JPH04281574A - 画像変倍方法 - Google Patents
画像変倍方法Info
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- JPH04281574A JPH04281574A JP3069217A JP6921791A JPH04281574A JP H04281574 A JPH04281574 A JP H04281574A JP 3069217 A JP3069217 A JP 3069217A JP 6921791 A JP6921791 A JP 6921791A JP H04281574 A JPH04281574 A JP H04281574A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像変倍方式に関し、よ
り詳細には、1/2倍以内の縮小または2倍以内の拡大
を行う場合に特に有効な、画質の劣化を防止可能とした
画像変倍方式に関する。
り詳細には、1/2倍以内の縮小または2倍以内の拡大
を行う場合に特に有効な、画質の劣化を防止可能とした
画像変倍方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像変倍方式としては、
例えば、特公昭61−18388号公報に開示されてい
る如き、投影法と呼ばれる方式が知られている。この方
式は、原画像の上に変換画像を重ねて、変換画像の着目
画素中に占める黒あるいは白の面積比率をみて、着目画
素の値を決定する方法である。また、これとは別の方式
として、変倍比率毎に定められた「ペル」と呼ばれる固
定変換パターンを用いて変換を行う方式がある。
例えば、特公昭61−18388号公報に開示されてい
る如き、投影法と呼ばれる方式が知られている。この方
式は、原画像の上に変換画像を重ねて、変換画像の着目
画素中に占める黒あるいは白の面積比率をみて、着目画
素の値を決定する方法である。また、これとは別の方式
として、変倍比率毎に定められた「ペル」と呼ばれる固
定変換パターンを用いて変換を行う方式がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の前者、
すなわち、投影法では、着目画素内に含まれる原画像の
個数が一定でないために、比較的実用度の高い、1〜2
倍程度の変倍を行う場合に、ソースのイメージがディス
ティネーションイメージの係り具合によって1ドットラ
インや2ドットラインが不定になり、罫線や明朝体の文
字が一定の太さにならず、画質が大幅に劣化するという
問題があった。また、上記従来技術の後者、すなわち、
ペルを用いる方式では、画質は向上するが、パターンに
より決まった倍率でしか変倍できないため、任意の倍率
での変倍ができないという問題があった。本発明は上記
事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは
、従来の技術における上述の如き問題を解消し、画質を
劣化させることなしに、任意の変倍率が実現可能な画像
変倍方式を提供することにある。
すなわち、投影法では、着目画素内に含まれる原画像の
個数が一定でないために、比較的実用度の高い、1〜2
倍程度の変倍を行う場合に、ソースのイメージがディス
ティネーションイメージの係り具合によって1ドットラ
インや2ドットラインが不定になり、罫線や明朝体の文
字が一定の太さにならず、画質が大幅に劣化するという
問題があった。また、上記従来技術の後者、すなわち、
ペルを用いる方式では、画質は向上するが、パターンに
より決まった倍率でしか変倍できないため、任意の倍率
での変倍ができないという問題があった。本発明は上記
事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは
、従来の技術における上述の如き問題を解消し、画質を
劣化させることなしに、任意の変倍率が実現可能な画像
変倍方式を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、入
力された白黒2値のディジタル画像の原画像の拡大・縮
小を行う変換画像の拡大または縮小処理において、着目
黒画素の位置が変倍後の位置に反映する中間点を類別化
し、該類別化毎に変倍を行うことを特徴とする画像変倍
方式によって達成される。
力された白黒2値のディジタル画像の原画像の拡大・縮
小を行う変換画像の拡大または縮小処理において、着目
黒画素の位置が変倍後の位置に反映する中間点を類別化
し、該類別化毎に変倍を行うことを特徴とする画像変倍
