JPH04322982A - 直角座標型ロボット - Google Patents
直角座標型ロボットInfo
- Publication number
- JPH04322982A JPH04322982A JP3086969A JP8696991A JPH04322982A JP H04322982 A JPH04322982 A JP H04322982A JP 3086969 A JP3086969 A JP 3086969A JP 8696991 A JP8696991 A JP 8696991A JP H04322982 A JPH04322982 A JP H04322982A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tables
- moving body
- axis
- moving
- pair
- Prior art date
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- Pending
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- Manipulator (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直角座標型ロボットに関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品実装などに用いられるロ
ボットには、高速,高精度化とともに長ストローク化が
要求されている。
ボットには、高速,高精度化とともに長ストローク化が
要求されている。
【0003】従来、たとえば基板などのワークに対して
高い位置精度で各種作業を行うロボットとしては、図6
および図7に示すように、Y軸テーブル40と、このY
軸テーブル40に片持ち梁式に支持されてY方向の任意
位置に位置決めが可能なX軸テーブル41と、このXテ
ーブル41にてX方向の任意位置に位置決めが可能な作
業ヘッド部42とを備え、かつこの作業ヘッド部42に
X方向に所定間隔Dを設けてワークWの位置認識手段4
3と作業手段44とを設けたものが知られている。
高い位置精度で各種作業を行うロボットとしては、図6
および図7に示すように、Y軸テーブル40と、このY
軸テーブル40に片持ち梁式に支持されてY方向の任意
位置に位置決めが可能なX軸テーブル41と、このXテ
ーブル41にてX方向の任意位置に位置決めが可能な作
業ヘッド部42とを備え、かつこの作業ヘッド部42に
X方向に所定間隔Dを設けてワークWの位置認識手段4
3と作業手段44とを設けたものが知られている。
【0004】上記構成においては、Y軸テーブル40と
X軸テーブル41により、作業ヘッド部42をワークW
の作業位置上に移動させることによって、ワークWの作
業位置上に位置認識手段43を移動させ、この位置認識
手段43によりその作業位置を高精度に認識し、そして
この認識した作業位置と作業手段44との間隔Dに基づ
いて、Y軸テーブル40またはX軸テーブル41により
作業ヘッド部42を移動させて、作業手段44を作業位
置に導いて作業が行われていた。
X軸テーブル41により、作業ヘッド部42をワークW
の作業位置上に移動させることによって、ワークWの作
業位置上に位置認識手段43を移動させ、この位置認識
手段43によりその作業位置を高精度に認識し、そして
この認識した作業位置と作業手段44との間隔Dに基づ
いて、Y軸テーブル40またはX軸テーブル41により
作業ヘッド部42を移動させて、作業手段44を作業位
置に導いて作業が行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ロボッ
トの構成によると、X軸テーブル41はY軸テーブル4
0に対して片持ち梁式に支持されているため、基板など
のワークに対応してX軸テーブル41を長ストローク化
すると、振動が生じ易くなったり、高速動作・停止時に
作業ヘッド部42の位置決めに時間を要するという問題
があり、またY軸テーブル40とX軸テーブル41との
締結用ボルトの緩みも生じ易くなる。さらに、Y軸テー
ブル40のヨーイングやローリングにより、作業ヘッド
部42の位置決め精度が著しく低下するという問題もあ
った。
トの構成によると、X軸テーブル41はY軸テーブル4
0に対して片持ち梁式に支持されているため、基板など
のワークに対応してX軸テーブル41を長ストローク化
