に沿つて
穿設された長溝12を貫通して外部に突出するレ
バー13先端に設けられた五個の摺動子14a〜
14eと、これら摺動子14a〜14eが摺接す
ることにより所望の検出信号を送出し得る二進法
にしたがつた五列の配線パターン15a〜15e
およびその共通配線16が印刷配線されたプリン
ト基板17とによつて構成されている。なお、こ
のプリント基板17は、取付ブラケツト18にて
前記ハウジング8の外側部に取付固定されてい
る。そして、前記配線パターン15a〜15eお
よび共通配線16は相互に導通状態とされるとと
もに、その共通配線16側に+電圧が印加され、
かつ前記各配線パターン15a〜15eに摺接す
る摺動子14a〜14eから引出されたリード
(図示せず)にて導通1または空白0による五桁
のデジタル信号が送出され、これによりラツク5
の軸線方向位置すなわち操舵輪の操舵角度位置が
検出されることとなる。
サ11は、第2図および第3図に示されるよう
に、前記ラツク5と一体に移動するロツド部5a
からハウジング8の一側にその軸線方向に沿つて
穿設された長溝12を貫通して外部に突出するレ
バー13先端に設けられた五個の摺動子14a〜
14eと、これら摺動子14a〜14eが摺接す
ることにより所望の検出信号を送出し得る二進法
にしたがつた五列の配線パターン15a〜15e
およびその共通配線16が印刷配線されたプリン
ト基板17とによつて構成されている。なお、こ
のプリント基板17は、取付ブラケツト18にて
前記ハウジング8の外側部に取付固定されてい
る。そして、前記配線パターン15a〜15eお
よび共通配線16は相互に導通状態とされるとと
もに、その共通配線16側に+電圧が印加され、
かつ前記各配線パターン15a〜15eに摺接す
る摺動子14a〜14eから引出されたリード
(図示せず)にて導通1または空白0による五桁
のデジタル信号が送出され、これによりラツク5
の軸線方向位置すなわち操舵輪の操舵角度位置が
検出されることとなる。
ここで、上述したプリント基板17上の配線パ
ターン15a〜15eとこれに摺接する摺動子1
4a〜14eにて操舵角変位量センサ11を構成
するうえで問題とされることは、変位方向に所定
間隔毎に区分けされた区分間に跨がる位置にラツ
ク5が位置しているときの検出精度である。そし
て、このような問題に応えるためには、第4図に
示すように、上述した円分間に跨がつて位置する
ときに保持信号を送出するための摺動子14fと
これが摺動する配線パターン19とを形成し、そ
の空白部19aに摺動子14fが位置していると
きには、その直前での読取り信号による制御状態
を保持し、この状態が解除されたときに位置の検
出動作を行なうような構成とすればよいものであ
る。
ターン15a〜15eとこれに摺接する摺動子1
4a〜14eにて操舵角変位量センサ11を構成
するうえで問題とされることは、変位方向に所定
間隔毎に区分けされた区分間に跨がる位置にラツ
ク5が位置しているときの検出精度である。そし
て、このような問題に応えるためには、第4図に
示すように、上述した円分間に跨がつて位置する
ときに保持信号を送出するための摺動子14fと
これが摺動する配線パターン19とを形成し、そ
の空白部19aに摺動子14fが位置していると
きには、その直前での読取り信号による制御状態
を保持し、この状態が解除されたときに位置の検
出動作を行なうような構成とすればよいものであ
る。
そして、このような構成によれば、ラツク5お
よびタイロツド7等の移動量により操舵輪の操舵
角度を簡単かつ適切に検出し、これにより舵取ハ
ンドルの操舵角変位量を検出し得るものである。
特に、このような構成では、操舵輪側の動きに伴
つて移動されるラツク5のロツド部5aによる変
位を検出していることから、実際の操舵輪の操舵
角変位量が得られるもので、舵取ハンドル側のス
テアリングリンク機構4の動きにより間接的に操
舵角検出を行なう場合に比べ、信頼性の面等で優
れている。さらに、このような本発明による操舵
角変位量センサ11によれば、従来のような回転
式センサを用いる場合に比べてその構成を簡素化
し、コスト低減化を図れるもので、またオン・オ
フ式であることから、検出精度を大幅に向上さ
せ、特に経時的変化および温度変化による精度低
下等を招くことがないといつた利点を奏するもの
である。特に、本実施例によれば、プリント基板
17等による二進法にしたがつた接点(配線パタ
ーン15a〜15e;16)を印刷し、直接デジ
タル信号にて出力を送出し得るものであることか
ら、従来のようA/D変換器等が不要となるとい
つた利点がある。
よびタイロツド7等の移動量により操舵輪の操舵
角度を簡単かつ適切に検出し、これにより舵取ハ
ンドルの操舵角変位量を検出し得るものである。
特に、このような構成では、操舵輪側の動きに伴
つて移動されるラツク5のロツド部5aによる変
位を検出していることから、実際の操舵輪の操舵
角変位量が得られるもので、舵取ハンドル側のス
テアリングリンク機構4の動きにより間接的に操
舵角検出を行なう場合に比べ、信頼性の面等で優
れている。さらに、このような本発明による操舵
角変位量センサ11によれば、従来のような回転
式センサを用いる場合に比べてその構成を簡素化
し、コスト低減化を図れるもので、またオン・オ
