JPH0430486Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430486Y2 JPH0430486Y2 JP1986107996U JP10799686U JPH0430486Y2 JP H0430486 Y2 JPH0430486 Y2 JP H0430486Y2 JP 1986107996 U JP1986107996 U JP 1986107996U JP 10799686 U JP10799686 U JP 10799686U JP H0430486 Y2 JPH0430486 Y2 JP H0430486Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- angle
- main body
- laser beam
- workpiece
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
この考案は、物体の測定対象面の傾斜角度を自
動的に測定するための傾斜角度測定装置に関す
る。
動的に測定するための傾斜角度測定装置に関す
る。
(従来の技術)
プレスブレーキのような折曲機その他の加工機
においては、ワークの折曲加工や切削角度を厳密
に測定する必要がある。しかしながら、そのよう
な加工機械におけるワークその他の物体の測定対
象面の傾斜角度を自動的に測定する装置は知られ
ていない。
においては、ワークの折曲加工や切削角度を厳密
に測定する必要がある。しかしながら、そのよう
な加工機械におけるワークその他の物体の測定対
象面の傾斜角度を自動的に測定する装置は知られ
ていない。
(考案が解決しようとする問題点)
上記のように、従来は測定対象面の傾斜角度の
自動的な測定を行なう傾斜角度測定装置は知られ
ていない。
自動的な測定を行なう傾斜角度測定装置は知られ
ていない。
この考案は、このような従来の問題に鑑みてな
されたものであつて、例えば折曲機のワークの曲
げ角度を測定する場合のように、物体の測定対象
面の傾斜角度を自動的に測定する傾斜角度測定装
置を提供することを目的とする。
されたものであつて、例えば折曲機のワークの曲
げ角度を測定する場合のように、物体の測定対象
面の傾斜角度を自動的に測定する傾斜角度測定装
置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本考案は、ワーク
の表面へレーザビームを投光する投光器を備える
と共に前記表面からの反射光を受光する受光器を
備えてなる本体を、可動台に回動自在に設け、こ
の可動台に対して前記本体を自動的に回動する回
転駆動装置を設けると共に、基準位置からの前記
本体の回動角を検出する角度検出器を設けてなる
ものである。
の表面へレーザビームを投光する投光器を備える
と共に前記表面からの反射光を受光する受光器を
備えてなる本体を、可動台に回動自在に設け、こ
の可動台に対して前記本体を自動的に回動する回
転駆動装置を設けると共に、基準位置からの前記
本体の回動角を検出する角度検出器を設けてなる
ものである。
(実施例)
第1図はこの考案の一実施例を示しており、本
体1内に投光手段として半導体レーザ3、この半
導体レーザ3からのレーザビームのコリメータ5
が設けられている。またコリメータ5の前方には
ビームスプリツタ7が光軸に対し45°の角度をな
すように設けられている。
体1内に投光手段として半導体レーザ3、この半
導体レーザ3からのレーザビームのコリメータ5
が設けられている。またコリメータ5の前方には
ビームスプリツタ7が光軸に対し45°の角度をな
すように設けられている。
受光手段としてのフオトダイオードまたは
PSDのような受光器9が、ビームスプリツタ7
の位置で、前記レーザビームLBの光軸と直角を
なすように設けられている。これら投光手段とし
ての半導体レーザ1、受光手段としての受光器9
とは、ビームスプリツタ7により、次のようにし
てその光軸を共通なものとしている。つまり、半
導体レーザ3からコリメータ5を介して出射され
るレーザビームLBは、ビームスプリツタ7は背
方から前方に素通りして本体1より出て行く。本
体1に反射してきたレーザビームLBは、逆にビ
ームスプリツタ7の部分で90°に反射され、受光
器9に入射する。したがつて、前記半導体レーザ
3と受光器9とはその光軸を共通にしているので
ある。
PSDのような受光器9が、ビームスプリツタ7
の位置で、前記レーザビームLBの光軸と直角を
なすように設けられている。これら投光手段とし
ての半導体レーザ1、受光手段としての受光器9
とは、ビームスプリツタ7により、次のようにし
てその光軸を共通なものとしている。つまり、半
導体レーザ3からコリメータ5を介して出射され
るレーザビームLBは、ビームスプリツタ7は背
方から前方に素通りして本体1より出て行く。本
体1に反射してきたレーザビームLBは、逆にビ
ームスプリツタ7の部分で90°に反射され、受光
器9に入射する。したがつて、前記半導体レーザ
3と受光器9とはその光軸を共通にしているので
ある。
本体1は図においては紙面に垂直な軸のまわり
に回転可能に可動台11上に設置されている。こ
の可動台11は、後述するように回転駆動手段と
してのパルスモータにより回転駆動される。
に回転可能に可動台11上に設置されている。こ
の可動台11は、後述するように回転駆動手段と
してのパルスモータにより回転駆動される。
本体1の背部には角度認識光フアイバセンサ1
3が角度検出手段として設けられている。したが
つて、第1図においてレーザビームLBが垂直下
方に出射される状態を傾斜角度0°とする時、反時
計回りに正の回転が検出され、時計回りに負の回
転角度が検出されることになる。
3が角度検出手段として設けられている。したが
