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JPH04275684A - 図形情報データベース構築方法およびその方法が適用される装置 - Google Patents

図形情報データベース構築方法およびその方法が適用される装置

Info

Publication number
JPH04275684A
JPH04275684A JP3036405A JP3640591A JPH04275684A JP H04275684 A JPH04275684 A JP H04275684A JP 3036405 A JP3036405 A JP 3036405A JP 3640591 A JP3640591 A JP 3640591A JP H04275684 A JPH04275684 A JP H04275684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
map
file
map object
graphic information
memory space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3036405A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Yokohama
横浜 秀夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP3036405A priority Critical patent/JPH04275684A/ja
Publication of JPH04275684A publication Critical patent/JPH04275684A/ja
Priority to US08/470,172 priority patent/US5524202A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/28Databases characterised by their database models, e.g. relational or object models
    • G06F16/289Object oriented databases
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99941Database schema or data structure
    • Y10S707/99944Object-oriented database structure
    • Y10S707/99945Object-oriented database structure processing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S707/00Data processing: database and file management or data structures
    • Y10S707/99941Database schema or data structure
    • Y10S707/99948Application of database or data structure, e.g. distributed, multimedia, or image

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地図情報等の図形情
報に関するデータベースを構築する図形情報データベー
ス構築方法およびその方法が適用される装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年において、点、線、面等の地図情報
をデータベース化することにより、コンピュータを利用
した地理的情報の表示、検索・分析等の処理を可能にす
る地図情報データベースシステムが実現されている。
【0003】このような地図情報データベースシステム
においては、地図情報をデータベース化するに際し、そ
の地図情報は、データ処理が効率的に行えるように、標
準幾何学モデルとしてモデル化されており、例えば、個
別点モデル、個別線モデル、個別面モデル、ネットワー
クモデル、領域分割モデル等のようにモデル化されてい
る。
【0004】ここで、個別点モデルと個別線モデルのデ
ータ構造について簡単に述べる。
【0005】個別点モデルは、図19(a)に示される
ように、地理的な対象物を独立した点の集合としてとら
え、図19(b)に示されるファイル・フォーマットの
点ファイルF1で表現する。一方、個別線モデルは、図
20(a)に示されるように、地理的な対象物を独立し
た線(経過点の集合)としてとらえ、図20(b)に示
されるファイル・フォーマットの線ファイルF2で表現
する。
【0006】点ファイルF1、線ファイルF2には固定
長のレコードに固定長の座標が収められており、その座
標値はJISコードに変換されている場合が多い。
【0007】なお、地図情報のモデル化やデータベース
化、地図情報データベースの利用等については、1)河
相全次郎  著、「ディジタルマッピング」(p111
〜p132)、鹿島出版会、1989年4月25日発行
。 2)堀池真吾  著、「都市情報データベース」( p
75〜p97 )、ケイブン出版株式社、昭和62年1
2月10日発行。 の文献に詳細に記載されている。