すると、振動が生じ易くなったり、高速動作・停止時に
作業ヘッド部42の位置決めに時間を要するという問題
があり、またY軸テーブル40とX軸テーブル41との
締結用ボルトの緩みも生じ易くなる。さらに、Y軸テー
ブル40のヨーイングやローリングにより、作業ヘッド
部42の位置決め精度が著しく低下するという問題もあ
った。
【0006】また、作業手段がひとつしかないため、回
転式ヘッドを持つ部品装着機等に比べて、作業タクトが
劣るという問題を有していた。
転式ヘッドを持つ部品装着機等に比べて、作業タクトが
劣るという問題を有していた。
【0007】そこで、本発明は上記課題を解決し得る直
角座標型ロボットを提供することを目的とする。
角座標型ロボットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明の直角座標型ロボットは、一対の第1テーブル
を互いに平行に配置するとともに、この一方の第1テー
ブルにはテーブルに沿って、独立に案内移動される第1
,第2移動体を設け、もう一方の第1テーブルにも同様
に独立に案内移動される第1,第2移動体を設け、上記
第1テーブルと直交する第2テーブルを2本配置し、上
記一方第2テーブルの一端部と上記一方の第1テーブル
側に設けられた第1移動体とを第1および第2テーブル
に直交する軸心回りで回転可能に係合し、上記第2テー
ブルの他端部と上記他方の第1テーブル側に設けられた
第1移動体とを第1および第2テーブルに直交する軸心
回りで回転可能にかつ第2テーブルの軸心方向でスライ
ド可能に係合支持させ、もう一方の第2テーブルも、上
記と同様に、第1テーブルの第2移動体と第2テーブル
の第2移動体間で支持させられた構造であり、上記第2
テーブルに各々設けられた第3および第4移動体にワー
クの位置認識手段および作業手段を設けたものである。
、本発明の直角座標型ロボットは、一対の第1テーブル
を互いに平行に配置するとともに、この一方の第1テー
ブルにはテーブルに沿って、独立に案内移動される第1
,第2移動体を設け、もう一方の第1テーブルにも同様
に独立に案内移動される第1,第2移動体を設け、上記
第1テーブルと直交する第2テーブルを2本配置し、上
記一方第2テーブルの一端部と上記一方の第1テーブル
側に設けられた第1移動体とを第1および第2テーブル
に直交する軸心回りで回転可能に係合し、上記第2テー
ブルの他端部と上記他方の第1テーブル側に設けられた
第1移動体とを第1および第2テーブルに直交する軸心
回りで回転可能にかつ第2テーブルの軸心方向でスライ
ド可能に係合支持させ、もう一方の第2テーブルも、上
記と同様に、第1テーブルの第2移動体と第2テーブル
の第2移動体間で支持させられた構造であり、上記第2
テーブルに各々設けられた第3および第4移動体にワー
クの位置認識手段および作業手段を設けたものである。
【0009】
【作用】上記構成において、第2テーブルの両端部が一
対の第1テーブルの第1移動体上に支持されて移動する
ため、第2テーブルが長くなった場合でも、第2テーブ
ル自体が安定するとともに、その高速移動および停止を
迅速に行うことができ、また第1テーブルが一対設けら
れているため、第1テーブルのヨーイングやローリング
の発生を最小に抑えることができ、したがって位置認識
手段および作業手段を高精度でもって所定位置に導くこ
とができる。
対の第1テーブルの第1移動体上に支持されて移動する
ため、第2テーブルが長くなった場合でも、第2テーブ
ル自体が安定するとともに、その高速移動および停止を
迅速に行うことができ、また第1テーブルが一対設けら
れているため、第1テーブルのヨーイングやローリング
の発生を最小に抑えることができ、したがって位置認識
手段および作業手段を高精度でもって所定位置に導くこ
とができる。
【0010】さらに、第2テーブルの一端部と一方の第
1移動体とは回転可能に係合されるとともに、第2テー
ブルの他端部と他方の第1移動体とは回転可能にかつ互
いにスライド可能に係合支持されているため、万一、一
対の第1テーブルの平行度または一対の第1移動体の移
動速度に誤差が生じた場合でも、これらの誤差は容易に
吸収される。
1移動体とは回転可能に係合されるとともに、第2テー
ブルの他端部と他方の第1移動体とは回転可能にかつ互
いにスライド可能に係合支持されているため、万一、一
対の第1テーブルの平行度または一対の第1移動体の移
動速度に誤差が生じた場合でも、これらの誤差は容易に
