JPH0430847A - 伸縮性複合シート - Google Patents
伸縮性複合シートInfo
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- JPH0430847A JPH0430847A JP2135344A JP13534490A JPH0430847A JP H0430847 A JPH0430847 A JP H0430847A JP 2135344 A JP2135344 A JP 2135344A JP 13534490 A JP13534490 A JP 13534490A JP H0430847 A JPH0430847 A JP H0430847A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は伸縮性複合シートに関するものである。
さらに詳しく述べるならば、本発明は使い捨ておむつの
開口部、又は腹側部に有用な伸縮性複合シートに関する
ものである。
開口部、又は腹側部に有用な伸縮性複合シートに関する
ものである。
従来、使い捨ておむつに用いられる不織布に伸縮性を付
与した。例えば特開昭５８−１８０６０号公報に開示さ
れているおむつは、不織布等から成るトップシートと、
プラスチックフィルム等から成るパックシートとの間に
ゴム糸を接着している。しかしながら、このおむつでは
、プラスチックフィルムが使用されているため、蒸れる
という欠点があった。
与した。例えば特開昭５８−１８０６０号公報に開示さ
れているおむつは、不織布等から成るトップシートと、
プラスチックフィルム等から成るパックシートとの間に
ゴム糸を接着している。しかしながら、このおむつでは
、プラスチックフィルムが使用されているため、蒸れる
という欠点があった。
さらに特開昭６２−２８４５’６号公報に開示されてい
る伸縮性複合シートは、弾性体が弾性繊維から成るウェ
ブであるため、伸縮性能を適宜に設定することができず
乳幼児それぞれにぴったりあう使い捨ておむつの伸縮部
を得ることはできながった。
る伸縮性複合シートは、弾性体が弾性繊維から成るウェ
ブであるため、伸縮性能を適宜に設定することができず
乳幼児それぞれにぴったりあう使い捨ておむつの伸縮部
を得ることはできながった。
本発明は、従来のおむつに用いられる伸縮性複合シート
の上記した欠点を克服し、乳幼児それぞれにぴったり合
い、尿を漏らさず、蒸れない伸縮性複合シートを得るこ
とを目的とする。
の上記した欠点を克服し、乳幼児それぞれにぴったり合
い、尿を漏らさず、蒸れない伸縮性複合シートを得るこ
とを目的とする。
本発明は、ひき揃えられたベアのポリウレタン弾性糸か
らなる中間層と非伸縮性不織布とが該中間層の表裏両面
に熱圧着により一体化された複合シートであって、ポリ
ウレタン弾性糸の密度が１〜１０本／ｃｍであり、該非
伸縮性不織布がベアのポリウレタン弾性糸の配列方向に
引き寄せられたギヤザーが形成されていることを特徴と
する使い捨ておむつ用伸縮性複合シート、である。
らなる中間層と非伸縮性不織布とが該中間層の表裏両面
に熱圧着により一体化された複合シートであって、ポリ
ウレタン弾性糸の密度が１〜１０本／ｃｍであり、該非
伸縮性不織布がベアのポリウレタン弾性糸の配列方向に
引き寄せられたギヤザーが形成されていることを特徴と
する使い捨ておむつ用伸縮性複合シート、である。
ここで、本発明に使用するベアのポリウレタン弾性糸と
はナイロン糸等が被覆されてないものをいう。太さとし
ては１００デニールから５００デニールが好ましい。
はナイロン糸等が被覆されてないものをいう。太さとし
ては１００デニールから５００デニールが好ましい。
本発明に使用するベアのポリウレタン弾性糸の密度１〜
１０本／ｃｍである。１本／■未満では、フィツト性に
欠け、濡れが阻止できなく、また、ギヤザーのピッチが
太き（なりすぎ、外観も悪くなる。１０本／ ｃｍを越
えると伸長回復力が大きすぎ不通である。
