JPH04327214A - 複合繊維 - Google Patents
複合繊維Info
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- JPH04327214A JPH04327214A JP9907091A JP9907091A JPH04327214A JP H04327214 A JPH04327214 A JP H04327214A JP 9907091 A JP9907091 A JP 9907091A JP 9907091 A JP9907091 A JP 9907091A JP H04327214 A JPH04327214 A JP H04327214A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer
- component
- polyethylene terephthalate
- composite fiber
- polyphenylene sulfide
- Prior art date
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- Pending
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐熱性、耐薬品性、耐久
性および力学特性に優れた複合繊維に関するものであり
、更に詳しくは芯成分と鞘成分との剥離耐久性が、従来
の複合繊維に比べ大幅に改善された複合繊維に関するも
のである。
性および力学特性に優れた複合繊維に関するものであり
、更に詳しくは芯成分と鞘成分との剥離耐久性が、従来
の複合繊維に比べ大幅に改善された複合繊維に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ポリフェニレンサルファイドは、近年そ
の優れた耐熱性および耐薬品性の特徴を生かして高性能
エンジニアリングプラスチックとして注目されている。
の優れた耐熱性および耐薬品性の特徴を生かして高性能
エンジニアリングプラスチックとして注目されている。
【0003】また、ポリフェニレンサルファイド繊維は
、耐熱性および耐薬品性に優れることから各種産業用繊
維、例えば、バグフィルタースクリム基布、モーター結
紐、モーターバインダーテープおよびゴム補強用繊維な
どとしての利用が考えられている。
、耐熱性および耐薬品性に優れることから各種産業用繊
維、例えば、バグフィルタースクリム基布、モーター結
紐、モーターバインダーテープおよびゴム補強用繊維な
どとしての利用が考えられている。
【0004】しかしながら、ポリフェニレンサルファイ
ド繊維は産業用繊維としてはその力学的特性が低いこと
も特徴としてあげられる。したがって、ポリフェニレン
サルファイド繊維の力学的特性を向上すれば、前記のよ
うな各種産業用途への応用が広がることが期待される。
ド繊維は産業用繊維としてはその力学的特性が低いこと
も特徴としてあげられる。したがって、ポリフェニレン
サルファイド繊維の力学的特性を向上すれば、前記のよ
うな各種産業用途への応用が広がることが期待される。
【0005】また、ポリフェニレンサルファイド繊維は
、耐熱性および耐薬品性に優れるものの、その価格が汎
用のナイロン繊維やポリエチレンテレフタレート繊維な
どに比較して数倍高いことから、低価格化が望まれてい
る。その要求を達成するために、ポリフェニレンサルフ
ァイドポリマと安価なポリエチレンテレフタレートポリ
マとの複合繊維が特開昭59−204920号公報およ
び特開平2−99614号公報により提案されている。
、耐熱性および耐薬品性に優れるものの、その価格が汎
用のナイロン繊維やポリエチレンテレフタレート繊維な
どに比較して数倍高いことから、低価格化が望まれてい
る。その要求を達成するために、ポリフェニレンサルフ
ァイドポリマと安価なポリエチレンテレフタレートポリ
マとの複合繊維が特開昭59−204920号公報およ
び特開平2−99614号公報により提案されている。
【0006】しかるに、従来の複合繊維の製造技術では
、芯成分および鞘成分のポリマ同志の相溶性が無い組合
わせ、もしくはポリマ同志の相溶性が悪い組合わせの場
合、複合繊維となしても芯鞘界面の剥離耐久性が悪く、
強度や疲労性が保持できないため、産業用繊維として用
いられることは少なかった。
、芯成分および鞘成分のポリマ同志の相溶性が無い組合
わせ、もしくはポリマ同志の相溶性が悪い組合わせの場
合、複合繊維となしても芯鞘界面の剥離耐久性が悪く、
強度や疲労性が保持できないため、産業用繊維として用
いられることは少なかった。
【0007】そこで、前記特開昭59−204920号
