JPH0430231B2 - - Google Patents
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- JPH0430231B2 JPH0430231B2 JP58024787A JP2478783A JPH0430231B2 JP H0430231 B2 JPH0430231 B2 JP H0430231B2 JP 58024787 A JP58024787 A JP 58024787A JP 2478783 A JP2478783 A JP 2478783A JP H0430231 B2 JPH0430231 B2 JP H0430231B2
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- circuit
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/21—Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
- H04N5/211—Ghost signal cancellation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はテレビジヨン受信機におけるゴースト
除去装置に関するものである。
除去装置に関するものである。
送信アンテナから直接到来する電波(希望波)
と、建造物などから反射してくる電波が同時に受
信アンテナで受信されると、希望波による画像と
反射波による画像がずれて現われる、いわゆるゴ
ーストが発生する。テレビジヨン受信機にとつて
かかるゴーストは画質を劣化させる大きな原因と
なつており、従来から種々の方法によつてゴース
トを除去、防止する対策が試みられて来た。その
1つとしてビデオ帯におけるトランスバーサルフ
イルタによるゴースト除去方式がある。この方式
はビデオ信号に含まれる最高周波数成分から決ま
る微小な遅延時間をそれぞれもつ遅延素子を多数
直列に接続し、各遅延素子出力を係数回路により
加重加算して出力することにより、ゴーストを除
去したゴースト補償信号を得るものである。
と、建造物などから反射してくる電波が同時に受
信アンテナで受信されると、希望波による画像と
反射波による画像がずれて現われる、いわゆるゴ
ーストが発生する。テレビジヨン受信機にとつて
かかるゴーストは画質を劣化させる大きな原因と
なつており、従来から種々の方法によつてゴース
トを除去、防止する対策が試みられて来た。その
1つとしてビデオ帯におけるトランスバーサルフ
イルタによるゴースト除去方式がある。この方式
はビデオ信号に含まれる最高周波数成分から決ま
る微小な遅延時間をそれぞれもつ遅延素子を多数
直列に接続し、各遅延素子出力を係数回路により
加重加算して出力することにより、ゴーストを除
去したゴースト補償信号を得るものである。
このようなトランスバーサルフイルタによるゴ
ースト除去装置の例を第1図にブロツク図で示
す。同図において1はビデオ信号入力端子、2は
ビデオ信号出力端子、3はトランスバーサルフイ
ルタ、4は減算器、5は基準信号発生回路、6は
微分回路、7はコンパレータ、8はシフトレジス
タ、9は減算器、10はタツプ利得メモリ、11
はD/A(デイジタル・アナログ)変換器、12
は同期信号分離回路、13はタイミング発生回
路、である。
ースト除去装置の例を第1図にブロツク図で示
す。同図において1はビデオ信号入力端子、2は
ビデオ信号出力端子、3はトランスバーサルフイ
ルタ、4は減算器、5は基準信号発生回路、6は
微分回路、7はコンパレータ、8はシフトレジス
タ、9は減算器、10はタツプ利得メモリ、11
はD/A(デイジタル・アナログ)変換器、12
は同期信号分離回路、13はタイミング発生回
路、である。
第2図は、第1図におけるトランスバーサルフ
イルタ3の詳細を示すブロツク図である。同図に
おいて14は加算器、15は遅延時間τの遅延素
子、16はタツプ増幅器、である。なお、タツプ
増幅器16は、タツプ利得メモリ10からD/A
変換器11を介して入力される制御電圧によつて
その増幅利得を可変できる増幅器、である。
イルタ3の詳細を示すブロツク図である。同図に
おいて14は加算器、15は遅延時間τの遅延素
子、16はタツプ増幅器、である。なお、タツプ
増幅器16は、タツプ利得メモリ10からD/A
変換器11を介して入力される制御電圧によつて
その増幅利得を可変できる増幅器、である。
先ず第1図の回路構成における動作の概要を説
明する。
明する。
入力端子1から入力されたビデオ信号は、トラ
ンスバーサルフイルタ3を経由して出力端子2か
ら次段の回路へ送出されるわけであるが、この送
出ビデオ信号にゴースト成分が含まれていたら、
この成分を除去してから送出するようにしたいわ
けである。そこで、フイルタ3から出力されたビ
デオ信号に含まれているゴースト成分を検出する
ことが必要になる。
ンスバーサルフイルタ3を経由して出力端子2か
ら次段の回路へ送出されるわけであるが、この送
出ビデオ信号にゴースト成分が含まれていたら、
この成分を除去してから送出するようにしたいわ
けである。そこで、フイルタ3から出力されたビ
デオ信号に含まれているゴースト成分を検出する
ことが必要になる。
ビデオ信号の中から、都合によつて特に垂直同
期信号を選び出し、これに重畳されているゴース
