JPH04268574A - 接触帯電方法 - Google Patents
接触帯電方法Info
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- JPH04268574A JPH04268574A JP5066791A JP5066791A JPH04268574A JP H04268574 A JPH04268574 A JP H04268574A JP 5066791 A JP5066791 A JP 5066791A JP 5066791 A JP5066791 A JP 5066791A JP H04268574 A JPH04268574 A JP H04268574A
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Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧を印加した帯電部
材を被帯電体に当接させ、両者を相対的移動させて被帯
電体を所定の極性・電位に帯電(除電も含む)する接触
帯電方法に関するものである。
材を被帯電体に当接させ、両者を相対的移動させて被帯
電体を所定の極性・電位に帯電(除電も含む)する接触
帯電方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子写真装置(複写機・レーザ
ービームプリンタ・画像表示装置など)・静電記録装置
等の画像形成装置において、感光体・誘電体等の像担持
体(被帯電体)面を帯電処理する装置としては従来より
コロナ放電装置が広く利用されている。
ービームプリンタ・画像表示装置など)・静電記録装置
等の画像形成装置において、感光体・誘電体等の像担持
体(被帯電体)面を帯電処理する装置としては従来より
コロナ放電装置が広く利用されている。
【0003】コロナ放電装置は被帯電体面を所定の極性
・電位に均一に帯電処理する装置として有効である。し
かし、高圧電源を必要とする、帯電効率が低い、コロナ
放電により好ましくないオゾン等のコロナ生成物が比較
的多く発生する、放電ワイヤの汚れによる放電ムラの発
生などの問題を有している。
・電位に均一に帯電処理する装置として有効である。し
かし、高圧電源を必要とする、帯電効率が低い、コロナ
放電により好ましくないオゾン等のコロナ生成物が比較
的多く発生する、放電ワイヤの汚れによる放電ムラの発
生などの問題を有している。
【0004】一方、前記のように電圧を印加した帯電部
材を被帯電体に接触させて被帯電体面を帯電処理する接
触帯電方法もしくは装置は、電源の低圧化が図れ、オゾ
ン等の発生は殆どない等の長所を有していることから、
上記コロナ放電装置に代わる帯電処理手段として注目さ
れ、その実用化研究が進められている(特開昭57−1
78267・56−104351・58−40566・
58−139156・58−150975号公報等)。
材を被帯電体に接触させて被帯電体面を帯電処理する接
触帯電方法もしくは装置は、電源の低圧化が図れ、オゾ
ン等の発生は殆どない等の長所を有していることから、
上記コロナ放電装置に代わる帯電処理手段として注目さ
れ、その実用化研究が進められている(特開昭57−1
78267・56−104351・58−40566・
58−139156・58−150975号公報等)。
【0005】本出願人も、均一な帯電処理等を目的とし
て、帯電部材に対する印加電圧を直流電圧Vdcと交流
電圧Vacの重畳電圧(振動電圧)とすることを基本と
する接触帯電方法ないし装置の提案をしている(特開昭
63−149668号・63−149669号広報等)
。
て、帯電部材に対する印加電圧を直流電圧Vdcと交流
電圧Vacの重畳電圧(振動電圧)とすることを基本と
する接触帯電方法ないし装置の提案をしている(特開昭
63−149668号・63−149669号広報等)
。
【0006】具体的には図4に示すように被帯電体とし
ての例えば回転駆動される電子写真感光体ドラム2(以
下、感光ドラムと記す)に帯電部材としての例えばロー