フ式であることから、検出精度を大幅に向上さ
せ、特に経時的変化および温度変化による精度低
下等を招くことがないといつた利点を奏するもの
である。特に、本実施例によれば、プリント基板
17等による二進法にしたがつた接点(配線パタ
ーン15a〜15e;16)を印刷し、直接デジ
タル信号にて出力を送出し得るものであることか
ら、従来のようA/D変換器等が不要となるとい
つた利点がある。
したがつて、上述した構成による本発明に係る
操舵角変位量検出装置10によれば、簡単な構成
によつて、操舵角変位量の検出を簡単かつ精度よ
く行なえ、しかも全体の構成が簡素化され、その
製造が容易に行なえるとともに、コスト低減化を
図ることができ、またその検出精度の信頼性も大
幅に向上させることが可能で、これにより車輌の
走行条件に応じた適切で円滑な操舵補助力を得て
装置性能を発揮させることができ、さらに従来の
ようなアナログ・デジタル変換を不良とし得る
等、その効果は大きい。
操舵角変位量検出装置10によれば、簡単な構成
によつて、操舵角変位量の検出を簡単かつ精度よ
く行なえ、しかも全体の構成が簡素化され、その
製造が容易に行なえるとともに、コスト低減化を
図ることができ、またその検出精度の信頼性も大
幅に向上させることが可能で、これにより車輌の
走行条件に応じた適切で円滑な操舵補助力を得て
装置性能を発揮させることができ、さらに従来の
ようなアナログ・デジタル変換を不良とし得る
等、その効果は大きい。
なお、第5図は上述した第4図に示す配線パタ
ーン15a〜15e,19;16を有するプリン
ト基板17を用いた場合の各摺動子14a〜14
fでの出力信号を示すもので、この場合図中1は
摺動子14f,2〜6は摺動子14a〜14eに
よる出力信号を示している。
ーン15a〜15e,19;16を有するプリン
ト基板17を用いた場合の各摺動子14a〜14
fでの出力信号を示すもので、この場合図中1は
摺動子14f,2〜6は摺動子14a〜14eに
よる出力信号を示している。
また、上述した実施例では、前記操舵角変位量
センサ11からの信号取出し手段としてのリード
を可動側である摺動子14a〜14e,14f側
から引出す場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されずたとえば第6図a,b,c,dに
示すように、固定側であるプリント基板17側か
らリード20,21a〜21eを引出しリード2
0にて+側の電圧を印加するとともに、各摺動子
14a〜14eでの検出信号をリード21a〜2
1eにてコントローラ22側に送出するようにし
てもよいことは勿論である。ここで、図中23a
〜23eは前記摺動子14a〜14eとそれぞれ
導通されプリント基板17の裏面側に摺接する摺
動子、24a〜24eは前記基板表面の配線パタ
ーン15a〜15eに対応して裏面側に形成され
上述したリード21a〜21eが引出されるとと
もに摺動子23a〜23eが摺接する配線リード
で、その作用効果は容易に理解されよう。
センサ11からの信号取出し手段としてのリード
を可動側である摺動子14a〜14e,14f側
から引出す場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されずたとえば第6図a,b,c,dに
示すように、固定側であるプリント基板17側か
らリード20,21a〜21eを引出しリード2
0にて+側の電圧を印加するとともに、各摺動子
14a〜14eでの検出信号をリード21a〜2
1eにてコントローラ22側に送出するようにし
てもよいことは勿論である。ここで、図中23a
〜23eは前記摺動子14a〜14eとそれぞれ
導通されプリント基板17の裏面側に摺接する摺
動子、24a〜24eは前記基板表面の配線パタ
ーン15a〜15eに対応して裏面側に形成され
上述したリード21a〜21eが引出されるとと
もに摺動子23a〜23eが摺接する配線リード
で、その作用効果は容易に理解されよう。
以上の構成による操舵角変位量検出装置10に
よれば、簡単かつ安価な構成にもかかわらず、操
舵輪の操舵角変位量を適切かつ確実に検出し得る
ため、各種の動力舵取装置に適用してその効果を
発揮し得るものである。すなわち、本発明による
操舵角変位量検出装置によれば、ステアリングリ
ンク機構4の一部を構成するラツク5部分での軸
線方向への移動量にて操舵輪の偏向量を確実に検
出し得るものであるため、これを電動式の動力舵
取装置に適用した場合に問題とされる舵取ハンド
ルの戻り動作をモータにて簡単に制御し得るもの
である。そして、このような利点は油圧式にモー
タを組合わせた形式の動力舵取装置においても同
様である。
よれば、簡単かつ安価な構成にもかかわらず、操
舵輪の操舵角変位量を適切かつ確実に検出し得る
ため、各種の動力舵取装置に適用してその効果を
発揮し得るものである。すなわち、本発明による
操舵角変位量検出装置によれば、ステアリングリ
ンク機構4の一部を構成するラツク5部分での軸
線方向への移動量にて操舵輪の偏向量を確実に検
出し得るものであるため、これを電動式の動力舵
取装置に適用した場合に問題とされる舵取ハンド
ルの戻り動作をモータにて簡単に制御し得るもの
である。そして、このような利点は油圧式にモー
