JPH04307682A - 画像位置合わせ方法 - Google Patents
画像位置合わせ方法Info
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- JPH04307682A JPH04307682A JP3097864A JP9786491A JPH04307682A JP H04307682 A JPH04307682 A JP H04307682A JP 3097864 A JP3097864 A JP 3097864A JP 9786491 A JP9786491 A JP 9786491A JP H04307682 A JPH04307682 A JP H04307682A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 24
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 claims 1
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 9
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 4
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 238000005314 correlation function Methods 0.000 description 2
- 238000002372 labelling Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
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- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パタ−ン照合,パタ−
ン検査等の画像処理工程において、画像間の位置合わせ
を正確で、かつ高速に行う画像位置合わせ方法に関する
ものである。
ン検査等の画像処理工程において、画像間の位置合わせ
を正確で、かつ高速に行う画像位置合わせ方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】画像間の位置合わせ方法として、局所相
関法がよく知られている。この方法は、画像間の相関度
を最大にする場所を検索するものである。基準画像、す
なわちテンプレ−ト画像W(i,j)の大きさをL×L
とし、また対象画像S(i,j)の大きさをM×Mとす
ると、局所相関関数は、
関法がよく知られている。この方法は、画像間の相関度
を最大にする場所を検索するものである。基準画像、す
なわちテンプレ−ト画像W(i,j)の大きさをL×L
とし、また対象画像S(i,j)の大きさをM×Mとす
ると、局所相関関数は、
【0003】
【数1】
と与えられる。但し、m,nは対象画像上のテンプレ−
ト画像の位置である。
ト画像の位置である。
【0004】局所相関関数として前記の式をもう少し簡
単にしたものも使われることがある。m,nを変えなが
ら相関値が最大となる位置を求める。式から分かるよう
に、計算量が大きいことは自明である。
単にしたものも使われることがある。m,nを変えなが
ら相関値が最大となる位置を求める。式から分かるよう
に、計算量が大きいことは自明である。
【0005】一方、比較的単純なパタ−ンに対し、位置
合わせをもっと容易に行う方法として、比較する2枚の
2値画像についてX軸およびこのX軸に直交するY軸方
向に、濃度値を累積加算した4つの1次元投影パタ−ン
を算出し、相対応する1次元投影パタ−ンのうち一方を
ずらしながら1次元相関値を求め、相関度の最も高い位
置を求めて位置合わせを行う投影分布パタ−ン照合法が
考えられる。しかしこの方法は、ずれ量が大きい時には
パタ−ンによっては位置合わせ精度が低い。図4(a)
,(b)はその例を示したものである。図4(a)は2
値基準画像であり、1は画像の外枠、2は窓で、投影パ
タ−ンを得る対象領域である。3はパタ−ン領域(“1
”)、4は背景領域(“0”)、5はX軸方向の濃度値
の累積を表す投影パタ−ン、6はY軸方向の濃度値の累
積を表す投影パタ−ンである。一方、図4(b)は対象
