JPH04293144A - コンピュータシステム - Google Patents
コンピュータシステムInfo
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- JPH04293144A JPH04293144A JP3353207A JP35320791A JPH04293144A JP H04293144 A JPH04293144 A JP H04293144A JP 3353207 A JP3353207 A JP 3353207A JP 35320791 A JP35320791 A JP 35320791A JP H04293144 A JPH04293144 A JP H04293144A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- address
- computer system
- address lines
- card slot
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F12/00—Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
- G06F12/02—Addressing or allocation; Relocation
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F12/00—Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
- G06F12/02—Addressing or allocation; Relocation
- G06F12/06—Addressing a physical block of locations, e.g. base addressing, module addressing, memory dedication
- G06F12/0646—Configuration or reconfiguration
- G06F12/0669—Configuration or reconfiguration with decentralised address assignment
- G06F12/0676—Configuration or reconfiguration with decentralised address assignment the address being position dependent
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Bus Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にはコンピュータシ
ステムに関する。より詳細には本発明は、従来のように
DIPスイッチを設定してアドレス範囲を選択するとい
うようにユーザを介在させず、またアドレス範囲の設定
にカードスロットで専用の信号線を用いることなく、コ
ンピュータシステムのバックプレーンのカードスロット
に設置されたメモリカード等のカードをアドレスするた
めの方法と装置に関する。
ステムに関する。より詳細には本発明は、従来のように
DIPスイッチを設定してアドレス範囲を選択するとい
うようにユーザを介在させず、またアドレス範囲の設定
にカードスロットで専用の信号線を用いることなく、コ
ンピュータシステムのバックプレーンのカードスロット
に設置されたメモリカード等のカードをアドレスするた
めの方法と装置に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】今日のほとんどのコンピュ
ータシステムには、そのコンピュータシステムのプロセ
ッサと通信するための多様なカード、たとえばメモリカ
ード、多目的I/Oカード、コントローラカード、周辺
装置に関連するカード等、を収容するための複数のカー
ドスロット(すなわち、エッジコネクタ)を有するバッ
クプレーンを採用している。バックプレーンは通常、こ
の各種のカードをアドレスするための複数のアドレス線
、及びカードとプロセッサの間で双方向にデータ(ある
いは命令)を通信するための多数のデータ線を有するバ
スを含む。メモリカードの場合、それぞれのカードは、
データやあるいは命令を記憶するための複数のアドレス
可能なロケーション、すなわちそれぞれの別個のメモリ
ロケーションを含む。
ータシステムには、そのコンピュータシステムのプロセ
ッサと通信するための多様なカード、たとえばメモリカ
ード、多目的I/Oカード、コントローラカード、周辺
装置に関連するカード等、を収容するための複数のカー
ドスロット(すなわち、エッジコネクタ)を有するバッ
クプレーンを採用している。バックプレーンは通常、こ
の各種のカードをアドレスするための複数のアドレス線
、及びカードとプロセッサの間で双方向にデータ(ある
いは命令)を通信するための多数のデータ線を有するバ
スを含む。メモリカードの場合、それぞれのカードは、
データやあるいは命令を記憶するための複数のアドレス
可能なロケーション、すなわちそれぞれの別個のメモリ
ロケーションを含む。
【0003】プロセッサがカードを選択してそれと通信
ができるようにするために、それぞれのカード(あるい
はある種のシステムにおいてはカードスロット)にアド
レス範囲を割り当てて、プロセッサがバスのアドレス線
上に適当なアドレスを置くことによってカードを選択す
ることができるようにすることが多い。一般に、何本か
のアドレス線が“選択”線として指定され、これらの線
は実際のカードを選択するために用いられ、残りのアド
レス線のいくつかあるいは全部が選択されたカード中の
アドレス可能なロケーションをアドレスするために用い
られる。例えば、16ビットアドレスバスは最大216
のメモリロケーションをアドレスすることができるが、
アドレスビットのうちの4つを、アドレス可能なロケー
ションを含む24枚のメモリカードを選択するための“
選択”アドレスビットとして指定しても良い。“選択”
アドレス線上に与えられる“選択”ビットの特定のシー
ケンスであって、あるカードが応答するシーケンスは“
物理アドレス”として知られている。
ができるようにするために、それぞれのカード(あるい
はある種のシステムにおいてはカードスロット)にアド
レス範囲を割り当てて、プロセッサがバスのアドレス線
上に適当なアドレスを置くことによってカードを選択す
ることができるようにすることが多い。一般に、何本か
のアドレス線が“選択”線として指定され、これらの線
は実際のカードを選択するために用いられ、残りのアド
レス線のいくつかあるいは全部が選択されたカード中の
アドレス可能なロケーションをアドレスするために用い
られる。例えば、16ビットアドレスバスは最大216
のメモリロケーションをアドレスすることができるが、
アドレスビットのうちの4つを、アドレス可能なロケー
ションを含む24枚のメモリカードを選択するための“
選択”アドレスビットとして指定しても良い。“選択”
アドレス線上に与えられる“選択”ビットの特定のシー
ケンスであって、あるカードが応答するシーケンスは“
物理アドレス”として知られている。
【0004】カードの物理アドレスを選択するための従
来技術における通常の方法の一つは、ユーザが設定する
いくつかのDIP(デュアルインライン)スイッチを提
供することである。当業者には、これらのスイッチを設
定することによってカードのアドレス範囲も設定される
ことが理解されるであろう。ユーザが設定するDIPス
イッチの問題は、カードの物理アドレスとアドレス範囲
を変更するためには、システムの電源を落としてカード
を取り出さねばならないことである。例えば、DIPス
イッチを初期設置の際に誤って設定し、その結果DIP
スイッチを適正に設定するためにシステムの電源を落と
してカードを取り出さなければならないことがある。し
たがって、カードの物理アドレスとアドレス範囲の選択
のためにDIPスイッチを用いることは、繁雑であり、
また時間がかかる。またDIPスイッチを使用するのは
、ユーザがスイッチを使って選択をしなければならず作
