JPH04313748A - 撮影ユニット - Google Patents
撮影ユニットInfo
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- JPH04313748A JPH04313748A JP3022926A JP2292691A JPH04313748A JP H04313748 A JPH04313748 A JP H04313748A JP 3022926 A JP3022926 A JP 3022926A JP 2292691 A JP2292691 A JP 2292691A JP H04313748 A JPH04313748 A JP H04313748A
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- photographing unit
- lens
- layer
- silver halide
- photosensitive material
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C7/00—Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
- G03C7/30—Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
- G03C7/3041—Materials with specific sensitometric characteristics, e.g. gamma, density
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B19/00—Cameras
- G03B19/02—Still-picture cameras
- G03B19/04—Roll-film cameras
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2219/00—Cameras
- G03B2219/02—Still-picture cameras
- G03B2219/04—Roll-film cameras
- G03B2219/045—Roll-film cameras adapted for unloading the film in the processing laboratory, e.g. disposable, reusable or recyclable cameras
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハロゲン化銀カラー感光
材料を装填した撮影ユニットに関し、更に詳しくは、取
扱いが簡便であり、高画質でプリント収率の高い広角型
撮影ユニットに関する。 【0002】 【従来の技術】近年、簡易なプラスチック製カメラにハ
ロゲン化銀カラー感光材料を装填した状態で販売される
いわゆる使いきりカメラ(撮影ユニット)が普及してき
ている。これは、通常のカメラにフィルムを装填するわ
ずらわしさや装填ミスによる失敗から開放し、またその
簡便性から写真撮影機会の増大をもたらした。また撮影
の目的にあわせてストロボ付き、望遠型、超広角型など
が開発、実用化されている。 【0003】しかしながらこれらの撮影ユニットは、低
コストを指向するあまり通常のカメラと異なり、駆動系
、光学系、電気系が大幅に簡易化されているために、撮
影仕上がり、プリント品質に不満足な点が多く改善が望
まれている。特に超広角型撮影ユニットの場合は、画面
中に広範囲の被写体が写しこまれるために輝度比が大き
くなる確率が高く、プリント収率が低下することが明ら
かになった。また超広角型レンズの収差による画面周辺
部分の画質の低下も問題である。さらに、これらは使い
きりであるために1画面当りの価格が高価であり、使用
済みの撮影ユニットの再生利用が繁雑であるという欠点
も有している。以上の問題点に対する改善が望まれてい
る。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
画質の劣化やプリント収率の低下をおこすことなく、取
扱いが簡便で廉価な撮影ユニットを提供することである
。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の課題は以下によ
り達成された。即ち、カメラにあらかじめハロゲン化銀
カラー感光材料を装填して包装した撮影ユニットにおい
て該カメラが焦点距離23mm以下のレンズを有しかつ
該ハロゲン化銀カラー感光材料が、支持体上に少なくと
も3層のハロゲン化銀感光層を設けたハロゲン化銀感光
材料のISO感度が300以上であり、該ハロゲン化銀
感光材料は、少なくとも1層以上の赤色感光性層、緑色
感光性層、青色感光性層を有し、各々の濃度関数曲線D
(logE)において、イエロー、マゼンタ、シアンの
少なくとも1色の濃度関数曲線で最小濃度Dmin+0
.15の濃度doを与える露光量logE0 より更に
△logE=2.5にあるlogE5 までの範囲にお
いて、△logE=0.5単位毎にとって露光点log
Ei(i=0,1,2,3,4,5)及び各logEi
の与える濃度di(i=0,1,2,3,4,5)にお
いて(1)式gi 【0006】 と、(2)式h 【0007】 との比を表すjiが(3)式で表わされる関係にあるこ
とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料を装填した撮
影ユニットである。 【0008】 ji=gi/h=1.00±0.10
…(3)本発明にお
いて撮影ユニットは、図1に示すようなパトローネに入
ったハロゲン化銀カラー感光材料を撮影ユニット本体中
に装填したものでもよいし、図4に示すようなカメラ部
分とカートリッジ部分とからなり、該カートリッジ部分
がカメラ部分と着脱可能であってカメラ部分の裏蓋を兼
ねる方式のものであってもよい。後者はカメラ部分の再
使用(リユース)、カートリッジ部分の再利用(リサイ
クル)においてメリットが大きい。 【0009】本発明において、レンズの焦点距離は23
mm以下であり、好ましくは20mm以下、特に好まし
くは15〜19mmである。レンズは単一でもよいが2
群2枚以上が好ましく、2群2枚の場合、負の屈折力を
もつ第一レンズと、正の屈折力をもつ第二レンズとによ
り構成され、1面以上の非球面を有することが本発明の
超広角型撮影ユニットにおいて好ましい。上記構成は、
本発明の目的である高画質、プリント収率の向上を達成
する。 さらに以下に示す(4)式〜(7)式の条件を満足する
ことに寄って効果が増大する。 【0010】即ち、第1レンズの焦点距離をf1 、第
2レンズの焦点距離をf2 とすると、これらf1 ,
f2 は(4)式なる条件を満足するのが望ましい。 −3<f1 /f2 <−1
…(4
)この条件は像面湾曲を小さくするための条件であって
、上限を越えると像面湾曲が正となり、下限を越えると
負となるので、像面湾曲を適正な範囲に保つには上記条
件(4)式が充足されることが望ましい。 【0011】また本発明の構成とすると、2枚のレンズ
を同一材料で構成しても色消しが可能であり、十分な性
能が得られる。この場合、2枚のレンズの材料をアクリ
ル(PMMA)にするとレンズのコストが安価となり、
本発明の撮影ユニット用のレンズとして極めて好適であ
る。 【0012】上記色消しを良好に行うためには、第1、
第2レンズの間隔dが、上記焦点距離f1 ,f2 と
ともに(5)式なる条件を満足することが望ましい。 −1.5<f1 /f2 +{f1 /(f1 −
d)}2 <−0.5 …(5) 条件(5)式の
上限を越えるとF線の色収差が負となり、下限を越える
と正の側に大きな値となってしまうからである。また非
点収差や歪曲収差を良好に補正するためには、第1レン
ズを凹のメニスカスレンズとし、第1レンズの材質の屈
折率nと第2面の曲率半径r2 が上記焦点距離f1
とともに(6)式なる条件を満足することが望ましい。 【0013】 −1<r2 /{(n−1)f1 }<−
0.5 …(6)条件(6
)式の上限を越えると非点収差が正で大きくなり、下限
を越えると非点収差が負で大きくなるとともに歪曲収差
を大きく負となってしまう。従って、これら収差を良好
に補正するには条件(6)式の充足が望ましい。 【0014】また上記第1、第2レンズの間隔dは焦点
距離f1 とともに(7)式なる条件を満足するのが望
ましい。 −0.5<d/f1 <0
…(7) 条件(7)式の上限を越えるとバックフォ
ーカスが短くなるし、下限を越えると第1レンズが大き
くなり過ぎるからである。 【0015】本発明の撮影ユニットのシャッタースピー
ドは、可変式でもよいし、固定式でもよいが、取扱の簡
便さ、ハロゲン化銀カラー感光材料の特性、撮影ユニッ
トの低コスト化から固定式が好ましく、1/25〜1/
500秒、好ましくは1/50〜1/250秒、特に好
ましくは1/80〜1/125秒である。絞り値として
は12.5以上であり、好ましくは13.0以上、特に
好ましくは13.5以上である。絞り値は本発明に用い
られるレンズやハロゲン化銀カラー感光材料の特性と組
み合わせることによって、本発明の目的である高画質、
プリント収率の向上を達成する。また焦点距離20mm
以下のレンズと、絞り値12.5以上と、ISO300
以上のハロゲン化銀カラー感光材料との組合せにより、
超広角型撮影ユニットでの近接撮影が可能となり、フィ
ルム面と被写体との距離である最短撮影距離が80cm
以下でもピントのあった写真が撮れる。焦点距離17m
mのレンズと、固定絞り値13.5と、ISO400の
ハロゲン化銀カラー感光材料とでは、30cmの近接撮
影が可能である。 【0016】一般の撮影ユニットにいわゆるマクロレン
ズを装着して近接撮影を可能にすることもできるが、フ
ード型のマクロレンズを撮影ユニットの前面に装着する
と、装着の不確実さのために画質の低下が起こりやすい
し、装着方式は携帯性や簡便性に劣る。 【0017】ファインダーの視野率とは、ハロゲン化銀
カラー感光材料に形成される画像領域に対するファイン
ダー内の被写体領域の百分率であり、通常の撮影ユニッ
トでは、撮影者がファインダー内で確認した被写体領域
よりも広い範囲がハロゲン化銀カラー感光材料上に画像
形成されるように設計されており、したがって視野率は
90%未満の場合が多い。視野率が90%未満であるこ
との欠点として特に超広角型撮影ユニットの場合、撮影
者はなるべく広い領域の被写体を撮影しようとして、フ
ァインダーで確認しながら後ろへ、すなわち被写体から
遠ざかる方向へ移動する。撮影してえられた画像はファ
インダーで確認した以上に広い領域が写し込まれており
、被写体全体が撮影者の意図に反して小さくなってしま
う。被写体中に人物が存在する場合は特に迫力に欠ける
写真となり、不満が大きい。また被写体が小さくなるこ
とによって視覚上の画質が低下することも事実である。 【0018】本発明は、焦点距離23mm以下のレンズ
と、視野率が90%以上のファインダーとの組合せによ
り、迫力を損なわず画質の優れた写真が得られる撮影ユ
ニットを提供することができる。さらに本発明のハロゲ
ン化銀カラー感光材料や、絞り値12.5以上との組合
せによりその効果は大きい。 【0019】本発明において撮影ユニットはストロボを
有していてもよい。本発明の特性を持ったハロゲン化銀
カラー感光材料との組合せであれば固定絞り値12.5
以上であっても、朝夕や室内のようなうす暗いシーンの
場合でも失敗写真は大幅に少なくできる。本発明におい
て撮影ユニットがストロボを有する場合、ストロボ光が
広域に拡散するような手段を設けることが好ましい。ス
トロボの電源としては通常のアルカリ電池等でもよいが
、リチウム電池を用いることが好ましく、また使用済み
電池の廃棄による環境汚染を防止したり、使用済み電池
の再処理上の問題を小さくするために、充電式電池を用
いることがさらに好ましい。図4に示すようなカメラ部
分とカートリッジ部分とからなり、該カートリッジ部分
がカメラ部分と着脱可能である方式のものの場合、カメ
ラ部分に充電式電池を用いればカメラ部分の再使用(リ
ユース)の際に充電して用いることが可能であって、資
源の有効利用、環境汚染の防止にメリットが大きい。 【0020】図4に示す撮影ユニットにおいて、そのカ
メラ部分とカートリッジ部分の内容は、本発明者等が1
991年1月21日に出願した明細書中のカメラ部分と
カートリッジ部分の記載内容と同義である。また撮影ユ
ニットのカバーや密封包装条件についても、本発明者等
が1991年1月21日に出願した明細書の中の、カバ
ーや密封包装条件の記載内容と同義である。 【0021】本発明のレンズと固定絞り12.5以上の
組合せで、シャッター羽根の形状を図5のようにすると
、漏光なく、カメラ機構を簡易化できる。 【0022】本発明でいう最小濃度、及び特定値は以下
に示す試験方法に従い決定するものとする。 【0023】(1)試験条件 試験は温度20±5℃、相対湿度60±10%の室内で
行い、試験する感光材料はこの状態に1時間以上放置し
た後使用する。 【0024】(2)露光 ■ 露光面における基準光の相対分光エネルギー分布
は表1に示されるようなものとする。 【表1】 ■ 露光面における照度変化は光学楔を用いて行ない
、用いる光学楔はどの部分でも分光透過濃度の変動が3
60〜700nmの波長域で400nm未満の領域は1
0%以内、40nm以上の領域は5%以内のものを用い
る。 ■ 露光時間は1/100秒とする。 【0025】(3)現像処理 ■ 露光から現像処理までの間は、試験する感光材料
を温度20±5℃、相対湿度60±10%の状態に保つ
。 ■ 現像処理は露光後30分以上6時間以内に完了さ
せる。 ■ 現像処理は下記の通りに行うものとする。 1.カラー現像 … 3分15秒
38.0±0.1℃ 2.漂白
… 6分30秒 38.0±3.0℃
3.水洗 … 3分15秒
24〜41℃ 4.定着
… 6分30秒 38.0±3.0℃
5.水洗 … 3分15秒
24〜41℃ 6.安定
… 3分15秒 38.0±3.0℃
7.乾燥 … 50℃以下【
0026】各工程に用いる処理液組成を以下に示す。 (発色現像液) 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−
ヒドロキシエチル) −アニリン・硫酸塩
4.75g 無水亜硫酸ナトリ
ウム
4.25g ヒドロ
キシルアミン・1/2硫酸塩
2.0g 無水炭酸カ
リウム
37.5g
臭化ナトリウム
1.3g ニトリロ三酢酸・3ナトリウム塩(1水
塩) 2.5g
水酸化カリウム
1.0g 水を加えて1lとする。(pH=10
.1)【0027】 (漂白液) エチレンジアミン四酢酸鉄(III)アンモニウム
塩 100.0g エチレンジア
ミン四酢酸2アンモニウム塩
10.0g 臭化アンモニウム
150.0g 氷酢酸
10.0g
水を加えて1lとし、アンモニア水を用いてpH=
6.0に調整する。 【0028】 (定着液) チオ硫酸アンモニウム
175.