画像であり、7はその外枠、8は窓で、投影パタ−ンを
得る対象領域である。9はパタ−ン領域(“1”)、1
0は背景領域(“0”)、11はX軸方向の濃度値の累
積を表す投影パタ−ン、12はY軸方向の濃度値の累積
を表す投影パタ−ンである。X方向のずれは投影パタ−
ン6と12、Y軸方向のずれは投影パタ−ン5と11を
比較して求めるが、比較するパタ−ンが大きく異なって
おり、1次元相関値が最も高くなる位置は必ずしも正し
い値に一致するとは限らない。換言すれば、位置ずれ検
出精度がパタ−ンの分布に依存し、最悪では大きな誤差
を生じる危険性がある。
合わせをもっと容易に行う方法として、比較する2枚の
2値画像についてX軸およびこのX軸に直交するY軸方
向に、濃度値を累積加算した4つの1次元投影パタ−ン
を算出し、相対応する1次元投影パタ−ンのうち一方を
ずらしながら1次元相関値を求め、相関度の最も高い位
置を求めて位置合わせを行う投影分布パタ−ン照合法が
考えられる。しかしこの方法は、ずれ量が大きい時には
パタ−ンによっては位置合わせ精度が低い。図4(a)
,(b)はその例を示したものである。図4(a)は2
値基準画像であり、1は画像の外枠、2は窓で、投影パ
タ−ンを得る対象領域である。3はパタ−ン領域(“1
”)、4は背景領域(“0”)、5はX軸方向の濃度値
の累積を表す投影パタ−ン、6はY軸方向の濃度値の累
積を表す投影パタ−ンである。一方、図4(b)は対象
画像であり、7はその外枠、8は窓で、投影パタ−ンを
得る対象領域である。9はパタ−ン領域(“1”)、1
0は背景領域(“0”)、11はX軸方向の濃度値の累
積を表す投影パタ−ン、12はY軸方向の濃度値の累積
を表す投影パタ−ンである。X方向のずれは投影パタ−
ン6と12、Y軸方向のずれは投影パタ−ン5と11を
比較して求めるが、比較するパタ−ンが大きく異なって
おり、1次元相関値が最も高くなる位置は必ずしも正し
い値に一致するとは限らない。換言すれば、位置ずれ検
出精度がパタ−ンの分布に依存し、最悪では大きな誤差
を生じる危険性がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、2次元パ
タ−ンマッチングは計算量が多い欠点があり、また、1
次元投影パタ−ンのマッチングによる方法は精度に難が
ある。これに対し、特願平2−18899号「画像位置
合わせ方法」では、1次元投影パタ−ンのマッチングに
より粗位置合わせを行った後、2次元パタ−ンマッチン
グにより微小位置合わせを行う方法を提案しているが、
2次元パタ−ンマッチングの処理量は依然として大きい
。このため、処理量の小さい画像位置合わせ方法が望ま
れていた。
タ−ンマッチングは計算量が多い欠点があり、また、1
次元投影パタ−ンのマッチングによる方法は精度に難が
ある。これに対し、特願平2−18899号「画像位置
合わせ方法」では、1次元投影パタ−ンのマッチングに
より粗位置合わせを行った後、2次元パタ−ンマッチン
グにより微小位置合わせを行う方法を提案しているが、
2次元パタ−ンマッチングの処理量は依然として大きい
。このため、処理量の小さい画像位置合わせ方法が望ま
れていた。
【0007】本発明は、上述した画像間の位置合わせ方
法の問題点を解決し、類似性を持ち、かつパタ−ンの方
向成分がある程度特定される画像間の画素レベルでのパ
タ−ン位置合わせにおいて、正確で、かつ高速に位置合
わせを実現する画像位置合わせ方法を提供することを目
的とする。
法の問題点を解決し、類似性を持ち、かつパタ−ンの方
向成分がある程度特定される画像間の画素レベルでのパ
タ−ン位置合わせにおいて、正確で、かつ高速に位置合
わせを実現する画像位置合わせ方法を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる画像位置
合わせ方法は、対象画像と基準画像のそれぞれにX軸,
Y軸を定め、4つの座標軸毎に同一座標軸上の画素値の
累積値を1次元投影パタ−ンとして算出し、両画像の相
対応する1次元投影パタ−ンについて一方の投影パタ−
ンを移動させながら残差が最小になる位置を粗位置ずれ
量として求め、対象画像を粗位置ずれ量に基づいて平行
移動して粗い位置合わせを行い粗位置補正画像を得、次
に、粗位置補正画像と基準画像の画像内の共通窓領域を