吸収される。
【0011】さらに、第2テーブルが、複数設けられて
いるため、一方の第2テーブルが部品供給部に移動して
いる時に、もう一方の第2テーブルが部品組立等の作業
が可能であり、タクトタイムが短縮できる。また、それ
ぞれの第2テーブルが、異なる部品を同時に組み立てる
協調作業も精度よく行なうことができる。
いるため、一方の第2テーブルが部品供給部に移動して
いる時に、もう一方の第2テーブルが部品組立等の作業
が可能であり、タクトタイムが短縮できる。また、それ
ぞれの第2テーブルが、異なる部品を同時に組み立てる
協調作業も精度よく行なうことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0013】図1〜図5において、1および2は互いに
平行に並列して配置された一対のY軸テーブル(第1テ
ーブル)で、これら各Y軸テーブル1,2上には、その
軸心方向と直交するX軸テーブル(第2テーブル)3,
4がY軸テーブル1,2に沿って各々独立に移動自在に
設けられている。すなわち、上記各Y軸テーブル1,2
には、その軸心方向に沿って移動案内される第1移動体
5,7および第2移動体6,8がそれぞれ設けられ、ま
たこれらの各第1移動体5,7および第2移動体6,8
は各Y軸テーブル1,2の内部に固定されたねじ軸体(
たとえば、ボールネジが使用される)9,10に螺合さ
れたナット11を回転させることにより動作できる。 詳細な構造を図3に基づいて説明する。移動体5は、モ
ータの固定子と、転動体15を介して直進ガイド16に
より案内される直線摺動軸受の構造を兼ねた構造になっ
ておりモータの回転子12はボールネジナット11と接
続されている。モータの回転子12は回転用軸受13に
より移動体5に対し、回転可能に支持されている。モー
タに与えられた信号により、回転子12が回転すれば、
ボールネジナット11が回転することになり、ボールネ
ジ9は図2に示すように両端をブラケット35で固定さ
れているので直進ガイド16によって案内され、移動体
5が直進運動を行なう。尚、ボールネジナットの回転角
は、エンコーダ14により検出できるので、移動体5の
移動量は容易に求められる。他の移動体6,7,8も同
様にして、各々独立に動作することができる。
平行に並列して配置された一対のY軸テーブル(第1テ
ーブル)で、これら各Y軸テーブル1,2上には、その
軸心方向と直交するX軸テーブル(第2テーブル)3,
4がY軸テーブル1,2に沿って各々独立に移動自在に
設けられている。すなわち、上記各Y軸テーブル1,2
には、その軸心方向に沿って移動案内される第1移動体
5,7および第2移動体6,8がそれぞれ設けられ、ま
たこれらの各第1移動体5,7および第2移動体6,8
は各Y軸テーブル1,2の内部に固定されたねじ軸体(
たとえば、ボールネジが使用される)9,10に螺合さ
れたナット11を回転させることにより動作できる。 詳細な構造を図3に基づいて説明する。移動体5は、モ
ータの固定子と、転動体15を介して直進ガイド16に
より案内される直線摺動軸受の構造を兼ねた構造になっ
ておりモータの回転子12はボールネジナット11と接
続されている。モータの回転子12は回転用軸受13に
より移動体5に対し、回転可能に支持されている。モー
タに与えられた信号により、回転子12が回転すれば、
ボールネジナット11が回転することになり、ボールネ
ジ9は図2に示すように両端をブラケット35で固定さ
れているので直進ガイド16によって案内され、移動体
5が直進運動を行なう。尚、ボールネジナットの回転角
は、エンコーダ14により検出できるので、移動体5の
移動量は容易に求められる。他の移動体6,7,8も同
様にして、各々独立に動作することができる。
【0014】そして、上記X軸テーブル3は、上記両Y
軸テーブル1,2側の第1移動体5,7に回動可能にか
つX軸テーブル3の軸心方向でスライド可能に係合支持
されている。すなわち、各Y軸テーブル1,2側の各第
1移動体5,7の中央部には、鉛直方向(Y軸テーブル
およびX軸テーブルの両方に直交する方向)で係合用軸
体17,18がそれぞれ突設して設けられている。そし
て、X軸テーブル3の一端部には、上記第1移動体5の
係合用軸体17に軸受19を介して回動自在に係合され
た連結部材20が固定され、またX軸テーブル3の他端
部にはスライドブロック21の固定部21aが固定され
るとともに、このスライドブロック21の固定部21a