ラ型の導電性部材10(以下、帯電ローラと記す)を接
触させ、この帯電ローラ10に電源14により、直流電
圧Vdcと、感光体の帯電開始電圧の2倍以上のピーク
間電圧Vppを有する交流電圧Vacとを重畳した電圧
を印加して帯電ローラ10と感光ドラム2間に振動電界
を作用させることで感光ドラム2面を均一に帯電するこ
とができる。感光ドラム2の帯電電位は印加直流電圧に
よって決定される。交流電圧はその帯電電位の均し作用
をする。なお本例の帯電ローラ10は、電圧の印加され
る導電性芯金11と、該芯金に同心一体に金型成形等で
ローラ状に成形した導電性ゴムなどでできている低抵抗
層12と、更にその外周に形成したトレジン等のナイロ
ンでできている高抵抗層13とからなる複合層構造のも
のであり、感光ドラム2の回転に従動回転する。
ての例えば回転駆動される電子写真感光体ドラム2(以
下、感光ドラムと記す)に帯電部材としての例えばロー
ラ型の導電性部材10(以下、帯電ローラと記す)を接
触させ、この帯電ローラ10に電源14により、直流電
圧Vdcと、感光体の帯電開始電圧の2倍以上のピーク
間電圧Vppを有する交流電圧Vacとを重畳した電圧
を印加して帯電ローラ10と感光ドラム2間に振動電界
を作用させることで感光ドラム2面を均一に帯電するこ
とができる。感光ドラム2の帯電電位は印加直流電圧に
よって決定される。交流電圧はその帯電電位の均し作用
をする。なお本例の帯電ローラ10は、電圧の印加され
る導電性芯金11と、該芯金に同心一体に金型成形等で
ローラ状に成形した導電性ゴムなどでできている低抵抗
層12と、更にその外周に形成したトレジン等のナイロ
ンでできている高抵抗層13とからなる複合層構造のも
のであり、感光ドラム2の回転に従動回転する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに帯電部材10に交流成分を含む電圧を印加して被帯
電体を接触帯電する手段の問題点として「帯電音」と呼
ばれる耳障りとなる振動騒音の発生が挙げられる。。
うに帯電部材10に交流成分を含む電圧を印加して被帯
電体を接触帯電する手段の問題点として「帯電音」と呼
ばれる耳障りとなる振動騒音の発生が挙げられる。。
【0008】この帯電音の発生するメカニズムを図5を
用いて説明する。帯電部材10には、交流電圧が印加さ
れているため、ある瞬間には、図5の(A)中の破線で
示すように、被帯電体としての感光ドラム2の感光層2
aを挟んで、帯電部材10側にプラス、感光ドラム2の
ドラム基板2b側にマイナスの電荷が誘起される。これ
らの電荷は互いに引き合うので、帯電部材表面は感光ド
ラムに引きつけられ、図中、実線の位置から破線の位置
に移動する。
用いて説明する。帯電部材10には、交流電圧が印加さ
れているため、ある瞬間には、図5の(A)中の破線で
示すように、被帯電体としての感光ドラム2の感光層2
aを挟んで、帯電部材10側にプラス、感光ドラム2の
ドラム基板2b側にマイナスの電荷が誘起される。これ
らの電荷は互いに引き合うので、帯電部材表面は感光ド
ラムに引きつけられ、図中、実線の位置から破線の位置
に移動する。
【0009】ついで、交流電界が逆転を始めると、帯電
部材10のプラス電荷、ドラム基板2b側のマイナス電
荷はそれぞれ誘起してきた逆極性の電荷によって打ち消
され始める。そして交流電界がちょうどプラスからマイ
ナスに変わるときには、帯電部材10上のプラス電荷と
ドラム基板2b上のマイナス電荷は消滅する。その結果
、帯電部材10の表面は図5の(B)中の破線で示す位
置に戻ることになる。
部材10のプラス電荷、ドラム基板2b側のマイナス電
荷はそれぞれ誘起してきた逆極性の電荷によって打ち消
され始める。そして交流電界がちょうどプラスからマイ
ナスに変わるときには、帯電部材10上のプラス電荷と
ドラム基板2b上のマイナス電荷は消滅する。その結果
、帯電部材10の表面は図5の(B)中の破線で示す位
置に戻ることになる。
【0010】さらに、交流電界がマイナスのピークを向
かえるときには、図5の(C)に示されるように、帯電
部材10側にはマイナス、ドラム基板2b側にはプラス