設定もしくは予め定め補正画像と基準画像のそれぞれの
共通窓領域のX軸とY軸方向について4つの座標軸毎に
同一座標軸上の画素値の累積値を1次元投影パタ−ンと
して算出し、各画像の相対応する1次元投影パタ−ンに
ついて、一方の投影パタ−ンを移動させながら残差が最
小になる位置を微小位置ずれ量として求め、粗位置補正
画像を微小位置ずれ量に基づいて平行移動して微細な位
置合わせを行うものである。
合わせ方法は、対象画像と基準画像のそれぞれにX軸,
Y軸を定め、4つの座標軸毎に同一座標軸上の画素値の
累積値を1次元投影パタ−ンとして算出し、両画像の相
対応する1次元投影パタ−ンについて一方の投影パタ−
ンを移動させながら残差が最小になる位置を粗位置ずれ
量として求め、対象画像を粗位置ずれ量に基づいて平行
移動して粗い位置合わせを行い粗位置補正画像を得、次
に、粗位置補正画像と基準画像の画像内の共通窓領域を
設定もしくは予め定め補正画像と基準画像のそれぞれの
共通窓領域のX軸とY軸方向について4つの座標軸毎に
同一座標軸上の画素値の累積値を1次元投影パタ−ンと
して算出し、各画像の相対応する1次元投影パタ−ンに
ついて、一方の投影パタ−ンを移動させながら残差が最
小になる位置を微小位置ずれ量として求め、粗位置補正
画像を微小位置ずれ量に基づいて平行移動して微細な位
置合わせを行うものである。
【0009】
【作用】本発明は、投影パタ−ンの位置ずれ算出を2ス
テップまたはそれ以上の繰り返しで行うことを最も主要
な特徴とする。すなわち、第1ステップでは比較する2
枚の画像の1次元投影パタ−ンの類似度が最も高くなる
位置ずれ量を求めて、それを粗位置ずれ量として対象画
像を補正し、第2ステップでは補正した画像と基準画像
の同じ位置,サイズの窓領域の1次元投影パタ−ンを比
較し、最も相関度が高くなる位置ずれ量を微小位置ずれ
量として求める。従来は、このような1次元投影パタ−
ンの2ステップ位置合わせについても提案がなされたこ
とがない。
テップまたはそれ以上の繰り返しで行うことを最も主要
な特徴とする。すなわち、第1ステップでは比較する2
枚の画像の1次元投影パタ−ンの類似度が最も高くなる
位置ずれ量を求めて、それを粗位置ずれ量として対象画
像を補正し、第2ステップでは補正した画像と基準画像
の同じ位置,サイズの窓領域の1次元投影パタ−ンを比
較し、最も相関度が高くなる位置ずれ量を微小位置ずれ
量として求める。従来は、このような1次元投影パタ−
ンの2ステップ位置合わせについても提案がなされたこ
とがない。
【0010】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を説明するフロ
−チャ−トであり、(21)〜(35)は各ステップを
示す。まず、基準画像上で窓を設定し(21)、投影パ
タ−ンを算出する(22)。窓は位置ずれ最大許容量分
を画像枠から切り取った領域とする。ステップ23では
ずれ量dx,dyを初期化する。次に、対象画像上で窓
を設定する(24)。但し、ずれ量dx,dyだけ窓の
設定位置をシフトしておく。この窓内の投影パタ−ンを
算出する(25)。続いて、ステップ(25)で求めた
投影パタ−ンP1 xをシフトし(26)、類似度を算
出(27)する。ずれ許容範囲内でステップ(26),
(27)を繰り返す(28)。そして、類似度が最大と
なるずれ量dxを算出する(29)。全く同様に、ステ
ップ(25)で求めた投影パタ−ンP1 yをシフトし
ながら(30)、類似度を算出し(31)、ずれ許容範
囲内出繰り返し(32)、類似度が最大となるずれ量d
yを算出する(33)。ステップ(34)ではステップ
(29),(33)で得られたずれ量dx,dyがステ
ップ24の時点におけるずれ量dx,dyに比べ十分小
さければずれ量はdx,dyと決定して、ステップ(3
5)において対象画像をdx,dyずらして位置ずれ補
正画像とする。さもなければステップ(24)に戻って
ステップ(34)まで再度実行する。ずれ量dx,dy
がステップ(24)の時点におけるずれ量dx,dyに
比べ十分小さくなるまで、すなわちずれ量dx,dyが
収束するまでステップ(24)から(34)までを繰り
返す。
−チャ−トであり、(21)〜(35)は各ステップを
示す。まず、基準画像上で窓を設定し(21)、投影パ