公報および特開平2−99614号公報では、ポリマ同
志の相溶性が悪いポリフェニレンサルファイドポリマと
ポリエチレンテレフタレートポリマとを、芯もしくは鞘
においてブレンドすることによって、芯鞘界面の剥離耐
久性を向上することを提案しているが、この方法では剥
離耐久性は向上するがポリマブレンドによって後述する
ような障害が発生し、本来の目的である産業用繊維とし
ての耐熱性、耐薬品性、耐久性および力学特性が十分に
改善されないという問題を有している。
公報および特開平2−99614号公報では、ポリマ同
志の相溶性が悪いポリフェニレンサルファイドポリマと
ポリエチレンテレフタレートポリマとを、芯もしくは鞘
においてブレンドすることによって、芯鞘界面の剥離耐
久性を向上することを提案しているが、この方法では剥
離耐久性は向上するがポリマブレンドによって後述する
ような障害が発生し、本来の目的である産業用繊維とし
ての耐熱性、耐薬品性、耐久性および力学特性が十分に
改善されないという問題を有している。
【0008】すなわち、前記特開昭59−204920
号公報では、芯成分にポリエチレンテレフタレートポリ
マ、鞘成分にポリフェニレンサルファイドポリマとポリ
エチレンテレフタレートポリマとのブレンドポリマを用
いた複合繊維が記載されている。しかし、この方法では
耐熱性および耐薬品性に劣るポリエチレンテレフタレー
トポリマの一部が、繊維の表層に暴露されるため、耐熱
性および耐薬品性が期待される程には向上しないという
問題を有していた。
号公報では、芯成分にポリエチレンテレフタレートポリ
マ、鞘成分にポリフェニレンサルファイドポリマとポリ
エチレンテレフタレートポリマとのブレンドポリマを用
いた複合繊維が記載されている。しかし、この方法では
耐熱性および耐薬品性に劣るポリエチレンテレフタレー
トポリマの一部が、繊維の表層に暴露されるため、耐熱
性および耐薬品性が期待される程には向上しないという
問題を有していた。
【0009】また、特開平2−99614号公報では、
芯成分にポリフェニレンサルファイドポリマとポリエチ
レンテレフタレートポリマのブレンドポリマ、鞘成分に
ポリフェニレンサルファイドポリマを用いた複合繊維が
記載されているが、芯成分ポリマがポリフェニレンサル
ファイドポリマとポリエチレンテレフタレートポリマの
ブレンドポリマからなるため、その繊維の力学的特性が
劣り、特に引張り強度は5g/d未満であり、強度を必
要とする産業用繊維として提供できないという問題を有
していた。
芯成分にポリフェニレンサルファイドポリマとポリエチ
レンテレフタレートポリマのブレンドポリマ、鞘成分に
ポリフェニレンサルファイドポリマを用いた複合繊維が
記載されているが、芯成分ポリマがポリフェニレンサル
ファイドポリマとポリエチレンテレフタレートポリマの
ブレンドポリマからなるため、その繊維の力学的特性が
劣り、特に引張り強度は5g/d未満であり、強度を必
要とする産業用繊維として提供できないという問題を有
していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来の複合繊維が有する問題点の解決を課題として検討し
た結果、達成されたものである。
来の複合繊維が有する問題点の解決を課題として検討し
た結果、達成されたものである。
【0011】したがって、本発明の目的は、前記特開昭
59−204920号公報および特開平2−99614
号公報に記載された複合繊維に比べて、芯成分と鞘成分
との剥離耐久性が大幅に改善され、しかも優れた耐熱性
、耐薬品性、および高い力学特性すなわち、高強度・高
伸度、耐屈曲疲労性を有する産業用繊維として好適な複
合繊維を提供することにある。
59−204920号公報および特開平2−99614
号公報に記載された複合繊維に比べて、芯成分と鞘成分
との剥離耐久性が大幅に改善され、しかも優れた耐熱性
、耐薬品性、および高い力学特性すなわち、高強度・高
伸度、耐屈曲疲労性を有する産業用繊維として好適な複
合繊維を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、最内層
が極限粘度[η]が0.5以上のポリエチレンテレフタ
レート成分、最外層がポリフェニレンサルファイド成分
からなり、前記最内層と最外層との間に前記ポリエチレ
ンテレフタレート成分と前記ポリフェニレンサルファイ
ド成分とが相互に分散混合された中間層を形成した少な
くとも3層からなる複合繊維であって、A.ポリフェニ
レンサルファイドのポリエチレンテレフタレートを実質
的に分散混合されていない前記最外層の複合繊維全体に
占める割合が10重量%以上であり、B.ポリエチレン
テレフタレートのポリフェニレンサルファイドを実質的