【0008】図21は、従来の地図情報データベースシ
ステムの概略構成を示したものであり、同図において、
1は地図情報に関する線ファイル2が格納されている外
部記憶装置であり、3は主メモリであり、4は中央処理
装置(以下、CPUという)である。
【0009】次に、従来の地図情報データベースシステ
ムにおける、上述した地図情報に関するファイルのファ
イル処理について、図22のフローチャートを参照しな
がら簡単に説明する。
【0010】さて、地図情報に関するファイルとしての
線ファイル2のファイル処理をするに際し、CPU4は
、図22に示すように、前処理として、外部記憶装置1
の線ファイル2をオープンして、地図情報(ベクトル・
データ)を読み出す。該読出した内容をコード変換して
地図データ(ベクトル・データ)5として主メモリ3に
書き込む。その後、コード変換された地図データ5に基
づいて、該当する地図(図形)6を主メモリ3に展開す
る(ステップ1)。
【0011】次に、CPU4は、地図情報の登録、参照
/更新、削除、等の主処理を実行すると共に、この処理
動作を、地図情報に対する操作が終了するまで繰り返す
(ステップ2、ステップ3)。その操作が終了(主処理
が終了)した場合は、後処理として、地図データ5をコ
ード変換した後、線ファイル2をクローズする(ステッ
プ4)。なお、地図データ5に変更があった場合の変更
内容は、後処理時にファイルに書き込まれることになる
【0012】こうした処理を行うことによって、地図情
報を地図データベースとして構築するようにしており、
また、データベースをネットワーク上に構築することに
より、そのネットワークに接続された複数のユーザで、
データベースを共有することができる。
【0013】しかしながら、地図データベースは、上記
図19(b)及び図20(b)で示されるように「標準
幾何学モデルのデータ構造」のようなファイル構造をし
、且つ、座標データはJISコード/EBSDICコー
ドに変換されてファイル化されているので、ファイルの
入力時には、ファイル・オープンしたファイルの内容を
コード変換した後、地図データを内部メモリに展開して
主処理を行い、ファイルの出力時には、内部メモリ内の
地図データをコード変換した後、ファイル・クローズし
なければならず、ファイル入出力時のオーバヘッドが大
きかった。
【0014】一方、ネットワーク利用等による分散処理
環境やマルチユーザ環境においては、複数のユーザによ
るファイルの競合という問題が起こっていた。
【0015】すなわち、図23において、今、時点t1
 でユーザAがファイルの内容Fを読み出し(read
)、また時点t2 でユーザBがファイルの内容(図2
3のF参照)を読み出し(read)たとする。しかし
、時点t1 〜時点t2 の期間中に、ユーザAによっ
てファイルFの内容が変更されている可能性があるが、
その変更内容は、書き込み(write )手続きが行
われていないので、ユーザBが読み出し(read)た
ファイルの内容は、その変更前のものとなり、ユーザA
の作業しているファイルの内容と異なる可能性がある。
【0016】次に、時点t3 でユーザAが書き込み(
write 1 )した場合、ユーザAの作業による変
更内容でファイルが更新される(図23のF− A1 
参照)。しかし、このときに、更新されたファイルの内
容(F− A1 )と、ユーザBが作業している内容と
は異なる可能性がある。
【0017】続いて、時点t4 でユーザBが書き込み
(write 1)した場合、ユーザAによる書き込み
(write 1 )での更新したファイルの内容は失
われ、ユーザBの作業による変更内容でファイルが更新
される(図23のF− B1 参照)。
【0018】さらに、時点t5 でユーザAが書き込み
(write 2)した場合、ユーザBによる書き込み
(write 1 )での更新したファイルの内容は失
われ、ユーザAの作業による変更内容でファイルが更新
される(図23のF− A2 参照)。
【0019】上述したように、ファイルの内容を変更し
た際には、書き込み作業をしなければ、その変更内容は
、実際のファイルの内容には反映されないので、ユーザ
Aの作業によるファイルの内容と、ユーザBの作業によ
るファイルの内容との、ファイルの整合性が失われるこ
とがあった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
地図情報データベースシステムでは、外部記憶装置とメ
モリ間でファイル入出力の転送処理が必要であり、また
転送処理時には、地図データをコード変換しなければな
らず、ファイル入出力時のオーバヘッドが非常に大きい
という難点があった。
【0021】また、主メモリ上に展開されている地図デ
ータを変更した際には、書き込み手続きを行わなければ
、変更内容がファイルの内容に反映されないので、ネッ
トワーク利用等によるマルチ・ユーザ環境においては、
複数プロセスによるファイルの競合のように、ファイル
の整合性を維持することは極めて困難であった。
【0022】この発明は上記実情に鑑みてなされたもの
であり、システムのオーバヘッドを減少させるとともに
、複数のユーザによるファイルの競合に伴うファイルの
整合性を維持することのできる図形情報データベース構
築方法およびその方法が適用される装置を提供すること
を目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、この発明に係る図形情報データベース構築方法では、