ト成分を検出するようにするのが技術的に容易な
方法である(絵柄に重畳されているゴースト成分
を検出しようとすると、絵柄は絶えず変動する信
号であるから、ゴースト成分の検出は困難であ
る)。
期信号を選び出し、これに重畳されているゴース
ト成分を検出するようにするのが技術的に容易な
方法である(絵柄に重畳されているゴースト成分
を検出しようとすると、絵柄は絶えず変動する信
号であるから、ゴースト成分の検出は困難であ
る)。
入力端子1におけるビデオ信号は、同期信号分
離回路12において垂直同期信号を分離される。
分離された同期信号は、タイミング発生回路13
に供給され、タイミング信号発生の基準として用
いられる。基準信号発生回路5は、タイミング発
生回路13から指示されるタイミングに従つて、
垂直同期信号を基準信号として発生している。従
つて、フイルタ3の出力であるビデオ信号中に含
まれている垂直同期信号と、回路5から出力され
る基準信号としての垂直同期信号を減算器4で減
算すれば、ビデオ信号中の垂直同期信号に重畳さ
れていたゴースト成分が求まる。
離回路12において垂直同期信号を分離される。
分離された同期信号は、タイミング発生回路13
に供給され、タイミング信号発生の基準として用
いられる。基準信号発生回路5は、タイミング発
生回路13から指示されるタイミングに従つて、
垂直同期信号を基準信号として発生している。従
つて、フイルタ3の出力であるビデオ信号中に含
まれている垂直同期信号と、回路5から出力され
る基準信号としての垂直同期信号を減算器4で減
算すれば、ビデオ信号中の垂直同期信号に重畳さ
れていたゴースト成分が求まる。
このゴースト成分を微分回路6で微分し、更に
微分出力をコンパレータ7においてデイジタル化
(2値化)し、このデイジタル出力をシフトレジ
スタ8に書き込む。書き込むタイミングはタイミ
ング発生回路13により制御されている。シフト
レジスタ8から読み出されたデータに従つて、タ
ツプ利得メモリ10に記憶されている利得データ
を修正する。すなわち、メモリからデータを読み
出し、減算器9において、シフトレジスタ8から
読み出されたデータに従つて修正を加え、それを
またメモリ10に書き込むわけである。
微分出力をコンパレータ7においてデイジタル化
(2値化)し、このデイジタル出力をシフトレジ
スタ8に書き込む。書き込むタイミングはタイミ
ング発生回路13により制御されている。シフト
レジスタ8から読み出されたデータに従つて、タ
ツプ利得メモリ10に記憶されている利得データ
を修正する。すなわち、メモリからデータを読み
出し、減算器9において、シフトレジスタ8から
読み出されたデータに従つて修正を加え、それを
またメモリ10に書き込むわけである。
なお、上記説明では基準波形を予め設定し、ト
ランスバーサルフイルタ3からこれを差し引くも
のとしたが、上記基準波形は必ずしも必要でな
く、直接トランスバーサルフイルタ3の出力を微
分回路6に入力しても良い。この場合は、垂直同
期信号に起因した微分出力によつて最初の数タツ
プが誤動作するので、これらについてはタツプ利
得を固定することが必要となる。
ランスバーサルフイルタ3からこれを差し引くも
のとしたが、上記基準波形は必ずしも必要でな
く、直接トランスバーサルフイルタ3の出力を微
分回路6に入力しても良い。この場合は、垂直同
期信号に起因した微分出力によつて最初の数タツ
プが誤動作するので、これらについてはタツプ利
得を固定することが必要となる。
このプロセスが終了すると、次にメモリ10か
らタツプ利得データを読み出し、D/A変換器1
1によりアナログ電圧に変換した後、このアナロ
グ電圧を制御電圧としてトランスバーサルフイル
タ3におけるタツプ増幅器16に印加してその増
幅利得を制御する。その結果、フイルタ3から
は、ゴースト成分の軽減されたビデオ信号が出力
されることになる。以上のプロセスを繰り返すこ
とにより、最終的には、フイルタ3からゴースト
成分の全く重畳されていないビデオ信号が出力さ
れるようになる。
らタツプ利得データを読み出し、D/A変換器1
1によりアナログ電圧に変換した後、このアナロ
グ電圧を制御電圧としてトランスバーサルフイル
タ3におけるタツプ増幅器16に印加してその増
幅利得を制御する。その結果、フイルタ3から
は、ゴースト成分の軽減されたビデオ信号が出力
されることになる。以上のプロセスを繰り返すこ
とにより、最終的には、フイルタ3からゴースト
成分の全く重畳されていないビデオ信号が出力さ
れるようになる。
以上が、第1図に示したゴースト除去装置の動
作のあらましであるが、第1図における要部の信
号波形を示した第3図を参照したりして、以下説
明を少しく補足する。
作のあらましであるが、第1図における要部の信
号波形を示した第3図を参照したりして、以下説
明を少しく補足する。
第3図において、イは基準信号発生回路5から
出力される基準信号としての垂直同期信号を示
し、Fはその前縁を指している。ロはトランスバ
ーサルフイルタ3から出力されるビデオ信号中に
含まれている垂直同期信号を示し、斜線部分は重
畳されているゴースト成分を示している。ハは、
減算器4における減算の結果得られたゴースト成
分を示し、ニはその微分出力パルスPを示してい
る。タイミング発生回路13から、垂直同期信号
の前縁Fのタイミングで制御信号(ゲートパル
ス)をシフトレジスタ8に送り、その時点からシ
フトレジスタ8の動作を開始すると、パルスPの