に分散混合されていない前記最内層の複合繊維全体に占
める割合が20重量%以上であり、C.ポリフェニレン
サルファイドとポリエチレンテレフタレートとの相互に
分散混合された前記中間層が複合繊維全体に占める割合
が70重量%以下であると共に、この中間層におけるポ
リフェニレンサルファイドとポリエチレンテレフタレー
トとが30:70〜70:30重量比の割合で相互に分
散混合された部分の複合繊維全体に占める割合が5〜5
0重量%であり、 D.複合繊維の強度が5.5g/デニール以上であるこ
とを特徴とする複合繊維にある。
が極限粘度[η]が0.5以上のポリエチレンテレフタ
レート成分、最外層がポリフェニレンサルファイド成分
からなり、前記最内層と最外層との間に前記ポリエチレ
ンテレフタレート成分と前記ポリフェニレンサルファイ
ド成分とが相互に分散混合された中間層を形成した少な
くとも3層からなる複合繊維であって、A.ポリフェニ
レンサルファイドのポリエチレンテレフタレートを実質
的に分散混合されていない前記最外層の複合繊維全体に
占める割合が10重量%以上であり、B.ポリエチレン
テレフタレートのポリフェニレンサルファイドを実質的
に分散混合されていない前記最内層の複合繊維全体に占
める割合が20重量%以上であり、C.ポリフェニレン
サルファイドとポリエチレンテレフタレートとの相互に
分散混合された前記中間層が複合繊維全体に占める割合
が70重量%以下であると共に、この中間層におけるポ
リフェニレンサルファイドとポリエチレンテレフタレー
トとが30:70〜70:30重量比の割合で相互に分
散混合された部分の複合繊維全体に占める割合が5〜5
0重量%であり、 D.複合繊維の強度が5.5g/デニール以上であるこ
とを特徴とする複合繊維にある。
【0013】
【実施態様】本発明に係る複合繊維は上記構成からなる
が、特に本発明の目的とする、従来技術では達せられな
かった芯鞘複合界面のポリマ剥離耐久性については、最
内層成分と最外層成分との間に、前記最内層成分および
最外層成分が相互に分散混合した中間層を適正に設ける
ことにより達成することができる。
が、特に本発明の目的とする、従来技術では達せられな
かった芯鞘複合界面のポリマ剥離耐久性については、最
内層成分と最外層成分との間に、前記最内層成分および
最外層成分が相互に分散混合した中間層を適正に設ける
ことにより達成することができる。
【0014】本発明に係る複合繊維の最内層成分は、実
質的にエチレンテレフタレート単位からなるポリエチレ
ンテレフタレート(以下PETという)であるが、PE
Tポリマの物理的、化学的特性を実質的に低下させない
程度、例えば10%未満の共重合成分を含んでも良い。 共重合成分としてはイソフタル酸、ジフェニルジカルボ
ン酸等のジカルボン酸、およびプロピレングリコ−ル、
ブチレングリコ−ル等のジオ−ル成分が挙げられるが、
前記以外の共重合成分が用いられる場合もある。
質的にエチレンテレフタレート単位からなるポリエチレ
ンテレフタレート(以下PETという)であるが、PE
Tポリマの物理的、化学的特性を実質的に低下させない
程度、例えば10%未満の共重合成分を含んでも良い。 共重合成分としてはイソフタル酸、ジフェニルジカルボ
ン酸等のジカルボン酸、およびプロピレングリコ−ル、
ブチレングリコ−ル等のジオ−ル成分が挙げられるが、
前記以外の共重合成分が用いられる場合もある。
【0015】本発明に係る複合繊維において、その強度
を5.5g/デニ−ル以上とするためには、前記最内層
成分のPETポリマの極限粘度〔η〕を0.5以上、好
ましくは0.6以上と高粘度に規制する必要がある。
を5.5g/デニ−ル以上とするためには、前記最内層
成分のPETポリマの極限粘度〔η〕を0.5以上、好
ましくは0.6以上と高粘度に規制する必要がある。
【0016】本発明に係る複合繊維の最外層成分は、ポ
リフェニレンサルファイド(以下PPSという)である
。PPSポリマとしては、メルトフローレート(MFR
)が10〜600の実質的に線状のポリマを用いるが、
トリクロロベンゼン(TCB)を0.1重量%以下含有
した架橋ポリマであってもよい。
リフェニレンサルファイド(以下PPSという)である
。PPSポリマとしては、メルトフローレート(MFR
)が10〜600の実質的に線状のポリマを用いるが、
トリクロロベンゼン(TCB)を0.1重量%以下含有
した架橋ポリマであってもよい。
【0017】ここでいうメルトフローレート(MFR)
とは、測定温度を316℃、荷重を5KgfとしたAS
TM D1238−82法によって測定されたポリマ
の溶融流れを意味する。
とは、測定温度を316℃、荷重を5KgfとしたAS
TM D1238−82法によって測定されたポリマ