図形情報をオブジェクト指向言語による所定の記述によ
りオブジェクトとして表現し、このオブジェクト化され
た所定の図形情報が登録されるファイルの内容を、メモ
リ空間にマップし、このマップされたメモリ空間をアク
セスすることを特徴としている。
【0024】また、この発明に係る図形情報データベー
ス装置では、オブジェクト指向言語による所定の記述に
よりオブジェクトとして表現された図形情報が登録され
るファイルを記憶する記憶手段と、この記憶手段内の前
記ファイルの内容をメモリ空間にマップするマップ手段
と、このマップ手段によってマップされたメモリ空間を
アクセスすることにより、前記ファイルに対する操作を
行う処理手段とを具えている。また前記ファイルは、少
なくとも、オブジェクト化された所定の図形情報のオブ
ジェクトを示す図形オブジェクトが登録される領域と、
該領域内における対象とする図形オブジェクトの登録場
所を管理するためのテーブルとを有した構造にしている
【0025】
【作用】この発明に係る図形情報データベース構築方法
によれば、オブジェクト化された図形オブジェクト群が
登録されるファイルの内容を、メモリ空間にマップし、
このマップされたメモリ空間をアクセスするようにした
ので、メモリ空間にマップされた図形オブジェクトに係
るファイルの内容を直接アクセスすることができる。
【0026】また、この発明に係る図形情報データベー
ス装置によれば、マップ手段によって、記憶手段内の図
形オブジェクトに係るファイルの内容を、メモリ空間に
マップし、さらに処理手段が、そのマップされたメモリ
空間をアクセスして前記ファイルに対する操作(例えは
図形オブジェクトの登録、参照/更新、削除)を行うよ
うにしたので、マップされたメモリ空間に対する図形オ
ブジェクトの読み書きは、実際のファイルに対する図形
オブジェクトの読み書きとなる。また、マップされたメ
モリ空間上のデータが変更された場合には、その変更内
容が随時ファイルの内容に反映される。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1乃至図18を
参照して説明する。
【0028】図1は本発明に係る図形情報データベース
構築方法の一実施例の概略動作を説明するための図であ
る。
【0029】なお、この実施例では、図形情報として地
図情報を採用し、この地図情報をデータベースとして構
築する場合の処理動作について説明する。
【0030】さて、図1に示すように、点、線、面など
の地図情報11を、オブジェクト指向言語によってオブ
ジェクト化した地図オブジェクト群12にする。一方、
地図オブジェクト群12を管理するためのオブジェクト
領域管理機能13(詳細は後述する)を有する地図オブ
ジェクト・ファイル14を、メモリ空間15にマッピン
グする。マップされたメモリ空間15に、オブジェクト
領域管理機能13を用いて地図オブジェクト群12を登
録する。またマップされたメモリ空間15をアクセスし
て、地図オブジェクトの参照/更新、削除を行う。この
ようにして地図オブジェクト群12がメモリ空間15に
展開されることにより、地図オブジェクト・ファイル1
4は地図情報データベースとして構築されることになる
【0031】図2は本発明に係る図形情報データベース
装置を適用した装置の一実施例を示すブロック図であり
、この図に示した実施例の装置は地図情報を扱う地図情
報データベース装置に適用され、具体的にはワークステ
ーションやコンピュータなどに適用される。
【0032】図2において、地図オブジェクト構築装置
は、各種の命令やデータを入力するマウス21及びキー
ボード22と、地図情報を入力するデジタイザー23と
、地図情報を表示するディスプレイ等の地図表示装置2
4と、地図情報が正規座標系で表現されている地図情報
データベース、オペレーティング・システム(以下、O
Sという)、アプリケーション・プログラム、各種プロ
グラム及びデータを格納する外部記憶装置25と、入力
されたデータや命令、外部記憶装置25からロードされ
たプログラムやデータを記憶する実メモリ26と、装置
に依存している座標系をデータベースで使用する正規座
標系に変換する座標変換装置27と、これらの各部を制
御すると共に所定の処理を行う中央処理装置(以下、C
PUという)28とが、それぞれ共通バス29に接続さ
れて構成されている。
【0033】なお、CPU28は、仮想記憶機構とファ
イルマップ機能とを実現するための図示しないメモリ管
理ユニット(MMU)を有しており、OSのメモリ管理
に従って、ファイル、メモリを管理する。当然、ファイ
ルの内容とメモリ空間とのマッピング、ページング、ス
ワッピング等の処理も行う。また、OSを通じて入力さ
れたアプリケーションからの要求に応じて、地図情報デ
ータベースを検索する地図オブジェクト検索機能、及び
、地図オブジェクトの登録、参照/更新、削除等の処理
を行う処理機能を備えている。
【0034】なお、この実施例においては、上述した記
憶手段は図2に示した外部記憶装置25に対応し、また
上述したマップ手段及び処理手段は図2に示したCPU
28に対応している。
【0035】また、この実施例では、ファイルマップ機
能は、OSの一つであるSunOSRelease4.
0のファイルマップ機能を利用して実現している。また
、オブジェクト指向言語として、「C++」言語を用い
ている。しかし、この言語に限定されることなく、他の
オブジェクト指向言語を用いても良い。
【0036】ところで「C++」言語においては、情報
