JPH04320120A - 移動無線地上局システムに対する移動機からのアクセス方法 - Google Patents
移動無線地上局システムに対する移動機からのアクセス方法Info
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- JPH04320120A JPH04320120A JP4156892A JP4156892A JPH04320120A JP H04320120 A JPH04320120 A JP H04320120A JP 4156892 A JP4156892 A JP 4156892A JP 4156892 A JP4156892 A JP 4156892A JP H04320120 A JPH04320120 A JP H04320120A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W74/00—Wireless channel access
- H04W74/08—Non-scheduled access, e.g. ALOHA
- H04W74/0866—Non-scheduled access, e.g. ALOHA using a dedicated channel for access
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル音声/トラ
ヒック機能を有し、ディジタル制御チャンネルが音声/
トラヒックチャンネルと同一の無線チャンネルのタイム
スロットを占有することができる小ゾーン方式移動無線
電話システムに関する。より正確には、本発明は一つの
ディジタル制御チャンネル上でアクセス機能を実行する
方法並びにシステムに関する。
ヒック機能を有し、ディジタル制御チャンネルが音声/
トラヒックチャンネルと同一の無線チャンネルのタイム
スロットを占有することができる小ゾーン方式移動無線
電話システムに関する。より正確には、本発明は一つの
ディジタル制御チャンネル上でアクセス機能を実行する
方法並びにシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】最初の公衆用小ゾーン方式移動無線シス
テムは一般的に通話の伝送あるいは他のアナログ情報の
伝送に対してアナログ方式であった。これらのシステム
は、アナログ変調された無線信号を伝送することにより
、基地無線局と移動機の間のアナログ情報を伝送するた
めの複数の無線チャンネルにより構成されていた。最近
では、公衆用の小ゾーン方式ディジタル移動無線システ
ムが設計されている。
テムは一般的に通話の伝送あるいは他のアナログ情報の
伝送に対してアナログ方式であった。これらのシステム
は、アナログ変調された無線信号を伝送することにより
、基地無線局と移動機の間のアナログ情報を伝送するた
めの複数の無線チャンネルにより構成されていた。最近
では、公衆用の小ゾーン方式ディジタル移動無線システ
ムが設計されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】小ゾーン方式ディジタ
ル移動無線システムは、ディジタル変調無線信号を伝送
することにより、基地無線局と移動機との間のディジタ
ル情報もしくはディジタル化したアナログ情報を伝送す
るためのディジタルチャンネルにより構成される。小ゾ
ーン方式ディジタル移動無線システムは小ゾーン方式ア
ナログ無線システムより基本的に有利である。
ル移動無線システムは、ディジタル変調無線信号を伝送
することにより、基地無線局と移動機との間のディジタ
ル情報もしくはディジタル化したアナログ情報を伝送す
るためのディジタルチャンネルにより構成される。小ゾ
ーン方式ディジタル移動無線システムは小ゾーン方式ア
ナログ無線システムより基本的に有利である。
【0004】多くのヨーロッパ諸国の共通システムとし
て使用されるべく計画された一つのディジタル移動無線
システムがGSM方式である。既に小ゾーン方式アナロ
グ移動無線システムを有しているヨーロッパ諸国では、
新ディジタルGSM方式は既存のアナログシステムのい
ずれにも依存しない新システムとして導入されるように
計画されている。GSM方式の基地無線局および移動機
は既存システムと互換性があるように設計されていない
が、それらは該システム内の、また該システム自身の各
種観点から最適性能となるように設計されている。この
ため、GSM方式を設計する場合、技術的問題の選択に
比較的大きな自由度があった。
て使用されるべく計画された一つのディジタル移動無線
システムがGSM方式である。既に小ゾーン方式アナロ
グ移動無線システムを有しているヨーロッパ諸国では、
新ディジタルGSM方式は既存のアナログシステムのい
ずれにも依存しない新システムとして導入されるように
計画されている。GSM方式の基地無線局および移動機
は既存システムと互換性があるように設計されていない
が、それらは該システム内の、また該システム自身の各
種観点から最適性能となるように設計されている。この
ため、GSM方式を設計する場合、技術的問題の選択に
比較的大きな自由度があった。
【0005】既存の小ゾーン方式アナログ移動無線シス
テムがある地域では、GSM方式のような、新しい独自
の小ゾーン方式ディジタル移動無線システムを導入する
よりも、既存の小ゾーン方式アナログ移動無線システム
と協同動作するように設計された小ゾーン方式ディジタ
ル移動無線システムを導入することが提案されている。 小ゾーン方式移動無線システムに割り当てられた周波数
帯域内でディジタルチャンネルを得るためには、現在の
アナログ移動無線システムに割り当てられた多数の無線
チャンネルを回収して、これを小ゾーン方式ディジタル
移動無線システムに使用するという提案がなされている
。このディジタル移動無線システムの設計提案によれば
、時分割多重方式を使用することにより、以前のアナロ
グ無線チャンネル1チャンネルと同一の周波数帯域を3
もしくは多分6チャンネルのディジタルチャンネルが占
有することができるであろう。従って、いくつかのアナ
ログチャンネルを時分割多重化されたディジタルチャン
ネルに置き換えればチャンネルの総数は増加することに
なる。
テムがある地域では、GSM方式のような、新しい独自
の小ゾーン方式ディジタル移動無線システムを導入する
よりも、既存の小ゾーン方式アナログ移動無線システム
と協同動作するように設計された小ゾーン方式ディジタ
ル移動無線システムを導入することが提案されている。 小ゾーン方式移動無線システムに割り当てられた周波数
帯域内でディジタルチャンネルを得るためには、現在の
アナログ移動無線システムに割り当てられた多数の無線
チャンネルを回収して、これを小ゾーン方式ディジタル
移動無線システムに使用するという提案がなされている
。このディジタル移動無線システムの設計提案によれば
、時分割多重方式を使用することにより、以前のアナロ
グ無線チャンネル1チャンネルと同一の周波数帯域を3
もしくは多分6チャンネルのディジタルチャンネルが占
有することができるであろう。従って、いくつかのアナ
ログチャンネルを時分割多重化されたディジタルチャン
ネルに置き換えればチャンネルの総数は増加することに
なる。
【0006】共存する小ゾーンシステムのアナログトラ
ヒックチャンネルの数を減少させながらディジタルトラ
ヒックチャンネルの数を増加させ、ディジタルシステム
を徐々に導入するという計画をすることになる。従来か
ら使用されているアナログ移動機は残っているアナログ
トラヒックチャンネルを引き続いて使用することができ
る。一方、新しいディジタル移動機は新しいディジタル
トラヒックチャンネルを使用することができる。デュア
ルモード移動機は残っているアナログトラヒックチャン
ネルと新しいディジタルトラヒックチャンネルの双方を
使用することができる。
ヒックチャンネルの数を減少させながらディジタルトラ
ヒックチャンネルの数を増加させ、ディジタルシステム
を徐々に導入するという計画をすることになる。従来か
ら使用されているアナログ移動機は残っているアナログ
トラヒックチャンネルを引き続いて使用することができ
る。一方、新しいディジタル移動機は新しいディジタル
トラヒックチャンネルを使用することができる。デュア
ルモード移動機は残っているアナログトラヒックチャン
ネルと新しいディジタルトラヒックチャンネルの双方を
使用することができる。
【0007】新ディジタルトラヒックチャンネルを追加
することに関連して、新ディジタル制御チャンネルの必
要が生じることになる。従来のデュアルモードシステム
の大部分は既存の専用周波数のアナログチャンネルを制
御チャンネルとして利用する。
することに関連して、新ディジタル制御チャンネルの必
要が生じることになる。従来のデュアルモードシステム
の大部分は既存の専用周波数のアナログチャンネルを制
御チャンネルとして利用する。
【0008】しかしながら、新規の全ディジタルシステ
ムはディジタルトラヒックチャンネルに使用される形式
と同一形式のTDMAタイムスロットを占有するディジ
タル制御チャンネルを使用するであろう。
ムはディジタルトラヒックチャンネルに使用される形式
と同一形式のTDMAタイムスロットを占有するディジ
タル制御チャンネルを使用するであろう。
【0009】このディジタル制御チャンネルは早くから
ヨーロッパのGSM方式で使用されている。GSM方式
では、アクセス専用のチャンネルの占有を最小にするた
め常に単一バーストによりアクセスが行われる。確認(
authentication)および暗号化(cip
hering)のような後続する動作はいずれも、実際
にアクセスされた後に割り当てられた別形式の制御チャ
ンネル上で実行される。このようにGSM方式では多く
の別形式の制御チャンネルが使用されるため、かなり複
雑なシステムとなるであろうことを示唆している。この
理由のため並びに既存の北米のデュアルモードシステム
と良好な互換性を保つために、米国における全ディジタ
ルシステムには、一形式だけのアップリンク制御チャン
ネルを使用することが望ましい。この結論として、米国
ではアクセスに使用される制御チャンネルは、一つ以上
のバーストを必要とする確認あるいは暗号化のような他
の機能さえも、一つのメッセージの中で処理できなけれ
ばならないということになった。本発明はマルチバース
ト・アクセスメッセージに関連して生ずる特殊な問題を
解決するものである。
ヨーロッパのGSM方式で使用されている。GSM方式
では、アクセス専用のチャンネルの占有を最小にするた
め常に単一バーストによりアクセスが行われる。確認(
authentication)および暗号化(cip
hering)のような後続する動作はいずれも、実際
にアクセスされた後に割り当てられた別形式の制御チャ
ンネル上で実行される。このようにGSM方式では多く
の別形式の制御チャンネルが使用されるため、かなり複
雑なシステムとなるであろうことを示唆している。この
理由のため並びに既存の北米のデュアルモードシステム
と良好な互換性を保つために、米国における全ディジタ
ルシステムには、一形式だけのアップリンク制御チャン
ネルを使用することが望ましい。この結論として、米国
ではアクセスに使用される制御チャンネルは、一つ以上
のバーストを必要とする確認あるいは暗号化のような他
の機能さえも、一つのメッセージの中で処理できなけれ
ばならないということになった。本発明はマルチバース
ト・アクセスメッセージに関連して生ずる特殊な問題を
解決するものである。
【0010】
【課題を解決する手段】本発明の目的の一つは、ディジ
タル制御チャンネルを介して地上局システムへアクセス
するために移動機で使用可能な手続きを提供することで
あるが、移動機のハードウェアを単純化するためにはデ
ィジタルトラヒックチャンネル用の既存のEIA/TI
A−54フォーマットにごく僅かの改造を加えてディジ
タル制御チャンネルに使用しなければならない。これは
、移動機から地上局システムに対するアクセスを構築す
る機能を実行するため、トラヒックチャンネルのCDV
CCおよびSACCHフィールドが、制御チャンネル上
で使用されることを除いて、同一フォーマットをトラヒ
ックチャンネル及び制御チャンネルの双方に使用するこ
とにより達成される。
タル制御チャンネルを介して地上局システムへアクセス
するために移動機で使用可能な手続きを提供することで
あるが、移動機のハードウェアを単純化するためにはデ
ィジタルトラヒックチャンネル用の既存のEIA/TI
A−54フォーマットにごく僅かの改造を加えてディジ
タル制御チャンネルに使用しなければならない。これは
、移動機から地上局システムに対するアクセスを構築す
る機能を実行するため、トラヒックチャンネルのCDV
CCおよびSACCHフィールドが、制御チャンネル上
で使用されることを除いて、同一フォーマットをトラヒ
ックチャンネル及び制御チャンネルの双方に使用するこ
とにより達成される。
【0011】本発明の他の目的の一つは、一つのアクセ
スメッセージの第一バーストに続くバーストのいずれに
対しても予約する手続きを与えることによって、アクセ
スメッセージ間の衝突の確率を最小にすることである。 これは、アップリンク・アクセスバーストに以下の情報
を含めることにより達成される。即ち、該アクセスメッ
セージを継続させるため、予め定義された時間に別のタ
イムスロットが予約されることになっているか、あるい
はこのバーストが前記メッセージの中の最後のバースト
になるのか、そのいずれかを示す情報を含めることであ
る。
スメッセージの第一バーストに続くバーストのいずれに
対しても予約する手続きを与えることによって、アクセ
スメッセージ間の衝突の確率を最小にすることである。 これは、アップリンク・アクセスバーストに以下の情報
を含めることにより達成される。即ち、該アクセスメッ
セージを継続させるため、予め定義された時間に別のタ
イムスロットが予約されることになっているか、あるい
はこのバーストが前記メッセージの中の最後のバースト
になるのか、そのいずれかを示す情報を含めることであ
る。
【0012】本発明の他の目的の一つは、一方で1バー
ストアクセスのアクセス時間を最小にしながらマルチバ
ーストを可能とする事である。これは、移動機にこれが
最後のバーストであるか他のバーストが続くのかという
ことを第一アクセスバーストの中に含めさせることによ
り達成される。後者の場合、予め定められた間隔の後に
バーストが予約されるが、該地上局システムにアクセス
したい他の移動機のいずれに対しても多数のバーストが