の電荷が誘起される。したがって帯電部材10は再び実
線の位置から破線の位置にまで移動することになる。
かえるときには、図5の(C)に示されるように、帯電
部材10側にはマイナス、ドラム基板2b側にはプラス
の電荷が誘起される。したがって帯電部材10は再び実
線の位置から破線の位置にまで移動することになる。
【0011】以上の現象が繰り返し行なわれるため、帯
電部材10に交流電圧を印加すると振動を始め、その結
果、帯電音が発生するものと考えられる。
電部材10に交流電圧を印加すると振動を始め、その結
果、帯電音が発生するものと考えられる。
【0012】交流電圧の周波数をf、帯電部材10の振
動周波数をFとすると、上記の説明で明らかなように、
交流電圧の1周期の間に帯電部材10は2回振動するこ
とになり、両者fとFの間には次の関係がある。
動周波数をFとすると、上記の説明で明らかなように、
交流電圧の1周期の間に帯電部材10は2回振動するこ
とになり、両者fとFの間には次の関係がある。
【0013】2f(Hz)=F(c/s )そこで、印
加交流成分のピーク間電圧Vppを帯電開始電圧の2倍
の値より小さくすれば、帯電音をかなり改善することが
できる。しかしながら、その場合、感光ドラム2上には
、均一な帯電を得ることが困難となり、斑点状の帯電ム
ラを生じることになる。これは、帯電部材10と感光ド
ラム2との接触面には微視的には凹凸があり、理想的な
接着面が得られないためである。
加交流成分のピーク間電圧Vppを帯電開始電圧の2倍
の値より小さくすれば、帯電音をかなり改善することが
できる。しかしながら、その場合、感光ドラム2上には
、均一な帯電を得ることが困難となり、斑点状の帯電ム
ラを生じることになる。これは、帯電部材10と感光ド
ラム2との接触面には微視的には凹凸があり、理想的な
接着面が得られないためである。
【0014】ここで、ピーク間電圧を下げると言うこと
は、交流電圧を印加することで均一な帯電を行なう、い
わゆる電位の「均し効果」がなくなることを示している
。斑点状の帯電ムラが生じた感光ドラム表面に通常の電
子写真画像形成プロセスを適用しても、出力画像は斑点
状ムラに対応した斑点状の黒点画像になり、高品位な画
像を得ることはできない。
は、交流電圧を印加することで均一な帯電を行なう、い
わゆる電位の「均し効果」がなくなることを示している
。斑点状の帯電ムラが生じた感光ドラム表面に通常の電
子写真画像形成プロセスを適用しても、出力画像は斑点
状ムラに対応した斑点状の黒点画像になり、高品位な画
像を得ることはできない。
【0015】また、上記帯電音を解消すべく、感光ドラ
ム2の内部に、ゴムなどでできた防振部材を入れること
が提案されているが、感光ドラム2の変形、重量化、製
造コストの点で何れも未だ実用化されていない。
ム2の内部に、ゴムなどでできた防振部材を入れること
が提案されているが、感光ドラム2の変形、重量化、製
造コストの点で何れも未だ実用化されていない。
【0016】本発明は同じく帯電部材に直流電圧と交流
電圧とを印加して被帯電体面を均一に接触帯電させるも
のであるが、帯電音の発生はなくするように工夫した接
触帯電方法を提供するものである。
電圧とを印加して被帯電体面を均一に接触帯電させるも
のであるが、帯電音の発生はなくするように工夫した接
触帯電方法を提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、被帯電体に直
接または抵抗層を介して接触して被帯電体と相対移動す
る第1の導電部と、該第1の導電部の前記被帯電体との
相対移動方向の上流側または下流側或いは上流側と下流
側とに該第1の導電部に非導通に近接させて且つ被帯電
体とは非接触に対向させて第2の導電部を具備させ、前
記第1の導電部には直流電圧のみを、前記第2の導電部
には交流電圧又は交流電圧と直流電圧の重畳電圧を印加
して被帯電体面を接触帯電することを特徴とする接触帯
電方法、である。
接または抵抗層を介して接触して被帯電体と相対移動す
る第1の導電部と、該第1の導電部の前記被帯電体との
