JPH0430797B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0430797B2 JPH0430797B2 JP58239001A JP23900183A JPH0430797B2 JP H0430797 B2 JPH0430797 B2 JP H0430797B2 JP 58239001 A JP58239001 A JP 58239001A JP 23900183 A JP23900183 A JP 23900183A JP H0430797 B2 JPH0430797 B2 JP H0430797B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outputs
- registers
- register
- generator
- equal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000007792 addition Methods 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims 1
- 239000012634 fragment Substances 0.000 claims 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 3
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F7/00—Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
- G06F7/58—Random or pseudo-random number generators
- G06F7/582—Pseudo-random number generators
- G06F7/584—Pseudo-random number generators using finite field arithmetic, e.g. using a linear feedback shift register
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/16—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
- H04N7/167—Systems rendering the television signal unintelligible and subsequently intelligible
- H04N7/1675—Providing digital key or authorisation information for generation or regeneration of the scrambling sequence
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/16—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
- H04N7/167—Systems rendering the television signal unintelligible and subsequently intelligible
- H04N7/169—Systems operating in the time domain of the television signal
- H04N7/1696—Systems operating in the time domain of the television signal by changing or reversing the order of active picture signal portions
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2207/00—Indexing scheme relating to methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
- G06F2207/58—Indexing scheme relating to groups G06F7/58 - G06F7/588
- G06F2207/581—Generating an LFSR sequence, e.g. an m-sequence; sequence may be generated without LFSR, e.g. using Galois Field arithmetic
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2207/00—Indexing scheme relating to methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
- G06F2207/58—Indexing scheme relating to groups G06F7/58 - G06F7/588
- G06F2207/583—Serial finite field implementation, i.e. serial implementation of finite field arithmetic, generating one new bit or trit per step, e.g. using an LFSR or several independent LFSRs; also includes PRNGs with parallel operation between LFSR and outputs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computational Mathematics (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Mathematical Analysis (AREA)
- Mathematical Optimization (AREA)
- Pure & Applied Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Description
本発明はテレビジヨン画像をデイジタルコード
化するのに本質的に適した疑似ランダム2進シー
ケンス発生器(Preudo−random binary
sequence generator)に関するものである。 テレビジヨン画像のデイジタルコード化の原理
は、ランダムにアドレスできる点において各走査
ライン中にカツテイングして行うこと、及びその
次にカツテイングポイントの両側に位置するセグ
メントを回転させることによるものである。この
デイジタル符号化の原理は、1978年7月20日にフ
ランスの公共放送機関である“Telediffusion de
France”の名前で出願されたフランス国特許出
願第7821888号に記載してあり、その記述は、例
えばSECAM,PAL,NTSC等の諸型式の周波数
分割多重の白黒ビデオ信号または合成色信号への
応用について述べている。「ラ・ラジオテクニー
ク」社の名前で1982年9月14日に出願のフランス
国特許出願第8215533号では、新規な映像カラー
信号であつて、たとえばMAC型式の時分割多重
アナログ成分を有するものについて記述してい
る。後者の場合、異なつた成分を別々に取り扱つ
ている。すなわちカツテイングと順列(cutting
and permutation)の動作を別々に行つている。
供給されるカツテイングポイントのアドレスは数
において、各成分のものと等しいに違いない。
MACの符号化の場合には2つ、(輝度Yと色差成
分UおよびVのいずれか1つ)、Y,U,Vの3
成分の場合には3つを各ラインで伝送している。 カツテイングポイントのアドレスを、ライン周
波数をもつクロツクで動作して1ラインから次の
ラインへ疑似ランダムに(Pseudo−randomly)
変わる疑似ランダム2進シーケンス発生器によつ
て供給する。同一の発生器を送受信端に用い、送
信、受信間の同期が各フレームにおいてか、また
はフレームのある一定の全数の後か(たとえば50
フレーム毎、すなわちヨーロツパで毎秒)で行わ
れることができる。同期パルスを、特定の画面ラ
イン(たとえば1フレームの最後のライン)にお
ける送信機かまたは帰線期間中のデータ伝送によ
つて送つている。(テレテキスト、DIDON等の
システムを参照)送信、受信に用いる発生器は、
開始キーで初期化され、このキーは、あるビツト
数ndを含み、使用者はこのキーを受動的キーパツ
ドの形で直接買うか、又はデータ伝送によつて送
信機から送られる符号化されたキーを信号化する
手段を買うことができる。後者によれば所望の頻
度でキーを変えることができ、より大きな秘密保
持をもつたシステムが与えられるが、一方、これ
