JPH0426313Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0426313Y2 JPH0426313Y2 JP1986108178U JP10817886U JPH0426313Y2 JP H0426313 Y2 JPH0426313 Y2 JP H0426313Y2 JP 1986108178 U JP1986108178 U JP 1986108178U JP 10817886 U JP10817886 U JP 10817886U JP H0426313 Y2 JPH0426313 Y2 JP H0426313Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- cushion material
- rubber cushion
- rubber
- cab
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、車両のキヤブサスペンシヨン装置に
関する。
関する。
一般に、テイルトキヤブを弾性的に支持するた
め、車両のキヤブサスペンシヨン装置が実開昭59
−35171号公報に示すように知られている。
め、車両のキヤブサスペンシヨン装置が実開昭59
−35171号公報に示すように知られている。
この種の車両のキヤブサスペンシヨン装置は、
第4図、第5図に示される。
第4図、第5図に示される。
キヤブマウンテイングブラケツト21にコイル
スプリング22を介してサブフレーム23が支持
されると共に中空状の突起24が設けられ、この
突起24にストツプラバー25が接着されてい
る。サブフレーム23にはリテーナ26が設けら
れ、このリテーナ26の上面26aにはラバーク
ツシヨン材27が接着されている。このラバーク
ツシヨン材27にはキヤブ28がロツク装置29
を介して支持されている。
スプリング22を介してサブフレーム23が支持
されると共に中空状の突起24が設けられ、この
突起24にストツプラバー25が接着されてい
る。サブフレーム23にはリテーナ26が設けら
れ、このリテーナ26の上面26aにはラバーク
ツシヨン材27が接着されている。このラバーク
ツシヨン材27にはキヤブ28がロツク装置29
を介して支持されている。
ところが、従来の車両のキヤブサスペンシヨン
装置にあつては、ラバークツシヨン材27はリテ
ーナ26の上面26aに接着されている。一方、
ストツプラバー25は突起24に接着されてい
る。従つて、リテーナ26に接着されたラバーク
ツシヨン材27と突起24に接着されたストツプ
ラバー25を適当な炉中で別々に加硫接着させる
必要があり、コスト低減が図れなかつた。
装置にあつては、ラバークツシヨン材27はリテ
ーナ26の上面26aに接着されている。一方、
ストツプラバー25は突起24に接着されてい
る。従つて、リテーナ26に接着されたラバーク
ツシヨン材27と突起24に接着されたストツプ
ラバー25を適当な炉中で別々に加硫接着させる
必要があり、コスト低減が図れなかつた。
本考案は、上述の問題を解決するためになされ
たもので、その目的は、ラバークツシヨン材及び
ストツプラバーを同時に加硫接着させることがで
き、またコイルスプリングのばねが正常に作用す
ることのできる車両のキヤブサスペンシヨン装置
を提供することである。
たもので、その目的は、ラバークツシヨン材及び
ストツプラバーを同時に加硫接着させることがで
き、またコイルスプリングのばねが正常に作用す
ることのできる車両のキヤブサスペンシヨン装置
を提供することである。
上記目的を達成するために、本考案は、キヤブ
マウンテイングブラケツトにコイルスプリング及
び当接自在のストツプラバーを介してサブフレー
ムを弾性的に支持し、このサブフレームにリテー
ナを設け、このリテーナの上面に接着されたラバ
ークツシヨン材でロツク装置を介してキヤブを支
持した車両のキヤブサスペンシヨン装置に於て、
上記ラバークツシヨン材はリテーナの上面の両端
部近傍に加硫接着させたキヤブマウンテイング用
のラバークツシヨン材で構成され、上記ストツプ
ラバーは前記ラバークツシヨン材の配設位置の中
間部に設けられたコイルスプリング位置決め用の
下方凸部に、その凸部の凸方向に加硫接着したス
トツプラバーで構成され、前記加硫接着されたラ
