JPH04275059A - 中性点クランプ式電力変換器の制御装置 - Google Patents
中性点クランプ式電力変換器の制御装置Info
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- JPH04275059A JPH04275059A JP3033912A JP3391291A JPH04275059A JP H04275059 A JPH04275059 A JP H04275059A JP 3033912 A JP3033912 A JP 3033912A JP 3391291 A JP3391291 A JP 3391291A JP H04275059 A JPH04275059 A JP H04275059A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 title abstract 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M7/00—Conversion of AC power input into DC power output; Conversion of DC power input into AC power output
-
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- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
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- H02M7/42—Conversion of DC power input into AC power output without possibility of reversal
- H02M7/44—Conversion of DC power input into AC power output without possibility of reversal by static converters
- H02M7/48—Conversion of DC power input into AC power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
- H02M7/483—Converters with outputs that each can have more than two voltages levels
- H02M7/487—Neutral point clamped inverters
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電力を直流電力に
変換するパルス幅変調制御(PWM制御)コンバ―タや
、直流電力を交流電力に変換するPWM制御インバ―タ
等に適用される3レベルの出力電圧を発生する中性点ク
ランプ式電力変換器の制御装置に関する。
変換するパルス幅変調制御(PWM制御)コンバ―タや
、直流電力を交流電力に変換するPWM制御インバ―タ
等に適用される3レベルの出力電圧を発生する中性点ク
ランプ式電力変換器の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、中性点クランプ式インバ―タの
主回路構成図を示す。図は1相分(U相分)を示し、3
相出力インバ―タの場合、V,W,相も同様に構成され
る。
主回路構成図を示す。図は1相分(U相分)を示し、3
相出力インバ―タの場合、V,W,相も同様に構成され
る。
【0003】図中、Vd1,Vd2は直流電源、S1
〜S4 は自己消弧素子、D1 〜D4 はフリ―ホイ
リングダイオ―ド、D5 ,D6 はクランプ用ダイオ
―ド、LOADば負荷である。
〜S4 は自己消弧素子、D1 〜D4 はフリ―ホイ
リングダイオ―ド、D5 ,D6 はクランプ用ダイオ
―ド、LOADば負荷である。
【0004】このインバ―タの出力電圧VU は、4つ
の素子S1〜S4 をオン、オフさせることによって、
次のように変化する。ただし、全体の直流電圧をVd
とし、Vd1=Vd2=Vd /2とする。即ち、S1
とS2 がオンのとき、VU =+Vd /2S2
とS3 がオンのとき、VU =0S3 とS4 がオ
ンのとき、VU =−Vd /2となる。この時、素子
は2個ずつオンさせなければならない。3個同時にオン
になると、直流電源を短絡し、過電流によって素子を破
壊してしまう。
の素子S1〜S4 をオン、オフさせることによって、
次のように変化する。ただし、全体の直流電圧をVd
とし、Vd1=Vd2=Vd /2とする。即ち、S1
とS2 がオンのとき、VU =+Vd /2S2
とS3 がオンのとき、VU =0S3 とS4 がオ
ンのとき、VU =−Vd /2となる。この時、素子
は2個ずつオンさせなければならない。3個同時にオン
になると、直流電源を短絡し、過電流によって素子を破
壊してしまう。
【0005】例えば、素子S1 〜S3 にオン信号が
入ると、直流電圧Vd1を素子S1 ―S2―S3 ―
ダイオ―ドD6 で短絡し、過大な短絡電流が素子に流
れ、素子を壊してしまう。
入ると、直流電圧Vd1を素子S1 ―S2―S3 ―
ダイオ―ドD6 で短絡し、過大な短絡電流が素子に流
れ、素子を壊してしまう。
【0006】このような直流短絡を防止するため、素子
S1 とS3 を逆動作させ、素子S2S4 を逆動作
させている。即ち、素子S1 がオンのときは素子S3
をオフさせ、素子S3 がオンのときは素子S1 を
オフさせている。同様に、素子S2 がオンのときは素
子S4 をオフさせ、素子S4 がオンのときは、素子
S2 をオフさせている。図10は、中性点クランプ式
インバ―タの従来のパルス幅変調制御法を説明するため
のタイムチャ―ト図である。
S1 とS3 を逆動作させ、素子S2S4 を逆動作
させている。即ち、素子S1 がオンのときは素子S3
をオフさせ、素子S3 がオンのときは素子S1 を
オフさせている。同様に、素子S2 がオンのときは素
子S4 をオフさせ、素子S4 がオンのときは、素子
S2 をオフさせている。図10は、中性点クランプ式
インバ―タの従来のパルス幅変調制御法を説明するため
のタイムチャ―ト図である。
【0007】図中、X,YはPWM制御の搬送波信号で
、Xは+EMAX 〜−EMAX の間を変化する三角
波、YはXの反転値(または位相が電気角で180°ず
れた三角波)である。また、ei はPWM制御入力信
号である。入力信号ei と三角波X、Yとを比較し、