業ミスの可能性が生じるという点でも問題がある。
来技術における通常の方法の一つは、ユーザが設定する
いくつかのDIP(デュアルインライン)スイッチを提
供することである。当業者には、これらのスイッチを設
定することによってカードのアドレス範囲も設定される
ことが理解されるであろう。ユーザが設定するDIPス
イッチの問題は、カードの物理アドレスとアドレス範囲
を変更するためには、システムの電源を落としてカード
を取り出さねばならないことである。例えば、DIPス
イッチを初期設置の際に誤って設定し、その結果DIP
スイッチを適正に設定するためにシステムの電源を落と
してカードを取り出さなければならないことがある。し
たがって、カードの物理アドレスとアドレス範囲の選択
のためにDIPスイッチを用いることは、繁雑であり、
また時間がかかる。またDIPスイッチを使用するのは
、ユーザがスイッチを使って選択をしなければならず作
業ミスの可能性が生じるという点でも問題がある。
【0005】固定されたハードワイヤードアドレスを採
用するカードもあるが、よくわかるように、これらのカ
ードのアドレスは簡単に変更できない。
用するカードもあるが、よくわかるように、これらのカ
ードのアドレスは簡単に変更できない。
【0006】別の周知の方法では、カードスロットの物
理アドレスを設定するために、バックプレーン上の専用
の“スロット”信号ピンを使用する必要がある。この方
法では、それぞれのカードスロットの或るピンが、バッ
クプレーンから専用の線の異なるパターンを受け取るよ
うに固定結線されてる。6ビットアドレスバス(A0−
A5)を有し、2本のアドレス線、例えばA4、A5が
バックプレーン中のカードの選択に用いられるシステム
を例として考える。このようなシステムでは、それぞれ
のカードスロットの線A4及びA5は、例えばGNDや
VDDといった専用信号線(すなわちアドレスバスの一
部ではない線)に共通に結合され、それぞれのカードス
ロットはGNDとVDDの特有の組合せをカードスロッ
トの線A4及びA5で受け取る。それぞれのカードはA
4とA5の値を検討して自身が入っているスロットを判
定する。この種のシステムの問題は、それぞれのカード
スロットの物理アドレスが固定されており簡単に変更で
きないことである。
理アドレスを設定するために、バックプレーン上の専用
の“スロット”信号ピンを使用する必要がある。この方
法では、それぞれのカードスロットの或るピンが、バッ
クプレーンから専用の線の異なるパターンを受け取るよ
うに固定結線されてる。6ビットアドレスバス(A0−
A5)を有し、2本のアドレス線、例えばA4、A5が
バックプレーン中のカードの選択に用いられるシステム
を例として考える。このようなシステムでは、それぞれ
のカードスロットの線A4及びA5は、例えばGNDや
VDDといった専用信号線(すなわちアドレスバスの一
部ではない線)に共通に結合され、それぞれのカードス
ロットはGNDとVDDの特有の組合せをカードスロッ
トの線A4及びA5で受け取る。それぞれのカードはA
4とA5の値を検討して自身が入っているスロットを判
定する。この種のシステムの問題は、それぞれのカード
スロットの物理アドレスが固定されており簡単に変更で
きないことである。
【0007】
【発明の目的】本発明は、むだな信号あるいは人間の介
在を必要とせずに、アドレス範囲の割り当てを完全に自
由にする装置と方法を提供することを目的とする。
在を必要とせずに、アドレス範囲の割り当てを完全に自
由にする装置と方法を提供することを目的とする。
【0008】
【発明の概要】本発明のコンピュータシステムにはシス
テムの複数のカードスロットに結合された複数のアドレ
ス線を有するバスが設けられており、それぞれのカード
スロットは特有の順序付けがなされたアドレス線を受け
取る。すなわち、それぞれのカードスロットはシステム
中の他のカードスロットのどれとも異なるように順序付
けされたアドレス線を受け取る。それぞれのカードスロ
ットにおけるアドレス線の順序付けは、システム中の他
のカードスロットに対するそれぞれのカードスロットの
物理ロケーション(すなわち物理アドレス)を表す。本
発明の一実施例によれば、カードスロットに設置された
それぞれのカードは、アドレス線のうちの少なくとも選
択されたものに与えられたコードに応答して、そのカー
ドが設置されたスロットの物理アドレス(ハード物理ア
ドレス)を自分で判定できるようにし、またそのカード
のアドレス範囲(ソフト物理アドレス)を確立する手段
を有する。しかし、固定のアドレス範囲を有するカード
、例えば固定サイズのメモリを有するメモリカードの場
合には、かかる手段は必要でない場合がある。これはス
ロットの物理アドレスが、カードが応答するアドレス範
囲に直接対応することがあるためである。
テムの複数のカードスロットに結合された複数のアドレ
ス線を有するバスが設けられており、それぞれのカード
スロットは特有の順序付けがなされたアドレス線を受け
取る。すなわち、それぞれのカードスロットはシステム
中の他のカードスロットのどれとも異なるように順序付
けされたアドレス線を受け取る。それぞれのカードスロ
ットにおけるアドレス線の順序付けは、システム中の他
のカードスロットに対するそれぞれのカードスロットの
物理ロケーション(すなわち物理アドレス)を表す。本
発明の一実施例によれば、カードスロットに設置された
それぞれのカードは、アドレス線のうちの少なくとも選
択されたものに与えられたコードに応答して、そのカー
ドが設置されたスロットの物理アドレス(ハード物理ア
ドレス)を自分で判定できるようにし、またそのカード
のアドレス範囲(ソフト物理アドレス)を確立する手段
を有する。しかし、固定のアドレス範囲を有するカード
、例えば固定サイズのメモリを有するメモリカードの場
合には、かかる手段は必要でない場合がある。これはス
ロットの物理アドレスが、カードが応答するアドレス範
囲に直接対応することがあるためである。
【0009】本発明の一実施例によれば、アドレス線は
、どのカードスロットについて見ても、アドレス線の選
択された対がシステム中のその直前および直後のカード
スロットに対して反転するように順序付けられている。 最低順位のアドレス線対の順序は一つおきのカードスロ
ットにおいて反転し、アドレス線対の順位が1つ上がる
毎に、その直前のアドレス線対の順序付けの頻度の半分
の頻度で反転する。しかし、本発明はこの順序付けには
限定されず、それぞれのカードスロットが特有の順序付
けがなされたアドレス線対を受け取るようないかなる順
序付けも本発明の範囲に含まれる。
、どのカードスロットについて見ても、アドレス線の選
択された対がシステム中のその直前および直後のカード
スロットに対して反転するように順序付けられている。 最低順位のアドレス線対の順序は一つおきのカードスロ
ットにおいて反転し、アドレス線対の順位が1つ上がる
毎に、その直前のアドレス線対の順序付けの頻度の半分
の頻度で反転する。しかし、本発明はこの順序付けには
限定されず、それぞれのカードスロットが特有の順序付
けがなされたアドレス線対を受け取るようないかなる順
序付けも本発明の範囲に含まれる。
【0010】プロセッサから出るのと同じ予め選択され
た順序のアドレスビットを用いてカード上でのアドレシ
ングを行わなければならないアプリケーションにおいて
は、本発明によれば、カード自体の上でその予め選択さ
れた順序を実効的に再確立する手段が提供される。
た順序のアドレスビットを用いてカード上でのアドレシ
ングを行わなければならないアプリケーションにおいて
は、本発明によれば、カード自体の上でその予め選択さ
れた順序を実効的に再確立する手段が提供される。
【0011】本発明の他の特徴および利点は以下の説明
と図面から明らかになるであろう。
と図面から明らかになるであろう。
【0012】
【実施例】図中、同様な数字は同様な構成要素を指す。
図1には、本発明の一実施例による単純化された実現形
態を示す。図1は、アドレス線A0〜A5からなる6ビ
ットのアドレスバス12を採用した簡単なコンピュータ
システムに対して本発明を適用したものを示す。しかし