１０本／ｃｍである。１本／■未満では、フィツト性に
欠け、濡れが阻止できなく、また、ギヤザーのピッチが
太き（なりすぎ、外観も悪くなる。１０本／ ｃｍを越
えると伸長回復力が大きすぎ不通である。
本発明の伸縮性複合シートでは乳幼児の月齢、年齢、体
型、男女別に要求される伸縮部の伸度、伸長応力、伸長
回復力に応してベアのポリウレタン弾性糸の太さ、本数
を適宜設定し、ひき揃えるときの伸長率を変えることで
あらゆる伸度、伸長応力、伸長回復力に対応できる。
型、男女別に要求される伸縮部の伸度、伸長応力、伸長
回復力に応してベアのポリウレタン弾性糸の太さ、本数
を適宜設定し、ひき揃えるときの伸長率を変えることで
あらゆる伸度、伸長応力、伸長回復力に対応できる。
本発明でいう非伸縮性不織布とは、ポリエステル、ナイ
ロン、ポリプロピレン、アクリル等の合成繊維及びレー
ヨン、線環セルロースで構成されているものをいう。
ロン、ポリプロピレン、アクリル等の合成繊維及びレー
ヨン、線環セルロースで構成されているものをいう。
本発明の伸縮性複合シートはポリウレタン弾性糸からな
る中間層の表裏両面に熱圧着する非伸縮性不織布が同一
素材でも、異なる素材でも、少くとも一方が熱圧着性の
ものであれ・ばよい。
る中間層の表裏両面に熱圧着する非伸縮性不織布が同一
素材でも、異なる素材でも、少くとも一方が熱圧着性の
ものであれ・ばよい。
本発明の伸縮性複合シートはベアのポリウレタン弾性糸
と非伸縮性不織布とを、熱圧着により一体化する。熱圧
着は部分圧着でも全面圧着でもよい。熱圧着に必要な温
度としては、使用する非伸縮性不織布の低融点側合成繊
維の融点より５０°Ｃ低い温度から、融点までの範囲内
で実施できる。
と非伸縮性不織布とを、熱圧着により一体化する。熱圧
着は部分圧着でも全面圧着でもよい。熱圧着に必要な温
度としては、使用する非伸縮性不織布の低融点側合成繊
維の融点より５０°Ｃ低い温度から、融点までの範囲内
で実施できる。
このように本発明は接着剤を用いないで一体化するので
接着剤の刺激による皮ふ障害、裏抜けして表面が固くな
り皮ふを刺激する、臭いがある等の弊害の危険性が全く
ない。
接着剤の刺激による皮ふ障害、裏抜けして表面が固くな
り皮ふを刺激する、臭いがある等の弊害の危険性が全く
ない。
以下、第１図によって説明するとベアのポリうレタン弾
性糸（１）は、伸長された状態で中間層として配され最
緋複合シートの形態を保持した後、伸長がとり外される
。非伸縮性不織布（２）、（３）は、弾性糸からなる中
間層の表裏両面に熱圧着で結合されている。ここで熱圧
着されている部分は、隣合った弾性系間部分（４）であ
り、ベアのポリウレタン弾性糸（１）と非伸縮性不織布
（２）、（３）とは、結合されていなくても結合されて
いてもよい。
性糸（１）は、伸長された状態で中間層として配され最
緋複合シートの形態を保持した後、伸長がとり外される
。非伸縮性不織布（２）、（３）は、弾性糸からなる中
間層の表裏両面に熱圧着で結合されている。ここで熱圧
着されている部分は、隣合った弾性系間部分（４）であ
り、ベアのポリウレタン弾性糸（１）と非伸縮性不織布
（２）、（３）とは、結合されていなくても結合されて
いてもよい。
本発明の伸縮性複合シートの熱圧着方法は熱と圧力とが
かかる方法であればいかなる方法であってもよい。例え
ば加熱エンボスロールで簡単ムこ熱圧着できる。
かかる方法であればいかなる方法であってもよい。例え
ば加熱エンボスロールで簡単ムこ熱圧着できる。
製造方法の一例として、ひき揃えられた弾性糸をあらか
しめ伸長しておき、その表裏両面に非伸縮性不織布を配
し、加熱エンボスロールに通して熱圧着する方法が挙げ
られる。
しめ伸長しておき、その表裏両面に非伸縮性不織布を配
し、加熱エンボスロールに通して熱圧着する方法が挙げ
られる。
つぎに、本発明を実施例により具体的に説明する。なお
、伸縮性複合シートの物性測定はＪＩＳ Ｌ１０９６に
準して行った。