素子S1 〜S4 のゲ―ト信号g1 ,g2 を作る
。即ち、ei >Xで、かつei >Yのとき、g1=
1で、S1 をオン、S3 をオフさせる。ei ≦X
、またはei ≦Yのとき、g1 =0で、S1をオフ
、S3 をオンさせる。ei <Xで、かつei <Y
のとき、g2 =1で、S4 をオン、S2をオフさせ
る。ei ≧X、またはei ≧Yのとき、g2 =0
で、S4 をオフ、S2 をオンさせる。
、Xは+EMAX 〜−EMAX の間を変化する三角
波、YはXの反転値(または位相が電気角で180°ず
れた三角波)である。また、ei はPWM制御入力信
号である。入力信号ei と三角波X、Yとを比較し、
素子S1 〜S4 のゲ―ト信号g1 ,g2 を作る
。即ち、ei >Xで、かつei >Yのとき、g1=
1で、S1 をオン、S3 をオフさせる。ei ≦X
、またはei ≦Yのとき、g1 =0で、S1をオフ
、S3 をオンさせる。ei <Xで、かつei <Y
のとき、g2 =1で、S4 をオン、S2をオフさせ
る。ei ≧X、またはei ≧Yのとき、g2 =0
で、S4 をオフ、S2 をオンさせる。
【0008】この結果、出力電圧VU は、図の最下段
のようになる。このように、中性点クランプ式インバ―
タでは、出力電圧VU として、3レベル(+Vd /
2,0,−Vd /2)の電圧が得られ、高調波成分の
少ない電圧波形となる。電動機負荷の場合は、電流の脈
動は小さくなり、トルクリップルも低減できる利点があ
る。
のようになる。このように、中性点クランプ式インバ―
タでは、出力電圧VU として、3レベル(+Vd /
2,0,−Vd /2)の電圧が得られ、高調波成分の
少ない電圧波形となる。電動機負荷の場合は、電流の脈
動は小さくなり、トルクリップルも低減できる利点があ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の中性点
クランプ式インバ―タの制御装置には、次のような問題
点がある。図11は、図10と同様に従来のPWM制御
方法を説明するためのタイムチャ―ト図を示すもので、
入力信号eiが非常に小さいときの動作を表す。
クランプ式インバ―タの制御装置には、次のような問題
点がある。図11は、図10と同様に従来のPWM制御
方法を説明するためのタイムチャ―ト図を示すもので、
入力信号eiが非常に小さいときの動作を表す。
【0010】入力信号ei が小さいときゲ―ト信号g
1 ,g2 のパルス幅が狭くなる。この幅がインバ―
タを構成する素子S1 〜S4 の最小オン時間Δt
よりも狭くなった場合に問題が発生する。
1 ,g2 のパルス幅が狭くなる。この幅がインバ―
タを構成する素子S1 〜S4 の最小オン時間Δt
よりも狭くなった場合に問題が発生する。
【0011】即ち、大容量のインバ―タでは、自己消弧
素子としてGTO(ゲ―トタ―ンオフサイリスタ)など
が使われ、タ―ンオフ時の過電圧を抑制するためスナバ
回路が設置される。
素子としてGTO(ゲ―トタ―ンオフサイリスタ)など
が使われ、タ―ンオフ時の過電圧を抑制するためスナバ
回路が設置される。
【0012】このスナバ回路のコンデンサの電圧を初期
化する(放電させる)ため、GTOをオンさせた時、一
定時間(最小オン時間Δt :例えば100マイクロ秒
程度)オン状態を維持しなければならない。
化する(放電させる)ため、GTOをオンさせた時、一
定時間(最小オン時間Δt :例えば100マイクロ秒
程度)オン状態を維持しなければならない。
【0013】図11の場合、入力信号ei が小さくな
り、ゲ―ト信号g1 =1の期間、即ち、素子S1 が
オン(素子S3 がオフ)する期間が上記最小オン時間
Δt よりも短くなっている。従って、素子の最小オン
時間を確保するため、ゲ―ト信号g1 はg1 ´よう
に補正される。同様にゲ―ト信号g2 もg2 ´のよ
うに補正され、出力電圧VU は最下段の波形になる。 出力電圧の平均値VU は破線で示すように、入力信号
ei の値に関係なく正又は負の一定値になってしまう
。
り、ゲ―ト信号g1 =1の期間、即ち、素子S1 が
オン(素子S3 がオフ)する期間が上記最小オン時間
Δt よりも短くなっている。従って、素子の最小オン
時間を確保するため、ゲ―ト信号g1 はg1 ´よう
に補正される。同様にゲ―ト信号g2 もg2 ´のよ
うに補正され、出力電圧VU は最下段の波形になる。 出力電圧の平均値VU は破線で示すように、入力信号
ei の値に関係なく正又は負の一定値になってしまう
。
【0014】即ち、従来の中性点クランプ式電力変換器
の制御装置によれば、入力信号eiのレベルが低くなっ
た場合、当該入力信号ei の値に関係なく出力電圧V
U が一定値になってしまい、負荷電流IU を制御す
ることができなくなる。特に、出力周波数が低い時には
この電圧誤差が積算されて、負荷電流IU を増大させ
、最悪の場合素子を破壊することになる。
の制御装置によれば、入力信号eiのレベルが低くなっ
た場合、当該入力信号ei の値に関係なく出力電圧V
U が一定値になってしまい、負荷電流IU を制御す
ることができなくなる。特に、出力周波数が低い時には
この電圧誤差が積算されて、負荷電流IU を増大させ
、最悪の場合素子を破壊することになる。
【0015】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
もので、素子の最小オン時間を確保し、かつ入力信号e
i が小さいときでも当該入力信号に比例した出力電圧
を発生させ、制御不能領域をなくした中性点クランプ式
電力変換器の制御装置を提供することを目的とする。 [発明の構成]
もので、素子の最小オン時間を確保し、かつ入力信号e
i が小さいときでも当該入力信号に比例した出力電圧
を発生させ、制御不能領域をなくした中性点クランプ式
電力変換器の制御装置を提供することを目的とする。 [発明の構成]
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、直列接続された4個の自己消弧素子S1,
S2 ,S3 ,S4 と、これらの各素子に逆並列接
続されるフリ―ホイリングダイオ―ドD1 ,D2 ,
D3 ,D4 と、クランプ用ダイオ―ドD5 ,D6
とで構成される中性点クランプ式電力変換器において
、パルス幅変調制御用搬送波として、1つは零とプラス
側で変化する三角波X、もう1つは零とマイナス側で変
化する三角波Yを発生する三角波発生手段と、PWM制
御入力信号ei に対し、 ei ≧0のとき、ei (+) =ei ,ei (
−) =0ei <0のとき、ei (+) =0,
ei (−) =eiとなる信号ei (+) ,e