2値化出力は、前縁FのタイミングからT時間後
のタイミングでシフトレジスタ8に取り込まれる
ことになる。このようにして、シフトレジスタ8
は、一連のビツト数から成るゴースト情報を蓄
え、そして該情報を順次、減算器9へ向けて出力
することになる。
出力される基準信号としての垂直同期信号を示
し、Fはその前縁を指している。ロはトランスバ
ーサルフイルタ3から出力されるビデオ信号中に
含まれている垂直同期信号を示し、斜線部分は重
畳されているゴースト成分を示している。ハは、
減算器4における減算の結果得られたゴースト成
分を示し、ニはその微分出力パルスPを示してい
る。タイミング発生回路13から、垂直同期信号
の前縁Fのタイミングで制御信号(ゲートパル
ス)をシフトレジスタ8に送り、その時点からシ
フトレジスタ8の動作を開始すると、パルスPの
2値化出力は、前縁FのタイミングからT時間後
のタイミングでシフトレジスタ8に取り込まれる
ことになる。このようにして、シフトレジスタ8
は、一連のビツト数から成るゴースト情報を蓄
え、そして該情報を順次、減算器9へ向けて出力
することになる。
次にタツプ利得メモリ10における記憶データ
の修正動作が開始されることは先にも述べたが、
タツプ利得メモリ10のアドレスと、第2図にお
けるタツプ増幅器16の番号(C1、C2……)と
は対応がとられており、入力される信号の遅延時
間の小さい順から、この場合、C1、C2、C3……
の順で、それらに対応したアドレスにおけるタツ
プ利得データの修正がなされる。
の修正動作が開始されることは先にも述べたが、
タツプ利得メモリ10のアドレスと、第2図にお
けるタツプ増幅器16の番号(C1、C2……)と
は対応がとられており、入力される信号の遅延時
間の小さい順から、この場合、C1、C2、C3……
の順で、それらに対応したアドレスにおけるタツ
プ利得データの修正がなされる。
タツプ利得メモリ10におけるデータの修正が
完了すると、今度は新たなタツプ利得データをト
ランスバーサルフイルタ3の各タツプ増幅器16
へ与える動作をするわけであるが、タツプ利得メ
モリ10から読み出されたデータはD/A変換器
11にてアナログ電圧に変換され、各タツプ増幅
器16へ印加される。印加された電圧は図示せざ
る小容量のコンデンサに保持されるが、各タツプ
増幅器に一通り印加し終わると、再びタツプ増幅
器C1から電圧印加が開始され、これを繰り返す
ことにより、コンデンサの放電を防いでいる。
完了すると、今度は新たなタツプ利得データをト
ランスバーサルフイルタ3の各タツプ増幅器16
へ与える動作をするわけであるが、タツプ利得メ
モリ10から読み出されたデータはD/A変換器
11にてアナログ電圧に変換され、各タツプ増幅
器16へ印加される。印加された電圧は図示せざ
る小容量のコンデンサに保持されるが、各タツプ
増幅器に一通り印加し終わると、再びタツプ増幅
器C1から電圧印加が開始され、これを繰り返す
ことにより、コンデンサの放電を防いでいる。
以上述べたようなゴーストの検出、タツプ利得
メモリ10におけるデータ修正、各タツプ増幅器
への制御電圧印加のプロセスは、基準信号として
垂直同期信号を利用している関係上、1フイール
ドに1回行なわれ、ゴーストが検出されなくなる
まで繰り返される。このようにして次第にゴース
トを除去することができる。
メモリ10におけるデータ修正、各タツプ増幅器
への制御電圧印加のプロセスは、基準信号として
垂直同期信号を利用している関係上、1フイール
ドに1回行なわれ、ゴーストが検出されなくなる
まで繰り返される。このようにして次第にゴース
トを除去することができる。
さて、このようなゴースト除去装置において
は、タイミング発生回路13から、シフトレジス
タ8へ、該レジスタの動作を開始させるためのタ
イミング信号としてゲートパルスを供給するもの
であることは先にも説明したが、このゲートパル
ス発生のタイミングを誤らないことが、ゴースト
成分除去という効果を達成する上で、きわめて重
要であることを、以下に詳しく説明する。
は、タイミング発生回路13から、シフトレジス
タ8へ、該レジスタの動作を開始させるためのタ
イミング信号としてゲートパルスを供給するもの
であることは先にも説明したが、このゲートパル
ス発生のタイミングを誤らないことが、ゴースト
成分除去という効果を達成する上で、きわめて重
要であることを、以下に詳しく説明する。
第4図イは、第1図における回路部分Mの中に
おいて、端子1に入力されるビデオ信号からシフ
トレジスタ8へ供給されるゲートパルスを作成す
る回路部分だけをM′として特に詳細に示したブ
ロツク図である。
おいて、端子1に入力されるビデオ信号からシフ
トレジスタ8へ供給されるゲートパルスを作成す
る回路部分だけをM′として特に詳細に示したブ
ロツク図である。
同図において、20はクランプ回路、21,2
2はそれぞれサンプルホールド回路、23は平均
値回路、24はコンパレータ、25はAND回路、
26はゲートパルス発生端子、27は同期信号分
離回路、28はタイミングパルス発生回路、であ
る。
2はそれぞれサンプルホールド回路、23は平均
値回路、24はコンパレータ、25はAND回路、
26はゲートパルス発生端子、27は同期信号分
離回路、28はタイミングパルス発生回路、であ
る。
第4図ロは、第4図イにおける各部信号の波形
図である。同図において、ビデオ信号としては、
垂直同期信号のみを示している。Fが垂直同期信
