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JPH0431438Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0431438Y2
JPH0431438Y2 JP1986030973U JP3097386U JPH0431438Y2 JP H0431438 Y2 JPH0431438 Y2 JP H0431438Y2 JP 1986030973 U JP1986030973 U JP 1986030973U JP 3097386 U JP3097386 U JP 3097386U JP H0431438 Y2 JPH0431438 Y2 JP H0431438Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative board
stile
base
board
doors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986030973U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62141890U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986030973U priority Critical patent/JPH0431438Y2/ja
Publication of JPS62141890U publication Critical patent/JPS62141890U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0431438Y2 publication Critical patent/JPH0431438Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案が例えばキツチン扉等の家具扉に関し、
さらに具体的に同家具扉の組立て構造に関する。
〔従来の技術〕 一般に、キツチン用収納庫、下駄箱等の家具類
には収納物を出し入れすべく扉(以下「家具扉」
という)が開閉自在に取付けられる。そして、従
来の家具扉は中パネルgと、同中パネルgの左右
両端に配置する框c,c等が別体にて設けられ、
それらを接合させることにより形成される。第1
4図乃至第23図はその具体的な組立て構造を表
わす図面であつて、aは略矩形断面の棒状に形成
する框材を示す。同框材aには真空成形によつて
シートbがその長手方向に延在させてラミネート
され、これにより框cが形成される。又、dは中
パネルgを構成する中芯であつて、同中芯dは適
宜な長さ寸法を存して断面矩形状に形成する角材
を略日字型状に固着させることにより形成され
る。同中芯dの表面側には同中芯dと同一の大き
さを存して矩形板状に形成する表面材eが固着さ
れる一方、その裏面側には同じく矩形板状に形成
する裏面材fが固着される。即ち、中パネルgは
フラツシユ加工により形成される。そして、同中
パネルgの幅方向両端部には一定間隔毎に適数本
の継手h……がその一端を外側へ突出させて埋め
込まれる一方、上記框cには継手hの埋込位置と
対応させて連結孔i……が穿設され、同継手hを
介して中パネルgと框cを連結することが出来る
様に設けられる。そして又、上記の様にパネルg
の幅方向両端部に対して框c,cが組付けされた
後、同中パネルgと框cの長手方向両端面に木口
シートj,jが貼着される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかして上記の様な従来の家具扉にあつては、
框単体加工、中芯の芯組加工、裏面材加工、表面
材加工、フラツシユ加工、組付け加工、木口シー
ト貼りという一連の作業工程を経て製造されるこ
とにより、その生産性が悪いということに加え
て、製造コストが高くつくという不具合を生ずる
点に第1の問題点を有する。
又、中パネルと両側框を別体にて設けて連結さ
せる様にしていることにより、製品に目地が出る
という不具合を有する。即ち、製品の表面側には
中パネルが厚いために同中パネルと框間に若干の
隙間ができる一方、裏面側にはそのジョイント面
に段差が出るという不具合を生ずる点に第2の問
題点を有する。
本考案は、上記の様な問題点を解決すべくその
改善を試みたものであつて、生産性が良くて低コ
ストであり、且つ目地の出ない家具扉を得ること
が出来る様にする点に解決すべき問題点を有す
る。
即ち本考案は、両側框の底部を繋ぐ凹面を介し
て一体的に形成する框ベースを設けると共に、同
框ベース上には両端部にテーパ加工を施した中ボ
ードをそのテーバ部が框の側面に当接可能な如く
固着させる様にしたことを特徴とするものであつ
て、その具体的な手段は次の通りである。
〔問題点を解決するための手段〕 矩形板状に形成する化粧板材の裏面にシート
をラミネート加工する化粧板を設け、同化粧板
の両端部を内側へ折曲げて両端部に框を一体形
成する框ベースを設ける。
框ベースの両框間に形成する凹面には両端部
にテーパ部を存して矩形板状に形成する中ボー