i (−) を作る手段と、前記信号ei (+) ,
ei (−) に、前記自己消弧素子S1 ,S2 ,
S3 ,S4 の最小オンタイム或いは最小オフタイム
を考慮したバイアス電圧Δe を加えた信号ei (+
) * =ei (+) +Δeei (−) * =
ei (−) −Δeを作る手段と、前記信号ei (
+) * と前記三角波Xとを比較し ei (+) * >Xのとき、前記素子S1 をオン
(S3 をオフ) ei (+) * ≦Xのとき、前記素子S1 をオフ
(S3 をオン) させる信号と、前記信号ei (−) * と前記三角
波Yとを比較し ei (−) * <Yのとき、前記素子S4 をオン
(S2 をオフ) ei (−) * ≧Yのとき、前記素子S4 をオフ
(S2 をオン) させる信号とを作る手段を具備したことを特徴するもの
である。
に本発明は、直列接続された4個の自己消弧素子S1,
S2 ,S3 ,S4 と、これらの各素子に逆並列接
続されるフリ―ホイリングダイオ―ドD1 ,D2 ,
D3 ,D4 と、クランプ用ダイオ―ドD5 ,D6
とで構成される中性点クランプ式電力変換器において
、パルス幅変調制御用搬送波として、1つは零とプラス
側で変化する三角波X、もう1つは零とマイナス側で変
化する三角波Yを発生する三角波発生手段と、PWM制
御入力信号ei に対し、 ei ≧0のとき、ei (+) =ei ,ei (
−) =0ei <0のとき、ei (+) =0,
ei (−) =eiとなる信号ei (+) ,e
i (−) を作る手段と、前記信号ei (+) ,
ei (−) に、前記自己消弧素子S1 ,S2 ,
S3 ,S4 の最小オンタイム或いは最小オフタイム
を考慮したバイアス電圧Δe を加えた信号ei (+
) * =ei (+) +Δeei (−) * =
ei (−) −Δeを作る手段と、前記信号ei (
+) * と前記三角波Xとを比較し ei (+) * >Xのとき、前記素子S1 をオン
(S3 をオフ) ei (+) * ≦Xのとき、前記素子S1 をオフ
(S3 をオン) させる信号と、前記信号ei (−) * と前記三角
波Yとを比較し ei (−) * <Yのとき、前記素子S4 をオン
(S2 をオフ) ei (−) * ≧Yのとき、前記素子S4 をオフ
(S2 をオン) させる信号とを作る手段を具備したことを特徴するもの
である。
【0017】
【作用】本発明は、インバ―タの出力電圧の正側電圧を
素子S1 とS3 のオン,オフ期間を調整することに
より制御し、また、負側電圧を素子S2 とS4 のオ
ン,オフ期間を調整することにより制御する。
素子S1 とS3 のオン,オフ期間を調整することに
より制御し、また、負側電圧を素子S2 とS4 のオ
ン,オフ期間を調整することにより制御する。
【0018】ただし、インバ―タが正側電圧を出力して
いるとき(素子S1がオンS3 がオフ)、負側電圧を
出力(素子がS4 のオンS2 がオフ)することはで
きない。そこで本発明では、PWM制御の搬送波X,Y
を同相にすることにより、正側および負側電圧を交互に
発生させるようにしている。
いるとき(素子S1がオンS3 がオフ)、負側電圧を
出力(素子がS4 のオンS2 がオフ)することはで
きない。そこで本発明では、PWM制御の搬送波X,Y
を同相にすることにより、正側および負側電圧を交互に
発生させるようにしている。
【0019】又、素子の最小オン時間あるいは最小オフ
時間を考慮したバイアス電圧Δe を正側入力信号ei
(+) に加えることにより、素子S1 のオン期間
(素子S2 のオフ期間)が上記最小オン時間(または
最小オフ時間)Δt よりも常に大きくなるようにして
制御している。これにより、正側出力電圧VU (+)
はバイアス電圧Δe に比例した電圧だけ大きくなる
時間を考慮したバイアス電圧Δe を正側入力信号ei
(+) に加えることにより、素子S1 のオン期間
(素子S2 のオフ期間)が上記最小オン時間(または
最小オフ時間)Δt よりも常に大きくなるようにして
制御している。これにより、正側出力電圧VU (+)
はバイアス電圧Δe に比例した電圧だけ大きくなる
【0020】一方、負側入力電圧ei (−) にも前
記バイアス電圧の反転値−Δe を加えることにより、
負側出力電圧VU (−) をΔe に比例した分だけ
大きくし、全体として当該バイアス電圧が打ち消すよう
にしている。この場合、素子素子S4 のオン期間(素
子S2 のオフ期間)も前記最小オン時間(又は最小オ
フ時間)Δt よりも常に大きくなっている。
記バイアス電圧の反転値−Δe を加えることにより、
負側出力電圧VU (−) をΔe に比例した分だけ
大きくし、全体として当該バイアス電圧が打ち消すよう
にしている。この場合、素子素子S4 のオン期間(素
子S2 のオフ期間)も前記最小オン時間(又は最小オ
フ時間)Δt よりも常に大きくなっている。
【0021】従って、PWM制御入力信号ei が小さ
くなっても素子の最小オン時間あるいは最小オフ時間Δ
t によって制御不能になることはなくなり、当該入力
信号eiに比例した出力電圧VU が得られるように
なる。
くなっても素子の最小オン時間あるいは最小オフ時間Δ
t によって制御不能になることはなくなり、当該入力
信号eiに比例した出力電圧VU が得られるように
なる。
【0022】
【実施例】図1は、本発明の中性点クランプ式インバ―
タの制御装置を説明するための主回路構成図および制御
装置のブロック図の一実施例を示す。
タの制御装置を説明するための主回路構成図および制御
装置のブロック図の一実施例を示す。
【0023】図中、Vd1,Vd2は直流電源、S1
,S2 ,S3 ,S4 は自己消弧素子、D1D2
,D3 ,D4 はフリ―ホイリングダイオ―ド、D5
,D6 はクランプ用ダイオ―ド、LOADは負荷、
CTU は電流検出器である。又、制御回路として、比
較器CU ,C1 ,C2 、電流制御補償回路GU
(s) 、リミッタ回路LIM1 ,LIM2 、加算
器A1 ,A2 、三角波発生器TRG、シュミット回
路SH1 ,SH2 が設けられている。 この図は1相分(U相分)のみを示しているが、3相負
荷の場合、他の2相(V相,W相)も同様に構成される
。
,S2 ,S3 ,S4 は自己消弧素子、D1D2
,D3 ,D4 はフリ―ホイリングダイオ―ド、D5
,D6 はクランプ用ダイオ―ド、LOADは負荷、
CTU は電流検出器である。又、制御回路として、比
較器CU ,C1 ,C2 、電流制御補償回路GU
(s) 、リミッタ回路LIM1 ,LIM2 、加算
器A1 ,A2 、三角波発生器TRG、シュミット回
