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JPH04275385A - 二液型ウレタン系接着剤 - Google Patents

二液型ウレタン系接着剤

Info

Publication number
JPH04275385A
JPH04275385A JP5942791A JP5942791A JPH04275385A JP H04275385 A JPH04275385 A JP H04275385A JP 5942791 A JP5942791 A JP 5942791A JP 5942791 A JP5942791 A JP 5942791A JP H04275385 A JPH04275385 A JP H04275385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
parts
component urethane
compound
urethane adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5942791A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Shintani
彰 新谷
Yasuo Akita
秋田 康夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taoka Chemical Co Ltd
Original Assignee
Taoka Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taoka Chemical Co Ltd filed Critical Taoka Chemical Co Ltd
Priority to JP5942791A priority Critical patent/JPH04275385A/ja
Publication of JPH04275385A publication Critical patent/JPH04275385A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、揺変性に富む二液型ウ
レタン系接着剤に関し、より詳しくは、建材、車両、船
舶、自動車などの分野において、プラスチック、金属、
無機質ボ−ド、木質素材等の接着に有用な間隙充填性の
半硬質ないし硬質の揺変性二液型ウレタン系接着剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】二液型ウレタン系接着剤は、エポキシ樹
脂等に比較して低温硬化性に優れ、各種プラスチック、
金属などに対する密着性がよく、更に硬質から柔軟性に
富む軟質までの幅広い硬化物を容易に得ることが出来る
特長を有し、また、間隙充填性に富むことから、建材、
車両、船舶、自動車などの分野において広く使用されて
いる。
【0003】この様な、用途においては、組み立て作業
や被着体の形状等の都合で、天井面ないし縦面へ接着剤
を1〜20ミリの厚さに塗布する場合がある。また、水
平面に塗布された場合でも、接着剤が流動しなくなるに
充分なだけ硬化が進む前に、作業上の必要から、次の工
程で被塗面が天井面ないし縦面となることも行なわれる
。かかる用途に使用される二液型ウレタン系接着剤とし
ては、揺変性に富むことが必要不可欠であり、例えば、
煙霧質シリカ、アスベスト、表面処理フィラ−などの無
機系の揺変性付与剤、あるいは水添ひまし油などの有機
系揺変性付与剤を配合することにより、接着剤が硬化す
るまでの間、たれ落ちたり、流動したりしないだけの充
分な揺変性を付与することが試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半硬質
ないし硬質の硬化物を形成しうる揺変性の二液型ウレタ
ン系接着剤では、通常、主剤もしくは硬化剤と称される
各々の組成物としては充分な揺変性を有していても、混
合時に著しく揺変性が低下する等の欠点があり、特に、
硬質の硬化物を形成しうる揺変性の二液型ウレタン系接
着剤でその傾向が強く、混合時の揺変性の低下を予め考
慮して、主剤もしくは硬化剤に過剰の揺変性付与剤を配
合すると、今度は、該組成物の粘度が著しく高くなり、
混合がはなはだ困難となる傾向があった。そのため、混
合前の粘度が低く、混合後のたれどめが充分で、かつ、
その硬化物が半硬質ないし硬質である二液型ウレタン系
接着剤が求められていた。
【0005】本発明者等は、前記の様な従来の接着剤が
有する欠点を解決すべく鋭意研究・検討の結果、本発明
の二液型ウレタン系接着剤を見い出すに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリイソシア
ネ−ト化合物を含んでなる組成物(I)及び水酸基価7
0〜400のポリオ−ル化合物(a)及び該ポリオ−ル
化合物(a)100重量部に対して分子量100〜50