ドを、そのテーパ部先端が両框に当接可能な如
く固着させる。
框ベース2と中ボード7の長手方向両端には
同框ベース2と中ボード7に跨らせて略長帯状
に形成する木口シートを貼着させる。
〔実施例〕
以下に本考案の具体的な実施例を例示の図面に
ついて説明する。
第1図乃至第6図は第1の実施例を表わす図面
であつて、1は家具扉を示す。
2は同家具扉1を構成する框ベースであつて、
同框ベース2は化粧板3の幅方向両端部を同部近
傍位置に長手方向に沿つて刻設する適数条のV溝
を介して上方内側へ向けて屈曲させることにより
形成される。更に詳しくは、同化粧板3は塩化ビ
ニールを素材に用いて形成するシートと、矩形板
状に形成する化粧板材より成り、同化粧板材の裏
面側にはシートがラミネート加工によつて貼着さ
れる。そして、同化粧板3の表面側には幅方向両
端部に位置して断面V字型に形成する各2条のV
溝4A,4Aが刻設され、同V溝4A,4Aを介
して同化粧板3を上方内側へ向けて屈曲させて固
着させることにより、框ベース2を構成する框5
の内側面が形成される。又、化粧板3の表面側に
は断面V字型に形成する各3条のV溝4B,4
B,4Bが上記V溝4A,4Aの内側位置に同V
溝4B,4B,4Bとの間に適宜な間隔を存して
刻設され、同V溝4B,4B,4Bを介して同化
粧板3を上方内側へ向けて屈曲させて固着させる
ことにより、框5の外側面が形成される。即ち、
框ベース2の幅方向両端部には断面形状を略短形
状に形成する框5,5がそのシート面(化粧面)
を外側に向けて長手方向に延在させて設けられる
と共に、両框5,5間には凹面6が形成される。
7は上記家具扉1の中ボードであつて、同中ボ
ード7は上記凹面6と同一の大きさを存して矩形
板状に形成されると共に、同中ボード7の表面側
にはラミネート加工が施される。そして、同中ボ
ード7の幅方向両端部にはその長手方向に延在さ
せて同中ボード7の表面側より裏面側に亘つて内
側に傾斜させてテーパ部8,8が設けられ、同テ
ーパ部8の先端部を上記框5の内側面に当接させ
た状態にて同中ボード7が上記凹面6に固着され
る。
9は略長帯状に形成する木口シートであつて、
同木口シート9にはラミネート加工が施される。
そして、同木口シート9は上記框ベース2と中ボ
ード7の長手方向両端面に同框ベース2と中ボー
ド7に連続させて貼着される。
第7図乃至第12図は第2の実施例を表わす図
面であつて、第1の実施例では化粧板3全体を屈
曲させて框ベース2を形成するが、第2の実施例
では化粧板を構成するシート10のみを屈曲させ
て框ベース11を形成する様に設けられる。即
ち、塩化ビニールを素材に用いて矩形膜状に形成
するシート10の幅方向両端部を上方内側へ向け
て巻き込ませることにより、框部12,12が形
成される。そして、各框部12により囲繞する部
分には断面形状を略矩形状に形成する框部基材1
3がその頂面と両側面を上記シート10に貼着さ
せて設けられる。又、同框部基材13,13の底
面とシート10の内底面間には矩形板状に形成す
る化粧板材14がその頂面両端部に框部基材1
3,13を固着させると共にその底面をシート1
0に貼着させて設けられる。
次にその組立て方法について説明する。
第1図乃至第6図に表わす第1の実施例におい
て、化粧板3のラミネート加工面(各図において
裏面側)を下向きにして同化粧板3の頂面(表面
側)にV溝4A……とV溝4B……を刻接させ
る。そして、この様に化粧板3にV溝4A……と
V溝4B……が刻設された状態において、同V溝
4A……を介して同化粧板3の幅方向両端部を上
方内側へ向けて屈曲させることにより、同化粧板
3が同V溝4Aの谷部を支点として折れ曲がると
共に、略V字型に形成するV溝4Aの刻設面が互
いに密着する状態が得られる。又、V溝4B……
を介して同化粧板3が幅方向両端部近傍位置を更
に上方内側へ向けて屈曲させることにより、上記
と同様に同化粧板3が同V溝4Bの谷部を支点と
して折れ曲がり、V溝4Bの刻設面が互いに密着
する状態が得られると共に、V溝4AとV溝4B
間に形成する化粧板3の頂面が同V溝4Bの内側
に形成する頂面に重なり合う状態が得られる。即
ち、化粧板3の幅方向両端部に框5,5を形成す
る状態が得られると共に、同框5,5の頂面と両
側面がラミネート加工面によつて被覆される状態
が得られる。そして又、上記の様に化粧板3を屈
曲させるに際して接着剤を塗布させて行なうこと
により、その屈曲状態を保持させることが出来
る。
そして、中ボード7の幅方向両端部に沿つてテ
ーパ加工を施し、同中ボード7をラミネート加工
面を上向きにして上記框ベース2の両框5,5間
に形成する凹面6に固着させることにより、同中
ボード7に形成するテーパ部8の先端が框5の側
面にぴつたりと隙間なく当接する状態が得られ
る。
そして又、この様に中ボード7を框ベース2に
固着させた後、框ベース2と中ボード7の長手方
向両端面には同框ベース2と中ボード7に跨らせ
て木口シートを貼着させることにより、家具扉1
が得られる。
一方、第7図乃至第12図に表わす第2の実施
例において、化粧板材14の頂面にその幅方向に
両端部に寄せて框部基材13,13を固着させ、
同化粧板材14の底面と框部基材13の内側の側