路SH1 ,SH2 が設けられている。 この図は1相分(U相分)のみを示しているが、3相負
荷の場合、他の2相(V相,W相)も同様に構成される
。
【0024】U相の負荷電流IU を電流検出器CTU
により検出し、電流制御回路の比較器CU に入力す
る。比較器CU は電流指令値IU * と電流検出値
IU とを比較し、偏差εU =IU * −IU を
求める。当該偏差εU を次の制御補償回路GU (s
) で増幅し、PWM制御の入力信号ei とする。
により検出し、電流制御回路の比較器CU に入力す
る。比較器CU は電流指令値IU * と電流検出値
IU とを比較し、偏差εU =IU * −IU を
求める。当該偏差εU を次の制御補償回路GU (s
) で増幅し、PWM制御の入力信号ei とする。
【0025】当該入力信号ei はリミッタ回路LIM
1 ,LIM2 により正側信号ei (+),と負側
信号ei (−) に分けられる。すなわち、リミッタ
回路LIM1 は入力信号ei >0のときei (+
) =ei を出力し、ei <0のときei (+)
=0を出力する。またリミッタ回路LIM2 は入力
信号ei >0のときei(−) =0を出力し、ei
<0のときei (−) =ei を出力する。
1 ,LIM2 により正側信号ei (+),と負側
信号ei (−) に分けられる。すなわち、リミッタ
回路LIM1 は入力信号ei >0のときei (+
) =ei を出力し、ei <0のときei (+)
=0を出力する。またリミッタ回路LIM2 は入力
信号ei >0のときei(−) =0を出力し、ei
<0のときei (−) =ei を出力する。
【0026】当該リミッタ回路LIM1 ,LIM2
の出力信号ei (+) ,ei (−) は、加算器
A1 ,A2 に入力され、それぞれバイアス電圧±Δ
e が加えられる。 ei (+) * =ei (+) +Δeei (−
) * =ei (−) −Δe
の出力信号ei (+) ,ei (−) は、加算器
A1 ,A2 に入力され、それぞれバイアス電圧±Δ
e が加えられる。 ei (+) * =ei (+) +Δeei (−
) * =ei (−) −Δe
【0027】三角波発
生器TRGは2つの三角波X,Yを発生し、比較器C1
,C2 に入力する。比較器C1 は三角波Xと前記
入力信号ei (+) * を比較しシュミット回路S
H1 を介して素子素子S1 とS3 のゲ―ト信号g
1 を作る。又、比較器C2 は三角波Yと前記入力信
号ei (−) * を比較し、シュミット回路SH2
を介して素子素子S2 とS4 のゲ―ト信号g2
を作る。図2は、本発明の動作を説明するためのタイム
チャ―ト図である。
生器TRGは2つの三角波X,Yを発生し、比較器C1
,C2 に入力する。比較器C1 は三角波Xと前記
入力信号ei (+) * を比較しシュミット回路S
H1 を介して素子素子S1 とS3 のゲ―ト信号g
1 を作る。又、比較器C2 は三角波Yと前記入力信
号ei (−) * を比較し、シュミット回路SH2
を介して素子素子S2 とS4 のゲ―ト信号g2
を作る。図2は、本発明の動作を説明するためのタイム
チャ―ト図である。
【0028】PWM制御の搬送波Xは0〜+EMAX
の間で変化する一定周波数の三角波である。又、搬送波
Yは0〜−EMAX の間で変化する一定周波数の三角
波で、搬送波Xと同相になっている。即ち、X=+EM
AX のとき、Y=0となり、X=0 のと
き、Y=−EMAX となる。
の間で変化する一定周波数の三角波である。又、搬送波
Yは0〜−EMAX の間で変化する一定周波数の三角
波で、搬送波Xと同相になっている。即ち、X=+EM
AX のとき、Y=0となり、X=0 のと
き、Y=−EMAX となる。
【0029】ei は電流制御回路GU (s) から
の出力信号で、ei (+) * ,ei (−) *
はリリミッタ回路LIM1 ,LIM2 及び加算器
A1 ,A2 を介した後の新しいPWM制御入力信号
である。新しいPWM制御入力信号ei (+) *
,ei (−) * と上記三角波X,Yとを比較し、
ゲ―ト信号g1 及びg2 を作る。即ち、ei (+
) * >Xのとき、g1 =1で、素子S1 をオン
(素子S3 をオフ) ei (+) * ≦Xのとき、g1 =0で、素子S
1 をオフ(素子S3 をオン) ei (−) * <Yのとき、g2 =1で、素子S
4 をオン(素子S2 をオフ) ei (−) * ≧Yのとき、g2 =0で、素子S
4 をオフ(素子S2 をオン) とする。このとき、三角波Xに対し、三角波Yは同位相
となっているため、g1=1のときg2 =1となるこ
とはない。
の出力信号で、ei (+) * ,ei (−) *
はリリミッタ回路LIM1 ,LIM2 及び加算器
A1 ,A2 を介した後の新しいPWM制御入力信号
である。新しいPWM制御入力信号ei (+) *
,ei (−) * と上記三角波X,Yとを比較し、
ゲ―ト信号g1 及びg2 を作る。即ち、ei (+
) * >Xのとき、g1 =1で、素子S1 をオン
(素子S3 をオフ) ei (+) * ≦Xのとき、g1 =0で、素子S
1 をオフ(素子S3 をオン) ei (−) * <Yのとき、g2 =1で、素子S
4 をオン(素子S2 をオフ) ei (−) * ≧Yのとき、g2 =0で、素子S
4 をオフ(素子S2 をオン) とする。このとき、三角波Xに対し、三角波Yは同位相
となっているため、g1=1のときg2 =1となるこ
とはない。
【0030】元の入力信号ei を用いて三角波Xと比
較してゲ―ト信号g1 ,g2 を求めた場合、図の破
線のようになる。実線のゲ―ト信号のg1 =1の期間
及びg2 =1の期間は、破線の波形のように常にΔt
だけ長くなっている。即、本発明によれば、元の入力
信号ei の大きさに関係なく素子のオン,オフのパル
ス幅は上記Δt より小さくなることはなく、素子の最
小オン時間、最小オフ時間を常に確保することができる
。
較してゲ―ト信号g1 ,g2 を求めた場合、図の破
線のようになる。実線のゲ―ト信号のg1 =1の期間
及びg2 =1の期間は、破線の波形のように常にΔt
だけ長くなっている。即、本発明によれば、元の入力
信号ei の大きさに関係なく素子のオン,オフのパル
ス幅は上記Δt より小さくなることはなく、素子の最
小オン時間、最小オフ時間を常に確保することができる
。
【0031】インバ―タの出力電圧VU は、素子S1
,S2 ,S3 ,S4 のオン,オフによって次の
ように変化する。但し、全体の直流電圧をVd とし、
Vd1=Vd2=Vd/2とする。即ち、 素子S1 とS2 がオンのとき、VU =+Vd /