の溶融流れを意味する。
【0018】本発明に係る複合繊維の、最外層成分であ
るPPS成分の複合繊維全体に占める割合、すなわち複
合繊維の全断面積に占める割合は10重量%以上であり
、この最外層成分には実質的にPET成分が分散混合さ
れていない。
るPPS成分の複合繊維全体に占める割合、すなわち複
合繊維の全断面積に占める割合は10重量%以上であり
、この最外層成分には実質的にPET成分が分散混合さ
れていない。
【0019】本発明に係る複合繊維の、最内層成分であ
るPET成分の複合繊維全体に占める割合は20重量%
以上であり、この最内層成分には実質的にPPS成分が
分散混合されていない。
るPET成分の複合繊維全体に占める割合は20重量%
以上であり、この最内層成分には実質的にPPS成分が
分散混合されていない。
【0020】本発明に係る複合繊維の、前記最外層成分
であるPPS成分が複合繊維全体に占める割合が10重
量%未満では、耐熱性および耐薬品性がバグフィルター
スクリム基布、モーター結紐、モーターバインダーテー
プおよびゴム補強用繊維などの産業用繊維として用いら
れるところまで改善されない。
であるPPS成分が複合繊維全体に占める割合が10重
量%未満では、耐熱性および耐薬品性がバグフィルター
スクリム基布、モーター結紐、モーターバインダーテー
プおよびゴム補強用繊維などの産業用繊維として用いら
れるところまで改善されない。
【0021】本発明に係る複合繊維の、前記最内層成分
であるPET成分が複合繊維全体に占める割合が20重
量%未満では、複合繊維の強度を本発明の目標とする値
である5.5g/デニール以上の高強度にすることがで
きない。
であるPET成分が複合繊維全体に占める割合が20重
量%未満では、複合繊維の強度を本発明の目標とする値
である5.5g/デニール以上の高強度にすることがで
きない。
【0022】本発明に係る複合繊維の、最内層成分と最
外層成分との間に設けるPPS成分とPET成分とが相
互に分散混合された中間層の、複合繊維全体に占める割
合は70重量%以下である。この中間層は、PETポリ
マおよびPPSポリマが重量比で30:70〜70:3
0の割合で相互に分散混合された層を主体とする。そし
て、前記の混合割合からなる中間層の複合繊維全体に占
める割合は、5〜50%の範囲とするのが好ましい。P
ETおよびPPSが前記の割合で相互に分散混合された
中間層の複合繊維全体に占める割合が50%を越えると
、本発明の複合繊維としての特徴、すなわち耐熱性、耐
薬品性および力学特性の改良が十分に達せられないこと
があり、一方5%未満では、本発明の特徴である最内層
と最外層との剥離耐久性の改良効果は認められるものの
、前記各種産業用繊維に使用できるまでには至らないこ
とがあるため好ましくない。
外層成分との間に設けるPPS成分とPET成分とが相
互に分散混合された中間層の、複合繊維全体に占める割
合は70重量%以下である。この中間層は、PETポリ
マおよびPPSポリマが重量比で30:70〜70:3
0の割合で相互に分散混合された層を主体とする。そし
て、前記の混合割合からなる中間層の複合繊維全体に占
める割合は、5〜50%の範囲とするのが好ましい。P
ETおよびPPSが前記の割合で相互に分散混合された
中間層の複合繊維全体に占める割合が50%を越えると
、本発明の複合繊維としての特徴、すなわち耐熱性、耐
薬品性および力学特性の改良が十分に達せられないこと
があり、一方5%未満では、本発明の特徴である最内層
と最外層との剥離耐久性の改良効果は認められるものの
、前記各種産業用繊維に使用できるまでには至らないこ
とがあるため好ましくない。
【0023】以上の特徴を有する本発明に係る複合繊維
は、以下に示す新規な方法によって製造される。
は、以下に示す新規な方法によって製造される。
【0024】本発明に係る複合繊維の最内層成分は、実
質的にエチレンテレフタレート単位からなる、極限粘度
[η]が0.5以上、通常は0.6以上のPETポリマ
を用いる。
質的にエチレンテレフタレート単位からなる、極限粘度
[η]が0.5以上、通常は0.6以上のPETポリマ
を用いる。
【0025】本発明に係る複合繊維の最外層成分のPP
Sポリマは、メルトフローレート(MFR)が10〜6
00の実質的に線状のポリマを用いるが、トリクロロベ
ンゼン(TCB)を0.1重量%以下含有した架橋ポリ
マであってもよい。
Sポリマは、メルトフローレート(MFR)が10〜6
00の実質的に線状のポリマを用いるが、トリクロロベ
ンゼン(TCB)を0.1重量%以下含有した架橋ポリ
マであってもよい。
【0026】前記最内層成分と最外層成分との間に形成
された中間層を、前記最内層成分ポリマおよび最外層成