は、受信端において、受動的または能動的アクセ
スカード(メモリ型またはマイクロプロセツサ)
を用いて能動的初期化回路の使用を必要としてい
る。 テレビジヨン画像符号化システムの実現に努力
する際に、形を認識することに関して、眼の特性
を考慮することは大変重要なことである。たとえ
ば、もし画面のラインを、(対角線が66か67cmの
スクリーンを有する陰極線管を用いた現在のテレ
ビジヨンセツトの幅である)全幅52cmをもつ画面
の場合に、相対関係で1cm以下のシフトがなされ
ても、画像は完全に判断できるし、充分な距離か
ら見たときのみ、かすかにけばだつて
(slightlyfuzzy)見える。またもう一方でもし、
カツテイングアドレスが不安定な方法で分布する
2〜30cmのオーダのラインシフト値になるような
ものであるならば、画面はその全体の幅をシフト
したように見え、画像を判断するのは難しい。し
かし、もし平均して同じシフトを10%以上の時間
繰り返すならば、単純な構造の画像(たとえばク
ローズアツプ)の場合、眼は混乱した背景の中に
現れる画像を認識することができる。この後者の
点から、各位置がその占有する機会を10%以下に
するためには、可能なカツテイングポイントの位
置数は10以上でなければならないことがわかる。
それ故、少なくとも4に等しい独立な有意ビツト
数をもつデイジタルシーケンスで、アドレスを表
現することが必要である。これらのことから、単
に眼で観察するという点からすると、52cm/26=
0.8cmであるから、これらのシーケンスのビツト
数は6を超える必要はない。 伝統的な疑似ランダム2進シーケンス発生器の
最も簡単な形としては、その入力から出力へ向か
つて1からnまでの番号を付したn段のシフトレ
ジスタを有し(第1図参照)、このレジスタは、
ランクnの出力とモジユロ2の加算をした結果が
そこから入力に帰還するランクkの中間出力点を
有する。この回路の発生多項式は次のように書か
れる: Xn+Xn-k+Xn-k′……+1=0 (1) この多項式が既約原始多項式の場合には、該発
生器は最大長が2n−1に等しい疑似ランダムシー
ケンスを発生し、それはn個連続して0の場合を
除くすべてのnビツトの組合せをもつ。n個連続
して0のものはシステムをブロツクしてしまつ
て、その後は0以外を発生しなくなる。 しかしこの型式の発生器の使用は、符号化効果
に対して次の2つの欠点がある。 (1) 最小でも4に等しい数であるRビツトをもつ
アドレスを得るためには、R個のレジスタに対
してレジスタの中間タツプにR個のレジスタ出
力点を具えるか、その周波数がライン周波数1
とRの積に等しいクロツクをもつレジスタを動
作させるかのいずれかが必要である。いずれの
場合にも、その空間又は時間の領域で、連続的
出力は非常に強い相関関係がある。というの
は、レジスタ内での単純な変換で相互に相手が
得られるので、キーを知らなくても容易に復号
化することができるからである。Rがレジスタ
セルnの数より小さいか等しく、かつそれがシ
ーケンスの長さ2n−1の約数でないときには、
空間領域および時間領域での2つの解は等価で
ある。その理由はR個の連続シーケンスにおい
ては、各々の時間領域での出力はシーケンスの
すべてのビツトを供給するからである。一般
に、ライン掃引周波数1に等しい最低のクロツ
ク周波数を必要とする空間領域の解を用いるこ
とにあらゆる関心がある。 (2) この形式の疑似ランダムシーケンス発生器で
供給される完全なシーケンスは、n個のアドレ
ス値が既知であるとき、n個の未知数をもつn
個の連立一次方程式を解くことによつて見出す
ことができ、それは、もし十分に分離している
垂直ラインを含む画素に係わる画面中のn個の
ラインの位置を識別することに成功しているな
らば、それは可能である。 後者の欠点を克服するために、モジユロ2の加
算に立脚する線形オペレーシヨンを用いることが
可能である。(Electronics誌1973年1月4日号99
−101頁所載P.R.Geffe著“How to protect
data with ciphers that are really hard to
break”という文献参照)。Geffe発生器と呼ばれ
るかような回路の、特に興味のある一変形であつ
て、IEEE Tracsactions on Information
Theory review誌volume IT−22,no.6,1976
年11月発行の第732−736頁所載E.L.Key著“An
analysis of the structure and complexity of
nonlinear binary sequence generators”という
文献に記載されているものは、A,B,Cの3つ
のレジスタを用い、たとえば、システム出力を第
2のレジスタの出力bにスイツチするか、又は第
3の出力cにスイツチするのに第1のレジスタの
出力aを用いている。第2図は、この発生器を示
しており、論理式は次のようになる。 S=+ac (2) (ここで第1表〜第3表の真理値表の主要オペ
レーシヨンを想い出してみると、論理和がa+
b、論理積がab、モジユロ2の加算すなわち排
他的ORがabであつて、ととを1に対す
るaとbの補数1とするとab=+であ
る。 このゲツフエの発生器は2つの重要な利点をも
つている。1つには、その出力は0と1に等しい
平均値分布をもつが、それは積のタイプの論理オ
ペレーシヨンを導入した場合には非常に稀であ
る。もう1つには、キーを知らずにこの装置を復
号化するために、nd元の連立方程式を解くことが
必要である。但しここでnd=na+nb+nc(na,nb,
ncはそれぞれA,B,Cのレジスタ段数をあらわ
す)とする。しかしこの式は非線形で、この連立
方程式を解くことは難しい。)E.L.Keyの前掲の
文献には、これらnd元の非線形方程式は、線形連
立方程式に還元できることが示されている。しか
し、その元の数は na(nb+nc)に近いものとなり、これはnd=na+
nb+ncよりは遥かに大きい。 テレビジヨン画像のデイジタルコード化のため
の疑似ランダムアドレス発生器を得るためゲツフ
エ発生器を使用することは、更に別の利点もあ
る。それは、いくつかの単純な発生器をもつ装置
の方が、nd段と同数の段を全体で有する発生器を
唯1つもつ装置よりずつと有益だという点であ
る。nd個のと相関のある出力をもつかわりに、相
互の間に組合せられた3つの非相関の出力の組を
有するのである。 勿論、ゲツフエの発生器が最も効果的であるた
めには、3つのレジスタA,B,Cの発生多項式
は既約原始多項式でなければならない、それ故、
ビツトa,b,cのシーケンスは最大長を有し、
それぞれ 2na−1,2nb−1,2nc−1 に等しい。そしてこれら3つの長さは更に、疑似
ランダムシーケンスの長さすなわちビツトa,
b,cの組合せが、最大となり、それらが積 (2na−1)・(2nb−1)・(2nc−1)に等しい。そ
してこれら3つの長さは更に、疑似ランダムシー
ケンスの長さすなわちビツトa,b,cの組合せ
が、最大となり、それらが積 (2na−1)・(2nb−1)・(2nc−1)に等しくなけ
ればならない、なお該積は、その値の規模が2nd
のオーダーに等しい程度である。たとえば3つの
レジスタの長さna,nb,ncはそれぞれ 12ビツトのキーをもつときは3,4,5であつ
て、そのシーケンスの長さは約3000である。 14ビツトのキーをもつときは3,4,7であつ
てそのシーケンスの長さは約13000である。 15ビツトのキーをもつときは3,5,7であつ
てそのシーケンスの長さは約27000である。 16ビツトのキーをもつときは3,5,8または
4,5,7であつてそのシーケンスの長さは約
60000である。 18ビツトのキーをもつときは4,5,9または
5,6,7であつてそのシーケンスの長さは約
240000である。 20ビツトのキーをもつときは4,5,11または
5,7,8であつてそのシーケンスの長さは約
1000000である。 しかし、テレビ画像を符号化するという見地か
らは、カツテイングポイントのアドレスビツトを
発生させるために3つの同一のレジスタA,B,
Cの異なる出力を組合せるゲツフエ発生器の使用
には大きな欠点が1つある。すなわち、形を認識
するということについての眼の属性の故に、また
特に、その存在確率が約10%より大きい画像を識
別する眼の能力の故に、逐次近似によつて、逐次
試行中レジスタBおよびCを充たすために用いた
初期ワードに対応する(nb+nc)ビツトの最初の
探索により、装置を解読できることが生じ得ると
いう点である。 以上の記載は、16ビツトのキーの場合、na=
7、nb=5、nc=4を選ぶと、ゲツフエの発生器
の複雑さの度合は7(4+5)=63の程度であると
いう実例により確認される。レジスタBおよびC
の初期ワード(それぞれ4および5ビツト)に相
当する9ビツトのキーは既知と仮定し、発生器A
の出力は未知と仮定する。与えられたアドレスの
1ビツトに対し、送信端におけると同一の出力を
受信端が持つ(従つて対応するアドレスも同一で