空き(free)となっている。
ストアクセスのアクセス時間を最小にしながらマルチバ
ーストを可能とする事である。これは、移動機にこれが
最後のバーストであるか他のバーストが続くのかという
ことを第一アクセスバーストの中に含めさせることによ
り達成される。後者の場合、予め定められた間隔の後に
バーストが予約されるが、該地上局システムにアクセス
したい他の移動機のいずれに対しても多数のバーストが
空き(free)となっている。
【0013】本発明の他の目的の一つは、制御チャンネ
ルに必要なトラフィック容量次第で、基地無線局に対す
るアクセスチャンネルにフルレートチャンネルあるいは
ハーフレートチャンネルを使用することができるように
するアクセス手続きを提供することである。これは、マ
ルチバーストに対して1フレームより大きい間隔でアッ
プリンク・タイムスロットを予約する事により達成され
る。これにより,一つのフルレート・アクセスチャンネ
ルの容量(1秒あたりのアクセス数)は一つのハーフレ
ートチャンネルの容量の2倍となるが、アクセスメッセ
ージに要する時間はアクセスチャンネルがフルレートで
あるかハーフレートであるかに関係しない。
ルに必要なトラフィック容量次第で、基地無線局に対す
るアクセスチャンネルにフルレートチャンネルあるいは
ハーフレートチャンネルを使用することができるように
するアクセス手続きを提供することである。これは、マ
ルチバーストに対して1フレームより大きい間隔でアッ
プリンク・タイムスロットを予約する事により達成され
る。これにより,一つのフルレート・アクセスチャンネ
ルの容量(1秒あたりのアクセス数)は一つのハーフレ
ートチャンネルの容量の2倍となるが、アクセスメッセ
ージに要する時間はアクセスチャンネルがフルレートで
あるかハーフレートであるかに関係しない。
【0014】本発明の他の目的の一つは、マルチプルア
クセスとなる確率が小さいアクセス方法を提供すること
である。即ち、一つ以上の基地無線局がアクセスされた
と思わないようにするアクセス方法を提供する。これは
、トラヒックチャンネルに対する方法と同一の方法で周
期冗長検査CRCを符号化/復号化する場合、DVCC
(Digital Verification C
olor Code:ディジタル照合色符号)を使用
することにより達成される。換言すると、「明確」(e
xplicite)なDVCC(メッセージのCDVC
Cフィールド)がアクセス手続きに使用されるのに対し
て、この「暗黙」(implicite)のDVCCが
依然として使用されている。
クセスとなる確率が小さいアクセス方法を提供すること
である。即ち、一つ以上の基地無線局がアクセスされた
と思わないようにするアクセス方法を提供する。これは
、トラヒックチャンネルに対する方法と同一の方法で周
期冗長検査CRCを符号化/復号化する場合、DVCC
(Digital Verification C
olor Code:ディジタル照合色符号)を使用
することにより達成される。換言すると、「明確」(e
xplicite)なDVCC(メッセージのCDVC
Cフィールド)がアクセス手続きに使用されるのに対し
て、この「暗黙」(implicite)のDVCCが
依然として使用されている。
【0015】前記二つのフィールドCDVCCおよびS
ACCHはそれぞれ12ビットを有し、両方でアップリ
ンク用に24ビットを有する。24ビットはアップリン
ク用で起こり得る二つのパターンの一つおよびダウンリ
ンク用で起こり得る二つのパターンの一つを運ぶためデ
ィジタルアクセスチャンネルで使用される。これによっ
て二つの事柄が達成される。即ち、第一に、標準化され
た28ビットの同期語に加えてCDVCCとSACCH
フィールドの24ビットの二つのパターンを同期語とし
て使用することで、アップリンクにおける同期が改善さ
れ、ダウンリンクにおける制御チャンネルをトラヒック
チャンネルから区別することが容易になる。(他の「(
2**24)−2」のパターンは規則違反となる。)第
二に、「空き」(free)あるいは「予約済み」(r
eserved)メッセージをダウンリンクで伝達し、
「予約する」(reserve)あるいは「予約しない
」(do not reserve)メッセージを
、前記二つの24ビットパターンの一つとしてアップリ
ンクで伝達することにより実質的に誤って解釈(mis
interpretation)されることを排除して
いる。
ACCHはそれぞれ12ビットを有し、両方でアップリ
ンク用に24ビットを有する。24ビットはアップリン
ク用で起こり得る二つのパターンの一つおよびダウンリ
ンク用で起こり得る二つのパターンの一つを運ぶためデ
ィジタルアクセスチャンネルで使用される。これによっ
て二つの事柄が達成される。即ち、第一に、標準化され
た28ビットの同期語に加えてCDVCCとSACCH
フィールドの24ビットの二つのパターンを同期語とし
て使用することで、アップリンクにおける同期が改善さ
れ、ダウンリンクにおける制御チャンネルをトラヒック
チャンネルから区別することが容易になる。(他の「(
2**24)−2」のパターンは規則違反となる。)第
二に、「空き」(free)あるいは「予約済み」(r
eserved)メッセージをダウンリンクで伝達し、
「予約する」(reserve)あるいは「予約しない
」(do not reserve)メッセージを
、前記二つの24ビットパターンの一つとしてアップリ
ンクで伝達することにより実質的に誤って解釈(mis
interpretation)されることを排除して
いる。
【0016】
【実施例】図1は一つの小ゾーン移動無線システムにお
ける10個の小ゾーンC1からC10を示す。実際に行
われている所では、10個よりずっと多い小ゾーンによ
り構成される小ゾーン移動無線システムに対して本発明
による方法並びに手段が実施される。しかしながら、本
発明を説明する目的からは10個の小ゾーンで十分であ
ると考えられる。C1からC10の小ゾーンのそれぞれ
に対して、小ゾーンと同数の無線基地局B1からB10
がある。図1は小ゾーンの中心の近傍に位置し、無指向
性アンテナを有する無線基地局を示す。しかし、本技術
に関する通常の知識を有する技術者には周知のとおり、
隣接小ゾーンの無線基地局は、小ゾーン境界の近傍に配
置され指向性アンテナを有している。
ける10個の小ゾーンC1からC10を示す。実際に行
われている所では、10個よりずっと多い小ゾーンによ
り構成される小ゾーン移動無線システムに対して本発明
による方法並びに手段が実施される。しかしながら、本
発明を説明する目的からは10個の小ゾーンで十分であ
ると考えられる。C1からC10の小ゾーンのそれぞれ
に対して、小ゾーンと同数の無線基地局B1からB10
がある。図1は小ゾーンの中心の近傍に位置し、無指向
性アンテナを有する無線基地局を示す。しかし、本技術
に関する通常の知識を有する技術者には周知のとおり、
隣接小ゾーンの無線基地局は、小ゾーン境界の近傍に配
置され指向性アンテナを有している。
【0017】また図1は、一つの小ゾーンの中で、また
一つの小ゾーンから他の一つの小ゾーンへ、移動できる
10個の移動機M1からM10を示す。実際に行われる
所では、10個よりずっと多い移動機により構成される
小ゾーン移動無線システムに対して本発明による方法並
びに手段が実施される。特に、移動機は無線基地局の数
よりもずっと多いのが普通である。しかしながら、本発
明を説明する目的からは10個の移動機で十分であると
考えられる。また図1のシステムには一つの移動機交換
センタ(Mobile Switching Ce
nter:MSC)が含まれる。移動機交換センタは図
示の10個所の全無線基地局にケーブルによって接続さ
れている。また移動機交換センタはケーブルにより固定
公衆電話網あるいはISDN設備を備えた同様な固定網
に接続されている。移動機交換センタから無線基地局へ
のケーブル及び固定網へのケーブルは図示されていない
。
一つの小ゾーンから他の一つの小ゾーンへ、移動できる
10個の移動機M1からM10を示す。実際に行われる
所では、10個よりずっと多い移動機により構成される
小ゾーン移動無線システムに対して本発明による方法並
びに手段が実施される。特に、移動機は無線基地局の数
よりもずっと多いのが普通である。しかしながら、本発
明を説明する目的からは10個の移動機で十分であると
考えられる。また図1のシステムには一つの移動機交換
センタ(Mobile Switching Ce
nter:MSC)が含まれる。移動機交換センタは図
示の10個所の全無線基地局にケーブルによって接続さ
れている。また移動機交換センタはケーブルにより固定
公衆電話網あるいはISDN設備を備えた同様な固定網
に接続されている。移動機交換センタから無線基地局へ
のケーブル及び固定網へのケーブルは図示されていない
。
【0018】図示された移動機交換センタに加え、図1
に示す以外の他の無線基地局へケーブルにより接続され
る別の移動機交換センタも存在することができる。無線
基地局から移動機交換センタへの通信にはケーブルの代
わりに、例えば固定無線リンクのような他の手段を利用
することができる。図1に示す小ゾーン移動無線システ
ムは通信用の複数の無線チャンネルにより構成されてい
る。該システムは、通話、ディジタル化されたアナログ
情報、ディジタル化された通話のようなアナログ情報並
びに純粋なディジタル情報の双方に使用できるように設
計されている。本システムによれば、接続という言葉は
、同一システム内あるいは別のシステム内の通信チャン
ネルの移動機、あるいはこの小ゾーン移動無線システム
に接続される固定網内の固定電話機もしくは端末機に対
して使用される。したがって、接続とは二人の人がお互
いに話できる一つの呼びと定義することができるばかり
でなく、コンピュータがデータを交換する一つのデータ
通信チャンネルと定義することもできる。
に示す以外の他の無線基地局へケーブルにより接続され
る別の移動機交換センタも存在することができる。無線
基地局から移動機交換センタへの通信にはケーブルの代
わりに、例えば固定無線リンクのような他の手段を利用
することができる。図1に示す小ゾーン移動無線システ
ムは通信用の複数の無線チャンネルにより構成されてい
る。該システムは、通話、ディジタル化されたアナログ
情報、ディジタル化された通話のようなアナログ情報並
びに純粋なディジタル情報の双方に使用できるように設
計されている。本システムによれば、接続という言葉は
、同一システム内あるいは別のシステム内の通信チャン
ネルの移動機、あるいはこの小ゾーン移動無線システム
に接続される固定網内の固定電話機もしくは端末機に対
して使用される。したがって、接続とは二人の人がお互
いに話できる一つの呼びと定義することができるばかり
でなく、コンピュータがデータを交換する一つのデータ
通信チャンネルと定義することもできる。
【0019】図2を参照すると、本発明に従って動作す
る小ゾーン方式移動電話システム内で使用される移動機
の実施例が示されている。スヒーチ・コーダ(Spee
chCoder:音声符号器)101は送話器により発
生されたアナログ信号をビットデータストリームに変換
する。このビットデータストリームはTDMAの原理に
よって、データパッケージに分割される。高速制御チャ
ンネル(Fast Associated Con
trol CHannel)(FACCH)発生器1
02は本システムと移動機間の制御信号および監視信号
メッセージならびに移動機と本システムの間のメッセー
ジを発生させる。FACCHメッセージは伝送の都度、
ユーザフレーム(通話/データ)を交換する。低速制御
チャンネル(Slow Associated C
ontrol CHannel)(SACCH)発生
器103は、無線基地局と移動機並びに移動機と無線基
地局間の信号メッセージを交換するための連続チャンネ
ルを提供する。メッセージ列の各タイムスロットのSA
CCHに一定数のビット、例えば12ビット、が割り当
てられる。 チャンネル・コーダ(Channel coder:
チャンネル符号器)104はエラー検出およびエラー訂
正の目的で入力データを処理するためスピーチ・コーダ
101、FACCH発生器102およびSACCH発生
器103にそれぞれ接続される。チャンネル・コーダ1
04で使用されている手法は、たたみ込み符号化(co
nvolutional encoding)と巡回
冗長検査(CRC)である。たたみ込み符号化は通話符
号における重要なデータビットを保護しており、またC
RCではスピーチ・コーダのフレーム内の知覚上有意義
なビット、例えば12ビットが、7ビット検査を計算す
るのに使用される。
る小ゾーン方式移動電話システム内で使用される移動機
の実施例が示されている。スヒーチ・コーダ(Spee
chCoder:音声符号器)101は送話器により発
生されたアナログ信号をビットデータストリームに変換
する。このビットデータストリームはTDMAの原理に
よって、データパッケージに分割される。高速制御チャ
ンネル(Fast Associated Con
trol CHannel)(FACCH)発生器1
02は本システムと移動機間の制御信号および監視信号
メッセージならびに移動機と本システムの間のメッセー
ジを発生させる。FACCHメッセージは伝送の都度、
ユーザフレーム(通話/データ)を交換する。低速制御
チャンネル(Slow Associated C
ontrol CHannel)(SACCH)発生
器103は、無線基地局と移動機並びに移動機と無線基
地局間の信号メッセージを交換するための連続チャンネ
ルを提供する。メッセージ列の各タイムスロットのSA
CCHに一定数のビット、例えば12ビット、が割り当
てられる。 チャンネル・コーダ(Channel coder:
チャンネル符号器)104はエラー検出およびエラー訂
正の目的で入力データを処理するためスピーチ・コーダ
101、FACCH発生器102およびSACCH発生
器103にそれぞれ接続される。チャンネル・コーダ1
04で使用されている手法は、たたみ込み符号化(co
nvolutional encoding)と巡回
冗長検査(CRC)である。たたみ込み符号化は通話符
号における重要なデータビットを保護しており、またC
RCではスピーチ・コーダのフレーム内の知覚上有意義
なビット、例えば12ビットが、7ビット検査を計算す
るのに使用される。
【0020】セレクタ105は、スピーチ・コーダ10
1およびFACCH発生器102に関連するチャンネル