間でスライド自在にされた可動部21bが、第1移動体
7の係合用軸体18に軸受22を介して回動自在に係合
されている。
軸テーブル1,2側の第1移動体5,7に回動可能にか
つX軸テーブル3の軸心方向でスライド可能に係合支持
されている。すなわち、各Y軸テーブル1,2側の各第
1移動体5,7の中央部には、鉛直方向(Y軸テーブル
およびX軸テーブルの両方に直交する方向)で係合用軸
体17,18がそれぞれ突設して設けられている。そし
て、X軸テーブル3の一端部には、上記第1移動体5の
係合用軸体17に軸受19を介して回動自在に係合され
た連結部材20が固定され、またX軸テーブル3の他端
部にはスライドブロック21の固定部21aが固定され
るとともに、このスライドブロック21の固定部21a
間でスライド自在にされた可動部21bが、第1移動体
7の係合用軸体18に軸受22を介して回動自在に係合
されている。
【0015】したがって、両第1移動体5,7を同調し
て駆動させることによって、X軸テーブル3をY軸テー
ブル1,2に沿って任意の位置に移動させることができ
、またX軸テーブル3と一方のY軸テーブル1とが回動
可能に係合されているとともに、X軸テーブル3と他方
のY軸テーブル2とは互いに回動可能にかつX軸テーブ
ル3の軸心に沿ってスライド可能に係合されていること
になる。
て駆動させることによって、X軸テーブル3をY軸テー
ブル1,2に沿って任意の位置に移動させることができ
、またX軸テーブル3と一方のY軸テーブル1とが回動
可能に係合されているとともに、X軸テーブル3と他方
のY軸テーブル2とは互いに回動可能にかつX軸テーブ
ル3の軸心に沿ってスライド可能に係合されていること
になる。
【0016】そして、上記X軸テーブル3にも、上記Y
軸テーブル1,2と同様に、その軸心方向に沿って案内
移動される第3移動体26が設けられている。すなわち
、この第3移動体26はやはりX軸テーブル3の内部に
配置されたねじ軸体(たとえば、ボールネジが使用され
る)24およびこのねじ軸体24を回転させる電動機2
3が配置されるとともに、上記第3移動体26はナット
体25を介してねじ軸体24に螺合されている。さらに
、上記第3移動体26には、ワークの位置認識用カメラ
(位置認識手段)27およびワークの作業用ツール(作
業手段)28が取り付けられている。
軸テーブル1,2と同様に、その軸心方向に沿って案内
移動される第3移動体26が設けられている。すなわち
、この第3移動体26はやはりX軸テーブル3の内部に
配置されたねじ軸体(たとえば、ボールネジが使用され
る)24およびこのねじ軸体24を回転させる電動機2
3が配置されるとともに、上記第3移動体26はナット
体25を介してねじ軸体24に螺合されている。さらに
、上記第3移動体26には、ワークの位置認識用カメラ
(位置認識手段)27およびワークの作業用ツール(作
業手段)28が取り付けられている。
【0017】X軸テーブル4も上記と同様の構成により
、Y軸テーブル1,2側の第2移動体6,8に接続され
ている。尚、36,37,38,39,40,41は動
力および制御信号を伝送するためのケーブルユニットで
ある。
、Y軸テーブル1,2側の第2移動体6,8に接続され
ている。尚、36,37,38,39,40,41は動
力および制御信号を伝送するためのケーブルユニットで
ある。
【0018】上記構成において、基板などのワークに対
して作業を行う場合、Y軸テーブル1,2上の電動機の
機能をもった各第1移動体5,7を介してX軸テーブル
3を、Y軸テーブル1,2に沿って移動させるとともに
、電動機23を駆動してX軸テーブル3上の第3移動体
26をワーク上に移動させて、位置認識用カメラ27で
ワークの位置を認識し、そしてこの位置認識用カメラ2
7と作業用ツール28との間隔Dを考慮して作業用ツー
ル28を正確な位置に導いて作業を行う。
して作業を行う場合、Y軸テーブル1,2上の電動機の
機能をもった各第1移動体5,7を介してX軸テーブル
3を、Y軸テーブル1,2に沿って移動させるとともに
、電動機23を駆動してX軸テーブル3上の第3移動体
26をワーク上に移動させて、位置認識用カメラ27で
ワークの位置を認識し、そしてこの位置認識用カメラ2
7と作業用ツール28との間隔Dを考慮して作業用ツー
ル28を正確な位置に導いて作業を行う。
【0019】また、X軸テーブル4も、Y軸テーブル1
,2上の電動機の機能をもった各第2移動対6,8を介
して、Y軸テーブル1,2に沿って、X軸テーブル3と