、伸縮性複合シートの物性測定はＪＩＳ Ｌ１０９６に
準して行った。
実施例１
４２０デニールのベアのポリウレタン弾性糸を１５０％
に伸長して２本／ ｃｍの密度でひき揃えたものを中間
層とし、目付が２３ｇ／ｒ＋？でスパンボンド法により
作られたポリプロピレン不織布を該中間層の表裏両面に
配した。ついでピンロールを１３５°Ｃ、スムースメタ
ルロールを１４５°Ｃに加熱した加熱エンボスロールに
通すことにより熱圧着して伸縮性複合シートを得た。得
られた伸縮性複合ソートのギヤザーの部分の厚さは３．
５ｍｍ、ギヤザーの数は３〜４個／ ｃｍであった。ま
た、物性は、伸度１０６％、伸長応力０．３ｋｇ／ Ｓ
ｃｒｎ幅であった。
に伸長して２本／ ｃｍの密度でひき揃えたものを中間
層とし、目付が２３ｇ／ｒ＋？でスパンボンド法により
作られたポリプロピレン不織布を該中間層の表裏両面に
配した。ついでピンロールを１３５°Ｃ、スムースメタ
ルロールを１４５°Ｃに加熱した加熱エンボスロールに
通すことにより熱圧着して伸縮性複合シートを得た。得
られた伸縮性複合ソートのギヤザーの部分の厚さは３．
５ｍｍ、ギヤザーの数は３〜４個／ ｃｍであった。ま
た、物性は、伸度１０６％、伸長応力０．３ｋｇ／ Ｓ
ｃｒｎ幅であった。
実施例２
２８０デニールのベアのポリウレタン弾性糸を２００％
に伸長して４本／ ｃｍの密度でひき揃えたものを中間
層とし、目付が２０ｇ／ｒｒｆでスパンボンド法により
作られたポリプロピレン不織布と該中間層の表裏両面に
配した。ついで、ピンロールを１３５°Ｃ、スムースメ
タルロールを１４５°Ｃに加熱した加熱エンボスロール
に通すことにより、熱圧着して伸縮性複合シートを得た
。得られた伸縮性複合シートのギヤザーの部分の厚さは
１．５ｍｍ、ギヤザーの数は１０〜１４個／ｃｍで物性
は伸度１９４％、伸長応力１−０ｋｇ／ ５ ｃｍ幅で
あった。
に伸長して４本／ ｃｍの密度でひき揃えたものを中間
層とし、目付が２０ｇ／ｒｒｆでスパンボンド法により
作られたポリプロピレン不織布と該中間層の表裏両面に
配した。ついで、ピンロールを１３５°Ｃ、スムースメ
タルロールを１４５°Ｃに加熱した加熱エンボスロール
に通すことにより、熱圧着して伸縮性複合シートを得た
。得られた伸縮性複合シートのギヤザーの部分の厚さは
１．５ｍｍ、ギヤザーの数は１０〜１４個／ｃｍで物性
は伸度１９４％、伸長応力１−０ｋｇ／ ５ ｃｍ幅で
あった。
実施例３
４２０デニールのベアのポリウレタン弾性糸を２００％
に伸長し、４本／ｃｍの割合でひき揃えたものを中間層
とし、目付が１５ｇ／ｒｒｆでスパンボンド法により作
られたポリプロピレン不織布を該中間層の表裏両面に配
した。ついでビンロールを１３５°Ｃスムースロールを
１４５°Ｃに加熱した加熱エンボスロールに通すことに
より熱圧着して伸縮性複合シートを得た。得られた伸縮
性複合シトのギヤザーの部分の厚さは１．５ｍｍ、ギヤ
ザーの数は１０〜１４個／ｃｍで物性は伸度２４８％、
伸長応力０．９ｋｇ／ ５ ｃｍ幅であった。
に伸長し、４本／ｃｍの割合でひき揃えたものを中間層
とし、目付が１５ｇ／ｒｒｆでスパンボンド法により作
られたポリプロピレン不織布を該中間層の表裏両面に配
した。ついでビンロールを１３５°Ｃスムースロールを
１４５°Ｃに加熱した加熱エンボスロールに通すことに
より熱圧着して伸縮性複合シートを得た。得られた伸縮
性複合シトのギヤザーの部分の厚さは１．５ｍｍ、ギヤ
ザーの数は１０〜１４個／ｃｍで物性は伸度２４８％、
伸長応力０．９ｋｇ／ ５ ｃｍ幅であった。
以上、実施例１〜３にみられる様に、ベアのポリウレタ
ン弾性糸の条件を変えることにより様々な伸度、伸長応
力をもつ伸縮性複合シートを簡単に製造することができ
る。
ン弾性糸の条件を変えることにより様々な伸度、伸長応
力をもつ伸縮性複合シートを簡単に製造することができ
る。
これらの伸縮性複合シートを使い捨ておむつの開口部に
用いたところ適度な締めつけであって、尿が漏れず、運
