[go: up one dir, main page]

JPH0428821Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0428821Y2
JPH0428821Y2 JP1987123700U JP12370087U JPH0428821Y2 JP H0428821 Y2 JPH0428821 Y2 JP H0428821Y2 JP 1987123700 U JP1987123700 U JP 1987123700U JP 12370087 U JP12370087 U JP 12370087U JP H0428821 Y2 JPH0428821 Y2 JP H0428821Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gutter
panel
portions
opening
guide rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987123700U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6428315U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987123700U priority Critical patent/JPH0428821Y2/ja
Publication of JPS6428315U publication Critical patent/JPS6428315U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0428821Y2 publication Critical patent/JPH0428821Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車等の乗物に設けられるサンルー
フの排水装置に関する。
(従来の技術) 従来のサンルーフとして、例えば、パネルによ
り開閉される車輌屋根の開口部の下方に前記開口
部全周縁に対応する樋部を設け、この樋部の左右
側部内に一対のガイドレールを敷設し、このガイ
ドレールにパネルの左右両側に設けたリフタの前
部の枢支部を回動且つ前後移動自在に嵌合すると
共にスライダを前後移動自在に嵌合し、リフタに
カム溝を形成し、スライダにカム溝に係合するロ
ーラを設けたものがある。そして、スライダの移
動によりローラはカム溝内を移動してパネルの後
部を枢支部廻りに昇降させ、また、ローラがカム
溝の後端部に在る時パネルは後上りの傾斜状態と
され、この状態でスライダを後方移動させるとパ
ネルは後方移動して開口部を開放する。
前記サンルーフの排水は、ガイドレールと樋部
の外周壁部との間に排水路と排水孔を形成し、パ
ネルと開口部の間から浸入した水を樋部でうけ、
樋部中の水を排水路を介して排水孔から外部へ排
水するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来のものでは、リフタの枢支部とスライ
ダのローラとの間の距離を長く設定することによ
り、安定したパネルの昇降動作及び前後移動動作
が得られる。そのため、ガイドレールの長さを極
力長くする必要があり、ガイドレールはその前後
端部の一方又は両方を樋部の内周壁部より前後へ
突出して形成されている。その結果、第6図に示
すように、樋部41の前後部から排水路47に流
れてくる水は排水孔46には流れずガイドレール
40の突出端部4aと樋部41内周壁部42との
間の隅部43に溜まり、この溜つた水44が車輌
の振動又は傾動により樋部41の内周壁部42を
乗り越えて車室内へ浸入するという問題がある。
本考案は前記問題点を解決することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案が前記目的を達成するために講じた技術
的手段は、パネル4により開閉される乗物屋根1
の開口部2の下方に前記開口部2全周縁に対応す
る樋部7を設け、この樋部7の左右側部内に前記
パネル4を前後方向に案内する左右一対のガイド
レール12を、その前後端部12a,12bの少
なくとも一方を樋部7の内周壁部9より前後に突
出させて敷設し、前記ガイドレール12と樋部7
の外周壁部10との間に排水路23と排水孔22
とを形成したサンルーフの排水装置において、 前記樋部7の左右側部の底壁部8の左右方向内
側部8aを外側部8bより高く形成し、この内側
部8a上にガイドレール12を固定することで、
前記樋部7の内周壁部9より突出されたガイドレ
ール12の端部12a,12bと樋部7の底壁部
8との間に、樋部7の前後部を流れる水を前記排
水路23に流すための流通路13を形成した点に
ある。
(作用) 乗物屋根1に形成した開口部2と、この開口部
2を開閉するパネル4との間から浸入した水は、
開口部2下方の樋部7でうけられ、この樋部7内
の水はガイドレール12と樋部7の外周壁部10
との間に形成した排水路23を通り、排水孔22
から外部へ排水される。このとき、樋部7の前後
部内を流れる水は、樋部7の内周壁部9より突出
されたガイドレール12の端部12a,12bと
樋部7の底壁部8との間に形成した流通路13を
通つて排水路23にスムーズに流れる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図乃至第3図において、車輌の屋根1には
矩形状の開口部2が形成され、この開口部2には
シール部材3で縁取りされたパネル4が開閉自在
に嵌着されている。このパネル4の左右両側下面
にはカム溝14を有するリフタ15が取付けられ
ている。開口部2下方にはフレーム5が配置さ
れ、このフレーム5の周縁は全周に亘り屋根1の
下面に取着されている。前記フレーム5には開口
部2に略対応する矩形状の内開口部6が形成され
ていると共に、内開口部6の周縁に沿つて開口部
2の全周縁に対応する樋部7が形成されている。
前記樋部7は底壁部8及び内外周壁部9,10
より上方に開口した断面コ字形に形成されてい
る。この樋部7の左右側部の底壁部8は、その左
右方向内側部8aが内周壁部9の前部から後部に
亘つて外側部8bより一段高く形成されている。
そして、その高く形成されたところの内側部8a
の前端は外方に向けて後方に傾斜状とされてい
る。また、前記外側部8bの上方が排水路23と
されている。また、この排水路23の前後端部に
は夫々、ドレンパイプ24に連通する排水孔22
が形成されており、パネル4と開口部2の間から
浸入した水は樋部7でうけられてその内部を流
れ、排水孔22から外部へ排出されるように構成
されている。
前記樋部7側部の内側部8aには左右一対のガ
イドレール12が固着されており、このガイドレ
ール12は樋部7の内周壁部9に密接されている
と共に前後端部12a,12bは第5図に示すよ
うに、樋部7の内周壁9の前後部より前後に夫々
突出されている。したがつて、ガイドレール12
の前後端部12a,12bと樋部7の底壁部8と
が離間されて流通路13が形成され、樋部7の前
部を流れる水は第4図に示すように、前記流通路
13を通つてスムーズに排水路23へ流れる。ま
た、樋部7の後部を流れる水も同様とされる。
また、前記ガイドレール12には対向するコ字
形ガイド溝16が形成され、このガイド溝16に
前記リフタ15の前部の支軸17がシユー18を
介して回動自在且つ前後方向摺動自在に嵌合され
ていると共に、スライダ19がシユー20を介し
て前後方向摺動自在に嵌合されている。スライダ
19にはその摺動によりカム溝14内を摺動して
パネル4を支軸17廻りに昇降させるローラ21
が設けられている。このローラ21がカム溝14
の後端に在る時パネル4は後上りの傾斜状態とさ
れ、この状態でスライダ19を後方移動させると
パネル4が後方移動して開口部2が開放される。
なお、リフタ15にはパネル4の昇降時その前後
移動を規制する図示省略のストツパーが設けられ
ている。
(考案の効果) 本考案によれば、樋部7の内周壁部9より突出
されたガイドレール12の端部12a,12bと
樋部7の底壁部8との間に、樋部7の前後部を流
れる水をガイドレール12と樋部7の外周壁部1
0との間に形成した排水路23に流すための流通
路13を形成したので、樋部7の前後部を流れる
水は従来のようにガイドレールの突出端部と樋部
の内周壁部との間の隅部に溜まることなく、前記
流通路13を通つてスムーズに排水路23に流す
ことができる。また、本考案では、特に、前記流
通路13を形成するにあたつて、樋部7の左右側
部の底壁部8の左右方向内側部8aを外側部8b
より高く形成し、この内側部8a上にガイドレー
ルを固定することで、ガイドレール12の突出端
部を樋部7の底壁8から離間させて、前記流通路
13が形成されていることから、流通路13を広
く形成できて、多量の水をスムーズに流通させる
ことができると共に、流通路13を形成するのに
複雑な構造を採ることはないという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の実施例を示し、第
1図は第5図の−線矢視断面図、第2図は第
5図の−線矢視断面図、第3図は第5図の
−線断面図、第4図は要部の斜視図、第5図は
フレームの平面図、第6図は従来例を示す要部の
斜視図である。 1……屋根、2……開口部、4……パネル、5
……フレーム、6……内開口部、7……樋部、8
……底壁部、8a……内側部、8b……外側部、
9……内周壁部、12……ガイドレール、12a
……前端部、12b……後端部、13……流通
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パネル4により開閉される乗物屋根1の開口部
    2の下方に前記開口部2全周縁に対応する樋部7
    を設け、この樋部7の左右側部内に前記パネル4
    を前後方向に案内する左右一対のガイドレール1
    2を、その前後端部12a,12bの少なくとも
    一方を樋部7の内周壁部9より前後に突出させて
    敷設し、前記ガイドレール12と樋部7の外周壁
    部10との間に排水路23と排水孔22とを形成
    したサンルーフの排水装置において、 前記樋部7の左右側部の底壁部8の左右方向内
    側部8aを外側部8bより高く形成し、この内側
    部8a上にガイドレール12を固定することで、
    前記樋部7の内周壁部9より突出されたガイドレ
    ール12の端部12a,12bと樋部7の底壁部
    8との間に、樋部7の前後部を流れる水を前記排
    水路23に流すための流通路13を形成したこと
    を特徴とするサンルーフの排水装置。
JP1987123700U 1987-08-11 1987-08-11 Expired JPH0428821Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987123700U JPH0428821Y2 (ja) 1987-08-11 1987-08-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987123700U JPH0428821Y2 (ja) 1987-08-11 1987-08-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6428315U JPS6428315U (ja) 1989-02-20
JPH0428821Y2 true JPH0428821Y2 (ja) 1992-07-14

