[go: up one dir, main page]

JPH04321424A - エンジン停止時の車内換気装置付き車 - Google Patents

エンジン停止時の車内換気装置付き車

Info

Publication number
JPH04321424A
JPH04321424A JP9194291A JP9194291A JPH04321424A JP H04321424 A JPH04321424 A JP H04321424A JP 9194291 A JP9194291 A JP 9194291A JP 9194291 A JP9194291 A JP 9194291A JP H04321424 A JPH04321424 A JP H04321424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
car
ventilation system
stopped
parked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9194291A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Tsuruoka
鶴岡 重雄
Sumitaka Goto
後藤 純孝
Hiroshi Miyata
寛 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9194291A priority Critical patent/JPH04321424A/ja
Publication of JPH04321424A publication Critical patent/JPH04321424A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般乗用自動車に係り、
駐車または停車時のエンジンを停止した状態で、太陽熱
または風力を用いた車内換気により、特に、夏期などの
駐車または停車時の車内温度の異常上昇を防止した乗り
心地の快適な車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般乗用自動車で、エンジン作動
中にはエアコンなどにより快適な車内環境を保つことが
出来る。しかし、エンジン停止時には車内と車外の空気
の流通性が悪く、車内の空気は滞留する。特に、エンジ
ンを止めた状態で夏期に屋外に駐車または停車した場合
には、炎天下の輻射熱で車内は温められ、車内温度が5
0℃を超えるなどの悪環境となり、時には車内の人間が
脱水症状となったり、日射病になるなどの事故を引き起
こすこともある。そのため、エンジン停止時には窓を開
けたりするが、窓やドアを開放したままにして無人状態
にするのは、盗難やいたずらの心配もあるので好ましく
ない。また、エアコンを作動させるため、エンジンを作
動させたままで駐車させておくのは安全上も問題である
。従って、従来の一般乗用自動車では、駐車または停車
時でのエンジンを停止した状態では、窓やドアを閉めた
ままでの車内換気は出来ないのが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の一般乗用自動車
には、駐車または停車時のエンジン停止時の窓やドアを
閉めた状態で、車内空気の滞留を防止することは極めて
難しく、特に夏期などの屋外に駐車または停車時に車内
温度が異常に上昇するなどの問題があった。
【0004】本発明の目的は、一般乗用自動車が駐車、
または、停車時のエンジンを停止した状態で、窓やドア
を閉めた状態の場合でも、車内換気を行って、特に夏期
に屋外に駐車または停車した時の車内温度が異常に上昇
するのを防ぐことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、太陽熱または
風力を動力源とした車内換気装置を装備した車で、夏期
などの屋外に駐車または停車時などのエンジンを停止し
た状態で、窓やドアを閉めた場合でも、車内温度の異常
上昇を防いだ一般乗用自動車を提供する。
【0006】太陽熱または風力を動力源とした車内換気
装置を装備した本発明の一般乗用自動車は、前記車内換
気装置を走行中に作動させてもさせなくともよいが、走
行中にはエンジンを動力源としても作動できるようにな
っている。
【0007】また、太陽熱または風力を用いた本装置は
、走行中には本来の駆動動力源の電池充電への動力源と
して作動し、エアコンなどの動力源として利用出来るの
で、従来利用している電池の能力を落すことができ、太
陽熱または風力利用による車内換気装置装備による車両
全体としての重量増大の軽減を図っている。
【0008】しかし、本発明の車内換気装置を装備した
一般乗用自動車は、駐車または停車時にエンジンが停止
した状態の場合が大きい効果を発揮する。すなわち、本
発明は、太陽熱または風力を利用した動力により車内換
気装置を作動できるので、エンジンを停止して駐車また
は停車した場合でも車内換気が出来、窓やドアを閉めた
状態でも車内に空気が滞留することもなくなり、炎天下
に駐車または停車した場合でも車内温度が異常に上昇す
る心配がなくなる。
【0009】なお、曇天や雨天などの太陽熱を利用出来
ない場合には、効率良く車内換気出来ない懸念もあるが
、このような場合には太陽光の輻射熱による車内温度の
異常上昇の心配は少ないので、前述の懸念はほとんど不
要である。
【0010】
【作用】本発明の一般乗用自動車は、太陽熱または風力
を利用した車内換気装置を装備しているので、特に夏期
などの屋外に窓やドアを閉めたままで駐車または停車時
にエンジンを停止した状態でも、車内に空気が滞留する
ことがなく、車内温度の異常上昇を防ぐことが出来る。
【0011】従って、特に夏期など屋外に窓やドアを閉
めたままで、駐車または停車した場合に車内温度が異常
に上昇した従来の一般乗用自動車に比べ、本発明の一般
乗用自動車は優れた車内環境をもっているので乗り心地
が良い。
【0012】
【実施例】
〈実施例1〉図1は、本発明の一般乗用自動車1であり
、一般乗用自動車の車体上部に車内換気装置2、車内換
気装置用太陽熱発電装置3を装備している。
【0013】本発明の一般乗用自動車1の走行状態、及