バークツシヨン材とストツプラバーを上下面に設
けたリテーナを上記サブフレームに締結部材によ
り取付けたことを特徴とするものである。
マウンテイングブラケツトにコイルスプリング及
び当接自在のストツプラバーを介してサブフレー
ムを弾性的に支持し、このサブフレームにリテー
ナを設け、このリテーナの上面に接着されたラバ
ークツシヨン材でロツク装置を介してキヤブを支
持した車両のキヤブサスペンシヨン装置に於て、
上記ラバークツシヨン材はリテーナの上面の両端
部近傍に加硫接着させたキヤブマウンテイング用
のラバークツシヨン材で構成され、上記ストツプ
ラバーは前記ラバークツシヨン材の配設位置の中
間部に設けられたコイルスプリング位置決め用の
下方凸部に、その凸部の凸方向に加硫接着したス
トツプラバーで構成され、前記加硫接着されたラ
バークツシヨン材とストツプラバーを上下面に設
けたリテーナを上記サブフレームに締結部材によ
り取付けたことを特徴とするものである。
リテーナの上面及び下面に接着されたラバーク
ツシヨン材とストツプラバーとは1つの部品で構
成され、同一工程で加硫処理が行なえる。
ツシヨン材とストツプラバーとは1つの部品で構
成され、同一工程で加硫処理が行なえる。
また、リテーナにコイルスプリング位置決め用
の下方凸部を設ければ、コイルスプリングを正し
い位置に取付けることが可能となり、ばね作用が
正常に行われる。
の下方凸部を設ければ、コイルスプリングを正し
い位置に取付けることが可能となり、ばね作用が
正常に行われる。
以下、図面により本考案の実施例に係る車両の
キヤブサスペンシヨン装置について説明する。
キヤブサスペンシヨン装置について説明する。
第3図は本実施例に係る車両のキヤブサスペン
シヨン装置の取り付け状態を示し、第1図、第2
図は要部を示すものである。
シヨン装置の取り付け状態を示し、第1図、第2
図は要部を示すものである。
第1図、第3図に示すように、キヤブマウンテ
イングブラケツト1にコイルスプリング2を介し
てサブフレーム3が支持されると共に中空状の突
起4が設けられている。サブフレーム3にはリテ
ーナ5がボルト6a、ナツト6b(締結部材)に
より固設されている。このリテーナ5の上面5a
には、第2図に示すように両端部近傍にキヤブマ
ウンテイング用のラバークツシヨン材7が加硫接
着されている。
イングブラケツト1にコイルスプリング2を介し
てサブフレーム3が支持されると共に中空状の突
起4が設けられている。サブフレーム3にはリテ
ーナ5がボルト6a、ナツト6b(締結部材)に
より固設されている。このリテーナ5の上面5a
には、第2図に示すように両端部近傍にキヤブマ
ウンテイング用のラバークツシヨン材7が加硫接
着されている。
また、このリテーナ5は、前記ラバークツシヨ
ン材7の配設位置の中間部にコイルスプリング位
置決め用の下方凸部11が形成され、その下方凸
部11に、凸方向にストツプラバー8が加硫接着
されている。このラバークツシヨン材7及びスト
ツプラバー8を接着したリテーナ5は、接着後適
当な炉中で加硫処理することにより形成する。そ
して、ラバークツシヨン材7にはキヤブ9がロツ
ク装置10を介して支持されている。
ン材7の配設位置の中間部にコイルスプリング位
置決め用の下方凸部11が形成され、その下方凸
部11に、凸方向にストツプラバー8が加硫接着
されている。このラバークツシヨン材7及びスト
ツプラバー8を接着したリテーナ5は、接着後適
当な炉中で加硫処理することにより形成する。そ
して、ラバークツシヨン材7にはキヤブ9がロツ
ク装置10を介して支持されている。
以上のように、リテーナ5の上面5a及び下面
5bに各々接着されたラバークツシヨン材7とス
トツプラバー8とは1つの部品を構成している。
従つて、リテーナ5にラバークツシヨン材7及び
ストツプラバー8を適当な炉中で同時に加硫接着
させることができる。従つて、従来例のように、
別々に加硫接着させる場合に比べて、工数が低減
される。
5bに各々接着されたラバークツシヨン材7とス
トツプラバー8とは1つの部品を構成している。
従つて、リテーナ5にラバークツシヨン材7及び
ストツプラバー8を適当な炉中で同時に加硫接着
させることができる。従つて、従来例のように、
別々に加硫接着させる場合に比べて、工数が低減
される。
以上述べたように、本考案によれば、リテーナ
にラバークツシヨン材及びストツプラバーを同時