0g 無水亜硫酸ナトリウム
8.5g メタ亜硫酸ナトリウム
2.3g 水を加えて1lとし、酢酸を
用いてpH=6.0に調整する。 【0029】 (安定液) ホルマリン(37%水溶液)
1.5
ml コニダックス(コニカ(株)製)
7.5
ml 水を加えて1lとする。 【0030】(4)濃度測定 濃度はlog10(φ0 /φ)で表す。φ0 は濃度
測定のための照明光束、φは被測定部の透過光束である
。濃度測定の幾何条件は照明光束が法線方向の平行光束
であり、透過光束として透過して半空間に拡散された全
光束を用いることを基準とし、これ以外の測定方法を用
いる場合には標準濃度片による補正を行う。又、測定の
際、乳剤膜面は受光装置側に対面させるものとする。濃
度測定は青、緑、赤のステータスM濃度とし、その分光
特性は濃度計に使用する光源、光学系、光学フィルタ、
受光装置の総合的な特性として表2に示す値になるよう
にする。 【0031】 【表2】 以上の様に露光、現像、濃度測定により求めた濃度を露
光の常用対数値(logE)に対して得られた青、緑、
赤濃度をプロットし、濃度関数曲線D(logE)を決
定する。 【0032】本発明において先述した濃度関係曲線D(
logE)を求め、該濃度関数曲線上のイエロー、マゼ
ンタ、シアンの最小濃度値Dmin(Y),Dmin(
M),Dmin(C)を求める。 【0033】本発明においては後述の(3)式で定める
ji 値をイエロー、マゼンタ、シアンの各濃度関数曲
線D(logE)で求める。即ちDmin+0.15の
濃度doを与える露光量logE0 より更に△log
E=2.5にあるlogE5 までの範囲において、△
logE=0.5単位毎にとって露光点logEi(i
=0,1,2,3,4,5)及び各logEiの与える
濃度di(i=0,1,2,3,4,5)において(1
)式giを以下に定義する。 又(2)式でhを以下に定義する。 本発明においては、giとhとの比を示すji値が
イエロー、マゼンタ、シアンにおいて少なくとも1つの
濃度関数曲線が、以下の範囲内になければいけない。 ji=gi/h=1.00±0.10 …(3)
【0034】本発明において(3)式の定める範囲にあ
る濃度関数曲線がマゼンタであることが好ましい。更に
好ましくはマゼンタ及びシアンにおいて成り立つことが
よい。更に最も好ましい実施態様としてはイエロー、マ
ゼンタ、シアンの3色とも成り立つことである。 【0035】本発明において用いられるハロゲン化銀感
光材料のISO感度は300以上であるものとする。本
発明で言うISO感度は、先に述べた濃度関数曲線D(
logE)と同一に求めた曲線を以下の■〜■の手順に
よって決定する。■ 青、緑、赤の各々の最小濃度に
対して、0.15高い濃度に対応する露光量をルックス
・秒で表してそれぞれEB ,EG ,ER とする。 ■ EB ,ER のうち値の大きい方(感度の低い
方)をES とする。■ ISO感度を計算する。 【0036】本発明においての赤感性、緑感性及び青感
性の感光層のうち少なくとも一つは3分層構成であるこ
とが好ましく、又、本発明の撮影ユニットはストロボ付
、そのガイドナンバーは4以上とすることが好ましい。 【0037】前記本発明の構成をとることによって、多
様な撮影環境への画質適応性が露光不足、過度、両側へ
伸び階調と色彩の豊かな画像が得られ易くなる。 【0038】本発明のカラー感光材料には単分散性ハロ
ゲン化銀乳剤を用いることが好ましい。単分散性ハロゲ
ン化銀乳剤とは、平均粒径dm を中心に±20%の粒
径範囲内に含まれるハロゲン化銀重量が全ハロゲン化銀
重量の70%以上であるものを言い、好ましくは80%
以上、更に好ましくは90%以上である。 【0039】ここに平均粒径dm は、粒径di を有
する粒子の頻度ni とdi3が最大になるときの粒径
di と定義する。(有効数字3桁、最小桁数は4捨5
入する)ここで言う粒径とは、粒子の投影像を同面積の
円像に換算したときの直径である。粒径は、例えば該粒
子を電子顕微鏡で1万倍〜5万倍に拡大して撮影し、そ
のプリント上の粒子直径又は投影時の面積を実測するこ
とによって得ることができる。(測定粒子個数は無差別
に1000個以上あることとする)。 【0040】本発明の特に好ましい高度の単分散乳剤は
(粒径標準偏差/平均粒径)×100
=分布の広さ(%)によって定義した分布の広さが20
%以下のものであり、更に好ましくは15%以下のもの
である。ここに粒径測定方法は前述の測定方法に従うも
のとし、平均粒径は算術平均とする。 平均粒径=Σdi ni /Σni 【0041】本発明に係るハロゲン化銀乳剤は平均沃化
銀含有率が4〜20モル%である沃臭化銀から成ること
が好ましく、特に好ましくは5〜15モル%である。 【0042】本発明のハロゲン化銀乳剤は、粒子内部に
高沃化銀含有率層を有するものである。高沃化銀含有率
層の沃化銀含有率は、15〜45モル%が好ましく、よ
り好ましくは20〜42モル%、特に好ましくは25〜
40モル%である。本発明の粒子内部に高沃化銀含有率
層を有するハロゲン化銀粒子は高沃化銀含有率層をそれ
より沃化銀含有率が低い低沃化銀含有率層で被覆したも
のである。 【0043】最外層を形成する高沃化銀含有率層より低
い沃化銀含有率層の平均沃化銀含有率は6モル%以下で
あることが好ましく、特に好ましくは0〜4モル%であ
る。又最外層と高沃化銀含有率層の間の沃化銀含有層(
中間層)が存在してもよい。 【0044】中間層の沃化銀含有率は10〜22モル%
が好ましく、特に好ましくは12〜20モル%である。 最外層と中間層、中間層と内部の高沃化銀含有率層の間
の沃化銀含有率は、それぞれ6モル%以上の差があるこ
とが好ましく、特に好ましくは、それぞれ10モル%以
上の差があることである。 【0045】上記態様において、内部の高沃化銀含有率
層の中心部、内部の高沃化銀含有率層と中間層の間、中
間層と最外層との間に更に別のハロゲン化銀層が存在し
てもよい。又、最外層の体積は粒子全体の4〜70モル
%がよく、10〜50モル%が更に好ましい。高沃化銀
含有率層の体積は、粒子全体の10〜80%とするのが
望ましく、20〜50%、更には20〜45%が望まし
い。中間殼の体積は、粒子全体の5〜60%、更には2
0〜55%がよい。 【0046】これらの層は、均一組成の単一層であって
もよいし、均一組成の複数層から成る、ステップ状に組
成の変化する層群であってもよいし、あるいは任意層の
中において連続的に組成の変化するような連続層であっ
てもよいし、これらの組合せでもよい。 【0047】本発明のハロゲン化銀乳剤の別の態様とし
て、粒子内に局在した沃化銀が実質的に均一な層を形成
するのでなく、沃化銀含有率が粒子中心から外側部に向
って連続的に変化する態様が挙げられる。この場合、沃
化銀の含有率は粒子内の沃化銀含有率が最大であるポイ
ントはから粒子外側部に向けて単調に減少するものであ
ることが好ましい。 【0048】沃化銀含有率が最大ポイントにおける沃化
銀含有率は、15〜45モル%が好ましく、より好まし
くは25〜40モル%である。又、粒子表面層の沃化銀
含有率は6モル%以下であることが好ましく、特に好ま
しくは0〜4モル%の沃臭化銀である。 【0049】本発明のハロゲン化銀乳剤は、以下の■〜
■の少なくとも1つの条件を満たすことが好ましい。 【0050】■ 蛍光X線分析法によって求めた平均
沃化銀含有率(J1 )とX線光電子分光法で求めた粒
子表面の沃化銀含有率(J2 )を比べたときJ1 >
J2 なる関係を満足するものである。ここで言う、粒
径は粒子の投影面積が最大となる面の外接円の直径であ
る。 【0051】X線光電子分光法について説明する。X線
光電子分光法による測定に先立って、乳剤を以下のよう
に前処理する。まず、乳剤にプロナーゼ溶液を加え、4
0℃で1時間撹拌してゼラチン分解を行う。次に遠心分
離して乳剤粒子を沈降させ、上澄み液を除去した後、プ
ロナーゼ溶液を加え、上記の条件で再度ゼラチン分解を
行う。この試料を再び遠心分離し、上澄み液を除去した
後、蒸留水を加えて乳剤粒子を蒸留水中に再分散させ、
遠心分離し、上澄み液を除去する。この水洗操作を3回
繰返した後、乳剤粒子をエタノール中に再分散させる。 これを鏡面研磨したシリコンウェハ上に薄く塗布して測
定試料とする。 【0052】X線光電子分光法による測定には、例えば
装置としてPHI社製ESCA/SAM560型を使用
し、励起用X線にMg−Kα線、X線源電圧15KV、
X線源電流40mA、パスエネルギー50eVはの条件
で行う。 【0053】表面ハライド組成を求めるためにAg3d
,Br3d,13d3/2電子を検出する。組成比の算
出は各ピークの積分強度を用いて、相対感度係数法によ
り行う。Ag3d,Br3d,13d3/2相対感度と
してそれぞれ5.10,0.81,4.592を使用す
ることにより、組成比は原子パーセントを単位として与
えられる。 【0054】■ 前述の蛍光X線分析法によって求め
た平均沃化銀含有率(J1 )とX線マイクロアナリシ
ス法を用いハロゲン化銀粒子の粒径方向に対して中心部
より80%以上離れたハロゲン化銀結晶上で測定した沃
化銀含有率の測定値の平均値(J3)を比べたときJ1
>J3 なる関係を満足するものである。X線マイク
ロアナリシス法について説明する。エネルギー分散型X
線分析装置を電子顕微鏡に装置した電子顕微鏡観察用グ
リッドにハロゲン化銀粒子を分散し、液体窒素冷却にて
I粒子がCRT視野に入るように倍率を設定し、一定時
間AgLα、ILα線の強度を積算する。ILα/Ag
Lαの強度比とあらかじめ作成しておいて検量線を用い
て沃化銀含有率を算出することができる。 【0055】■ CuKα線を線源とした(420)
X線を回折シグナルの最高ピーク高さ×0.13におい
て、回析角度の1.5度以上に亘ってシグナルが連続し
て存在することを特徴とするものである。より好ましく
は、シグナルの最高ピーク高さ×0.15において、回
折角度の1.5度以上に亘ってシグナルが連続して存在
するものである。更に、シグナルの存在する回折角度が
1.8度以上に亘ることが好ましく、特に2.0度以上
に亘って存在することが好ましい。シグナルが存在する
とは、最高ピーク高さ×0.13あるいは0.15にお
いて、その高さ以上のシグナル強度であることを言う。 【0056】本発明のハロゲン化銀乳剤の更に好ましい
態様は、CuKα線を線源とした、上記(420)X線
回折シグナルが二つもしくは三つのピークを有するもの
である。特に好ましくは三つのピークを有するものであ
る。 【0057】ハロゲン化銀の結晶の構造を調べる方法と
してX線回折法が知られている。X線の源線として色々
な特性X線を用いることができる。中でもCuをターゲ
ットとしたCuKα線は最も広く用いられているもので
ある。 【0058】沃臭化銀は岩塩構造を有し、CuKα線で
の(420)回折線は2θ71〜74度に観測される。 シグナル強度が比較的強く高角度であるため、分解能も
よく、結晶構造を調べる上で最適である。 【0059】写真乳剤のX線回折の測定に当っては、ゼ
ラチンを除去し、シリコンなどの標準試料を混ぜ、粉末
法によって測定することが必要である。測定方法に関し
ては、基礎分析化学講座24「X線分析」(共立出版)
などを参考に行うことである。 【0060】■ 前述のX線マイクロアナリミス法に
よって個々のハロゲン化銀粒子の平均沃化銀含有率を測
定したとき、測定値の相対標準偏差が20%以下である
。 好ましくは15%以下、特に好ましくは12%以下のも
のである。ここに相対標準偏差とは、例えば少なくとも
100個の乳剤の沃化銀含有率を測定した際の沃化銀含
有率の標準偏差を、そのときの平均沃化銀含有率で除い
た値×100である。 【0061】本発明のハロゲン化銀乳剤は、立方体、1
4面体、18面体のような正常晶でもく、平板状のよう
な双晶であってもよい。又、これらの混合物であっても
よい。 【0062】平板状の双晶である場合、粒子の投影面積
同等円換算直径と粒子厚みの比が1〜20のものが投影
面積の60%以上であることが好ましく、更に1.2以
上、8.0未満が好ましく、特に1.5以上5.0未満
が好ましい。 【0063】単分散性の正常晶乳剤は、例えば特開昭5
9−177535号、同60−138538号、同59
−52238号、同60−143331号、同60−3
5726号、同60−258536号及び同61−14
636号公報等に開示された方法を参考にすることによ
って製造することができる。 【0064】単分散性の双晶乳剤は、例えば特開晶61
−14636号公報に開示された球型種乳剤を成長させ