ある)チヤンスが1/2であるが、これらのビツト
aが妨害されて、送信部で選ばれたアドレスビツ
トが例えばbであつたものが、受信端において選
ばれたビツトはcであるチヤンスが1/2である。
これら2つのビツトには相関関係がないので、そ
れらが同一であるチヤンスが1/2である。平均し
て、同一である確率が1に等しい時間が1/2で、
1/2に等しい時間が残りの1/2であるから、アドレ
スビツトに対しては同一である確率は3/4に等し
い。 同じ3つのレジスタA,B,Cの異なる出力を
用いるRゲツフエ発生器をもとに計算したRアド
レスビツトの場合、同じアドレスが一致する確率
は(3/4)Rに等しい。前述の眼の特性により、有
意なアドレスビツトの数はせいぜい6に等しい。
アドレスが一致する最大確率は実際には(3/4)6
以下になることはできず、それは眼によつて完全
に画像を識別できることを意味する。 実際に、画面はもつと悪い。それは異なつた出
力が6アドレスビツトに対して用いられる場合に
相当して0.18の確率だからである。これは一方が
少なくとも6に等しい段階の数を有する発生器を
用い、もし非最大シーケンス(na=8、nb=7、
nc=6)で満足ならキービツトの数が21に等しい
か、最大シーケンス(na=9、nb=8、nc=7)
を希望するならば、24に等しい。もし、nb=5お
よびnc=4を選ぶ場合(16,18又は20ビツトのキ
ー)第5アドレスビツトに対し、以前使用された
Cビツトを再び使用することを余儀なくされ、第
6アドレスビツトに対してはCのビツトは以前使
用され、すでに使われているBおよびCの2ビツ
トを再び使用することを余儀なくされる。そこで
6ビツトに対して同じになる確率は0.26のオーダ
である。 正しくなりやり方で該システムを解読して、再
びキーの16ビツトを見出すためには、次の2段階
の動作で充分である。 (1) レジスタBおよびCの始めのワードの9ビツ
トの違つた組合せを連続的に試みる。それはせ
いぜい29=512回試してみることで、平均する
と256回試みるだけである。 (2) これら9ビツトをみつけ、残りの7ビツトの
違つた組合せを連続的に試みる。それはせいぜ
い27=128回試してみることで、平均すれば64
回試みるだけである。 各キーに試みるには約1秒で充分であるから、
平均すると320秒(256+64)すなわち約5分でキ
ーの16ビツトを見つけることができる。2段階で
できないとき、16ビツトをみつけるのに必要な遅
れと比較した遅れは、216=65536回かまたは平均
して32768回であり、それば1回に1秒かかると
して9時間以上必要である。 その結果、キーに対して連続的に試みて、ゲツ
フエ発生器を用いた疑似ランダムアドレス発生器
は、ゲツフエ発生器の原理を用いない装置に必要
なものより、1.7〜2倍のキービツト数を必要と
しており、2つの連続段階にあるビツトを認めな
い。たとえば、もし平均して2時間程度で解読さ
れるなら、14ビツトのキーでゲツフエ発生器なし
に求められるが、ゲツフエ発生器は26ビツト程度
はレジスタA,B,Cが13,7,6にそれぞれ等
しい長さを選んだ後必要である。 本発明の主要な目的は、同一のアドレスである
可能性が10%以下の少なくとも4ビツトのアドレ
スを提供できる疑似ランダム2進シーケンス発生
器を提案することであり、これらのアドレスは、
今まで知られた発生器から供給されるものに比べ
て、キーが未知のとき復号が非常に難しく、同時
に、これらアドレスをテレビ画面のデイジタル符
号化に供給したとき、この発生器はゲツフエ発生
器の欠点に対抗することになる。 この目的のために、本発明は、各カツテイング
ポイントのどちらかの側に位置する2つのセグメ
ントの回転により、ビデオ信号を符号化するとい
う目的で、 SECAN方式、PAL方式、NTSC方式等の周波
数分割多重システムの場合における複合ビデオ信
号のカツテイングポイントのアドレスを供給する
ため、または、MAC方式等のアナログ成分用の
時分割多重システムの場合における輝度及び色ビ
デオ信号のカツテイングポイントのアドレスを供
給するために特に設計された疑似ランダム2進ア
ドレス発生器において、 該発生器中には3つのフイードバツク・シフト
レジスタが含まれて成り、 これらの各レジスタの発生多項式は、それらの
レジスタが出力するビツト・シーケンスa,b,
cを最大長たらしめるために、既約原始多項式で
あり、 上記レジスタ中のセルの数na,nb,ncはそれぞ
れ異なるものであり、 該3つのレジスタはそれぞれ若干個の出力ai,
bj,ckを持ち、 カツテイングポイントのアドレスは、その加重
が20ないし2N-1であり、それぞれの係数がS0ない
しSN-1であるところの、N個の項の和により構成
され、 該係数のうち少なくとも4つの最強加重係数
は、レジスタの次数na,nb,ncが許容する限りラ
ンクi,j,kをそれぞれ異なるよ うに選択した時、(aibjck)と表される3つの
出力のモジユロ2の加算を少なくとも1つ含む論
理式から導かれ、且つその他の係数は0か1かに
等しい随意の一定値であるか、あるいは、該係数
のうちの1つ又は若干個は、3つの出力のモジユ
ロ2の加算を含まない論理式を援用して出力ai,
bj,ckから導かれるか、のいずれかとして成るこ
とを特徴とする。 この定義によつて構成されたものは、次の理由
から利点がある。ゲツフエ発生器の場合に、1つ
のアドレスビツトのアドレスが同一である可能性
はビツトb、ビツトcが既知のとき、3/4である、
というのは、ビツトbとビツトcの値が等しいと
き、その出力Sはその共通の値であり、従つてビ
ツトaの値はその中に入つてこないという理由か
らである。((2)式参照)3つの中に1つのビツト
が変わると出力が変わるような論理式を選ぶと、
他の2つのビツトの値が何にも影響されないとし
ても、この式から1アドレスビツトに対してアド
レスが同一である可能性は1/2に等しいという理
由で、この不利益を克服している。後で検討する
ように、もしアドレスの限定が各アドレスビツト
の有効性に効果がなく、各レジスタの長さが少な
くとも4に等しいならば、4アドレスビツトに対
するアドレスが同一になる可能性は(1/2)4=
6.25%に等しい。すなわち1画面の構成を区別す
るための限定以下である。提案された発生器は異
なつたキーに対して連続的に試みた解読しようと
する企てに対してよく防護されている。 3つのレジスタA,BおよびCの他の非線形組
合せがスエーデン国のUniversity of Linko¨ping
の報告で1983年3月31日に発行された第LITH−
ISY−I−0572号所載のJan−Olof Bru¨erによる
“On non−linear combinations of linear shift
register sequences”という文献中に提案されて
いる。第3図に示すこの組合せは、3つの積のモ
ジユロ2の加算または論理和(どちらも結果は同
じになる)で構成される。すなわち S=abbcca=ab+bc+ca (3) ゲツフエ発生器と同様、このブリユーエル発生器
は、0および1に等しい平均分布を提供している
が、この等価線形複合はそれが(na,nb+na,nc
+nb,nc)に等しい理由で更に大きい。しかし、
連続的近似によつて解読を許すという点で、ゲツ
フエ発生器と同じ欠点をあらわす。これは次の事
実による。2つの発生器の2つの出力が同じであ
る瞬間には(AとB、またはBとC、またはCと
A)、発生器BとCの出力が同じであるときゲツ
フエ発生器に起こると同様に、結果は第3の発生
器の出力に関係がなくなるのである。そのため、
復号の確率すなわち2つの独立した出力が同じに
なる確率は、1アドレスビツトにつき3/4であり、
これに対してたとえばモジユロ2の加算のみ(a
bc)のときには僅かに1/2である。 本出願においては、レジツタA,B,Cから始
めて、ゲツフエ発生器に類似だが同じ欠点をもた
ない等価形複合結果を得ることができることを述
べてある。この特徴は、3つのレジスタが出力
ai,bjおよびckをもち、カツテイングポイントの
アドレスが2N-1から20まで加重されたN項の合計
により構成され、4つの係数のうちS0,SN-1は3
つの出力ai,bj,ckの少なくとも1つのモジユロ
2の加算(aibjckであらわす)を有する論理
式であらわし、ランクi,j,kはレジスタの次
数(degree)na,nb,ncが許容する限りそれぞれ
違つたものとして選定され、他の係数は任意の一
定値、従つて0か1に等しいか、あるいは3出力
のモジユロ2の加算を含まない式の助けをかり
て、出力ai,bj,ckから導かれる。 キーのビツト数が高くないとき、それがたとえ
ば20に等しいかそれ以下であるとき、レジスタの
同じ出力を色々のアドレスビツトに用いることが
でき、それは、符号化の有効性を減少し、復号の
可能性を増す。 本発明の2番目の目的は、レジスタ中のクロツ
ク制御によりM個の異なる瞬間に現れる出力ai,
bj,ckから逐次出発して、M個の最大加重のアド