隠蔽の機能を持つ構造体を「クラス」と呼び、そのクラ
スの宣言(構造体の宣言)は、構造体の型名として「c
lass」を記述することになっている。
【0037】ここに、構造体の宣言として、という具合
に記述する、ということは知られている。
【0038】そこで、地図情報をオブジェクト化するに
際し、「C++」言語を用いて、構造体の宣言を行うと
、座標(ポイント)については、図3に示されるように
、 というプログラムで表現される。
【0039】なお、//印以降は注釈行を示し、//座
標は、“class Point ”以降が座標の構造
体の宣言であることを示す注釈である。
【0040】この構造体の宣言により、図4(a)に示
される点座標(a point )は、図4(b)に示
される地図オブジェクトとして表現されることとなる。 このように表現される地図オブジェクトは、地図上にお
ける、例えば、目標物、“文”や“〒”等の記号の位置
を表現するために用いられる。
【0041】また、矩形については、図5に示されるよ
うに、 というプログラムで表現される。
【0042】なお、//矩形は、“classRect
angle”以降が矩形の構造体の宣言であることを示
す注釈であり、//左下座標は、“Point ori
gin”が左下座標であること示す注釈であり、//右
上座標は、“Point corner”が右上座標で
あることを示す注釈である。
【0043】この構造体の宣言により、図6(a)に示
される矩形(a Rect)は、図6(b)に示される
地図オブジェクトとして表現されることとなる。
【0044】さらに、座標列(ポリゴン)については、
図7に示されるように、 というプログラムで表現される。
【0045】なお、//座標列(ポリゴン)は、“cl
assPath ”以降が座標列(ポリゴン)の構造体
の宣言であることを示す注釈であり、//座標列の境界
矩形は、“box ”が座標列の境界矩形であることを
示す注釈であり、//頂点の数は、“npts”が頂点
の数であることを示す注釈であり、//可変長オブジェ
クトは、“ptlist[1]”が可変長オブジェクト
であることを示す注釈である。
【0046】この構造体の宣言により、図8(a)に示
される座標列(a Path)は、図8(b)に示され
る地図オブジェクトで表現されることとなる。このよう
に表現される地図オブジェクトは、地図上における、例
えば、街区、建物、道路、行政界などを表現するのに用
いられる。
【0047】なお、図8(a)において、頂点の数は、
線分L1 の始点(P1 )、線分L2の始点(P2 
)、線分L3 の始点(P3 )、線分L4 の始点(
P4 )、及び線分L4 の終点(P5 )(つまり、
線分L1 の始点と同じ点)の計5個である。
【0048】次に、上述した地図情報システムにおける
メモリマップ・ファイルの概念を、図9に示す。
【0049】図9において、メモリ空間91は、下位ア
ドレスから上位アドレスへと順に、コード・セグメント
92、ヒープ領域としてのデータ・セグメント93、ス
タック・セグメント94が割り当てられたメモリ構造に
なっている。一方、外部記憶装置95には地図オブジェ
クト・ファイル96が格納されている。
【0050】外部記憶装置95内の地図オブジェクト・
ファイル96は、“attach call ”コマン
ドにより、メモリ空間91のデータ・セグメント93に
割り付けられる。この時割り付けられたマップ領域93
Aの先頭の番地は、以後、地図オブジェクト・ファイル
96のオフセットから実番地を算出するために使用され
る。
【0051】地図オブジェクト・ファイル96は、地図
オブジェクトを管理するための地図オブジェクト・テー
ブルと、実際の地図オブジェクトが収められる地図オブ
ジェクト・プールとに分けられる。そのファイル構造を
図10に示す。
【0052】図10に示す地図オブジェクト・ファイル
96においては、地図オブジェクト・テーブル1001
、1003と、地図オブジェクト・プール1002、1
004、1005とに分けられる。各テーブルはページ
・サイズの大きさに、一方、各プールはページ・サイズ
の倍数の大きさに設定される。なお上記各テーブルは、
上述したオブジェクト領域管理機能13(図1参照)と
しての機能を果たすものである。
【0053】また、図10に示す地図オブジェクト・フ
ァイル96においては、地図オブジェクト・テーブル1
001が管理可能な地図オブジェクトの数を越えたので
、地図オブジェクト・テーブル1003がページ・サイ
ズの大きさで拡張されており、また、地図オブジェクト
・プール1002には、要求された地図オブジェクトを
登録するだけの空き領域がなかったので、地図オブジェ
クト・プール1004がページ・サイズの倍数の大きさ
で拡張されている。
【0054】さらに、地図オブジェクト・テーブル10
03で管理可能な地図オブジェクトの数以内ではあるが
、地図オブジェクト・プール1004のサイズ(領域)
が小さくて、地図オブジェクトを登録することができな
い場合には、図10の図中点線で示されるように、ペー
ジ・サイズの倍数の大きさで地図オブジェクト・プール
1005を拡張することができる。
【0055】なお、地図オブジェクト・テーブル100
1には、次の地図オブジェクト管理テーブル、つまり地
図オブジェクト・テーブル1003へのポインタが設定
されており、地図オブジェクト・テーブル1003には
、地図オブジェクト管理テーブルが拡張されていない旨
を示すNILポインタが設定されている。