る方法を参考にすることによって得ることができる。 【0065】成長に当たっては硝酸銀水溶液とハロゲン
化物水溶液をダブルジェット法により天下することが好
ましい。又、沃度は沃化銀として系内に供給することも
できる。添加速度は、新しい核が発生しないような速度
で、かつオストワルド熟成によるサイズ分布の広がりが
ない速度、即ち新しい核が発生する速度の30〜100
%の範囲で添加することが好ましい。 【0066】粒子を肥大させる別の条件として、日本写
真学会昭和58年年次大会要旨集88頁に見られるよう
に、ハロゲン化銀微粒子を加え溶解、再結晶することに
より肥大させる方法が挙げられる。 【0067】ハロゲン化銀乳剤の成長条件としては、p
Ag5〜11、温度40〜85度、pH1.5〜12が
好ましい。 【0068】本発明において、ハロゲン化銀乳剤は、物
理熟成、化学熟成及び分光増感を行ったものを使用する
。このような工程で使用される添加剤は、リサーチ・デ
ィスクロジャー No.17643, No.1871
6及びNo.308119(それぞれ、以下RD176
43,RD18716及びRD308119と略す)に
記載されている。 【0069】下表に記載箇所を示す。 〔項目〕 〔RD308119の頁〕
〔RD17643 〕〔R
D18716 〕 化学増感剤 996 I
II−A項
23 648 分光増感剤
996 IV−A−A,B,C,D,E,H,
I,J 項 23〜24 648〜9
強色増感剤 996 IV−A−E,J
項 23〜24
648〜9 カブリ防止剤 998 VI
24〜25 649 安定剤
998 VI【0070】本発明に使用でき
る公知の写真用添加剤も上記リサーチ・ディスクロジャ
ーに記載されている。下表に関連のある記載箇所を示す
。 〔項目〕 〔RD30
8119の頁〕 〔RD17643 〕〔R
D18716 〕 色濁り防止剤
1002 VII−I項 2
5 650 色素画像安定剤
1001 VII−J項
25 漂白剤
998 V
24 紫外線吸収剤
1003 VIII−C, XIIIC項
25〜26 光吸収剤
1003 VIII
25〜26 光散乱剤
1003 VIII フィルター染料
1003 VIII
25〜26 バインダー
1003 VX
26 651 スタ
チック防止剤 1006 XIII
27
650 硬膜剤
1004 X
26 651 可塑剤
1006 XII
27
650 潤滑剤
1006 XII
27 650 活性剤・塗
布助剤 1005 XI
26〜27 650
マット剤 1007
XVI 現像剤(感材中に含) 1007
XXB項【0071】本発明には種々のカプラーを使用
することができ、その具体例は、上記リサーチ・ディス
クロジャーに記載されている。下表に関連ある記載箇所
を示す。 〔項目〕 〔RD3081
19の頁〕 〔RD17643
〕 イエローカプラー 1001 VI
I−D項 VIIC〜G項
マゼンタカプラー 1001 VII−D
項 VIIC〜G項 シア
ンカプラー 1001 VII−D項
VIIC〜G項 カラード
カプラー 1002 VII−G項
VIIG項 DIRカプラー
1001 VII−F項
VIIF項 BARカプラー
1002 VII−F項 その他の有用残基
1001 VII−F項 放出カプラー アルカリ可溶カプラー 1001 VII−E項
【0072】本発明に使用する添加剤は、RD3081
19XIV に記載されている分散法などにより、添加
することができる。本発明においては、前述RD176
43 28頁、RD18716 647〜8頁及び
RD308119のXVII−K項に記載されているフ
ィルター層や中間層等の補助層を設けることができる。 【0073】本発明の感光材料は、前述RD30811
89VII −K項に記載されている純層、逆層、ユニ
ット構成等の様々な層構成をとることができる。本発明
は、一般用もしくは映画用のカラーネガフィルム、スラ
イド用もしくはテレビ用のカラー反転フィルム、カラー
ペーパー、カラーポジフィルム、カラー反転ペーパーに
代表される種々のカラー感光材料に適用することができ
る。 【0074】本発明の感光材料は前述RD17643
28頁、RD18716647頁及びRD30811
9のXIX に記載された通常の方法によって、現像処
理することができる。 【0075】 【実施例】以下、図面を参照しながら具体的な実施例に
就き説明する。図2は、以下に挙げる、実施例のレンズ
構成を示している。図の左側が物体側である。符号1は
第1レンズ、符号2は第2レンズを示す。また右側には
絞り、さらにはフィルム面が位置する。 【0076】物体側から数えて第i番目のレンズ面の曲
率半径を図の如くri (i=1〜4)、第i番目のレ
ンズ面間隔をdi (i=1〜3)とする。前述の条件
(5),(7)に於けるdは、d2 のことである。ま
たd4 は図の如く第4面と絞り3の物体側面との距離
である。また物体側から数えて第j番目のレンズの材質
の屈折率をnj (j=1〜2)とする。従って前述の
条件(6)に於けるnはn1 のことである。 【0077】また非球面は周知の非球面の式、即ち、非
球面の光軸方向の座標をX、光軸に直交する方向の座標
をY、光軸上の曲率半径をC、円錐定数をK、高次の非
球面計数をAm (m=4,6,8,10,…)として
【数1】 で表されるから、採用された非球面に対しては円錐定数
と高次の非球面係数を与えることにより特定を行う。上
記曲率半径r1 〜r4 のうちで非球面に拘るものに
就いては、曲率半径ri が上記光軸上の曲率半径Cを
与えている。 【0078】〔レンズの実施例〕 FNO=11、合成焦点距離F=17mm、P
MMA製 i ri
di j nj
1 22.27 1.0 1
1.61117 2 7.0
2 5.0 3 5.06
2.5 2 1.62299
4 17.07 1.5【0079】この
実施例1では、第1レンズがSK8により、第2レンズ
はSK15により形成されている。非球面は第1、第2
面、第3面に採用されている。 非球面(第1面) 1=8.85×10−1,A4 =−4.50×10−
5,A6 =3.01×10−8非球面(第2面) k=1.75×10−1,A4 =3.91×10−5
,A6 =−2.98×10−8非球面(第3面) k=9.14×10−2,A4 =2.51×10−5
,A6 =−3.00×10−8f1 =−17.20
1,f2 =10.690,f1 /f2 =−1.6
09,r2 /{(n−1)f1 }=−0.668,
d/f1 =−0.291f1 /f2 +{f1 /
(f1 −d)}2 =−1.009【0080】上記
2群2枚のプラスチック製レンズの球面収差、非点収差
、歪曲収差を調べた結果、ともにすぐれており、本発明
の撮影ユニットに有用であることがわかった。 【0081】〔撮影ユニット本体の実施例〕前記レンズ
を用い、図1および図3に示される撮影ユニットを作成
した。該撮影ユニットにおいて、固定絞り値13.5、
シャッタースピード1/100秒、画角105°、ファ
インダーレンズ2群3枚、視野率90%、最短撮影距離
30cm、有効画面面積8.64cm2 、有効画面の
長辺/短辺比1.50とした。 【0082】〔ハロゲン化銀カラー感光材料の実施例〕
以下に全ての実施例において、ハロゲン化銀写真感光材
料中の添加量は特に記載のない限り1m2当たりのグラ
ム数を示す。又、ハロゲン化銀及びコロイド銀は、銀に
換算して示した。更に増感色素はモル/銀1モルで示し
た。 【0083】実施例1 トリアセチルセルロースフィルム支持体上に、下記に示
すような組成の各層を順次支持体側から形成して、多層
カラー写真感光材料試料101を作成した。 【0084】試料101 第1層:ハレーション防止層(HC−1) 黒色
コロイド銀
0.18 UV吸
収剤(UV−1)
0.23 高沸点溶媒(Oi
l−1)
0.18 ゼラチン
1.42【0085】 第2層:中間層(IL−1) ゼラチン
1.
27【0086】 第3層:低感度赤感性乳剤層(RL) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.4μm)
1.0 増感色素(SD−
1)
1.8×10−5 増感色素(SD−
2)
2.8×10−4 増感色素(SD−
3)
3.0×10−4 増感色素(SD−
4)
4.1×10−4 シアンカプラー(
C−1)
0.70 カラードシアンカプラー(CC
−1) 0.066
DIR化合物(D−1)
0.028 高沸点
溶媒(Oil−1)
0.64 ゼラチン
1.18【0087】 第4層:中感度赤感性乳剤層(RM) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.7μm)
0.8 増感色素(SD−
1)
2.1×10−5 増感色素(SD−
2)
1.9×10−4 増感色素(SD−
3)
9.6×10−5 増感色素(SD−
4)
9.6×10−5 シアンカプラー(
C−1)
0.28 カラードシアンカプラー(CC
−1) 0.027
DIR化合物(D−1)
0.011 高沸点
溶媒(Oil−1)
0.26 ゼラチン
0.58【0088】 第5層:高感度赤感性乳剤層(RH) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.8μm)
1.70 増感色素(SD
−1)
1.9×10−5 増感色素(SD
−2)
1.7×10−4 増感色素(SD
−3)
1.7×10−4 シアンカプラー
(C−2)
0.14 カラードシアンカプラー(C
C−1) 0.02
高沸点溶媒(Oil−1)
0.17 ゼラチン
1.24【0089】 第6層:中間層(IL−2) ゼラチン
0.
80【0090】 第7層:低感度緑感性乳剤層(GL) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.4μm)
1.1 増感色素(SD−
4)
6.8×10−5 増感色素(SD−
5)
6.2×10−4 マゼンタカプラー
(M−1)
0.54 マゼンタカプラー(M−2)
0.19
カラードマゼンタカプラー(CM−1)
0.06 DIR化合物(D−
2)
0.017 DIR化合物(D−3)
0
.01 高沸点溶媒(Oil−2)
0.81
ゼラチン
1.77【
0091】 第8層:中感度緑感性乳剤層(GM) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.7μm)
0.7 増感色素(SD−
4)
8.2×10−5 増感色素(SD−
6)
1.9×10−4 増感色素(SD−
7)
1.2×10−4 増感色素(SD−
8)
1.5×10−5 マゼンタカプラー
(M−1)
0.074 マゼンタカプラー(M−2)
0.03
4 カラードマゼンタカプラー(CM−1)
0.043 DIR化合物
(D−2)
0.018 高沸点溶媒(Oil−
2)
0.30 ゼラチン
0.76【0092】 第9層:中感度緑感性乳剤層(GH) 沃臭化銀乳剤(平均粒径1.0μm)
1.7 増感色素(SD−
4)
2.1×10−5 増感色素(SD−
6)
1.2×10−4 増感色素(SD−
7)
1.0×10−4 増感色素(SD−
8)
3.4×10−6 マゼンタカプラー
(M−1)
0.094 マゼンタカプラー(M−3)
0.04
4 カラードマゼンタカプラー(CM−1)
0.038 高沸点溶媒(
Oil−2)
0.31 ゼラチン
1.23【0093】 第10層:イエローフィルター層(YC) 黄色
コロイド銀
0.05 色汚染
防止剤(SC−1)
0.1 高沸点溶媒(Oil−
2)
0.125 ゼラチン
0.7 ホルマリンスカベンジャー(H
S−1) 0.04 ホ
ルマリンスカベンジャー(HS−2)
0.04【0094】 第11層:中間層(IL−3) ゼラチン
0.
5 ホルマリンスカベンジャー(HS−1)
0.05 ホルマリンスカ
ベンジャー(HS−2) 0.
05【0095】 第12層:低感度青感性乳剤層(BL) 沃臭化
銀乳剤(平均粒径0.4μm)
0.5 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.7μ
m) 0.5 増感
色素(SD−9)
5.2×10−4 増感
色素(SD−10)
1.9×10−5 イエロ
ーカプラー(Y−1)
0.65 イエローカプラー(Y
−2)
0.24 高沸点溶媒(Oil−2)
0.18
ゼラチン
1.25
ホルマリンスカベンジャー(HS−1)
0.08【0096】 第13層:高感度青感性乳剤層(BH) 沃臭化
銀乳剤(平均粒径1.0μm)
1.0 増感色素(SD−9)
1.