、本発明はいかなる幅のアドレスバスに対しても適用で
きるものである。図1に示す6ビットの実施態様は、説
明の簡略化のためにのみ示すものであり、この発明はこ
れに限定されない。
態を示す。図1は、アドレス線A0〜A5からなる6ビ
ットのアドレスバス12を採用した簡単なコンピュータ
システムに対して本発明を適用したものを示す。しかし
、本発明はいかなる幅のアドレスバスに対しても適用で
きるものである。図1に示す6ビットの実施態様は、説
明の簡略化のためにのみ示すものであり、この発明はこ
れに限定されない。
【0013】図示するように、この例のコンピュータシ
ステムのバックプレーンは、それぞれがメモリカード、
コントローラカード、周辺装置関連のカードといった周
知のあらゆるタイプのカード10を受けるための複数の
カードスロットS1〜S4を有する。カードスロットS
1〜S4のそれぞれは、アドレスバス12と当該カード
スロットに設置されたカード10との通信用の複数のピ
ンA−Fを有する。カード10のそれぞれはこのコンピ
ュータシステムと周知の方法で結合されたプロセッサ(
図3参照)と通信し、プロセッサはカード10の内の1
つを選択するためにアドレスバス12上にアドレスを提
供し、メモリカードのようなカードの場合にはデータを
含むメモリ等の個々のアドレス可能なロケーションをア
ドレスするためのアドレスを提供する。
ステムのバックプレーンは、それぞれがメモリカード、
コントローラカード、周辺装置関連のカードといった周
知のあらゆるタイプのカード10を受けるための複数の
カードスロットS1〜S4を有する。カードスロットS
1〜S4のそれぞれは、アドレスバス12と当該カード
スロットに設置されたカード10との通信用の複数のピ
ンA−Fを有する。カード10のそれぞれはこのコンピ
ュータシステムと周知の方法で結合されたプロセッサ(
図3参照)と通信し、プロセッサはカード10の内の1
つを選択するためにアドレスバス12上にアドレスを提
供し、メモリカードのようなカードの場合にはデータを
含むメモリ等の個々のアドレス可能なロケーションをア
ドレスするためのアドレスを提供する。
【0014】図1の左側にはプロセッサから発せられた
アドレスバス12を示す。アドレス線の順序は従来通り
あらかじめ選択された順序、すなわちA0、A1、A2
、A3、A4、A5の順となっていることがわかるであ
ろう。しかし、本発明によれば、アドレス線A0〜A5
は、各カードスロットS1〜S4のピンが他のカードス
ロットのどれとも異なるアドレス線の順序付けを受け取
るような方法でカードスロットS1〜S4のピンA〜F
に結合される。したがって、カードスロットS1〜S4
はユニークなアドレス線の順序付けを受取り、またこの
順序付けはシステム中の他のカードスロットに対する特
定のカードスロツトの物理ロケーションあるいはアドレ
スを示すものであることが理解されるであろう。
アドレスバス12を示す。アドレス線の順序は従来通り
あらかじめ選択された順序、すなわちA0、A1、A2
、A3、A4、A5の順となっていることがわかるであ
ろう。しかし、本発明によれば、アドレス線A0〜A5
は、各カードスロットS1〜S4のピンが他のカードス
ロットのどれとも異なるアドレス線の順序付けを受け取
るような方法でカードスロットS1〜S4のピンA〜F
に結合される。したがって、カードスロットS1〜S4
はユニークなアドレス線の順序付けを受取り、またこの
順序付けはシステム中の他のカードスロットに対する特
定のカードスロツトの物理ロケーションあるいはアドレ
スを示すものであることが理解されるであろう。
【0015】本発明の一実施例によれば、アドレス線の
順序付けは図1に示すようになっている。この図に示す
ように、また図2からもっとよくわかるように、アドレ
ス線の選択された対の順序付けはどのカードスロットに
おいてもシステム中の直前および直後のカードスロット
に対して反転されている。したがってカードスロットS
1はアドレス線をそれらがプロセッサから発せられたの
と同じ順序で受け取る。しかし、アドレス線A0及びA
1の順序付けはカードスロットS2では逆になる。カー
ドスロットA3では、アドレス線A2及びA3の順序付
けが逆になり、カードスロットA4の場合には、アドレ
ス線A0及びA1の順序付けが逆になり、アドレス線A
2及びA3の順序付けが逆になる。さらに、図1及び図
2に示す実施例では、アドレス線の順序付けは2値的な
性格を有する。したがって、最下位のアドレス線対(A
0、A1)の順序付けはカードスロット1つ毎に反転し
(S1、S3等)、アドレス線対の順位が上る毎に(A
2、A3の対あるいはA4、A5の対)の直前のアドレ
ス線対の順序付けの頻度の半分の頻度で反転する。図2
の表はこの2値的な順序付けをより詳細に示すものであ
る。ここでも、6ビットアドレスバスと4つのカードス
ロットのみを示すが、これは簡略化と説明を容易にする
ためであり、いかなる幅のアドレスバス、またいかなる
適当な数のカードスロットを設けてもよいことを強調し
ておかなければならない。さらに、この発明は図に示す
アドレス線の2値的な順序付けに限定されないことを強
調しておかなければならない。
順序付けは図1に示すようになっている。この図に示す
ように、また図2からもっとよくわかるように、アドレ
ス線の選択された対の順序付けはどのカードスロットに
おいてもシステム中の直前および直後のカードスロット
に対して反転されている。したがってカードスロットS
1はアドレス線をそれらがプロセッサから発せられたの
と同じ順序で受け取る。しかし、アドレス線A0及びA
1の順序付けはカードスロットS2では逆になる。カー
ドスロットA3では、アドレス線A2及びA3の順序付
けが逆になり、カードスロットA4の場合には、アドレ
ス線A0及びA1の順序付けが逆になり、アドレス線A
2及びA3の順序付けが逆になる。さらに、図1及び図
2に示す実施例では、アドレス線の順序付けは2値的な
性格を有する。したがって、最下位のアドレス線対(A
0、A1)の順序付けはカードスロット1つ毎に反転し
(S1、S3等)、アドレス線対の順位が上る毎に(A
2、A3の対あるいはA4、A5の対)の直前のアドレ
ス線対の順序付けの頻度の半分の頻度で反転する。図2
の表はこの2値的な順序付けをより詳細に示すものであ
る。ここでも、6ビットアドレスバスと4つのカードス
ロットのみを示すが、これは簡略化と説明を容易にする
ためであり、いかなる幅のアドレスバス、またいかなる
適当な数のカードスロットを設けてもよいことを強調し
ておかなければならない。さらに、この発明は図に示す
アドレス線の2値的な順序付けに限定されないことを強
調しておかなければならない。
【0016】本発明は一定数のアドレス可能なロケーシ
ョンを有するカード10の場合についてここまで説明し
たように、採用することができる。しかし、このような
場合には、それぞれのカードのアドレス範囲はそのカー
ドが差し込まれたカードスロットの物理アドレスに直接
対応しなければならない。前述したように、カードスロ
ットの物理アドレスはそれがたまたま受け取ったアドレ
ス線A0〜A5の特定の順序付けによって決まる。例え
ば、カード10のそれぞれが固定されたサイズのメモリ
カードであり、それらの各アドレス範囲がそれが差し込
まれるカードスロツトS1〜S4の物理アドレスに対応
する場合、本発明は充分に機能する。しかし、当業者に
とってはこのようなシステムにはフレキシビリティがな
く、実際にこのようなシステムに採用できるカードのタ
イプがかなり制限されることは明白であろう。
ョンを有するカード10の場合についてここまで説明し
たように、採用することができる。しかし、このような
場合には、それぞれのカードのアドレス範囲はそのカー
ドが差し込まれたカードスロットの物理アドレスに直接
対応しなければならない。前述したように、カードスロ
ットの物理アドレスはそれがたまたま受け取ったアドレ
ス線A0〜A5の特定の順序付けによって決まる。例え
ば、カード10のそれぞれが固定されたサイズのメモリ
カードであり、それらの各アドレス範囲がそれが差し込
まれるカードスロツトS1〜S4の物理アドレスに対応
する場合、本発明は充分に機能する。しかし、当業者に