方式によって達成される。
【0005】
【作用】本発明に係る画像変倍方式においては、水平方
向と垂直方向のポジションデータを持ち、黒点が認識さ
れ、その点を含む1ドットまたは2ドットの黒点幅が目
的の幅サイズ以外のサイズに変倍される場合、黒ドット
を削ったり増やしたりして補正を行うことにより、上記
目的を達成するものである。
向と垂直方向のポジションデータを持ち、黒点が認識さ
れ、その点を含む1ドットまたは2ドットの黒点幅が目
的の幅サイズ以外のサイズに変倍される場合、黒ドット
を削ったり増やしたりして補正を行うことにより、上記
目的を達成するものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、以下に述べる説明では、リニア(す
なわち一方向)についてのみの説明を行うが、実際には
、平面への展開を、同じ方式を水平方向と垂直方向の両
方に同じ方式による変倍操作を繰り返すことによって実
現できるものである。図2は、変倍目標黒点幅を示すテ
ーブルである。表の縦方向は線の濃淡、横方向は拡大倍
率を示している。なお、ここでは、拡大の場合だけを説
明する。図2は、後述するポジションデータによって、
黒点1ドットまたは2ドットが、変倍後、どのような値
(一定値)になるかを示しているものである。図2の横
方向は拡大倍率を示しており、縦方向は線の濃淡であり
、「太」は濃く変倍する場合に用いる変倍後のドットの
大きいもの、「細」は淡く変倍する場合に用いる変倍後
のドットの小さいものに対応する。図中、「nドット→
mドット」では、nはソースの黒点幅、mは変倍後の黒
点幅を示している。なお、ここでは、図2は2倍までし
か示していないが、2倍以上についても同様に変倍可能
である。図3,図4は、それぞれ、4/3倍,5/3倍
の場合、ソース(S)の1ドット黒点幅と2ドット黒点
幅がディスティネーション(D)の尺度上、どのように
置かれるかを示す図である。なお、図中のSはソースの
尺度、Dはディスティネーションの尺度であり、Dは補
正を行うためのポジションデータの尺度となる。
に説明する。なお、以下に述べる説明では、リニア(す
なわち一方向)についてのみの説明を行うが、実際には
、平面への展開を、同じ方式を水平方向と垂直方向の両
方に同じ方式による変倍操作を繰り返すことによって実
現できるものである。図2は、変倍目標黒点幅を示すテ
ーブルである。表の縦方向は線の濃淡、横方向は拡大倍
率を示している。なお、ここでは、拡大の場合だけを説
明する。図2は、後述するポジションデータによって、
黒点1ドットまたは2ドットが、変倍後、どのような値
(一定値)になるかを示しているものである。図2の横
方向は拡大倍率を示しており、縦方向は線の濃淡であり
、「太」は濃く変倍する場合に用いる変倍後のドットの
大きいもの、「細」は淡く変倍する場合に用いる変倍後
のドットの小さいものに対応する。図中、「nドット→
mドット」では、nはソースの黒点幅、mは変倍後の黒
点幅を示している。なお、ここでは、図2は2倍までし
か示していないが、2倍以上についても同様に変倍可能
である。図3,図4は、それぞれ、4/3倍,5/3倍
の場合、ソース(S)の1ドット黒点幅と2ドット黒点
幅がディスティネーション(D)の尺度上、どのように
置かれるかを示す図である。なお、図中のSはソースの
尺度、Dはディスティネーションの尺度であり、Dは補
正を行うためのポジションデータの尺度となる。
【0007】次に示す図5,図6は、それぞれ、上述の
4/3倍,5/3倍の「細」の場合のポジションデータ
とディスティネーションイメージを表わした図であり、
また、図7,図8は、それぞれ、上の4/3倍,5/3
倍の「太」の場合のポジションデータとディスティネー
ションイメージを表わした図である。すなわち、現在着
目している点(現点)の次の点または次の次の点が、何
ドットを発生するかを表わした図である。この図によっ
て、現点の黒点幅が何ドットの点幅であるかを調べ、目
標以外の黒点幅に変倍されるケースでは、上述の現点に
対応するドットを「白→黒」または「黒→白」に補正す
ることにより、ディスティネーションの黒点幅を補正す
るものである。ここでは、図3中の■、すなわち、図5
に示す「拡大率4/3,(細)」の場合を例に挙げ、ま
た、図9(a)に示す如きドット配列を変換するものと
して、具体的動作を説明する。なお、このドット配列は
、従来の方式では、図9(b)に示す如く変換されるも
のである。本実施例においては、これを、図9(c)に