は独立に移動させるとともに、電動機29を駆動してX
軸テーブル4上の第4移動体32をワーク上に移動させ
て、位置認識用カメラ33でワークの位置を認識し、そ
してこの位置認識用カメラ33と、作業用ツール34と
の間隔を考慮して、作業用ツール34を正確な位置に導
いて作業を行なう。
,2上の電動機の機能をもった各第2移動対6,8を介
して、Y軸テーブル1,2に沿って、X軸テーブル3と
は独立に移動させるとともに、電動機29を駆動してX
軸テーブル4上の第4移動体32をワーク上に移動させ
て、位置認識用カメラ33でワークの位置を認識し、そ
してこの位置認識用カメラ33と、作業用ツール34と
の間隔を考慮して、作業用ツール34を正確な位置に導
いて作業を行なう。
【0020】X軸テーブル3,4は、Y軸テーブル1,
2に沿って独立に動作することが可能なため、Y軸テー
ブル1,2の第1移動体5,7に検出器46を設け、第
2移動体6,8に被検出体45を設け、電動機への電力
供給を停止する等の措置により第1移動体と第2移動体
の衝突を未然に防止する構造としている。
2に沿って独立に動作することが可能なため、Y軸テー
ブル1,2の第1移動体5,7に検出器46を設け、第
2移動体6,8に被検出体45を設け、電動機への電力
供給を停止する等の措置により第1移動体と第2移動体
の衝突を未然に防止する構造としている。
【0021】このように、X軸テーブル3,4の両端部
が一対のY軸テーブル1,2の第1移動体5,7および
第2移動体6,8上に支持されているため、X軸テーブ
ル3,4が長くなった場合でも、X軸テーブル3,4自
体が安定するとともに、その高速移動および停止を迅速
に行うことができ、またY軸テーブル1,2が一対設け
られているため、Y軸テーブル1のヨーイングやローリ
ングの発生を最小に抑えることができ、したがって位置
認識用カメラ27,33および作業用ツール28,34
を高精度でもって所定位置に導くことができる。
が一対のY軸テーブル1,2の第1移動体5,7および
第2移動体6,8上に支持されているため、X軸テーブ
ル3,4が長くなった場合でも、X軸テーブル3,4自
体が安定するとともに、その高速移動および停止を迅速
に行うことができ、またY軸テーブル1,2が一対設け
られているため、Y軸テーブル1のヨーイングやローリ
ングの発生を最小に抑えることができ、したがって位置
認識用カメラ27,33および作業用ツール28,34
を高精度でもって所定位置に導くことができる。
【0022】また、X軸テーブル3,4の一端部と一方
の第1移動体5,6とは各々回動自在に係合されるとと
もに、X軸テーブル3,4の他端部と他方の第2移動体
6,8とは各々回動自在にかつ互いにスライド自在にす
なわち相対移動自在に係合支持されているため、万一、
両Y軸テーブル1,2の平行度または両第1移動体5,
7又は第2移動体6,8の移動速度に誤差が生じた場合
でも、これらの誤差は容易に吸収される。
の第1移動体5,6とは各々回動自在に係合されるとと
もに、X軸テーブル3,4の他端部と他方の第2移動体
6,8とは各々回動自在にかつ互いにスライド自在にす
なわち相対移動自在に係合支持されているため、万一、
両Y軸テーブル1,2の平行度または両第1移動体5,
7又は第2移動体6,8の移動速度に誤差が生じた場合
でも、これらの誤差は容易に吸収される。
【0023】さらに、Y軸テーブル1,2に対するX軸
テーブル3,4の直角度も、Y軸テーブル1,2側の第
1移動体5,7の初期位置および第2移動体の初期位置
を設定し直すだけで、従来におけるような測定しながら
X軸テーブルをY軸テーブル側に固定しなければならな
いものに比べて、極めて容易かつ高精度に調整すること
ができる。
テーブル3,4の直角度も、Y軸テーブル1,2側の第
1移動体5,7の初期位置および第2移動体の初期位置
を設定し直すだけで、従来におけるような測定しながら
X軸テーブルをY軸テーブル側に固定しなければならな
いものに比べて、極めて容易かつ高精度に調整すること
ができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、複
数の第2テーブルの両端部がそれぞれ一対の第1テーブ
ルの移動体上に支持されているため、第2テーブルが長
くなった場合でも、第2テーブル自体が安定するととも
に、その高速移動および停止を迅速に行うことができ、
また第1テーブルが一対設けられているため、第1テー
