JPH0431557Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0431557Y2 JPH0431557Y2 JP13133684U JP13133684U JPH0431557Y2 JP H0431557 Y2 JPH0431557 Y2 JP H0431557Y2 JP 13133684 U JP13133684 U JP 13133684U JP 13133684 U JP13133684 U JP 13133684U JP H0431557 Y2 JPH0431557 Y2 JP H0431557Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heart cam
- zero point
- securing lever
- zero
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、ハートカムを使用した零戻し付積
算計の零点復帰機構に関するものである。
算計の零点復帰機構に関するものである。
一般に、手動で零戻しノブを回転操作して、そ
の回転を伝達機構を介して積算計に伝達し、積算
計の回転ドラムを復帰させると共にリンク機構な
どを介して零点確保レバーの先端をハートカムの
凹部に係止することにより、ハートカムと一体的
に回転する指針を目盛板上の零点位置に復帰させ
るようにした零戻し付積算計は既に公知である。
第3図A,Bは第1従来例を、第4図A,Bは第
2従来例を示す。
の回転を伝達機構を介して積算計に伝達し、積算
計の回転ドラムを復帰させると共にリンク機構な
どを介して零点確保レバーの先端をハートカムの
凹部に係止することにより、ハートカムと一体的
に回転する指針を目盛板上の零点位置に復帰させ
るようにした零戻し付積算計は既に公知である。
第3図A,Bは第1従来例を、第4図A,Bは第
2従来例を示す。
第1従来例において、零点確保レバー4と係合
して零点位置を保持できるハートカム1に軸受筒
部13を設け、この軸受筒部13に指針5を固着
すると共に、前記軸受筒部13には指針軸7を挿
通し、バネ止め10をハートカム1の内側平面部
に植立し、ハートカム1の軸受筒部13の一部に
切欠部14を設けて、バネ12をバネ止め10に
掛け指針軸7をバネ12の先端ではさみ込んでハ
ートカム1と指針軸7とを係止固着して回転せし
めるものである。
して零点位置を保持できるハートカム1に軸受筒
部13を設け、この軸受筒部13に指針5を固着
すると共に、前記軸受筒部13には指針軸7を挿
通し、バネ止め10をハートカム1の内側平面部
に植立し、ハートカム1の軸受筒部13の一部に
切欠部14を設けて、バネ12をバネ止め10に
掛け指針軸7をバネ12の先端ではさみ込んでハ
ートカム1と指針軸7とを係止固着して回転せし
めるものである。
次に、第2従来例においては、バネ止め11を
ハートカム1の外側に植立してハートカム1の軸
受筒部13の切欠部の加工を不要としたものであ
る。
ハートカム1の外側に植立してハートカム1の軸
受筒部13の切欠部の加工を不要としたものであ
る。
しかしながら、このような従来の零点復帰機構
にあつては、第1、第2従来例は共にバネ止め1
0,11をハートカム1の外部に植立したもので
あるから、第1従来例にあつては、切欠部14を
設ける加工が困難であり、切欠部14によつてハ
ートカム1の軸受筒部13が弱くなるという問題
点があつた。
にあつては、第1、第2従来例は共にバネ止め1
0,11をハートカム1の外部に植立したもので
あるから、第1従来例にあつては、切欠部14を
設ける加工が困難であり、切欠部14によつてハ
ートカム1の軸受筒部13が弱くなるという問題
点があつた。
次に、第2従来例にあつては、バネ止め11を
ハートカム1の外側に植立すると、軸受筒部13
を切欠く必要はなくなるが、全体構成として横に
長くなり、機器のコンパクト化に反するという問
題点があつた。
ハートカム1の外側に植立すると、軸受筒部13
を切欠く必要はなくなるが、全体構成として横に
長くなり、機器のコンパクト化に反するという問
題点があつた。
この考案は、このような問題点に着目してなさ
れたもので、バネをハートカムの内部に装着する
ことにより、ハートカムの軸受筒部に切欠部を設
ける必要をなくし、全体としてコンパクトに構成
できるようにして、前記問題点を解決することを
目的としている。
れたもので、バネをハートカムの内部に装着する
ことにより、ハートカムの軸受筒部に切欠部を設
ける必要をなくし、全体としてコンパクトに構成
できるようにして、前記問題点を解決することを
目的としている。
この考案は、零戻し付積算計において、ハート
カムの平面部に穿つた凹所にバネを装着したもの
である。
カムの平面部に穿つた凹所にバネを装着したもの
である。
第1図は、この考案の一実施例を示し、第1図