タ−ンを算出する(22)。窓は位置ずれ最大許容量分
を画像枠から切り取った領域とする。ステップ23では
ずれ量dx,dyを初期化する。次に、対象画像上で窓
を設定する(24)。但し、ずれ量dx,dyだけ窓の
設定位置をシフトしておく。この窓内の投影パタ−ンを
算出する(25)。続いて、ステップ(25)で求めた
投影パタ−ンP1 xをシフトし(26)、類似度を算
出(27)する。ずれ許容範囲内でステップ(26),
(27)を繰り返す(28)。そして、類似度が最大と
なるずれ量dxを算出する(29)。全く同様に、ステ
ップ(25)で求めた投影パタ−ンP1 yをシフトし
ながら(30)、類似度を算出し(31)、ずれ許容範
囲内出繰り返し(32)、類似度が最大となるずれ量d
yを算出する(33)。ステップ(34)ではステップ
(29),(33)で得られたずれ量dx,dyがステ
ップ24の時点におけるずれ量dx,dyに比べ十分小
さければずれ量はdx,dyと決定して、ステップ(3
5)において対象画像をdx,dyずらして位置ずれ補
正画像とする。さもなければステップ(24)に戻って
ステップ(34)まで再度実行する。ずれ量dx,dy
がステップ(24)の時点におけるずれ量dx,dyに
比べ十分小さくなるまで、すなわちずれ量dx,dyが
収束するまでステップ(24)から(34)までを繰り
返す。
【0011】図4(b)において、投影パタ−ン対照と
する窓の左上端は、はじめP点であったが、図1の処理
によりQ点に収束し、最終的に求められるずれ量はPと
Qの位置の差に相当する。Q点を左上端とする窓内画像
は、基準画像上に設定した窓2における画像と一致する
。
する窓の左上端は、はじめP点であったが、図1の処理
によりQ点に収束し、最終的に求められるずれ量はPと
Qの位置の差に相当する。Q点を左上端とする窓内画像
は、基準画像上に設定した窓2における画像と一致する
。
【0012】図2と図3は図1の処理を実現するための
位置合せ装置の実例を示したものである。対象画像信号
発生器101のアナログ画像信号はA/D変換器102
でディジタル信号に変換され、さらに、2値化回路10
3により2値化された後、対象画像フレ−ムメモリ10
4に格納される。一方、基準ディジタル画像信号105
は基準画像フレ−ムメモリ106に格納される。両フレ
−ムメモリ104,106の画像は、投影パタ−ン回路
107,108に入力され、共にX,Y方向の投影パタ
−ンが計算され、結果は相関器111に入力される。投
影パタ−ン算出のための窓の位置サイズを表すパラメ−
タdx(X方向のずれ量),dy(Y方向のずれ量),
Sx(X方向の窓サイズ),Sy(Y方向の窓サイズ)
はレジスタ装置109の中のレジスタ110により与え
られる。相関器111の算出値からヒストグラム器11
2により最も高い相関値を持つずれ量差分Δdx,Δd
yが出力され、加算器113に入力される。加算器11
3では、レジスタ110のdx,dyとヒストグラム器
112の出力値であるずれ量差分Δdx,Δdyに基づ
きdx,dyを更新する。これらの一連の処理は、レジ
スタ110のΔdx,Δdyについて|Δdx|,|Δ
dy|が設定以下になるまで繰り返される。設定値以下
になると画像比較ALU114は対象画像フレ−ムメモ
リ104の画像をdx,dyだけシフトし、基準画像フ
レ−ムメモリ106の画像と照合し、結果が差画像フレ
−ムメモリ115に格納され、デ−タ記録装置119に
記録される。また、ラベリングプロセッサ116で不一
致部の位置,面積,形状が識別され、デ−タ記録装置1
19に記録される。また、D/A変換器117で差画像
がアナログ信号に変換され、表示装置118で表示され
る。
位置合せ装置の実例を示したものである。対象画像信号
発生器101のアナログ画像信号はA/D変換器102
でディジタル信号に変換され、さらに、2値化回路10
3により2値化された後、対象画像フレ−ムメモリ10
4に格納される。一方、基準ディジタル画像信号105
は基準画像フレ−ムメモリ106に格納される。両フレ
−ムメモリ104,106の画像は、投影パタ−ン回路
107,108に入力され、共にX,Y方向の投影パタ
−ンが計算され、結果は相関器111に入力される。投
影パタ−ン算出のための窓の位置サイズを表すパラメ−
タdx(X方向のずれ量),dy(Y方向のずれ量),