・コーダ104にそれぞれ接続される。セレクタ105
はマイクロプロセッサ・コントローラ130により制御
されて、特定のスピーチ・チャンネル上のユーザ情報を
適当な時間にFACCH上のシステム監視メッセージと
交代する。2バースト・インターリーバ106はセレク
タ105の出力と結合される。移動機によって送られる
データは二つの別のタイムスロットにインターリーブさ
れる。1伝送語を構成する260データビットは二つの
等しい部分に分割され、二つの連続するタイムスロット
に割り当てられる。レイレイ(Rayleigh)フェ
ーディングの効果はこの方法で低減されるであろう。2
バースト・インターリーバ106の出力はモジュロ2・
加算器107の入力となり送信されたデータは疑似乱数
ビットストリームのモジュロ2・加算論理によりビット
ごとに暗号化される。
1およびFACCH発生器102に関連するチャンネル
・コーダ104にそれぞれ接続される。セレクタ105
はマイクロプロセッサ・コントローラ130により制御
されて、特定のスピーチ・チャンネル上のユーザ情報を
適当な時間にFACCH上のシステム監視メッセージと
交代する。2バースト・インターリーバ106はセレク
タ105の出力と結合される。移動機によって送られる
データは二つの別のタイムスロットにインターリーブさ
れる。1伝送語を構成する260データビットは二つの
等しい部分に分割され、二つの連続するタイムスロット
に割り当てられる。レイレイ(Rayleigh)フェ
ーディングの効果はこの方法で低減されるであろう。2
バースト・インターリーバ106の出力はモジュロ2・
加算器107の入力となり送信されたデータは疑似乱数
ビットストリームのモジュロ2・加算論理によりビット
ごとに暗号化される。
【0021】SACCH発生器103に関連するチャン
ネル・コーダ104の出力は22バースト・インターリ
ーバ108に接続される。該22バースト・インターリ
ーバ108は、22のタイムスロット内の、それぞれ1
2ビットの情報により構成されるSACCH上に、送信
されるデータをインターリーブする。該22バースト・
インターリーバ108は対角線論法原理(diagon
al principle)を利用しているため、二
つのSACCHメッセージが平行して送信されるので、
第二メッセージは第一メッセージから11バースト移動
される。さらに移動機は、特定な接続に関して適切な同
期語とDVCCを具備するために同期語/DVCC発生
器109と特定の接続に関するDVCCを含む。この同
期語は、タイムスロットの同期と識別に使用される一個
の28ビット語である。DVCCは一つの8ビットのコ
ードであり、正当なチャンネルが複号されていることを
保証するため無線基地局から移動機へ、また移動機から
無線基地局へ送信される。
ネル・コーダ104の出力は22バースト・インターリ
ーバ108に接続される。該22バースト・インターリ
ーバ108は、22のタイムスロット内の、それぞれ1
2ビットの情報により構成されるSACCH上に、送信
されるデータをインターリーブする。該22バースト・
インターリーバ108は対角線論法原理(diagon
al principle)を利用しているため、二
つのSACCHメッセージが平行して送信されるので、
第二メッセージは第一メッセージから11バースト移動
される。さらに移動機は、特定な接続に関して適切な同
期語とDVCCを具備するために同期語/DVCC発生
器109と特定の接続に関するDVCCを含む。この同
期語は、タイムスロットの同期と識別に使用される一個
の28ビット語である。DVCCは一つの8ビットのコ
ードであり、正当なチャンネルが複号されていることを
保証するため無線基地局から移動機へ、また移動機から
無線基地局へ送信される。
【0022】バースト発生器110は移動機から送信す
るメッセージバーストを発生させる。バースト発生器1
10はモジュロ2・加算器107、22バースト・イン
ターリーバ108、同期語/DVCC発生器109、等
化器114および、チャンネル符号化された制御メッセ
ージを発生させる制御チャンネルメッセージ発生器13
2の出力に接続される。メッセージ・バーストは260
ビットのデータ、12ビットのSACCH、28ビット
の同期語、符号化された12ビットのDVCCおよび1
2のデリミタビットにより構成され、合計324ビット
が、標準EIA/TIA IS−54により規定され
るタイムスロット・フォーマットに従って統合される。
るメッセージバーストを発生させる。バースト発生器1
10はモジュロ2・加算器107、22バースト・イン
ターリーバ108、同期語/DVCC発生器109、等
化器114および、チャンネル符号化された制御メッセ
ージを発生させる制御チャンネルメッセージ発生器13
2の出力に接続される。メッセージ・バーストは260
ビットのデータ、12ビットのSACCH、28ビット
の同期語、符号化された12ビットのDVCCおよび1
2のデリミタビットにより構成され、合計324ビット
が、標準EIA/TIA IS−54により規定され
るタイムスロット・フォーマットに従って統合される。
【0023】マイクロプロセッサ130の制御の下で、
バースト発生器110によって異なる二つの形式のメッ
セージバースト、即ち、音声/トラヒックメッセージバ
ーストおよび制御チャンネルメッセージ発生器132か
らの制御チャンネルメッセージバーストが発生させられ
る。制御チャンネルメッセージはマイクロプロセッサ1
30からのコマンドによって発生させられ、トラヒック
チャンネルと同一のバーストフォーマットを有するディ
ジタル制御チャンネル上に送られるが、スピーチ・デー
タと同様にSACCHが音声/トラヒックバースト内で
正常に発生させられると、制御チャンネルメッセージは
制御情報により交替される。
バースト発生器110によって異なる二つの形式のメッ
セージバースト、即ち、音声/トラヒックメッセージバ
ーストおよび制御チャンネルメッセージ発生器132か
らの制御チャンネルメッセージバーストが発生させられ
る。制御チャンネルメッセージはマイクロプロセッサ1
30からのコマンドによって発生させられ、トラヒック
チャンネルと同一のバーストフォーマットを有するディ
ジタル制御チャンネル上に送られるが、スピーチ・デー
タと同様にSACCHが音声/トラヒックバースト内で
正常に発生させられると、制御チャンネルメッセージは
制御情報により交替される。
【0024】一つのタイムスロットと等価のバーストの
送信は他の二つのタイムスロットの送信と同期がとられ
、等化器114により供給されるタイミングによって調
整される。信号に時間差があるため、信号の品質を改善
するために適応型等化方法が採用されている。適応型等
化方法に関する詳細情報については、1989年2月2
7日出願で、同一譲受人に譲渡された通し番号No.3
15,561米国特許出願を参照する必要がある。相関
器(correlator)は受信されたビットストリ
ームのタイミングに適応する。フレームのタイミングに
関しては無線基地局はマスターであり移動機はスレーブ
である。等化器114は入力タイミングを検出しバース
ト発生器110を同期させる。また等化器114は識別
の目的で同期語及びDVCCを検査する。
送信は他の二つのタイムスロットの送信と同期がとられ
、等化器114により供給されるタイミングによって調
整される。信号に時間差があるため、信号の品質を改善
するために適応型等化方法が採用されている。適応型等
化方法に関する詳細情報については、1989年2月2
7日出願で、同一譲受人に譲渡された通し番号No.3
15,561米国特許出願を参照する必要がある。相関
器(correlator)は受信されたビットストリ
ームのタイミングに適応する。フレームのタイミングに
関しては無線基地局はマスターであり移動機はスレーブ
である。等化器114は入力タイミングを検出しバース
ト発生器110を同期させる。また等化器114は識別
の目的で同期語及びDVCCを検査する。
【0025】20ミリセカンド(ms)フレームカウン
タ111と等化器114はバースト発生器110と結合
している。フレームカウンタ111は、移動機により2
0msごとに使用される暗号符号(ciphering
code)を送信フレームごとに1回更新する。こ
の特別な例によれば、三つのタイムスロットにより1フ
レームをつくられていることが理解されるであろう。暗
号化ユニット112は、移動機に使用される暗号符号を
発生させるために備えられている。疑似乱数アルゴリズ
ムが好適に活用されている。暗号化ユニット112は、
各加入者に一つしかない鍵により制御される。暗号化ユ
ニット112は暗号符号を更新するシーケンサにより構
成されている。
タ111と等化器114はバースト発生器110と結合
している。フレームカウンタ111は、移動機により2
0msごとに使用される暗号符号(ciphering
code)を送信フレームごとに1回更新する。こ
の特別な例によれば、三つのタイムスロットにより1フ
レームをつくられていることが理解されるであろう。暗
号化ユニット112は、移動機に使用される暗号符号を
発生させるために備えられている。疑似乱数アルゴリズ
ムが好適に活用されている。暗号化ユニット112は、
各加入者に一つしかない鍵により制御される。暗号化ユ
ニット112は暗号符号を更新するシーケンサにより構
成されている。
【0026】送信すべきバーストはバースト発生器11
0でつくられ、RF(無線周波数)変調器122へ送ら
れる。RF変調器122はπ/4−DQPSK(π/4
shifted,Differentially e
ncoded Quadrature aphas
e Shift Keying:π/4シフト差分
符号化直交位相変調)により搬送周波数を変調する。こ
の変調法を使用することは情報が差分的に符号化される
ことを示す。即ち、2ビットの記号が起こり得る四つの
位相変化、±π/4および±3π/4、として送信され
る。RF変調器122に供給される送信器搬送周波数は
選択された送信チャンネルに従って送信器周波数シンセ
サイザー124により発生させられる。変調された搬送
波は電力増幅器123で増幅された後アンテナから送信
される。搬送周波数のRF電力放射レベルはマイクロプ
ロセッサ・コントローラ130のコマンドにより選択さ
れる。増幅された信号はタイムスイッチ134を通過し
てアンテナに到達する。このタイミングはマイクロプロ
セッサ・コントローラ130により送信順序と同期化さ
れる。増幅された信号はタイムスイッチ134に渡され
た後アンテナに到達する。タイムスイッチはマイクロプ
ロセッサ・コントローラ130により送信順序と同期化
される。
0でつくられ、RF(無線周波数)変調器122へ送ら
れる。RF変調器122はπ/4−DQPSK(π/4
shifted,Differentially e
ncoded Quadrature aphas
e Shift Keying:π/4シフト差分
符号化直交位相変調)により搬送周波数を変調する。こ
の変調法を使用することは情報が差分的に符号化される
ことを示す。即ち、2ビットの記号が起こり得る四つの
位相変化、±π/4および±3π/4、として送信され
る。RF変調器122に供給される送信器搬送周波数は
選択された送信チャンネルに従って送信器周波数シンセ
サイザー124により発生させられる。変調された搬送
波は電力増幅器123で増幅された後アンテナから送信
される。搬送周波数のRF電力放射レベルはマイクロプ
ロセッサ・コントローラ130のコマンドにより選択さ
れる。増幅された信号はタイムスイッチ134を通過し
てアンテナに到達する。このタイミングはマイクロプロ
セッサ・コントローラ130により送信順序と同期化さ
れる。増幅された信号はタイムスイッチ134に渡され
た後アンテナに到達する。タイムスイッチはマイクロプ
ロセッサ・コントローラ130により送信順序と同期化
される。
【0027】選択された受信チャンネルに従って、受信
器周波数シンセサイザー125により受信器搬送周波数
が発生させられる。入力無線周波数信号は受信器126
によって受信され、その強度は信号レベル計129によ
って測定される。受信信号強度の値はマイクロプロセッ
サ・コントローラ130へ送られる。受信器126から
の受信周波数信号か受信器搬送周波数を受信するRF復
調器127は無線周波数搬送信号を復調して、中間周波
数を発生させる。中間周波数信号はIF復調器128に
より復調されて、π/4−DQPSK変調された最初の
ディジタル情報に復元される。
器周波数シンセサイザー125により受信器搬送周波数
が発生させられる。入力無線周波数信号は受信器126
によって受信され、その強度は信号レベル計129によ
って測定される。受信信号強度の値はマイクロプロセッ
サ・コントローラ130へ送られる。受信器126から
の受信周波数信号か受信器搬送周波数を受信するRF復
調器127は無線周波数搬送信号を復調して、中間周波
数を発生させる。中間周波数信号はIF復調器128に
より復調されて、π/4−DQPSK変調された最初の
ディジタル情報に復元される。
【0028】IF復調器128によって復元されたディ
ジタル情報は等化器114へ供給される。記号検出器1
15は、等化器114から受信した2ビット記号・フォ
ーマットのディジタルデータを単一ビットデータストリ
ームに変換する。記号検出器115は順番に異なる3種
類の出力をつくり出す。制御チャンネルメッセージが制
御チャンネルメッセージ検出器133へ送られると、復
号されたチャンネルと検出された制御チャンネル情報が
マイクロプロセッサ・コントローラ130へ供給される
。すべてのスピーチ・データ/FACCHデータがモジ
ュロ2・加算器107および2バースト・デインターリ
ーバ116に供給される。スピーチ・データ/FACC
Hデータは受信データの連続した二つのフレームからの
情報を組み立てたり再配置してこれらのユニットにより
再構築される。記号検出器115はSACCHデータを
22バースト・デインターリーバ117に供給する。 22バースト・デインターリーバ117はSACCHデ
ータを再組立並びに再配置して連続した22のフレーム
にわたって展開する。
ジタル情報は等化器114へ供給される。記号検出器1
15は、等化器114から受信した2ビット記号・フォ
ーマットのディジタルデータを単一ビットデータストリ
ームに変換する。記号検出器115は順番に異なる3種
類の出力をつくり出す。制御チャンネルメッセージが制
御チャンネルメッセージ検出器133へ送られると、復