号の前縁を示し、E1,E2は何れも等化パルスを
示す。
図である。同図において、ビデオ信号としては、
垂直同期信号のみを示している。Fが垂直同期信
号の前縁を示し、E1,E2は何れも等化パルスを
示す。
第4図イ,ロを参照する。まずビデオ信号入力
端子1に、第4図ロに示したようなビデオ信号が
入力される。ここでビデオ信号は、垂直同期信号
の前縁Fのみを示してある。このビデオ信号はク
ランプ回路20にて同期信号の先端部のレベルが
そろえられ、サンプルホールド回路21,22お
よび同期信号分離回路27に送られる。同期信号
分離回路27の出力はタイミングパルス発生回路
28に入力され、A,B,Cで示した各種タイミ
ング信号が発生する。
端子1に、第4図ロに示したようなビデオ信号が
入力される。ここでビデオ信号は、垂直同期信号
の前縁Fのみを示してある。このビデオ信号はク
ランプ回路20にて同期信号の先端部のレベルが
そろえられ、サンプルホールド回路21,22お
よび同期信号分離回路27に送られる。同期信号
分離回路27の出力はタイミングパルス発生回路
28に入力され、A,B,Cで示した各種タイミ
ング信号が発生する。
サンプルホールド回路21では、タイミングパ
ルスAによつて等化パルスE1と垂直同期信号前
縁Fとの間のペデスタル電圧がサンプルされる。
サンプルホールド回路22では垂直同期信号前縁
Fと等化パルスE2との間の同期先端電圧がサン
プルパルスBによつてサンプルされる。これらの
電圧は平均回路23にてその平均値、すなわち、
垂直同期信号の振幅の1/2が求められ、コンパレ
ータ24に入力される。一方、コンパレータ24
の他方の入力には、クランプ回路20の出力が入
力されている。したがつて入力ビデオ信号におけ
る垂直同期信号の信号振幅が所定のレベル1/2に
達したところでコンパレータ24の出力は、ロウ
からハイに転じる。同期信号は1水平期間毎にも
あるから、選択パルスCとアンド回路25によつ
て垂直同期信号部のみを選び出せば、所望するゲ
ートパルスを得ることができる。
ルスAによつて等化パルスE1と垂直同期信号前
縁Fとの間のペデスタル電圧がサンプルされる。
サンプルホールド回路22では垂直同期信号前縁
Fと等化パルスE2との間の同期先端電圧がサン
プルパルスBによつてサンプルされる。これらの
電圧は平均回路23にてその平均値、すなわち、
垂直同期信号の振幅の1/2が求められ、コンパレ
ータ24に入力される。一方、コンパレータ24
の他方の入力には、クランプ回路20の出力が入
力されている。したがつて入力ビデオ信号におけ
る垂直同期信号の信号振幅が所定のレベル1/2に
達したところでコンパレータ24の出力は、ロウ
からハイに転じる。同期信号は1水平期間毎にも
あるから、選択パルスCとアンド回路25によつ
て垂直同期信号部のみを選び出せば、所望するゲ
ートパルスを得ることができる。
なお、コンパレータ24の出力がロウからハイ
に転じる時点を、垂直同期信号の振幅が所定の振
幅の1/2に達した時点に選んだのは、垂直同期信
号の前縁Fは必ずしも垂直とは限らず、傾いてい
る場合もあるので、その場合でも、前縁Fの立ち
上りが所定レベルの1/2に達した時点を前縁Fの
発出時点とみなしてしまうためである。また選択
パルスCというのは、垂直同期信号の前縁Fの近
傍を選び出すマスクパルスのことである。
に転じる時点を、垂直同期信号の振幅が所定の振
幅の1/2に達した時点に選んだのは、垂直同期信
号の前縁Fは必ずしも垂直とは限らず、傾いてい
る場合もあるので、その場合でも、前縁Fの立ち
上りが所定レベルの1/2に達した時点を前縁Fの
発出時点とみなしてしまうためである。また選択
パルスCというのは、垂直同期信号の前縁Fの近
傍を選び出すマスクパルスのことである。
なお、各種タイミングパルス、A,B,Cの発
生方法については、特願昭57−72582号の明細書
に記載された事項からも明らかなように、入力ビ
デオ信号を同期信号分離回路12(第1図)にて
同期分離して同期信号のみを取出し、この中か
ら、垂直同期信号および、その近傍に存在してい
る1/2H間隔(但しHは水平走査期間を示す)の
等化パルス群のみを検出し、この等化パルスを所
定個数だけ計数することによつて第4図ロに示し
た等化パルスE1を検出し、これによつてサンプ
ルパルスA、マスクパルスC、サンプルパルスB
を連続的に発生させるようにすれば良い。
生方法については、特願昭57−72582号の明細書
に記載された事項からも明らかなように、入力ビ
デオ信号を同期信号分離回路12(第1図)にて
同期分離して同期信号のみを取出し、この中か
ら、垂直同期信号および、その近傍に存在してい
る1/2H間隔(但しHは水平走査期間を示す)の
等化パルス群のみを検出し、この等化パルスを所
定個数だけ計数することによつて第4図ロに示し
た等化パルスE1を検出し、これによつてサンプ
ルパルスA、マスクパルスC、サンプルパルスB
を連続的に発生させるようにすれば良い。
第5図は第4図イの回路において発生するゲー
トパルスのタイミングを垂直同期信号と対比して
示す波形図である。
トパルスのタイミングを垂直同期信号と対比して
示す波形図である。
第4図を参照しての動作説明の過程を経て、第
5図aのゴーストを含んだビデオ信号の垂直同期
信号前縁Fに対し、第5図bに示すようなゲート
パルスGが発生し、シフトレジスタ8へ供給され
る。そこでシフトレジスタ8は、動作を開始し、