8×10−4 増感色素(SD−10)
7.9
×10−5 イエローカプラー(Y−1)
0.18
高沸点溶媒(Oil−2)
0.074 ゼラチ
ン
1.3 ホル
マリンスカベンジャー(HS−1)
0.05 ホルマリンスカベンジャー(H
S−2) 0.12【0097
】 第14層:第1保護層(Pro−1) 微粒子沃臭化銀乳剤(平均粒径0.08μm
AgI 1モル%) 0.4
紫外線吸収剤(UV−1)
0.07 紫外線吸収剤
(UV−2)
0.10 高沸点溶媒(Oil−1)
0
.07 高沸点溶媒(Oil−3)
0.07
ホルマリンスカベンジャー(HS−1)
0.13 ホルマリンスカベンジャ
ー(HS−2) 0.37
ゼラチン
1.3【
0098】 第15層:第2保護層(Pro−2) アルカリ可溶性マット剤(平均粒径2μm)
0.13 ポリメチルメタクリレ
ート(平均粒径3μm) 0.02
滑り剤(WAX−1)
0.04 ゼラチン
0.6【0099】尚
、上記組成物の他に、塗布助剤Su−1、分散助剤Su
−2、粘度調整剤、硬膜剤H−1,H−2、安定剤ST
−1、カブリ防止剤AF−1、重量平均分子量が10,
000及び1,100,000の2種のAF−2を添加
した。 【0100】上記試料に用いた乳剤の平均粒径は、立方
体に換算した粒径で示した。各乳剤は、金・硫黄増感を
最適に施した。 【0101】 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 【化8】 【0102】次に以下の構成で試料102を作成した。 第1層:ハレーション防止層 黒色コロイド銀
0.18
ゼラチン
0.4
0【0103】 第2層:中間層 2,5−ジ−t−ペンタデシルハイドロキノン
0.18 EX−1
0.07 EX−3
0.02 U−1
0.08 U−2
0.08 H
BS−1
0.10
HBS−2
0.02
ゼラチン
1.04【
0104】 第3層(第1赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.7μm)
0.50 増感色素I
6.9×10−5 増感
色素II
1.8×10−5
増感色素III
3.
1×10−4 増感色素IV
4.0×10−5 EX−2
0.350 HBS−1
0.005 HBS−
2
0.012 ゼラ
チン
1.0【0105
】 第4層(第2赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.75μm)
1.08 増感色素I
5.1×10−5 増感色
素II
1.4×10−5
増感色素III
2.3
×10−4 増感色素IV
3.0×10−5 EX−2
0.300 EX−3
0.050 EX−1
0
0.004 HB
S−2
0.050
ゼラチン
1.17【0
106】 第5層(第3赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径1.00μm)
1.44 増感色素IX
5.4×10−5 増感
色素II
1.4×10−5
増感色素III
2.
4×10−4 増感色素IV
3.1×10−5 EX−5
0.150 EX−3
0.055 EX−
4
0.060
EX−11
0.005
HBS−1
0.32
ゼラチン
1.4
7【0107】 第6層(中間層) HBS−1
0.0
1 EX−12
1.
06 ゼラチン
1.06【0108】 第7層(第1緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.65μm)
0.36 増感色素X
1.5×10−5 増感色
素V
3.0×10−5
増感色素VI
1.0×
10−4 増感色素VII
3.8×10−4 R−4
0.017 EX−6
0.260 EX−1
0.021 E
X−7
0.030
EX−8
0.02
5 HBS−1
0.
100 HBS−4
0.060 ゼラチン
0.68【0109】 第8層(第2緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.70μm)
0.72 増感色素X
1.0×10−5 増感色
素V
2.1×10−5
増感色素VI
7.0×
10−5 増感色素VII
2.6×10−4 R−4
0.019 EX−6
0.150 EX−8
0.010 E
X−1
0.008
EX−7
0.01
2 HBS−1
0.
60 HBS−4
0
.050 ゼラチン
0.99【0110】 第9層(第3緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径1.0μm)
1.08 増感色素X
1.2×10−5 増感
色素V
3.5×10−5
増感色素VI
8.0
×10−5 増感色素VII
3.0×10−4 EX−6
0.065 EX−1
0.025 HBS−
2
0.55 ゼラチ
ン
1.57【0111
】 第10層(イエローフィルター層) 黄色コロイド銀
0.05
EX−12
0.04
HBS−1
0.0
2 ゼラチン
0
.95【0112】 第11層(第1青感性乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.6μm)
0.22 増感色素VII
I
3.5×10−4 E
X−8
0.12
EX−9
0.85
EX−11
0.03
0 HBS−1
0.
28 ゼラチン
1.15【0113】 第12層(第2青感性乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.80μm)
0.41 増感色素VIII
2.1×10−4 EX
−9
0.20
EX−10
0.015
HBS−1
0.03
ゼラチン
0.4
1【0114】 第13層(第3青感性乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径1.20μm)銀
0.69 増感色素VIII
2.2×10−4 EX−
9
0.20 H
BS−1
0.07
ゼラチン
0.62【0
115】 第14層(第1保護層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.07μm)銀
0.07 U−1
0.11 U−2
0.17 HBS
−1
0.90 ゼラ
チン
1.00【011
6】 第15層(第2保護層) ポリメチルアクリレート粒子(直径1.5μm
) 0.54 S−1
0.05 S−2
0.05 ゼラチン
0.72【0117】尚、
各層には上記の製粉の他に、ゼラチン硬化剤H−1,H
−2、カブリ防止剤AF−3,AF−4、界面活性剤を
添加した。 【0118】 【化9】 【化10】 【化11】 【化12】 【化13】 【化14】 【化15】 【化16】 【化17】 【0119】試料102の第7層と第8層を以下の内容
に変更し、試料103を作成した。 【0120】第7層:沃臭化銀乳剤(平均粒径0.65
μm)を0.20、EX−6を0.300とした以外は
試料102の第7層と同じ。 【0121】第8層:沃臭化銀乳剤(平均粒径0.70
μm)を0.85とした以外は試料102の第8層と同
じ。試料102の第8層と第9層を以下の内容に変更し
、比較試料104を作成した。 【0122】第8層:沃臭化銀乳剤(平均粒径0.70
μm)を0.60、EX−6を0.200とした以外は
試料102の第8層と同じ。 【0123】第9層:沃臭化銀乳剤(平均粒径1.0μ
m)を1.25、EX−6を0.060とした以外は試
料102の第9層と同じ。 【0124】この様に得られた感光材料101〜104
に対して、詳細な説明を述べたISO感度の決定法に従
い、各試料ISO感度を決めた。この時、同時に各試料
の詳細な説明の中で述べたDmin(Y),Dmin(
M),Dmin(C)を決定した。 【0125】次に、詳細な説明で述べた方法でgi ,
h,ji を求めた。 試料101 B gB1 g
B2 gB3 gB4 gB
5 ( hB =0.76) 0.72
0.82 0.80 0.74 0
.76 jB1
jB2 jB3 jB4
jB5
0.95 1.05 1.05 0
.97 1.00 G
gG1 gG2 gG3
gG4 gG5 ( hG =0.62
) 0.59 0.64 0.64
0.62 0.59
jG1 jG2 j
G3 jG4 jG5
0.95 1.03
1.03 1.00 0.95
R gR1 gR
2 gR3 gR4 gR5
( hR =0.56) 0.58 0
.58 0.56 0.54 0.
54 jR1
jR2 jR3 jR4
jR5 1
.04 1.04 1.00 0.
96 0.96 【0126】試料102 B gB1 g
B2 gB3 gB4 gB
5 ( hB =0.65) 0.52
0.68 0.74 0.72 0
.58 jB1
jB2 jB3 jB4
jB5
0.80 1.05 1.14 1
.11 0.90 G
gG1 gG2 gG3
gG4 gG5 ( hG =0.53
) 0.52 0.56 0.56
0.52 0.48
jG1 jG2 j
G3 jG4 jG5
0.98 1.06
1.06 0.98 0.91
R gR1 gR
2 gR3 gR4 gR5
( hR =0.52) 0.50 0
.56 0.58 0.52 0.
42 jR1
jR2 jR3 jR4
jR5 0
.96 1.08 1.12 1.
00 0.81 【0127】試料103 B gB1 g
B2 gB3 gB4 gB
5 ( hB =0.67) 0.52
0.68 0.74 0.73 0
.60 jB1
jB2 jB3 jB4
jB5
0.78 1.01 1.11 1
.09 0.90 G
gG1 gG2 gG3
gG4 gG5 ( hG =0.50
) 0.52 0.58 0.54
0.48 0.38
jG1 jG2 j
G3 jG4 jG5
1.04 1.16
1.08 0.96 0.76
R gR1 gR
2 gR3 gR4 gR5
( hR =0.55) 0.49 0
.56 0.62 0.54 0.
54 jR1
jR2 jR3 jR4
jR5 0
.89 1.02 1.13 0.
98 0.98 【0128】試料104 B gB1 g
B2 gB3 gB4 gB
5 ( hB =0.60) 0.50
0.58 0.65 0.74 0
.54 jB1
jB2 jB3 jB4
jB5
0.83 0.97 1.08 1
.23 0.90 G
gG1 gG2 gG3
gG4 gG5 ( hG =0.53
) 0.55 0.62 0.53
0.50 0.45
jG1 jG2 j
G3 jG4 jG5
1.04 1.17
1.00 0.94 0.85
R gR1 gR
2 gR3 gR4 gR5
( hR =0.52) 0.49 0
.57 0.58 0.52 0.
42 jR1
jR2 jR3 jR4
jR5 0
.94 1.10 1.12 1.
