JPH0427751Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0427751Y2 JPH0427751Y2 JP1988042834U JP4283488U JPH0427751Y2 JP H0427751 Y2 JPH0427751 Y2 JP H0427751Y2 JP 1988042834 U JP1988042834 U JP 1988042834U JP 4283488 U JP4283488 U JP 4283488U JP H0427751 Y2 JPH0427751 Y2 JP H0427751Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- square box
- back side
- rods
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Refuse Receptacles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は耐水性シートよりなる蓋付カバンを籠
枠体に嵌装した自転車用荷籠の改良に関するもの
である。
枠体に嵌装した自転車用荷籠の改良に関するもの
である。
(従来の技術)
従来のこの種自転車用荷籠としては、耐水性シ
ートよりなる蓋付カバン内に籠枠体を嵌装したも
のが知られている。(例えば、実公昭62−4072号) (考案が解決しようとする課題) ところが、このような従来のものにあつては、
耐水性シートよりなる蓋付カバンが完全に露出し
ているため、他物に衝突したり転倒した際にこの
シートが破損するという問題がある。
ートよりなる蓋付カバン内に籠枠体を嵌装したも
のが知られている。(例えば、実公昭62−4072号) (考案が解決しようとする課題) ところが、このような従来のものにあつては、
耐水性シートよりなる蓋付カバンが完全に露出し
ているため、他物に衝突したり転倒した際にこの
シートが破損するという問題がある。
(課題を解決するための手段)
本考案は前記のような問題点を解決した自転車
用荷籠に関するもので、耐水性シートよりなる角
箱状嚢体の背面側の上縁に同材よりなる覆蓋を続
かせた蓋付カバンを角形の籠枠体内に前記角箱状
嚢体をもつて嵌装して該角箱状嚢体の前面側と背
面側の内面には、上下の桁杆をその内側において
複数本の縦杆により溶接一体化してなる添え枠材
をそれぞれ添装し、前記各添え枠材の各桁杆と前
記籠枠体とは該桁杆の両側に取付けた連結具を前
記角箱状嚢体の前面側および背面側に挿通して連
結したことを特徴とするものである。
用荷籠に関するもので、耐水性シートよりなる角
箱状嚢体の背面側の上縁に同材よりなる覆蓋を続
かせた蓋付カバンを角形の籠枠体内に前記角箱状
嚢体をもつて嵌装して該角箱状嚢体の前面側と背
面側の内面には、上下の桁杆をその内側において
複数本の縦杆により溶接一体化してなる添え枠材
をそれぞれ添装し、前記各添え枠材の各桁杆と前
記籠枠体とは該桁杆の両側に取付けた連結具を前
記角箱状嚢体の前面側および背面側に挿通して連
結したことを特徴とするものである。
(実施例)
次に、本考案を図示の実施例により詳細に説明
する。
する。
1は金属線材を格子状に交叉連結してなる角形
の籠枠体、2は蓋付カバンであつて、該蓋付カバ
ン2は籠枠体1内に嵌装される可撓性合成樹脂
地、防水加工布地等の耐水性シートよりなる角箱
状嚢体3の背面側の上縁に同材よりなる覆蓋4を
続かせたものである。5,5は角箱状嚢体3を籠
枠体1に固定するとともに該角箱状嚢体3内への
収納物の収納、取出し作業を容易とするための添
え枠材であり、各添え枠材5は上下の各2本の桁
杆7,7をその内側において複数本の縦桁6によ
り溶接一体化するとともに各桁杆7,7の両側に
連結具8を取付けたもので、各添え枠材5は籠枠
体1に嵌装した角箱状嚢体3の前面側3aおよび
背面側3bの内面に桁杆7をもつて当接して各連
結具8の両端を該前面側3aおよび背面側3aに
設けた透孔9に挿通したうえ籠枠体1の横枠杆1
aに強固に締付けることにより各桁杆7を前面側
3aおよび背面側3bの内面に食い込ませて蓋付
カバン2の角箱状嚢体3を籠枠体1に固定させて
いる。なお、本実施例の添え枠材5では、中央の
ガイド縦杆6aを逆U字状として上端のU字部6
bを最上の桁杆7より張出させて傾斜案内部とし
ており、また、連結具8は第1図、第2図、第3
図に示すように、一端に挿込孔8aを形成すると
ともに他端を挿込舌片8bに形成した帯金よりな
るものとしてこれを桁杆7,7にその中央部をも
つて溶接することにより添え枠材5と一体とし、
挿入孔8aに挿込舌片8bを挿通して折曲係止す
るものであるが、第4図に示すように、線材を折
曲形成したものであつてもよく、さらに、図示は
略したがバンドあるいは紐類をもつてしてもよ
い。また、前記した覆蓋4は上覆部4aの前側に
前覆部4bを続かせるとともに両側に該前覆部4