相対移動方向の上流側または下流側或いは上流側と下流
側とに該第1の導電部に非導通に近接させて且つ被帯電
体とは非接触に対向させて第2の導電部を具備させ、前
記第1の導電部には直流電圧のみを、前記第2の導電部
には交流電圧又は交流電圧と直流電圧の重畳電圧を印加
して被帯電体面を接触帯電することを特徴とする接触帯
電方法、である。
【0018】
【作用】(1)即ち、直流電圧と交流電圧を印加する帯
電部材を上記のように被帯電体に接触させた第1の導電
部と、被帯電体に非接触の第2の導電部の2部構成とな
し、第1の導電部には直流電圧のみを、第2の導電部に
は交流電圧(直流電圧を含んでもよい)を分けて印加す
る構成でも、被帯電体にはこれに接触の第1の導電部に
印加した直流電圧が作用して被帯電体の帯電電位はこの
印加直流電圧によって決定されるとともに、非接触とし
た第2の導電部に印加した交流電圧の電界が作用して、
被帯電体に接触させた帯電部材に交流電圧を印加した場
合と同様に、被帯電体に対して交流電流が流れて交流電
流による被帯電体表面電位の均らし効果が認められ、被
帯電体に接触した帯電部材に直流電圧と交流電圧との重
畳電圧を印加した場合と同様の均一帯電効果が維持され
る。
電部材を上記のように被帯電体に接触させた第1の導電
部と、被帯電体に非接触の第2の導電部の2部構成とな
し、第1の導電部には直流電圧のみを、第2の導電部に
は交流電圧(直流電圧を含んでもよい)を分けて印加す
る構成でも、被帯電体にはこれに接触の第1の導電部に
印加した直流電圧が作用して被帯電体の帯電電位はこの
印加直流電圧によって決定されるとともに、非接触とし
た第2の導電部に印加した交流電圧の電界が作用して、
被帯電体に接触させた帯電部材に交流電圧を印加した場
合と同様に、被帯電体に対して交流電流が流れて交流電
流による被帯電体表面電位の均らし効果が認められ、被
帯電体に接触した帯電部材に直流電圧と交流電圧との重
畳電圧を印加した場合と同様の均一帯電効果が維持され
る。
【0019】(2)この場合、被帯電体に接触させた第
1の導電部は印加電圧が直流電圧のみであるから、この
第1の導電部は被帯電体に対して印加電圧にもとづく振
動現象はなく、そして交流電圧を印加した第2の導電部
は被帯電体に対して非接触であるから、被帯電体との接
触振動にもとづく帯電音は発生しない。
1の導電部は印加電圧が直流電圧のみであるから、この
第1の導電部は被帯電体に対して印加電圧にもとづく振
動現象はなく、そして交流電圧を印加した第2の導電部
は被帯電体に対して非接触であるから、被帯電体との接
触振動にもとづく帯電音は発生しない。
【0020】(3)なお第2の導電部に印加する交流電
圧の波形としては正弦波、矩形波、三角波等適宜使用可
能である。また例えば直流電源をオン・オフすることに
よって形成された矩形波の電圧も含む。このように交流
電圧は周期的にその電圧値が変化するバイアスが使用出
来る。
圧の波形としては正弦波、矩形波、三角波等適宜使用可
能である。また例えば直流電源をオン・オフすることに
よって形成された矩形波の電圧も含む。このように交流
電圧は周期的にその電圧値が変化するバイアスが使用出
来る。
【0021】
【実施例】〈実施例1〉(図1)図1は像担持体(被帯
電体)としての感光ドラム2を本発明の接触帯電方法を
用いて一次帯電処理するようにした電子写真プロセス利
用のレーザービームプリンタの一例の概略構成図である
。
電体)としての感光ドラム2を本発明の接触帯電方法を
用いて一次帯電処理するようにした電子写真プロセス利
用のレーザービームプリンタの一例の概略構成図である
。
【0022】感光ドラム2は矢示の時計方向に所定の周
速度(プロセススピード)で回転駆動される。
速度(プロセススピード)で回転駆動される。
【0023】1aは第1の導電部であり。感光ドラム2
との対向面にトレジン等のナイロンからなる高抵抗層1
bを形成して該高抵抗層を介して感光ドラム2面に所定
の押圧力をもって接触させて絶縁性支持体1cに取付け
て配設した金属電極である。本実施例はステンレス等の
金属でできた幅4mm,厚さ0.5mmの金属電極であ