00 0.81 【0128】次に前記実施例の
撮影ユニットに試料101〜104を装填した。この時
、撮影ユニットのレンズ絞りはF=13.5とし、シャ
ッタスピードは1/100に設定した。 【0129】各々の撮影ユニットを用い、日中各々30
0シーン毎を後日プリントにて比較できる様に実際に撮
影した。撮影後のネガフィルムを、ISO感度の決定法
で使用した現像処理でカラー現像を行った。 【0130】この後、プリンター作業者5人に現像済ネ
ガを観察させ、ネガ判定、即ちプリント時にプリント条
件の判り易い順に試料101〜104に席次を付けさせ
た。席次の少ない方が、ネガとして判り易いネガである
。 【0131】次にこのネガを用いて、コニカ製NPS
CLP−2000Lプリンターを用い、プリント露光
し、コニカ製ペーパータイプSRに処理プロセスCPK
−18を用いて現像し、プリントを得た。 【0132】得られたプリントより最良に仕上っている
プリントの比率をパネラー5人で検討評価し、プリント
収率を求めた。以上の結果を下記表にまとめた。 【0133】 表(評価結果) 試 料 I
SO ネガ判定席次 プリント収
率 101(本発明) 450
1 9
3% 102(本発明) 420
2
91% 103(比較) 370
4
84% 104(比較) 3
20 3
80%【0134】表から明らかな様に本発明
の撮影ユニットは、プリント収率が高く、又、現像所に
おいて最良プリントが得られるのに必要なプリンター作
業者のネガ判定のし易いネガを得る安価な撮影ユニット
であることが分かる。 【0135】 【発明の効果】本発明により、取扱いが簡単であり、か
つ高感度、高画質で、しかも廉価な撮影ユニットを提供
することができた。本発明に係る撮影ユニットは、現像
所でプリント収率が高く、取扱の簡便さからも有利であ
る。
材料を装填した撮影ユニットに関し、更に詳しくは、取
扱いが簡便であり、高画質でプリント収率の高い広角型
撮影ユニットに関する。 【0002】 【従来の技術】近年、簡易なプラスチック製カメラにハ
ロゲン化銀カラー感光材料を装填した状態で販売される
いわゆる使いきりカメラ(撮影ユニット)が普及してき
ている。これは、通常のカメラにフィルムを装填するわ
ずらわしさや装填ミスによる失敗から開放し、またその
簡便性から写真撮影機会の増大をもたらした。また撮影
の目的にあわせてストロボ付き、望遠型、超広角型など
が開発、実用化されている。 【0003】しかしながらこれらの撮影ユニットは、低
コストを指向するあまり通常のカメラと異なり、駆動系
、光学系、電気系が大幅に簡易化されているために、撮
影仕上がり、プリント品質に不満足な点が多く改善が望
まれている。特に超広角型撮影ユニットの場合は、画面
中に広範囲の被写体が写しこまれるために輝度比が大き
くなる確率が高く、プリント収率が低下することが明ら
かになった。また超広角型レンズの収差による画面周辺
部分の画質の低下も問題である。さらに、これらは使い
きりであるために1画面当りの価格が高価であり、使用
済みの撮影ユニットの再生利用が繁雑であるという欠点
も有している。以上の問題点に対する改善が望まれてい
る。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
画質の劣化やプリント収率の低下をおこすことなく、取
扱いが簡便で廉価な撮影ユニットを提供することである
。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の課題は以下によ
り達成された。即ち、カメラにあらかじめハロゲン化銀
カラー感光材料を装填して包装した撮影ユニットにおい
て該カメラが焦点距離23mm以下のレンズを有しかつ
該ハロゲン化銀カラー感光材料が、支持体上に少なくと
も3層のハロゲン化銀感光層を設けたハロゲン化銀感光
材料のISO感度が300以上であり、該ハロゲン化銀
感光材料は、少なくとも1層以上の赤色感光性層、緑色
感光性層、青色感光性層を有し、各々の濃度関数曲線D
(logE)において、イエロー、マゼンタ、シアンの
少なくとも1色の濃度関数曲線で最小濃度Dmin+0
.15の濃度doを与える露光量logE0 より更に
△logE=2.5にあるlogE5 までの範囲にお
いて、△logE=0.5単位毎にとって露光点log
Ei(i=0,1,2,3,4,5)及び各logEi
の与える濃度di(i=0,1,2,3,4,5)にお
いて(1)式gi 【0006】 と、(2)式h 【0007】 との比を表すjiが(3)式で表わされる関係にあるこ
とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料を装填した撮
影ユニットである。 【0008】 ji=gi/h=1.00±0.10
…(3)本発明にお
いて撮影ユニットは、図1に示すようなパトローネに入
ったハロゲン化銀カラー感光材料を撮影ユニット本体中
に装填したものでもよいし、図4に示すようなカメラ部
分とカートリッジ部分とからなり、該カートリッジ部分
がカメラ部分と着脱可能であってカメラ部分の裏蓋を兼
ねる方式のものであってもよい。後者はカメラ部分の再
使用(リユース)、カートリッジ部分の再利用(リサイ
クル)においてメリットが大きい。 【0009】本発明において、レンズの焦点距離は23
mm以下であり、好ましくは20mm以下、特に好まし
くは15〜19mmである。レンズは単一でもよいが2
群2枚以上が好ましく、2群2枚の場合、負の屈折力を
もつ第一レンズと、正の屈折力をもつ第二レンズとによ
り構成され、1面以上の非球面を有することが本発明の
超広角型撮影ユニットにおいて好ましい。上記構成は、
本発明の目的である高画質、プリント収率の向上を達成
する。 さらに以下に示す(4)式〜(7)式の条件を満足する
ことに寄って効果が増大する。 【0010】即ち、第1レンズの焦点距離をf1 、第
2レンズの焦点距離をf2 とすると、これらf1 ,
f2 は(4)式なる条件を満足するのが望ましい。 −3<f1 /f2 <−1
…(4
)この条件は像面湾曲を小さくするための条件であって
、上限を越えると像面湾曲が正となり、下限を越えると
負となるので、像面湾曲を適正な範囲に保つには上記条
件(4)式が充足されることが望ましい。 【0011】また本発明の構成とすると、2枚のレンズ
を同一材料で構成しても色消しが可能であり、十分な性
能が得られる。この場合、2枚のレンズの材料をアクリ
ル(PMMA)にするとレンズのコストが安価となり、
本発明の撮影ユニット用のレンズとして極めて好適であ
る。 【0012】上記色消しを良好に行うためには、第1、
第2レンズの間隔dが、上記焦点距離f1 ,f2 と
ともに(5)式なる条件を満足することが望ましい。 −1.5<f1 /f2 +{f1 /(f1 −
d)}2 <−0.5 …(5) 条件(5)式の
上限を越えるとF線の色収差が負となり、下限を越える
と正の側に大きな値となってしまうからである。また非
点収差や歪曲収差を良好に補正するためには、第1レン
ズを凹のメニスカスレンズとし、第1レンズの材質の屈
折率nと第2面の曲率半径r2 が上記焦点距離f1
とともに(6)式なる条件を満足することが望ましい。 【0013】 −1<r2 /{(n−1)f1 }<−
0.5 …(6)条件(6
)式の上限を越えると非点収差が正で大きくなり、下限
を越えると非点収差が負で大きくなるとともに歪曲収差
を大きく負となってしまう。従って、これら収差を良好
に補正するには条件(6)式の充足が望ましい。 【0014】また上記第1、第2レンズの間隔dは焦点
距離f1 とともに(7)式なる条件を満足するのが望
ましい。 −0.5<d/f1 <0
…(7) 条件(7)式の上限を越えるとバックフォ
ーカスが短くなるし、下限を越えると第1レンズが大き
くなり過ぎるからである。 【0015】本発明の撮影ユニットのシャッタースピー
ドは、可変式でもよいし、固定式でもよいが、取扱の簡
便さ、ハロゲン化銀カラー感光材料の特性、撮影ユニッ
トの低コスト化から固定式が好ましく、1/25〜1/
500秒、好ましくは1/50〜1/250秒、特に好
ましくは1/80〜1/125秒である。絞り値として
は12.5以上であり、好ましくは13.0以上、特に
好ましくは13.5以上である。絞り値は本発明に用い
られるレンズやハロゲン化銀カラー感光材料の特性と組
み合わせることによって、本発明の目的である高画質、
プリント収率の向上を達成する。また焦点距離20mm
以下のレンズと、絞り値12.5以上と、ISO300
以上のハロゲン化銀カラー感光材料との組合せにより、
超広角型撮影ユニットでの近接撮影が可能となり、フィ
ルム面と被写体との距離である最短撮影距離が80cm
以下でもピントのあった写真が撮れる。焦点距離17m
mのレンズと、固定絞り値13.5と、ISO400の
ハロゲン化銀カラー感光材料とでは、30cmの近接撮
影が可能である。 【0016】一般の撮影ユニットにいわゆるマクロレン
ズを装着して近接撮影を可能にすることもできるが、フ
ード型のマクロレンズを撮影ユニットの前面に装着する
と、装着の不確実さのために画質の低下が起こりやすい
し、装着方式は携帯性や簡便性に劣る。 【0017】ファインダーの視野率とは、ハロゲン化銀
カラー感光材料に形成される画像領域に対するファイン
ダー内の被写体領域の百分率であり、通常の撮影ユニッ
トでは、撮影者がファインダー内で確認した被写体領域
よりも広い範囲がハロゲン化銀カラー感光材料上に画像
形成されるように設計されており、したがって視野率は
90%未満の場合が多い。視野率が90%未満であるこ
との欠点として特に超広角型撮影ユニットの場合、撮影
者はなるべく広い領域の被写体を撮影しようとして、フ
ァインダーで確認しながら後ろへ、すなわち被写体から
遠ざかる方向へ移動する。撮影してえられた画像はファ
インダーで確認した以上に広い領域が写し込まれており
、被写体全体が撮影者の意図に反して小さくなってしま
う。被写体中に人物が存在する場合は特に迫力に欠ける
写真となり、不満が大きい。また被写体が小さくなるこ
とによって視覚上の画質が低下することも事実である。 【0018】本発明は、焦点距離23mm以下のレンズ
と、視野率が90%以上のファインダーとの組合せによ
り、迫力を損なわず画質の優れた写真が得られる撮影ユ
ニットを提供することができる。さらに本発明のハロゲ
ン化銀カラー感光材料や、絞り値12.5以上との組合
せによりその効果は大きい。 【0019】本発明において撮影ユニットはストロボを
有していてもよい。本発明の特性を持ったハロゲン化銀
カラー感光材料との組合せであれば固定絞り値12.5
以上であっても、朝夕や室内のようなうす暗いシーンの
場合でも失敗写真は大幅に少なくできる。本発明におい
て撮影ユニットがストロボを有する場合、ストロボ光が
広域に拡散するような手段を設けることが好ましい。ス
トロボの電源としては通常のアルカリ電池等でもよいが
、リチウム電池を用いることが好ましく、また使用済み
電池の廃棄による環境汚染を防止したり、使用済み電池
の再処理上の問題を小さくするために、充電式電池を用
いることがさらに好ましい。図4に示すようなカメラ部
分とカートリッジ部分とからなり、該カートリッジ部分
がカメラ部分と着脱可能である方式のものの場合、カメ
ラ部分に充電式電池を用いればカメラ部分の再使用(リ
ユース)の際に充電して用いることが可能であって、資
源の有効利用、環境汚染の防止にメリットが大きい。 【0020】図4に示す撮影ユニットにおいて、そのカ
メラ部分とカートリッジ部分の内容は、本発明者等が1
991年1月21日に出願した明細書中のカメラ部分と
カートリッジ部分の記載内容と同義である。また撮影ユ
ニットのカバーや密封包装条件についても、本発明者等
が1991年1月21日に出願した明細書の中の、カバ
ーや密封包装条件の記載内容と同義である。 【0021】本発明のレンズと固定絞り12.5以上の
組合せで、シャッター羽根の形状を図5のようにすると
、漏光なく、カメラ機構を簡易化できる。 【0022】本発明でいう最小濃度、及び特定値は以下
に示す試験方法に従い決定するものとする。 【0023】(1)試験条件 試験は温度20±5℃、相対湿度60±10%の室内で
行い、試験する感光材料はこの状態に1時間以上放置し
た後使用する。 【0024】(2)露光 ■ 露光面における基準光の相対分光エネルギー分布
は表1に示されるようなものとする。 【表1】 ■ 露光面における照度変化は光学楔を用いて行ない
、用いる光学楔はどの部分でも分光透過濃度の変動が3
60〜700nmの波長域で400nm未満の領域は1
0%以内、40nm以上の領域は5%以内のものを用い
る。 ■ 露光時間は1/100秒とする。 【0025】(3)現像処理 ■ 露光から現像処理までの間は、試験する感光材料
を温度20±5℃、相対湿度60±10%の状態に保つ
。 ■ 現像処理は露光後30分以上6時間以内に完了さ
せる。 ■ 現像処理は下記の通りに行うものとする。 1.カラー現像 … 3分15秒
38.0±0.1℃ 2.漂白
… 6分30秒 38.0±3.0℃
3.水洗 … 3分15秒
24〜41℃ 4.定着
… 6分30秒 38.0±3.0℃
5.水洗 … 3分15秒
24〜41℃ 6.安定
… 3分15秒 38.0±3.0℃
7.乾燥 … 50℃以下【
0026】各工程に用いる処理液組成を以下に示す。 (発色現像液) 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−
ヒドロキシエチル) −アニリン・硫酸塩
4.75g 無水亜硫酸ナトリ
ウム
4.25g ヒドロ
キシルアミン・1/2硫酸塩
2.0g 無水炭酸カ
リウム
37.5g
臭化ナトリウム
1.3g ニトリロ三酢酸・3ナトリウム塩(1水
塩) 2.5g
水酸化カリウム
1.0g 水を加えて1lとする。(pH=10
.1)【0027】 (漂白液) エチレンジアミン四酢酸鉄(III)アンモニウム
塩 100.0g エチレンジア
ミン四酢酸2アンモニウム塩
10.0g 臭化アンモニウム
150.0g 氷酢酸
10.0g
水を加えて1lとし、アンモニア水を用いてpH=
6.0に調整する。 【0028】 (定着液) チオ硫酸アンモニウム
175.