号されたチャンネルと検出された制御チャンネル情報が
マイクロプロセッサ・コントローラ130へ供給される
。すべてのスピーチ・データ/FACCHデータがモジ
ュロ2・加算器107および2バースト・デインターリ
ーバ116に供給される。スピーチ・データ/FACC
Hデータは受信データの連続した二つのフレームからの
情報を組み立てたり再配置してこれらのユニットにより
再構築される。記号検出器115はSACCHデータを
22バースト・デインターリーバ117に供給する。 22バースト・デインターリーバ117はSACCHデ
ータを再組立並びに再配置して連続した22のフレーム
にわたって展開する。
【0029】2バースト・デインターリーバ116は二
つのチャンネル・デコーダ(channel dec
oder:チャンネル復号器)118に対してスピーチ
・データ/FACCHデータを提供する。たたみ込み符
号化されたデータは上述した符号化原理の逆を使用して
復号される。受信された巡回冗長検査(CRC)ビット
はエラーの有無を決定するために検査される。さらにF
ACCH用のチャンネル・デコーダはスピーチチャンネ
ルとFACCH情報の間の相違点を検出し、それに合わ
せて復号を指令する。スピーチ・デコーダ(speec
h decoder:音声復号器)119はスピーチ
・デコーダのアルゴリズム(VSELP)に従ってチャ
ンネル・デコーダ118からの受信スピーチ・データを
処理し、受信通話信号を発生させる。アナログ信号は最
終的にフィルタリング手法によって高品質に仕上げられ
る。 高速制御チャンネル上のメッセージはFACCH検出器
120により検出され、情報はマイクロプロセッサ・コ
ントローラ130へ転送される。
つのチャンネル・デコーダ(channel dec
oder:チャンネル復号器)118に対してスピーチ
・データ/FACCHデータを提供する。たたみ込み符
号化されたデータは上述した符号化原理の逆を使用して
復号される。受信された巡回冗長検査(CRC)ビット
はエラーの有無を決定するために検査される。さらにF
ACCH用のチャンネル・デコーダはスピーチチャンネ
ルとFACCH情報の間の相違点を検出し、それに合わ
せて復号を指令する。スピーチ・デコーダ(speec
h decoder:音声復号器)119はスピーチ
・デコーダのアルゴリズム(VSELP)に従ってチャ
ンネル・デコーダ118からの受信スピーチ・データを
処理し、受信通話信号を発生させる。アナログ信号は最
終的にフィルタリング手法によって高品質に仕上げられ
る。 高速制御チャンネル上のメッセージはFACCH検出器
120により検出され、情報はマイクロプロセッサ・コ
ントローラ130へ転送される。
【0030】22バースト・デインターリーバ117は
別のチャンネル・デコーダ118に対して用意されてい
る。低速制御チャンネル上のメッセージはSACCH検
出器121により検出されその情報はマイクロプロセッ
サ・コントローラ130へ転送される。マイクロプロセ
ッサ・コントローラ130は移動機の動きと無線基地局
の通信を制御し、またターミナルキーボードの入力とデ
ィスプレーの出力131を処理する。マイクロプロセッ
サ・コントローラ130による判断は受信したメッセー
ジと測定した結果に基づいて行われる。キーボードおよ
びディスプレーユニット131はユーザと無線基地局間
の情報交換を可能とする。
別のチャンネル・デコーダ118に対して用意されてい
る。低速制御チャンネル上のメッセージはSACCH検
出器121により検出されその情報はマイクロプロセッ
サ・コントローラ130へ転送される。マイクロプロセ
ッサ・コントローラ130は移動機の動きと無線基地局
の通信を制御し、またターミナルキーボードの入力とデ
ィスプレーの出力131を処理する。マイクロプロセッ
サ・コントローラ130による判断は受信したメッセー
ジと測定した結果に基づいて行われる。キーボードおよ
びディスプレーユニット131はユーザと無線基地局間
の情報交換を可能とする。
【0031】図3は、本発明に従って動作する小ゾーン
方式移動電話システムで利用できる無線基地局の実施例
を示す。無線基地局は多数の構成部品を含んでいるが、
それら構成部品の構造並びに機能は図2に示され説明さ
れた移動機の構成部品に対するものと実質的には同じで
ある。このような同一構成部品は上記図面および説明で
使用されたものと同じ参照番号が図3の中に付けられて
いるが、プライム符号「’」により区別されている。
方式移動電話システムで利用できる無線基地局の実施例
を示す。無線基地局は多数の構成部品を含んでいるが、
それら構成部品の構造並びに機能は図2に示され説明さ
れた移動機の構成部品に対するものと実質的には同じで
ある。このような同一構成部品は上記図面および説明で
使用されたものと同じ参照番号が図3の中に付けられて
いるが、プライム符号「’」により区別されている。
【0032】しかし、移動機と無線基地局の間では軽微
な違いがある。例えば、無線基地局は二つの受信アンテ
ナを有する。これらのアンテナのそれぞれに、一つの受
信器126’、RF復調器127’およびIF復調器1
28’がある。さらに無線基地局には、移動機で使用さ
れているようなユーザキーボードおよびディスプレーユ
ニット131は含まれていない。別の相違点として、無
線基地局は多数の移動機との通信を処理する。このこと
は一つの周波数の三つのタイムスロットの一つをそれぞ
れ処理する三つのチャンネルハンドラ(channel
handler)(1)、(2)、(3)への分岐
があることから理解できる。
な違いがある。例えば、無線基地局は二つの受信アンテ
ナを有する。これらのアンテナのそれぞれに、一つの受
信器126’、RF復調器127’およびIF復調器1
28’がある。さらに無線基地局には、移動機で使用さ
れているようなユーザキーボードおよびディスプレーユ
ニット131は含まれていない。別の相違点として、無
線基地局は多数の移動機との通信を処理する。このこと
は一つの周波数の三つのタイムスロットの一つをそれぞ
れ処理する三つのチャンネルハンドラ(channel
handler)(1)、(2)、(3)への分岐
があることから理解できる。
【0033】移動機に電力が供給されると、マイクロプ
ロセッサ・コントローラ130は初期設定手続きを実行
する。初期には、サービスシステムパラメータが検索さ
れ、希望するシステム例えばワイヤーライン(B)ある
いはノンワイヤーライン(A)が選択されたことを示す
。選択結果によって、希望するシステムに属する専用制
御チャンネルの走査が開始する。
ロセッサ・コントローラ130は初期設定手続きを実行
する。初期には、サービスシステムパラメータが検索さ
れ、希望するシステム例えばワイヤーライン(B)ある
いはノンワイヤーライン(A)が選択されたことを示す
。選択結果によって、希望するシステムに属する専用制
御チャンネルの走査が開始する。
【0034】受信器周波数シンセサイザー125は第一
専用制御チャンネルに対応する周波数を発生するように
マイクロプロセッサ・コントローラ130より命令され
る。該周波数が安定すると、信号レベル計129はその
信号強度を測定し、後でマイクロプロセッサ・コントロ
ーラ130は信号強度の値を格納する。同一の手続きが
残りの専用制御チャンネルに対応する周波数に対して行
われ、マイクロプロセッサ・コントローラ130により
それぞれの信号強度に基づいてラングづけされる。つい
で受信器周波数シンセサイザー125は最強の信号強度
レベルの周波数に同調するように命令され、これにより
移動機はそのチャンネルに同期しようとすることができ
る。
専用制御チャンネルに対応する周波数を発生するように
マイクロプロセッサ・コントローラ130より命令され
る。該周波数が安定すると、信号レベル計129はその
信号強度を測定し、後でマイクロプロセッサ・コントロ
ーラ130は信号強度の値を格納する。同一の手続きが
残りの専用制御チャンネルに対応する周波数に対して行
われ、マイクロプロセッサ・コントローラ130により
それぞれの信号強度に基づいてラングづけされる。つい
で受信器周波数シンセサイザー125は最強の信号強度
レベルの周波数に同調するように命令され、これにより
移動機はそのチャンネルに同期しようとすることができ
る。
【0035】無線信号は受信器126により捕捉され、
選択された搬送周波数に従ってRF復調器127により
復調され、ついでIF復調器128によって復調される
。同期動作および無線信号のディジタル情報の一次分析
は等化器114で行われる。等化器114が同期語発生
器109を検出できれば、等化器114は当該同期語に
関するタイムスロットに対してロックする。移動機は、
制御チャンネルメッセージ検出器133によって復号さ
れ、マイクロプロセッサ・コントローラ130へ転送さ
れたシステム・パラメータ・オーバヘッド・メッセージ
を待ち合わせる。このメッセージにはシステムの識別、
プロトコル機能、使用可能な呼出チャンネル(PC)の
数、およびそれらに特有の周波数割当に関する情報が含
まれる。
選択された搬送周波数に従ってRF復調器127により
復調され、ついでIF復調器128によって復調される
。同期動作および無線信号のディジタル情報の一次分析
は等化器114で行われる。等化器114が同期語発生
器109を検出できれば、等化器114は当該同期語に
関するタイムスロットに対してロックする。移動機は、
制御チャンネルメッセージ検出器133によって復号さ
れ、マイクロプロセッサ・コントローラ130へ転送さ
れたシステム・パラメータ・オーバヘッド・メッセージ
を待ち合わせる。このメッセージにはシステムの識別、
プロトコル機能、使用可能な呼出チャンネル(PC)の
数、およびそれらに特有の周波数割当に関する情報が含
まれる。
【0036】等化器114が規定時間内に同期語を確認
することができない状況のもとでは、受信器周波数シン
セサイザー125は二番目に最強の信号に同調するよう
マイクロプロセッサ・コントローラ130に命令される
。移動機が二回目の選択でも同期する事ができなければ
、マイクロプロセッサ・コントローラ130は希望する
システムをAからBへ、あるいはその逆へ変更するよう
命令する。これから後は、新希望システムの専用制御チ
ャンネルの走査が開始する。
することができない状況のもとでは、受信器周波数シン
セサイザー125は二番目に最強の信号に同調するよう
マイクロプロセッサ・コントローラ130に命令される
。移動機が二回目の選択でも同期する事ができなければ
、マイクロプロセッサ・コントローラ130は希望する
システムをAからBへ、あるいはその逆へ変更するよう
命令する。これから後は、新希望システムの専用制御チ
ャンネルの走査が開始する。
【0037】移動機がシステム・パラメータ・オーバヘ
ッド・メッセージの受信を完了している場合、専用制御
チャンネルと同様な方法、即ち、信号強度を測定し最強
の信号の周波数を選択するという方法により、呼出チャ
ンネルが走査される。ついで呼出チャンネルに対する同
期が行われる。
ッド・メッセージの受信を完了している場合、専用制御
チャンネルと同様な方法、即ち、信号強度を測定し最強
の信号の周波数を選択するという方法により、呼出チャ
ンネルが走査される。ついで呼出チャンネルに対する同
期が行われる。
【0038】呼出チャンネルの同期化が成功すると、移
動機は初期設定手続きから離れアイドルモードとなる。 アイドルモードは四つの状態により特徴付けられる。こ
の四つの状態はマイクロプロセッサ・コントローラ13
0により制御され、システムにアクセスしない限りルー
プする。ここで注意されなければならない事は、移動機
が最強信号強度の呼出チャンネルを聴いている事を保証
するため、現呼出チャンネル上のビット誤り率があるレ
ベル以上に増加するたびに呼出チャンネルの走査が行わ
れるということである。
動機は初期設定手続きから離れアイドルモードとなる。 アイドルモードは四つの状態により特徴付けられる。こ
の四つの状態はマイクロプロセッサ・コントローラ13
0により制御され、システムにアクセスしない限りルー
プする。ここで注意されなければならない事は、移動機
が最強信号強度の呼出チャンネルを聴いている事を保証
するため、現呼出チャンネル上のビット誤り率があるレ
ベル以上に増加するたびに呼出チャンネルの走査が行わ
れるということである。
【0039】アイドルモードの第一状態は移動機の状態
、例えば、現存あるアクセスチャンネル(AC)の数並
びに位置、を連続して更新することである。この情報は
、呼出チャンネル上のシステム・パラメータ・オーバヘ
ッド・メッセージの中で移動機へ送られ、順方向ディジ
タル制御チャネル(Digital FOrward
Control Channel:DFOCC)と呼
ばれる。このメッセージは制御チャンネルメッセージ検
出器133内で復号されマイクロプロセッサ・コントロ
ーラ130へ送られる。システム・パラメータ・オーバ
ヘッド・メッセージの中の、無線基地局から送信された
ある種のメッセージは移動機からの対応動作を要求する
。 例えば、再スキャンメッセージはマイクロプロセッサ・
コントローラ130に対して初期設定手続きを命令する
。別の例を挙げると、無線基地局からの登録移動機確認
メッセージ(registration ident
itymessage)は、以下に説明されるシステム
・アクセスモードに従って登録するように、移動機にシ
ステムアクセスをさせる。
、例えば、現存あるアクセスチャンネル(AC)の数並
びに位置、を連続して更新することである。この情報は
、呼出チャンネル上のシステム・パラメータ・オーバヘ
ッド・メッセージの中で移動機へ送られ、順方向ディジ
タル制御チャネル(Digital FOrward
Control Channel:DFOCC)と呼
ばれる。このメッセージは制御チャンネルメッセージ検
出器133内で復号されマイクロプロセッサ・コントロ
ーラ130へ送られる。システム・パラメータ・オーバ
ヘッド・メッセージの中の、無線基地局から送信された
ある種のメッセージは移動機からの対応動作を要求する
。 例えば、再スキャンメッセージはマイクロプロセッサ・
コントローラ130に対して初期設定手続きを命令する
。別の例を挙げると、無線基地局からの登録移動機確認
メッセージ(registration ident
itymessage)は、以下に説明されるシステム
・アクセスモードに従って登録するように、移動機にシ
ステムアクセスをさせる。
【0040】アイドルモードの第二状態は、無線基地局