示す如く変換する。 図5中に示す記号の意味は、下記の通りである。 0:基準位置 inc=倍率を切り上げた整数 nq=inc−倍率の端数部 nc=1+倍率 また、パターン発生位置は1.0以上とし、後述する如
く、 次に2ライン発生する位置:cp=p1→nq≦p1<
inc2ライン発生する位置:cp=p2→inc≦p
2<ncとする。
4/3倍,5/3倍の「細」の場合のポジションデータ
とディスティネーションイメージを表わした図であり、
また、図7,図8は、それぞれ、上の4/3倍,5/3
倍の「太」の場合のポジションデータとディスティネー
ションイメージを表わした図である。すなわち、現在着
目している点(現点)の次の点または次の次の点が、何
ドットを発生するかを表わした図である。この図によっ
て、現点の黒点幅が何ドットの点幅であるかを調べ、目
標以外の黒点幅に変倍されるケースでは、上述の現点に
対応するドットを「白→黒」または「黒→白」に補正す
ることにより、ディスティネーションの黒点幅を補正す
るものである。ここでは、図3中の■、すなわち、図5
に示す「拡大率4/3,(細)」の場合を例に挙げ、ま
た、図9(a)に示す如きドット配列を変換するものと
して、具体的動作を説明する。なお、このドット配列は
、従来の方式では、図9(b)に示す如く変換されるも
のである。本実施例においては、これを、図9(c)に
示す如く変換する。 図5中に示す記号の意味は、下記の通りである。 0:基準位置 inc=倍率を切り上げた整数 nq=inc−倍率の端数部 nc=1+倍率 また、パターン発生位置は1.0以上とし、後述する如
く、 次に2ライン発生する位置:cp=p1→nq≦p1<
inc2ライン発生する位置:cp=p2→inc≦p
2<ncとする。
【0008】図1に、上述の場合の動作フロー図を示す
。図1中、cpはカレントポジション(現在の着目点の
座標)、zxは倍率を示している。また、ソースイメー
ジ上の認識領域は、図11に示す如くとるものとする。 例えば、図のP(2,b)が現在位置となる。まず、c
pを倍率zxとし(ステップ11、図5中のAに対応)
、cpと1の大小を比較する(ステップ12)。ここで
は、cp=4/3でありcp>1なので、ステップ13
に進み、ソースの現在位置(2,a)のドットが黒か白
かを判定する。ここでは、「白」なのでステップ19に
進み、ディスティネーションを「白」とする。次に、ス
テップ21でディスティネーションの書き込み点を1移
動した後、ステップ22でcpを1減算して、ステップ
23で終了点か否かをチェックした後、ステップ12に
戻る(これは、図5中のBに対応する)。ステップ12
では、前述の如く、cpと1の大小を比較する。ここで
は、cp=1/3で、cp<1なので、ステップ18に
進み、cpにzxを加算して(これは、図5中のCに対
応する)、ステップ12に戻る。ステップ12では、前
述の如く、cpと1の大小を比較する。ここでは、cp
=5/3でありcp>1なので、ステップ13に進み、
ソースの現在位置(2,b)のドットが黒か白かを判定
する。ここでは、「黒」なのでステップ14に進み、c
pと前述のnqの大小比較を行う。ここでは、cp=n
qであるので、ステップ15に進み、ソースの一つ前の
点(2,a)のドットが黒か白かを判定する。ここでは
、「白」なのでステップ16に進み、cpとincの大
小比較を行う。ここでは、cp<incであるのでステ
ップ17に進み、ソースの次の点(2,c)のドットが
黒か白かを判定する。ここでは、「白」なのでステップ
20に進み、ディスティネーションを「黒」とする。次
に、ステップ21でディスティネーションの書き込み点
を1移動した後、ステップ22でcpを1減算して、ス
テップ23で終了点か否かをチェックした後、ステップ
12に戻る(これは、図5中のDに対応する)。ステッ
プ12では、前述の如く、cpと1の大小を比較する。 ここでは、cp=2/3であり、cp<1なので、ステ
ップ18に進み、cpにzxを加算して(これは、図5
中のEに対応する)、ステップ12に戻る。ステップ1
2では、前述の如く、cpと1の大小を比較する。ここ
では、cp=2でありcp>1なので、ステップ13に
進み、ソースの現在位置(2,c)のドットが黒か白か
を判定する。ここでは、「白」なのでステップ19に進
み、ディスティネーションを「白」とする。次に、ステ
ップ21でディスティネーションの書き込み点を1移動
した後、ステップ22でcpを1減算して、ステップ2
3で終了点か否かをチェックした後、ステップ12に戻
る(これは、図5中のFに対応する)。ステップ12で
は、前述の如く、cpと1の大小を比較する。ここでは
、cp=1であるので、ステップ13に進み、ソースの