び走行中の車内環境などはこれまでの一般乗用自動車と
変わりないが、駐車または停車時にエンジンを停止した
場合、太陽熱発電装置3を動力源として車内換気装置2
を作動させることが出来る。夏期の炎天下に窓やドアを
閉めたままでエンジンを止め、約二時間駐車したが、車
内換気装置2が働いて、車内温度は外気温度とほぼ同じ
であった。従って、約二時間炎天下に窓やドアを閉めた
ままで駐車したにもかかわらず、車内に暑熱が篭るよう
なこともなく、駐車後の乗車・発進が快適に出来た。
【0014】〈実施例2〉図2は、本発明の一般乗用自
動車1であり、一般乗用自動車の車体上部に風力換気装
置4を搭載している。風力換気装置4は、必要ないとき
には車体天井に収納可能である。
【0015】本発明の一般乗用自動車1の走行状態、及
び走行中の車内環境などはこれまでの一般乗用自動車と
変わりないが、駐車または停車時にエンジンが停止した
とき、風力換気装置4を車体外側に出して車内換気させ
た。夏期の炎天下の砂浜に、窓やドアを閉めたままでエ
ンジンを止め、約三時間駐車したが、車内換気装置4が
働いて、車内温度は外気温度とほぼ同じであった。従っ
て、約三時間炎天下の砂浜に、窓やドアを閉めたままで
駐車したにもかかわらず、車内に暑熱が篭るようなこと
もなく、駐車後の乗車・発進が快適に出来た。
【0016】〈実施例3〉図3は、本発明の一般乗用自
動車1であり、従来一般乗用自動車の車体上部に太陽熱
換気装置2、車内換気装置用太陽熱発電装置3、及び風
力換気装置4を装備している。気象条件や立地条件、ま
たは、その場の雰囲気によって換気装置を使い分けたり
、両方同時に使うこともできる。
【0017】例えば、適当な風があり気温もそれほど高
くないときには、風力換気装置のみを用い、日差しが強
く風の少ないときには太陽熱利用換気装置を用いた。ま
た日差しも強く、風もあるときには太陽熱と風力を同時
に用いて、より換気孔率を高めることが出来た。このよ
うにして駐車時、車内温度の異常上昇を防ぎ、乗り心地
は快適であった。
【0018】〈実施例4〉実施例1,実施例2及び実施
例3では、太陽熱及び風力を用いた換気装置を車体上部
に装備しているが、換気装置設置位置は車体上部以外の
前方、または、後方であっても、車内換気の目的に適う
のであれば差し支えない。従って、本発明は換気装置位
置が車体の何処であっても、駐車または停車時にエンジ
ンを停止した状態で車内換気が出来る一般乗用自動車、
及び、駐車または停車時にエンジンを停止した状態での
車内換気装置を装備した一般乗用自動車に広く適用され
る。また、太陽熱または風力を用いた本装置は、走行中
には本来の電池充電への補助動力源として作動し、エア
コン作動などの動力源として利用し、従来使用している
電池の能力を落すことができ、車両全体としての重量増
大の軽減を図ることが出来る。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば一般乗用自動車は駐車時
にエンアジンを止めた状態でも車内換気が出来るので、
従来の一般乗用自動車に比べ、夏期の炎天下に窓やドア
を閉めたままで駐車しても車内温度が異常に上昇するよ
うなことはなくなり、乗り心地が向上する。
【0020】また、太陽熱または風力を用いた本装置は
、走行中には本来の電池充電への補助動力源として作動
し、エアコン作動などの動力源として利用し、従来使用
している電池の能力を落すことが出来、車両全体として
の重量増大の軽減を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】太陽熱利用換気装置を装備した本発明の一般乗
用自動車の側面図。
【図2】風力換気装置を装備した本発明の一般乗用自動
車の側面図。
【図3】太陽熱利用換気装置、及び風力換気装置を装備
した本発明の一般乗用自動車の側面図。
【符号の説明】
1…一般乗用自動車、2…車内換気装置、3…太陽熱発
電装置、4…風力換気装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車本来の駆動動力源によって発生する
    動力以外のエネルギによって駆動される車内換気装置を
    装備したことを特徴とする車。
  2. 【請求項2】請求項1において、駐車または停車等によ
    るエンジンの停止時にも車内換気ができる車。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、駐車または停
    車時の前記車内換気装置の動力を、太陽熱利用によりま
    かなう太陽熱発電装置を装備した車。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、駐車または停
    車時の前記車内換気装置の動力は、風力利用によりまか
    なう風力換気装置を装備した車。
  5. 【請求項5】請求項1または2において、駐車または停
    車時の前記車内換気装置は、太陽熱または風力でまかな
    う太陽熱による換気装置と風力換気装置を装備した車。
  6. 【請求項6】請求項3または4において、太陽熱、風力
    を自動車走行時には自動車本来の駆動動力源の補助源と
    して、電池充電等にも利用出来る車内換気装置を装備し
    た車。
JP9194291A 1991-04-23 1991-04-23 エンジン停止時の車内換気装置付き車 Pending JPH04321424A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9194291A JPH04321424A (ja) 1991-04-23 1991-04-23 エンジン停止時の車内換気装置付き車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9194291A JPH04321424A (ja) 1991-04-23 1991-04-23 エンジン停止時の車内換気装置付き車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04321424A true JPH04321424A (ja) 1992-11-11