bと一体とした側覆部4c,4cを設けてこの前
覆部4bと側覆部4c,4cとが籠枠体1の外側
を覆つて角箱状嚢体3の開口部を覆うものとし、
該前覆部4bの下縁には保形芯材10が取付けら
れていて前覆部4bの中央部を把持するだけで覆
蓋4の開閉操作を行えるものとしている。なお、
図中、11は覆蓋4の前覆部4bの中央下端にゴ
ム紐11aを介して設けたフツクであり、籠枠体
1の網目に係止させて覆蓋4の開蓋を防止するも
のであり、また、籠枠体1は本実施例に説明した
金属線材を格子状に交叉連結したもののほか、金
属板を網目状に加入したエキスバンドメタルとを
通称されている伸縮自在な網板製のものなどであ
つてもよい。
の籠枠体、2は蓋付カバンであつて、該蓋付カバ
ン2は籠枠体1内に嵌装される可撓性合成樹脂
地、防水加工布地等の耐水性シートよりなる角箱
状嚢体3の背面側の上縁に同材よりなる覆蓋4を
続かせたものである。5,5は角箱状嚢体3を籠
枠体1に固定するとともに該角箱状嚢体3内への
収納物の収納、取出し作業を容易とするための添
え枠材であり、各添え枠材5は上下の各2本の桁
杆7,7をその内側において複数本の縦桁6によ
り溶接一体化するとともに各桁杆7,7の両側に
連結具8を取付けたもので、各添え枠材5は籠枠
体1に嵌装した角箱状嚢体3の前面側3aおよび
背面側3bの内面に桁杆7をもつて当接して各連
結具8の両端を該前面側3aおよび背面側3aに
設けた透孔9に挿通したうえ籠枠体1の横枠杆1
aに強固に締付けることにより各桁杆7を前面側
3aおよび背面側3bの内面に食い込ませて蓋付
カバン2の角箱状嚢体3を籠枠体1に固定させて
いる。なお、本実施例の添え枠材5では、中央の
ガイド縦杆6aを逆U字状として上端のU字部6
bを最上の桁杆7より張出させて傾斜案内部とし
ており、また、連結具8は第1図、第2図、第3
図に示すように、一端に挿込孔8aを形成すると
ともに他端を挿込舌片8bに形成した帯金よりな
るものとしてこれを桁杆7,7にその中央部をも
つて溶接することにより添え枠材5と一体とし、
挿入孔8aに挿込舌片8bを挿通して折曲係止す
るものであるが、第4図に示すように、線材を折
曲形成したものであつてもよく、さらに、図示は
略したがバンドあるいは紐類をもつてしてもよ
い。また、前記した覆蓋4は上覆部4aの前側に
前覆部4bを続かせるとともに両側に該前覆部4
bと一体とした側覆部4c,4cを設けてこの前
覆部4bと側覆部4c,4cとが籠枠体1の外側
を覆つて角箱状嚢体3の開口部を覆うものとし、
該前覆部4bの下縁には保形芯材10が取付けら
れていて前覆部4bの中央部を把持するだけで覆
蓋4の開閉操作を行えるものとしている。なお、
図中、11は覆蓋4の前覆部4bの中央下端にゴ
ム紐11aを介して設けたフツクであり、籠枠体
1の網目に係止させて覆蓋4の開蓋を防止するも
のであり、また、籠枠体1は本実施例に説明した
金属線材を格子状に交叉連結したもののほか、金
属板を網目状に加入したエキスバンドメタルとを
通称されている伸縮自在な網板製のものなどであ
つてもよい。
このように構成されたものは、籠枠体1の底部
および背部をもつて自転車の車体前部に取付金具
により取付けて従来のこの種自転車用荷籠と同様
に使用した場合、耐水性シートよりなる角箱状嚢
体3が強度に優れた籠枠体1の内部に嵌装されて
いるので、該角箱状嚢体3は籠枠体1により保護
されて損傷する虞れはなく、また、角箱状嚢体3
はその前面側3aと背面側3bに、上下の桁杆
7,7をその内側において複数本の縦杆6により
溶接一体化してなる添え枠材5の桁杆7側を当接
して該桁杆7,7の両側すなわち添え枠材5の4
隅に取付けた連結具8を前面側3aおよび背面側
3bに挿通したうえ籠枠体1に締付けて該籠枠体
1に連結したものであるため、上部および下部の
桁杆7,7が前面側3aおよび背面側3aの上方
および下方を緊密に籠枠体1に添装させることと
なり、角箱状嚢体3は常に適正に保形されるもの
である。さらに、添え枠材5の縦杆6を内側に位
置させることによつて収納物を出し入れする際に
はこれに添い滑らせることによつて収納物を傷付
けることなく収納、取出しが容易にできるもので
ある。
および背部をもつて自転車の車体前部に取付金具
により取付けて従来のこの種自転車用荷籠と同様
に使用した場合、耐水性シートよりなる角箱状嚢
体3が強度に優れた籠枠体1の内部に嵌装されて
いるので、該角箱状嚢体3は籠枠体1により保護
されて損傷する虞れはなく、また、角箱状嚢体3
はその前面側3aと背面側3bに、上下の桁杆
7,7をその内側において複数本の縦杆6により
溶接一体化してなる添え枠材5の桁杆7側を当接
して該桁杆7,7の両側すなわち添え枠材5の4
隅に取付けた連結具8を前面側3aおよび背面側
3bに挿通したうえ籠枠体1に締付けて該籠枠体
1に連結したものであるため、上部および下部の
桁杆7,7が前面側3aおよび背面側3aの上方
および下方を緊密に籠枠体1に添装させることと