とってはこのようなシステムにはフレキシビリティがな
く、実際にこのようなシステムに採用できるカードのタ
イプがかなり制限されることは明白であろう。
【0017】ここまで説明した図1及び図2のシステム
と方法の問題点をより詳しく述べるために下に示す表を
検討してみよう。この表には、プロセッサによって線A
0−−AA3上に送ることのできる各アドレスコード(
第1欄)と、それらがアドレス線の2値的順序付けを採
用する図1に例示したシステムのカードスロットS1〜
S4のそれぞれによってどのように受け取られるか(第
2欄〜第5欄)を示す。
と方法の問題点をより詳しく述べるために下に示す表を
検討してみよう。この表には、プロセッサによって線A
0−−AA3上に送ることのできる各アドレスコード(
第1欄)と、それらがアドレス線の2値的順序付けを採
用する図1に例示したシステムのカードスロットS1〜
S4のそれぞれによってどのように受け取られるか(第
2欄〜第5欄)を示す。
【0018】
【表1】
【0019】表からわかるように、これらのアドレスの
うち4つ(コメント欄に“コードOK”と書いてあるも
の)はうまく機能するが、残りのコードについてはエイ
リアス、すなわち複数のカードスロットをアドレスする
結果起こる競合が発生する。また、アドレスバスの2値
的順序付けを行う場合、各ビット対(すなわちビット対
A0、A1及びビット対A2、A3)は正しいアドレス
シングを行うためにはXORパターンを持っていなけれ
ばならない。この2値的順序付けシステムを用いてアド
レスできるスロットの数は2B である。ここでBは特
定の実施態様におけるビット対の数である。上の表では
、Bは2であり、アドレスできるスロットの数は4であ
る。このようにこの特定の実施態様におけるアドレスで
きる範囲には限度がある。
うち4つ(コメント欄に“コードOK”と書いてあるも
の)はうまく機能するが、残りのコードについてはエイ
リアス、すなわち複数のカードスロットをアドレスする
結果起こる競合が発生する。また、アドレスバスの2値
的順序付けを行う場合、各ビット対(すなわちビット対
A0、A1及びビット対A2、A3)は正しいアドレス
シングを行うためにはXORパターンを持っていなけれ
ばならない。この2値的順序付けシステムを用いてアド
レスできるスロットの数は2B である。ここでBは特
定の実施態様におけるビット対の数である。上の表では
、Bは2であり、アドレスできるスロットの数は4であ
る。このようにこの特定の実施態様におけるアドレスで
きる範囲には限度がある。
【0020】Nビットのアドレスバスに対する順序付け
の可能な組合せの数はN!と示すことができる。また、
奇数値のNに対してはN/2ビットは1であり、N/2
ビットは0であり、(エイリアスなしで)アドレス可能
なスロットの最大数はN!/((N/2)!×(N/2
)!)であり、偶数値のNに対しては(N−1)/2ビ
ットは1であり、(N+1)/2ビットは0であるか、
(N+1)/2ビットは1であり、(N−1)/2ビッ
トは0であるかのいずれかであり、(エイリアスなしで
)アドレス可能なスロットの最大数はN!(((N+1
)/2)!×(N−1)/2)!)であることがわかる
。
の可能な組合せの数はN!と示すことができる。また、
奇数値のNに対してはN/2ビットは1であり、N/2
ビットは0であり、(エイリアスなしで)アドレス可能
なスロットの最大数はN!/((N/2)!×(N/2
)!)であり、偶数値のNに対しては(N−1)/2ビ
ットは1であり、(N+1)/2ビットは0であるか、
(N+1)/2ビットは1であり、(N−1)/2ビッ
トは0であるかのいずれかであり、(エイリアスなしで
)アドレス可能なスロットの最大数はN!(((N+1
)/2)!×(N−1)/2)!)であることがわかる
。
【0021】上述したように、以上説明した本発明は「
固定サイズの」メモリシステムに採用することができる
。しかし、アドレスバス12上に送られるアドレスは、
上述のアドレス線の2値的順序付けを採用した場合には
、信号線を追加する必要がある。(例えば上の表にある
ように)4ビットアドレスバスA0〜A3を有する簡単
なプロセッサPを考える。以上で説明したシステムでは
各スロットに2つのアドレスビット(例えばB1、B3
)を追加して設けることが必要である。図3を参照され
たい。追加するビットB1、B3はプロセッサPから発
せられる2つのアドレスビットA0、A1を単に反転し
たものである。カード10はプロセッサPと同数(この
例では4)のアドレス線入力C0〜C3を有するが、カ
ード10のアドレス線入力C0〜C3はスロット8に設
けられた6つのアドレスビットB0〜B5のうちの4つ
だけを受け取るように接続されている。図3において、
カード10のアドレス線入力C0、C1は「カード選択
」機能を実行する。したがって、カード10が挿入され
たスロットS1〜S4に応じてC0はB0かB1のいず
れかに接続され、C1はB2かB3のいずれかに接続さ
れる。2本の追加された線がバックプレーンに加わった
が、カード10上には4本の線しか必要とせず、DIP
スイッチは不要である。
固定サイズの」メモリシステムに採用することができる
。しかし、アドレスバス12上に送られるアドレスは、
上述のアドレス線の2値的順序付けを採用した場合には
、信号線を追加する必要がある。(例えば上の表にある
ように)4ビットアドレスバスA0〜A3を有する簡単
なプロセッサPを考える。以上で説明したシステムでは
各スロットに2つのアドレスビット(例えばB1、B3
)を追加して設けることが必要である。図3を参照され
たい。追加するビットB1、B3はプロセッサPから発
せられる2つのアドレスビットA0、A1を単に反転し
たものである。カード10はプロセッサPと同数(この
例では4)のアドレス線入力C0〜C3を有するが、カ
ード10のアドレス線入力C0〜C3はスロット8に設
けられた6つのアドレスビットB0〜B5のうちの4つ
だけを受け取るように接続されている。図3において、
カード10のアドレス線入力C0、C1は「カード選択
」機能を実行する。したがって、カード10が挿入され
たスロットS1〜S4に応じてC0はB0かB1のいず
れかに接続され、C1はB2かB3のいずれかに接続さ
れる。2本の追加された線がバックプレーンに加わった
が、カード10上には4本の線しか必要とせず、DIP
スイッチは不要である。
【0022】もっと一般的な非2値的なアドレス線の順
序付けを採用した場合、メモリデコードを行うためにメ
モリカード、例えばROM、PLA等、にマッピングロ
ジックを設けることが必要な場合がある。
序付けを採用した場合、メモリデコードを行うためにメ
モリカード、例えばROM、PLA等、にマッピングロ
ジックを設けることが必要な場合がある。
【0023】本発明の他の実施例によれば、このアドレ
ス指定法およびシステムを実施するのに線を追加する必
要はない。本発明のこの実施例では、各カード10が応
答するアドレス範囲を設定するために、各カードを個別
にアドレスできるようにする。この実施例によれば、ア
ドレス線は上述のように特有の順序に順序付けされる。 さらに、各カード10はアドレス線のうちの少なくとも
選択されたものに与えられたコードに応答し、カードが
、自分の設置されているスロットの物理アドレス(ハー
ド物理アドレス)を判定し、またそのカードのアドレス
範囲(ソフト物理アドレス)を確立するための手段を含
む。かかる手段を図4に示す。
ス指定法およびシステムを実施するのに線を追加する必
要はない。本発明のこの実施例では、各カード10が応
答するアドレス範囲を設定するために、各カードを個別
にアドレスできるようにする。この実施例によれば、ア
ドレス線は上述のように特有の順序に順序付けされる。 さらに、各カード10はアドレス線のうちの少なくとも
選択されたものに与えられたコードに応答し、カードが
、自分の設置されているスロットの物理アドレス(ハー
ド物理アドレス)を判定し、またそのカードのアドレス
範囲(ソフト物理アドレス)を確立するための手段を含
む。かかる手段を図4に示す。
【0024】発明のこの側面についての説明を始める前
に、まず従来のメモリカードの詳細について論じておく