面に亘つてシート10を巻き込ませてラミネート
させることにより、框ベース11が得られる。そ
して、第1の実施例と同様に同框ベース11に対
して中ボード7を固着させ、更に木口シート9,
9を貼着させることにより、家具扉15が得られ
る。
〔考案の結果〕
本考案は以上の様に構成されるものであつて、
上記の様に矩形板状に形成する化粧板材の裏面に
シートをラミネート加工する化粧板の両端部を、
内側へ折曲げて両端部に框を一体形成する框ベー
スを設けると共に、同框ベースの両框間に形成す
る凹面には両端部にテーパ部を存して矩形板状に
形成する中ボードを、そのテーパ部先端を両框に
当接させて固着させる様にしたことにより、従来
と比較してその組立て工数を減らすことが出来、
これにより生産性を著しく向上させることが出来
るに至つた。
又、本考案にあつては上記の様に構成したこと
により、簡単な加工のみで家具扉の製造を行なう
ことが出来、これによりその加工費を低減させる
ことが出来るに至つた。そしてこの様に加工費を
低減させることが出来ることにより、低コストの
製品を得ることが出来るに至つた。
そして又、本考案にあつては上記の様に底面を
一体形成する框ベースにテーパ加工を施した中ボ
ードを固着させる様にしたことにより、目地の出
ない家具扉を得ることが出来るに至つた。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は第1の実施例を表わす図面
であつて、第1図は本考案に係る家具扉の分解斜
視図、第2図乃至第6図は同組立て工程説明図を
表わす。又、第7図乃至第12図は第2の実施例
を表わす図面であつて、第7図は本考案に係かる
家具扉の分解斜視図、第8図乃至第12図は同組
立て工程説明図を表わす。そして又、第13図乃
至第23図は従来構造を表わす図面であつて、第
13図は家具扉の分解斜視図、第14図乃至第2
3図は同組立て工程説明図を表わす。 1……家具扉、2……框ベース、3……化粧
板、4A,4B……V溝、5……框、6……凹
面、7……中ボード、8……テーパ部、9……木
口シート、10……シート、11……框ベース、
12……框部、13……框部基材、14……化粧
板材、15……家具扉。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 矩形板状に形成する化粧板材の裏面にシート
    をラミネート加工する化粧板の両端部を、内側
    へおりまげて両端部に框を一体形成する框ベー
    スを設けると共に、同框ベースの両框間に形成
    する凹面には、両端部に表面側より裏面側に亘
    つて内側に傾斜するテーパ部を存して矩形板状
    に形成する中ボードを、そのテーパ部先端を両
    框の内側面に当接させて固着して成るキツチン
    扉等の家具扉。 2 上記框ベースは化粧板材の両端部に刻設する
    V溝を介して化粧板の両端部を内側へ向けて屈
    曲させることにより形成したことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項に記載のキッチ
    ン扉等の家具扉。 3 上記框ベースは化粧板材の両端部に框部基材
    を接着させると共に、同化粧板材と框部基材を
    シートにより被包することにより形成したこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載のキツチン扉等の家具扉。
JP1986030973U 1986-03-04 1986-03-04 Expired JPH0431438Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986030973U JPH0431438Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

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JP1986030973U JPH0431438Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

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Publication Number Publication Date
JPS62141890U JPS62141890U (ja) 1987-09-07
JPH0431438Y2 true JPH0431438Y2 (ja) 1992-07-28

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JP1986030973U Expired JPH0431438Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04

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JPS62141890U (ja) 1987-09-07

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