分ポリマが重量比30:70〜70:30の割合で相互
に分散混合され、かつこの中間層が繊維全体に占める割
合を安定的に10〜50%となすためには、■中間層を
形成するPPSポリマとPETポリマの双方をチップ状
となし、これらのチップを紡糸工程前に予めブレンドし
、それぞれ溶融し口金内で複合する方法、■最内層成分
、最外層成分ポリマをそれぞれ溶融後、パック導入部以
前に設置した混練装置に最内層成分ポリマおよび最外層
成分ポリマの一部を導いて混練し、口金内で複合する方
法、および■最内層成分、最外層成分ポリマをそれぞれ
溶融後、口金パック内に導き、口金内で最内層ポリマの
一部と最外層ポリマの一部とを混練する方法などが挙げ
られる。
された中間層を、前記最内層成分ポリマおよび最外層成
分ポリマが重量比30:70〜70:30の割合で相互
に分散混合され、かつこの中間層が繊維全体に占める割
合を安定的に10〜50%となすためには、■中間層を
形成するPPSポリマとPETポリマの双方をチップ状
となし、これらのチップを紡糸工程前に予めブレンドし
、それぞれ溶融し口金内で複合する方法、■最内層成分
、最外層成分ポリマをそれぞれ溶融後、パック導入部以
前に設置した混練装置に最内層成分ポリマおよび最外層
成分ポリマの一部を導いて混練し、口金内で複合する方
法、および■最内層成分、最外層成分ポリマをそれぞれ
溶融後、口金パック内に導き、口金内で最内層ポリマの
一部と最外層ポリマの一部とを混練する方法などが挙げ
られる。
【0027】具体的には、例えば前記■の方法の場合、
最内層成分となるPETポリマ、最外層成分となるPP
Sポリマ、およびPETポリマとPPSポリマが相互に
分散混合した中間層を形成させるための、ブレンドポリ
マの溶融紡糸には、3基のエクストルダー型紡糸機を用
いる。
最内層成分となるPETポリマ、最外層成分となるPP
Sポリマ、およびPETポリマとPPSポリマが相互に
分散混合した中間層を形成させるための、ブレンドポリ
マの溶融紡糸には、3基のエクストルダー型紡糸機を用
いる。
【0028】3基のエクストルダー型紡糸機でそれぞれ
独立して溶融された最内層成分PETポリマ、最外層成
分PPSポリマ、およびPETポリマとPPSポリマと
が相互に分散混合した中間層を形成させるためのブレン
ドポリマの3ポリマを、それぞれ複合紡糸パックに導き
、複合紡糸用口金を通して、最内層にPET、最内層成
分と最外層成分との中間にPETとPPSとが相互に分
散混合した中間層、最外層にPPSを配した3層複合繊
維として紡糸する。
独立して溶融された最内層成分PETポリマ、最外層成
分PPSポリマ、およびPETポリマとPPSポリマと
が相互に分散混合した中間層を形成させるためのブレン
ドポリマの3ポリマを、それぞれ複合紡糸パックに導き
、複合紡糸用口金を通して、最内層にPET、最内層成
分と最外層成分との中間にPETとPPSとが相互に分
散混合した中間層、最外層にPPSを配した3層複合繊
維として紡糸する。
【0029】紡糸速度は500m/分以上とする。紡糸
口金直下には保温筒あるいは加熱筒を設け、5cm以上
、50cm以内にわたって180℃以上、350℃以下
の加熱雰囲気となし、紡糸直後の紡出糸条を加熱処理す
る。
口金直下には保温筒あるいは加熱筒を設け、5cm以上
、50cm以内にわたって180℃以上、350℃以下
の加熱雰囲気となし、紡糸直後の紡出糸条を加熱処理す
る。
【0030】口金直下に前記加熱雰囲気を設けることな
く紡糸した場合は、産業用用途の特に太い繊度の糸条を
安定的に紡糸延伸し、高強力繊維を得ることが困難であ
る。
く紡糸した場合は、産業用用途の特に太い繊度の糸条を
安定的に紡糸延伸し、高強力繊維を得ることが困難であ
る。
【0031】紡出糸条は前記加熱雰囲気中を通過した後
冷風で急冷固化され、次いで油剤を付与された後、紡糸
速度を制御する引取ロ−ルで引取られ未延引糸となる。
冷風で急冷固化され、次いで油剤を付与された後、紡糸
速度を制御する引取ロ−ルで引取られ未延引糸となる。
【0032】未延伸糸は、通常一旦巻取ることなく連続
して延伸されるか、あるいは未延伸糸を一旦巻取った後
、別工程で延伸される。
して延伸されるか、あるいは未延伸糸を一旦巻取った後
、別工程で延伸される。
【0033】未延伸糸を一旦巻き取ることなく連続して
延伸を施す場合は、通常2段以上の多段延伸が用いられ
る。延伸倍率は紡糸条件に応じて2.0〜6.3倍であ
る。2段延伸を用いる場合、1段目の延伸は総合延伸倍
率の70%以上、通常は78〜88%とし、残りを2段
目の延伸で行う。延伸温度は最高温度を160〜250
℃とする。延伸最高温度が160℃未満では高倍率延伸
ができなくて高強力糸とならず、また250℃を越える