ことが有益であろう。この説明においては図4を参照す
る。ただし図4の一部だけが従来技術を例示するもので
あり、その他の部分はこの発明を例示するものである。 またメモリカードの例はこの発明を説明するためにのみ
提示するものであり、この発明はメモリカード上の使用
に限定されるものではない。
に、まず従来のメモリカードの詳細について論じておく
ことが有益であろう。この説明においては図4を参照す
る。ただし図4の一部だけが従来技術を例示するもので
あり、その他の部分はこの発明を例示するものである。 またメモリカードの例はこの発明を説明するためにのみ
提示するものであり、この発明はメモリカード上の使用
に限定されるものではない。
【0025】図4に例示するメモリカード10は従来の
態様でアドレスバス12を受け入れる。データがこれも
周知の方法でデータバス20上に提供される。当該技術
において通常行われるように、選択されたアドレス線は
これらのカードのうちの1枚を選択するために用いられ
、残りのアドレス線(あるいは少なくともその一部)は
各カード10の中のアドレス可能なロケーションをアド
レスするのに用いられる。図4に例示するカード10に
おいては、アドレス線A4、A5は“選択”アドレス線
として採用されている。したがってアドレス線A0〜A
3が4:16のデマルチプレクサ16を介してカード1
0上の複数のメモリロケーションのうちの1つをアドレ
スするのに用いられる。図4に示すように、アドレスバ
ス12とデータバス20はともにそれぞれのカードスロ
ットのコネクタピン14を介してシステムのバックプレ
ーンに結合されている。
態様でアドレスバス12を受け入れる。データがこれも
周知の方法でデータバス20上に提供される。当該技術
において通常行われるように、選択されたアドレス線は
これらのカードのうちの1枚を選択するために用いられ
、残りのアドレス線(あるいは少なくともその一部)は
各カード10の中のアドレス可能なロケーションをアド
レスするのに用いられる。図4に例示するカード10に
おいては、アドレス線A4、A5は“選択”アドレス線
として採用されている。したがってアドレス線A0〜A
3が4:16のデマルチプレクサ16を介してカード1
0上の複数のメモリロケーションのうちの1つをアドレ
スするのに用いられる。図4に示すように、アドレスバ
ス12とデータバス20はともにそれぞれのカードスロ
ットのコネクタピン14を介してシステムのバックプレ
ーンに結合されている。
【0026】アドレス選択にDIPスイッチを用いる従
来技術においては、カード10はアドレス選択線A4、
A5に現れる“選択”アドレスビットを、一般に“選択
”アドレス線A4、A5に現れるアドレスビットをDI
Pスイッチを用いてユーザが設定するアドレスと比較す
る回路(図示せず)に与えることによってアドレスされ
る。これらの設定によって、カード10が応答するアド
レス範囲が指定される。“選択”アドレス線に現れるア
ドレスビットとDIPスイッチの設定が一致した場合、
個々のメモリロケーション18は残りのアドレス線A0
〜A3に現れるアドレスビットに応答するようになる。 図1のカード10についてここまで説明したことは当該
技術分野においては周知である。
来技術においては、カード10はアドレス選択線A4、
A5に現れる“選択”アドレスビットを、一般に“選択
”アドレス線A4、A5に現れるアドレスビットをDI
Pスイッチを用いてユーザが設定するアドレスと比較す
る回路(図示せず)に与えることによってアドレスされ
る。これらの設定によって、カード10が応答するアド
レス範囲が指定される。“選択”アドレス線に現れるア
ドレスビットとDIPスイッチの設定が一致した場合、
個々のメモリロケーション18は残りのアドレス線A0
〜A3に現れるアドレスビットに応答するようになる。 図1のカード10についてここまで説明したことは当該
技術分野においては周知である。
【0027】本発明によれば、各カード10は、アドレ
ス線のうち少なくとも選択されたものに与えられたコー
ドに応答して、自分が差し込まれているスロットの物理
アドレス(ハード物理アドレス)を判定できるようにし
、また、そのカードのアドレス範囲(ソフト物理アドレ
ス)を確立するための手段を含む。例として挙げるこれ
らの機能を実現するための回路は以下に詳細に説明する
構成要素22〜40からなる。本発明はいかなる意味で
も図示した回路構成に限定されず、また主たるハード物
理アドレスおよびソフト物理アドレス選択機能を実現す
るいかなる回路も本発明の範囲内に入ると考えられるこ
とを理解しなければならない。
ス線のうち少なくとも選択されたものに与えられたコー
ドに応答して、自分が差し込まれているスロットの物理
アドレス(ハード物理アドレス)を判定できるようにし
、また、そのカードのアドレス範囲(ソフト物理アドレ
ス)を確立するための手段を含む。例として挙げるこれ
らの機能を実現するための回路は以下に詳細に説明する
構成要素22〜40からなる。本発明はいかなる意味で
も図示した回路構成に限定されず、また主たるハード物
理アドレスおよびソフト物理アドレス選択機能を実現す
るいかなる回路も本発明の範囲内に入ると考えられるこ
とを理解しなければならない。
【0028】図4に例示する回路はそれぞれがそのクロ
ック入力44で制御信号CS1を受け取る一対のラッチ
22、24を含む。ラッチ22はそのデータ入力でカー
ドの選択されたアドレス入力線のうちの1つに現れるア
ドレスビットを受け取る。図4の例では、ラッチ22は
カード10に対してアドレス入力線Aを介して与えられ
るアドレスビットを受け取る。同様に、ラッチ24は選
択されたアドレス入力線のうちの1つに現れるアドレス
ビットをそのデータ入力で受け取る。図4の例において
、ラッチ24をカード10に対してアドレス入力線Cを
介して与えられるアドレスビットを受け取る。図2の例
のアドレス入力線A、Cとつながっている特定のアドレ
ス線A0〜A5は、採用される特定のアドレス線の順序
付けとカード10が差し込まれたスロットS1〜S4に
応じて変わりうる。例えば、カードがスロットS1に差
し込まれている場合、アドレス入力線A、Cはそれぞれ
アドレス線A0、A2とつながる。しかし、カードがス
ロットS4に差し込まれている場合、アドレス入力線A
、Cはそれぞれアドレス線A1、A3とつながる。また
、図4の例においてアドレスビット線A、Cに現れるア
ドレスビットは、線44上に現れる制御信号CS1の発
生時にラッチ22、24にラッチされることがわかるで
あろう。これらのラッチされたビットは、その後、以下
に説明するように用いられる。以下に明かとなるように
、制御信号CS1の発生後にラッチ22、24に記憶さ
れたデータは、カード10が差し込まれているスロット
を表す。つまり、カード10のハード物理アドレスはこ
れらのラッチに記憶される。ラッチ22の出力にはMA
TCH1とラベルがつけられており、ラッチ24の出力
にはMATCH0とラベルがつけられていることに注意
されたい。
ック入力44で制御信号CS1を受け取る一対のラッチ
22、24を含む。ラッチ22はそのデータ入力でカー
ドの選択されたアドレス入力線のうちの1つに現れるア
ドレスビットを受け取る。図4の例では、ラッチ22は
カード10に対してアドレス入力線Aを介して与えられ
るアドレスビットを受け取る。同様に、ラッチ24は選
択されたアドレス入力線のうちの1つに現れるアドレス
ビットをそのデータ入力で受け取る。図4の例において
、ラッチ24をカード10に対してアドレス入力線Cを
介して与えられるアドレスビットを受け取る。図2の例
のアドレス入力線A、Cとつながっている特定のアドレ
ス線A0〜A5は、採用される特定のアドレス線の順序
付けとカード10が差し込まれたスロットS1〜S4に
応じて変わりうる。例えば、カードがスロットS1に差
し込まれている場合、アドレス入力線A、Cはそれぞれ
アドレス線A0、A2とつながる。しかし、カードがス
ロットS4に差し込まれている場合、アドレス入力線A
、Cはそれぞれアドレス線A1、A3とつながる。また
、図4の例においてアドレスビット線A、Cに現れるア
ドレスビットは、線44上に現れる制御信号CS1の発