レスビツトを計算することによつて、この有効性
の減少を補償することである。 この点では本発明は、前述の(1番目の)目的
と同様の場合に複合ビデオ信号のカツテイングポ
イント・アドレスを与えるように特に設計された
疑似ランダム2進シーケンス発生器が、3つのフ
イードバツク・シフトレジストA,B及びCを有
し、これらは セルの数na,nb,ncが異なるものであり、発生
多項式は既約原始多項式で、それらがもたらすビ
ツト・シーケンスa,b,cは最大の長さを持
ち、カツテイングポイントのアドレスは加重2N-1
ないし20のN個の項及びそれぞれの係数S0ないし
SN-1の和から導かれ、 最大加重のM個の係数S0ないしSN-1は、ビデオ
信号ライン周波数のM個に等しいかそれより大き
いクロツク周波数で動作する該発生器の出力によ
り順次導かれ、且つ この出力は、3つのレジスタの3つの出力ai,
bj,ckのモジユロ2の加算を少なくとも2つ含む
論理式の結果である。 このようにして提案された発生器の構成は、異
なるキーの連続的試行による解読の企てに対して
非常に効果的な防護をなす。勿論、最大である3
つのレジスタによつてもたらされるシーケンスの
長さ(2na−1)・(2nb−1)・(2nc−1)を、ビツ
トa,b,cの組合せにより為される疑似ランダ
ムシーケンスの長さを最大にするように最初に選
ぶ。 加算、積、モジユロ2の加算の論理演算の真理
値表は次のようになる。
化するのに本質的に適した疑似ランダム2進シー
ケンス発生器(Preudo−random binary
sequence generator)に関するものである。 テレビジヨン画像のデイジタルコード化の原理
は、ランダムにアドレスできる点において各走査
ライン中にカツテイングして行うこと、及びその
次にカツテイングポイントの両側に位置するセグ
メントを回転させることによるものである。この
デイジタル符号化の原理は、1978年7月20日にフ
ランスの公共放送機関である“Telediffusion de
France”の名前で出願されたフランス国特許出
願第7821888号に記載してあり、その記述は、例
えばSECAM,PAL,NTSC等の諸型式の周波数
分割多重の白黒ビデオ信号または合成色信号への
応用について述べている。「ラ・ラジオテクニー
ク」社の名前で1982年9月14日に出願のフランス
国特許出願第8215533号では、新規な映像カラー
信号であつて、たとえばMAC型式の時分割多重
アナログ成分を有するものについて記述してい
る。後者の場合、異なつた成分を別々に取り扱つ
ている。すなわちカツテイングと順列(cutting
and permutation)の動作を別々に行つている。
供給されるカツテイングポイントのアドレスは数
において、各成分のものと等しいに違いない。
MACの符号化の場合には2つ、(輝度Yと色差成
分UおよびVのいずれか1つ)、Y,U,Vの3
成分の場合には3つを各ラインで伝送している。 カツテイングポイントのアドレスを、ライン周
波数をもつクロツクで動作して1ラインから次の
ラインへ疑似ランダムに(Pseudo−randomly)
変わる疑似ランダム2進シーケンス発生器によつ
て供給する。同一の発生器を送受信端に用い、送
信、受信間の同期が各フレームにおいてか、また
はフレームのある一定の全数の後か(たとえば50
フレーム毎、すなわちヨーロツパで毎秒)で行わ
れることができる。同期パルスを、特定の画面ラ
イン(たとえば1フレームの最後のライン)にお
ける送信機かまたは帰線期間中のデータ伝送によ
つて送つている。(テレテキスト、DIDON等の
システムを参照)送信、受信に用いる発生器は、
開始キーで初期化され、このキーは、あるビツト
数ndを含み、使用者はこのキーを受動的キーパツ
ドの形で直接買うか、又はデータ伝送によつて送
信機から送られる符号化されたキーを信号化する
手段を買うことができる。後者によれば所望の頻
度でキーを変えることができ、より大きな秘密保
持をもつたシステムが与えられるが、一方、これ
は、受信端において、受動的または能動的アクセ
スカード(メモリ型またはマイクロプロセツサ)
を用いて能動的初期化回路の使用を必要としてい
る。 テレビジヨン画像符号化システムの実現に努力
する際に、形を認識することに関して、眼の特性
を考慮することは大変重要なことである。たとえ
ば、もし画面のラインを、(対角線が66か67cmの
スクリーンを有する陰極線管を用いた現在のテレ
ビジヨンセツトの幅である)全幅52cmをもつ画面
の場合に、相対関係で1cm以下のシフトがなされ
ても、画像は完全に判断できるし、充分な距離か
ら見たときのみ、かすかにけばだつて
(slightlyfuzzy)見える。またもう一方でもし、
カツテイングアドレスが不安定な方法で分布する
2〜30cmのオーダのラインシフト値になるような
ものであるならば、画面はその全体の幅をシフト
したように見え、画像を判断するのは難しい。し
かし、もし平均して同じシフトを10%以上の時間
繰り返すならば、単純な構造の画像(たとえばク
ローズアツプ)の場合、眼は混乱した背景の中に
現れる画像を認識することができる。この後者の
点から、各位置がその占有する機会を10%以下に
するためには、可能なカツテイングポイントの位
置数は10以上でなければならないことがわかる。
それ故、少なくとも4に等しい独立な有意ビツト
数をもつデイジタルシーケンスで、アドレスを表
現することが必要である。これらのことから、単
に眼で観察するという点からすると、52cm/26=
0.8cmであるから、これらのシーケンスのビツト
数は6を超える必要はない。 伝統的な疑似ランダム2進シーケンス発生器の
最も簡単な形としては、その入力から出力へ向か
つて1からnまでの番号を付したn段のシフトレ
ジスタを有し(第1図参照)、このレジスタは、
ランクnの出力とモジユロ2の加算をした結果が
そこから入力に帰還するランクkの中間出力点を
有する。この回路の発生多項式は次のように書か
れる: Xn+Xn-k+Xn-k′……+1=0 (1) この多項式が既約原始多項式の場合には、該発
生器は最大長が2n−1に等しい疑似ランダムシー
ケンスを発生し、それはn個連続して0の場合を
除くすべてのnビツトの組合せをもつ。n個連続
して0のものはシステムをブロツクしてしまつ
て、その後は0以外を発生しなくなる。 しかしこの型式の発生器の使用は、符号化効果
に対して次の2つの欠点がある。 (1) 最小でも4に等しい数であるRビツトをもつ
アドレスを得るためには、R個のレジスタに対
してレジスタの中間タツプにR個のレジスタ出
力点を具えるか、その周波数がライン周波数1
とRの積に等しいクロツクをもつレジスタを動
作させるかのいずれかが必要である。いずれの
場合にも、その空間又は時間の領域で、連続的
出力は非常に強い相関関係がある。というの
は、レジスタ内での単純な変換で相互に相手が
得られるので、キーを知らなくても容易に復号
化することができるからである。Rがレジスタ
セルnの数より小さいか等しく、かつそれがシ
ーケンスの長さ2n−1の約数でないときには、
空間領域および時間領域での2つの解は等価で
ある。その理由はR個の連続シーケンスにおい
ては、各々の時間領域での出力はシーケンスの
すべてのビツトを供給するからである。一般
に、ライン掃引周波数1に等しい最低のクロツ
ク周波数を必要とする空間領域の解を用いるこ
とにあらゆる関心がある。 (2) この形式の疑似ランダムシーケンス発生器で
供給される完全なシーケンスは、n個のアドレ
ス値が既知であるとき、n個の未知数をもつn
個の連立一次方程式を解くことによつて見出す
ことができ、それは、もし十分に分離している
垂直ラインを含む画素に係わる画面中のn個の
ラインの位置を識別することに成功しているな
らば、それは可能である。 後者の欠点を克服するために、モジユロ2の加
算に立脚する線形オペレーシヨンを用いることが
可能である。(Electronics誌1973年1月4日号99
−101頁所載P.R.Geffe著“How to protect
data with ciphers that are really hard to
break”という文献参照)。Geffe発生器と呼ばれ
るかような回路の、特に興味のある一変形であつ
て、IEEE Tracsactions on Information
Theory review誌volume IT−22,no.6,1976
年11月発行の第732−736頁所載E.L.Key著“An
analysis of the structure and complexity of
nonlinear binary sequence generators”という
文献に記載されているものは、A,B,Cの3つ
のレジスタを用い、たとえば、システム出力を第
2のレジスタの出力bにスイツチするか、又は第
3の出力cにスイツチするのに第1のレジスタの
出力aを用いている。第2図は、この発生器を示
しており、論理式は次のようになる。 S=+ac (2) (ここで第1表〜第3表の真理値表の主要オペ