に加硫接着させて工数低減が図れる。また、リテ
ーナにコイルスプリング位置決め用の下方凸部を
設けるので、コイルスプリングが正しい位置に取
付けることが可能となり、ばね作用を正常に行わ
せる効果を奏する。
にラバークツシヨン材及びストツプラバーを同時
に加硫接着させて工数低減が図れる。また、リテ
ーナにコイルスプリング位置決め用の下方凸部を
設けるので、コイルスプリングが正しい位置に取
付けることが可能となり、ばね作用を正常に行わ
せる効果を奏する。
第1図は本考案の実施例に係る車両のキヤブサ
スペンシヨン装置の要部を示す断面図、第2図は
同車両のキヤブサスペンシヨン装置の要部を示す
斜視図、第3図は同車両のキヤブサスペンシヨン
装置の取り付け状態図、第4図は従来に於ける車
両のキヤブサスペンシヨン装置の取り付け状態
図、第5図は同車両のキヤブサスペンシヨン装置
の要部をしめす断面図である。 1……キヤブマウンテイングブラケツト、2…
…コイルスプリング、3……サブフレーム、5…
…リテーナ、5a……上面、5b……下面、7…
…ラバークツシヨン材、8……ストツプラバー、
9……キヤブ、11……下方凸部。
スペンシヨン装置の要部を示す断面図、第2図は
同車両のキヤブサスペンシヨン装置の要部を示す
斜視図、第3図は同車両のキヤブサスペンシヨン
装置の取り付け状態図、第4図は従来に於ける車
両のキヤブサスペンシヨン装置の取り付け状態
図、第5図は同車両のキヤブサスペンシヨン装置
の要部をしめす断面図である。 1……キヤブマウンテイングブラケツト、2…
…コイルスプリング、3……サブフレーム、5…
…リテーナ、5a……上面、5b……下面、7…
…ラバークツシヨン材、8……ストツプラバー、
9……キヤブ、11……下方凸部。
Claims (1)
- キヤブマウンテイングブラケツトにコイルスプ
リング及び当接自在のストツプラバーを介してサ
ブフレームを弾性的に支持し、このサブフレーム
にリテーナを設け、このリテーナの上部に接着さ
れたラバークツシヨン材でロツク装置を介してキ
ヤブを支持した車両のキヤブサスペンシヨン装置
に於て、上記ラバークツシヨン材はリテーナの上
面の両端部近傍に加硫接着されたキヤブマウンテ
イング用のラバークツシヨン材で構成され、上記
ストツプラバーは前記ラバークツシヨン材の配設
位置の中間部に設けられたコイルスプリング位置
決め用の下方凸部に、その凸部の凸方向に加硫接
着したストツプラバーで構成され、前記加硫接着
されたラバークツシヨンとストツプラバーを上下
面に設けたリテーナを上記サブフレームに締結部
材により取付けたことを特徴とする車両のキヤブ
サスペンシヨン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986108178U JPH0426313Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986108178U JPH0426313Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6314481U JPS6314481U (ja) | 1988-01-30 |
JPH0426313Y2 true JPH0426313Y2 (ja) | 1992-06-24 |
Family
ID=30985132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986108178U Expired JPH0426313Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0426313Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5422829Y2 (ja) * | 1975-11-18 | 1979-08-08 |
-
1986
- 1986-07-15 JP JP1986108178U patent/JPH0426313Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6314481U (ja) | 1988-01-30 |
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