つて、第1図においてレーザビームLBが垂直下
方に出射される状態を傾斜角度0°とする時、反時
計回りに正の回転が検出され、時計回りに負の回
転角度が検出されることになる。
このような傾斜角度測定装置は、第2図および
第3図に示すように、例えばプレスブレーキのよ
うな折曲機におけるワークの曲げ角度の測定に利
用することができる。この場合には、ワークWは
上下のパンチ15とダイ17との間で狭圧され、
所定の曲げ角度が与えられるのであるが、その時
の曲げ角度の測定が次のようにして行なわれる。
第3図に示すように、例えばプレスブレーキのよ
うな折曲機におけるワークの曲げ角度の測定に利
用することができる。この場合には、ワークWは
上下のパンチ15とダイ17との間で狭圧され、
所定の曲げ角度が与えられるのであるが、その時
の曲げ角度の測定が次のようにして行なわれる。
第2図は上記傾斜角度測定装置の電気系統接続
を示すものであり、測定装置19は、パンチ15
の左右両側におけるワークWの曲げ角度を検出す
るため2機設置されている。そしてこれら両測定
装置19からの信号、また両測定装置に対する電
源供給はプリアンプ21を介し本体装置23から
行なわれる。本体装置23には電源部25、可動
台11駆動用のパルスモータコントローラ27、
さらにレーザビームコントローラおよび回転角度
検出部29が備えられている。
を示すものであり、測定装置19は、パンチ15
の左右両側におけるワークWの曲げ角度を検出す
るため2機設置されている。そしてこれら両測定
装置19からの信号、また両測定装置に対する電
源供給はプリアンプ21を介し本体装置23から
行なわれる。本体装置23には電源部25、可動
台11駆動用のパルスモータコントローラ27、
さらにレーザビームコントローラおよび回転角度
検出部29が備えられている。
したがつて、第3図に示すようにワークWが特
定な角度で折曲げられた際パルスモータコントロ
ーラ27を駆動することにより角度測定装置19
を紙面に垂直な回転軸の回りに回転させながらレ
ーザビームLBをワークWに向けて出射する。ワ
ークWに照射されたレーザビームは、ワークWに
よつて反射されるが、ワークWとレーザビーム
LBとが直角になつたときには、レーザビームLB
は入射方向と丁度逆方向に反射して再び測定装置
19に戻つてくる。そこでこの測定装置19に戻
つてきた反射レーザビームは、ビームスプリツタ
7によつて直角に屈折し、受光器9に入射する。
ワークWに対しレーザビームLBが直角に入射し
ない場合には、反射レーザビームが再び測定装置
19に戻つてくることはない。
定な角度で折曲げられた際パルスモータコントロ
ーラ27を駆動することにより角度測定装置19
を紙面に垂直な回転軸の回りに回転させながらレ
ーザビームLBをワークWに向けて出射する。ワ
ークWに照射されたレーザビームは、ワークWに
よつて反射されるが、ワークWとレーザビーム
LBとが直角になつたときには、レーザビームLB
は入射方向と丁度逆方向に反射して再び測定装置
19に戻つてくる。そこでこの測定装置19に戻
つてきた反射レーザビームは、ビームスプリツタ
7によつて直角に屈折し、受光器9に入射する。
ワークWに対しレーザビームLBが直角に入射し
ない場合には、反射レーザビームが再び測定装置
19に戻つてくることはない。
そこで、受光器9が反射レーザビームを受講し
たとき、角度認識光フアイバセンサ13により測
定装置19の回転角度、つまりレーザビームLB
の光軸の回転角度を検出し、これからワークWの
曲げ角度を算出するのである。
たとき、角度認識光フアイバセンサ13により測
定装置19の回転角度、つまりレーザビームLB
の光軸の回転角度を検出し、これからワークWの
曲げ角度を算出するのである。
第3図は、ワークWが曲げを受けていない平坦
な状態から、20°、50°それぞれに曲げを受けたと
きの傾斜角度測定位置を示している。
な状態から、20°、50°それぞれに曲げを受けたと
きの傾斜角度測定位置を示している。
このようにして、物体の測定対象面に対し傾斜
角度測定装置19からレーザビームLBを出射し
ながら測定装置19を回転駆動し、受光器9が測
定対象面から反射してきたレーザビームを受光し
たときの回転角度を角度認識光フアイバセンサ1
3により検出し、その検出角度から測定対象面の
傾斜角度を決定するのである。
角度測定装置19からレーザビームLBを出射し
ながら測定装置19を回転駆動し、受光器9が測
定対象面から反射してきたレーザビームを受光し
たときの回転角度を角度認識光フアイバセンサ1
3により検出し、その検出角度から測定対象面の
傾斜角度を決定するのである。
なお、上記実施例はプレスブレーキのような折
曲機におけるワークの曲げ角度の自動検出のため
にこの傾斜角度測定装置を用いる実施例を示した
が、この考案は上記の実施例に限定されるもので
はない。したがつて種々の対象物体の特定の測定
対象面に対しその傾斜角度を測定するために広く
利用することができる。そして、この考案は実用
新案登録請求の範囲に記載された技術的思想の範
囲内において種々の変形が可能である。
曲機におけるワークの曲げ角度の自動検出のため
にこの傾斜角度測定装置を用いる実施例を示した
が、この考案は上記の実施例に限定されるもので
はない。したがつて種々の対象物体の特定の測定
対象面に対しその傾斜角度を測定するために広く
利用することができる。そして、この考案は実用
新案登録請求の範囲に記載された技術的思想の範
囲内において種々の変形が可能である。
(考案の効果)
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案は、ワークWの表面へレーザ
ビームLBを投光する投光器3を備えると共に前
記表面からの反射光を受光する受光器9を備えて
なる本体1を、可動台11に回動自在に設け、こ