レーシヨンを想い出してみると、論理和がa+
b、論理積がab、モジユロ2の加算すなわち排
他的ORがabであつて、ととを1に対す
るaとbの補数1とするとab=+であ
る。 このゲツフエの発生器は2つの重要な利点をも
つている。1つには、その出力は0と1に等しい
平均値分布をもつが、それは積のタイプの論理オ
ペレーシヨンを導入した場合には非常に稀であ
る。もう1つには、キーを知らずにこの装置を復
号化するために、nd元の連立方程式を解くことが
必要である。但しここでnd=na+nb+nc(na,nb,
ncはそれぞれA,B,Cのレジスタ段数をあらわ
す)とする。しかしこの式は非線形で、この連立
方程式を解くことは難しい。)E.L.Keyの前掲の
文献には、これらnd元の非線形方程式は、線形連
立方程式に還元できることが示されている。しか
し、その元の数は na(nb+nc)に近いものとなり、これはnd=na+
nb+ncよりは遥かに大きい。 テレビジヨン画像のデイジタルコード化のため
の疑似ランダムアドレス発生器を得るためゲツフ
エ発生器を使用することは、更に別の利点もあ
る。それは、いくつかの単純な発生器をもつ装置
の方が、nd段と同数の段を全体で有する発生器を
唯1つもつ装置よりずつと有益だという点であ
る。nd個のと相関のある出力をもつかわりに、相
互の間に組合せられた3つの非相関の出力の組を
有するのである。 勿論、ゲツフエの発生器が最も効果的であるた
めには、3つのレジスタA,B,Cの発生多項式
は既約原始多項式でなければならない、それ故、
ビツトa,b,cのシーケンスは最大長を有し、
それぞれ 2na−1,2nb−1,2nc−1 に等しい。そしてこれら3つの長さは更に、疑似
ランダムシーケンスの長さすなわちビツトa,
b,cの組合せが、最大となり、それらが積 (2na−1)・(2nb−1)・(2nc−1)に等しい。そ
してこれら3つの長さは更に、疑似ランダムシー
ケンスの長さすなわちビツトa,b,cの組合せ
が、最大となり、それらが積 (2na−1)・(2nb−1)・(2nc−1)に等しくなけ
ればならない、なお該積は、その値の規模が2nd
のオーダーに等しい程度である。たとえば3つの
レジスタの長さna,nb,ncはそれぞれ 12ビツトのキーをもつときは3,4,5であつ
て、そのシーケンスの長さは約3000である。 14ビツトのキーをもつときは3,4,7であつ
てそのシーケンスの長さは約13000である。 15ビツトのキーをもつときは3,5,7であつ
てそのシーケンスの長さは約27000である。 16ビツトのキーをもつときは3,5,8または
4,5,7であつてそのシーケンスの長さは約
60000である。 18ビツトのキーをもつときは4,5,9または
5,6,7であつてそのシーケンスの長さは約
240000である。 20ビツトのキーをもつときは4,5,11または
5,7,8であつてそのシーケンスの長さは約
1000000である。 しかし、テレビ画像を符号化するという見地か
らは、カツテイングポイントのアドレスビツトを
発生させるために3つの同一のレジスタA,B,
Cの異なる出力を組合せるゲツフエ発生器の使用
には大きな欠点が1つある。すなわち、形を認識
するということについての眼の属性の故に、また
特に、その存在確率が約10%より大きい画像を識
別する眼の能力の故に、逐次近似によつて、逐次
試行中レジスタBおよびCを充たすために用いた
初期ワードに対応する(nb+nc)ビツトの最初の
探索により、装置を解読できることが生じ得ると
いう点である。 以上の記載は、16ビツトのキーの場合、na=
7、nb=5、nc=4を選ぶと、ゲツフエの発生器
の複雑さの度合は7(4+5)=63の程度であると
いう実例により確認される。レジスタBおよびC
の初期ワード(それぞれ4および5ビツト)に相
当する9ビツトのキーは既知と仮定し、発生器A
の出力は未知と仮定する。与えられたアドレスの
1ビツトに対し、送信端におけると同一の出力を
受信端が持つ(従つて対応するアドレスも同一で
ある)チヤンスが1/2であるが、これらのビツト
aが妨害されて、送信部で選ばれたアドレスビツ
トが例えばbであつたものが、受信端において選
ばれたビツトはcであるチヤンスが1/2である。
これら2つのビツトには相関関係がないので、そ
れらが同一であるチヤンスが1/2である。平均し
て、同一である確率が1に等しい時間が1/2で、
1/2に等しい時間が残りの1/2であるから、アドレ
スビツトに対しては同一である確率は3/4に等し
い。 同じ3つのレジスタA,B,Cの異なる出力を
用いるRゲツフエ発生器をもとに計算したRアド
レスビツトの場合、同じアドレスが一致する確率
は(3/4)Rに等しい。前述の眼の特性により、有
意なアドレスビツトの数はせいぜい6に等しい。
アドレスが一致する最大確率は実際には(3/4)6
以下になることはできず、それは眼によつて完全
に画像を識別できることを意味する。 実際に、画面はもつと悪い。それは異なつた出
力が6アドレスビツトに対して用いられる場合に
相当して0.18の確率だからである。これは一方が
少なくとも6に等しい段階の数を有する発生器を
用い、もし非最大シーケンス(na=8、nb=7、
nc=6)で満足ならキービツトの数が21に等しい
か、最大シーケンス(na=9、nb=8、nc=7)
を希望するならば、24に等しい。もし、nb=5お
よびnc=4を選ぶ場合(16,18又は20ビツトのキ
ー)第5アドレスビツトに対し、以前使用された
Cビツトを再び使用することを余儀なくされ、第
6アドレスビツトに対してはCのビツトは以前使
用され、すでに使われているBおよびCの2ビツ
トを再び使用することを余儀なくされる。そこで
6ビツトに対して同じになる確率は0.26のオーダ
である。 正しくなりやり方で該システムを解読して、再
びキーの16ビツトを見出すためには、次の2段階
の動作で充分である。 (1) レジスタBおよびCの始めのワードの9ビツ
トの違つた組合せを連続的に試みる。それはせ
いぜい29=512回試してみることで、平均する
と256回試みるだけである。 (2) これら9ビツトをみつけ、残りの7ビツトの
違つた組合せを連続的に試みる。それはせいぜ
い27=128回試してみることで、平均すれば64
回試みるだけである。 各キーに試みるには約1秒で充分であるから、
平均すると320秒(256+64)すなわち約5分でキ
ーの16ビツトを見つけることができる。2段階で
できないとき、16ビツトをみつけるのに必要な遅
れと比較した遅れは、216=65536回かまたは平均
して32768回であり、それば1回に1秒かかると
して9時間以上必要である。 その結果、キーに対して連続的に試みて、ゲツ
フエ発生器を用いた疑似ランダムアドレス発生器
は、ゲツフエ発生器の原理を用いない装置に必要
なものより、1.7〜2倍のキービツト数を必要と
しており、2つの連続段階にあるビツトを認めな
い。たとえば、もし平均して2時間程度で解読さ
れるなら、14ビツトのキーでゲツフエ発生器なし
に求められるが、ゲツフエ発生器は26ビツト程度
はレジスタA,B,Cが13,7,6にそれぞれ等
しい長さを選んだ後必要である。 本発明の主要な目的は、同一のアドレスである
可能性が10%以下の少なくとも4ビツトのアドレ
スを提供できる疑似ランダム2進シーケンス発生
器を提案することであり、これらのアドレスは、
今まで知られた発生器から供給されるものに比べ
て、キーが未知のとき復号が非常に難しく、同時
に、これらアドレスをテレビ画面のデイジタル符
号化に供給したとき、この発生器はゲツフエ発生
器の欠点に対抗することになる。 この目的のために、本発明は、各カツテイング
ポイントのどちらかの側に位置する2つのセグメ
ントの回転により、ビデオ信号を符号化するとい
う目的で、 SECAN方式、PAL方式、NTSC方式等の周波
数分割多重システムの場合における複合ビデオ信
号のカツテイングポイントのアドレスを供給する
ため、または、MAC方式等のアナログ成分用の
時分割多重システムの場合における輝度及び色ビ
デオ信号のカツテイングポイントのアドレスを供
給するために特に設計された疑似ランダム2進ア
ドレス発生器において、 該発生器中には3つのフイードバツク・シフト
レジスタが含まれて成り、 これらの各レジスタの発生多項式は、それらの
レジスタが出力するビツト・シーケンスa,b,
cを最大長たらしめるために、既約原始多項式で
あり、 上記レジスタ中のセルの数na,nb,ncはそれぞ
れ異なるものであり、 該3つのレジスタはそれぞれ若干個の出力ai,
bj,ckを持ち、 カツテイングポイントのアドレスは、その加重
が20ないし2N-1であり、それぞれの係数がS0ない
しSN-1であるところの、N個の項の和により構成
され、 該係数のうち少なくとも4つの最強加重係数
は、レジスタの次数na,nb,ncが許容する限りラ
ンクi,j,kをそれぞれ異なるよ うに選択した時、(aibjck)と表される3つの
出力のモジユロ2の加算を少なくとも1つ含む論
理式から導かれ、且つその他の係数は0か1かに