クロツクC1,C2,C3,C4と4ビツトまでは何れ
もロウ入力を取り込む。
5図aのゴーストを含んだビデオ信号の垂直同期
信号前縁Fに対し、第5図bに示すようなゲート
パルスGが発生し、シフトレジスタ8へ供給され
る。そこでシフトレジスタ8は、動作を開始し、
クロツクC1,C2,C3,C4と4ビツトまでは何れ
もロウ入力を取り込む。
クロツクC5の時点では、垂直同期信号に重畳
されたゴースト成分(第5図aにおける斜線部
分)が検出され、微分回路6、コンパレータ7を
介して第5図cに示すパルス出力Pがハイ入力と
して取り込まれる。その結果、シフトレジスタ8
に取り込まれた一連のゴースト情報は〔10000〕
となる。これによりトランスバーサルフイルタ3
におけるタツプ増幅器C5の利得が減少し、ゴー
ストは次第に除去される。
されたゴースト成分(第5図aにおける斜線部
分)が検出され、微分回路6、コンパレータ7を
介して第5図cに示すパルス出力Pがハイ入力と
して取り込まれる。その結果、シフトレジスタ8
に取り込まれた一連のゴースト情報は〔10000〕
となる。これによりトランスバーサルフイルタ3
におけるタツプ増幅器C5の利得が減少し、ゴー
ストは次第に除去される。
ところが、非常に大きなゴーストが入力された
場合、および車のイグニツシヨンによつてインパ
ルスノイズが混入した場合、垂直同期信号の前縁
Fと全く異なる位置にこのゲートパルスが発生す
ることがある。
場合、および車のイグニツシヨンによつてインパ
ルスノイズが混入した場合、垂直同期信号の前縁
Fと全く異なる位置にこのゲートパルスが発生す
ることがある。
すなわち、第6図aは垂直同期信号部近傍のビ
デオ信号を示し、bはこれを同期分離して1/2H
間隔の等化パルスのみをとり出した波形を示す。
図示せざるカウンタを用いて上記等化パルスを計
数し、6個なら6個と予め定まつた数だけ計数し
たら各タイミングパルス、A,B,Cを連続的に
発生させれば良いことは前に述べた。しかし、a
に図示の如く、テレビ信号にインパルスノイズN
が混入し、それが同期信号Syの先端レベルを越
えると、このノイズNも同期信号と見なされ、c
に示したように等化パルス′となる。ノイズN
が、たまたま相互に1H期間だけ離れた同期信号
Syと等化パルスの中間に発生したとすると、
ノイズNと同期信号Syの間隔が1/2Hとなり、本
来ならとり出されなかつた同期信号Syまで等化
パルス′として取り出される結果、bより2個
多い等価パルスがcでは発生する。この結果、タ
イミングパルスA,B,Cは垂直同期信号のとこ
ろではなく、それよりずつと以前の等化パルス
E0のところに発生することになる。この場合に
は、第5図に示したタイミング図は第7図に示す
如くなる。
デオ信号を示し、bはこれを同期分離して1/2H
間隔の等化パルスのみをとり出した波形を示す。
図示せざるカウンタを用いて上記等化パルスを計
数し、6個なら6個と予め定まつた数だけ計数し
たら各タイミングパルス、A,B,Cを連続的に
発生させれば良いことは前に述べた。しかし、a
に図示の如く、テレビ信号にインパルスノイズN
が混入し、それが同期信号Syの先端レベルを越
えると、このノイズNも同期信号と見なされ、c
に示したように等化パルス′となる。ノイズN
が、たまたま相互に1H期間だけ離れた同期信号
Syと等化パルスの中間に発生したとすると、
ノイズNと同期信号Syの間隔が1/2Hとなり、本
来ならとり出されなかつた同期信号Syまで等化
パルス′として取り出される結果、bより2個
多い等価パルスがcでは発生する。この結果、タ
イミングパルスA,B,Cは垂直同期信号のとこ
ろではなく、それよりずつと以前の等化パルス
E0のところに発生することになる。この場合に
は、第5図に示したタイミング図は第7図に示す
如くなる。
第7図において、aはビデオ信号中の等化パル
スE0、bは誤つて正しくないタイミングで発生
したゲートパルスである。ビデオ信号中の等化パ
ルスE0と別に発生した基準信号としての同期信
号は減算器4(第1図参照)にて減算され、微分
回路6にて微分される。等化パルスE0は基準信
号としての垂直同期信号よりパルス幅が狭いた
め、微分回路6の出力はcのようになる。すなわ
ち、ゴーストがない場合であつても、インパルス
ノイズによつてゲート発生のタイミングが誤る
と、この場合タツプC3を修正するための微分出
力P′が発生する。この結果、ゴースト除去装置は
ゴーストを抑圧するどころか、かえつてゴースト
を付加する結果になつてしまう。
スE0、bは誤つて正しくないタイミングで発生
したゲートパルスである。ビデオ信号中の等化パ
ルスE0と別に発生した基準信号としての同期信
号は減算器4(第1図参照)にて減算され、微分
回路6にて微分される。等化パルスE0は基準信
号としての垂直同期信号よりパルス幅が狭いた
め、微分回路6の出力はcのようになる。すなわ
ち、ゴーストがない場合であつても、インパルス
ノイズによつてゲート発生のタイミングが誤る
と、この場合タツプC3を修正するための微分出
力P′が発生する。この結果、ゴースト除去装置は
ゴーストを抑圧するどころか、かえつてゴースト
を付加する結果になつてしまう。
以上は、インパルスノイズが1個のみ混入した
場合を説明したが、一般にインパルスノイズは全
くランダムに、かつ、多数混入するため、ゲート
パルスはビデオ信号のいたるところに発生し、絵
柄の信号でもつて各タツプを修正するような事態