現在位置(2,d)のドットが黒か白かを判定する。こ
こでは、「白」なのでステップ19に進み、ディスティ
ネーションを「白」とする。 ここで、一連の動作が終了する。上記実施例によれば、
図9(a)に示す如きソースが同(c)に示す如きディ
スティネーションに変換され、4/3倍の細画像が得ら
れる。
。図1中、cpはカレントポジション(現在の着目点の
座標)、zxは倍率を示している。また、ソースイメー
ジ上の認識領域は、図11に示す如くとるものとする。 例えば、図のP(2,b)が現在位置となる。まず、c
pを倍率zxとし(ステップ11、図5中のAに対応)
、cpと1の大小を比較する(ステップ12)。ここで
は、cp=4/3でありcp>1なので、ステップ13
に進み、ソースの現在位置(2,a)のドットが黒か白
かを判定する。ここでは、「白」なのでステップ19に
進み、ディスティネーションを「白」とする。次に、ス
テップ21でディスティネーションの書き込み点を1移
動した後、ステップ22でcpを1減算して、ステップ
23で終了点か否かをチェックした後、ステップ12に
戻る(これは、図5中のBに対応する)。ステップ12
では、前述の如く、cpと1の大小を比較する。ここで
は、cp=1/3で、cp<1なので、ステップ18に
進み、cpにzxを加算して(これは、図5中のCに対
応する)、ステップ12に戻る。ステップ12では、前
述の如く、cpと1の大小を比較する。ここでは、cp
=5/3でありcp>1なので、ステップ13に進み、
ソースの現在位置(2,b)のドットが黒か白かを判定
する。ここでは、「黒」なのでステップ14に進み、c
pと前述のnqの大小比較を行う。ここでは、cp=n
qであるので、ステップ15に進み、ソースの一つ前の
点(2,a)のドットが黒か白かを判定する。ここでは
、「白」なのでステップ16に進み、cpとincの大
小比較を行う。ここでは、cp<incであるのでステ
ップ17に進み、ソースの次の点(2,c)のドットが
黒か白かを判定する。ここでは、「白」なのでステップ
20に進み、ディスティネーションを「黒」とする。次
に、ステップ21でディスティネーションの書き込み点
を1移動した後、ステップ22でcpを1減算して、ス
テップ23で終了点か否かをチェックした後、ステップ
12に戻る(これは、図5中のDに対応する)。ステッ
プ12では、前述の如く、cpと1の大小を比較する。 ここでは、cp=2/3であり、cp<1なので、ステ
ップ18に進み、cpにzxを加算して(これは、図5
中のEに対応する)、ステップ12に戻る。ステップ1
2では、前述の如く、cpと1の大小を比較する。ここ
では、cp=2でありcp>1なので、ステップ13に
進み、ソースの現在位置(2,c)のドットが黒か白か
を判定する。ここでは、「白」なのでステップ19に進
み、ディスティネーションを「白」とする。次に、ステ
ップ21でディスティネーションの書き込み点を1移動
した後、ステップ22でcpを1減算して、ステップ2
3で終了点か否かをチェックした後、ステップ12に戻
る(これは、図5中のFに対応する)。ステップ12で
は、前述の如く、cpと1の大小を比較する。ここでは
、cp=1であるので、ステップ13に進み、ソースの
現在位置(2,d)のドットが黒か白かを判定する。こ
こでは、「白」なのでステップ19に進み、ディスティ
ネーションを「白」とする。 ここで、一連の動作が終了する。上記実施例によれば、
図9(a)に示す如きソースが同(c)に示す如きディ
スティネーションに変換され、4/3倍の細画像が得ら
れる。
【0009】以下、図10(a)に示す如きドット配列
を変換するものとして、他の具体的動作を説明する。な
お、このドット配列は、従来の方式では、図10(b)
に示す如く変換されるものである。本実施例においては
、これを、図10(c)に示す如く変換する。まず、c
pを倍率zxとし(ステップ11、図5中のAに対応)
、cpと1の大小を比較する(ステップ12)。ここで
は、cp=4/3でありcp>1なので、ステップ13
に進み、ソースの現在位置(2,a)のドットが黒か白
かを判定する。ここでは、「白」なのでステップ19に
進み、ディスティネーションを「白」とする。次に、ス
テップ21でディスティネーションの書き込み点を1移
動した後、ステップ22でcpを1減算して、ステップ
23で終了点か否かをチェックした後、ステップ12に
戻る(これは、図5中のBに対応する)。ステップ12
では、前述の如く、cpと1の大小を比較する。ここで
は、cp=1/3であり、cp<1なので、ステップ1