2素子S2 とS3 がオンのとき、VU =0素子S
3 とS4 がオンのとき、VU =−Vd /2とな
り、3レベルの出力電圧が得られる。
,S2 ,S3 ,S4 のオン,オフによって次の
ように変化する。但し、全体の直流電圧をVd とし、
Vd1=Vd2=Vd/2とする。即ち、 素子S1 とS2 がオンのとき、VU =+Vd /
2素子S2 とS3 がオンのとき、VU =0素子S
3 とS4 がオンのとき、VU =−Vd /2とな
り、3レベルの出力電圧が得られる。
【0032】出力電圧がVU =+Vd /2となる期
間は素子S1 のオン期間(g1 =1の期間)で決定
され、その正側電圧VU (+) の平均値は前記新し
いPWM入力信号ei (+) * の値に比例する。 同様に、出力電圧がVU =−Vd /2となる期間は
素子S4 のオン期間(g2 =1の期間)で決定され
、その正側電圧VU (−) の平均値は前記新しいP
WM入力信号ei (−) * の値に比例する。
間は素子S1 のオン期間(g1 =1の期間)で決定
され、その正側電圧VU (+) の平均値は前記新し
いPWM入力信号ei (+) * の値に比例する。 同様に、出力電圧がVU =−Vd /2となる期間は
素子S4 のオン期間(g2 =1の期間)で決定され
、その正側電圧VU (−) の平均値は前記新しいP
WM入力信号ei (−) * の値に比例する。
【0033】バイアス電圧Δe に比例した電圧が正側
および負側に加算されているが、全体の出力電圧VU
としては両者は打ち消され、その平均値VU は元の入
力信号eiに比例した値となる。
および負側に加算されているが、全体の出力電圧VU
としては両者は打ち消され、その平均値VU は元の入
力信号eiに比例した値となる。
【0034】即ち、元の入力信号ei が正のとき、正
側電圧VU(+) のパルス幅は全てΔtだけ幅が広が
り、その平均値が増えるが、各正パルスの間に幅Δt
の負パルスが出力され、上記増加分を打ち消す。また、
入力信号ei が負のとき、負側電圧VU (−) の
パルス幅は全てΔt だけ幅が広がり、その平均値が増
えるが、各負パルスの間に幅Δt の正パルスが出力さ
れ、上記増加分を打ち消す。このようにして、インバ―
タの出力電圧VU は元の入力信号ei に比例した値
になる。このことは、元の入力信号ei が小さくなっ
ても成り立ち、本発明によれば、入力信号ei の大き
さに関係なく、常に当該入力信号ei に比例した出力
電圧が得られ、従来問題となっていた制御不能領域はな
くなる。
側電圧VU(+) のパルス幅は全てΔtだけ幅が広が
り、その平均値が増えるが、各正パルスの間に幅Δt
の負パルスが出力され、上記増加分を打ち消す。また、
入力信号ei が負のとき、負側電圧VU (−) の
パルス幅は全てΔt だけ幅が広がり、その平均値が増
えるが、各負パルスの間に幅Δt の正パルスが出力さ
れ、上記増加分を打ち消す。このようにして、インバ―
タの出力電圧VU は元の入力信号ei に比例した値
になる。このことは、元の入力信号ei が小さくなっ
ても成り立ち、本発明によれば、入力信号ei の大き
さに関係なく、常に当該入力信号ei に比例した出力
電圧が得られ、従来問題となっていた制御不能領域はな
くなる。
【0035】以上はU相分のインバ―タについて説明し
たが、V相、W相も同様に制御され、従来の問題点は解
決される。又、3相3線式の負荷にも同様に適用できる
ことは言うまでもない。尚、搬送波X,Yの周波数は一
定として説明したが、両者の位相が一致していれば、周
波数を可変しても同様に適用できることは言うまでもな
い。
たが、V相、W相も同様に制御され、従来の問題点は解
決される。又、3相3線式の負荷にも同様に適用できる
ことは言うまでもない。尚、搬送波X,Yの周波数は一
定として説明したが、両者の位相が一致していれば、周
波数を可変しても同様に適用できることは言うまでもな
い。
【0036】図3は、本発明の別の実施例を示すブロッ
ク図である。図の記号は図1の説明と同じであるが、図
1と異なる点は加算器A1 ,A2が三角波発生器TR
Gの出力側に設置されていることである。即ちPWM制
御入力信号ei (+) ,ei (−)にバイアス電
圧Δe を加える代わりに、当該バイアス電圧Δe を
逆方向に三角波信号に加えたものである。図4は図3の
実施例を説明するためのタイムチャ―ト図である。以下
図4を参照しながら図3の実施例の動作を簡単に説明す
る。まず、元の入力信号ei を正側信号ei (+)
と負側信号ei(−) に分け、ei (+) と三
角波X´とを比較して素子S1 ,S3 のゲ―ト信号
g1 を作る。この時、三角波X´として三角波発生器
TRGからの信号Xにバイアス電圧−Δeを加えた値を
用いる。即ち、X´=X−Δeei (+) >X´の
とき、g1 =1で、素子S1をオン(素子S3 をオ
フ) ei (+) ≦X´のとき、g1 =0で、素子S1
をオフ(素子S3 をオン) となる。又、ei (−) と三角波Y´とを比較し、
素子S2 とS4 のゲ―ト信号g2 をつくる。ただ
し、Y´=Y+Δe とする。 ei (−) <Y´のとき、g2 =1で、素子S4
をオン(素子S2 をオフ) ei (−) ≧Y´のとき、g2 =0で、素子S4
をオフ(素子S2 をオン)
ク図である。図の記号は図1の説明と同じであるが、図
1と異なる点は加算器A1 ,A2が三角波発生器TR
Gの出力側に設置されていることである。即ちPWM制
御入力信号ei (+) ,ei (−)にバイアス電
圧Δe を加える代わりに、当該バイアス電圧Δe を
逆方向に三角波信号に加えたものである。図4は図3の
実施例を説明するためのタイムチャ―ト図である。以下
図4を参照しながら図3の実施例の動作を簡単に説明す
る。まず、元の入力信号ei を正側信号ei (+)
と負側信号ei(−) に分け、ei (+) と三
角波X´とを比較して素子S1 ,S3 のゲ―ト信号
g1 を作る。この時、三角波X´として三角波発生器
TRGからの信号Xにバイアス電圧−Δeを加えた値を
用いる。即ち、X´=X−Δeei (+) >X´の
とき、g1 =1で、素子S1をオン(素子S3 をオ
フ) ei (+) ≦X´のとき、g1 =0で、素子S1
をオフ(素子S3 をオン) となる。又、ei (−) と三角波Y´とを比較し、
素子S2 とS4 のゲ―ト信号g2 をつくる。ただ
し、Y´=Y+Δe とする。 ei (−) <Y´のとき、g2 =1で、素子S4
をオン(素子S2 をオフ) ei (−) ≧Y´のとき、g2 =0で、素子S4
をオフ(素子S2 をオン)