も生ずる。
場合を説明したが、一般にインパルスノイズは全
くランダムに、かつ、多数混入するため、ゲート
パルスはビデオ信号のいたるところに発生し、絵
柄の信号でもつて各タツプを修正するような事態
も生ずる。
さらに、強大ゴーストが存在している場合、同
期信号部に絵柄の信号が混入し、やはり同期分離
が誤動作して、ゲートの発生タイミングを誤る。
期信号部に絵柄の信号が混入し、やはり同期分離
が誤動作して、ゲートの発生タイミングを誤る。
このような事情によつて、従来のゴースト除去
装置では環境条件によつては不安定な動作を招
き、画質を大幅にそこなうという問題点があつ
た。
装置では環境条件によつては不安定な動作を招
き、画質を大幅にそこなうという問題点があつ
た。
本発明の目的は上記した従来技術の欠点をなく
し、インパルスノイズや強大ゴーストが存在して
いる場合でも安定に動作するゴースト除去装置を
提供することにある。
し、インパルスノイズや強大ゴーストが存在して
いる場合でも安定に動作するゴースト除去装置を
提供することにある。
上記目的達成のため、本発明では、トランスバ
ーサルフイルタと、該フイルタの有するタツプの
利得をデータとして記憶するメモリと、前記フイ
ルタに入力されるべきビデオ信号に含まれる予め
定められた基準信号から、ゴースト成分の存在位
置を検出するための時間基準を設定する手段と、
設定された該時間基準に従つて検出されたゴース
ト成分の存在位置によつて前記メモリに記憶され
ているタツプ利得データを修正する修正手段と、
修正されたデータに従つて前記フイルタの有する
各タツプの利得を制御する制御手段と、前記基準
信号がその前後のタイミング位置に照らして所定
の形状を有するか否かを判定する形状判定手段
と、該形状判定手段が否と判定した時には、前記
メモリに記憶されているタツプ利得データの修正
を禁止する手段と、によりゴースト除去装置を構
成した。
ーサルフイルタと、該フイルタの有するタツプの
利得をデータとして記憶するメモリと、前記フイ
ルタに入力されるべきビデオ信号に含まれる予め
定められた基準信号から、ゴースト成分の存在位
置を検出するための時間基準を設定する手段と、
設定された該時間基準に従つて検出されたゴース
ト成分の存在位置によつて前記メモリに記憶され
ているタツプ利得データを修正する修正手段と、
修正されたデータに従つて前記フイルタの有する
各タツプの利得を制御する制御手段と、前記基準
信号がその前後のタイミング位置に照らして所定
の形状を有するか否かを判定する形状判定手段
と、該形状判定手段が否と判定した時には、前記
メモリに記憶されているタツプ利得データの修正
を禁止する手段と、によりゴースト除去装置を構
成した。
そしてインパルス性ノイズや強大ゴーストが存
在すると、前記形状判定手段が、基準信号が所定
の形状を有しないと判定するようになつているの
で、そのときはタツプ利得データの修正を行わ
ず、ゴースト除去装置の安定な動作が可能にな
る。
在すると、前記形状判定手段が、基準信号が所定
の形状を有しないと判定するようになつているの
で、そのときはタツプ利得データの修正を行わ
ず、ゴースト除去装置の安定な動作が可能にな
る。
次に図を参照して本発明の一実施例を説明す
る。
る。
第8図は本発明の一実施例の要部(すなわち、
従来のゴースト除去装置に本発明により付加する
回路部分)を示すブロツク図である。同図におい
て、30,31はそれぞれD型フリツプフロツ
プ、32はインバータ、33はAND回路、34
は同期分離して得られた同期信号(第4図イの同
期信号分離回路27の出力)の入力端子、35は
サンプルパルスA(タイミングパルス発生回路2
8からのタイミングパルスA)入力端子、36は
サンプルパルスB(同回路28からのタイミング
パルスB)入力端子、37はメモリ書込制御信号
出力端子(第1図のタツプ利得メモリ10へ書込
制御信号を出力する端子)である。
従来のゴースト除去装置に本発明により付加する
回路部分)を示すブロツク図である。同図におい
て、30,31はそれぞれD型フリツプフロツ
プ、32はインバータ、33はAND回路、34
は同期分離して得られた同期信号(第4図イの同
期信号分離回路27の出力)の入力端子、35は
サンプルパルスA(タイミングパルス発生回路2
8からのタイミングパルスA)入力端子、36は
サンプルパルスB(同回路28からのタイミング
パルスB)入力端子、37はメモリ書込制御信号
出力端子(第1図のタツプ利得メモリ10へ書込
制御信号を出力する端子)である。
第9図は第8図の回路における各部の信号波形
を示す波形図である。
を示す波形図である。
第8図、9図を参照して動作を説明する。まず
ゲートパルスが正しいタイミングで発生する場
合、すなわち、第9図イにおいて示した同期分離
出力(34)は端子34からDフリツプフロツプ3
0,31の各D入力端子に入力される。Dフリツ
プフロツプ30,31の各CK端子にはそれぞれ
端子35,36を経て、第9図イに示すサンプル
パルスA(35)、B(36)が入力される。したがつ
てインバータ32、Dフリツプフロツプ31の各
出力は第9図イのc,eに示すごとく、各サンプ
ルパルスA,Bにそれぞれ同期してハイレベルと
なり、AND回路33の出力fもハイレベルとな
り、タツプ利得メモリ10の書変えを行なうこと
ができる。
ゲートパルスが正しいタイミングで発生する場
合、すなわち、第9図イにおいて示した同期分離