Sx(X方向の窓サイズ),Sy(Y方向の窓サイズ)
はレジスタ装置109の中のレジスタ110により与え
られる。相関器111の算出値からヒストグラム器11
2により最も高い相関値を持つずれ量差分Δdx,Δd
yが出力され、加算器113に入力される。加算器11
3では、レジスタ110のdx,dyとヒストグラム器
112の出力値であるずれ量差分Δdx,Δdyに基づ
きdx,dyを更新する。これらの一連の処理は、レジ
スタ110のΔdx,Δdyについて|Δdx|,|Δ
dy|が設定以下になるまで繰り返される。設定値以下
になると画像比較ALU114は対象画像フレ−ムメモ
リ104の画像をdx,dyだけシフトし、基準画像フ
レ−ムメモリ106の画像と照合し、結果が差画像フレ
−ムメモリ115に格納され、デ−タ記録装置119に
記録される。また、ラベリングプロセッサ116で不一
致部の位置,面積,形状が識別され、デ−タ記録装置1
19に記録される。また、D/A変換器117で差画像
がアナログ信号に変換され、表示装置118で表示され
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、両画像
の相対応する1次元投影パタ−ンについて一方の投影パ
タ−ンを移動させながら残差が最小になる位置を粗位置
ずれ量として求め、対象画像を粗位置ずれ量に基づいて
平行移動して粗い位置合わせを行い粗位置補正画像を得
、次に、粗位置補正画像と基準画像の画像内の共通窓領
域を設定もしくは予め定め補正画像と基準画像のそれぞ
れの共通窓領域のX軸とY軸方向について4つの座標軸
毎に同一座標軸上の画素値の累積値を1次元投影パタ−
ンとして算出し、各画像の相対応する1次元投影パタ−
ンについて、一方の投影パタ−ンを移動させながら残差
が最小になる位置を微小位置ずれ量として求め、粗位置
補正画像を微小位置ずれ量に基づいて平行移動して微細
な位置合わせを行うようにして、2枚の画像の位置合わ
せをするための投影パタ−ンの位置ずれ算出を2ステッ
プまたはそれ以上の繰り返しで行うこととしているため
、比較する投影パタ−ン間の形状の差が極めて小さくな
り、従来、この差により発生している位置ずれ算出誤差
をなくすことができ、高い精度で位置合わせを行うこと
が可能となった。
の相対応する1次元投影パタ−ンについて一方の投影パ
タ−ンを移動させながら残差が最小になる位置を粗位置
ずれ量として求め、対象画像を粗位置ずれ量に基づいて
平行移動して粗い位置合わせを行い粗位置補正画像を得
、次に、粗位置補正画像と基準画像の画像内の共通窓領
域を設定もしくは予め定め補正画像と基準画像のそれぞ
れの共通窓領域のX軸とY軸方向について4つの座標軸
毎に同一座標軸上の画素値の累積値を1次元投影パタ−
ンとして算出し、各画像の相対応する1次元投影パタ−
ンについて、一方の投影パタ−ンを移動させながら残差
が最小になる位置を微小位置ずれ量として求め、粗位置
補正画像を微小位置ずれ量に基づいて平行移動して微細
な位置合わせを行うようにして、2枚の画像の位置合わ
せをするための投影パタ−ンの位置ずれ算出を2ステッ
プまたはそれ以上の繰り返しで行うこととしているため
、比較する投影パタ−ン間の形状の差が極めて小さくな
り、従来、この差により発生している位置ずれ算出誤差
をなくすことができ、高い精度で位置合わせを行うこと
が可能となった。
【図1】本発明の一実施例の動作を説明するためのフロ
−チャ−トである。
−チャ−トである。
【図2】本発明を実施するための位置合わせ装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】図2と一体化して位置合わせ装置を構成するブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】従来の投影分布パタ−ン照合法を説明するため
の図である。
の図である。
101 対象画像信号発生器
102 A/D変換器
103 2値化回路
104 対象画像フレ−ムメモリ
105 基準ディジタル画像信号
106 基準画像フレ−ムメモリ
107 投影パタ−ン回路
108 投影パタ−ン回路
109 レジスタ装置
110 レジスタ
111 相関器
112 ヒストグラム器
113 加算器
114 画像比較ALU