【0056】次に、地図オブジェクト・ファイル96の
詳細な構造を、図11に示す。
【0057】図11において、地図オブジェクト・テー
ブル1001は、前のノード(つまり、地図オブジェク
ト・テーブル)のオフセット(図11の“node−p
rev ”)1101、次のノード(つまり、地図オブ
ジェクト・テーブル)のオフセット(図11の“nod
e−next ”)1102、空きリストのオフセット
(図11の“node−free ”)1103の各エ
ントリと、各地図オブジェクト毎に、該当する地図オブ
ジェクトに関する情報が登録される、領域A1、A2、
…、Anのn個の領域からなる固定長テーブル1104
とから構成されている。
【0058】固定長テーブル1104の構成要素である
各領域には、例えば領域A1で示されるように、特定の
地図オブジェクトを認識するための、例えば識別情報(
ID)等の固有の情報(図11の“inst−name
 ”)1105、地図オブジェクトのオフセット(図1
1の“inst−off”)1106、地図オブジェク
トの長さ(図11の“inst−size ”)110
7の各エントリが設けられている。
【0059】なお、管理可能な地図オブジェクトの数(
n個)を越えると、新しい地図オブジェクト管理テーブ
ルがファイルの最後に拡張され、前と次の地図オブジェ
クト管理テーブルのオフセットにより結合される。この
拡張された地図オブジェクト管理テーブルも、地図オブ
ジェクト・テーブル1001と同様の構成になる。ここ
で、例えば、図10に示した構造においては、地図オブ
ジェクト管理テーブル1001のオフセット1102(
図11参照)に、地図オブジェクト管理テーブル100
3へのオフセット値がセットされ、一方、新しい地図オ
ブジェクト管理テーブル1003のオフセット1101
(図11参照)に、地図オブジェクト管理テーブル10
01へのオフセット値がセットされていることになる。
【0060】一方、地図オブジェクト・プール1002
は、予め設定された複数のブロックにブロック化されて
おり、実際の地図オブジェクトの入っている使用ブロッ
クと、空きリストによって管理されている空きブロック
とに分けられる。初期状態では全て空きブロックになっ
ており、各空きブロックは、空きブロックの大きさと次
の空きブロックのオフセットの各エントリから構成され
ている空きリストによって管理されている。
【0061】図11に示す地図オブジェクト・プール1
002においては、ブロック化された先頭のブロック1
108に、実際の地図オブジェクトが格納された状態を
示している。そのブロック1108は、実際の地図オブ
ジェクト、例えば、図8(b)で示される地図オブジェ
クトの入っているブロック1109と、空きブロック1
110とから構成されている。
【0062】ブロック1109の大きさは、登録すべき
地図オブジェクトの大きさに等しくなっている。
【0063】空きブロック1110は、空きブロックの
大きさ(図11の“free−next ”)1111
Aと次の空きブロックのオフセット(図11の“fre
e−size ”)1111Bの各エントリから構成さ
れている空きリスト1111によって管理されている。
【0064】空きブロックの大きさ1111Aのエント
リには、地図オブジェクトが登録される前は、ブロック
化されたときの空き領域のサイズを示す値(この場合は
ブロック1108の大きさを示す値)がセットされ、一
方、地図オブジェクトが登録された後は、その空き領域
のサイズを示す値から、登録すべき地図オブジェクトの
大きさを引き算した値(この場合は、空きブロック11
10の大きさを示す値)がセットされることになる。
【0065】さらに、ブロック1109に登録されてい
る地図オブジェクトが解放された場合には、空きブロッ
クの大きさ1111Aのエントリには、ブロック化され
たときの空き領域のサイズを示す値がセットされること
になる。すなわち、空きリストによって、未使用のブロ
ックと返却されたブロック(登録されていた地図オブジ
ェクトが解放されたブロック)は結合され管理されるこ
とになる。
【0066】また、先頭のブロックに続く、ブロック化
された他のブロック(初期状態では空きブロック)も、
上述した先頭のブロックと同様な構成になっているので
、同様な処理が行われる。
【0067】このように構成される地図オブジェクト・
プール1002は地図オブジェクト管理テーブル100
1からオフセットにより参照される。すなわち、実際の
地図オブジェクトの入っている各ブロックは、固定長テ
ーブル1104内の、該当する地図オブジェクトのID
がセットされている領域の、地図オブジェクトのオフセ
ット(inst−off)によって参照される。
【0068】また、先頭のブロック1108の空きリス
ト1111のみが、地図オブジェクト管理テーブル10
01のオフセット1103のオフセット値により参照さ
れ、他のブロックの空きリストは、前の空きブロックの
、次のブロックのオフセット(free−next )
のオフセット値により参照される。しかし、最後の空き
ブロックの空きリストの、次のブロックのオフセット(
free−next )は“nil(ニル)”になって
いる。
【0069】ところで、新たな地図オブジェクトの為の
ブロックが要求された時に、地図オブジェクト・プール
に空き領域があればここから渡され、一方、空き領域が
ない場合は、地図オブジェクト・プールがファイルの最
後に拡張され、空きリストに加えられそこから渡される