0g 無水亜硫酸ナトリウム
8.5g メタ亜硫酸ナトリウム
2.3g 水を加えて1lとし、酢酸を
用いてpH=6.0に調整する。 【0029】 (安定液) ホルマリン(37%水溶液)
1.5
ml コニダックス(コニカ(株)製)
7.5
ml 水を加えて1lとする。 【0030】(4)濃度測定 濃度はlog10(φ0 /φ)で表す。φ0 は濃度
測定のための照明光束、φは被測定部の透過光束である
。濃度測定の幾何条件は照明光束が法線方向の平行光束
であり、透過光束として透過して半空間に拡散された全
光束を用いることを基準とし、これ以外の測定方法を用
いる場合には標準濃度片による補正を行う。又、測定の
際、乳剤膜面は受光装置側に対面させるものとする。濃
度測定は青、緑、赤のステータスM濃度とし、その分光
特性は濃度計に使用する光源、光学系、光学フィルタ、
受光装置の総合的な特性として表2に示す値になるよう
にする。 【0031】 【表2】 以上の様に露光、現像、濃度測定により求めた濃度を露
光の常用対数値(logE)に対して得られた青、緑、
赤濃度をプロットし、濃度関数曲線D(logE)を決
定する。 【0032】本発明において先述した濃度関係曲線D(
logE)を求め、該濃度関数曲線上のイエロー、マゼ
ンタ、シアンの最小濃度値Dmin(Y),Dmin(
M),Dmin(C)を求める。 【0033】本発明においては後述の(3)式で定める
ji 値をイエロー、マゼンタ、シアンの各濃度関数曲
線D(logE)で求める。即ちDmin+0.15の
濃度doを与える露光量logE0 より更に△log
E=2.5にあるlogE5 までの範囲において、△
logE=0.5単位毎にとって露光点logEi(i
=0,1,2,3,4,5)及び各logEiの与える
濃度di(i=0,1,2,3,4,5)において(1
)式giを以下に定義する。 又(2)式でhを以下に定義する。 本発明においては、giとhとの比を示すji値が
イエロー、マゼンタ、シアンにおいて少なくとも1つの
濃度関数曲線が、以下の範囲内になければいけない。 ji=gi/h=1.00±0.10 …(3)
【0034】本発明において(3)式の定める範囲にあ
る濃度関数曲線がマゼンタであることが好ましい。更に
好ましくはマゼンタ及びシアンにおいて成り立つことが
よい。更に最も好ましい実施態様としてはイエロー、マ
ゼンタ、シアンの3色とも成り立つことである。 【0035】本発明において用いられるハロゲン化銀感
光材料のISO感度は300以上であるものとする。本
発明で言うISO感度は、先に述べた濃度関数曲線D(
logE)と同一に求めた曲線を以下の■〜■の手順に
よって決定する。■ 青、緑、赤の各々の最小濃度に
対して、0.15高い濃度に対応する露光量をルックス
・秒で表してそれぞれEB ,EG ,ER とする。 ■ EB ,ER のうち値の大きい方(感度の低い
方)をES とする。■ ISO感度を計算する。 【0036】本発明においての赤感性、緑感性及び青感
性の感光層のうち少なくとも一つは3分層構成であるこ
とが好ましく、又、本発明の撮影ユニットはストロボ付
、そのガイドナンバーは4以上とすることが好ましい。 【0037】前記本発明の構成をとることによって、多
様な撮影環境への画質適応性が露光不足、過度、両側へ
伸び階調と色彩の豊かな画像が得られ易くなる。 【0038】本発明のカラー感光材料には単分散性ハロ
ゲン化銀乳剤を用いることが好ましい。単分散性ハロゲ
ン化銀乳剤とは、平均粒径dm を中心に±20%の粒
径範囲内に含まれるハロゲン化銀重量が全ハロゲン化銀
重量の70%以上であるものを言い、好ましくは80%
以上、更に好ましくは90%以上である。 【0039】ここに平均粒径dm は、粒径di を有
する粒子の頻度ni とdi3が最大になるときの粒径
di と定義する。(有効数字3桁、最小桁数は4捨5
入する)ここで言う粒径とは、粒子の投影像を同面積の
円像に換算したときの直径である。粒径は、例えば該粒
子を電子顕微鏡で1万倍〜5万倍に拡大して撮影し、そ
のプリント上の粒子直径又は投影時の面積を実測するこ
とによって得ることができる。(測定粒子個数は無差別
に1000個以上あることとする)。 【0040】本発明の特に好ましい高度の単分散乳剤は
(粒径標準偏差/平均粒径)×100
=分布の広さ(%)によって定義した分布の広さが20
%以下のものであり、更に好ましくは15%以下のもの
である。ここに粒径測定方法は前述の測定方法に従うも
のとし、平均粒径は算術平均とする。 平均粒径=Σdi ni /Σni 【0041】本発明に係るハロゲン化銀乳剤は平均沃化
銀含有率が4〜20モル%である沃臭化銀から成ること
が好ましく、特に好ましくは5〜15モル%である。 【0042】本発明のハロゲン化銀乳剤は、粒子内部に
高沃化銀含有率層を有するものである。高沃化銀含有率
層の沃化銀含有率は、15〜45モル%が好ましく、よ
り好ましくは20〜42モル%、特に好ましくは25〜
40モル%である。本発明の粒子内部に高沃化銀含有率
層を有するハロゲン化銀粒子は高沃化銀含有率層をそれ
より沃化銀含有率が低い低沃化銀含有率層で被覆したも
のである。 【0043】最外層を形成する高沃化銀含有率層より低
い沃化銀含有率層の平均沃化銀含有率は6モル%以下で
あることが好ましく、特に好ましくは0〜4モル%であ
る。又最外層と高沃化銀含有率層の間の沃化銀含有層(
中間層)が存在してもよい。 【0044】中間層の沃化銀含有率は10〜22モル%
が好ましく、特に好ましくは12〜20モル%である。 最外層と中間層、中間層と内部の高沃化銀含有率層の間
の沃化銀含有率は、それぞれ6モル%以上の差があるこ
とが好ましく、特に好ましくは、それぞれ10モル%以
上の差があることである。 【0045】上記態様において、内部の高沃化銀含有率
層の中心部、内部の高沃化銀含有率層と中間層の間、中
間層と最外層との間に更に別のハロゲン化銀層が存在し
てもよい。又、最外層の体積は粒子全体の4〜70モル
%がよく、10〜50モル%が更に好ましい。高沃化銀
含有率層の体積は、粒子全体の10〜80%とするのが
望ましく、20〜50%、更には20〜45%が望まし
い。中間殼の体積は、粒子全体の5〜60%、更には2
0〜55%がよい。 【0046】これらの層は、均一組成の単一層であって
もよいし、均一組成の複数層から成る、ステップ状に組
成の変化する層群であってもよいし、あるいは任意層の
中において連続的に組成の変化するような連続層であっ
てもよいし、これらの組合せでもよい。 【0047】本発明のハロゲン化銀乳剤の別の態様とし
て、粒子内に局在した沃化銀が実質的に均一な層を形成
するのでなく、沃化銀含有率が粒子中心から外側部に向
って連続的に変化する態様が挙げられる。この場合、沃
化銀の含有率は粒子内の沃化銀含有率が最大であるポイ
ントはから粒子外側部に向けて単調に減少するものであ
ることが好ましい。 【0048】沃化銀含有率が最大ポイントにおける沃化
銀含有率は、15〜45モル%が好ましく、より好まし
くは25〜40モル%である。又、粒子表面層の沃化銀
含有率は6モル%以下であることが好ましく、特に好ま
しくは0〜4モル%の沃臭化銀である。 【0049】本発明のハロゲン化銀乳剤は、以下の■〜
■の少なくとも1つの条件を満たすことが好ましい。 【0050】■ 蛍光X線分析法によって求めた平均
沃化銀含有率(J1 )とX線光電子分光法で求めた粒
子表面の沃化銀含有率(J2 )を比べたときJ1 >
J2 なる関係を満足するものである。ここで言う、粒
径は粒子の投影面積が最大となる面の外接円の直径であ
る。 【0051】X線光電子分光法について説明する。X線
光電子分光法による測定に先立って、乳剤を以下のよう
に前処理する。まず、乳剤にプロナーゼ溶液を加え、4
0℃で1時間撹拌してゼラチン分解を行う。次に遠心分
離して乳剤粒子を沈降させ、上澄み液を除去した後、プ
ロナーゼ溶液を加え、上記の条件で再度ゼラチン分解を
行う。この試料を再び遠心分離し、上澄み液を除去した
後、蒸留水を加えて乳剤粒子を蒸留水中に再分散させ、
遠心分離し、上澄み液を除去する。この水洗操作を3回
繰返した後、乳剤粒子をエタノール中に再分散させる。 これを鏡面研磨したシリコンウェハ上に薄く塗布して測
定試料とする。 【0052】X線光電子分光法による測定には、例えば
装置としてPHI社製ESCA/SAM560型を使用
し、励起用X線にMg−Kα線、X線源電圧15KV、
X線源電流40mA、パスエネルギー50eVはの条件
で行う。 【0053】表面ハライド組成を求めるためにAg3d
,Br3d,13d3/2電子を検出する。組成比の算
出は各ピークの積分強度を用いて、相対感度係数法によ
り行う。Ag3d,Br3d,13d3/2相対感度と
してそれぞれ5.10,0.81,4.592を使用す
ることにより、組成比は原子パーセントを単位として与
えられる。 【0054】■ 前述の蛍光X線分析法によって求め
た平均沃化銀含有率(J1 )とX線マイクロアナリシ
ス法を用いハロゲン化銀粒子の粒径方向に対して中心部
より80%以上離れたハロゲン化銀結晶上で測定した沃
化銀含有率の測定値の平均値(J3)を比べたときJ1
>J3 なる関係を満足するものである。X線マイク
ロアナリシス法について説明する。エネルギー分散型X
線分析装置を電子顕微鏡に装置した電子顕微鏡観察用グ
リッドにハロゲン化銀粒子を分散し、液体窒素冷却にて
I粒子がCRT視野に入るように倍率を設定し、一定時
間AgLα、ILα線の強度を積算する。ILα/Ag
Lαの強度比とあらかじめ作成しておいて検量線を用い
て沃化銀含有率を算出することができる。 【0055】■ CuKα線を線源とした(420)
X線を回折シグナルの最高ピーク高さ×0.13におい
て、回析角度の1.5度以上に亘ってシグナルが連続し
て存在することを特徴とするものである。より好ましく
は、シグナルの最高ピーク高さ×0.15において、回
折角度の1.5度以上に亘ってシグナルが連続して存在
するものである。更に、シグナルの存在する回折角度が
1.8度以上に亘ることが好ましく、特に2.0度以上
に亘って存在することが好ましい。シグナルが存在する
とは、最高ピーク高さ×0.13あるいは0.15にお
いて、その高さ以上のシグナル強度であることを言う。 【0056】本発明のハロゲン化銀乳剤の更に好ましい
態様は、CuKα線を線源とした、上記(420)X線
回折シグナルが二つもしくは三つのピークを有するもの
である。特に好ましくは三つのピークを有するものであ
る。 【0057】ハロゲン化銀の結晶の構造を調べる方法と
してX線回折法が知られている。X線の源線として色々
な特性X線を用いることができる。中でもCuをターゲ
ットとしたCuKα線は最も広く用いられているもので
ある。 【0058】沃臭化銀は岩塩構造を有し、CuKα線で
の(420)回折線は2θ71〜74度に観測される。 シグナル強度が比較的強く高角度であるため、分解能も
よく、結晶構造を調べる上で最適である。 【0059】写真乳剤のX線回折の測定に当っては、ゼ
ラチンを除去し、シリコンなどの標準試料を混ぜ、粉末
法によって測定することが必要である。測定方法に関し
ては、基礎分析化学講座24「X線分析」(共立出版)
などを参考に行うことである。 【0060】■ 前述のX線マイクロアナリミス法に
よって個々のハロゲン化銀粒子の平均沃化銀含有率を測
定したとき、測定値の相対標準偏差が20%以下である
。 好ましくは15%以下、特に好ましくは12%以下のも
のである。ここに相対標準偏差とは、例えば少なくとも
100個の乳剤の沃化銀含有率を測定した際の沃化銀含
有率の標準偏差を、そのときの平均沃化銀含有率で除い
た値×100である。 【0061】本発明のハロゲン化銀乳剤は、立方体、1
4面体、18面体のような正常晶でもく、平板状のよう
な双晶であってもよい。又、これらの混合物であっても
よい。 【0062】平板状の双晶である場合、粒子の投影面積
同等円換算直径と粒子厚みの比が1〜20のものが投影
面積の60%以上であることが好ましく、更に1.2以
上、8.0未満が好ましく、特に1.5以上5.0未満
が好ましい。 【0063】単分散性の正常晶乳剤は、例えば特開昭5
9−177535号、同60−138538号、同59
−52238号、同60−143331号、同60−3
5726号、同60−258536号及び同61−14
636号公報等に開示された方法を参考にすることによ
って製造することができる。 【0064】単分散性の双晶乳剤は、例えば特開晶61
−14636号公報に開示された球型種乳剤を成長させ
る方法を参考にすることによって得ることができる。 【0065】成長に当たっては硝酸銀水溶液とハロゲン
化物水溶液をダブルジェット法により天下することが好
ましい。又、沃度は沃化銀として系内に供給することも
できる。添加速度は、新しい核が発生しないような速度
で、かつオストワルド熟成によるサイズ分布の広がりが
ない速度、即ち新しい核が発生する速度の30〜100
%の範囲で添加することが好ましい。 【0066】粒子を肥大させる別の条件として、日本写
真学会昭和58年年次大会要旨集88頁に見られるよう
に、ハロゲン化銀微粒子を加え溶解、再結晶することに
より肥大させる方法が挙げられる。 【0067】ハロゲン化銀乳剤の成長条件としては、p
Ag5〜11、温度40〜85度、pH1.5〜12が
好ましい。 【0068】本発明において、ハロゲン化銀乳剤は、物
理熟成、化学熟成及び分光増感を行ったものを使用する
。このような工程で使用される添加剤は、リサーチ・デ
ィスクロジャー No.17643, No.1871
6及びNo.308119(それぞれ、以下RD176
43,RD18716及びRD308119と略す)に
記載されている。 【0069】下表に記載箇所を示す。 〔項目〕 〔RD308119の頁〕
〔RD17643 〕〔R
D18716 〕 化学増感剤 996 I
II−A項
23 648 分光増感剤
996 IV−A−A,B,C,D,E,H,
I,J 項 23〜24 648〜9
強色増感剤 996 IV−A−E,J
項 23〜24
648〜9 カブリ防止剤 998 VI
24〜25 649 安定剤
998 VI【0070】本発明に使用でき
る公知の写真用添加剤も上記リサーチ・ディスクロジャ
ーに記載されている。下表に関連のある記載箇所を示す
。 〔項目〕 〔RD30
8119の頁〕 〔RD17643 〕〔R
D18716 〕 色濁り防止剤
1002 VII−I項 2
5 650 色素画像安定剤
1001 VII−J項