115 差画像フレ−ムメモリ
116 ラベリングプロセッサ
117 D/A変換器
118 表示装置
119 デ−タ記録装置
Claims (2)
- 【請求項1】2値または多値の対象画像および2値また
は多値の基準画像間の水平および垂直方向の画像位置合
わせ方法であって、前記両画像の水平または垂直方向に
X軸を、また、垂直または水平方向にこのX軸に直交す
るY軸を定め、4つの座標軸毎に同一座標軸上の画素値
の累積値を1次元投影パタ−ンとして算出し、前記両画
像の相対応する1次元投影パタ−ンについて一方の投影
パタ−ンを移動させながら残差が最小になる位置を粗位
置ずれ量として求め、前記対象画像を前記粗位置ずれ量
に基づいて平行移動して粗い位置合わせを行い粗位置補
正画像を得、次に、前記粗位置補正画像と基準画像の画
像内の共通窓領域を設定もしくは予め定めた前記粗位置
補正画像と基準画像のそれぞれの共通窓領域の前記X軸
とY軸方向について4つの座標軸毎に同一座標軸上の画
素値の累積値を1次元投影パタ−ンとして算出し、各画
像の相対応する1次元投影パタ−ンについて、一方の投
影パタ−ンを移動させながら残差が最小になる位置を微
小位置ずれ量として求め、前記粗位置補正画像を前記微
小位置ずれ量に基づいて平行移動して微細な位置合わせ
を行うことを特徴とする画像位置合わせ方法。 - 【請求項2】請求項1に記載の画像位置合わせ方法にお
いて、微細な位置合わせを実行した後、この微細な位置
合わせの結果に対し再度微細な位置合わせをし、その後
さらに微細な位置合わせを繰り返し、位置ずれ補正量の
変動が予め定めた値以内に収束したときまたは予め定め
た繰返し回数を実行したときに位置合わせ処理を終了す
ることを特徴とする画像位置合わせ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3097864A JPH04307682A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 画像位置合わせ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3097864A JPH04307682A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 画像位置合わせ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04307682A true JPH04307682A (ja) | 1992-10-29 |
Family
ID=14203624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3097864A Pending JPH04307682A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 画像位置合わせ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04307682A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08161474A (ja) * | 1994-12-02 | 1996-06-21 | Agency Of Ind Science & Technol | 異種センサ画像間レジストレーション補正方法 |
WO2002077922A1 (fr) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | Advantest Corporation | Procede de detection d'image, appareil de detection d'image et appareil de traitement de plaquette |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP3097864A patent/JPH04307682A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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