。例えば、図10に示されるように、地図オブジェクト
・プール1004に、新たな地図オブジェクトを格納す
るだけの空き領域がなければ、地図オブジェクトプール
1005が拡張される。
【0070】なお、図10において、地図オブジェクト
・テーブル1003が拡張されたからといって、これに
伴って、地図オブジェクト・プール1004も拡張され
るとは限らない。つまり、地図オブジェクト・プール1
002に空き領域(空きブロック)があれば、そこに地
図オブジェクトが格納され、登録すべき地図オブジェク
トを格納するだけの大きさの空き領域がなくなった時点
で、地図オブジェクト1004が拡張される。
【0071】次に、上述した構成において、地図情報シ
ステムにおけるCPU28による処理動作を、図12乃
至図17のフローチャートを参照して説明する。
【0072】最初に、全体の処理の流れを説明すると、
CPU28は、図12に示すように、入力されたatt
ach()コマンドが入力されると、mmap()シス
テムコールが組み込まれているマップするためのサブル
ーチンを呼び、このサブルーチンに従って、前処理とし
て地図オブジェクト・ファイル96をメモリ空間91に
マップ(map)する(ステップ1201)。
【0073】次に、メモリ空間91のマップされたメモ
リ領域、つまりマップ領域93Aにアクセスして、地図
オブジェクト・ファイル96に対する操作(地図オブジ
ェクトの登録、参照/更新、削除)等の主処理を実行し
、この動作を、ファイルに対する操作が終了するまで繰
り返し行なう(ステップ1202、1203)。
【0074】そして、dettach() コマンドが
入力されると、mumap ()システムコールが組み
込まれているアンマップするためのサブルーチンを呼び
、このサブルーチンに従って、後処理として地図オブジ
ェクト・ファイル96とメモリ空間91とをアンマップ
(unmap)する(ステップ1204)。
【0075】前処理においては、CPU28は、図13
に示すように、上述したマップするためのサブルーチン
に基いて、地図情報(ポイント、ポリゴン)の地図オブ
ジェクト・ファイル96をオープンし(ステップ130
1)、その後、地図オブジェクト・ファイル96をメモ
リ空間91にマップ(map)し、このマップ番地を先
頭番地と定義する(ステップ1302)。
【0076】次に、CPU28による主処理、つまり地
図オブジェクトの登録、参照/更新、削除の各処理につ
いて順次説明する。
【0077】最初に、登録処理においては、CPU28
は、図14に示すように、地図オブジェクト管理テーブ
ル1001に空きはあるか否かを調べ(ステップ140
1)、空きが無ければ、地図オブジェクト管理テーブル
の拡張処理を行う(ステップ1402)。
【0078】上記ステップ1401で空きがある場合、
あるいは上記ステップ1402を終了した場合は、地図
オブジェクト・プール1002に空きはあるか否かを調
べる(ステップ1403)。ここで、空きが無ければ、
地図オブジェクト・プールの拡張処理を行う(ステップ
1404)。
【0079】上記ステップ1403で空きがある場合、
あるいは上記ステップ1404を終了した場合は、地図
オブジェクト・プールから、アプリケーションから要求
された地図オブジェクトを収めるのに必要なメモリ・ブ
ロックを、先頭のオブジェクト管理テーブルのオフセッ
ト(node−free )1103から始まる空きリ
ストから得る(ステップ1405)。
【0080】そして、登録すべく地図オブジェクトのI
Dと、得られたブロックのオフセットと、登録すべく地
図オブジェクトの長さ(バイト数)とを、オブジェクト
管理テーブル内の、固有の情報(inst−name 
)、地図オブジェクトのオフセット(inst off
)、地図オブジェクトの長さ(inst−size )
の各エントリにそれぞれ登録した後、オフセットを実番
地に変換してアプリケーションに返す。
【0081】つまり先頭番地とオブジェクト相対番地(
オフセット)とを加算し、この加算値をオブジェクト絶
対番地(実番地)と定義して、この実番地を返す(ステ
ップ1406)。そのアプリケーションは、返された実
番地に、地図オブジェクトをコピーすることにより登録
する(ステップ1407)。
【0082】次に、参照/更新処理においては、CPU
28は、図15に示すように、アプリケーションから要
求された地図オブジェクトのIDと、地図オブジェクト
管理テーブル1001内の地図オブジェクトの固有の情
報(inst−name )のエントリにセットされて
いるIDとを比較し、等しいIDを捜す(ステップ15
01)。こうして得られたIDに対応する、オフセット
(inst−off)のエントリにセットされているオ
フセット値と、長さ(inst−size )のエント
リにセットされているバイト数で示される領域を実番地
に変換し、これらの実番地をアプリケーションに返す。 つまり先頭番地とオブジェクト相対番地とを加算し、こ
の加算値を返す(ステップ1502)。これによって、
アプリケーションは、その実番地を地図オブジェクトと
して参照/更新することができる。
【0083】続いて、削除処理においては、CPU28
は、図16に示すように、アプリケーションから要求さ
れた地図オブジェクトのIDと、地図オブジェクト管理
テーブル1001内の地図オブジェクトの固有の情報(
inst−name )のエントリにセットされている
IDとを比較し、等しいIDを捜す(ステップ1601