の可動台11に対して前記本体1を自動的に回動
する回転駆動装置を設けると共に、基準位置から
の前記本体1の回動角を検出する角度検出器13
を設けてなるものである。
に、要するに本考案は、ワークWの表面へレーザ
ビームLBを投光する投光器3を備えると共に前
記表面からの反射光を受光する受光器9を備えて
なる本体1を、可動台11に回動自在に設け、こ
の可動台11に対して前記本体1を自動的に回動
する回転駆動装置を設けると共に、基準位置から
の前記本体1の回動角を検出する角度検出器13
を設けてなるものである。
上記構成より明らかなように、本考案において
は、投光器3と反射光を受光する受光器9を備え
てなる本体1を可動台11に回動自在に設けてあ
り、かつ上記可動台11に対して前記本体1を自
動的に回動する回転駆動装置を備えると共に、基
準位置からの前記本体1の回動角を検出する角度
検出器13を備えているものである。
は、投光器3と反射光を受光する受光器9を備え
てなる本体1を可動台11に回動自在に設けてあ
り、かつ上記可動台11に対して前記本体1を自
動的に回動する回転駆動装置を備えると共に、基
準位置からの前記本体1の回動角を検出する角度
検出器13を備えているものである。
したがつて本考案によれば、ワークWの表面へ
レーザビームLBを照射し、その反射光を受光器
9が受光するように本体1を自動的に回動し、上
記受光器9が反射光を受光したときにおける本体
1の基準位置からの回動角を角度検出器13によ
り検出することにより、基準位置に対するワーク
Wの表面の傾斜角を検出できるものである。
レーザビームLBを照射し、その反射光を受光器
9が受光するように本体1を自動的に回動し、上
記受光器9が反射光を受光したときにおける本体
1の基準位置からの回動角を角度検出器13によ
り検出することにより、基準位置に対するワーク
Wの表面の傾斜角を検出できるものである。
第1図はこの考案の一実施例の光学説明図、第
2図は上記実施例をプレスブレーキのワークの曲
げ角度検出のために用いる場合のシステム説明
図、第3図は上記システムにおけるワークの曲げ
角度の測定動作を説明する説明図である。 1……本体、3……半導体レーザ、5……コリ
メータ、7……ビームスプリツタ、9……受光
器、11……可動台、13……角度認識光フアイ
バセンサ。
2図は上記実施例をプレスブレーキのワークの曲
げ角度検出のために用いる場合のシステム説明
図、第3図は上記システムにおけるワークの曲げ
角度の測定動作を説明する説明図である。 1……本体、3……半導体レーザ、5……コリ
メータ、7……ビームスプリツタ、9……受光
器、11……可動台、13……角度認識光フアイ
バセンサ。
Claims (1)
- ワークWの表面へレーザビームLBを投光する
投光器3を備えると共に前記表面からの反射光を
受光する受光器9を備えてなる本体1を、可動台
11に回動自在に設け、この可動台11に対して
前記本体1を自動的に回動する回転駆動装置を設
けると共に、基準位置からの前記本体1の回動角
を検出する角度検出器13を設けてなることを特
徴とする傾斜角度測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986107996U JPH0430486Y2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986107996U JPH0430486Y2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6317405U JPS6317405U (ja) | 1988-02-05 |
JPH0430486Y2 true JPH0430486Y2 (ja) | 1992-07-23 |
Family
ID=30984781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986107996U Expired JPH0430486Y2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0430486Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2602520B2 (ja) * | 1988-02-04 | 1997-04-23 | 株式会社アマダ | ベンダーにおける板材の曲げ角度検出装置 |
JPH0392115A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | セントラルクリーナー本体 |
AT515788B1 (de) | 2014-06-27 | 2015-12-15 | Wögerbauer Johann Ing | Vorrichtung zum Bestimmen des Winkels zwischen zwei ebenen Werkstückflächen |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2430038C3 (de) * | 1974-06-22 | 1980-02-14 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur Herstellung von Acetoxybutanol |
-
1986
- 1986-07-16 JP JP1986107996U patent/JPH0430486Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6317405U (ja) | 1988-02-05 |
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