生時にラッチ22、24にラッチされることがわかるで
あろう。これらのラッチされたビットは、その後、以下
に説明するように用いられる。以下に明かとなるように
、制御信号CS1の発生後にラッチ22、24に記憶さ
れたデータは、カード10が差し込まれているスロット
を表す。つまり、カード10のハード物理アドレスはこ
れらのラッチに記憶される。ラッチ22の出力にはMA
TCH1とラベルがつけられており、ラッチ24の出力
にはMATCH0とラベルがつけられていることに注意
されたい。
【0029】図4に例示する回路は、また論理回路(A
NDゲート)30によって与えられる信号をそれぞれク
ロック入力46で受け取る一対のラッチ32、34も含
む。ラッチ34は、ラッチ22に与えられるものと同じ
アドレスビット、すなわちアドレス入力線Aに現れるア
ドレスビットをそのテータ入力で受け取る。同様に、ラ
ッチ32はラッチ24に与えられるものと同じアドレス
ビット、すなわちアドレス入力線Cに現れるアドレスビ
ットをそのデータ入力で受け取る。したがって、アドレ
ス入力線A、Cに現れるアドレスビットは、論理回路3
0によって与えられる信号の発生時にラッチ32、34
にラッチされる。以下に明かとなるように、論理回路3
0からの信号の発生後にラッチ32、34に記憶された
データは、カード10が選択されたときに応答するアド
レス範囲を表す。つまり、カード10のソフト物理アド
レスはラッチ32、34に記憶される。本発明のこの機
能は各カード10のアドレス範囲を個別に確立できるよ
うにする。
NDゲート)30によって与えられる信号をそれぞれク
ロック入力46で受け取る一対のラッチ32、34も含
む。ラッチ34は、ラッチ22に与えられるものと同じ
アドレスビット、すなわちアドレス入力線Aに現れるア
ドレスビットをそのテータ入力で受け取る。同様に、ラ
ッチ32はラッチ24に与えられるものと同じアドレス
ビット、すなわちアドレス入力線Cに現れるアドレスビ
ットをそのデータ入力で受け取る。したがって、アドレ
ス入力線A、Cに現れるアドレスビットは、論理回路3
0によって与えられる信号の発生時にラッチ32、34
にラッチされる。以下に明かとなるように、論理回路3
0からの信号の発生後にラッチ32、34に記憶された
データは、カード10が選択されたときに応答するアド
レス範囲を表す。つまり、カード10のソフト物理アド
レスはラッチ32、34に記憶される。本発明のこの機
能は各カード10のアドレス範囲を個別に確立できるよ
うにする。
【0030】リセットサイクル中といったコンピュータ
の動作の初期段階において、あるいは他の適当なあるい
は所望の時間に、カード10のハード物理アドレスの設
定のためのコードが、ラッチ22、24とつながってい
る選択されたアドレス入力線上に与えられる。制御信号
CS1はこの時間中に与えられ、このコードがラッチ2
2、24によってラッチされるようにする。制御信号C
S1は、たとえばリセット信号、あるいはプロセッサの
発生する既存の制御信号のユニークな組合せとすること
ができる。
の動作の初期段階において、あるいは他の適当なあるい
は所望の時間に、カード10のハード物理アドレスの設
定のためのコードが、ラッチ22、24とつながってい
る選択されたアドレス入力線上に与えられる。制御信号
CS1はこの時間中に与えられ、このコードがラッチ2
2、24によってラッチされるようにする。制御信号C
S1は、たとえばリセット信号、あるいはプロセッサの
発生する既存の制御信号のユニークな組合せとすること
ができる。
【0031】図1および図2を検討し、また以下の説明
を読めば、“正しい”コードがプロセッサから送出され
ると、カードスロット毎にアドレス線の順序付けが異な
っているために各カード10はそのアドレス入力線A、
Cから異なるコードを受け取ることがわかるだろう。し
たがって、各カードのラッチ22、24は、CS1制御
信号の発生後は互いに異なるコードがラッチされている
。“正しい”コードとはエイリアスを起こさないコード
である。したがって、各ラッチへのコードの設定のため
にアドレスバス上に実際に送られるコードは、各カード
が必ず異なるコードを持つようにするものでなければな
らない。プロセッサはこのような結果が得られるように
適宜プログラムすることができる。アドレス線の2値的
順序付けを用る場合は、これは常にアドレスバスのビッ
ト対上にXOR、パターンを送ることによって達成する
ことができる。各カード10が受け取るコードは、それ
が差し込まれているスロットによって決まるため、記憶
されたコードは本質的にはカードに対してそのカードが
差し込まれているスロットのハード物理アドレスを“教
える”。したがってカード10のハード物理アドレスは
上述したことが起こった後ラッチに記憶される。
を読めば、“正しい”コードがプロセッサから送出され
ると、カードスロット毎にアドレス線の順序付けが異な
っているために各カード10はそのアドレス入力線A、
Cから異なるコードを受け取ることがわかるだろう。し
たがって、各カードのラッチ22、24は、CS1制御
信号の発生後は互いに異なるコードがラッチされている
。“正しい”コードとはエイリアスを起こさないコード
である。したがって、各ラッチへのコードの設定のため
にアドレスバス上に実際に送られるコードは、各カード
が必ず異なるコードを持つようにするものでなければな
らない。プロセッサはこのような結果が得られるように
適宜プログラムすることができる。アドレス線の2値的
順序付けを用る場合は、これは常にアドレスバスのビッ
ト対上にXOR、パターンを送ることによって達成する
ことができる。各カード10が受け取るコードは、それ
が差し込まれているスロットによって決まるため、記憶
されたコードは本質的にはカードに対してそのカードが
差し込まれているスロットのハード物理アドレスを“教
える”。したがってカード10のハード物理アドレスは
上述したことが起こった後ラッチに記憶される。
【0032】また、動作の初期段階において、ただしハ
ード物理アドレスが上述したようにカード10に送られ
た直後に、それぞれのカードのソフト物理アドレスガ個
々に設定される。これは次のように行われる。それぞれ
のカードはアドレス線A4、A5、すなわち選択線を介
してアドレスされる。これらのアドレスビットはコンパ
レータ26、28のE,Fと書いてある入力に与えられ
る。同時に、このアドレスされたカードの所望のアドレ
ス範囲(ソフト物理アドレス)に対応するコードが、カ
ード10のアドレス入力線A、Cとつながっているアド
レス線A0〜A3に置かれ、別の制御信号CS2が送ら
れる。ラッチ22、24の内容がこれによってこわされ
ることはない。これは制御信号CS1はこの期間中は送
られないためである。コンパレータ26、28は、アド
レス線A4、A5上のアドレスビットE、Fとラッチ2
2、24に記憶されたハード物理アドレスとが一致した
時点を検出する。一致が検出されると、制御信号CS2
によって、論理ゲート30はラッチ32、34のクロッ
ク入力をストローブする。これによって、このソフト物
理アドレスに対応するるコードがラッチ32、34にラ
ッチされる。記憶されたハード物理アドレスとバス上の
アドレスとの一致を検出したカードだけがソフト物理ア
ドレスを受け入れて記憶する。
ード物理アドレスが上述したようにカード10に送られ
た直後に、それぞれのカードのソフト物理アドレスガ個
々に設定される。これは次のように行われる。それぞれ
のカードはアドレス線A4、A5、すなわち選択線を介
してアドレスされる。これらのアドレスビットはコンパ
レータ26、28のE,Fと書いてある入力に与えられ
る。同時に、このアドレスされたカードの所望のアドレ
ス範囲(ソフト物理アドレス)に対応するコードが、カ
ード10のアドレス入力線A、Cとつながっているアド
レス線A0〜A3に置かれ、別の制御信号CS2が送ら
れる。ラッチ22、24の内容がこれによってこわされ
ることはない。これは制御信号CS1はこの期間中は送
られないためである。コンパレータ26、28は、アド
レス線A4、A5上のアドレスビットE、Fとラッチ2
2、24に記憶されたハード物理アドレスとが一致した