8に進み、cpにzxを加算して(これは、図5中のC
に対応する)、ステップ12に戻る。ステップ12では
、前述の如く、cpと1の大小を比較する。ここでは、
cp=5/3でありcp>1なのでステップ13に進み
、ソースの現在位置(2,b)のドットが黒か白かを判
定する。ここでは、「黒」なのでステップ14に進み、
cpと前述のnqの大小比較を行う。ここでは、cp=
nqであるので、ステップ15に進み、ソースの一つ前
の点(2,a)のドットが黒か白かを判定する。ここで
は、「白」なのでステップ16に進み、cpとincの
大小比較を行う。ここでは、cp<incなので、ステ
ップ17に進み、ソースの次の点(2,c)のドットが
黒か白かを判定する。ここでは、「黒」なのでステップ
19に進み、ディスティネーションを「白」とする。次
に、ステップ21でディスティネーションの書き込み点
を1移動した後、ステップ22でcpを1減算して、ス
テップ23で終了点か否かをチェックした後、ステップ
12に戻る(これは、図5中のDに対応する)。ステッ
プ12では、前述の如く、cpと1の大小を比較する。 ここでは、cp=2/3であり、cp<1なので、ステ
ップ18に進み、cpにzxを加算して(これは、図5
中のEに対応する)、ステップ12に戻る。ステップ1
2では、前述の如く、cpと1の大小を比較する。ここ
では、cp=2でありcp>1なので、ステップ13に
進み、ソースの現在位置(2,c)のドットが黒か白か
を判定する。ここでは、「黒」なのでステップ20に進
み、ディスティネーションを「黒」とする。次に、ステ
ップ21でディスティネーションの書き込み点を1移動
した後、ステップ22でcpを1減算して、ステップ2
3で終了点か否かをチェックした後、ステップ12に戻
る(これは、図5中のFに対応する)。ステップ12で
は、前述の如く、cpと1の大小を比較する。ここでは
、cp=1であるので、ステップ13に進み、ソースの
現在位置(2,d)のドットが黒か白かを判定する。こ
こでは、「黒」なのでステップ14に進み、cpと前述
のnqの大小比較を行う。ここでは、cp<nqである
のでステップ19に進み、ディスティネーションを「白
」とする。ここで、一連の動作が終了する。上記実施例
によれば、図11(a)に示す如きソースが同(c)に
示す如きディスティネーションに変換され、4/3倍の
細画像が得られる。
を変換するものとして、他の具体的動作を説明する。な
お、このドット配列は、従来の方式では、図10(b)
に示す如く変換されるものである。本実施例においては
、これを、図10(c)に示す如く変換する。まず、c
pを倍率zxとし(ステップ11、図5中のAに対応)
、cpと1の大小を比較する(ステップ12)。ここで
は、cp=4/3でありcp>1なので、ステップ13
に進み、ソースの現在位置(2,a)のドットが黒か白
かを判定する。ここでは、「白」なのでステップ19に
進み、ディスティネーションを「白」とする。次に、ス
テップ21でディスティネーションの書き込み点を1移
動した後、ステップ22でcpを1減算して、ステップ
23で終了点か否かをチェックした後、ステップ12に
戻る(これは、図5中のBに対応する)。ステップ12
では、前述の如く、cpと1の大小を比較する。ここで
は、cp=1/3であり、cp<1なので、ステップ1
8に進み、cpにzxを加算して(これは、図5中のC
に対応する)、ステップ12に戻る。ステップ12では
、前述の如く、cpと1の大小を比較する。ここでは、
cp=5/3でありcp>1なのでステップ13に進み
、ソースの現在位置(2,b)のドットが黒か白かを判
定する。ここでは、「黒」なのでステップ14に進み、
cpと前述のnqの大小比較を行う。ここでは、cp=
nqであるので、ステップ15に進み、ソースの一つ前
の点(2,a)のドットが黒か白かを判定する。ここで
は、「白」なのでステップ16に進み、cpとincの
大小比較を行う。ここでは、cp<incなので、ステ
ップ17に進み、ソースの次の点(2,c)のドットが
黒か白かを判定する。ここでは、「黒」なのでステップ
19に進み、ディスティネーションを「白」とする。次
に、ステップ21でディスティネーションの書き込み点
を1移動した後、ステップ22でcpを1減算して、ス
テップ23で終了点か否かをチェックした後、ステップ
12に戻る(これは、図5中のDに対応する)。ステッ
プ12では、前述の如く、cpと1の大小を比較する。 ここでは、cp=2/3であり、cp<1なので、ステ
ップ18に進み、cpにzxを加算して(これは、図5