なり、角箱状嚢体3は常に適正に保形されるもの
である。さらに、添え枠材5の縦杆6を内側に位
置させることによつて収納物を出し入れする際に
はこれに添い滑らせることによつて収納物を傷付
けることなく収納、取出しが容易にできるもので
ある。
(考案の効果)
本考案は従来のこの種自転車用荷籠の問題点を
一掃するとともに、手提げカバン等の収納物の収
納取出しが容易なもので、構造が簡単なうえ角箱
状嚢体を籠枠体の内部に嵌装固定する手数も簡単
な自転車用荷籠として実用的価値極めて大なもの
である。
一掃するとともに、手提げカバン等の収納物の収
納取出しが容易なもので、構造が簡単なうえ角箱
状嚢体を籠枠体の内部に嵌装固定する手数も簡単
な自転車用荷籠として実用的価値極めて大なもの
である。
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
は同じく一部切欠側面図、第3図、第4図は添え
枠材の実施例を示す斜視図、第5図は角箱状嚢体
と籠枠体を分離して示す斜視図、第6図は連結部
分の斜視図である。 1……籠枠体、2……蓋付カバン、3……角箱
状嚢体、3a……前面側、3b……背面側、4…
…覆蓋、5……添え枠材、6……縦杆、7……桁
杆、8……連結具。
は同じく一部切欠側面図、第3図、第4図は添え
枠材の実施例を示す斜視図、第5図は角箱状嚢体
と籠枠体を分離して示す斜視図、第6図は連結部
分の斜視図である。 1……籠枠体、2……蓋付カバン、3……角箱
状嚢体、3a……前面側、3b……背面側、4…
…覆蓋、5……添え枠材、6……縦杆、7……桁
杆、8……連結具。
Claims (1)
- 耐水性シートよりなる角箱状嚢体3の背面側3
bの上縁に同材よりなる覆蓋4を続かせた蓋付カ
バン2を角形の籠枠体1内に前記角箱状嚢体3を
もつて嵌装して該角箱状嚢体3の前面側3aと背
面側3bの内面には、上下の桁杆7,7をその内
側において複数本の縦杆6により溶接一体化して
なる添え枠材5,5をそれぞれ添装し、前記各添
え枠材5,5の各桁杆7,7と前記籠枠体1とは
該桁杆7,7の両側に取付けた連結具8を前記角
箱状嚢体3の前面側3aおよび背面側3bに挿通
して連結したことを特徴とする自転車用荷籠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988042834U JPH0427751Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988042834U JPH0427751Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01170087U JPH01170087U (ja) | 1989-11-30 |
JPH0427751Y2 true JPH0427751Y2 (ja) | 1992-07-03 |
Family
ID=31269238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988042834U Expired JPH0427751Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0427751Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5736608B2 (ja) * | 2011-02-14 | 2015-06-17 | 義之助 浦川 | 二輪車用かごカバー |
JP2021070375A (ja) * | 2019-10-30 | 2021-05-06 | 有限会社大久保製作所 | 二輪車用荷物積載装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS584485B2 (ja) * | 1978-06-06 | 1983-01-26 | クラリオン株式会社 | 周波数選択装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS584485U (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-12 | 株式会社ハマデン | 荷籠 |
-
1988
- 1988-03-30 JP JP1988042834U patent/JPH0427751Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS584485B2 (ja) * | 1978-06-06 | 1983-01-26 | クラリオン株式会社 | 周波数選択装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01170087U (ja) | 1989-11-30 |
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