時点を検出する。一致が検出されると、制御信号CS2
によって、論理ゲート30はラッチ32、34のクロッ
ク入力をストローブする。これによって、このソフト物
理アドレスに対応するるコードがラッチ32、34にラ
ッチされる。記憶されたハード物理アドレスとバス上の
アドレスとの一致を検出したカードだけがソフト物理ア
ドレスを受け入れて記憶する。
【0033】これら2つの逐次的な動作の結果、それぞ
れのカードのハード及びソフト物理アドレスはともにカ
ード上に記憶される。さらに、それぞれのカードのアド
レス範囲を個々に設定することができる。明らかに、こ
の例のカード10の回路構成と図4の回路構成は特定の
システムに設けられる所望の数の“選択”アドレスビッ
トに適するように拡張することができる。
れのカードのハード及びソフト物理アドレスはともにカ
ード上に記憶される。さらに、それぞれのカードのアド
レス範囲を個々に設定することができる。明らかに、こ
の例のカード10の回路構成と図4の回路構成は特定の
システムに設けられる所望の数の“選択”アドレスビッ
トに適するように拡張することができる。
【0034】動作中、カードは、コンパレータ36、3
8の入力に現れるアドレスビットE、Fとラッチ32、
34によって記憶、提供されるアドレス範囲データとの
一致が発生したときに選択される。個々のロケーション
は、アドレス線A0〜A3上に現れるアドレスビットA
〜Dによってアドレス指定される。
8の入力に現れるアドレスビットE、Fとラッチ32、
34によって記憶、提供されるアドレス範囲データとの
一致が発生したときに選択される。個々のロケーション
は、アドレス線A0〜A3上に現れるアドレスビットA
〜Dによってアドレス指定される。
【0035】メモリカードやある種のI/Oカードとい
った同一の記憶要素を含むいくつかのカードを有するシ
ステムについては、あるアドレスに対してどれが選択さ
れるかは、そのような選択がユニークである限り問題に
ならない。したがって、図1ないし図4に例示する実施
例において、追加のアドレス線すなわち実施例のアドレ
ス線A0〜A3は、ハードおよびソフト物理アドレスを
設定するための上述した2ステップの設定動作が採用さ
れる限り、上述したようにその順序を変更あるいは逆転
することができる。本発明のほとんどの実施例において
、カード選択に用いられるアドレス線とカード上の個々
のロケーションをアドレスするために用いられるアドレ
ス線は、ともに上述のようにカードスロット毎にその順
序を変える。
った同一の記憶要素を含むいくつかのカードを有するシ
ステムについては、あるアドレスに対してどれが選択さ
れるかは、そのような選択がユニークである限り問題に
ならない。したがって、図1ないし図4に例示する実施
例において、追加のアドレス線すなわち実施例のアドレ
ス線A0〜A3は、ハードおよびソフト物理アドレスを
設定するための上述した2ステップの設定動作が採用さ
れる限り、上述したようにその順序を変更あるいは逆転
することができる。本発明のほとんどの実施例において
、カード選択に用いられるアドレス線とカード上の個々
のロケーションをアドレスするために用いられるアドレ
ス線は、ともに上述のようにカードスロット毎にその順
序を変える。
【0036】以上を別の表現でいえば、アドレス線A0
〜A3が頻繁に切り変わることは、アドレス線A0〜A
3上のそれぞれのユニークな組合せがカード上のロケー
ションをユニークにアクセスする限り、メモリカード等
のカードに関しては問題ではない。たとえば、アドレス
線A0〜A3の2値的な順序がMSBからLSBである
と仮定すると、アドレス線A0〜A3上にアドレス00
00を送ると4枚のカードのどれについてもそのデマル
チプレクサ16の線0を選択するが、アドレス0001
はスロットS1とS3中のカードについてはそのデマル
チプレクサ16の線1を選択しスロットS2とS4につ
いては線2を選択する。しかし、これは問題ではない。 なぜなら、プロセッサが“0001”と呼ぶ記憶ロケー
ションをアドレスしようとするたびに、スロットS2中
のカードはデマルチプレクサ16の線2に結合されたレ
ジスタへのアクセスを認めることによって応答するから
である。
〜A3が頻繁に切り変わることは、アドレス線A0〜A
3上のそれぞれのユニークな組合せがカード上のロケー
ションをユニークにアクセスする限り、メモリカード等
のカードに関しては問題ではない。たとえば、アドレス
線A0〜A3の2値的な順序がMSBからLSBである
と仮定すると、アドレス線A0〜A3上にアドレス00
00を送ると4枚のカードのどれについてもそのデマル
チプレクサ16の線0を選択するが、アドレス0001
はスロットS1とS3中のカードについてはそのデマル
チプレクサ16の線1を選択しスロットS2とS4につ
いては線2を選択する。しかし、これは問題ではない。 なぜなら、プロセッサが“0001”と呼ぶ記憶ロケー
ションをアドレスしようとするたびに、スロットS2中
のカードはデマルチプレクサ16の線2に結合されたレ
ジスタへのアクセスを認めることによって応答するから
である。
【0037】また、上で述べたことを少し別の言い方を
すれば、ビットA4及びA5の順序を、アドレスマッピ
ングを8スロットに拡張するために変更できない理由は
ない。この場合、同じアドレスに多数のカードが応答す
るのを防止するために、この順序はスロットの確立後(
以下の説明を参照されたい)に再確立する必要がある場
合がある。さらに、一次コード(すなわちハード物理ア
ドレスを設定するコード)が送られたのと同じ信号線上
に二次コード(すなわちソフト物理アドレスを設定する
前述のコード)を送る必要はない。
すれば、ビットA4及びA5の順序を、アドレスマッピ
ングを8スロットに拡張するために変更できない理由は
ない。この場合、同じアドレスに多数のカードが応答す
るのを防止するために、この順序はスロットの確立後(
以下の説明を参照されたい)に再確立する必要がある場
合がある。さらに、一次コード(すなわちハード物理ア
ドレスを設定するコード)が送られたのと同じ信号線上
に二次コード(すなわちソフト物理アドレスを設定する
前述のコード)を送る必要はない。
【0038】アプリケーションによっては、アドレス線
がプロセッサから発せられる順序と一致するようにカー
ド上でアドレス線の順序付けを有効に再確立することが
必要である場合がある。これは個々のアドレス可能なロ
ケーションをアドレス線でプロセッサから発せられるの
と同じ順序でアドレスしなければならないある種のI/
Oカードの場合にこれがあてはまる。この順序を有効に
再確立する1つの手段を図5に示す。このような回路は
、好適には、必要に応じてカード10のそれぞれに直接
設けられる。図5の回路には影響されるアドレス線の対
を受け取る複数のX−Yセレクタ48〜54が設けられ
ている。一対のX−Yセレクタ48、50は、ラッチ2
2からのMATCH0信号に応答してカード10上のア
ドレス入力線Aとアドレス入力線Bのうちの一方を選択
する。同様に、X−Yセレクタ48、50はラッチ24
からのMATCH1信号に応答してカード上のアドレス
入力線Cとアドレス入力線Dのうちの一方を選択する。 図示するように、アドレス入力線A、Bは、セレクタ4
8のX、Y入力にセレクタ50と逆の順序で与えられて
いる。セレクタ52、54に与えられたアドレス入力線
C、Dの場合にも同じことがあてはまる。したがって、
ハード物理アドレスがラッチ22、24にラッチされた
後、セレクタ48〜54は“正しい”アドレス入力線を
選択し、それによってアドレス線がプロセッサから発せ
られる順序をカード上で再確立する働きをすることが理
解されるであろう。
がプロセッサから発せられる順序と一致するようにカー
ド上でアドレス線の順序付けを有効に再確立することが
必要である場合がある。これは個々のアドレス可能なロ
ケーションをアドレス線でプロセッサから発せられるの
と同じ順序でアドレスしなければならないある種のI/
Oカードの場合にこれがあてはまる。この順序を有効に
再確立する1つの手段を図5に示す。このような回路は
、好適には、必要に応じてカード10のそれぞれに直接