動性もよかった。
用いたところ適度な締めつけであって、尿が漏れず、運
動性もよかった。
本発明の伸縮性複合シートは使い捨ておむつの開口部等
に用いた場合、身体の動きによく追従し、動作性、フィ
ツト性に優れ、尿の横漏れを阻止すると同時に通気性が
あって蒸れな゛い。なお、薄くて嵩ぼらない、接着剤を
用いていないために刺激による皮ふ障害の危険性がない
等、種々の効果を奏するものである。
に用いた場合、身体の動きによく追従し、動作性、フィ
ツト性に優れ、尿の横漏れを阻止すると同時に通気性が
あって蒸れな゛い。なお、薄くて嵩ぼらない、接着剤を
用いていないために刺激による皮ふ障害の危険性がない
等、種々の効果を奏するものである。
第１図は、本発明の伸縮性複合シートの一例を示す断面
模式図である。 １−・−−一−−−ベアのポリウレタン弾性系２．３−
非伸縮性不織布
模式図である。 １−・−−一−−−ベアのポリウレタン弾性系２．３−
非伸縮性不織布
Claims (1)
- １． ひき揃えられたベアのポリウレタン弾性糸からな
る中間層と、該中間層の表裏両面に非伸縮性不織布が熱
圧着により一体化された複合シートであって、ベアのポ
リウレタン弾性糸の密度が１〜１０本／ｃｍであり、該
非伸縮性不織布がベアのポリウレタン弾性糸の配列方向
に引き寄せられてギャザーが形成されていることを特徴
とする使い捨ておむつ用伸縮性複合シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2135344A JP2892106B2 (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | 伸縮性複合シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2135344A JP2892106B2 (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | 伸縮性複合シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0430847A true JPH0430847A (ja) | 1992-02-03 |
| JP2892106B2 JP2892106B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=15149582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2135344A Expired - Lifetime JP2892106B2 (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | 伸縮性複合シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2892106B2 (ja) |
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH06154065A (ja) * | 1992-11-18 | 1994-06-03 | Prince:Kk | 原反ストッカ |
| JP2003532554A (ja) * | 2000-05-09 | 2003-11-05 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 使い捨て吸収性物品で使用するための複合布地パネル |
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-
1990
- 1990-05-28 JP JP2135344A patent/JP2892106B2/ja not_active Expired - Lifetime
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