タを組合わせた形式の動力舵取装置においても同
様である。
また、油圧式の動力舵取装置においても、たと
えば高、低速走行状態での操舵力制御を適正化す
るための油圧反力制御用として、あるいは直進走
行時においてオイルポンプをエンジンから切離す
電磁クラツチ制御用として、さらに操舵角度が大
きくなるにしたがつて操舵力を大ならしめる制御
手段として用いてその効果を発揮し得ることも明
らかであろう。
えば高、低速走行状態での操舵力制御を適正化す
るための油圧反力制御用として、あるいは直進走
行時においてオイルポンプをエンジンから切離す
電磁クラツチ制御用として、さらに操舵角度が大
きくなるにしたがつて操舵力を大ならしめる制御
手段として用いてその効果を発揮し得ることも明
らかであろう。
なお、本発明は、上述した実施例構造に限定さ
れず、各部の形状、構造等を必要に応じて適宜変
形、変更するとは自由である。たとえば上述した
ような直進型のデジタル式バイナリーセンサ構造
による操舵角変位量検出装置10において、これ
を構成するプリント基板17上の配線パターン1
5,16;19などの位置検出区分としては、そ
の必要に応じて増減してもよいものである。
れず、各部の形状、構造等を必要に応じて適宜変
形、変更するとは自由である。たとえば上述した
ような直進型のデジタル式バイナリーセンサ構造
による操舵角変位量検出装置10において、これ
を構成するプリント基板17上の配線パターン1
5,16;19などの位置検出区分としては、そ
の必要に応じて増減してもよいものである。
以上説明したように本発明に係る動力舵取装置
の操舵角変位量検出装置によれば、舵取ハンドル
による操舵操作に応じて操舵輪を偏向させるラツ
クピニオン型のステアリングリンク機構を構成す
るラツクの一部に、その軸線方向への変位量を検
出してデジタル信号を出力する操舵角変位量セン
サを設けるようにしたので、簡単な構成にもかか
わらず、操舵輪側の動きに追随しかつこの操舵輪
側の動きを直接検出できるラツクを操舵変位量検
出部としていることから、操舵角変位量の検出を
簡単かつ精度よく行なえ、しかも全体の構成が簡
素化され、その製造が容易に行なえるとともに、
コスト低減化を図ることができ、またその検出精
度の信頼性も大幅に向上させることが可能で、こ
れにより車輌の走行条件に応じた適切で円滑な操
舵補助力を得て装置性能を発揮させることがで
き、さらにセンサにて直接デジタル信号を得られ
るために、従来のようなアナログ・デジタル変換
を不要となる等といつた種々優れた効果がある。
また、本発明によれば、操舵角変位量センサを、
付設スペースの面で自由度が大きいラツク上で車
輌への組込みスペース等を配慮した任意の位置を
選択して設けることが可能で、しかもこのセンサ
とラツクとの間での組付け時の位置合わせも容易
に行える等の利点もある。
の操舵角変位量検出装置によれば、舵取ハンドル
による操舵操作に応じて操舵輪を偏向させるラツ
クピニオン型のステアリングリンク機構を構成す
るラツクの一部に、その軸線方向への変位量を検
出してデジタル信号を出力する操舵角変位量セン
サを設けるようにしたので、簡単な構成にもかか
わらず、操舵輪側の動きに追随しかつこの操舵輪
側の動きを直接検出できるラツクを操舵変位量検
出部としていることから、操舵角変位量の検出を
簡単かつ精度よく行なえ、しかも全体の構成が簡
素化され、その製造が容易に行なえるとともに、
コスト低減化を図ることができ、またその検出精
度の信頼性も大幅に向上させることが可能で、こ
れにより車輌の走行条件に応じた適切で円滑な操
舵補助力を得て装置性能を発揮させることがで
き、さらにセンサにて直接デジタル信号を得られ
るために、従来のようなアナログ・デジタル変換
を不要となる等といつた種々優れた効果がある。
また、本発明によれば、操舵角変位量センサを、
付設スペースの面で自由度が大きいラツク上で車
輌への組込みスペース等を配慮した任意の位置を
選択して設けることが可能で、しかもこのセンサ
とラツクとの間での組付け時の位置合わせも容易
に行える等の利点もある。
第1図は本発明に係る動力舵取装置の操舵角変
位量検出装置の一実施例を示すステアリング機構
部を示す概略平面図、第2図はその要部を拡大し
て示す概略斜視図、第3図は操舵角変位量センサ
を構成するプリント基板の配線パターンの一例を
示す概略平面図、第4図はその変形例を示す概略
平面図、第5図はその出力信号の波形図、第6図
a,b,c,dは本発明の別の実施例を示す要部
平面図、正面図、底面図およびその断面図であ
る。 1……ステアリング機構部、2……ステアリン
グシヤフト、4……ステアリングリンク機構、5
……ラツク、5a……ロツド部、7……タイロツ
ド、8……ハウジング、10……操舵角変位量検
出装置、11……操舵角変位量センサ、12……
長溝、13……レバー、14a〜14e,14f
……摺動子、15a〜15e……配線パターン、
16……共通配線、17……プリント基板、19
……配線パターン、19a……空白部、20,2
1a〜21e……リード、22……コントロー
ラ、23a〜23e……摺動子、24a〜24e
……配線リード。
位量検出装置の一実施例を示すステアリング機構
部を示す概略平面図、第2図はその要部を拡大し