0の脂肪族ポリアミン(b)0.01〜4.0重量部を
含んでなる組成物(II)とからなることを特徴とする
二液型ウレタン系接着剤である。
【0007】本発明に用いられるポリイソシアネ−ト化
合物としては、2,4−または2,6−トリレンジイソ
シアネ−ト、ジフェニルメタンジイソシアネ−ト、ポリ
メチレン  ポリフェニレンポリイソシアネ−ト、イソ
ホロンジイソシアネ−ト、ヘキサメチレンジイソシアネ
−ト、カルボジイミド変性ジフェニルメタンジイソシア
ネ−ト、キシリレンジイソシアネ−ト、フェニレンジイ
ソシアネ−ト、ナフタレンジイソシアネ−トなどのポリ
イソシアネ−ト、前記ポリイソシアネ−トの環化三量体
、例えばエチレングリコ−ルやトリメチロ−ルプロパン
などの低分子量ポリオ−ル化合物と前記ポリイソシアネ
−トとの付加反応物、あるいはポリエ−テルポリオ−ル
、ポリマ−ポリオ−ル、ポリエステルポリオ−ル、ひま
し油系ポリオ−ルなどのポリオ−ル化合物と前記ポリイ
ソシアネ−トとの付加反応物等が用いられる。
【0008】これらのポリイソシアネ−ト化合物の中で
も、好ましくはイソシアネ−ト含量25%以上の芳香族
ポリイソシアネ−ト化合物である。とりわけジフェニル
メタンジイソシアネ−ト、ポリメチレンポリフェニレン
ポリイソシアネ−ト、カルボジイミド変性ジフェニルメ
タンジイソシアネ−ト、およびそれらの誘導体の芳香族
ポリイソシアネ−ト化合物等が好ましく用いられる。本
発明においては、該ポリイソシアネ−ト化合物に、必要
により後述する各種試剤を混合させて組成物(I)を調
製する。
【0009】次に、本発明の組成物(II)の調製に用
いられるポリオ−ル化合物(a)としては、ポリオキシ
エチレングリコ−ル、ポリプロピレングリコ−ル、ポリ
テトラメチレングリコ−ルなどのポリエ−テル系ポリオ
−ル類、ひまし油もしくはその誘導体であるポリオ−ル
類、例えばアジピン酸と1,4−ブタンジオ−ルの縮合
によって得られるポリエステルポリオ−ル類、さらには
水酸基含有液状ジエン系重合体、ポリカプロラクトン系
ポリオ−ル、ポリカ−ボネ−ト系ポリオ−ルなどの公知
のポリオ−ルで、水酸基価(mgKOH/g)が70〜
600のポリオ−ル化合物が用いられる。
【0010】これらのポリオ−ル化合物において、特に
好ましくはひまし油もしくはその誘導体であるポリオ−
ル類である。より詳しくは、ひまし油、すなわちリシノ
レイン酸を主体とする脂肪酸のトリグリセライド、およ
び/またはその水素添加物をエステル交換などの公知の
方法で変性したものであり、URICH−102(伊藤
製油株社製、ひまし油誘導体)、硬化ひまし油(ひまし
油の水素添加物)さらには通常のひまし油などが具体例
として挙げられる。
【0011】本発明のもう一つの好ましいポリオ−ル化
合物としては、ポリエ−テルポリオ−ルが挙げられる。 ポリエ−テルポリオ−ルは、例えばエチレンオキシド、
プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、テトラヒドロ
フランなどのオキシラン化合物を、たとえば、水、エチ
レングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、トリメチロ−
ルプロパン、グリセリンなどの低分子量ポリオ−ルを開
始剤として重合させて得られる。ポリエ−テルポリオ−
ルとしてより好ましくは、ポリプロピレングリコ−ルで
ある。
【0012】本発明のポリオ−ル化合物(a)としては
、前記したひまし油もしくはその誘導体からなるポリオ
−ル類と、前記ポリエ−テルポリオ−ルを併用使用する
こともでき、更に必要に応じて上記以外のその他のポリ
オ−ルを併用することも可能である。この場合の具体例
として、たとえば、硬質塩化ビニル樹脂に対する接着性
を向上させるためにポリカプロラクトン系ポリオ−ルな
いしポリカ−ボネ−ト系ポリオ−ルを適当量だけ併用す
ることなどが挙げられる。
【0013】本発明の組成物(II)の調製に用いられ
る脂肪族ポリアミン(b)としては、ヘキサメチレンジ
アミン、2−メチルペンチルジアミン、1,12−ドデ
カンジアミン、2,5−ジエチルヘキサメチレンジアミ
ン(DMHDA)、2,2,4−トリメチルヘキサメチ
レンジアミン(TMD),イソフォロンジアミン、ビス
(アミノメチル)シクロヘキサン、3,9−ビス(3−
アミノプロピル)2,4,8,10−テトラオキサスピ
ロ(5,5)ウンデカン、ジアミノジシクロヘキシルメ
タンなどの分子量100〜600の脂肪族ポリアミンが
挙げられる。分子量がこの範囲よりも大きくなると本発
明の目的とする揺変性が得られ難くなる傾向を示し、ま
た、分子量がこの範囲よりも小さくなると得られる組成
物(II)の安定性が悪くなり、かつ使用時に組成物(
I)および(II)の混合性が低下し、混合不良を生じ
やすくなるので好ましくない。
【0014】この脂肪族ポリアミンの使用量としては、
ポリオ−ル化合物100重量部に対して0.01〜4.