る。この第1の導電部たる金属電極1aに対して電源3
からマイナス1.1KVの直流バイアスを印加した。高
抵抗層1bは感光体上にピンホール等の低耐圧欠陥部が
あっても電極板1aからそのピンホール等に向かって火
花放電が発生しないように設けたものである。
との対向面にトレジン等のナイロンからなる高抵抗層1
bを形成して該高抵抗層を介して感光ドラム2面に所定
の押圧力をもって接触させて絶縁性支持体1cに取付け
て配設した金属電極である。本実施例はステンレス等の
金属でできた幅4mm,厚さ0.5mmの金属電極であ
る。この第1の導電部たる金属電極1aに対して電源3
からマイナス1.1KVの直流バイアスを印加した。高
抵抗層1bは感光体上にピンホール等の低耐圧欠陥部が
あっても電極板1aからそのピンホール等に向かって火
花放電が発生しないように設けたものである。
【0024】1dは第2の導電部であり、第1の導電部
1aよりも感光ドラム回転方向上流側において該第1の
導電部1aに近接させて且つ感光ドラム2には非接触に
感光ドラム2に対向させて絶縁性支持体1cに取り付け
て配設したステンレス等でできた金属電極であり、第1
の導電部1aとは非導通である。この第2の導電部たる
金属電極1dは電源4からピーク間電圧Vppが2.0
kV、周波数が600Hzの交流バイアスを印加した。
1aよりも感光ドラム回転方向上流側において該第1の
導電部1aに近接させて且つ感光ドラム2には非接触に
感光ドラム2に対向させて絶縁性支持体1cに取り付け
て配設したステンレス等でできた金属電極であり、第1
の導電部1aとは非導通である。この第2の導電部たる
金属電極1dは電源4からピーク間電圧Vppが2.0
kV、周波数が600Hzの交流バイアスを印加した。
【0025】上記のように電圧を印加した第1と第2の
導電部1a・1dにより回転感光ドラム2面が接触帯電
方式で均一に一次帯電処理された。感光ドラム2の帯電
電位は第1の導電部1aに印加される直流バイアスによ
って決定される。本実施例では上記の条件でマイナス5
50Vの表面電位が得られた。
導電部1a・1dにより回転感光ドラム2面が接触帯電
方式で均一に一次帯電処理された。感光ドラム2の帯電
電位は第1の導電部1aに印加される直流バイアスによ
って決定される。本実施例では上記の条件でマイナス5
50Vの表面電位が得られた。
【0026】交流電流は感光ドラム2に対して本実施例
では220μA流れ、交流電流による感光ドラム表面電
位の均し効果が認められた。
では220μA流れ、交流電流による感光ドラム表面電
位の均し効果が認められた。
【0027】交流バイアスを印加した第2の導電部1d
は感光ドラム2に非接触であり、感光ドラム2に接触の
第2の導電部1aは直流バイアスのみの印加であるから
振動せず、帯電音は発生しない。
は感光ドラム2に非接触であり、感光ドラム2に接触の
第2の導電部1aは直流バイアスのみの印加であるから
振動せず、帯電音は発生しない。
【0028】上記のように均一に一次帯電処理された感
光ドラム2面に対してレーザービーム5による画像情報
走査露光、現像装置6によるトナー現像、形成トナー像
の転写ローラ8による転写材7に対する転写の工程が実
行され、トナー像転写を受けて感光ドラム2面から分離
された転写材7が不図示の定着装置へ導入されて画像形
成物(プリント)として出力される。トナー像転写後の
感光ドラム面はクリーニング装置で転写残りトナー等の
付着汚損物の除去がなされて清浄面化され、繰り返して
作像に供される。
光ドラム2面に対してレーザービーム5による画像情報
走査露光、現像装置6によるトナー現像、形成トナー像
の転写ローラ8による転写材7に対する転写の工程が実
行され、トナー像転写を受けて感光ドラム2面から分離
された転写材7が不図示の定着装置へ導入されて画像形
成物(プリント)として出力される。トナー像転写後の
感光ドラム面はクリーニング装置で転写残りトナー等の
付着汚損物の除去がなされて清浄面化され、繰り返して
作像に供される。
【0029】図1の系の帯電装置を無響室にセットし、
前記の条件において発生する騒音をISO7779の6
