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JPH04303553A - 白熱電球 - Google Patents

白熱電球

Info

Publication number
JPH04303553A
JPH04303553A JP9373891A JP9373891A JPH04303553A JP H04303553 A JPH04303553 A JP H04303553A JP 9373891 A JP9373891 A JP 9373891A JP 9373891 A JP9373891 A JP 9373891A JP H04303553 A JPH04303553 A JP H04303553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filament
refractive index
layer
refraction
interference filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9373891A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kawakatsu
晃 川勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP9373891A priority Critical patent/JPH04303553A/ja
Publication of JPH04303553A publication Critical patent/JPH04303553A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Filters (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光干渉フィルタを有する
白熱電球に関し、特に自動車のタ−ンシグナルランプ等
に使用されるアンバ−色を照射する自動車用白熱電球に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用のタ−ンシグナルランプ
では、器具を用いてランプ本体の周囲・前面に着色プラ
スチックを被覆させることによりアンバ−色を得ている
。しかし、こうしたランプでは、プラスチック材の透化
率が悪く、約40〜70%の光束が低下する。また、コ
スト高となる恐れがある。
【0003】そこで、バルブ外面に光干渉フィルタを形
成してランプ自体でアンバ−色を得て、上記問題点を解
消することが考えられる。事実、このようなランプは、
フォグランプ等黄色のもので種々検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図2は、自動車用照明
機器に使用する色光の色度範囲(JIS規格)を示す特
性図である。同図より、アンバ−色は黄色に比較して色
度範囲が極めて狭く、特にz≦0.007の規格があり
、青色光をほとんどカットする必要がある。
【0005】また、原理的に光干渉フィルタには入射角
度依存性があり、膜に対する入射角度が垂直方向からず
れるにつれて、透過特性が短波長にずれ、青色のカット
も低下する。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、角度依存性を考慮しJISのアンバ−の規格に入る
光干渉フィルタを有する白熱電球を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラスバルブ
内にフィラメントを配設し、前記ガラスバルブの内外面
の少なくとも一方の面に高屈折率層と低屈折率層を交互
に積層してなる光干渉フィルタを形成した白熱電球にお
いて、前記光干渉フィルタの各層の屈折率をni 、膜
厚をdi (i=1,2,3,…k)としたとき、  
  ni di =(1±0.025 )n2 d2 
(i=3,4,5,…k−1)となり、かつn1 d1
 がnk dk に略等しく、前記nk dk が(1
±0.025)n2 d2 /2に略等しいことを特徴
とする白熱電球である。
【0008】本発明において、前記高屈折率層はガラス
側から奇数番目の層であり、その屈折率は2.0以上で
ある。一方、前記低屈折率層はガラス側から偶数番目の
層であり、その屈折率は1.6以下である。
【0009】本発明において、前記高屈折率層の材料と
しては、酸化チタン(TiO2 )、酸化タンタル(T
a2 O5 )、酸化ジルコニウム(ZrO2 )、硫
化亜鉛(ZnS)等が挙げられる。前記低屈折率層の材
料としては、シリカ(SiO2 )、弗化マグネシウム
(MgF2 )等が挙げられる。
【0010】本発明において、前記フィラメントの温度
を2800K〜2600Kとするのが望ましい。この理
由は、フィラメントの温度が2800Kを越えると元の
クリアランプのz値が大きいため、色度が左下方向へず
れるため、角度依存性が大きくなり、2600K未満の
場合元のランプ自体の効率が低くなるからである。
【0011】
【作用】本発明において、フィラメントの温度を280
0K〜2600Kとし、高屈折率層と低屈折率層を交互
に積層した奇数層の多層干渉フィルタの各層の屈折率を
ni 、膜厚をdi (i=1,2,3,…k)とした
とき、   ni di =(1±0.025 )n2 d2 
(i=3,4,5,…k−1)mとなり、かつn1 d
1 がnk dk にほとんど等しく、前記nk dk
 が(1±0.025)n2 d2 /2にほとんど等
しくすることにより、従来と比べ広い角度範囲でJIS
のアンバ−の規格に入る白熱電球が得られる。
【0012】
【実施例】図3は、本発明の一実施例に係る自動車用ハ
ロゲン電球の説明図である。
【0013】図中の1は、石英ガラス、アルミノシリケ
−トガラスなどからなり、両端に封止部2a,2bを有
するガラスバルブである。前記ガラスバルブ1内には、
アルゴンなどの不活性ガスとともに所定のハロゲンが封
入されている。前記ガラスバルブ1内には、フィラメン
ト3が配設されている。ここで、フィラメント3の温度
は、約2800K〜約2600Kである。前記ガラスバ
ルブ1の内外両面のうち少なくとも一方の面例えば外面
には、光干渉フィルタ4が形成されている。ここで、光
干渉フィルタ4は、ガラスバルブ1側から奇数番目の層
である高屈折率層5(屈折率は2.0以上)と、ガラス
バルブ1側から偶数番目の層である偶数番目の層である
低屈折率層6(屈折率は1.6以下)とから構成されて
いる(図4参照)。前記高屈折率層5は酸化チタン,酸
化タンタル,酸化ジルコニウムなどからなり、低屈折率
層6は酸化ケイ素等からなる。また、各層の屈折率をn
i ,膜厚をdi (i=1,2,…,k)とすると、
第2層の光学膜厚n2 d2 に対して、3層から(k