等しい随意の一定値であるか、あるいは、該係数
のうちの1つ又は若干個は、3つの出力のモジユ
ロ2の加算を含まない論理式を援用して出力ai,
bj,ckから導かれるか、のいずれかとして成るこ
とを特徴とする。 この定義によつて構成されたものは、次の理由
から利点がある。ゲツフエ発生器の場合に、1つ
のアドレスビツトのアドレスが同一である可能性
はビツトb、ビツトcが既知のとき、3/4である、
というのは、ビツトbとビツトcの値が等しいと
き、その出力Sはその共通の値であり、従つてビ
ツトaの値はその中に入つてこないという理由か
らである。((2)式参照)3つの中に1つのビツト
が変わると出力が変わるような論理式を選ぶと、
他の2つのビツトの値が何にも影響されないとし
ても、この式から1アドレスビツトに対してアド
レスが同一である可能性は1/2に等しいという理
由で、この不利益を克服している。後で検討する
ように、もしアドレスの限定が各アドレスビツト
の有効性に効果がなく、各レジスタの長さが少な
くとも4に等しいならば、4アドレスビツトに対
するアドレスが同一になる可能性は(1/2)4=
6.25%に等しい。すなわち1画面の構成を区別す
るための限定以下である。提案された発生器は異
なつたキーに対して連続的に試みた解読しようと
する企てに対してよく防護されている。 3つのレジスタA,BおよびCの他の非線形組
合せがスエーデン国のUniversity of Linko¨ping
の報告で1983年3月31日に発行された第LITH−
ISY−I−0572号所載のJan−Olof Bru¨erによる
“On non−linear combinations of linear shift
register sequences”という文献中に提案されて
いる。第3図に示すこの組合せは、3つの積のモ
ジユロ2の加算または論理和(どちらも結果は同
じになる)で構成される。すなわち S=abbcca=ab+bc+ca (3) ゲツフエ発生器と同様、このブリユーエル発生器
は、0および1に等しい平均分布を提供している
が、この等価線形複合はそれが(na,nb+na,nc
+nb,nc)に等しい理由で更に大きい。しかし、
連続的近似によつて解読を許すという点で、ゲツ
フエ発生器と同じ欠点をあらわす。これは次の事
実による。2つの発生器の2つの出力が同じであ
る瞬間には(AとB、またはBとC、またはCと
A)、発生器BとCの出力が同じであるときゲツ
フエ発生器に起こると同様に、結果は第3の発生
器の出力に関係がなくなるのである。そのため、
復号の確率すなわち2つの独立した出力が同じに
なる確率は、1アドレスビツトにつき3/4であり、
これに対してたとえばモジユロ2の加算のみ(a
bc)のときには僅かに1/2である。 本出願においては、レジツタA,B,Cから始
めて、ゲツフエ発生器に類似だが同じ欠点をもた
ない等価形複合結果を得ることができることを述
べてある。この特徴は、3つのレジスタが出力
ai,bjおよびckをもち、カツテイングポイントの
アドレスが2N-1から20まで加重されたN項の合計
により構成され、4つの係数のうちS0,SN-1は3
つの出力ai,bj,ckの少なくとも1つのモジユロ
2の加算(aibjckであらわす)を有する論理
式であらわし、ランクi,j,kはレジスタの次
数(degree)na,nb,ncが許容する限りそれぞれ
違つたものとして選定され、他の係数は任意の一
定値、従つて0か1に等しいか、あるいは3出力
のモジユロ2の加算を含まない式の助けをかり
て、出力ai,bj,ckから導かれる。 キーのビツト数が高くないとき、それがたとえ
ば20に等しいかそれ以下であるとき、レジスタの
同じ出力を色々のアドレスビツトに用いることが
でき、それは、符号化の有効性を減少し、復号の
可能性を増す。 本発明の2番目の目的は、レジスタ中のクロツ
ク制御によりM個の異なる瞬間に現れる出力ai,
bj,ckから逐次出発して、M個の最大加重のアド
レスビツトを計算することによつて、この有効性
の減少を補償することである。 この点では本発明は、前述の(1番目の)目的
と同様の場合に複合ビデオ信号のカツテイングポ
イント・アドレスを与えるように特に設計された
疑似ランダム2進シーケンス発生器が、3つのフ
イードバツク・シフトレジストA,B及びCを有
し、これらは セルの数na,nb,ncが異なるものであり、発生
多項式は既約原始多項式で、それらがもたらすビ
ツト・シーケンスa,b,cは最大の長さを持
ち、カツテイングポイントのアドレスは加重2N-1
ないし20のN個の項及びそれぞれの係数S0ないし
SN-1の和から導かれ、 最大加重のM個の係数S0ないしSN-1は、ビデオ
信号ライン周波数のM個に等しいかそれより大き
いクロツク周波数で動作する該発生器の出力によ
り順次導かれ、且つ この出力は、3つのレジスタの3つの出力ai,
bj,ckのモジユロ2の加算を少なくとも2つ含む
論理式の結果である。 このようにして提案された発生器の構成は、異
なるキーの連続的試行による解読の企てに対して
非常に効果的な防護をなす。勿論、最大である3
つのレジスタによつてもたらされるシーケンスの
長さ(2na−1)・(2nb−1)・(2nc−1)を、ビツ
トa,b,cの組合せにより為される疑似ランダ
ムシーケンスの長さを最大にするように最初に選
ぶ。 加算、積、モジユロ2の加算の論理演算の真理
値表は次のようになる。
【表】
【表】
【表】
第4表は、利用できるアドレス数の関数とし
て、提案された本発明の装置の第1、第2、第
3、第4のモードの復号化の確率の概要を説明し
てあり、そこではレジスタのna,nb,ncは、na=
少なくとも7、nb=5、nc=4でアドレスの限定
による効率の損失がすくないときである。
て、提案された本発明の装置の第1、第2、第
3、第4のモードの復号化の確率の概要を説明し
てあり、そこではレジスタのna,nb,ncは、na=
少なくとも7、nb=5、nc=4でアドレスの限定
による効率の損失がすくないときである。
【表】
の復号確率
解3 〃
〃 〃 3.1または
1.6*
解3 〃
〃 〃 3.1または
1.6*
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 各カツテイングポイントのどちらかの側に位
置する2つのセグメントの回転により、ビデオ信
号を符号化するという目的で、 SECAM方式、PAL方式、NTSC方式等の周波
数分割多重システムの場合における複合ビデオ信
号のカツテイングポイントのアドレスを供給する
ため、または、MAC方式等のアナログ成分用の
時分割多重システムの場合における輝度及び色ビ
デオ信号のカツテイングポイントのアドレスを供
給するために特に設計された疑似ランダム2進ア
ドレス発生器において、 該発生器中には3つのフイードバツク・シフト
レジツタが含まれて成り、 これらの各レジスタの発生多項式は、それらの
レジスタが出力するビツト・シーケンスa,b,
cを最大長たらしめるために、既約原始多項式で
あり、 上記レジスタ中のセルの数na,nb,ncはそれぞ
れ異なるものであり、 該3つのレジスタはそれぞれ若干個の出力ai,
bj,ckを持ち、 カツテイングポイントのアドレスは、その加重
が20ないし2N-1であり、それぞれの係数がS0ない
しSN-1であるところの、N個の項の和により構成
され、 該係数のうち少なくとも4つの最強加重係数
は、レジスタの次数na,nb,ncが許容する限りラ
ンクi,j,kをそれぞれ異なるように選択した
時、(aibjck)と表される3つの出力のモジユ
ロ2の加算を少なくとも1つ含む論理式から導か
れ、且つその他の係数は0か1かに等しい随意の
一定値であるか、あるいは、該係数のうちの1つ
又は若干個は、3つの出力のモジユロ2の加算を
含まない論理式を援用して出力ai,bj,ckから導
かれるか、のいずれかとして成ることを特徴とす
る疑似ランダム2進アドレス発生器。 2 セルの数na,nb,ncは、レジスタの出力する
シーケンスの長さ(2na−1),(2nb−1),(2nc−
1)が最初にそれらの中にあるように、選定され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
記載の発生器。 3 最強加重係数の論理式は、2つの論理積の論
理和を含み、 該2つの論理積の一方は、最長レジスタの出力
ai又はaiと(ai′bjck)型のモジユロ2の加算
との積であり、もう一方は、このレジスタの出力
の補数i又はaiと(ai′bj′ck′)型又は(ai′
bj′ck′)型のモジユロ2の加算との積であ
り、また、 少なくとも3つのその他の最大加重は次の係数
の論理式は(ai″bj″ck″)型の論理和を含み、
最初の係数に使われる出力とそれに続く係数に使
われる出力とは次数na,nb,ncが許容する限り異
なるように選定されていることを特徴とする特許
請求の範囲第1項又は第2項に記載の発生器。 4 2つの最大加重の係数の論理式は、レジスタ
の出力するシーケンスの長さ(2na−1),(2nb−