項に従い測定した。その結果、前述図4に示す従来装置
では55dB近くあった騒音が33dBにまで小さくな
っていた。
前記の条件において発生する騒音をISO7779の6
項に従い測定した。その結果、前述図4に示す従来装置
では55dB近くあった騒音が33dBにまで小さくな
っていた。
【0030】また、第2の導電部としての金属電極1d
に印加するバイアスは交流バイアスに限らず、直流成分
を含んだ交流バイアスであってもよい。この場合、該電
極1dによる感光ドラム2の均し効果はより顕著に認め
られた。
に印加するバイアスは交流バイアスに限らず、直流成分
を含んだ交流バイアスであってもよい。この場合、該電
極1dによる感光ドラム2の均し効果はより顕著に認め
られた。
【0031】〈実施例2〉(図2)図2の実施例は、前
述図1の帯電装置について第1の導電部1aの感光ドラ
ム回転方向下流側にも第2の導電部1eを配置したもの
である。この導電部1eにも上流側の導電部1dと同じ
バイアスが印加されており、帯電音が発生しないばかり
か、感光ドラム2に対する電位の均し効果も倍増すると
いう利点がある。
述図1の帯電装置について第1の導電部1aの感光ドラ
ム回転方向下流側にも第2の導電部1eを配置したもの
である。この導電部1eにも上流側の導電部1dと同じ
バイアスが印加されており、帯電音が発生しないばかり
か、感光ドラム2に対する電位の均し効果も倍増すると
いう利点がある。
【0032】〈実施例3〉(図3)図3の実施例は感光
ドラム2に接触させて直流電圧のみを印加する第1の導
電部を感光ドラム2の回転に従動回転するローラ体1に
し、該ローラ体1の感光ドラム回転方向の上流側と下流
側との両方に、交流電圧を印加する、感光ドラム2に非
接触の第2の導電部1d・1eを配設した構成である。
ドラム2に接触させて直流電圧のみを印加する第1の導
電部を感光ドラム2の回転に従動回転するローラ体1に
し、該ローラ体1の感光ドラム回転方向の上流側と下流
側との両方に、交流電圧を印加する、感光ドラム2に非
接触の第2の導電部1d・1eを配設した構成である。
【0033】第1の導電部としてのローラ体1は本実施
例は前述図4の帯電ローラと同様の層構成をもつ複合層
構成のものであり、11は直流バイアスを印加するため
の芯金電極、12は直流電圧が印加される導電性ゴム等
の電極、13は感光体表面の欠陥に対し火花放電を起こ
させないために高抵抗層である。
例は前述図4の帯電ローラと同様の層構成をもつ複合層
構成のものであり、11は直流バイアスを印加するため
の芯金電極、12は直流電圧が印加される導電性ゴム等
の電極、13は感光体表面の欠陥に対し火花放電を起こ
させないために高抵抗層である。
【0034】而して第1の導電部としてのローラ体1は
、感光ドラム2と当接して従動回転するので、ローラ体
表面にトナー、紙粉等が付着しずらく、ローラ体表面に
汚れが発生しにくいという利点がある。
、感光ドラム2と当接して従動回転するので、ローラ体
表面にトナー、紙粉等が付着しずらく、ローラ体表面に
汚れが発生しにくいという利点がある。
【0035】本実施例のように第1の導電部が従動ロー
ラである場合の被帯電体との相対移動は該ローラの軸と
被帯電体との相対移動運動のことである。
ラである場合の被帯電体との相対移動は該ローラの軸と
被帯電体との相対移動運動のことである。
【0036】なお、被帯電体としての感光体の帯電極性
はマイナスに限定されることなくプラスであってもよい
ことはいうまでもない。
はマイナスに限定されることなくプラスであってもよい
ことはいうまでもない。
【0037】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、帯電部
材に直流電圧と交流電圧を印加して被帯電体面を均一に
帯電する接触帯電方法において、交流電圧の印加による
帯電の均し効果は維持しつつ、帯電音の発生を防止する
ことが可能である。また帯電音を防止することができる
ようになった結果、印加交流電圧の周波数を大きな値に
設定することが可能になり、プロセススピードの高速化