【0037】このようにして作られたゲ―ト信号g1
,g2 は図2で示したゲ―ト信号と同様に、そのパル
ス幅が最小オン時間(あるいは最小オフ時間)Δt よ
りも常に大きくなっており、元の入力信号eiが小さな
値になっても、当該入力信号ei に比例した出力電圧
VU が得られる。即ち、全ての領域で連続的にPWM
制御することか可能となり、従来の問題点を解決するこ
とができる。
,g2 は図2で示したゲ―ト信号と同様に、そのパル
ス幅が最小オン時間(あるいは最小オフ時間)Δt よ
りも常に大きくなっており、元の入力信号eiが小さな
値になっても、当該入力信号ei に比例した出力電圧
VU が得られる。即ち、全ての領域で連続的にPWM
制御することか可能となり、従来の問題点を解決するこ
とができる。
【0038】図5は、本発明の更に別の実施例を示すブ
ロック図で、元の入力信号ei の大きさに応じて前記
図1のバイアス電圧Δe を加えたり、Δe =0とし
たりしている。図中、ABSは絶対値回路、C3 は比
較器、VRはレベル設定器、SH3 はシュミット回路
、SWは切換えスイッチである。
ロック図で、元の入力信号ei の大きさに応じて前記
図1のバイアス電圧Δe を加えたり、Δe =0とし
たりしている。図中、ABSは絶対値回路、C3 は比
較器、VRはレベル設定器、SH3 はシュミット回路
、SWは切換えスイッチである。
【0039】入力信号ei の絶対値を求め、当該絶対
値|ei |がレベル設定器VRの出力E0 より小さ
いとき、シュミット回路SH3 の出力rを1とし、ス
イッチSWをa側に接続する。故に、バイアス電圧±Δ
e が正側入力信号ei (+) 及び負側入力信号e
i (−) に加算され、図1及び図2で説明した制御
が行われる。
値|ei |がレベル設定器VRの出力E0 より小さ
いとき、シュミット回路SH3 の出力rを1とし、ス
イッチSWをa側に接続する。故に、バイアス電圧±Δ
e が正側入力信号ei (+) 及び負側入力信号e
i (−) に加算され、図1及び図2で説明した制御
が行われる。
【0040】|ei |>E0 になった場合、r=0
となり、ゲ―ト信号g1 ,g2 のΔtのパルス加算
分はなくなる。しかし、入力信号ei が十分大きいた
め、最小オン時間(あるいは最小オフ時間)による制限
はなく、連続した制御ができる。
となり、ゲ―ト信号g1 ,g2 のΔtのパルス加算
分はなくなる。しかし、入力信号ei が十分大きいた
め、最小オン時間(あるいは最小オフ時間)による制限
はなく、連続した制御ができる。
【0041】バイアス電圧Δe を入力信号ei (+
) 及びei (−) に加えた状態でPWM制御を行
なった場合、そのバイアス電圧Δe 分だけPWM制御
の制御範囲を狭めることになり、変換器の利用率が低下
する。
) 及びei (−) に加えた状態でPWM制御を行
なった場合、そのバイアス電圧Δe 分だけPWM制御
の制御範囲を狭めることになり、変換器の利用率が低下
する。
【0042】この変換器の利用率の低下は、特に入力信
号ei の絶対値が大きくなったときに問題になる。図
5の実施例によれば、入力信号eiの絶対値が小さいと
きだけバイアス電圧Δe を加え、入力信号ei の絶
対値が大きくなったら当該バイアス電圧Δe を零にす
ることにより変換器の利用率の低下を防いでいる。
号ei の絶対値が大きくなったときに問題になる。図
5の実施例によれば、入力信号eiの絶対値が小さいと
きだけバイアス電圧Δe を加え、入力信号ei の絶
対値が大きくなったら当該バイアス電圧Δe を零にす
ることにより変換器の利用率の低下を防いでいる。
【0043】図6は、本発明のさらに別の実施例を示す
ブロック図で、入力信号ei の絶対値に応じて、三角
波X,Yと比較する入力信号を切換えるようにしている
。 図中SW1 ,SW2 は切換えスイッチで、他の記号
は図1或いは図5の記号に準ずる。 入力信号ei
の絶対値を求め、当該絶対値|ei |がレベル設定器
VRの出力E0 より小さいとき、シュミット回路SH
3 の出力rを1とし、スイッチSW1 ,SW2 を
a側に接続する。故に、バイアス電圧±Δe が加算さ
れた正側入力信号ei (+) * 及び負側入力信号
ei (−) * が比較器C1 ,C2 に入力され
、図1及び図2で説明した制御が行なわれる。
ブロック図で、入力信号ei の絶対値に応じて、三角
波X,Yと比較する入力信号を切換えるようにしている
。 図中SW1 ,SW2 は切換えスイッチで、他の記号
は図1或いは図5の記号に準ずる。 入力信号ei
の絶対値を求め、当該絶対値|ei |がレベル設定器
VRの出力E0 より小さいとき、シュミット回路SH
3 の出力rを1とし、スイッチSW1 ,SW2 を
a側に接続する。故に、バイアス電圧±Δe が加算さ
れた正側入力信号ei (+) * 及び負側入力信号
ei (−) * が比較器C1 ,C2 に入力され
、図1及び図2で説明した制御が行なわれる。
【0044】|ei |>E0 になった場合、r=0
となり、スイッチSW1 ,SW2 をb側に接続する
。すると、元の入力信号ei が比較器C1 ,C2
に入力され、直接三角波X,Yと比較されるようになる
。すなわち、入力信号ei と三角波Xとを比較し、e
i >Xのとき、素子S1 をオン(素子S3 をオフ
)ei ≦Xのとき、素子S1 をオフ(素子S3 を
オン)とし、又、入力信号ei と三角波Yとを比較し
、ei <Yのとき、素子S4 をオン(素子S2 を
オフ)ei ≧Yのとき、素子S4 をオフ(素子S2
をオン)となるよにパルス幅制御する。
となり、スイッチSW1 ,SW2 をb側に接続する
。すると、元の入力信号ei が比較器C1 ,C2
に入力され、直接三角波X,Yと比較されるようになる
。すなわち、入力信号ei と三角波Xとを比較し、e
i >Xのとき、素子S1 をオン(素子S3 をオフ
)ei ≦Xのとき、素子S1 をオフ(素子S3 を
オン)とし、又、入力信号ei と三角波Yとを比較し
、ei <Yのとき、素子S4 をオン(素子S2 を
オフ)ei ≧Yのとき、素子S4 をオフ(素子S2
をオン)となるよにパルス幅制御する。
【0045】従って、図5と同様にバイアス電圧Δe
=0となり、ゲ―ト信号g1 ,g2 のΔt の加算
分はなくなる。しかし、入力信号ei が十分大きいた
め、最小オン時間(あるいは最小オフ時間)による制限
はなく、連続した制御ができる。
=0となり、ゲ―ト信号g1 ,g2 のΔt の加算
分はなくなる。しかし、入力信号ei が十分大きいた
め、最小オン時間(あるいは最小オフ時間)による制限
はなく、連続した制御ができる。