ブルのヨーイングやローリングの発生を最小に抑えるこ
とができ、したがって位置認識手段および作業手段を高
精度でもって所定位置に導くことができる。
数の第2テーブルの両端部がそれぞれ一対の第1テーブ
ルの移動体上に支持されているため、第2テーブルが長
くなった場合でも、第2テーブル自体が安定するととも
に、その高速移動および停止を迅速に行うことができ、
また第1テーブルが一対設けられているため、第1テー
ブルのヨーイングやローリングの発生を最小に抑えるこ
とができ、したがって位置認識手段および作業手段を高
精度でもって所定位置に導くことができる。
【0025】また、複数の第2テーブルが、独立に動作
できるので、一方の第2テーブルが、作業している間、
一方の第2テーブルは別の作業を行なえ、タクトタイム
が短縮できる。或は、それぞれの第2テーブルが、協調
動作を行なうこともできる。
できるので、一方の第2テーブルが、作業している間、
一方の第2テーブルは別の作業を行なえ、タクトタイム
が短縮できる。或は、それぞれの第2テーブルが、協調
動作を行なうこともできる。
【0026】また、第2テーブルの一端部と一方の移動
体とは回動可能に係合されるとともに、第2テーブルの
他端部と他方の移動体とは回動可能にかつ互いにスライ
ド可能に係合支持されているため、万一、一対の第1テ
ーブルの平行度または一対の移動体の移動速度に誤差が
生じた場合でも、これらの誤差は容易に吸収され、さら
に第1テーブルに対する第2テーブルの直角度も、第1
テーブル側の移動体の初期位置を設定し直すだけで、従
来におけるような測定しながらX軸テーブルをY軸テー
ブル側に固定しなければならないものに比べて、極めて
容易かつ高精度に調整することができる。
体とは回動可能に係合されるとともに、第2テーブルの
他端部と他方の移動体とは回動可能にかつ互いにスライ
ド可能に係合支持されているため、万一、一対の第1テ
ーブルの平行度または一対の移動体の移動速度に誤差が
生じた場合でも、これらの誤差は容易に吸収され、さら
に第1テーブルに対する第2テーブルの直角度も、第1
テーブル側の移動体の初期位置を設定し直すだけで、従
来におけるような測定しながらX軸テーブルをY軸テー
ブル側に固定しなければならないものに比べて、極めて
容易かつ高精度に調整することができる。
【図1】本発明の一実施例の全体斜視図
【図2】同全体
平面図
平面図
【図3】同第1,第2移動体の要部斜視図
【図4】同第
1テーブルと第2テーブルとの係合部の要部斜視図
1テーブルと第2テーブルとの係合部の要部斜視図
【図5】図4のI−I断面図
【図6】従来例の全体斜視図
【図7】同全体平面図
1 Y軸テーブル
2 Y軸テーブル
3 X軸テーブル
4 X軸テーブル
5 第1移動体
6 第2移動体
7 第1移動体
8 第2移動体
17 係合用軸体
18 係合用軸体
19 軸受
20 連結部材
21 スライドブロック
21a 固定部
21b 可動部
22 軸受
26 第3移動体
27 位置認識用カメラ
28 作業用ツール
32 第4移動体
33 位置認識用カメラ
34 作業用ツール
Claims (5)
- 【請求項1】 軸方向が各々平行になるよう一対の第
1テーブルを配置するとともに、これら各テーブルに沿
って独立に案内移動される第1移動体および第2移動体
をそれぞれ設け、軸方向が上記両第1テーブルと直交し
、かつ両端が、各1前記第1移動体および第2移動体に
設けられた第2テーブルを構成し、第1移動体および第
2移動体が、回転子と固定子から中空電動機の固定子で
構成された直角座標型ロボット。 - 【請求項2】 この第2テーブルに沿って案内移動す
る第3移動体を設け、さらに上記第1テーブルと直交し
上記一対の第2移動体により駆動される新たな第2テー
ブルを配置するとともにこの第2テーブルに沿って案内
移動される第4移動体を設け、上記の一方の第2テーブ
ルの一端部と上記一方の第1テーブル側に設けられた第
1移動体とを第1および第2テーブルに直交する軸心回
りで回転可能に係合し、上記第2テーブルの他端部と上
記他方の第1テーブル側に設けられた第1移動体とを第
1および第2テーブルに直交する軸心回りで回転可能に
かつ第2テーブルの軸心方向でスライド可能に係合支持
させ、もう一方の第2テーブルも上記と同様の手段にて
、一対の第2移動体に接続したことを特徴とする請求項
1記載の直角座標型ロボット。 - 【請求項3】 一対の第1移動体および一対の第2移