1),(2nc−1)が最初にそれらの中にあるよう
にセルの数na,nb,ncを選定する演算に従つて選
定され、また、 少なくとも2つのその他の最大加重の係数の論
理式は(ai″bj″ck″)型の論理和を含み、2つ
の最初の係数に使われる出力ai,ai′,bj,bj′,
ck,ck′とそれに続く係数に使われる出力ai″,
bj″,ck″とは次数na,nb,ncが許容する限り異な
るように選定されていることを特徴とする特許請
求の範囲第1項又は第2項に記載の発生器。 5 2つの最大加重の係数の論理式は、積j(ai
bj′ck)と積bj(ai′bj′ck′)又はbj(ai′
bj′ck′)との論理和を、これらの係数の一方に
対して含み、もう一方の係数に対しては、積ck″
(ai″bj″ck′′′′)と積ck″(ai′′′′bj
′′′′ck′′′′)
又はck″(ai′′′′′bjck)との論理和を含
み、
また、 それに続く少なくとも2つの最大加重の係数の
論理式は、(ai′′′′bj′′′′ck′′′′)型
の論理和を含
み、2つの最初の係数に使われる出力ai,ai′,
ai″,ai′′′′,bj,bj′,bj″,bj′′′′,ck,
ck′,ck″,
ck′′′′とそれに続く係数に使われる出力ai′′′′
,bj
′′′′,ck′′′′とは次数na,nb,ncが許容する限
り異な
るように選定されていることを特徴とする特許請
求の範囲第1項又は第2項に記載の発生器。 6 可能な限り最大のアドレス数2Nは、信号の長
さMより2の1乗だけ小さい数に等しく選定され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第3項な
いし第5項のうちのいずれか1つに記載の発生
器。 7 可能な限り最大のアドレス数2Nは、信号の長
さMより2の1乗だけ大きい数に等しく選定さ
れ、 pは2N−2PがMより小さくなるよう選定され、
qはpに等しいかそれより大きく但し2qが2N−2P
より小さくなるよう選定されている時、2N−2Pと
2N−1との間に含まれる2P個のアドレスは、量2q
だけ減少していることを特徴とする特許請求の範
囲第3項ないし第5項のうちのいずれか1つに記
載の発生器。 8 rは2rが回転の対象とはならない信号の規準
セグメントの長さLより大きくなるよう選定さ
れ、sは最小でもrに等しく但し2sはM−2rより
小さくなるよう選定されている時、0と2r−1と
の間に含まれる2r個のアドレスは、量2sだけ増加
していることを特徴とする信号の断片が回転の対
象とはならない場合に使用可能な特許請求の範囲
第6項又は第7項に記載の発生器。 9 符号化されるべき信号は、各々が回転には含
まれない長さLgの規準周期で始まるところのf
個の長さMgのアナログ成分gの時分割多重型で
あり、 その各々中のカツテイング後に、信号の異なる
成分に独立の回転が与えられ、 該回転ではカツテイングポイントのf個のアド
レスは3つのレジスタの同じ出力ai,bj,ckから
計算され、 該f個のアドレスを決定するために選択される
論理式は独立であり、上述の論理式の型のうちの
いずれかであることを特徴とする特許請求の範囲
第1項又は第2項に記載の発生器。 10 フレーム周期の倍数である一定の間隔で、
内部クロツクから得られる同期パルス又は送信機
により送り出される同期パルスが、3つの初期ワ
ードをシフトレジスタに再搭載し、それぞれの長
さがna,nb,ncであるこれら3つの初期ワードは
システムの復号キーを構成して成ることを特徴と
する特許請求の範囲第3項ないし第9項のうちの
いずれか1つに記載の発生器。 11 エンドツーエンドに置かれたこれら3つの
初期ワードは、nd=na+nb+ncビツトのキーを構
成し、 このキーは、4番目の出力から入力へのフイー
ドバツクを持つnd段のシフトレジスタ中に記憶さ
れ、 3つのレジスタへの搭載は、これらのレジスタ
の1つ又は複数のループをオープンにすることに
より、また、3つのレジスタの入力をnb及びncに
等しい数の段でそれぞれ分離されている4番目の
レジスタ上の3つのタツプに接続することによ
り、更にまた、nd個のクロツクパルスをもたらす
ことにより実行され、 然る後に3つのレジスタは4番目のレジスタか
ら切り離され、それらのループが再び設定される
ことを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載
の発生器。 12 復号パツドにより供給されるか又は送信機
により送り出されて新しいキーが到来すると、4
番目のレジスタのフイードバツク・ループがオー
プンになつて、その入力がキーを出力する回路に
接続され、そこで、nd個のクロツクパルスがndビ
ツトのキーを4番目のレジスタに転送するために
供給され、然る後に4番目のレジスタはキーを出
力する回路から切り離され、そのループが再び設
定されることを特徴とする特許請求の範囲第11
項に記載の発生器。 13 3つのレジスタはその各々がa0,a1,b0,
b1,c0,c1と表されるそれぞれ2つの出力を持
ち、論理式はその形態を a1(a0b0c0)+a1(a0b1c1)又は a1(a0b0c0)+a1(a0b1c1)とし、6つの
出力の値は同じ瞬間に計測されることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載の発生器。 14 1番目のレジスタはa0,a1,a2と表される
3つの出力を持ち、2番目と3番目のレジスタは
その各々がb0,b1,c0,c1と表される2つの出力
をそれぞれ持ち、論理式はその形態を a2(a0b0c0)+a2(a1b1c1)とし、7つの
出力の値は同じ瞬間に計測されることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載の発生器。 15 3つのレジスタはその各々がa0,a1,a2,
b0,b1,b2,c0,c1,c2と表されるそれぞれの3
つの出力を持ち、論理式は、異なる出力のモジユ
ロ2の加算間で実行される3つの論理積の論理和
を含み、すなわちその形態を (a0b0c0)(a1b1c1)+(a1b1c1)
(a2b2c2)+(a2b2c2)(a0b0c0)とし、
9つの出力の値は同じ瞬間に計測されることを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載の発生器。 16 3つのレジスタは唯1つの出力のみを持
ち、レジスタのクロツク周波数Fはビデオ信号の
ライン周波数の2M倍に等しいかそれより大であ
り、論理式は、瞬間t0では3つの出力a0,b0,c0
の汎関数であり、瞬間t0+1/F又はt0−1/F
では3つの出力a1,b1,c1の汎関数であり、その
形態を a1(a0b0c0)+a1(a0b1c1)又は a1(a0b0c0)+a1(a0b0c0)とすることを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の発生
器。 17 1番目のレジスタは2つの出力を持ち、2
番目と3番目のレジスタは1つの出力をそれぞれ
持ち、レジスタのクロツク周波数Fはビデオ信号
のライン周波数の2M倍に等しいかそれより大で
あり、論理式は、瞬間t0では3つの出力の値a0,
b0,c0の関数であり、瞬間t0+1/Fではこれら
3つの同じ出力の値a1,b1,c1の関数であり、瞬
間t0+1/Fでは1番目のレジスタの2番目の出
力の値a2の関数であり、その形態を a2(a0b0c0)+a2(a1b1c1)とすることを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の発生
器。 18 3つのレジスタは唯1つの出力のみを持
ち、レジスタのクロツク周波数Fはビデオ信号の
ライン周波数の3M倍に等しいかそれより大であ
り、論理式は、瞬間t0では3つの出力a0,b0,c0
の関数であり、瞬間t0+1/Fでは3つの出力
a1,b1,c1の関数であり、瞬間t0+2/F又はt0
−1/Fでは1つの出力a2の関数であり、その形
態を a2(a0b0c0)+a2(a1b1c1)とすることを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の発生
器。 19 3つのレジスタは唯1つの出力のみを持
ち、レジスタのクロツク周波数Fはビデオ信号の
ライン周波数の3M倍に等しいかそれより大であ
り、論理式は、瞬間t0では3つの出力a0,b0,c0
の関数であり、瞬間t0+1/Fでは3つの出力
a1,b1,c1の関数であり、瞬間t0+2/Fでは3
つの出力a2,b2,c2の関数であり、その形態を (a0b0c0)(a1b1c1)+(a1b1c1)
(a2b2c2)+(a2b2c2)(a0b0c0)とす
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
の発生器。 20 アドレス係数の数Mは2のベキ(冪)乗に
等しいことを特徴とする特許請求の範囲第13項
ないし第19項のうちのいずれか1つに記載の発