【0046】図6の実施例では、入力信号ei の絶対
値が大きくなった場合、リミッタ回路LIM1 ,LI
M2 を介さず、元の入力信号ei を用いてPWM制
御しているため、その分の演算誤差を除くことができる
利点がある。特に、アナログ回路で構成した時、リミッ
タ回路や加算器のドリフトが問題となるが、元の入力信
号を直接PWM制御入力としているため当該問題が解決
される。 図7は、本発明の更に別の実施例を示すブロック図で、
インバ―タの出力周波数f0 に応じてバイアス電圧Δ
e を加えたり、Δe =0としたりしている。
値が大きくなった場合、リミッタ回路LIM1 ,LI
M2 を介さず、元の入力信号ei を用いてPWM制
御しているため、その分の演算誤差を除くことができる
利点がある。特に、アナログ回路で構成した時、リミッ
タ回路や加算器のドリフトが問題となるが、元の入力信
号を直接PWM制御入力としているため当該問題が解決
される。 図7は、本発明の更に別の実施例を示すブロック図で、
インバ―タの出力周波数f0 に応じてバイアス電圧Δ
e を加えたり、Δe =0としたりしている。
【0047】図中、f/Vは周波数/電圧変換器で、出
力周波数に比例した電圧Ef を発生する。また、VR
は周波数レベル設定器で、電圧量E0 として与えてい
る。 他の記号は図1あるいは図5に準ずる。
力周波数に比例した電圧Ef を発生する。また、VR
は周波数レベル設定器で、電圧量E0 として与えてい
る。 他の記号は図1あるいは図5に準ずる。
【0048】インバ―タの出力周波数f0 が低く、E
f <E0 のときシュミット回路SH3の出力rは1
となり、スイッチSWはa側に接続され、図1、図2で
説明したときと同様の動作を行なう。
f <E0 のときシュミット回路SH3の出力rは1
となり、スイッチSWはa側に接続され、図1、図2で
説明したときと同様の動作を行なう。
【0049】インバ―タの出力周波数f0 が高くなり
、Ef >E0 となると、r=0となり、スイッチS
Wはb側に切換えられて、バイアス電圧Δe =0とな
る。一般に、電動機負荷等では、インバ―タの出力周波
数にほぼ比例して出力電圧も高くなり、PWM制御の入
力信号ei の振幅(波高値)も大きくなる。交流負荷
では、入力信号ei は半サイクル毎に零点と交差し、
その零点付近で制御不能になる可能性をもっているが、
出力周波数が高くなれば、当該制御不能期間は短くなり
、全体的には制御不能の影響はほとんどなくなる。
、Ef >E0 となると、r=0となり、スイッチS
Wはb側に切換えられて、バイアス電圧Δe =0とな
る。一般に、電動機負荷等では、インバ―タの出力周波
数にほぼ比例して出力電圧も高くなり、PWM制御の入
力信号ei の振幅(波高値)も大きくなる。交流負荷
では、入力信号ei は半サイクル毎に零点と交差し、
その零点付近で制御不能になる可能性をもっているが、
出力周波数が高くなれば、当該制御不能期間は短くなり
、全体的には制御不能の影響はほとんどなくなる。
【0050】従って、図7の実施例によれば、出力周波
数が低いときだけバイアス電圧Δeを加えて制御不能を
領域をなくし、出力周波数が高くなってきた場合には、
Δe=0にすることにより、変換器の利用率を向上させ
ることができる。
数が低いときだけバイアス電圧Δeを加えて制御不能を
領域をなくし、出力周波数が高くなってきた場合には、
Δe=0にすることにより、変換器の利用率を向上させ
ることができる。
【0051】図8は、本発明の更に別の実施例を示すブ
ロック図で、図3の実施例で、出力周波数f0 に応じ
てバイアス電圧Δe を加えたり、Δe =0としたり
している。図中SW1 〜SW3 はスイッチで、他の
記号は図1ないし図7の記号に準ずる。インバ―タの出
力周波数f0 が低いとき、すなわち、Ef <E0
の場合、シュミット回路SH3 の出力r=1となり、
スイッチSW1〜SW3 をa側に接続する。この結果
、図3,図4で示したように動作し、入力信号ei が
小さくても当該入力信号に比例した出力電圧が得られる
。
ロック図で、図3の実施例で、出力周波数f0 に応じ
てバイアス電圧Δe を加えたり、Δe =0としたり
している。図中SW1 〜SW3 はスイッチで、他の
記号は図1ないし図7の記号に準ずる。インバ―タの出
力周波数f0 が低いとき、すなわち、Ef <E0
の場合、シュミット回路SH3 の出力r=1となり、
スイッチSW1〜SW3 をa側に接続する。この結果
、図3,図4で示したように動作し、入力信号ei が
小さくても当該入力信号に比例した出力電圧が得られる
。
【0052】出力周波数が高くなると、Ef >E0
となり、r=0となってスイッチSW1〜SW3 はb
側に切換えられる。故に、三角波X,Yに加えられるバ
イアス電圧Δe は零となり、かつ、元の入力信号ei
がPWM制御の入力信号となる。この結果、変換器の
利用率が向上し、かつ、リミッタ回路LIM1 ,LI
M2による演算誤差の影響もなくなる。尚、以上の実施
例は説明を分り易くするため、ハ―ドウェアの制御ブロ
ック図として表したが、マイクロコンピュ―タ等を用い
て本発明をソフトウェアによる演算で行なうことができ
ることは言うまでもない。
となり、r=0となってスイッチSW1〜SW3 はb
側に切換えられる。故に、三角波X,Yに加えられるバ
イアス電圧Δe は零となり、かつ、元の入力信号ei
がPWM制御の入力信号となる。この結果、変換器の
利用率が向上し、かつ、リミッタ回路LIM1 ,LI
M2による演算誤差の影響もなくなる。尚、以上の実施
例は説明を分り易くするため、ハ―ドウェアの制御ブロ
ック図として表したが、マイクロコンピュ―タ等を用い
て本発明をソフトウェアによる演算で行なうことができ
ることは言うまでもない。
【0053】以上は直流電力を交流電力に変換するイン
バ―タについて説明したが、交流電力を直流電力に変換
するコンバ―タについても同様に適用することができる
ことは言うまでもない。
バ―タについて説明したが、交流電力を直流電力に変換
するコンバ―タについても同様に適用することができる
ことは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上説明のように、本発明の中性点クラ
ンプ式電力変換器の制御装置によれば、PWM制御の入
力信号ei が小さくなっても素子の最小オン時間ある
いは最小オフ時間Δt によって制御不能になることは
なくなり、当該入力信号ei に比例した出力電圧VU
が得られるようになる。また、入力信号ei の大き
さに応じて、あるいは出力周波数の値に応じて、バイア
ス電圧Δe を入り切りすることにより、変換器の利用
率の低下を防ぐことができる。