と延伸性が低下して単糸切れなどを生じ、高品質の複合
繊維を得ることができない。
延伸を施す場合は、通常2段以上の多段延伸が用いられ
る。延伸倍率は紡糸条件に応じて2.0〜6.3倍であ
る。2段延伸を用いる場合、1段目の延伸は総合延伸倍
率の70%以上、通常は78〜88%とし、残りを2段
目の延伸で行う。延伸温度は最高温度を160〜250
℃とする。延伸最高温度が160℃未満では高倍率延伸
ができなくて高強力糸とならず、また250℃を越える
と延伸性が低下して単糸切れなどを生じ、高品質の複合
繊維を得ることができない。
【0034】以下に実施例を挙げて本発明の複合繊維の
構成および効果についてさらに詳述するが、以下の実施
例における複合繊維の繊維特性および測定方法は次の通
りである。
構成および効果についてさらに詳述するが、以下の実施
例における複合繊維の繊維特性および測定方法は次の通
りである。
【0035】複合繊維の特性
(イ)強度(g/d)、伸度(%):強度、伸度はJI
S−L1017の定義および測定方法によった。
S−L1017の定義および測定方法によった。
【0036】なお、SS曲線を得るための引張り試験の
具体的な条件は次の通りである。
具体的な条件は次の通りである。
【0037】試料を綛状にとり、20℃、65%RHの
温室度調整された部屋に24時間以上放置後、“テンシ
ロンUTL−4L”型引張試験機(オリエンテック(株
)製)を用い、試長25cm、引張速度30cm/分で
測定した。
温室度調整された部屋に24時間以上放置後、“テンシ
ロンUTL−4L”型引張試験機(オリエンテック(株
)製)を用い、試長25cm、引張速度30cm/分で
測定した。
【0038】(ロ)耐アルカリ性強度保持率(%):濃
度40重量%のNaOH水溶液中で複合繊維のマルチフ
ィラメントを95℃で100時間処理し、強度保持率で
耐アルカリ性を評価した。 耐アルカリ性強度保持率=処理後の強度/処理前の強度
×100 (ハ)耐酸性強度保持率(%):濃度40重量%のH2
SO4水溶液中で、複合繊維のマルチフィラメントを9
5℃で100時間処理し、強度保持率で耐酸性を評価し
た。 耐酸性強度保持率=処理後の強度/処理前の強度×10
0 (ニ)耐熱性強度保持率(%):150℃、2.0Kg
/cm2の湿熱中で複合繊維のマルチフィラメントを1
00時間処理し、強度保持率で耐熱性を評価した。 耐熱性強度保持率=処理後の強度/処理前の強度×10
0 (ホ)耐剥離性:複合繊維のマルチフィラメントに、6
0T/dmの撚りを付与し、次いでその撚りを解除した
マルチフィラメントの電顕写真を撮影し、最内層成分と
最外層成分の剥離状態を写真で評価した。
度40重量%のNaOH水溶液中で複合繊維のマルチフ
ィラメントを95℃で100時間処理し、強度保持率で
耐アルカリ性を評価した。 耐アルカリ性強度保持率=処理後の強度/処理前の強度
×100 (ハ)耐酸性強度保持率(%):濃度40重量%のH2
SO4水溶液中で、複合繊維のマルチフィラメントを9
5℃で100時間処理し、強度保持率で耐酸性を評価し
た。 耐酸性強度保持率=処理後の強度/処理前の強度×10
0 (ニ)耐熱性強度保持率(%):150℃、2.0Kg
/cm2の湿熱中で複合繊維のマルチフィラメントを1
00時間処理し、強度保持率で耐熱性を評価した。 耐熱性強度保持率=処理後の強度/処理前の強度×10
0 (ホ)耐剥離性:複合繊維のマルチフィラメントに、6
0T/dmの撚りを付与し、次いでその撚りを解除した
マルチフィラメントの電顕写真を撮影し、最内層成分と
最外層成分の剥離状態を写真で評価した。
【0039】
実施例1〜3、比較例1、2
極限粘度[η]0.9のPETポリマ、およびメルトフ
ローレートが300のPPSポリマをそれぞれ40Φエ
クストルダー型紡糸機で溶融し、前記PETポリマと前
記PPSポリマとのブレンドしたポリマを30Φエクス
トルダー型紡糸機で溶融し、これら3種のポリマを複合
パックに導き、3層芯鞘複合紡糸口金より最内層部にP
ET、最内層成分と最外層成分の境界層に最内層成分P
ETと最外層成分PPSが相互に分散混合した中間層、
最外層成分にPPSを配置した3層構造の複合繊維とし
て紡出した。最内層成分、最内層成分と最外層成分が相
互に分散混合した中間層、および最外層成分の割合は表
1に示した。紡糸口金は孔径0.6mmΦ、孔数120
ホ−ルのものを用い、PETを295℃、PETとPP
Sのブレンドポリマを315℃、PPSを330℃でそ
れぞれ溶融し、紡糸パック温度を310℃として紡糸し
た。口金直下には20cmの加熱筒を取り付け、筒内雰
囲気温度を320℃となるように加熱した。筒内雰囲気
温度とは口金面より10cm下の位置で、かつ最外周糸