−1)層での光学膜厚ni di は(1±0.025
)n2 d2 の範囲内である。更に、最内層であるn
1 d1 は最外層であるnk nk にほとんど等し
く、前記nk dk は(1±0.025)・n2 d
2 /2にほとんど等しくなっている。前記光干渉フィ
ルタ4は、その可視域の反射率最大値が98%以上でか
つ50%透過率波長が548 〜560mm の範囲で
ある。
【0014】上記構成のハロゲン電球において、光干渉
フィルタ4は次のようにして形成される。まず、テトラ
イソプロピルチタネ−ト等の有機チタン化合物を有機溶
剤に溶解し、チタン含有量2〜10重量%、粘度約2.
0cpsに調整したチタン液と、エチルシリケ−ト等の
有機ケイ素化合物を有機溶剤に溶解し、ケイ素含有量が
2〜10重量%、粘度1.0cpsに調整したケイ素液
を用意する。次に、上述の封止電球をまず恒温恒湿の雰
囲気中でチタン液に浸漬して所定速度で引上げ、乾燥後
空気中で約600 ℃で5分間焼成して低屈折率層5を
形成する。このようにして高屈折率層6と低屈折率層5
とを交互に形成して所望の層数を積層する。前記高屈折
率層6と低屈折率層5の夫々の厚さは、粘度を調整する
ことにより所望に管理できる。
【0015】図1は、フィラメント垂直方向の光の色度
を50%透過波長の変化との関係の測定結果を示す(フ
ィラメント温度約2700K)。フィラメント垂直方向
の光は540〜560nm の範囲で規格に入っている
が、アンバ−の範囲の上限に近くなると、フィラメント
垂直方向から角度がずれた方向の光は規格からすぐはず
れるため、548 〜560nm が適切である。また
、フィラメントの温度は、2800Kを越えると元のク
リアランプのz値が大きいため色度が左下方向へずれる
ため角度依存性が大きくなり、2600K未満の場合元
のランプ自体の効率が低くなるため、2800K〜26
00Kが最適である。
【0016】上記構成のハロゲン電球において、両端に
封止部2a,2bを有するガラスバルブ1内にフィラメ
ント3を配設し、前記ガラスバルブ1の外面に高屈折率
層5と低屈折率層6を交互に積層した奇数層の光干渉フ
ィルタ4を形成し、かつ前記フィラメント3の温度を2
800K〜2600Kとし、更に光干渉フィルタ4の各
層の屈折率をni 、膜厚をdi (i=1,2,3,
…k)としたとき、ni di =(1±0.025)
n2 d2 (i=3,4,5,…k−1)  となり
、かつn1 d1 がnk dk に略等しく、前記n
k dk が(1±0.025)n2 d2 /2に略
等しい構成となっている。従って、広い角度範囲でJI
Sのアンバ−の規格に入るハロゲン電球を得ることがで
きる。
【0017】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、角度
依存性を考慮しJISのアンバ−の規格に入る自動車用
ハロゲン電球等の白熱電球を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るフィラメント垂直方向
の光の色度を50%透過波長の変化との関係の測定結果
を示す特性図。
【図2】自動車用照明機器に使用する色光の色度範囲を
示す説明図。
【図3】本発明の一実施例に係るハロゲン電球の説明図
【図4】図3のハロゲン電球の一構成である光干渉フィ
ルタの説明図。
【符号の説明】
1…ガラスバルブ、2a,2b…封止部、3…フィラメ
ント、4…光干渉フィルタ、5…低屈折率層、6…高屈
折率層、7a,7b…口金。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ガラスバルブ内にフィラメントを配設
    し、前記ガラスバルブの内外面の少なくとも一方の面に
    高屈折率層と低屈折率層を交互に積層してなる光干渉フ
    ィルタを形成した白熱電球において、前記光干渉フィル
    タの各層の屈折率をni 、膜厚をdi (i=1,2
    ,3,…k)としたとき、     ni di =(1±0.025 )n2 d
    2 (i=3,4,5,…k−1)となり、かつn1 
    d1 がnk dk に略等しく、前記nk dk が
    (1±0.025)n2 d2 /2に略等しいことを
    特徴とする白熱電球。
  2. 【請求項2】  前記フィラメントの温度が2600K
    〜2800Kである請求項1記載の白熱電球。
JP9373891A 1991-03-30 1991-03-30 白熱電球 Pending JPH04303553A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9373891A JPH04303553A (ja) 1991-03-30 1991-03-30 白熱電球

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9373891A JPH04303553A (ja) 1991-03-30 1991-03-30 白熱電球

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04303553A true JPH04303553A (ja) 1992-10-27

Family

ID=14090754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9373891A Pending JPH04303553A (ja) 1991-03-30 1991-03-30 白熱電球

Country Status (1)

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JP (1) JPH04303553A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020038884A1 (de) * 2018-08-23 2020-02-27 HELLA GmbH & Co. KGaA Filtermittel für eine komponente eines kraftfahrzeugs sowie leuchtmittel mit derartigen filtermitteln

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020038884A1 (de) * 2018-08-23 2020-02-27 HELLA GmbH & Co. KGaA Filtermittel für eine komponente eines kraftfahrzeugs sowie leuchtmittel mit derartigen filtermitteln

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