ンプ式電力変換器の制御装置によれば、PWM制御の入
力信号ei が小さくなっても素子の最小オン時間ある
いは最小オフ時間Δt によって制御不能になることは
なくなり、当該入力信号ei に比例した出力電圧VU
が得られるようになる。また、入力信号ei の大き
さに応じて、あるいは出力周波数の値に応じて、バイア
ス電圧Δe を入り切りすることにより、変換器の利用
率の低下を防ぐことができる。
【0055】即ち、変換器の素子の最小オン,オフ時間
を確保し、かつ入力信号ei が小さいときでも当該入
力信号に比例した出力電圧を発生させ、制御不能領域を
なくした中性点クランプ式電力変換器の制御装置を提供
することができる。
を確保し、かつ入力信号ei が小さいときでも当該入
力信号に比例した出力電圧を発生させ、制御不能領域を
なくした中性点クランプ式電力変換器の制御装置を提供
することができる。
【図1】本発明の中性点クランプ式電力変換器の制御装
置の一実施例を示す主回路構成図と制御装置のブロック
図。
置の一実施例を示す主回路構成図と制御装置のブロック
図。
【図2】本発明の動作を説明するためのタイムチャ―ト
図。
図。
【図3】本発明の他の実施例を示す制御ブロック図。
【図4】[図3]に示す本発明の他の実施例の動作を説
明するためのタイムチャ―ト図。
明するためのタイムチャ―ト図。
【図5】本発明の他の実施例を示す制御ブロック図。
【図6】本発明の他の実施例を示す制御ブロック図。
【図7】本発明の他の実施例を示す制御ブロック図。
【図8】本発明の他の実施例を示す制御ブロック図。
【図9】本発明が適用される中性点クランプ式電力変換
器の主回路構成図。
器の主回路構成図。
【図10】従来の制御装置による動作を説明するための
タイムチャ―ト図。
タイムチャ―ト図。
【図11】従来の制御装置による問題点を説明するため
のタイムチャ―ト図。
のタイムチャ―ト図。
Vd1,Vd2…直流電源、S1 〜S4 …自己消弧
素子、D1 〜D4 …フリ―ホイリングダイオ―ド、
D5 ,D6 …クランプ用ダイオ―ド、LOAD…負
荷、CTU…電流検出器、CU ,C1 ,C2 ,C
3 …比較器、GU (s) …電流制御補償回路、L
IM1 ,LIM2 …リミッタ回路、A1 ,A2
…加算器、TRG…三角波発生器、SH1 ,SH2,
SH3 …シュミット回路、VFB…レベル設定器、A
BS…絶対値回路、SW1 ,SW2 ,SW3 …ス
イッチ回路。
素子、D1 〜D4 …フリ―ホイリングダイオ―ド、
D5 ,D6 …クランプ用ダイオ―ド、LOAD…負
荷、CTU…電流検出器、CU ,C1 ,C2 ,C
3 …比較器、GU (s) …電流制御補償回路、L
IM1 ,LIM2 …リミッタ回路、A1 ,A2
…加算器、TRG…三角波発生器、SH1 ,SH2,
SH3 …シュミット回路、VFB…レベル設定器、A
BS…絶対値回路、SW1 ,SW2 ,SW3 …ス
イッチ回路。
Claims (4)
- 【請求項1】 直列接続された4個の自己消弧素
子S1 ,S2,S3 ,S4と、これらの各素子に逆
並列接続されるフリ―ホイリングダイオ―ドD1 ,D
2,D3 ,D4 と、クランプ用ダイオ―ドD5 ,
D6 とで構成される中性点クランプ式電力変換器にお
いて、パルス幅変調制御用搬送波として、1つは零とプ
ラス側で変化する三角波X、もう1つは零とマイナス側
で変化する三角波Yを発生する三角波発生手段と、PW
M制御入力信号ei に対し、 ei ≧0のとき、ei (+) =ei ,ei (
−) =0ei <0のとき、ei (+) =0,
ei (−) =eiとなる信号ei (+) ,e
i (−) を作る手段と、前記信号ei (+) ,
ei (−) に、前記自己消弧素子S1 ,S2 ,
S3 ,S4 の最小オンタイム或いは最小オフタイム
を考慮したバイアス電圧Δe を加えた信号ei (+
) * =ei (+) +Δeei (−) * =
ei (−) −Δeを作る手段と、前記信号ei (
+) * と前記三角波Xとを比較し ei (+) * >Xのとき、前記素子S1 をオン
(S3 をオフ) ei (+) * ≦Xのとき、前記素子S1 をオフ
(S3 をオン) させる信号と、前記信号ei (−) * と前記三角
波Yとを比較し ei (−) * <Yのとき、前記素子S4 をオン
(S2 をオフ) ei (−) * ≧Yのとき、前記素子S4 をオフ
(S2 をオン) させる信号を作る手段を具備して成る中性点クランプ式
電力変換器の制御装置。 - 【請求項2】 前記入力信号ei の絶対値が大
きくなった場合、或いは前記中性点クランプ式電力変換
器の出力周波数が高くなった場合に前記バイアス電圧Δ
e =0とする手段を具備した請求項第1項記載の中性
点クランプ式電力変換器の制御装置。 - 【請求項3】 直列接続された4個の自己消弧素
子S1 ,S2,S3 ,S4と、これらの各素子に逆
並列接続されるフリ―ホイリングダイオ―ドD1 ,D
2,D3 ,D4 と、クランプ用ダイオ―ドD5 ,
D6 とで構成される中性点クランプ式電力変換器にお
いて、パルス幅変調制御用搬送波として、1つは零とプ
ラス側で変化する三角波X、もう1つは零とマイナス側
で変化する三角波Yを発生する三角波発生手段と、PW
M制御入力信号ei に対し、 ei ≧0のとき、ei (+) =ei ,ei (
−) =0ei <0のとき、ei (+) =0,
ei (−) =eiとなる信号ei (+) ,e
i (−) を作る手段と、前記三角波X,Yに前記自
己消弧素子S1 ,S2 ,S3 ,S4 の最小オン
タイム或いは最小オフタイムを考慮したバイアス電圧Δ
e を加えた信号 X* =X−Δe Y* =Y+Δe を作る手段と、前記信号ei (+) と前記三角波X
*とを比較し、 ei (+) >X* のとき、前記素子S1 をオン
(S3 をオフ) ei (+) ≦X* のとき、前記素子S1 をオフ
(S3 をオン) させる信号と、前記信号ei (−) と前記三角波Y
* とを比較し ei (−) <Y* のとき、前記素子S4 をオン
(S2 をオフ) ei (−) ≧Y* のとき、前記素子S4 をオフ
(S2 をオン) させる信号を作る手段を具備して成る中性点クランプ式
電力変換器の制御装置。 - 【請求項4】 前記入力信号ei の絶対値が大
きくなった場合、或いは前記中性点クランプ式電力変換
器の出力周波数が高くなった場合に前記バイアス電圧Δ
e =0とする手段を具備した請求項第3項記載の中性
点クランプ式電力変換器の制御装置。
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