により送信された呼出メッセージに移動機が整合しよう
とする状態に関する。DFOCC上に送られるこれらの
移動機制御メッセージは制御チャンネルメッセージ検出
器133内で復号され、マイクロプロセッサ・コントロ
ーラ130により分析される。復号された数字が移動機
の識別番号に一致すれば、無線基地局に対する接続がシ
ステムアクセスモードで準備される。アイドルモードの
第三状態は、無線基地局からDFOCCにより送られた
命令を聞くことに関する。従って、省略された形の警報
のような復号された命令は移動機により処理される。ア
イドルモードの第四状態は、例えば呼びの開始のような
ユーザ動作用のキーボード131からの入力を監視する
マイクロプロセッサ・コントローラ130に関する。呼
びを発信すると、移動機がアイドルモードから離れシス
テム・アクセスモードを開始する。
により送信された呼出メッセージに移動機が整合しよう
とする状態に関する。DFOCC上に送られるこれらの
移動機制御メッセージは制御チャンネルメッセージ検出
器133内で復号され、マイクロプロセッサ・コントロ
ーラ130により分析される。復号された数字が移動機
の識別番号に一致すれば、無線基地局に対する接続がシ
ステムアクセスモードで準備される。アイドルモードの
第三状態は、無線基地局からDFOCCにより送られた
命令を聞くことに関する。従って、省略された形の警報
のような復号された命令は移動機により処理される。ア
イドルモードの第四状態は、例えば呼びの開始のような
ユーザ動作用のキーボード131からの入力を監視する
マイクロプロセッサ・コントローラ130に関する。呼
びを発信すると、移動機がアイドルモードから離れシス
テム・アクセスモードを開始する。
【0041】移動機のシステム・アクセスモードにおけ
る主要なタスクの一つは移動機がアクセスメッセージを
発生させる事である。移動機に使用可能な、アイドルモ
ード中に更新されたディジタルアクセスチャンネル(D
AC)は、先に説明したように、専用制御チャンネルを
測定するのと同様な方法で調べられる。それぞれの信号
強度のランク付けが行われ、最強の信号のチャンネルが
選択される。従って送信器周波数シンセサイザー124
および受信器周波数シンセサイザー125が同調するこ
ととなり、無線基地局に対して、例えば呼びの発信、呼
出応答、登録要求あるいは登録命令の確認のようなアク
セスの種類について連絡するため、サービス要求メッセ
ージが、選択されたチャンネル上に送られる。このメッ
セージの送信完了後、移動機の増幅器123は電源が切
断され、移動機はDFOCC上の後続制御メッセージを
待ち合わせる。アクセスの種類に従って、移動機は無線
基地局から適切なメッセージを受信する。
る主要なタスクの一つは移動機がアクセスメッセージを
発生させる事である。移動機に使用可能な、アイドルモ
ード中に更新されたディジタルアクセスチャンネル(D
AC)は、先に説明したように、専用制御チャンネルを
測定するのと同様な方法で調べられる。それぞれの信号
強度のランク付けが行われ、最強の信号のチャンネルが
選択される。従って送信器周波数シンセサイザー124
および受信器周波数シンセサイザー125が同調するこ
ととなり、無線基地局に対して、例えば呼びの発信、呼
出応答、登録要求あるいは登録命令の確認のようなアク
セスの種類について連絡するため、サービス要求メッセ
ージが、選択されたチャンネル上に送られる。このメッ
セージの送信完了後、移動機の増幅器123は電源が切
断され、移動機はDFOCC上の後続制御メッセージを
待ち合わせる。アクセスの種類に従って、移動機は無線
基地局から適切なメッセージを受信する。
【0042】アクセスが発信あるいは呼出であれば、移
動機は無線基地局により空きのトラヒックチャンネルが
割り当てられ、移動機は該トラヒックチャンネルに切り
替えてシステムアクセスモードを離れる。ついで移動機
は送信器周波数シンセサイザー124および受信器周波
数シンセサイザー125を選択したトラヒックチャンネ
ルに同調させる。その後、等化器114は同期化を開始
する。無線基地局で実施される受信信号の遅延時間測定
に基づいて、タイムアラインメント手続きが無線基地局
によって制御される。この瞬間から、無線基地局と移動
機間のメッセージの交換は高速制御チャンネルFACC
Hと低速制御チャンネルSACCHを介して転送される
。
動機は無線基地局により空きのトラヒックチャンネルが
割り当てられ、移動機は該トラヒックチャンネルに切り
替えてシステムアクセスモードを離れる。ついで移動機
は送信器周波数シンセサイザー124および受信器周波
数シンセサイザー125を選択したトラヒックチャンネ
ルに同調させる。その後、等化器114は同期化を開始
する。無線基地局で実施される受信信号の遅延時間測定
に基づいて、タイムアラインメント手続きが無線基地局
によって制御される。この瞬間から、無線基地局と移動
機間のメッセージの交換は高速制御チャンネルFACC
Hと低速制御チャンネルSACCHを介して転送される
。
【0043】マイクロプロセッサ・コントローラ130
からのメッセージはFACCH発生器102あるいはS
ACCH発生器103により発生させられ、データはチ
ャンネル符号器102により誤り防止符号に符号化され
る。FACCHデータはマルチプレクサ105内でスピ
ーチ・データと共に時分割多重化され2バースト・イン
ターリーバ106により二つのバーストにわたってイン
ターリーブされる。ついでデータは、暗号化ユニット1
12により発生させられる暗号化アルゴリズムによって
制御されるモジュロ2・加算器107内で暗号化される
。SACCHデータは22バースト・インターリーバ1
08によって22バーストにわたってインターリーブさ
れ、ついでバースト発生器110へ供給され、ここでS
ACCHデータは、スピーチ・データ、FACCHデー
タ、該当する同期語およびDVCC発生器109からの
DVCCと混合される。RF変調器122はπ/4−D
QPSKによりビットパターンを変調する。タイムスロ
ットを送信する時間中に、電力増幅器123が起動され
その電力レベルはマイクロプロセッサ・コントローラ1
30により調整される。
からのメッセージはFACCH発生器102あるいはS
ACCH発生器103により発生させられ、データはチ
ャンネル符号器102により誤り防止符号に符号化され
る。FACCHデータはマルチプレクサ105内でスピ
ーチ・データと共に時分割多重化され2バースト・イン
ターリーバ106により二つのバーストにわたってイン
ターリーブされる。ついでデータは、暗号化ユニット1
12により発生させられる暗号化アルゴリズムによって
制御されるモジュロ2・加算器107内で暗号化される
。SACCHデータは22バースト・インターリーバ1
08によって22バーストにわたってインターリーブさ
れ、ついでバースト発生器110へ供給され、ここでS
ACCHデータは、スピーチ・データ、FACCHデー
タ、該当する同期語およびDVCC発生器109からの
DVCCと混合される。RF変調器122はπ/4−D
QPSKによりビットパターンを変調する。タイムスロ
ットを送信する時間中に、電力増幅器123が起動され
その電力レベルはマイクロプロセッサ・コントローラ1
30により調整される。
【0044】また無線基地局からマイクロプロセッサ・
コントローラ130への制御メッセージもFACCHお
よびSACCHを介して転送される。スピーチ・デコー
ダ119、FACCH検出器120あるいはSACCH
検出器121に送られるビットデータストリームの記号
パターンは、使用されるデータの形によって決まる。ス
ピーチ・データおよびFACCHデータはモジュロ2・
加算器107および2バースト・デインターリーバ11
6により解読される。チャンネル・デコーダ118はビ
ット誤りを検出しマイクロプロセッサ・コントローラ1
30へ連絡する。SACCHデータは、22バースト・
デインターリーバ117により22バーストにわたって
デインターリーブされた後、チャンネル・デコーダ11
8で誤り検出が行われる。
コントローラ130への制御メッセージもFACCHお
よびSACCHを介して転送される。スピーチ・デコー
ダ119、FACCH検出器120あるいはSACCH
検出器121に送られるビットデータストリームの記号
パターンは、使用されるデータの形によって決まる。ス
ピーチ・データおよびFACCHデータはモジュロ2・
加算器107および2バースト・デインターリーバ11
6により解読される。チャンネル・デコーダ118はビ
ット誤りを検出しマイクロプロセッサ・コントローラ1
30へ連絡する。SACCHデータは、22バースト・
デインターリーバ117により22バーストにわたって
デインターリーブされた後、チャンネル・デコーダ11
8で誤り検出が行われる。
【0045】無線基地局から移動機へ送信されるメッセ
ージには通常、警報命令、チャンネルの品質を測定する
要求、呼びの復旧および通話中チャンネル切り替え命令
が入っている。反対方向に送信されるメッセージは移動
機ユーザが開始する。例えば、復旧命令である。最後の
復旧命令は、ユーザがその呼びを終了し、移動機がトラ
ヒックチャンネルの制御を離れ、初期設定の動作モード
に戻る事を意味している。
ージには通常、警報命令、チャンネルの品質を測定する
要求、呼びの復旧および通話中チャンネル切り替え命令
が入っている。反対方向に送信されるメッセージは移動
機ユーザが開始する。例えば、復旧命令である。最後の
復旧命令は、ユーザがその呼びを終了し、移動機がトラ
ヒックチャンネルの制御を離れ、初期設定の動作モード
に戻る事を意味している。
【0046】図4A、4Bおよび4DはEIA/TIA
標準IS−54に規定されたディジタルチャンネルの構
造を示す。図4Aは無線チャンネルのフレーム構造を説
明する図である。本例によれば、一つの無線チャンネル
フレームは普通、総計1、944ビットあるいは972
個の記号を含む6個のタイムスロットにより構成されて
いる。フレームは長さ40msで1秒あたり25フレー
ムのデータ伝送速度となっている。各タイムスロットは
通常1から6の番号が付けられており、定義されている
とおり、それぞれに28ビットの同期語が含まれている
。
標準IS−54に規定されたディジタルチャンネルの構
造を示す。図4Aは無線チャンネルのフレーム構造を説
明する図である。本例によれば、一つの無線チャンネル
フレームは普通、総計1、944ビットあるいは972
個の記号を含む6個のタイムスロットにより構成されて
いる。フレームは長さ40msで1秒あたり25フレー
ムのデータ伝送速度となっている。各タイムスロットは
通常1から6の番号が付けられており、定義されている
とおり、それぞれに28ビットの同期語が含まれている
。
【0047】図4Bおよび4Dは、それぞれ移動機から
地上局への送信用タイムスロット・フォーマットならび
に地上局から移動機への送信用タイムスロット・フォー
マットを示す。タイムスロット・フォーマットはデータ
伝送用に確保された260ビット、ディジタル照合色符
号DVCCの12ビット、低速制御チャンネルSACC
Hの12ビットおよび同期化並びに調整用データ(tr
aining data)(SYNC)の28ビット
を共通に含んでいる。移動機から地上局へのタイムスロ
ット・フォーマットにはガードタイム(G)およびラン
プタイム(R)情報用の二つの6ビットブロックが含ま
れる。地上局から移動機へのタイムスロット・フォーマ
ットには将来使用されるために保留されている12ビッ
トのブロックが含まれる。
地上局への送信用タイムスロット・フォーマットならび
に地上局から移動機への送信用タイムスロット・フォー
マットを示す。タイムスロット・フォーマットはデータ
伝送用に確保された260ビット、ディジタル照合色符
号DVCCの12ビット、低速制御チャンネルSACC
Hの12ビットおよび同期化並びに調整用データ(tr
aining data)(SYNC)の28ビット
を共通に含んでいる。移動機から地上局へのタイムスロ
ット・フォーマットにはガードタイム(G)およびラン
プタイム(R)情報用の二つの6ビットブロックが含ま
れる。地上局から移動機へのタイムスロット・フォーマ
ットには将来使用されるために保留されている12ビッ
トのブロックが含まれる。
【0048】ハーフレート形式では、各ハーフレート音
声/トラヒックチャンネルは各フレームの一つのタイム
スロットを使用する。これは、連続して1、2、3、4
、5、6と番号が付けられたタイムスロットを有する1
フレームが6個のハーフレート・トラヒックチャンネル
により構成される事を示している。フルレート形式の場
合には、各フルレート・トラヒック・チャンネルは、フ
レームの等しい間隔をおいた二つのタイムスロット、例
えば、1と4、2と5、あるいは3と6のタイムスロッ
トを使用する。フルレート形式では、タイムスロットは
1、2、3と番号付けされ、したがって1フレームの構
成は1、2、3、1、2、3となる。説明を分かりやす
くするため以下に示す例の中では、本発明はフルレート
形式を使用する事としている。
声/トラヒックチャンネルは各フレームの一つのタイム
スロットを使用する。これは、連続して1、2、3、4
、5、6と番号が付けられたタイムスロットを有する1
フレームが6個のハーフレート・トラヒックチャンネル
により構成される事を示している。フルレート形式の場
合には、各フルレート・トラヒック・チャンネルは、フ
レームの等しい間隔をおいた二つのタイムスロット、例
えば、1と4、2と5、あるいは3と6のタイムスロッ
トを使用する。フルレート形式では、タイムスロットは
1、2、3と番号付けされ、したがって1フレームの構
成は1、2、3、1、2、3となる。説明を分かりやす
くするため以下に示す例の中では、本発明はフルレート
形式を使用する事としている。
【0049】ディジタル制御チャンネルを介して地上局
へアクセスするという本発明の方法を実行するためには
、図4Bおよび4Dによる無線チャンネルのフォーマッ
トは、図4Cおよび4Eに示すフォーマットに変更され
る。図4Cは、チャンネルがディジタル制御チャンネル
である場合の移動機から地上局への無線チャンネルのタ
イムスロットのフォーマットを示す。この場合、無線チ
ャンネルがトラヒックチャンネルであれば、低速制御チ
ャンネルSACCHおよびディジタル照合色符号DVC
Cがある必要は無い。そのかわり、図6A、6Bに関し
て詳細に説明されるように、地上局に対する情報を送信
するため、12+12=24ビットの予約フィールドR