て示す概略斜視図、第3図は操舵角変位量センサ
を構成するプリント基板の配線パターンの一例を
示す概略平面図、第4図はその変形例を示す概略
平面図、第5図はその出力信号の波形図、第6図
a,b,c,dは本発明の別の実施例を示す要部
平面図、正面図、底面図およびその断面図であ
る。 1……ステアリング機構部、2……ステアリン
グシヤフト、4……ステアリングリンク機構、5
……ラツク、5a……ロツド部、7……タイロツ
ド、8……ハウジング、10……操舵角変位量検
出装置、11……操舵角変位量センサ、12……
長溝、13……レバー、14a〜14e,14f
……摺動子、15a〜15e……配線パターン、
16……共通配線、17……プリント基板、19
……配線パターン、19a……空白部、20,2
1a〜21e……リード、22……コントロー
ラ、23a〜23e……摺動子、24a〜24e
……配線リード。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 舵取ハンドルによる操舵操作に応じて操舵輪
を偏向させるラツクピニオン型のステアリングリ
ンク機構を備えてなる動力舵取装置において、 前記ステアリングリンク機構を構成するラツク
の一部に、このラツクの操舵操作に伴なう軸線方
向への変位量を検出することによりデジタル信号
を出力する操舵角変位量センサを設けたことを特
徴とする動力舵取装置の操舵角変位量検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59180332A JPS6159206A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | 動力舵取装置の操舵角変位量検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59180332A JPS6159206A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | 動力舵取装置の操舵角変位量検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6159206A JPS6159206A (ja) | 1986-03-26 |
JPH0432966B2 true JPH0432966B2 (ja) | 1992-06-01 |
Family
ID=16081366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59180332A Granted JPS6159206A (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | 動力舵取装置の操舵角変位量検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6159206A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58166032A (ja) * | 1982-03-26 | 1983-10-01 | Hitachi Ltd | 反応射出成形品及びその成形方法 |
JPH03173619A (ja) * | 1990-11-02 | 1991-07-26 | Hitachi Ltd | 反応射出成形品 |
JP2504339B2 (ja) * | 1991-01-21 | 1996-06-05 | トヨタ自動車株式会社 | 操舵角センサ |
FR2921480B1 (fr) * | 2007-09-20 | 2010-03-05 | Renault Sas | Capteur de position absolue a lecture serie |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5848570B2 (ja) * | 1981-10-23 | 1983-10-29 | テ−ハ−.ゴ−ルドシユミツト アクチエンゲゼルシヤフト | ポリオキシアルキレンエ−テルの製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5848570U (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-01 | 株式会社新潟鐵工所 | クロ−ラ式走行装置のステアリング装置 |
-
1984
- 1984-08-31 JP JP59180332A patent/JPS6159206A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5848570B2 (ja) * | 1981-10-23 | 1983-10-29 | テ−ハ−.ゴ−ルドシユミツト アクチエンゲゼルシヤフト | ポリオキシアルキレンエ−テルの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6159206A (ja) | 1986-03-26 |
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