条より1cm離れた位置で測定した雰囲気温度である。 加熱筒の下には長さ40cmの環状型チムニ−を取り付
け、糸条の周囲より25℃で40m/分の冷風を糸条に
直角に吹き付け、冷却した。次いで油剤を付与し、表1
に示した速度で回転する引取ロ−ルで糸条速度を制御し
た後、一旦巻取ることなく連続して延伸した。延伸は3
対のネルソン型ロ−ルによって2段延伸した後、次のネ
ルソンロ−ル間で3%のリラックスを与えて巻取った。 引取ロ−ル温度を60℃とし、引取ロ−ルと100℃に
加熱した第1延伸ロ−ル間で1段目の延伸を行い、第1
延伸ロ−ルと所定の温度に加熱された第2延伸ロ−ル間
で2段目の延伸を行った。次のネルソンロールは非加熱
の延伸後の張力調整として使用した。1段延伸倍率は全
延伸倍率の78%、残りを2段目で延伸した。紡糸速度
、全延伸倍率等を変化させて製糸したが、延伸糸の繊度
が約500デニ−ルとなるよう紡糸速度、延伸倍率に対
応させて吐出量を変化させた。製糸条件、得られた延伸
糸特性、およびその他の物性は表1に示す通りであった
。
ローレートが300のPPSポリマをそれぞれ40Φエ
クストルダー型紡糸機で溶融し、前記PETポリマと前
記PPSポリマとのブレンドしたポリマを30Φエクス
トルダー型紡糸機で溶融し、これら3種のポリマを複合
パックに導き、3層芯鞘複合紡糸口金より最内層部にP
ET、最内層成分と最外層成分の境界層に最内層成分P
ETと最外層成分PPSが相互に分散混合した中間層、
最外層成分にPPSを配置した3層構造の複合繊維とし
て紡出した。最内層成分、最内層成分と最外層成分が相
互に分散混合した中間層、および最外層成分の割合は表
1に示した。紡糸口金は孔径0.6mmΦ、孔数120
ホ−ルのものを用い、PETを295℃、PETとPP
Sのブレンドポリマを315℃、PPSを330℃でそ
れぞれ溶融し、紡糸パック温度を310℃として紡糸し
た。口金直下には20cmの加熱筒を取り付け、筒内雰
囲気温度を320℃となるように加熱した。筒内雰囲気
温度とは口金面より10cm下の位置で、かつ最外周糸
条より1cm離れた位置で測定した雰囲気温度である。 加熱筒の下には長さ40cmの環状型チムニ−を取り付
け、糸条の周囲より25℃で40m/分の冷風を糸条に
直角に吹き付け、冷却した。次いで油剤を付与し、表1
に示した速度で回転する引取ロ−ルで糸条速度を制御し
た後、一旦巻取ることなく連続して延伸した。延伸は3
対のネルソン型ロ−ルによって2段延伸した後、次のネ
ルソンロ−ル間で3%のリラックスを与えて巻取った。 引取ロ−ル温度を60℃とし、引取ロ−ルと100℃に
加熱した第1延伸ロ−ル間で1段目の延伸を行い、第1
延伸ロ−ルと所定の温度に加熱された第2延伸ロ−ル間
で2段目の延伸を行った。次のネルソンロールは非加熱
の延伸後の張力調整として使用した。1段延伸倍率は全
延伸倍率の78%、残りを2段目で延伸した。紡糸速度
、全延伸倍率等を変化させて製糸したが、延伸糸の繊度
が約500デニ−ルとなるよう紡糸速度、延伸倍率に対
応させて吐出量を変化させた。製糸条件、得られた延伸
糸特性、およびその他の物性は表1に示す通りであった
。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】本発明に係る複合繊維は、耐熱性および
耐薬品性に優れ、PPS繊維に比較して高強度・高伸度
であり、これらの力学特性に優れるばかりでなく、最内
層成分ポリマおよび最外層成分ポリマの相互に分散混合
した中間層の形成によって、最内層と最外層との界面の
剥離耐久性が著しく向上し、特に耐疲労性に優れるもの
である。。
耐薬品性に優れ、PPS繊維に比較して高強度・高伸度
であり、これらの力学特性に優れるばかりでなく、最内
層成分ポリマおよび最外層成分ポリマの相互に分散混合
した中間層の形成によって、最内層と最外層との界面の
剥離耐久性が著しく向上し、特に耐疲労性に優れるもの
である。。
【0042】よって、本発明に係る複合繊維は、前記特
徴を生かした各種産業用資材用途、例えばバグフィルタ
ースクリム基布、モーター結紐、モーターバインダーテ
ープおよびゴム補強用繊維に好適である。
徴を生かした各種産業用資材用途、例えばバグフィルタ
ースクリム基布、モーター結紐、モーターバインダーテ
ープおよびゴム補強用繊維に好適である。
Claims (1)
- 【請求項1】 最内層が極限粘度[η]が0.5以上
のポリエチレンテレフタレート成分、最外層がポリフェ
ニレンサルファイド成分からなり、前記最内層と最外層
との間に前記ポリエチレンテレフタレート成分と前記ポ
リフェニレンサルファイド成分とが相互に分散混合され
た中間層を形成した少なくとも3層からなる複合繊維で