Family

ID=31372792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987123700U Expired JPH0428821Y2 (ja) 1987-08-11 1987-08-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0428821Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0732212Y2 (ja) * 1989-09-05 1995-07-26 本田技研工業株式会社 スライドルーフ装置のディフレクタ支持構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5878827A (ja) * 1981-11-02 1983-05-12 Mazda Motor Corp 自動車のスライドル−フ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5878827A (ja) * 1981-11-02 1983-05-12 Mazda Motor Corp 自動車のスライドル−フ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6428315U (ja) 1989-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0747215Y2 (ja) 車輌のサンルーフ装置
JPS6390431A (ja) 車両のサンル−フ装置
JPS6257525B2 (ja)
JPH0428821Y2 (ja)
US2769657A (en) Motor vehicle window mounting with drainage trough
JPS604813Y2 (ja) 自動車のスライド屋根
JPH0139217Y2 (ja)
JP4436443B2 (ja) サンルーフのフレーム構造
JP2544855Y2 (ja) 自動車のスライドルーフ構造
JP4099296B2 (ja) サンルーフのフレーム構造
JPH0235538Y2 (ja)
JPS6240816Y2 (ja)
JPS63222923A (ja) サンル−フのガイドレ−ル構造
JPS63222925A (ja) サンル−フのサンル−フフレ−ム構造
JPS59463Y2 (ja) 観音開き式門扉
US2355536A (en) Ventilator apparatus
JPS5820408Y2 (ja) 自動車のサンル−フの排水構造
JPH0519217Y2 (ja)
JPH0722348Y2 (ja) 自動車用スライドルーフ装置
JPH044148Y2 (ja)
JPH0439985Y2 (ja)
JPS62273118A (ja) 自動車用ドアのシ−ル構造
JPH0126502Y2 (ja)
JPS6127787Y2 (ja)
JPH0732213Y2 (ja) スライドルーフ装置用排水溝部材の固定構造