0部の範囲が好ましい。脂肪族ポリアミンの使用量が0
.01重量部よりも少ない場合には、揺変性が不十分と
なり、接着剤は流動しやすいものとなり、また、4.0
重量部よりも多い場合には、著しく粘度が高くなり作業
性が悪くなるので好ましくない。
【0015】本発明の二液型ウレタン系接着剤において
、組成物(I)および組成物(II)の混合割合は、イ
ソシアネ−ト基(−NCO)と、水酸基(−OH)の当
量比が通常0.7〜10:1の範囲、より好ましくは0
.8〜5:1の範囲である。ここでイソシアネ−ト基が
、少なくなると得られる硬化物は充分な強度が得られず
、また多くなり過ぎると得られる硬化物は硬く脆くなる
傾向がある。
【0016】本発明の二液型ウレタン系接着剤は、必要
により更に公知の揺変性付与剤を配合することにより、
より一層優れた揺変性を発揮させることもできる。かか
る揺変性付与剤としては、煙霧質シリカ、脂肪酸アマイ
ドなどが好ましい。かかる揺変性付与剤の添加量は、ポ
リイソシアネ−ト化合物又はポリオ−ル化合物100重
量部に対して20重量部以下が好ましく、より好ましく
は0.1〜10重量部である。かかる揺変性付与剤は、
組成物(I)および組成物(II)の両方もしくはどち
らか一方に配合される。
【0017】本発明の二液型ウレタン系接着剤は、更に
フィラーを含有することができる。本発明において好ま
しく用いられるフィラ−としては、炭酸カルシウム、ア
ルミナ、シリカ、タルク、クレ−、酸化鉄などのフィラ
−があげられる。フィラ−の配合量としては、二液型ウ
レタン系接着剤の10〜80重量%、好ましくは20〜
75重量%の範囲が用いられる。かかるフィラ−は、組
成物(I)および組成物(II)の両方もしくはどちら
か一方に配合される。
【0018】本発明に用いられる組成物(II)には、
更に公知の脱水剤を添加することにより発泡防止や長期
安定性を向上させることができる。かかる脱水剤として
は、ゼオライト、生石灰、加水分解性エステル化合物が
ある。加水分解性エステル化合物としては、オルトギ酸
エチル、オルトギ酸メチル、オルト酢酸エチル、オルト
酢酸メチル、メチルトリメトキシシラン、γ−メタクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキ
シシラン、メチルシリケ−ト、エチルシリケ−トなどが
あげられる。
【0019】本発明の二液型ウレタン系接着剤は、必要
により、更に公知の硬化促進剤を添加できる。硬化促進
剤としては、たとえば、トリエチルアミン、ジメチルア
ニリン、ヘキサメチレンテトラミンなどの第三級アミン
類、ジブチル錫ジラウレ−ト、ジエチル錫ジラウレ−ト
などの有機金属塩などが挙げられる。
【0020】本発明の二液型ウレタン系接着剤は、更に
必要に応じて公知の他の添加剤を添加することが出来る
。かかる添加剤としては、例えば石油樹脂などの粘着性
付与剤、ジオクチルアジペ−トなどの可塑剤、べんがら
、酸化チタンなどの着色顔料、酸化防止剤、分散安定剤
、消泡剤などが挙げられる。
【0021】本発明に用いる組成物(I)および(II
)の製造方法は、公知の方法によって容易に製造される
。すなわち、組成物(I)の製造に際しては、イソシア
ネ−ト基と湿気(水)の反応を避けるため窒素気流中で
製造を行なうのが好ましく、また組成物(II)の製造
に際しては、湿気(水)の混入を避ける方法が採用され
る。
【0022】本発明の二液型ウレタン系接着剤は、撹拌
棒、ハンドミキサ−、ディスパ−などによって混合し、
へら、刷毛、ハンドロ−ラ−などの手作業もしくはスタ
ティックミキサ−ないしパワ−ミキサ−などを備えた自
動塗布機により被着体に塗布される。
【0023】
【発明の効果  】本発明の二液型ウレタン系接着剤は
、揺変性に富み、鉄、亜鉛などの金属、塩ビ、繊維強化
プラスチックス(FRP)、ABS樹脂などの合成樹脂
、パ−チクルボ−ド、合板などの木質系素材に良好に接
着する。本発明の二液型ウレタン系接着剤の用途分野と
しては、建材、車両、船舶、自動車などの分野において
有用である。また、間隙充填性に優れることから、無機