ESが生成される。
へアクセスするという本発明の方法を実行するためには
、図4Bおよび4Dによる無線チャンネルのフォーマッ
トは、図4Cおよび4Eに示すフォーマットに変更され
る。図4Cは、チャンネルがディジタル制御チャンネル
である場合の移動機から地上局への無線チャンネルのタ
イムスロットのフォーマットを示す。この場合、無線チ
ャンネルがトラヒックチャンネルであれば、低速制御チ
ャンネルSACCHおよびディジタル照合色符号DVC
Cがある必要は無い。そのかわり、図6A、6Bに関し
て詳細に説明されるように、地上局に対する情報を送信
するため、12+12=24ビットの予約フィールドR
ESが生成される。
【0050】図4Eは、チャンネルがディジタル制御チ
ャンネルである場合の地上局から移動機への無線チャン
ネルのタイムスロット・フォーマットを示す。上述のと
おり、低速制御チャンネルSACCHおよびディジタル
照合色符号DVCCの必要は無い。図6A、6Bに関し
て詳細に説明されるように、移動機に対する情報を送信
するため、12ビットのSACCHは第一の12ビット
予約フィールドRES1となりDVCCは第二の12ビ
ット予約フィールドRES2となる。
ャンネルである場合の地上局から移動機への無線チャン
ネルのタイムスロット・フォーマットを示す。上述のと
おり、低速制御チャンネルSACCHおよびディジタル
照合色符号DVCCの必要は無い。図6A、6Bに関し
て詳細に説明されるように、移動機に対する情報を送信
するため、12ビットのSACCHは第一の12ビット
予約フィールドRES1となりDVCCは第二の12ビ
ット予約フィールドRES2となる。
【0051】図5は、制御チャンネルおよびトラヒック
チャンネルにより構成される標準化フレームを示す。こ
の例では、システムがフルレートモードの場合、タイム
スロット1および4は制御チャンネルとして、タイムス
ロット2、3、5および6はトラヒックチャンネルとし
て使用される。図6Bに関して説明されるハーフレート
モードの伝送では、各フレームのタイムスロット1だけ
が制御チャンネルとして使用され、タイムスロット2か
ら6はトラヒックチャンネルとして使用される。フルレ
ートモードの移動機に対する本発明のマルチ−バースト
アクセス方法を図6Aに関して詳細に説明する。
チャンネルにより構成される標準化フレームを示す。こ
の例では、システムがフルレートモードの場合、タイム
スロット1および4は制御チャンネルとして、タイムス
ロット2、3、5および6はトラヒックチャンネルとし
て使用される。図6Bに関して説明されるハーフレート
モードの伝送では、各フレームのタイムスロット1だけ
が制御チャンネルとして使用され、タイムスロット2か
ら6はトラヒックチャンネルとして使用される。フルレ
ートモードの移動機に対する本発明のマルチ−バースト
アクセス方法を図6Aに関して詳細に説明する。
【0052】図6Aの第一の行a)は、それぞれタイム
スロット1から6を有する多数のフレームF1、F2、
・・・・・を示す。この場合はフルレート伝送であるか
ら、各フレームのタイムスロット1および4は制御チャ
ンネルであって、アクセスメッセージ、確認メッセージ
等の制御メッセージを自由に交換することができる。行
a)のフレーム構造は順方向ディジタル制御チャンネル
DFOCCおよび逆方向ディジタル制御チャンネル(D
igital REverse Control
Channel:DRECC)のフレーム構造であり
、特定の搬送周波数のこれらチャンネルに対するフレー
ムのタイムスロットを示している。図6Aの行b)は逆
方向ディジタル制御チャンネルDRECCのタイムスロ
ットの位置を示し、行c)は順方向ディジタル制御チャ
ンネルDFOCCのタイムスロットの位置を示している
。DRECC用のタイムスロットの位置は基準位置であ
って、行a)のフレーム構造とタイムスロットは時間的
に一致する。DRECCタイムスロットはアップリンク
伝送(移動機MS→無線基地局BS)に使用され、DF
OCCタイムスロットはダウンリンク伝送(無線基地局
BS→移動機MS)に使用される。通話の伝送に使用さ
れるタイムスロットは示されていない。DFOCCタイ
ムスロットは、信号強度測定、送信モードから受信モー
ドに移る反転時間等のため規定されたある時間だけDR
ECCタイムスロットから離されている。
スロット1から6を有する多数のフレームF1、F2、
・・・・・を示す。この場合はフルレート伝送であるか
ら、各フレームのタイムスロット1および4は制御チャ
ンネルであって、アクセスメッセージ、確認メッセージ
等の制御メッセージを自由に交換することができる。行
a)のフレーム構造は順方向ディジタル制御チャンネル
DFOCCおよび逆方向ディジタル制御チャンネル(D
igital REverse Control
Channel:DRECC)のフレーム構造であり
、特定の搬送周波数のこれらチャンネルに対するフレー
ムのタイムスロットを示している。図6Aの行b)は逆
方向ディジタル制御チャンネルDRECCのタイムスロ
ットの位置を示し、行c)は順方向ディジタル制御チャ
ンネルDFOCCのタイムスロットの位置を示している
。DRECC用のタイムスロットの位置は基準位置であ
って、行a)のフレーム構造とタイムスロットは時間的
に一致する。DRECCタイムスロットはアップリンク
伝送(移動機MS→無線基地局BS)に使用され、DF
OCCタイムスロットはダウンリンク伝送(無線基地局
BS→移動機MS)に使用される。通話の伝送に使用さ
れるタイムスロットは示されていない。DFOCCタイ
ムスロットは、信号強度測定、送信モードから受信モー
ドに移る反転時間等のため規定されたある時間だけDR
ECCタイムスロットから離されている。
【0053】最初、移動機はアイドルモードになってい
て、図6A、行c)で「F」のマークがついたDFOC
Cタイムスロットの中に制御データ(情報)バーストが
無いか探している。しかし、本発明の方法は上記動作モ
ードに限定されないばかりでなく、前に述べたとおり、
移動機が後続のアクセスモード内のタスクを実行する場
合にも使用される事ができる。このように、無線基地局
は、一つの移動機あるいはすべての移動機に対してDF
OCCタイムスロット「F」、並びにRES1および/
或いはRES2内の制御メッセージを送信するが、これ
らの移動機は、特定のDFOCC周波数チャンネルにあ
るメッセージ、即ち、この周波数の(或いは他の周波数
f2,f3・・・の)タイムスロット#1が空きである
事を示すDFOCCメッセージを読んでいる。ある移動
機(MS1)が、タイムスロット#1が空きであるとい
う上記メッセージを捕捉したものとする(矢印A1)。 移動機(MS1が無線基地局に対して送信したい場合に
は、この空きタイムスロットはDRECCチャンネル内
で移動機(MS1)のために予約され、予約されたタイ
ムスロットはフレーム(F4)内でRのマークが付けれ
る。
て、図6A、行c)で「F」のマークがついたDFOC
Cタイムスロットの中に制御データ(情報)バーストが
無いか探している。しかし、本発明の方法は上記動作モ
ードに限定されないばかりでなく、前に述べたとおり、
移動機が後続のアクセスモード内のタスクを実行する場
合にも使用される事ができる。このように、無線基地局
は、一つの移動機あるいはすべての移動機に対してDF
OCCタイムスロット「F」、並びにRES1および/
或いはRES2内の制御メッセージを送信するが、これ
らの移動機は、特定のDFOCC周波数チャンネルにあ
るメッセージ、即ち、この周波数の(或いは他の周波数
f2,f3・・・の)タイムスロット#1が空きである
事を示すDFOCCメッセージを読んでいる。ある移動
機(MS1)が、タイムスロット#1が空きであるとい
う上記メッセージを捕捉したものとする(矢印A1)。 移動機(MS1が無線基地局に対して送信したい場合に
は、この空きタイムスロットはDRECCチャンネル内
で移動機(MS1)のために予約され、予約されたタイ
ムスロットはフレーム(F4)内でRのマークが付けれ
る。
【0054】移動機(MS1)が予約されたタイムスロ
ットで通信する場合(矢印A2)、移動機(MS1)は
また次のタイムスロット#1が必ず予約される事を要求
する。無線基地局はこのタイムスロット#1が予約され
なければならないという記号表示だけをして制御メッセ
ージを移動機へ送信する(矢印A3)。このように(F
7)のタイムスロットRは移動機にたいして予約される
。別の移動機(MS2)がDFOCC上のフレーム(F
2)の空きタイムスロットメッセージFを捕捉したが、
基地局に対してフレーム(F4)のタイムスロット#1
で通信するためには、信号強度が弱いということがある
。この場合、より強い信号強度を有する移動機(MS1
)が勝ってフレーム(F7)のタイムスロット#1は移
動機(MS1)にたいして予約される。
ットで通信する場合(矢印A2)、移動機(MS1)は
また次のタイムスロット#1が必ず予約される事を要求
する。無線基地局はこのタイムスロット#1が予約され
なければならないという記号表示だけをして制御メッセ
ージを移動機へ送信する(矢印A3)。このように(F
7)のタイムスロットRは移動機にたいして予約される
。別の移動機(MS2)がDFOCC上のフレーム(F
2)の空きタイムスロットメッセージFを捕捉したが、
基地局に対してフレーム(F4)のタイムスロット#1
で通信するためには、信号強度が弱いということがある
。この場合、より強い信号強度を有する移動機(MS1
)が勝ってフレーム(F7)のタイムスロット#1は移
動機(MS1)にたいして予約される。
【0055】このように無線基地局は、移動機(MS1
)のためにDRECCのタイムスロット#1の予約のみ
を行い、移動機(MS1)は予約されたタイムスロット
を受け取る。この例では、移動機(MS1)は自己の制
御メッセージを三つのタイムスロットをつかって送信し
ようとしているので、移動機(MS1)はフレーム(F
4)、(F7)の予約されたタイムスロット#1を受け
取る。無線基地局から制御メッセージ(矢印A5)を受
信した後、移動機(MS1)がフレーム(F10)の予
約されたタイムスロット#1を使用する場合は、移動機
(MS1)は制御メッセージを送るために最後のタイム
スロットを含めて三つのタイムスロットを使用したこと
になるから、移動機(MS1)はこの予約タイムスロッ
トを最終タイムスロットとして使用している。このため
に、移動機(MS1)は使用したタイムスロット#1が
空きになったことを示すメッセージを送信して応答し、
図4Cに示す予約フィールドRES内で最後の制御メッ
セージ(矢印A6)を送信する。
)のためにDRECCのタイムスロット#1の予約のみ
を行い、移動機(MS1)は予約されたタイムスロット
を受け取る。この例では、移動機(MS1)は自己の制
御メッセージを三つのタイムスロットをつかって送信し
ようとしているので、移動機(MS1)はフレーム(F
4)、(F7)の予約されたタイムスロット#1を受け
取る。無線基地局から制御メッセージ(矢印A5)を受
信した後、移動機(MS1)がフレーム(F10)の予
約されたタイムスロット#1を使用する場合は、移動機
(MS1)は制御メッセージを送るために最後のタイム
スロットを含めて三つのタイムスロットを使用したこと
になるから、移動機(MS1)はこの予約タイムスロッ
トを最終タイムスロットとして使用している。このため
に、移動機(MS1)は使用したタイムスロット#1が
空きになったことを示すメッセージを送信して応答し、
図4Cに示す予約フィールドRES内で最後の制御メッ
セージ(矢印A6)を送信する。
【0056】また図6Aは、移動機(MS1)が同一搬
送周波数f1でアクセスした少し後に、別の移動機(M
S2)が無線基地局を介してシステムにアクセスした場
合を示す。タイムスロット#1は移動機(MS1)に割
り当てられていた間、同一フレームのタイムスロット#
4は移動機(MS2)に割り当てられる。この移動機は
無線基地局に対して2バースト・アクセスを行っている
とする。移動機(MS1)と同じ手続き、矢印(B1)
、(B2)、が開始されるが、無線基地局が移動機(M
S2)にたいして制御メッセージ、矢印(B3)、を送
信すると、移動機(MS2)は(該移動機の制御情報に
加えて)タイムスロット#4はもう不要であると応答す
る。この結果、移動機(MS2)はこのタイムスロット
#4は空きとなっている旨のメッセージ、矢印B4、を
無線基地局へ送信する。
送周波数f1でアクセスした少し後に、別の移動機(M
S2)が無線基地局を介してシステムにアクセスした場
合を示す。タイムスロット#1は移動機(MS1)に割
り当てられていた間、同一フレームのタイムスロット#
4は移動機(MS2)に割り当てられる。この移動機は
無線基地局に対して2バースト・アクセスを行っている
とする。移動機(MS1)と同じ手続き、矢印(B1)
、(B2)、が開始されるが、無線基地局が移動機(M
S2)にたいして制御メッセージ、矢印(B3)、を送
信すると、移動機(MS2)は(該移動機の制御情報に
加えて)タイムスロット#4はもう不要であると応答す
る。この結果、移動機(MS2)はこのタイムスロット
#4は空きとなっている旨のメッセージ、矢印B4、を
無線基地局へ送信する。
【0057】図6Aから判るとおり、3フレームおきに
タイムスロット#1が移動機(MS1)により使用され
、3フレームおきにタイムスロット#4は移動機(MS
2)により使用される。このように中間のフレームのタ
イムスロット#1および#4は空いている。これらのタ
イムスロットは多数の別の移動機によりアクセスされる
。また移動機自体が、アクセスのためもっと多くのタイ
ムスロットを必要としていること、あるいは後続のタイ
ムスロットが無線基地局によって空きの状態とされてい
ることを要求しているのだと言う事もできる。このこと
は移動機から無線基地局、即ち、システムへのアクセス
メッセージの間の衝突の確率が最小になっている事を意
味している。
タイムスロット#1が移動機(MS1)により使用され
、3フレームおきにタイムスロット#4は移動機(MS
2)により使用される。このように中間のフレームのタ
イムスロット#1および#4は空いている。これらのタ
イムスロットは多数の別の移動機によりアクセスされる
。また移動機自体が、アクセスのためもっと多くのタイ
ムスロットを必要としていること、あるいは後続のタイ
ムスロットが無線基地局によって空きの状態とされてい
ることを要求しているのだと言う事もできる。このこと