中のEに対応する)、ステップ12に戻る。ステップ1
2では、前述の如く、cpと1の大小を比較する。ここ
では、cp=2でありcp>1なので、ステップ13に
進み、ソースの現在位置(2,c)のドットが黒か白か
を判定する。ここでは、「黒」なのでステップ20に進
み、ディスティネーションを「黒」とする。次に、ステ
ップ21でディスティネーションの書き込み点を1移動
した後、ステップ22でcpを1減算して、ステップ2
3で終了点か否かをチェックした後、ステップ12に戻
る(これは、図5中のFに対応する)。ステップ12で
は、前述の如く、cpと1の大小を比較する。ここでは
、cp=1であるので、ステップ13に進み、ソースの
現在位置(2,d)のドットが黒か白かを判定する。こ
こでは、「黒」なのでステップ14に進み、cpと前述
のnqの大小比較を行う。ここでは、cp<nqである
のでステップ19に進み、ディスティネーションを「白
」とする。ここで、一連の動作が終了する。上記実施例
によれば、図11(a)に示す如きソースが同(c)に
示す如きディスティネーションに変換され、4/3倍の
細画像が得られる。
【0010】なお、上記説明においては、図5に示した
ケースについてのみ説明したが、図6〜図8に示すケー
スについても処理は同様である。なお、図6〜図8に示
すケースにおける記号の意味は、下記の通りである。 (1)図6に示すケース: 0:基準位置 inc=倍率を切り上げた整数 nc=1+倍率 nr=inc+(1−倍率の端数部) また、パターン発生位置は1.0以上とし、2ライン発
生する位置:cp=p2→inc≦p2<nc次に1ラ
イン発生する位置:cp=p3→inc≦p3<nrと
する。 (2)図7に示すケース: 0:基準位置 p=1−倍率の端数部 w=1−(倍率の端数部×2) また、パターン発生位置は0以上とし、重複点:cp=
p4→0<p4<w 次の次が2ライン発生する位置:cp=p5→p≦p5
<wとする。 (3)図8に示すケース: 0:基準位置 p=1−倍率の端数部 w=2p また、パターン発生位置は0以上とし、重複点:cp=
p4→0<p4≦w 次の次が1ライン発生する位置:cp=p5→p<p5
≦wとする。
ケースについてのみ説明したが、図6〜図8に示すケー
スについても処理は同様である。なお、図6〜図8に示
すケースにおける記号の意味は、下記の通りである。 (1)図6に示すケース: 0:基準位置 inc=倍率を切り上げた整数 nc=1+倍率 nr=inc+(1−倍率の端数部) また、パターン発生位置は1.0以上とし、2ライン発
生する位置:cp=p2→inc≦p2<nc次に1ラ
イン発生する位置:cp=p3→inc≦p3<nrと
する。 (2)図7に示すケース: 0:基準位置 p=1−倍率の端数部 w=1−(倍率の端数部×2) また、パターン発生位置は0以上とし、重複点:cp=
p4→0<p4<w 次の次が2ライン発生する位置:cp=p5→p≦p5
<wとする。 (3)図8に示すケース: 0:基準位置 p=1−倍率の端数部 w=2p また、パターン発生位置は0以上とし、重複点:cp=
p4→0<p4≦w 次の次が1ライン発生する位置:cp=p5→p<p5
≦wとする。
【0011】上述の如き処理を、水平方向と垂直方向の
両方について繰り返すことによって画質を劣化させるこ
となしに、任意の変倍率が実現可能な画像変倍方式を実
現できるものである。なお、実際には、黒ドット幅の異
なるイメージが続いて現われた場合に、黒ドットの抜け
,突出等が発生するケースも存在する。これに関しては
、場合を限定してケース毎の平面的な補正を行うことに
より、対処することが可能である。
両方について繰り返すことによって画質を劣化させるこ
となしに、任意の変倍率が実現可能な画像変倍方式を実
現できるものである。なお、実際には、黒ドット幅の異
なるイメージが続いて現われた場合に、黒ドットの抜け
,突出等が発生するケースも存在する。これに関しては
、場合を限定してケース毎の平面的な補正を行うことに
より、対処することが可能である。
【0012】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、画質を劣化させることなしに、任意の変倍率が実
現可能な画像変倍方式を実現できるという顕著な効果を
奏するものである。
れば、画質を劣化させることなしに、任意の変倍率が実
現可能な画像変倍方式を実現できるという顕著な効果を
奏するものである。
【0013】
【図1】本発明の一実施例に係る動作フロー図である。
【図2】実施例の変倍目標黒点幅を示すテーブルである
。
。