質ボ−ドや木質素材等の多孔質基材と人工大理石などと
の充填固着剤としても有用である。
【0024】
【実施例】次に実施例および比較例を挙げて、本発明を
より具体的、詳細に説明するが、本発明はこれらの実施
例に限定されるものではない。ここで、「部」は重量部
を表す。
【0025】実施例1、 組成物(I−1)の調製 ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネ−ト(スミ
ジュ−ル44V20;住友バイエルウレタン株社品、イ
ソシアネ−ト含量31%)100部、ディスパロン#6
500(脂肪酸アマイド系揺変性付与剤、楠本化成社品
)4部を、窒素気流下で80℃で1時間撹拌した。得ら
れた均一組成物504部に、炭酸カルシウム(炭カルN
S−100、日東粉化工業社品)100部をディスバ−
で激しく撹拌し均一に混合した。1時間撹拌後、室温下
で24時間放冷した。かくして得られた組成物(I)は
、揺変性の高いペ−スト状で、その粘度は、BH型粘度
計で、25℃で4500ポイズ/2rpmおよび120
0ポイズ/20rpmであった。
【0026】組成物(II−1)の調製平均分子量40
0のポリプロピレングリコ−ル(水酸基価280)49
2部、ディスパロン#6500(前記)13部を80℃
で1時間撹拌した。得られた組成物505部に、炭酸カ
ルシウム(前記)468部、1、12−ドデカンジアミ
ン5部、ゼオライト22部およびジブチル錫ジラウレ−
ト1部を添加し、ディスパ−で激しく撹拌し均一に混合
した。1時間撹拌後、室温下で24時間放冷した。かく
して得られた組成物(II)は、揺変性の高いペ−スト
状で、その粘度はBH型粘度計で、25℃で3600ポ
イズ/2rpmおよび470ポイズ/20rpmであっ
た。
【0027】垂直だれ試験 JIS  A5758−1979に準ずる  組成物(
I)100部および組成物(II)100部を秤取し、
撹拌棒で激しく撹拌し、均一に混合した。JISA57
58−1979に準じて行なった垂直だれ試験では、だ
れは認められず、測定値は0mmであった。
【0028】比較例1、 組成物(I−2)の調製 組成物(I−2)は、実施例1で作成した組成物(I−
1)を用いた。
【0029】組成物(II−2)の調製平均分子量40
0のポリプロピレングリコ−ル(水酸基価280)49
2部、ディスパロン#6500(前記)13部を80℃
で1時間撹拌した。得られた均一組成物505部に、炭
酸カルシウム(前記)473部、ゼオライト22部およ
びジブチル錫ジラウレ−ト1部を添加し、ディスバ−で
激しく撹拌し均一に混合した。1時間撹拌後、室温下で
24時間放冷した。かくして得られた組成物(II−2
)は、揺変性の高いペ−スト状で、その粘度は、BH型
粘度計で、25℃で3540ポイズ/2rpmおよび4
20ポイズ/20rpmであった。
【0030】垂直だれ試験 組成物(I−2)100部および組成物(II−2)1
00部を秤取し、撹拌棒で激しく撹拌し、均一に混合し
た。JIS  A5758−1979に準じて行なった
垂直だれ試験では、著しいだれがあり、測定値は50m
mであった。
【0031】実施例2、 組成物(I−3)の調製 組成物(I−3)は、実施例1で作成した組成物(I−
1)を用いた。
【0032】組成物(II−3)の調製ひまし油(水酸
基価160mgKOH/g)428部、ディスパロン#
6500(前記)13部を80℃で1時間撹拌した。得
られた均一組成物441部に、炭酸カルシウム(前記)
540部、1、12−ドデカンジアミン5部およびゼオ
ライト22部を添加し、ディスパ−で激しく撹拌し均一
に混合した。1時間撹拌後、室温下で24時間放冷した
。かくして得られた組成物(II−3)は、揺変性の高
いペ−スト状で、その粘度は、BH型粘度計で、25℃
で6460ポイズ/2rpmおよび1150ポイズ/2
0rpmであった。
【0033】垂直だれ試験 組成物(I−3)100部および組成物(II−3)2
00部を秤取し、撹拌棒で激しく撹拌し、均一な混合物
を得た。このものの粘度は、BH型粘度計で、25℃で
4500ポイズ/2rpmおよび845ポイズ/20r