)。次に、削除対象となっている地図オブジェクトが占
有していた地図オブジェクト・プール1002内のメモ
リブロックを空きリストに加え、該当する地図オブジェ
クトを地図オブジェクト管理テーブル1001から抹消
する(ステップ1602)。その空きリストに加えられ
たメモリブロックは再利用可能状態となる。
【0084】最後に、後処理について説明すると、CP
U28は、図17に示すように、上述したアンマップす
るためのサブルーチンに基いて、地図オブジェクト・フ
ァイル96とメモリ空間91とをアンマップ(unma
p)した後(ステップ1701)、地図オブジェクト・
ファイルをクローズする(ステップ1702)。
【0085】上述した実施例では、外部記憶装置内の地
図オブジェクト・ファイル(地図情報データベース)が
、ローカル的に存在する場合の処理について説明したが
、次に、グローバル的に存在する場合の処理について説
明する。
【0086】ネットワーク上に存在する地図オブジェク
ト・ファイルを複数のユーザで共有する、いわゆるマル
チユーザ環境の状態を、図18に示す。
【0087】図18において、例えばイーサネット(E
thernet)等のローカルエリアネットワーク(以
下、LANという)1801には、地図情報データベー
ス、すなわち地図オブジェクト・ファイルを格納してい
る、上述した記憶手段の機能を果たす外部記憶装置18
02Aを有するサーバ・マシーン1802と、クライア
ント・マシーン1803とが接続されている。
【0088】ここで、サーバ・マシーン1802と、ク
ライアント・マシーン1803とには、それぞれネット
ワーク・ファイルシステム(Nwtwork File
 System )(以下、NFSという)が設定され
ている。
【0089】このNFSとは、ネットワーク透過なファ
イルシステムを構築する機能のことであり、その機能自
体は公知である(例えば、SunOSRelease4
.0)。なお、サーバ側の作業とクライアント側の作業
とに別れるNFSの設定については、その公知技術を用
いることにより設定可能である。
【0090】サーバ側及びクライアント側でNFSがそ
れぞれ設定されると、クライアント・マシーン1803
は、所定の手続きを行って、LAN1801を介して、
サーバ・マシーン1802の外部記憶装置1802Aの
地図オブジェクト・ファイルをオープンし、そのファイ
ルの内容を、ローカル的に存在するメモリ空間1803
Aにマップすることができる。マップした後の処理につ
いては、上述した処理と同様に行うことができる。勿論
、サーバ・マシーン1802も、外部記憶装置1802
Aの地図オブジェクト・ファイルを、上述したように、
ローカル的に存在するメモリ空間1802Bにマップす
ることができる。
【0091】なお、データベースを共有する複数のユー
ザがアクセスする場合には、セマフォが用いられる、と
いうことは言うまでもない。
【0092】また、上述した実施例においては、地図表
示装置24に表示されている地図上の所望の位置を、マ
ウス21を操作して指定することにより、特定の地図オ
ブジェクト(ポリゴン)を検索することができる。すな
わち、地図表示装置24に表示されている地図上の、マ
ウス21によって指定された指示点の座標値を、座標変
換装置27によって、装置依存座標系からデータベース
で使用する正規座標系の座標値に変換する。そして、C
PU28は、その変換された座標値に基いて、地図オブ
ジェクト・ファイルから、該当する特定の地図オブジェ
クト(ポリゴン)を検索する。
【0093】この特定の地図オブジェクト(ポリゴン)
を検索するに際し、例えば、変換された座標値が、どの
地図オブジェクトの境界矩形(box)(図8(a)参
照)内に含まれているかを調べれば良い。これは、例え
ば、図8(b)に示される、boxの項目におけるOr
iginの座標値(X1、Y1)と、Cornerの座
標値(X2、Y2)とで求められる領域内に存在するか
否かを調べれば良い。そして存在していたならば、その
特定の地図オブジェクトを格納しているブロックを参照
しているオフセット(inst−off)を知ることに
より、それと組みになっている固有の情報(ID)(i
nst−name )を特定することができる。
【0094】なお、上述した実施例では、図形情報とし
て地図に関する地図情報としたが、これに限定されるこ
と無く、図形情報を扱うものであれば、全てのものに適
用できる。例えば、CAD(Computer Aid
ed Design )で設計された設計図の情報とす
ることもできる。
【0095】以上説明したように本実施例によれば、地
図データをオブジェクト化した地図オブジェクトでデー
タベース化し、このデータベースとしてのファイルをメ
モリ空間にマップするようにしたので、見かけ上、地図
データのファイル入出力が無くなるとともに、この時必
要だったデータの変換、つまりアクセス時の前処理及び
後処理におけるコード変換などの特別な処理が不要とな
り、オーバヘッドを最小限に抑制することができる。
【0096】また、分散処理/マルチユーザ環境におい
ては、複数のユーザによるアクセス時のファイルの競合
があった場合であっても、地図データの変更内容は地図
オブジェクト・ファイルに反映されるので、複数のユー
ザが同時に地図データを参照、更新することができる。 特に、NFSを用いることにより、更新された地図情報
をリアルタイムで知ることが可能となり、ネットワーク
上で効果的な作業が可能となる。
【0097】さらに、オブジェクト化した地図情報を蓄