出力(34)は端子34からDフリツプフロツプ3
0,31の各D入力端子に入力される。Dフリツ
プフロツプ30,31の各CK端子にはそれぞれ
端子35,36を経て、第9図イに示すサンプル
パルスA(35)、B(36)が入力される。したがつ
てインバータ32、Dフリツプフロツプ31の各
出力は第9図イのc,eに示すごとく、各サンプ
ルパルスA,Bにそれぞれ同期してハイレベルと
なり、AND回路33の出力fもハイレベルとな
り、タツプ利得メモリ10の書変えを行なうこと
ができる。
次に第9図ロの場合のように、ゲートパルスが
正規のタイミング位置Fではなく、ずれたタイミ
ング位置E0に発生している場合、第9図イで説
明したのと全く同様の過程を経て、インバータ3
2の出力cはハイレベル、Dフリツプフロツプ3
1の出力eはローレベルとなり、AND回路33
の出力fはローレベルとなつてタツプ利得メモリ
10の書変えは禁止される。
正規のタイミング位置Fではなく、ずれたタイミ
ング位置E0に発生している場合、第9図イで説
明したのと全く同様の過程を経て、インバータ3
2の出力cはハイレベル、Dフリツプフロツプ3
1の出力eはローレベルとなり、AND回路33
の出力fはローレベルとなつてタツプ利得メモリ
10の書変えは禁止される。
さらに、第9図ハの場合のように、ゲートパル
スがやはり正規のタイミング位置Fではなく、ず
れたタイミング位置E2に発生している場合、同
様の過程により、インバータ32の出力cはロー
レベル、Dフリツプフロツプ31の出力はハイレ
ベルとなつて、タツプ利得メモリ10の書変えは
やはり禁止される。
スがやはり正規のタイミング位置Fではなく、ず
れたタイミング位置E2に発生している場合、同
様の過程により、インバータ32の出力cはロー
レベル、Dフリツプフロツプ31の出力はハイレ
ベルとなつて、タツプ利得メモリ10の書変えは
やはり禁止される。
このように、ゲートパルスが同期して発生する
べき垂直同期信号の立上がりFの前後には十分な
長さの平担部が存在していることに着目すると、
第8図に示したた如き非常に簡単な回路により、
ゲートパルスが正しいタイミングで発生したか否
かを判定することができる。
べき垂直同期信号の立上がりFの前後には十分な
長さの平担部が存在していることに着目すると、
第8図に示したた如き非常に簡単な回路により、
ゲートパルスが正しいタイミングで発生したか否
かを判定することができる。
なお、本発明を実施した場合、インパルスノイ
ズや強大ゴーストが存在している場合、一時的に
タツプ利得メモリ10の修正を禁止するためゴー
スト除去のスピードが鈍ることになるが、ゴース
トをかえつて付加するなどの従来見られた異常動
作は回避することができる。
ズや強大ゴーストが存在している場合、一時的に
タツプ利得メモリ10の修正を禁止するためゴー
スト除去のスピードが鈍ることになるが、ゴース
トをかえつて付加するなどの従来見られた異常動
作は回避することができる。
なお、今までの説明では基準信号として垂直同
期信号を使用した例について述べたが、2Tパル
スや2Tバー等の別途そう入した基準信号につい
ても同様である。なぜなら、これらの信号は通常
は垂直同期信号をもとにして検出されるからであ
る。
期信号を使用した例について述べたが、2Tパル
スや2Tバー等の別途そう入した基準信号につい
ても同様である。なぜなら、これらの信号は通常
は垂直同期信号をもとにして検出されるからであ
る。
以上述べたように、本発明によれば、従来のゴ
ースト除去装置で問題であつた、インパルスノイ
ズや強大ゴースト存在時における除去機能の劣
化、および不安定動作を解決したゴースト除去装
置を提供することができ、悪環境条件下でも安定
したゴースト除去動作を行なわせることが可能と
なる。
ースト除去装置で問題であつた、インパルスノイ
ズや強大ゴースト存在時における除去機能の劣
化、および不安定動作を解決したゴースト除去装
置を提供することができ、悪環境条件下でも安定
したゴースト除去動作を行なわせることが可能と
なる。
第1図は従来公知のゴースト除去装置を示すブ
ロツク図、第2図は第1図におけるトランスバー
サルフイルタの詳細を示すブロツク図、第3図は
第1図における要部の信号波形を示す波形図、第
4図イは第1図におけるゲートパルス発生部を示
すブロツク図、第4図ロは第4図イにおける各部
信号波形を示す波形図、第5図は正常動作の場合
のゲートパルスと微分パルスのタイミング関係を
示すタイミング図、第6図はビデオ信号およびそ
の同期分離出力を示す波形図、第7図は誤動作の
場合のゲートパルスと微分パルスのタイミング関
係を示すタイミング図、第8図は本発明の一実施
例の要部を示す回路図、第9図は第8図の回路に
おける各部の信号波形図である。 符号の説明 1……ビデオ信号入力端子、2…
…ビデオ信号出力端子、3……トランスバーサル
フイルタ、4……減算器、5……基準信号発生回
路、6……微分回路、7……コンパレータ、8…
…シフトレジスタ、9……減算器、10……タツ
プ利得メモリ、11……D/A変換器、12……
同期信号分離回路、13……タイミング発生回
路、30,31……D型フリツプフロツプ、32
……インバータ、33……AND回路。
ロツク図、第2図は第1図におけるトランスバー
サルフイルタの詳細を示すブロツク図、第3図は
第1図における要部の信号波形を示す波形図、第
4図イは第1図におけるゲートパルス発生部を示