25 漂白剤
998 V
24 紫外線吸収剤
1003 VIII−C, XIIIC項
25〜26 光吸収剤
1003 VIII
25〜26 光散乱剤
1003 VIII フィルター染料
1003 VIII
25〜26 バインダー
1003 VX
26 651 スタ
チック防止剤 1006 XIII
27
650 硬膜剤
1004 X
26 651 可塑剤
1006 XII
27
650 潤滑剤
1006 XII
27 650 活性剤・塗
布助剤 1005 XI
26〜27 650
マット剤 1007
XVI 現像剤(感材中に含) 1007
XXB項【0071】本発明には種々のカプラーを使用
することができ、その具体例は、上記リサーチ・ディス
クロジャーに記載されている。下表に関連ある記載箇所
を示す。 〔項目〕 〔RD3081
19の頁〕 〔RD17643
〕 イエローカプラー 1001 VI
I−D項 VIIC〜G項
マゼンタカプラー 1001 VII−D
項 VIIC〜G項 シア
ンカプラー 1001 VII−D項
VIIC〜G項 カラード
カプラー 1002 VII−G項
VIIG項 DIRカプラー
1001 VII−F項
VIIF項 BARカプラー
1002 VII−F項 その他の有用残基
1001 VII−F項 放出カプラー アルカリ可溶カプラー 1001 VII−E項
【0072】本発明に使用する添加剤は、RD3081
19XIV に記載されている分散法などにより、添加
することができる。本発明においては、前述RD176
43 28頁、RD18716 647〜8頁及び
RD308119のXVII−K項に記載されているフ
ィルター層や中間層等の補助層を設けることができる。 【0073】本発明の感光材料は、前述RD30811
89VII −K項に記載されている純層、逆層、ユニ
ット構成等の様々な層構成をとることができる。本発明
は、一般用もしくは映画用のカラーネガフィルム、スラ
イド用もしくはテレビ用のカラー反転フィルム、カラー
ペーパー、カラーポジフィルム、カラー反転ペーパーに
代表される種々のカラー感光材料に適用することができ
る。 【0074】本発明の感光材料は前述RD17643
28頁、RD18716647頁及びRD30811
9のXIX に記載された通常の方法によって、現像処
理することができる。 【0075】 【実施例】以下、図面を参照しながら具体的な実施例に
就き説明する。図2は、以下に挙げる、実施例のレンズ
構成を示している。図の左側が物体側である。符号1は
第1レンズ、符号2は第2レンズを示す。また右側には
絞り、さらにはフィルム面が位置する。 【0076】物体側から数えて第i番目のレンズ面の曲
率半径を図の如くri (i=1〜4)、第i番目のレ
ンズ面間隔をdi (i=1〜3)とする。前述の条件
(5),(7)に於けるdは、d2 のことである。ま
たd4 は図の如く第4面と絞り3の物体側面との距離
である。また物体側から数えて第j番目のレンズの材質
の屈折率をnj (j=1〜2)とする。従って前述の
条件(6)に於けるnはn1 のことである。 【0077】また非球面は周知の非球面の式、即ち、非
球面の光軸方向の座標をX、光軸に直交する方向の座標
をY、光軸上の曲率半径をC、円錐定数をK、高次の非
球面計数をAm (m=4,6,8,10,…)として
【数1】 で表されるから、採用された非球面に対しては円錐定数
と高次の非球面係数を与えることにより特定を行う。上
記曲率半径r1 〜r4 のうちで非球面に拘るものに
就いては、曲率半径ri が上記光軸上の曲率半径Cを
与えている。 【0078】〔レンズの実施例〕 FNO=11、合成焦点距離F=17mm、P
MMA製 i ri
di j nj
1 22.27 1.0 1
1.61117 2 7.0
2 5.0 3 5.06
2.5 2 1.62299
4 17.07 1.5【0079】この
実施例1では、第1レンズがSK8により、第2レンズ
はSK15により形成されている。非球面は第1、第2
面、第3面に採用されている。 非球面(第1面) 1=8.85×10−1,A4 =−4.50×10−
5,A6 =3.01×10−8非球面(第2面) k=1.75×10−1,A4 =3.91×10−5
,A6 =−2.98×10−8非球面(第3面) k=9.14×10−2,A4 =2.51×10−5
,A6 =−3.00×10−8f1 =−17.20
1,f2 =10.690,f1 /f2 =−1.6
09,r2 /{(n−1)f1 }=−0.668,
d/f1 =−0.291f1 /f2 +{f1 /
(f1 −d)}2 =−1.009【0080】上記
2群2枚のプラスチック製レンズの球面収差、非点収差
、歪曲収差を調べた結果、ともにすぐれており、本発明
の撮影ユニットに有用であることがわかった。 【0081】〔撮影ユニット本体の実施例〕前記レンズ
を用い、図1および図3に示される撮影ユニットを作成
した。該撮影ユニットにおいて、固定絞り値13.5、
シャッタースピード1/100秒、画角105°、ファ
インダーレンズ2群3枚、視野率90%、最短撮影距離
30cm、有効画面面積8.64cm2 、有効画面の
長辺/短辺比1.50とした。 【0082】〔ハロゲン化銀カラー感光材料の実施例〕
以下に全ての実施例において、ハロゲン化銀写真感光材
料中の添加量は特に記載のない限り1m2当たりのグラ
ム数を示す。又、ハロゲン化銀及びコロイド銀は、銀に
換算して示した。更に増感色素はモル/銀1モルで示し
た。 【0083】実施例1 トリアセチルセルロースフィルム支持体上に、下記に示
すような組成の各層を順次支持体側から形成して、多層
カラー写真感光材料試料101を作成した。 【0084】試料101 第1層:ハレーション防止層(HC−1) 黒色
コロイド銀
0.18 UV吸
収剤(UV−1)
0.23 高沸点溶媒(Oi
l−1)
0.18 ゼラチン
1.42【0085】 第2層:中間層(IL−1) ゼラチン
1.
27【0086】 第3層:低感度赤感性乳剤層(RL) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.4μm)
1.0 増感色素(SD−
1)
1.8×10−5 増感色素(SD−
2)
2.8×10−4 増感色素(SD−
3)
3.0×10−4 増感色素(SD−
4)
4.1×10−4 シアンカプラー(
C−1)
0.70 カラードシアンカプラー(CC
−1) 0.066
DIR化合物(D−1)
0.028 高沸点
溶媒(Oil−1)
0.64 ゼラチン
1.18【0087】 第4層:中感度赤感性乳剤層(RM) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.7μm)
0.8 増感色素(SD−
1)
2.1×10−5 増感色素(SD−
2)
1.9×10−4 増感色素(SD−
3)
9.6×10−5 増感色素(SD−
4)
9.6×10−5 シアンカプラー(
C−1)
0.28 カラードシアンカプラー(CC
−1) 0.027
DIR化合物(D−1)
0.011 高沸点
溶媒(Oil−1)
0.26 ゼラチン
0.58【0088】 第5層:高感度赤感性乳剤層(RH) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.8μm)
1.70 増感色素(SD
−1)
1.9×10−5 増感色素(SD
−2)
1.7×10−4 増感色素(SD
−3)
1.7×10−4 シアンカプラー
(C−2)
0.14 カラードシアンカプラー(C
C−1) 0.02
高沸点溶媒(Oil−1)
0.17 ゼラチン
1.24【0089】 第6層:中間層(IL−2) ゼラチン
0.
80【0090】 第7層:低感度緑感性乳剤層(GL) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.4μm)
1.1 増感色素(SD−
4)
6.8×10−5 増感色素(SD−
5)
6.2×10−4 マゼンタカプラー
(M−1)
0.54 マゼンタカプラー(M−2)
0.19
カラードマゼンタカプラー(CM−1)
0.06 DIR化合物(D−
2)
0.017 DIR化合物(D−3)
0
.01 高沸点溶媒(Oil−2)
0.81
ゼラチン
1.77【
0091】 第8層:中感度緑感性乳剤層(GM) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.7μm)
0.7 増感色素(SD−
4)
8.2×10−5 増感色素(SD−
6)
1.9×10−4 増感色素(SD−
7)
1.2×10−4 増感色素(SD−
8)
1.5×10−5 マゼンタカプラー
(M−1)
0.074 マゼンタカプラー(M−2)
0.03
4 カラードマゼンタカプラー(CM−1)
0.043 DIR化合物
(D−2)
0.018 高沸点溶媒(Oil−
2)
0.30 ゼラチン
0.76【0092】 第9層:中感度緑感性乳剤層(GH) 沃臭化銀乳剤(平均粒径1.0μm)
1.7 増感色素(SD−
4)
2.1×10−5 増感色素(SD−
6)
1.2×10−4 増感色素(SD−
7)
1.0×10−4 増感色素(SD−
8)
3.4×10−6 マゼンタカプラー
(M−1)
0.094 マゼンタカプラー(M−3)
0.04
4 カラードマゼンタカプラー(CM−1)
0.038 高沸点溶媒(
Oil−2)
0.31 ゼラチン
1.23【0093】 第10層:イエローフィルター層(YC) 黄色
コロイド銀
0.05 色汚染
防止剤(SC−1)
0.1 高沸点溶媒(Oil−
2)
0.125 ゼラチン
0.7 ホルマリンスカベンジャー(H
S−1) 0.04 ホ
ルマリンスカベンジャー(HS−2)
0.04【0094】 第11層:中間層(IL−3) ゼラチン
0.
5 ホルマリンスカベンジャー(HS−1)
0.05 ホルマリンスカ
ベンジャー(HS−2) 0.
05【0095】 第12層:低感度青感性乳剤層(BL) 沃臭化
銀乳剤(平均粒径0.4μm)
0.5 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.7μ
m) 0.5 増感
色素(SD−9)
5.2×10−4 増感
色素(SD−10)
1.9×10−5 イエロ
ーカプラー(Y−1)
0.65 イエローカプラー(Y
−2)
0.24 高沸点溶媒(Oil−2)
0.18
ゼラチン
1.25
ホルマリンスカベンジャー(HS−1)
0.08【0096】 第13層:高感度青感性乳剤層(BH) 沃臭化
銀乳剤(平均粒径1.0μm)
1.0 増感色素(SD−9)
1.
8×10−4 増感色素(SD−10)
7.9
×10−5 イエローカプラー(Y−1)
0.18
高沸点溶媒(Oil−2)
0.074 ゼラチ
ン
1.3 ホル
マリンスカベンジャー(HS−1)
0.05 ホルマリンスカベンジャー(H
S−2) 0.12【0097
】 第14層:第1保護層(Pro−1) 微粒子沃臭化銀乳剤(平均粒径0.08μm
AgI 1モル%) 0.4
紫外線吸収剤(UV−1)
0.07 紫外線吸収剤
(UV−2)
0.10 高沸点溶媒(Oil−1)
0
.07 高沸点溶媒(Oil−3)
0.07
ホルマリンスカベンジャー(HS−1)
0.13 ホルマリンスカベンジャ
ー(HS−2) 0.37
ゼラチン
1.3【
0098】 第15層:第2保護層(Pro−2) アルカリ可溶性マット剤(平均粒径2μm)
0.13 ポリメチルメタクリレ
ート(平均粒径3μm) 0.02
滑り剤(WAX−1)
0.04 ゼラチン
0.6【0099】尚
、上記組成物の他に、塗布助剤Su−1、分散助剤Su
−2、粘度調整剤、硬膜剤H−1,H−2、安定剤ST
−1、カブリ防止剤AF−1、重量平均分子量が10,
000及び1,100,000の2種のAF−2を添加
した。 【0100】上記試料に用いた乳剤の平均粒径は、立方
体に換算した粒径で示した。各乳剤は、金・硫黄増感を
最適に施した。 【0101】 【化1】 【化2】 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 【化8】 【0102】次に以下の構成で試料102を作成した。 第1層:ハレーション防止層 黒色コロイド銀
0.18
ゼラチン
0.4
0【0103】 第2層:中間層 2,5−ジ−t−ペンタデシルハイドロキノン
0.18 EX−1
0.07 EX−3
0.02 U−1
0.08 U−2
0.08 H
BS−1
0.10
HBS−2
0.02
ゼラチン
1.04【
0104】 第3層(第1赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.7μm)
0.50 増感色素I
6.9×10−5 増感
色素II
1.8×10−5
増感色素III
3.
1×10−4 増感色素IV
4.0×10−5 EX−2
0.350 HBS−1
0.005 HBS−
2
0.012 ゼラ
チン
1.0【0105
】 第4層(第2赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.75μm)
1.08 増感色素I
5.1×10−5 増感色
素II
1.4×10−5
増感色素III
2.3
×10−4 増感色素IV
3.0×10−5 EX−2
0.300 EX−3
0.050 EX−1
0
0.004 HB
S−2
0.050
ゼラチン
1.17【0
106】 第5層(第3赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径1.00μm)
1.44 増感色素IX
5.4×10−5 増感
色素II
1.4×10−5
増感色素III
2.
4×10−4 増感色素IV
3.1×10−5 EX−5
0.150 EX−3
0.055 EX−
4
0.060
EX−11
0.005
HBS−1
0.32
ゼラチン
1.4
7【0107】 第6層(中間層) HBS−1
0.0
1 EX−12
1.
06 ゼラチン
1.06【0108】 第7層(第1緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.65μm)
0.36 増感色素X
1.5×10−5 増感色
素V
3.0×10−5
増感色素VI
1.0×
10−4 増感色素VII
3.8×10−4 R−4
0.017 EX−6
0.260 EX−1
0.021 E
X−7
0.030
EX−8
0.02
5 HBS−1
0.