積したデータベースを利用することにより、都市開発や
地域開発を行う際に必要となる、例えば、防火地域や住
宅地域や商業地域などを表現した地図情報を、迅速に、
かつ容易に作成することが可能となる。
【0098】最後に、SunOSは米国サンマイクロシ
ステムズ社の商標、NFSは米国サンマイクロシステム
ズ社の登録商標である、ということを付け加えておく。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、オブジェクト化された図形オブジェクト群が登録され
るファイルの内容を、メモリ空間にマップし、このマッ
プされたメモリ空間をアクセスすることにより、前記フ
ァイルに対する図形オブジェクトの読み書きを行うよう
にしたので、従来の如く、コード変換を行う必要がなく
なり、システムのオーバヘッドを大幅に減少させること
ができる。
【0100】また、マップされたメモリ空間上の地図デ
ータに変更があった場合は、その変更内容が、随時、フ
ァイルに反映されるので、分散処理/マルチユーザ環境
において、アクセス時のファイルの競合があった場合で
あっても、ファイルの整合性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る図形情報データベース構築方法を
説明するための図。
【図2】本発明に係る図形情報データベース装置を適用
した装置の一実施例を示すブロック図。
【図3】本実施例における座標(ポイント)を表すため
の、構造体の宣言を表現しているプログラムの一例を示
す図。
【図4】本実施例での地図オブジェクトを説明するため
の図。
【図5】本実施例における矩形を表すための、構造体の
宣言を表現しているプログラムの一例を示す図。
【図6】本実施例での地図オブジェクトを説明するため
の図。
【図7】本実施例における座標列(ポリゴン)を表すた
めの、構造体の宣言を表現しているプログラムの一例を
示す図。
【図8】本実施例での地図オブジェクトを説明するため
の図。
【図9】本実施例におけるメモリマップド・ファイルの
概念を示す概念図。
【図10】本実施例における地図オブジェクト・ファイ
ルの構造を示す全体図。
【図11】本実施例における地図オブジェクト・ファイ
ルの構造を示す詳細図。
【図12】本実施例の処理動作の全体の流れを示すフロ
ーチャート。
【図13】本実施例の前処理の動作を示すフローチャー
ト。
【図14】本実施例の地図オブジェクトの登録処理の動
作を示すフローチャート。
【図15】本実施例の地図オブジェクトの参照/更新処
理の動作を示すフローチャート。
【図16】本実施例の地図オブジェクトの削除処理の動
作を示すフローチャート。
【図17】本実施例の後処理の動作を示すフローチャー
ト。
【図18】マルチユーザ環境における、地図オブジェク
ト・ファイルの共有を説明するための図。
【図19】従来における個別点モデルの地図データのフ
ァイルを説明するための図。
【図20】従来における個別線モデルの地図データのフ
ァイルを説明するための図。
【図21】従来の地図情報データベースシステムの構成
を示す概略構成図。
【図22】従来の地図データのファイルに対する処理の
動作を示すフローチャート。
【図23】従来における複数のユーザによるファイルの
競合による弊害を説明するための図。
【符号の説明】
14、96…地図オブジェクト・ファイル15、91…
メモリ空間 21…マウス 22…キーボード 23…デジタイザー 24…地図表示装置 25、95…外部記憶装置 26…実メモリ 27…座標変換装置 28…中央処理装置 29…共通バス 92…コード・セグメント 93…データ・セグメント 93A…マップ領域 94…スタック・セグメント 1001、1003…地図オブジェクト・管理テーブル
1002、1004、1005…地図オブジェクト・プ
ール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】図形情報に関するデータベースを構築する
    図形情報データベース構築方法において、図形情報をオ
    ブジェクト指向言語による所定の記述によりオブジェク
    トとして表現し、このオブジェクト化された所定の図形
    情報が登録されるファイルの内容を、メモリ空間にマッ
    プし、このマップされたメモリ空間をアクセスすること
    を特徴とする図形情報データベース構築方法。
  2. 【請求項2】図形情報の登録及び検索をする図形情報デ
    ータベース装置において、オブジェクト指向言語による
    所定の記述によりオブジェクトとして表現された図形情
    報が登録されるファイルを記憶する記憶手段と、この記
    憶手段内の前記ファイルの内容をメモリ空間にマップす
    るマップ手段と、このマップ手段によってマップされた
    メモリ空間をアクセスすることにより、前記ファイルに
    対する操作を行う処理手段とを具えたことを特徴とする
    図形情報データベース装置。
  3. 【請求項3】前記ファイルは、少なくとも、オブジェク
    ト化された所定の図形情報のオブジェクトを示す図形オ
    ブジェクトが登録される領域と、該領域内における対象
    とする図形オブジェクトの登録場所を管理するためのテ
    ーブルとを有する構造とすることを特徴とする請求項2
    記載の図形情報データベース装置。
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