すブロツク図、第4図ロは第4図イにおける各部
信号波形を示す波形図、第5図は正常動作の場合
のゲートパルスと微分パルスのタイミング関係を
示すタイミング図、第6図はビデオ信号およびそ
の同期分離出力を示す波形図、第7図は誤動作の
場合のゲートパルスと微分パルスのタイミング関
係を示すタイミング図、第8図は本発明の一実施
例の要部を示す回路図、第9図は第8図の回路に
おける各部の信号波形図である。 符号の説明 1……ビデオ信号入力端子、2…
…ビデオ信号出力端子、3……トランスバーサル
フイルタ、4……減算器、5……基準信号発生回
路、6……微分回路、7……コンパレータ、8…
…シフトレジスタ、9……減算器、10……タツ
プ利得メモリ、11……D/A変換器、12……
同期信号分離回路、13……タイミング発生回
路、30,31……D型フリツプフロツプ、32
……インバータ、33……AND回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数のタツプを有し、その各々の利得が可変
できるトランスバーサルフイルタと、該フイルタ
の有する前記タツプの利得をデータとして記憶す
るタツプ利得メモリと、前記フイルタに入力され
るべきビデオ信号に含まれる予め定められた基準
信号から、ゴースト成分の存在位置を検出するた
めの時間基準を設定する手段と、設定された該時
間基準に従つて検出されたゴースト成分の存在位
置によつて前記タツプ利得メモリに記憶されてい
るタツプ利得データを修正する修正手段と、修正
されたデータに従つて前記フイルタの有する各タ
ツプの利得を制御する制御手段と、前記基準信号
がその前後のタイミング位置に照らして所定の形
状を有するか否かを判定する形状判定手段と、該
形状判定手段が否と判定した時には、前記タツプ
利得メモリに記憶されているタツプ利得データの
修正を禁止する手段と、を有して成ることを特徴
とするゴースト除去装置。 2 特許請求の範囲第1項記載のゴースト除去装
置において、前記基準信号はビデオ信号に含まれ
る垂直同期信号であり、かつ、前記基準信号の形
状判定手段は、垂直同期信号とその直前の等化パ
ルスの間に第1のサンプリングパルスを発生する
第1の回路と、垂直同期信号とその直後の等化パ
ルスの間に第2のサンプルパルスを発生する第2
の回路と、これら第1および第2のサンプリング
パルスによりテレビ信号あるいはその同期分離出
力をサンプリングする第3の回路と、これらのサ
ンプリング結果を論理判断して基準信号が所定の
形状を有するか否かを判定する第4の回路と、か
ら成ることを特徴とするゴースト除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58024787A JPS59151577A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | ゴ−スト除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58024787A JPS59151577A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | ゴ−スト除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59151577A JPS59151577A (ja) | 1984-08-30 |
JPH0430231B2 true JPH0430231B2 (ja) | 1992-05-21 |
Family
ID=12147892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58024787A Granted JPS59151577A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | ゴ−スト除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59151577A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0797833B2 (ja) * | 1983-08-24 | 1995-10-18 | 株式会社日立製作所 | ゴ−スト除去装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56166675A (en) * | 1980-05-28 | 1981-12-21 | Toshiba Corp | Television ghost eliminator |
-
1983
- 1983-02-18 JP JP58024787A patent/JPS59151577A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56166675A (en) * | 1980-05-28 | 1981-12-21 | Toshiba Corp | Television ghost eliminator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59151577A (ja) | 1984-08-30 |
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