は移動機から無線基地局、即ち、システムへのアクセス
メッセージの間の衝突の確率が最小になっている事を意
味している。
【0058】また本発明によるアクセス手続きは、アク
セスチャンネルとしてハーフレートチャンネルに使用さ
れる事ができる。図6Bはこの場合を示し、各フレーム
の一つだけのタイムスロットがマルチバーストアクセス
に使用される。図6Bにおいて、移動機(MS1)は第
二フレームのダウンリンクタイムスロット内のメッセー
ジを発見し、無線基地局によってこのタイムスロットに
移動機(MS1)の予約、矢印A1、が行われる。矢印
A2からA6による後続の手続きは、図6Aの中で説明
したフルレートモードの場合の移動機(MS1)に対す
る手続きと同一であり、また移動機(MS2)、移動機
(MS3)にたいする手続きも同一である。
セスチャンネルとしてハーフレートチャンネルに使用さ
れる事ができる。図6Bはこの場合を示し、各フレーム
の一つだけのタイムスロットがマルチバーストアクセス
に使用される。図6Bにおいて、移動機(MS1)は第
二フレームのダウンリンクタイムスロット内のメッセー
ジを発見し、無線基地局によってこのタイムスロットに
移動機(MS1)の予約、矢印A1、が行われる。矢印
A2からA6による後続の手続きは、図6Aの中で説明
したフルレートモードの場合の移動機(MS1)に対す
る手続きと同一であり、また移動機(MS2)、移動機
(MS3)にたいする手続きも同一である。
【0059】図7は、本発明による方法を実施するため
、移動機および無線基地局の中でとられる各種手順を説
明するフローチャートである。ブロック701の中では
、複数の移動機中のある一つの移動機がアイドル状態に
あり、それぞれ図4Eに示されるフォーマットを持った
タイムスロット内の、順方向ディジタル制御チャンネル
DFOCC上のデータメッセージを無線基地局を介して
システムから受信している。これらのメッセージは個々
の移動機あるいはこの特定DFOCCを読む事のできる
全移動機に向けられている。全移動機宛のメッセージ、
即ち、同報メッセージにはシステムについての情報及び
システムアクセス中に移動機によりとられる行動を制御
する情報が含まれている。
、移動機および無線基地局の中でとられる各種手順を説
明するフローチャートである。ブロック701の中では
、複数の移動機中のある一つの移動機がアイドル状態に
あり、それぞれ図4Eに示されるフォーマットを持った
タイムスロット内の、順方向ディジタル制御チャンネル
DFOCC上のデータメッセージを無線基地局を介して
システムから受信している。これらのメッセージは個々
の移動機あるいはこの特定DFOCCを読む事のできる
全移動機に向けられている。全移動機宛のメッセージ、
即ち、同報メッセージにはシステムについての情報及び
システムアクセス中に移動機によりとられる行動を制御
する情報が含まれている。
【0060】ブロック702では、移動機内でシステム
アクセスに対する要求が発生する。その動機は呼出に対
する応答あるいは登録制御データのようなシステム情報
の変化に対する応答であるか、または移動機加入者が発
呼アクセスをしたいという事である。フロック703で
は、移動機は無線基地局からのDFOCC上のバースト
内の予約フィールドRES1あるいはRES2を読んで
アクセスを開始する。(図6Aの矢印A1)ブロック7
04では、該フィールドの値が検出され、予約された事
を示している値であるか無線基地局によって空きになっ
ていることを示している値であるか移動機内で調べられ
る。予約フィールドRES1、RES2の値が別の移動
機に対して予約されているタイムスロットである事を示
している場合、処理は移動機内のブロック705へ移さ
れる。それに反して、予約フィールドRES1、(RE
S2)の値が該タイムスロットは予約されておらず「空
き」であれば、処理はブロック706へ移される。
アクセスに対する要求が発生する。その動機は呼出に対
する応答あるいは登録制御データのようなシステム情報
の変化に対する応答であるか、または移動機加入者が発
呼アクセスをしたいという事である。フロック703で
は、移動機は無線基地局からのDFOCC上のバースト
内の予約フィールドRES1あるいはRES2を読んで
アクセスを開始する。(図6Aの矢印A1)ブロック7
04では、該フィールドの値が検出され、予約された事
を示している値であるか無線基地局によって空きになっ
ていることを示している値であるか移動機内で調べられ
る。予約フィールドRES1、RES2の値が別の移動
機に対して予約されているタイムスロットである事を示
している場合、処理は移動機内のブロック705へ移さ
れる。それに反して、予約フィールドRES1、(RE
S2)の値が該タイムスロットは予約されておらず「空
き」であれば、処理はブロック706へ移される。
【0061】ブロック705では、予約されたタイムス
ロットが移動機によって発見される。上記の分岐動作を
決める数Nは(ブロック706へ入る事がないように)
最大数とされている。最大数Nを超過すると(ブロック
705の「YES」)、処理は中断されブロック701
へ戻される。反対に、最大数Nを超過しなければ(ブロ
ック705の「NO」)、ランダムな遅れを伴って、処
理はブロック703へ再度移る事になる。ブロック70
6では、移動機は送信器を起動し、アクセスメッセージ
内の第一バースト(図6Aの矢印A2)を送って、無線
基地局によって示された空きタイムスロットを捕捉する
。
ロットが移動機によって発見される。上記の分岐動作を
決める数Nは(ブロック706へ入る事がないように)
最大数とされている。最大数Nを超過すると(ブロック
705の「YES」)、処理は中断されブロック701
へ戻される。反対に、最大数Nを超過しなければ(ブロ
ック705の「NO」)、ランダムな遅れを伴って、処
理はブロック703へ再度移る事になる。ブロック70
6では、移動機は送信器を起動し、アクセスメッセージ
内の第一バースト(図6Aの矢印A2)を送って、無線
基地局によって示された空きタイムスロットを捕捉する
。
【0062】ブロック706Aでは、無線基地局へ送信
されるもっと多くのバースト並びに予約フィールドRE
Sがアクセスメッセージに含まれていないか移動機によ
り調べられ、処理はブロック707へ移される。反対に
、これがアクセスメッセージ内の最後のバーストであっ
た場合、送信されたバーストは無線基地局だけで読まれ
、予約フィールド(RES)は空きにセットされ、処理
はブロック701へ戻される。一方移動機はシステムが
応答するのを待っている。
されるもっと多くのバースト並びに予約フィールドRE
Sがアクセスメッセージに含まれていないか移動機によ
り調べられ、処理はブロック707へ移される。反対に
、これがアクセスメッセージ内の最後のバーストであっ
た場合、送信されたバーストは無線基地局だけで読まれ
、予約フィールド(RES)は空きにセットされ、処理
はブロック701へ戻される。一方移動機はシステムが
応答するのを待っている。
【0063】ブロック707では、システムの無線基地
局は移動機から送信されるバースト(図6Aの矢印A2
)を読む。システムはバースト内に含まれるデータ語の
妥当性を検査し受信予約フィールド(RES)の内容を
検出する。データ語が妥当であると判明すれば(検査合
計が正しければ)、また予約フィールドが予約されてい
る事を示していれば、システムはDFOCC上の対応す
る予約フィールドRES1、(RES2)を「予約」に
セットする。
局は移動機から送信されるバースト(図6Aの矢印A2
)を読む。システムはバースト内に含まれるデータ語の
妥当性を検査し受信予約フィールド(RES)の内容を
検出する。データ語が妥当であると判明すれば(検査合
計が正しければ)、また予約フィールドが予約されてい
る事を示していれば、システムはDFOCC上の対応す
る予約フィールドRES1、(RES2)を「予約」に
セットする。
【0064】ブロック708では、移動機は、システム
によってセットされた予約フィールドRES1、RES
2を受信して読む(矢印A3)。ブロック709では、
無線基地局から受信したメッセージが調べられる。ブロ
ック709で、予約フィールドRES1、RES2が予
約にセットされている事を移動機が検出すれば、移動機
はアクセスを続ける事ができ、次のバーストを送信する
ため処理はブロック706へ移し返される。これと反対
に、空きの表示が検出されると、処理はブロック710
へ移される。ブロック710では、障害が検出される。 障害の発生数を示す数は最大数になっている。最大数を
超過すると、処理は中断されブロック701へ戻される
。
によってセットされた予約フィールドRES1、RES
2を受信して読む(矢印A3)。ブロック709では、
無線基地局から受信したメッセージが調べられる。ブロ
ック709で、予約フィールドRES1、RES2が予
約にセットされている事を移動機が検出すれば、移動機
はアクセスを続ける事ができ、次のバーストを送信する
ため処理はブロック706へ移し返される。これと反対
に、空きの表示が検出されると、処理はブロック710
へ移される。ブロック710では、障害が検出される。 障害の発生数を示す数は最大数になっている。最大数を
超過すると、処理は中断されブロック701へ戻される
。
【0065】予約フィールドRESを読むために、制御
チャンネルメッセージ検出器133’からの信号によっ
て起動されるマイクロプロセッサ・コントローラ130
’により、ブロック706Bおよび707が無線基地局
で実行される。その後、予約されたタイムスロットの中
で移動機(MS1)へ制御メッセージを送るため、マイ
クロプロセッサ・コントローラ130’は制御チャンネ
ルメッセージ発生器132’を起動する。またマイクロ
プロセッサ・コントローラ130’はタイムスロット#
1を、予約タイムスロットとしてセットする(ブロック
707)か空きタイムスロットとしてセットする(ブロ
ック706B)かのいずれかを実行する。
チャンネルメッセージ検出器133’からの信号によっ
て起動されるマイクロプロセッサ・コントローラ130
’により、ブロック706Bおよび707が無線基地局
で実行される。その後、予約されたタイムスロットの中
で移動機(MS1)へ制御メッセージを送るため、マイ
クロプロセッサ・コントローラ130’は制御チャンネ
ルメッセージ発生器132’を起動する。またマイクロ
プロセッサ・コントローラ130’はタイムスロット#
1を、予約タイムスロットとしてセットする(ブロック
707)か空きタイムスロットとしてセットする(ブロ
ック706B)かのいずれかを実行する。
【0066】図7における他の機能ブロックは、図2に
示すマイクロプロセッサ・コントローラ130により移
動機(MS1)内で実行される。制御メッセージおよび
予約フィールドRES1、RES2を読むため、並びに
、制御チャンネルメッセージ発生器132を起動して制
御メッセージを無線基地局へ送信するため、マイクロプ
ロセッサ・コントローラ130は制御チャンネルメッセ
ージ検出器133により起動される。
示すマイクロプロセッサ・コントローラ130により移
動機(MS1)内で実行される。制御メッセージおよび
予約フィールドRES1、RES2を読むため、並びに
、制御チャンネルメッセージ発生器132を起動して制
御メッセージを無線基地局へ送信するため、マイクロプ
ロセッサ・コントローラ130は制御チャンネルメッセ
ージ検出器133により起動される。
【図1】小ゾーン、移動機交換センタ、無線基地局およ
び移動機とともに小ゾーン方式移動無線システムを示す
図。
び移動機とともに小ゾーン方式移動無線システムを示す
図。
【図2】本発明を活用した移動機のブロック図。
【図3】本発明を活用した無線基地局のブロック図。
【図4】Aは本発明を活用した無線チャンネルのフレー
ム構造を示す図。Bは移動機から無線基地局あるいは地
上局への伝送用タイムスロット・フォーマットを示す図
。Cは移動機から無線基地局あるいは地上局への伝送用
タイムスロットで本発明による予約フィールドのあるタ
イムスロット・フォーマットを示す図。Dは無線基地局
あるいは地上局から移動機への伝送用タイムスロット・
フォーマットを示す図。Eは移動機から無線基地局ある
いは地上局から移動機への伝送用タイムスロットで本発
明による2つの予約フィールドを示す図。
ム構造を示す図。Bは移動機から無線基地局あるいは地
上局への伝送用タイムスロット・フォーマットを示す図
。Cは移動機から無線基地局あるいは地上局への伝送用
タイムスロットで本発明による予約フィールドのあるタ
イムスロット・フォーマットを示す図。Dは無線基地局
あるいは地上局から移動機への伝送用タイムスロット・
フォーマットを示す図。Eは移動機から無線基地局ある
いは地上局から移動機への伝送用タイムスロットで本発
明による2つの予約フィールドを示す図。
【図5】制御チャンネルとトラヒックチャンネルが混在
する6個のタイムスロットを有する無線チャンネルフレ
ームの例を示す図。
する6個のタイムスロットを有する無線チャンネルフレ
ームの例を示す図。
【図6】Aはフルレートモードに対する本発明によるマ
ルチバースト・アクセス方法を示す図。Bはハーフレー
トモードに対する同様な図。
ルチバースト・アクセス方法を示す図。Bはハーフレー
トモードに対する同様な図。
【図7】本発明によるアクセス方法を説明するフローチ
ャートを示す図。
ャートを示す図。
B1−B10 無線基地局
C1−C10 小ゾーン
M1−M10 移動機
MSC 移動機交換センタ
101 スピーチ・コーダ
102 FACCH発生器
103 SACCH発生器
104 チャンネル・コーダ
105 セレクタ
106 2バースト・インターリーバ107 モジ
ュロ2・加算器 108 22バースト・インターリーバ109 同
期語/DVCC発生器 110 バースト発生器 111 20ミリセコンド(ms)フレームカウンタ
112 暗号化ユニット 113 鍵 114 等化器 115 記号検出器 116 2バースト・デインターリーバ117 2
2バースト・デインターリーバ118 チャンネル・
デコーダ 119 スピーチ・デコーダ 120 FACCG検出器 121 SACCH検出器 122 RF変調器 123 電力増幅器 124 送信器周波数シンセサイザー125 受信
器周波数シンセサイザー126 受信器 127 RF復調器 128 IF復調器 129 信号レベル計 130 マイクロプロセッサ・コントローラ131