100 HBS−4
0.060 ゼラチン
0.68【0109】 第8層(第2緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.70μm)
0.72 増感色素X
1.0×10−5 増感色
素V
2.1×10−5
増感色素VI
7.0×
10−5 増感色素VII
2.6×10−4 R−4
0.019 EX−6
0.150 EX−8
0.010 E
X−1
0.008
EX−7
0.01
2 HBS−1
0.
60 HBS−4
0
.050 ゼラチン
0.99【0110】 第9層(第3緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径1.0μm)
1.08 増感色素X
1.2×10−5 増感
色素V
3.5×10−5
増感色素VI
8.0
×10−5 増感色素VII
3.0×10−4 EX−6
0.065 EX−1
0.025 HBS−
2
0.55 ゼラチ
ン
1.57【0111
】 第10層(イエローフィルター層) 黄色コロイド銀
0.05
EX−12
0.04
HBS−1
0.0
2 ゼラチン
0
.95【0112】 第11層(第1青感性乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.6μm)
0.22 増感色素VII
I
3.5×10−4 E
X−8
0.12
EX−9
0.85
EX−11
0.03
0 HBS−1
0.
28 ゼラチン
1.15【0113】 第12層(第2青感性乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.80μm)
0.41 増感色素VIII
2.1×10−4 EX
−9
0.20
EX−10
0.015
HBS−1
0.03
ゼラチン
0.4
1【0114】 第13層(第3青感性乳剤層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径1.20μm)銀
0.69 増感色素VIII
2.2×10−4 EX−
9
0.20 H
BS−1
0.07
ゼラチン
0.62【0
115】 第14層(第1保護層) 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.07μm)銀
0.07 U−1
0.11 U−2
0.17 HBS
−1
0.90 ゼラ
チン
1.00【011
6】 第15層(第2保護層) ポリメチルアクリレート粒子(直径1.5μm
) 0.54 S−1
0.05 S−2
0.05 ゼラチン
0.72【0117】尚、
各層には上記の製粉の他に、ゼラチン硬化剤H−1,H
−2、カブリ防止剤AF−3,AF−4、界面活性剤を
添加した。 【0118】 【化9】 【化10】 【化11】 【化12】 【化13】 【化14】 【化15】 【化16】 【化17】 【0119】試料102の第7層と第8層を以下の内容
に変更し、試料103を作成した。 【0120】第7層:沃臭化銀乳剤(平均粒径0.65
μm)を0.20、EX−6を0.300とした以外は
試料102の第7層と同じ。 【0121】第8層:沃臭化銀乳剤(平均粒径0.70
μm)を0.85とした以外は試料102の第8層と同
じ。試料102の第8層と第9層を以下の内容に変更し
、比較試料104を作成した。 【0122】第8層:沃臭化銀乳剤(平均粒径0.70
μm)を0.60、EX−6を0.200とした以外は
試料102の第8層と同じ。 【0123】第9層:沃臭化銀乳剤(平均粒径1.0μ
m)を1.25、EX−6を0.060とした以外は試
料102の第9層と同じ。 【0124】この様に得られた感光材料101〜104
に対して、詳細な説明を述べたISO感度の決定法に従
い、各試料ISO感度を決めた。この時、同時に各試料
の詳細な説明の中で述べたDmin(Y),Dmin(
M),Dmin(C)を決定した。 【0125】次に、詳細な説明で述べた方法でgi ,
h,ji を求めた。 試料101 B gB1 g
B2 gB3 gB4 gB
5 ( hB =0.76) 0.72
0.82 0.80 0.74 0
.76 jB1
jB2 jB3 jB4
jB5
0.95 1.05 1.05 0
.97 1.00 G
gG1 gG2 gG3
gG4 gG5 ( hG =0.62
) 0.59 0.64 0.64
0.62 0.59
jG1 jG2 j
G3 jG4 jG5
0.95 1.03
1.03 1.00 0.95
R gR1 gR
2 gR3 gR4 gR5
( hR =0.56) 0.58 0
.58 0.56 0.54 0.
54 jR1
jR2 jR3 jR4
jR5 1
.04 1.04 1.00 0.
96 0.96 【0126】試料102 B gB1 g
B2 gB3 gB4 gB
5 ( hB =0.65) 0.52
0.68 0.74 0.72 0
.58 jB1
jB2 jB3 jB4
jB5
0.80 1.05 1.14 1
.11 0.90 G
gG1 gG2 gG3
gG4 gG5 ( hG =0.53
) 0.52 0.56 0.56
0.52 0.48
jG1 jG2 j
G3 jG4 jG5
0.98 1.06
1.06 0.98 0.91
R gR1 gR
2 gR3 gR4 gR5
( hR =0.52) 0.50 0
.56 0.58 0.52 0.
42 jR1
jR2 jR3 jR4
jR5 0
.96 1.08 1.12 1.
00 0.81 【0127】試料103 B gB1 g
B2 gB3 gB4 gB
5 ( hB =0.67) 0.52
0.68 0.74 0.73 0
.60 jB1
jB2 jB3 jB4
jB5
0.78 1.01 1.11 1
.09 0.90 G
gG1 gG2 gG3
gG4 gG5 ( hG =0.50
) 0.52 0.58 0.54
0.48 0.38
jG1 jG2 j
G3 jG4 jG5
1.04 1.16
1.08 0.96 0.76
R gR1 gR
2 gR3 gR4 gR5
( hR =0.55) 0.49 0
.56 0.62 0.54 0.
54 jR1
jR2 jR3 jR4
jR5 0
.89 1.02 1.13 0.
98 0.98 【0128】試料104 B gB1 g
B2 gB3 gB4 gB
5 ( hB =0.60) 0.50
0.58 0.65 0.74 0
.54 jB1
jB2 jB3 jB4
jB5
0.83 0.97 1.08 1
.23 0.90 G
gG1 gG2 gG3
gG4 gG5 ( hG =0.53
) 0.55 0.62 0.53
0.50 0.45
jG1 jG2 j
G3 jG4 jG5
1.04 1.17
1.00 0.94 0.85
R gR1 gR
2 gR3 gR4 gR5
( hR =0.52) 0.49 0
.57 0.58 0.52 0.
42 jR1
jR2 jR3 jR4
jR5 0
.94 1.10 1.12 1.
00 0.81 【0128】次に前記実施例の
撮影ユニットに試料101〜104を装填した。この時
、撮影ユニットのレンズ絞りはF=13.5とし、シャ
ッタスピードは1/100に設定した。 【0129】各々の撮影ユニットを用い、日中各々30
0シーン毎を後日プリントにて比較できる様に実際に撮
影した。撮影後のネガフィルムを、ISO感度の決定法
で使用した現像処理でカラー現像を行った。 【0130】この後、プリンター作業者5人に現像済ネ
ガを観察させ、ネガ判定、即ちプリント時にプリント条
件の判り易い順に試料101〜104に席次を付けさせ
た。席次の少ない方が、ネガとして判り易いネガである
。 【0131】次にこのネガを用いて、コニカ製NPS
CLP−2000Lプリンターを用い、プリント露光
し、コニカ製ペーパータイプSRに処理プロセスCPK
−18を用いて現像し、プリントを得た。 【0132】得られたプリントより最良に仕上っている
プリントの比率をパネラー5人で検討評価し、プリント
収率を求めた。以上の結果を下記表にまとめた。 【0133】 表(評価結果) 試 料 I
SO ネガ判定席次 プリント収
率 101(本発明) 450
1 9
3% 102(本発明) 420
2
91% 103(比較) 370
4
84% 104(比較) 3
20 3
80%【0134】表から明らかな様に本発明
の撮影ユニットは、プリント収率が高く、又、現像所に
おいて最良プリントが得られるのに必要なプリンター作
業者のネガ判定のし易いネガを得る安価な撮影ユニット
であることが分かる。 【0135】 【発明の効果】本発明により、取扱いが簡単であり、か
つ高感度、高画質で、しかも廉価な撮影ユニットを提供
することができた。本発明に係る撮影ユニットは、現像
所でプリント収率が高く、取扱の簡便さからも有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮影ユニットの1例のレンズ光軸とフ
ィルム移動方向の作る平面による断面図である。
ィルム移動方向の作る平面による断面図である。
1…レンズ
2…シャッター
3…フィルム
4…ユニット本体
5…遮光取り枠
6…パイローネホルダー
7…迷光防止錐
8…パトローネ
9…スプール
【図2】本発明の撮影ユニットに用いられるレンズの1
例の、光軸を含む平面による断面図である。
例の、光軸を含む平面による断面図である。
1…屈折力が負である第一のレンズ
2…屈折力が正である第一のレンズ
【図3】本発明の撮影ユニットの1例のレンズ光軸とフ
ィルム移動方向の作る平面による部分断面図である。
ィルム移動方向の作る平面による部分断面図である。
1…第一レンズ
2…第二レンズ
3…固定絞り
4…シャッター
5…フィルム
6…ユニット本体
7…遮光取り枠
8…パイローネホルダー
9…迷光防止
【図4】本発明の撮影ユニットの1例の、カメラ部分の
レンズ光軸とフィルム移動方向の作る平面による断面図
と、カートリッジ部分の側面図である。
レンズ光軸とフィルム移動方向の作る平面による断面図
と、カートリッジ部分の側面図である。
1…カートリッジ部分
2…カメラ部分本体
3…レンズ
4…シャッター
5…係止部
6…スプール
【図5】本発明の撮影ユニットのシャッター羽根の1例
を示す。
を示す。
【化10】
【化10】
Claims (14)
- 【請求項1】 カメラにあらかじめハロゲン化銀カラ
ー感光材料を装填して包装した撮影ユニットにおいて、
該カメラが焦点距離23mm以下のレンズを有し、かつ
該ハロゲン化銀カラー感光材料が、支持体上に3層以上
のハロゲン化銀感光層を設けたハロゲン化銀感光材料の
ISO感度が300以上であり、該ハロゲン化銀感光材
料は、少なくとも1層以上の赤色感光性層、緑色感光性
層、青色感光性層を有し、各々の濃度関数曲線D(lo
gE)において、イエロー、マゼンタ、シアンの少なく
とも1色の濃度関数曲線で最小濃度Dmin+0.15
の濃度doを与える露光量logE0 より更に△lo
gE=2.5にあるlogE5 までの範囲において、
△logE=0.5単位毎にとって露光点logEi(
i=0,1,2,3,4,5)及び各logEiの与え
る濃度di(i=0,1,2,3,4,5)において(
1)式gi と、(2)式h との比を表すjiが(3)式で表わされる関係にあるこ
とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料を装填した撮
影ユニット。 ji=gi/h=1.00±0.10
… (3) - 【請求項2】
レンズが2群2枚からなる請求項1記載の撮影ユニッ
ト。 - 【請求項3】 レンズが負の屈折力をもつ第一レンズ
と、正の屈折力をもつ第二レンズとにより構成され、1
面以上の非球面を有する請求項2記載の撮影ユニット。 - 【請求項4】 レンズの少なくとも1枚がプラスチッ
クレンズである請求項1または3記載の撮影ユニット。 - 【請求項5】 焦点距離が23mm以下のレンズと1
2.5以上の固定絞りを有する撮影ユニット。 - 【請求項6】 レンズの少なくとも1枚がプラスチッ
クレンズであり、12.5以上の固定絞りを有する撮影
ユニット。 - 【請求項7】 レンズが2群2枚からなり、12.5
以上の固定絞りを有する撮影ユニット。 - 【請求項8】 12.5以上の固定絞りを有する請求
項1記載の撮影ユニット。 - 【請求項9】 最短撮影距離が80cm以下である請
求項1または5記載の撮影ユニット。 - 【請求項10】 焦点距離が23mm以下のレンズと
、視野率が90%以上であるファインダーを有する撮影
ユニット。 - 【請求項11】 視野率が90%以上であるファイン
ダーを有し、最短撮影距離が80cm以下である撮影ユ
ニット。 - 【請求項12】 視野率が90%以上であるファイン
ダーを有する請求項1または5記載の撮影ユニット。 - 【請求項13】 焦点距離23mm以下のレンズを有
する撮影ユニットがカメラ部分とカートリッジ部分とか
らなり、該カートリッジ部分がカメラ部分と着脱可能で
あってカメラ部分の裏蓋を兼ねることを特徴とする撮影
ユニット。 - 【請求項14】 焦点距離が25mm以下のプラスチ
ックレンズと、ストロボを有する撮影ユニット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3022926A JPH04313748A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 撮影ユニット |
US07/823,464 US5223871A (en) | 1991-01-23 | 1992-01-22 | Camera unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3022926A JPH04313748A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 撮影ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04313748A true JPH04313748A (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=12096241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3022926A Pending JPH04313748A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 撮影ユニット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5223871A (ja) |
JP (1) | JPH04313748A (ja) |
Families Citing this family (8)
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1991
- 1991-01-23 JP JP3022926A patent/JPH04313748A/ja active Pending
-
1992
- 1992-01-22 US US07/823,464 patent/US5223871A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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---|---|
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