【図3】変換前後のドット位置の一例を示す図である。
【図4】変換前後のドット位置の他の例を示す図である
。
。
【図5】実施例に係るポジションデータとディスティネ
ーションイメージの一例を表わす図である。
ーションイメージの一例を表わす図である。
【図6】実施例に係るポジションデータとディスティネ
ーションイメージの他の例を表わす図である。
ーションイメージの他の例を表わす図である。
【図7】実施例に係るポジションデータとディスティネ
ーションイメージの他の例を表わす図である。
ーションイメージの他の例を表わす図である。
【図8】実施例に係るポジションデータとディスティネ
ーションイメージの他の例を表わす図である。
ーションイメージの他の例を表わす図である。
【図9】変換前後のドット配列の一例を示す図である。
【図10】変換前後のドット配列の他の例を示す図であ
る。
る。
【図11】ソースイメージ上の位置の認識の説明図であ
る。
る。
11〜23:処理ステップ。
Claims (4)
- 【請求項1】 入力された白黒2値のディジタル画像
の原画像の拡大・縮小を行う変換画像の拡大または縮小
処理において、着目黒画素の位置が変倍後の位置に反映
する中間点を類別化し、該類別化毎に変倍を行うことを
特徴とする画像変倍方式。 - 【請求項2】 前記着目黒画素の太さに着目し、太さ
が1ドットまたは2ドットの場合に、前記黒画素を発見
した位置が変倍後の位置に反映する中間点を類別化する
ことを特徴とする請求項1記載の画像変倍方式。 - 【請求項3】 前記変換画像の拡大または縮小処理が
、原画像の2倍以内の拡大または1/2倍以内の縮小を
行うものであることを特徴とする請求項1または2記載
の画像変倍方式。 - 【請求項4】 前記変換画像の拡大または縮小処理を
、変換後の画像を濃くする場合と薄くする場合との二通
り用意し、目的に応じて使い分け可能としたことを特徴
とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像変倍方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3069217A JP2906717B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 画像変倍方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3069217A JP2906717B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 画像変倍方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04281574A true JPH04281574A (ja) | 1992-10-07 |
JP2906717B2 JP2906717B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=13396334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3069217A Expired - Fee Related JP2906717B2 (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | 画像変倍方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2906717B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013012799A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像処理装置および画像形成装置 |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP3069217A patent/JP2906717B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013012799A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像処理装置および画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2906717B2 (ja) | 1999-06-21 |
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