キーボード・ディスプレー 132 制御チャンネルメッセージ発生器133
制御チャンネルメッセージ検出器134 タイムスイ
ッチ 101’ スピーチ・コーダ/データ102’ F
ACCH発生器 103’ SACCH発生器 104’ チャンネル・コーダ 105’ セレクタ 106’ 2バースト・インターリーバ107’
モジュロ2・加算器 108’ 22バースト・インターリーバ109’
同期語/DVCC発生器 110’ バースト発生器 111’ 20ミリセコンド(ms)フレームカウン
タ112’ 暗号化ユニット 113’ 鍵 114’ 等化器 115’ 記号検出器 116’ 2バースト・デインターリーバ117’
22バースト・デインターリーバ118’ チャン
ネル・デコーダ 119’ スピーチ・デコーダ/データ120’
FACCH検出器 121’ SACCH検出器 122’ RF変調器 123’ 電力増幅器 124’ 送信器周波数シンセサイザー125’
受信器周波数シンセサイザー126’ 受信器 127’ RF復調器 128’ IF復調器 129’ 信号レベル計 130’ マイクロプロセッサ・コントローラ132
’ 制御チャンネルメッセージ発生器133’ 制
御チャンネルメッセージ検出器1 チャンネルハ
ンドラ1 2 チャンネルハンドラ2 3 チャンネルハンドラ3
ュロ2・加算器 108 22バースト・インターリーバ109 同
期語/DVCC発生器 110 バースト発生器 111 20ミリセコンド(ms)フレームカウンタ
112 暗号化ユニット 113 鍵 114 等化器 115 記号検出器 116 2バースト・デインターリーバ117 2
2バースト・デインターリーバ118 チャンネル・
デコーダ 119 スピーチ・デコーダ 120 FACCG検出器 121 SACCH検出器 122 RF変調器 123 電力増幅器 124 送信器周波数シンセサイザー125 受信
器周波数シンセサイザー126 受信器 127 RF復調器 128 IF復調器 129 信号レベル計 130 マイクロプロセッサ・コントローラ131
キーボード・ディスプレー 132 制御チャンネルメッセージ発生器133
制御チャンネルメッセージ検出器134 タイムスイ
ッチ 101’ スピーチ・コーダ/データ102’ F
ACCH発生器 103’ SACCH発生器 104’ チャンネル・コーダ 105’ セレクタ 106’ 2バースト・インターリーバ107’
モジュロ2・加算器 108’ 22バースト・インターリーバ109’
同期語/DVCC発生器 110’ バースト発生器 111’ 20ミリセコンド(ms)フレームカウン
タ112’ 暗号化ユニット 113’ 鍵 114’ 等化器 115’ 記号検出器 116’ 2バースト・デインターリーバ117’
22バースト・デインターリーバ118’ チャン
ネル・デコーダ 119’ スピーチ・デコーダ/データ120’
FACCH検出器 121’ SACCH検出器 122’ RF変調器 123’ 電力増幅器 124’ 送信器周波数シンセサイザー125’
受信器周波数シンセサイザー126’ 受信器 127’ RF復調器 128’ IF復調器 129’ 信号レベル計 130’ マイクロプロセッサ・コントローラ132
’ 制御チャンネルメッセージ発生器133’ 制
御チャンネルメッセージ検出器1 チャンネルハ
ンドラ1 2 チャンネルハンドラ2 3 チャンネルハンドラ3
Claims (10)
- 【請求項1】 移動無線地上局と通信する多数の移動
機(MS1)の一つから、TDMAフレームのタイムス
ロットの中で該移動無線地上局システムへアクセスする
とともに、ディジタル制御チャンネル上のアクセスメッ
セージによりシステム内の無線基地局へアクセスするこ
とができる方法であって、移動機が、前記ディジタル制
御チャンネル上で予約されたタイムスロットの中のアク
セスメッセージを完了するために、移動機(MS1)が
、前記制御チャンネル(CC)上でそれぞれフレーム(
F4、F7、F10)内に所定の位置(#1)を持ち、
移動機(MS1)用に前記無線基地局(BS)内で予約
される多数のタイムスロットに対して予約フィールド(
RES)を該無線基地局へ送信する事により、システム
内の無線基地局(BS)へ移動機(MS1)がアクセス
を続けることを特徴とする方法。 - 【請求項2】 フレーム内のタイムスロットの全数(
1から6)よりも少ない、一つのフレーム(F1、F2
、・・・)内のタイムスロット(1、4)に、システム
内の異なる移動機(MS1、MS2、・・・)に向けて
前記無線基地局が制御データメッセージを送ると、アイ
ドル状態の前記移動機(MS1)が前記制御データメッ
セージを聴いて、無線基地局からの制御データメッセー
ジを移動機へ送信するのに使用したフレーム(F4)内
の特定のタイムスロット(#1)が、移動機から無線基
地局へ送られる次の制御データメッセージ用に予約され
るという情報と一緒に、制御データメッセージを無線基
地局へ送信しようとすることを特徴とする、請求項1に
記載の方法。 - 【請求項3】 前記無線基地局にアクセスしようとし
ていた前記移動機(MS1)が前記アクセスに成功する
と、あるタイムスロット(1、F4:フレームF4のタ
イムスロット#1)がこの移動機(MS1)のために予
約され、かつ無線基地局がその制御メッセージを前記移
動機(MS1)へ送り、この移動機(MS1)がこの制
御メッセージを受信した後、予約された前記タイムスロ
ット(1、F7)の中で移動機からの制御メッセージを
無線基地局(BS)へ送ることを特徴とする、請求項2
に記載の方法。 - 【請求項4】 前記タイムスロットが予約されていた
移動機が、前記タイムスロット(#1)を占有する最後
のデータ制御メッセージを送っていて、同時に、予約さ
れた前記タイムスロット(#1)が、無線基地局(BS
)で空きとされることができる旨のメッセージを送って
いることを特徴とする、請求項2〜3に記載の方法。 - 【請求項5】 前記無線基地局(BS)からディジタ
ル制御チャンネル(CC)により送られる前記データ制
御メッセージ(D)が、トラヒックチャンネルとしてで
はなく、制御チャンネルとして使用される場合に空きと
なっている、あるタイムスロット(#1もしくは#4)
の中の予約フィールド(RES1、RES2)を占有す
ることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 - 【請求項6】 前記予約フィールド(RES1、RE
S2)が、ディジタル制御チャンネル(CC)として使
用されるタイムスロットの中では二つのフィールド部分
(RES1、RES2)により構成され、またこの二つ
のフィールド部分がトラヒックチャンネル(TC)の中
では低速制御チャンネル(SACCH)およびディジタ
ル照合色符号(DVCC)に対応することを特徴とする
、請求項5に記載の方法。 - 【請求項7】 前記移動機(MS1、MS2、・・・
)からディジタル制御チャンネル(CC)により無線基
地局(BS)へ送られる前記データ制御メッセージ(D
)が、トラヒックチャンネル(TC)の中では低速制御
チャンネル(SACCH)およびディジタル照合色符号
(DVCC)により占有されるフィールドに該当する予
約フィールド(RES)を占有することを特徴とする、
請求項1に記載の方法。 - 【請求項8】 無線基地局(BS)の中で特定の移動
機(MS1)に予約されている、あるフレーム(F4)
の特定のタイムスロット(#1)が、最初に予約された
フレーム(F4)のタイムスロット(#1)の後に、予
め定められたフレーム間隔(F5〜F6)を置いて、フ
レーム(F7)の同一のタイムスロット(#1)に予約
され、これにより別の移動機(MS2、MS3)からの
アクセスのために空きタイムスロットのある多数のフレ
ームを残しておくことを特徴とする、請求項1に記載の
方法。 - 【請求項9】 システムがフルレートモードで動作し
ている場合、各フレーム(F1、F2、・・・)の異な
る二つのタイムスロット(#1、#4)が異なる二つの
移動機(MS1、MS2)によってアクセスされ、かつ
予約されることを特徴とする、請求項1〜4に記載の方
法。 - 【請求項10】 システムがハーフレートモードで動
作している場合、各フレーム(F1、F2、・・・)の
ただ一つのタイムスロット(#1)がただ一つだけの移
動機(MS1)によってアクセスされ、かつ予約される
ことを特徴とする、請求項1〜4に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE9100579-3 | 1991-02-28 | ||
SE9100579A SE468031B (sv) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | Foerfarande foer att fraan en mobilstation erhaalla tilltraede till ett landbundet mobilradiosystem |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04320120A true JPH04320120A (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=20382005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4156892A Pending JPH04320120A (ja) | 1991-02-28 | 1992-02-27 | 移動無線地上局システムに対する移動機からのアクセス方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04320120A (ja) |
CA (1) | CA2060428A1 (ja) |
MX (1) | MX9200848A (ja) |
SE (1) | SE468031B (ja) |
TW (1) | TW201374B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996002985A1 (fr) * | 1994-07-15 | 1996-02-01 | Ntt Mobile Communications Network Inc. | Systeme a acces selectif pour communication radiotelephonique |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2270815B (en) * | 1992-09-18 | 1996-05-08 | Roke Manor Research | Improvements in or relating to cellular mobile radio systems |
US5603081A (en) * | 1993-11-01 | 1997-02-11 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Method for communicating in a wireless communication system |
TW234224B (ja) * | 1993-04-19 | 1994-11-01 | Ericsson Ge Mobile Communicat | |
EP0677222A4 (en) * | 1993-11-01 | 1995-12-27 | Ericsson Telefon Ab L M | LAYER 2 PROTOCOL IN A CELLULAR COMMUNICATION SYSTEM. |
US5722078A (en) * | 1993-11-01 | 1998-02-24 | Ericsson Inc. | Method and apparatus for locating a digital control channel in a downbanded cellular radiocommunication system |
US6175557B1 (en) | 1994-10-31 | 2001-01-16 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Layer 2 protocol in a cellular communication system |
-
1991
- 1991-02-28 SE SE9100579A patent/SE468031B/sv not_active IP Right Cessation
-
1992
- 1992-01-31 TW TW81100761A patent/TW201374B/zh active
- 1992-01-31 CA CA002060428A patent/CA2060428A1/en not_active Abandoned
- 1992-02-27 MX MX9200848A patent/MX9200848A/es unknown
- 1992-02-27 JP JP4156892A patent/JPH04320120A/ja active Pending
Cited By (2)
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WO1996002985A1 (fr) * | 1994-07-15 | 1996-02-01 | Ntt Mobile Communications Network Inc. | Systeme a acces selectif pour communication radiotelephonique |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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TW201374B (ja) | 1993-03-01 |
SE468031B (sv) | 1992-10-19 |
SE9100579L (sv) | 1992-08-29 |
CA2060428A1 (en) | 1992-08-29 |
MX9200848A (es) | 1992-09-01 |
SE9100579D0 (sv) | 1991-02-28 |
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