に対応できる等の効果が得られる。
材に直流電圧と交流電圧を印加して被帯電体面を均一に
帯電する接触帯電方法において、交流電圧の印加による
帯電の均し効果は維持しつつ、帯電音の発生を防止する
ことが可能である。また帯電音を防止することができる
ようになった結果、印加交流電圧の周波数を大きな値に
設定することが可能になり、プロセススピードの高速化
に対応できる等の効果が得られる。
【図1】 第1実施例の概略図
【図2】 第2実施例の要部図
【図3】 第3実施例の要部図
【図4】 従来例の概略図
【図5】 (A)・(B)・(C)は夫々帯電音の発
生メカニズム説明図
生メカニズム説明図
1a・1 第1の導電部としての金属電極又はロ
ーラ体 1d・1e 第2の導電部としての金属電極2
被帯電体としての感光ドラム3 直流電源 4 交流電源
ーラ体 1d・1e 第2の導電部としての金属電極2
被帯電体としての感光ドラム3 直流電源 4 交流電源
Claims (1)
- 【請求項1】 被帯電体に直接または抵抗層を介して
接触して被帯電体と相対移動する第1の導電部と、該第
1の導電部の前記被帯電体との相対移動方向の上流側ま
たは下流側或いは上流側と下流側とに該第1の導電部に
非導通に近接させて且つ被帯電体とは非接触に対向させ
て第2の導電部を具備させ、前記第1の導電部には直流
電圧のみを、前記第2の導電部には交流電圧又は交流電
圧と直流電圧の重畳電圧を印加して被帯電体面を接触帯
電することを特徴とする接触帯電方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5066791A JPH04268574A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 接触帯電方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5066791A JPH04268574A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 接触帯電方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04268574A true JPH04268574A (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=12865303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5066791A Pending JPH04268574A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 接触帯電方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04268574A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4409165A1 (de) * | 1993-03-17 | 1994-09-22 | Seiko Epson Corp | Ladungs-/Entladungsvorrichtung |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP5066791A patent/JPH04268574A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4409165A1 (de) * | 1993-03-17 | 1994-09-22 | Seiko Epson Corp | Ladungs-/Entladungsvorrichtung |
DE4409165C2 (de) * | 1993-03-17 | 2000-07-20 | Seiko Epson Corp | Ladungs-/Entladungsvorrichtung |
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