動体をそれぞれ協調制御させることを特徴とする請求項
1記載の直角座標型ロボット。 - 【請求項4】 第1,2テーブルに沿って案内移動さ
れる第1移動体上に設けられた被検出体を、同じく第1
テーブルに沿って案内移動される第2移動体上に設けら
れた検出手段で検知することを特徴とする請求項1記載
の直角座標型ロボット。 - 【請求項5】 第1,2テーブルに沿って案内移動さ
れる第1移動体と第2移動体に各々ケーブルユニットを
設け、そのケーブルユニットを正対させることを特徴と
する請求項1記載の直角座標型ロボット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3086969A JPH04322982A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 直角座標型ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3086969A JPH04322982A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 直角座標型ロボット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04322982A true JPH04322982A (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=13901705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3086969A Pending JPH04322982A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 直角座標型ロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04322982A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008026278A1 (fr) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Hirata Corporation | Dispositif permettant d'usiner automatiquement une pièce et système permettant d'usiner automatiquement une pièce |
CN102825609A (zh) * | 2012-09-04 | 2012-12-19 | 上海松盛机器人系统有限公司 | 一种轮毂夹具 |
CN104875200A (zh) * | 2015-06-02 | 2015-09-02 | 北京众驰伟业科技发展有限公司 | 一种xy轴自动滑轨机械臂 |
JP2019147236A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-05 | 株式会社アイエイアイ | ロボットシステム |
-
1991
- 1991-04-18 JP JP3086969A patent/JPH04322982A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008026278A1 (fr) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Hirata Corporation | Dispositif permettant d'usiner automatiquement une pièce et système permettant d'usiner automatiquement une pièce |
CN102825609A (zh) * | 2012-09-04 | 2012-12-19 | 上海松盛机器人系统有限公司 | 一种轮毂夹具 |
CN104875200A (zh) * | 2015-06-02 | 2015-09-02 | 北京众驰伟业科技发展有限公司 | 一种xy轴自动滑轨机械臂 |
JP2019147236A (ja) * | 2018-02-28 | 2019-09-05 | 株式会社アイエイアイ | ロボットシステム |
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