Aは零点位置確保時のハートカムと零点確保レバ
ーの関係図、第1図Bは側断面図、第1図Cは零
戻し操作中におけるハートカムと零点確保レバー
の関係図、第1図Dは零戻し操作外のハートカム
と零点確保レバーの関係図である。
Aは零点位置確保時のハートカムと零点確保レバ
ーの関係図、第1図Bは側断面図、第1図Cは零
戻し操作中におけるハートカムと零点確保レバー
の関係図、第1図Dは零戻し操作外のハートカム
と零点確保レバーの関係図である。
零点確保レバー4と係合して零点位置を保持す
るハートカム1に軸受筒部13を延設し、この軸
受筒部13に指針5を固着すると共に、前記軸受
筒部13には指針軸7を挿通し、ハートカム1の
平面部に穿設した凹所2にリング状のバネ3を装
着し、このバネ3の張力により前記指針軸を係止
固着する。積算時は、リング状のバネ3は指針軸
7の外周溝にバネ張力による摩擦伝動されて指針
軸7がハートカム1と共に回転すると同時に指針
軸7と一体的に回転するように固着した伝動歯車
8の回転が伝達機構(図示せず)を介して積算計
(図示せず)の回転ドラム(図示せず)に伝達さ
れる。そして零戻し操作時、手動で零戻しノブ
(図示せず)を操作して零点確保レバー4の先端
をハートカム1の外周に押圧すると、第1図Cに
示すようにハートカム1はその外周で零点確保レ
バー4の先端と接触しながら回転し、第1図Aの
位置で零点に確保されると共に積算計の回転ドラ
ムも零点復帰される。零点確保後は零戻し操作が
停止されるので、第1図Dに示すように零点確保
レバー4はハートカム1の外周からはなれる。
るハートカム1に軸受筒部13を延設し、この軸
受筒部13に指針5を固着すると共に、前記軸受
筒部13には指針軸7を挿通し、ハートカム1の
平面部に穿設した凹所2にリング状のバネ3を装
着し、このバネ3の張力により前記指針軸を係止
固着する。積算時は、リング状のバネ3は指針軸
7の外周溝にバネ張力による摩擦伝動されて指針
軸7がハートカム1と共に回転すると同時に指針
軸7と一体的に回転するように固着した伝動歯車
8の回転が伝達機構(図示せず)を介して積算計
(図示せず)の回転ドラム(図示せず)に伝達さ
れる。そして零戻し操作時、手動で零戻しノブ
(図示せず)を操作して零点確保レバー4の先端
をハートカム1の外周に押圧すると、第1図Cに
示すようにハートカム1はその外周で零点確保レ
バー4の先端と接触しながら回転し、第1図Aの
位置で零点に確保されると共に積算計の回転ドラ
ムも零点復帰される。零点確保後は零戻し操作が
停止されるので、第1図Dに示すように零点確保
レバー4はハートカム1の外周からはなれる。
第2図はこの考案の他の実施例を示す。
零戻し操作中は前述のようにハートカム1の外
周に零点確保レバー4の先端が接触し滑り運動を
するので、接触面の摩耗を防ぐために両者の表面
粗度および材質には充分の考慮が必要である。
周に零点確保レバー4の先端が接触し滑り運動を
するので、接触面の摩耗を防ぐために両者の表面
粗度および材質には充分の考慮が必要である。
又、調整位置によつては死点が出来易いことも
ある。この実施例では、零点確保レバーの先端に
ボールベアリングを用いたものであつて、転り接
触となるので前記不具合を解消することができ
る。
ある。この実施例では、零点確保レバーの先端に
ボールベアリングを用いたものであつて、転り接
触となるので前記不具合を解消することができ
る。
この考案は、ハートカムの平面部に穿設した凹
所内にバネを装着したので、全体構成がコンパク
トになり、ハートカムの軸受筒部を穿つ必要がな
いので軸受筒部が強固になるという効果がある。
所内にバネを装着したので、全体構成がコンパク
トになり、ハートカムの軸受筒部を穿つ必要がな
いので軸受筒部が強固になるという効果がある。
上記この考案の効果に加えて第2実施例によれ
ば、零点確保レバーの先端部にボールベアリング
を設けることにより、ハートカムと零点確保レバ
ーの摩耗を防ぐことができるという効果がある。
ば、零点確保レバーの先端部にボールベアリング
を設けることにより、ハートカムと零点確保レバ
ーの摩耗を防ぐことができるという効果がある。
第1図はこの考案の一実施例で、第1図Aは零
点位置確保時のハートカムと零点確保レバーの関
係図、第1図Bは側断面図、第1図Cは零戻し操
作中のハートカムと零点確保レバーの関係図、第
1図Dは零戻し操作外のハートカムと零点確保レ
バーの関係図、第2図は他の実施例の零点確保レ
バーの平面図を示し、第3図A、第4図Aは零点
確保時のハートカムと零点確保レバーの関係図、
第3図B、第4図Bは側面図である。なお、各図
中同一符号は同一又は相当部分を示すものとす
る。 1……ハートカム、2……凹所、3……バネ、
4……零点確保レバー、5……指針、9……ボー
ルベアリング、13……軸受筒部。
点位置確保時のハートカムと零点確保レバーの関
係図、第1図Bは側断面図、第1図Cは零戻し操