設けられる。図5の回路には影響されるアドレス線の対
を受け取る複数のX−Yセレクタ48〜54が設けられ
ている。一対のX−Yセレクタ48、50は、ラッチ2
2からのMATCH0信号に応答してカード10上のア
ドレス入力線Aとアドレス入力線Bのうちの一方を選択
する。同様に、X−Yセレクタ48、50はラッチ24
からのMATCH1信号に応答してカード上のアドレス
入力線Cとアドレス入力線Dのうちの一方を選択する。 図示するように、アドレス入力線A、Bは、セレクタ4
8のX、Y入力にセレクタ50と逆の順序で与えられて
いる。セレクタ52、54に与えられたアドレス入力線
C、Dの場合にも同じことがあてはまる。したがって、
ハード物理アドレスがラッチ22、24にラッチされた
後、セレクタ48〜54は“正しい”アドレス入力線を
選択し、それによってアドレス線がプロセッサから発せ
られる順序をカード上で再確立する働きをすることが理
解されるであろう。
【0039】図6には図5の回路に対する代替案を示す
。プログラマブルロジックアレイ(PLA)あるいはR
OM56を用いて、アドレスビットA〜D及びMATC
H0及びMACTH1信号に基づいて、アドレス線の順
序付けを再確立することができる。ROMの場合には、
簡単なルックアップテーブルを用いてこの目的を達する
ことができることが理解されよう。PLAの場合は、同
様にプログラムすることができる。
。プログラマブルロジックアレイ(PLA)あるいはR
OM56を用いて、アドレスビットA〜D及びMATC
H0及びMACTH1信号に基づいて、アドレス線の順
序付けを再確立することができる。ROMの場合には、
簡単なルックアップテーブルを用いてこの目的を達する
ことができることが理解されよう。PLAの場合は、同
様にプログラムすることができる。
【0040】前述したように、本発明の実施においては
、アドレスすることのできるスロットの数には制限があ
るが、アドレスシングを行なうのにバス上に現れる既存
の信号だけを用い、したがってアドレスシングを行なう
のに要する信号数を低減することができる。重要なこと
は、本発明ではアドレスシングを行なうのにDIPスイ
ッチを要しないことである。
、アドレスすることのできるスロットの数には制限があ
るが、アドレスシングを行なうのにバス上に現れる既存
の信号だけを用い、したがってアドレスシングを行なう
のに要する信号数を低減することができる。重要なこと
は、本発明ではアドレスシングを行なうのにDIPスイ
ッチを要しないことである。
【0041】本発明はその精神と基本的な属性から離れ
ることなく他の形態で実施することができ、したがって
この発明の範囲を示すものとしては以上の説明ではなく
特許請求の範囲を参照しなければならない。
ることなく他の形態で実施することができ、したがって
この発明の範囲を示すものとしては以上の説明ではなく
特許請求の範囲を参照しなければならない。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、カード上にDIPスイッチ等を設けたり、あるい
は特別の信号線をパックプレーンに設けなくても、各カ
ードのアドレスをスロットに挿入するだけで自動的に設
定することができる。
れば、カード上にDIPスイッチ等を設けたり、あるい
は特別の信号線をパックプレーンに設けなくても、各カ
ードのアドレスをスロットに挿入するだけで自動的に設
定することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す図。
【図2】図1の実施例を更に説明するための図。
【図3】本発明の別の実施例を説明する図。
【図4】本発明の別の実施例を説明する図。
【図5】本発明の別の実施例を説明する図。
【図6】図5に示した実施例の変形例を示す図。
10:カード
12:アドレスバス
14:コネクタピン
16:デマルチプレクサ
18:メモリロケーション
20:データバス
22,24,32,34:ラッチ
26.28,36,38:コンパレータ44:クロック
入力 48,50,52,54:セレクタ
入力 48,50,52,54:セレクタ
Claims (10)
- 【請求項1】複数のカードスロットに結合された複数の
アドレス線を有するコンピュータシステムにおいて、前
記各カードスロットは他のカードスロットの何れとも異
なるように順序付けされたアドレス線を受け取り、前記
各カードスロットにおけるアドレス線の順序は、システ
ム中の他の前記カードスロットに対する当該カードスロ
ットの物理ロケーションを表すことを特徴とするコンピ
ュータシステム。 - 【請求項2】前記カードスロットにカードが設置され、
前記各カードは前記アドレス線の少なくとも選択された
ものの上に与えられたコード及び遠方で生成された第1
の制御信号に応答して当該カードの物理アドレスを確立
する第1の手段と、前記コード及び遠方で生成された第
2の制御信号に応答して当該カードのアドレス範囲を確
立する第2の手段とを設けたことを特徴とする請求項1
記載のコンピュータシステム。 - 【請求項3】前記コード及び前記制御信号はコンピュー
タシステムの動作の起動段階の間に与えられることを特
徴とする請求項2記載のコンピュータシステム。 - 【請求項4】前記アドレス線の選択された対が、前記カ
ードスロットの何れにおいても、当該カードスロットの
直前及び直後のカードスロットに対して反転されている
ことを特徴とする請求項1、2または3記載のコンピュ
ータシステム。 - 【請求項5】前記アドレス線の順序付けが前記各カード
スロットにおいて少なくとも部分的に相違することによ
り、前記各カードスロットに異なるコードが与えられる
ことを特徴とする請求項1または2記載のコンピュータ
システム。 - 【請求項6】前記コードは前記アドレス線のビット対が
XORパターンであることを特徴とする請求項5記載の
コンピュータシステム。 - 【請求項7】前記第1の手段はコードを受信する少なく
とも1対のデータ入力と前記第1の制御信号を受信する
クロック入力を有する第1のラッチ手段を有し、前記第
1のラッチ手段は前記第1の制御信号の生起に応答して
前記コードをラッチし、前記第2の手段は前記コードを
受信する少なくとも1対のデータ入力と前記第2の制御
信号の生起の間に前記カードが選択されたことの表示を
受信するクロック入力を有し、前記第2のラッチ手段は
前記表示の生起に応答して前記コードをラッチすること
を特徴とする請求項2記載のコンピュータシステム。 - 【請求項8】前記第1のラッチ手段にラッチされたコー
ドを前記アドレス線の内の選択されたものの上に与えら
れたアドレスビットと比較してこの比較の結果の表示を
その出力に与えるコンパレータ手段と、前記コンパレー
タ手段の出力及び前記第2の制御信号に応答して前記第
2の制御信号の生起の間に当該カードが選択されたこと
を指示する信号を与える論理手段とを更に設けたことを
特徴とする請求項7記載のコンピュータシステム。 - 【請求項9】最下位の前記アドレス線の対の前記順序付
けは、コンピュータシステム中の前記カードスロットの
1つ毎に反転されており、より上位の前記アドレス線の
各対の順序付けは、その直前の位の対の反転の頻度の半
分の頻度で反転されていることを特徴とする請求項4記
載のコンピュータシステム。 - 【請求項10】前記アドレス線は予め選択された順序で
コンピュータシステムのプロセッサから出ており、カー
ドは前記カードスロットに設置されており、前記カード
スロットが受信する前記アドレス線の順序が前記予め選
択された順序と異なっている場合には、当該スロットに
設置されるカードには前記予め選択された順序を実効的
に再び確立する第1の手段を設けていることを特徴とす
る請求項1ないし9記載のコンピュータシステム。
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-
1994
- 1994-03-23 US US08/217,001 patent/US5437019A/en not_active Expired - Fee Related
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