Family

ID=14040650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9194291A Pending JPH04321424A (ja) 1991-04-23 1991-04-23 エンジン停止時の車内換気装置付き車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04321424A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2378731A (en) * 2001-08-15 2003-02-19 12 Voltz Ltd Combined extractor and generator
JP2003191747A (ja) * 2001-12-27 2003-07-09 Toyoda Spinning & Weaving Co Ltd 自動車用換気システム
KR100440140B1 (ko) * 2001-12-18 2004-07-12 현대자동차주식회사 차량의 전원 제어 시스템
JP2006082699A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Ots:Kk 太陽電池を用いた自動車用換気装置
JP2020196435A (ja) * 2019-06-03 2020-12-10 呉剛 太陽熱技術に基づく自動車内空気の循環装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2378731A (en) * 2001-08-15 2003-02-19 12 Voltz Ltd Combined extractor and generator
GB2378731B (en) * 2001-08-15 2005-05-25 12 Voltz Ltd Wind power generation
KR100440140B1 (ko) * 2001-12-18 2004-07-12 현대자동차주식회사 차량의 전원 제어 시스템
JP2003191747A (ja) * 2001-12-27 2003-07-09 Toyoda Spinning & Weaving Co Ltd 自動車用換気システム
JP2006082699A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Ots:Kk 太陽電池を用いた自動車用換気装置
JP2020196435A (ja) * 2019-06-03 2020-12-10 呉剛 太陽熱技術に基づく自動車内空気の循環装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN204123928U (zh) 新型车载太阳能空气外循环系统
CN205632037U (zh) 基于半导体制冷技术的太阳能车用降温系统
CN209870029U (zh) 车辆的换气装置和车辆
CN106627054A (zh) 一种车载太阳能充电车窗及其车窗空调系统
GB2317445A (en) Solar powered air conditioning
JPH04321424A (ja) エンジン停止時の車内換気装置付き車
CN103386871A (zh) 可智能散热排气的汽车天窗
CN201268205Y (zh) 车内温度自动调节装置
JP3052989B2 (ja) 排熱発電システム
JPS5867511A (ja) 自動車用換気装置
CN206953935U (zh) 一种基于太阳能光伏的汽车驾驶室智能温控装置
CN210390686U (zh) 一种太阳能车辆驾驶舱降温装置
JPH06507592A (ja) 車両の乗客室の自然換気装置
CN205311278U (zh) 一种汽车自动换气降温系统
CN211578923U (zh) 一种电池舱散热一体式系统及电动客车
CN107310363A (zh) 一种车篷
CN208801839U (zh) 一种带有太阳能换气装置的汽车
CN201257885Y (zh) 车辆乘员室通风降温系统
JPH11301284A (ja) 自動車の日傘
CN205546402U (zh) 一种隔热保温防水电力柜
JPH026216A (ja) 自動車車内換気装置
JP3037005U (ja) 自動車用室内換気装置
JPS6053423A (ja) 自動車室内の換気装置
JP3129370U (ja) エコカー内クール換気システム
KR20120016406A (ko) 태양열 에너지를 구비한 자동차용 환풍장치