作中のハートカムと零点確保レバーの関係図、第
1図Dは零戻し操作外のハートカムと零点確保レ
バーの関係図、第2図は他の実施例の零点確保レ
バーの平面図を示し、第3図A、第4図Aは零点
確保時のハートカムと零点確保レバーの関係図、
第3図B、第4図Bは側面図である。なお、各図
中同一符号は同一又は相当部分を示すものとす
る。 1……ハートカム、2……凹所、3……バネ、
4……零点確保レバー、5……指針、9……ボー
ルベアリング、13……軸受筒部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 零戻し付積算計において、零点確保レバーと
係合して零点位置を保持できるハートカムに軸
受筒部を設け、この軸受筒部に指針を固着する
と共に、前記軸受筒部には指針軸を挿通し、ハ
ートカムの平面部に穿つた凹所にバネを装着
し、このバネの張力により前記指針軸を係止固
着して成ることを特徴とするハートカム式零点
復帰装置。 (2) ハートカムと係合する零点確保レバーの先端
にボールベアリングを設けたことを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項記載のハートカ
ム式零点復帰装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13133684U JPS6146664U (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | ハ−トカム式零点復帰装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13133684U JPS6146664U (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | ハ−トカム式零点復帰装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6146664U JPS6146664U (ja) | 1986-03-28 |
JPH0431557Y2 true JPH0431557Y2 (ja) | 1992-07-29 |
Family
ID=30689927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13133684U Granted JPS6146664U (ja) | 1984-08-31 | 1984-08-31 | ハ−トカム式零点復帰装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6146664U (ja) |
-
1984
- 1984-08-31 JP JP13133684U patent/JPS6146664U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6146664U (ja) | 1986-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0431557Y2 (ja) | ||
US4576026A (en) | Cylinder lock having coupling means | |
JPH04128109U (ja) | ドリル等の切換用操作つまみ装置 | |
JPH0132106Y2 (ja) | ||
JPS59155358U (ja) | 歯車のスリツプ機構 | |
JPH0545843Y2 (ja) | ||
US3855877A (en) | Locking knob | |
JP2539406Y2 (ja) | ロータリーエンコーダ | |
JPS5925412U (ja) | 傾斜計 | |
JPH0749543Y2 (ja) | バックラッシュの少ない回転機構 | |
JPS5841376Y2 (ja) | シヤフト保持装置 | |
JPS5834426U (ja) | チユ−ナの同調操作機構 | |
JPH0134428Y2 (ja) | ||
JPS6320219U (ja) | ||
JPS6047023U (ja) | 操作つまみの防じん構造 | |
JPH0534053Y2 (ja) | ||
JPS59178836U (ja) | スイツチ装置 | |
JPS59194633U (ja) | スリツプ機構 | |
JPS585129Y2 (ja) | カイテンブヒントリツケソウチ | |
JPS61150944A (ja) | 板状材料の間欠送り装置 | |
JPS6045942U (ja) | 逆転防止用メカニカルブレ−キ | |
JPH0686018U (ja) | 測量機における回転軸の固定装置 | |
JPS6075754U (ja) | 円筒カム機構 | |
JPH0287158U (ja) | ||
JPS62122919U (ja) |