生器。 21 セルの数na,nb,ncは奇数に選定されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第13項ない
し第20項のうちのいずれか1つに記載の発生
器。 22 数Mは5で割り切れるものであり、また、
セルの数na,nb,ncは4で割り切れないように選
定されていることを特徴とする特許請求の範囲第
13項ないし第19項のうちのいずれか1つに記
載の発生器。 23 数Mは7で割り切れるものであり、また、
セルの数na,nb,ncは3で割り切れないように選
定されていることを特徴とする特許請求の範囲第
13項ないし第19項のうちのいずれか1つに記
載の発生器。 24 クロツク周波数は、ビデオ信号のライン周
波数と最初は(2na−1),(2nb−1)及び(2nc−
1)である数との積、又は、ビデオ信号のライン
周波数と分子が最初は (2na−1),(2nb−1)及び(2nc−1)である単
純な分数との積に等しいように選定されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第13項ないし第
21項のうちのいずれか1つに記載の発生器。 25 クロツク周波数Fは、ビデオ信号のライン
周波数とある分数との積に等しく、該周波数Fが
2進可聴周波チヤネルを復号化するのに用いられ
る周波数F′に一致するように選定されていること
を特徴とする特許請求の範囲第13項ないし第2
1項のうちのいずれか1つに記載の発生器。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8221361A FR2538192B1 (fr) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | Generateur de sequences numeriques pseudoaleatoires |
FR8221361 | 1982-12-20 | ||
FR8313540 | 1983-08-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59167140A JPS59167140A (ja) | 1984-09-20 |
JPH0430797B2 true JPH0430797B2 (ja) | 1992-05-22 |
Family
ID=9280299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58239001A Granted JPS59167140A (ja) | 1982-12-20 | 1983-12-20 | 擬似ランダム2進アドレス発生器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59167140A (ja) |
FR (1) | FR2538192B1 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2239817A1 (en) * | 1973-07-31 | 1975-02-28 | Trt Telecom Radio Electr | Digital noise generator generates random equiprobable bits - by adding outputs from non-equiprobable generator and binary-series generator |
US3963905A (en) * | 1974-09-11 | 1976-06-15 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Periodic sequence generators using ordinary arithmetic |
DE2547937B2 (de) * | 1975-10-25 | 1981-06-04 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | Verfahren zum Erzeugen zufallsähnlicher Zeichenfolgen |
FR2448824A1 (fr) * | 1979-02-06 | 1980-09-05 | Telediffusion Fse | Systeme de videotex muni de moyens de controle d'acces a l'information |
-
1982
- 1982-12-20 FR FR8221361A patent/FR2538192B1/fr not_active Expired
-
1983
- 1983-12-20 JP JP58239001A patent/JPS59167140A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2538192B1 (fr) | 1985-06-07 |
JPS59167140A (ja) | 1984-09-20 |
FR2538192A1 (fr) | 1984-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Schneier | Description of a new variable-length key, 64-bit block cipher (Blowfish) | |
US4649419A (en) | Pseudo-random binary sequency generator | |
JP3542809B2 (ja) | 遷移制御された平衡エンコード体系 | |
US6014446A (en) | Apparatus for providing improved encryption protection in a communication system | |
Maurer | Conditionally-perfect secrecy and a provably-secure randomized cipher | |
US5404402A (en) | Clock frequency modulation for secure microprocessors | |
KR100333255B1 (ko) | N-비트입력값을변환된n-비트출력값으로변환하는장치및방법 | |
US4221931A (en) | Time division multiplied speech scrambler | |
AU635466B2 (en) | Method of cryptographically transforming electronic digital data from one form to another | |
US5745522A (en) | Randomizer for byte-wise scrambling of data | |
CA1182595A (en) | Privacy communication system employing time/frequency transformation | |
US4195196A (en) | Variant key matrix cipher system | |
US4748576A (en) | Pseudo-random binary sequence generators | |
USRE30957E (en) | Variant key matrix cipher system | |
JPS5873257A (ja) | 暗号化装置 | |
JPH01811A (ja) | 擬似ランダムバイナリシーケンス発生器 | |
Maurer | A provably-secure strongly-randomized cipher | |
Khan et al. | Security of multimedia communication with game trick based fast, efficient, and robust color‐/gray‐scale image encryption algorithm | |
JPH0430797B2 (ja) | ||
US5859912A (en) | Digital information privacy system | |
KR100756435B1 (ko) | 키스트림 생성방법 및 장치 | |
EP0035048B1 (en) | Cipher system using a variant key matrix | |
袁正雄 et al. | Chaos-based encryption for fractal image coding | |
Panella et al. | RNS quasi-chaotic generator for self-correcting secure communication | |
JP3051416B2 (ja) | アドレス発生装置 |