あって、 A.ポリフェニレンサルファイドのポリエチレンテレフ
タレートを実質的に分散混合されていない前記最外層の
複合繊維全体に占める割合が10重量%以上であり、B
.ポリエチレンテレフタレートのポリフェニレンサルフ
ァイドを実質的に分散混合されていない前記最内層の複
合繊維全体に占める割合が20重量%以上であり、C.
ポリフェニレンサルファイドとポリエチレンテレフタレ
ートとの相互に分散混合された前記中間層が複合繊維全
体に占める割合が70重量%以下であると共に、この中
間層におけるポリフェニレンサルファイドとポリエチレ
ンテレフタレートとが30:70〜70:30重量比の
割合で相互に分散混合された部分の複合繊維全体に占め
る割合が5〜50重量%であり、 D.複合繊維の強度が5.5g/デニール以上であるこ
とを特徴とする複合繊維。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9907091A JPH04327214A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 複合繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9907091A JPH04327214A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 複合繊維 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04327214A true JPH04327214A (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=14237600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9907091A Pending JPH04327214A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 複合繊維 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04327214A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6949288B2 (en) | 2003-12-04 | 2005-09-27 | Fiber Innovation Technology, Inc. | Multicomponent fiber with polyarylene sulfide component |
CN103060935A (zh) * | 2013-01-10 | 2013-04-24 | 常熟鑫宇织造有限公司 | 一种pps和pet共混熔融纺丝的制备工艺 |
JP2018511715A (ja) * | 2015-03-09 | 2018-04-26 | コリア インスティチュート オブ インダストリアル テクノロジー | 高強度合成繊維の製造方法及びそれから製造された高強度合成繊維 |
KR20190005021A (ko) * | 2017-07-05 | 2019-01-15 | 주식회사 휴비스 | 폴리페닐렌 설파이드 복합 섬유가 포함된 고무 복합체 |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP9907091A patent/JPH04327214A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6949288B2 (en) | 2003-12-04 | 2005-09-27 | Fiber Innovation Technology, Inc. | Multicomponent fiber with polyarylene sulfide component |
CN103060935A (zh) * | 2013-01-10 | 2013-04-24 | 常熟鑫宇织造有限公司 | 一种pps和pet共混熔融纺丝的制备工艺 |
JP2018511715A (ja) * | 2015-03-09 | 2018-04-26 | コリア インスティチュート オブ インダストリアル テクノロジー | 高強度合成繊維の製造方法及びそれから製造された高強度合成繊維 |
KR20190005021A (ko) * | 2017-07-05 | 2019-01-15 | 주식회사 휴비스 | 폴리페닐렌 설파이드 복합 섬유가 포함된 고무 복합체 |
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