pmであった。JIS  A5758−1979に準じ
て行なった垂直だれ試験では、だれがなく、測定値0m
mであった。
【0034】またABS樹脂を接着し、JIS  K6
850−1976に準じて行なった引張りせん断試験で
は、121kgf/cm2 あった。
【0035】比較例2、 組成物(I−4)の調製 組成物(I−4)は、実施例1で作成した組成物(I−
1)を用いた。
【0036】組成物(II−4)の調製ひまし油(水酸
基価160mgKOH/g)428部、ディスパロン#
6500(前記)13部を80℃で1時間撹拌した。得
られた均一組成物441部に、炭酸カルシウム(前記)
540部、およびゼオライト22部を添加し、ディスパ
−で激しく撹拌し均一に混合した。1時間撹拌後、室温
下で24時間放冷した。かくして得られた組成物(II
−4)は、揺変性の高いペ−スト状で、その粘度は、B
H型粘度計で、25℃で4600ポイズ/2rpmおよ
び1030ポイズ/20rpmであった。
【0037】垂直だれ試験 組成物(I−4)100部および組成物(II−4)2
00部を秤取し、撹拌棒で激しく撹拌し、均一な混合物
を得た。このものの粘度は、BH型粘度計で、25℃で
3900ポイズ/2rpmおよび780ポイズ/20r
pmであった。JIS  A5758−1979に準じ
て行なった垂直だれ試験では、だれがあり、その測定値
は47mmであった。
【0038】実施例3、 組成物(I−5)の調製 組成物(I−5)は、実施例1で作成した組成物(I−
1)を用いた。
【0039】組成物(II−5)の調製実施例2の組成
物(II−3)で用いた1、12−ドデカンジアミン5
部を、2−メチルペンタンジアミン5部に置き換えた以
外は組成物(II−3)の調製と同様にしてペ−スト状
の組成物(II−5)を得た。粘度は、BH型粘度計で
25℃で4300ポイズ/2rpmおよび970ポイズ
/20rpmであった。
【0040】垂直だれ試験 組成物(I−5)100部および組成物(II−5)2
00部を秤取し、撹拌棒で激しく撹拌し、均一な混合物
を得た。このものの粘度は、BH型粘度計で、25℃で
4100ポイズ/2rpmおよび890ポイズ/20r
pmであった。JIS  A5758−1979に準じ
て行なった垂直だれ試験では、だれがなく測定値は0m
mであった。
【0040】また、硬質塩化ビニル樹脂(日本テストパ
ネル社品)を用い、JIS  K6850−1976に
準じた行なった引張りせん断試験では、接着力が91k
gf/cm2 であった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ポリイソシアネ−ト化合物を含んでな
    る組成物(I)及び水酸基価70〜600のポリオ−ル
    化合物(a)及び該ポリオ−ル化合物(a)100重量
    部に対して分子量100〜600の脂肪族ポリアミン(
    b)0.01〜4.0重量部を含んでなる組成物(II
    )とからなることを特徴とする二液型ウレタン系接着剤
  2. 【請求項2】  ポリオ−ル化合物(a)が、ひまし油
    もしくはその誘導体であることを特徴とする請求項1に
    記載の二液型ウレタン系接着剤。
  3. 【請求項3】  ポリオ−ル化合物(a)が、ポリエ−
    テルポリオ−ルであることを特徴とする請求項1に記載
    の二液型ウレタン系接着剤。
  4. 【請求項4】  ポリイソシアネ−ト化合物が、イソシ
    アネ−ト含量が25%以上の芳香族ポリイソシアネ−ト
    化合物であることを特徴とする請求項1〜請求項3のい
    ずれかに記載の二液型ウレタン系接着剤。
  5. 【請求項5】  接着剤中に、10〜80重量%のフィ
    ラ−を含むことを特徴とする請求項1〜請求項4のいず
    れかに記載の二液型ウレタン系接着剤。
JP5942791A 1991-02-28 1991-02-28 二液型ウレタン系接着剤 Pending JPH04275385A (ja)

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