JPH04259099A - 警報器及び集音検知器 - Google Patents
警報器及び集音検知器Info
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- JPH04259099A JPH04259099A JP4124991A JP4124991A JPH04259099A JP H04259099 A JPH04259099 A JP H04259099A JP 4124991 A JP4124991 A JP 4124991A JP 4124991 A JP4124991 A JP 4124991A JP H04259099 A JPH04259099 A JP H04259099A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばトンネル内で発生
する火災、ガス漏れ等の災害がセンサで検知されると警
報音を発生する警報器に係り、特に、警報音が正常に発
生しているか否かを点検する機能を備えた警報器に関す
るものである。
する火災、ガス漏れ等の災害がセンサで検知されると警
報音を発生する警報器に係り、特に、警報音が正常に発
生しているか否かを点検する機能を備えた警報器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般にトンネルの内部には、火災、ガス
漏れ等の災害の発生を検知するセンサと、このセンサか
ら発せられる検知信号に基づいて警報を発生する警報器
とがトンネルの長手方向に適当な間隔で設置されている
。そして、災害発生時に警報器から警報音が発生すると
、その旨の信号がトンネルの外の監視局に伝送され、同
監視局で監視されるようにしている。ところで、そのよ
うな警報器は例えば3ケ月に1回の割合で鳴動点検が行
われており、たとえば、保守点検する作業員が警報器の
端子盤に設けられている鳴動/停止押しボタンを操作し
て警報器を鳴動/停止させ、夫々の警報器の鳴動を作業
員が耳で確認していた。
漏れ等の災害の発生を検知するセンサと、このセンサか
ら発せられる検知信号に基づいて警報を発生する警報器
とがトンネルの長手方向に適当な間隔で設置されている
。そして、災害発生時に警報器から警報音が発生すると
、その旨の信号がトンネルの外の監視局に伝送され、同
監視局で監視されるようにしている。ところで、そのよ
うな警報器は例えば3ケ月に1回の割合で鳴動点検が行
われており、たとえば、保守点検する作業員が警報器の
端子盤に設けられている鳴動/停止押しボタンを操作し
て警報器を鳴動/停止させ、夫々の警報器の鳴動を作業
員が耳で確認していた。
【0003】しかしながら、警報器はトンネル内の広い
範囲にわたって点在しており、作業員が個々の警報器A
の側まで足を運ばなければならないので、点検に多大な
労力(時間)を要し、しかも、監視局で自動監視するこ
とができるものの、夫々の警報器が個々に鳴動している
か否かを判別することができなかった。そこで、本出願
人は、そのような欠点を解消するために、先に、トンネ
ル内などで火災などが発生したときに警報音を発生する
警報器の鳴動状態を点検するための、鳴動点検方法を提
案した(平成1年12月6日出願、特願平1ー)。この
点検方法は、2以上の警報器の近傍に音響センサを配置
し、警報器を点検用指令信号により作動させ、このとき
警報器から発生される警報音を音響センサにより検知し
、この検知に基づいて音響センサから発生されるモニタ
信号を監視局に伝送し、さらに、監視局において各警報
器の鳴動状態を点検できるようにしたものである。そし
てこれによって、作業員が一々警報器の側まで行かなく
ても警報器の点検を行うことができ、しかも、短時間で
点検を終了することができる。
範囲にわたって点在しており、作業員が個々の警報器A
の側まで足を運ばなければならないので、点検に多大な
労力(時間)を要し、しかも、監視局で自動監視するこ
とができるものの、夫々の警報器が個々に鳴動している
か否かを判別することができなかった。そこで、本出願
人は、そのような欠点を解消するために、先に、トンネ
ル内などで火災などが発生したときに警報音を発生する
警報器の鳴動状態を点検するための、鳴動点検方法を提
案した(平成1年12月6日出願、特願平1ー)。この
点検方法は、2以上の警報器の近傍に音響センサを配置
し、警報器を点検用指令信号により作動させ、このとき
警報器から発生される警報音を音響センサにより検知し
、この検知に基づいて音響センサから発生されるモニタ
信号を監視局に伝送し、さらに、監視局において各警報
器の鳴動状態を点検できるようにしたものである。そし
てこれによって、作業員が一々警報器の側まで行かなく
ても警報器の点検を行うことができ、しかも、短時間で
点検を終了することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記点
検方法では、トンネル内に警報器だけでなく警報器のス
ピーカーに対向する適位置に音響センサを配置しなけれ
ばならず、警報器の設置工事が複雑化して費用が割高に
なるという欠点があった。また、音響センサが他の警報
器からの警報音を拾って誤動作する危険性もあった。
検方法では、トンネル内に警報器だけでなく警報器のス
ピーカーに対向する適位置に音響センサを配置しなけれ
ばならず、警報器の設置工事が複雑化して費用が割高に
なるという欠点があった。また、音響センサが他の警報
器からの警報音を拾って誤動作する危険性もあった。
【0005】
【発明の目的】この発明は、上記事情に鑑みてなされた
もので、設置工事を簡単に行うことができ、しかも、対
応する警報音を確実に検知することができる警報器を提
供することを目的としている。また、本発明は、誤動作
が少なく、対応する警報器の警報音を確実に検知するこ
とができる集音検知器を提供することも目的としている
。
もので、設置工事を簡単に行うことができ、しかも、対
応する警報音を確実に検知することができる警報器を提
供することを目的としている。また、本発明は、誤動作
が少なく、対応する警報器の警報音を確実に検知するこ
とができる集音検知器を提供することも目的としている
。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の警報器は、ケー
シング内に、火災やガス漏れ等の異常に基づいてセンサ
から発せられた信号により警報音を発生する音響発生部
と、この音響発生部からの警報音を受信する音響受信部
とを設けたものである。また、この警報器の構成に、音
響受信部が警報音を受信することにより発する信号を処
理して警報音が発生しているか否かを表示するモニタ信
号を発する信号処理部を加えたものでもある。この場合
の音響受信部は、一般的なマイクロフォンでも良いが、
共鳴箱に圧電素子を具備して構成することが望ましい。 この場合の圧電素子は例えばピエゾ素子である。さらに
、本発明の集音検知器は、所定の周波数の音響で共鳴す
る共鳴箱と、この共鳴箱に設けられた圧電素子と、この
圧電素子が振動させられて発する電気信号を増幅する増
幅器と、この増幅器によって増幅された電気信号を濾波
するフィルターを有し、所定レベルの音響が発生してい
ることを表示するモニタ信号を発する信号処理部とを具
備したものである。この場合の圧電素子はピエゾ素子で
あることが望ましく、また、圧電素子の固有振動数を音
響箱の共鳴振動数と等しくすると効果的である。
シング内に、火災やガス漏れ等の異常に基づいてセンサ
から発せられた信号により警報音を発生する音響発生部
と、この音響発生部からの警報音を受信する音響受信部
とを設けたものである。また、この警報器の構成に、音
響受信部が警報音を受信することにより発する信号を処
理して警報音が発生しているか否かを表示するモニタ信
号を発する信号処理部を加えたものでもある。この場合
の音響受信部は、一般的なマイクロフォンでも良いが、
共鳴箱に圧電素子を具備して構成することが望ましい。 この場合の圧電素子は例えばピエゾ素子である。さらに
、本発明の集音検知器は、所定の周波数の音響で共鳴す
る共鳴箱と、この共鳴箱に設けられた圧電素子と、この
圧電素子が振動させられて発する電気信号を増幅する増
幅器と、この増幅器によって増幅された電気信号を濾波
するフィルターを有し、所定レベルの音響が発生してい
ることを表示するモニタ信号を発する信号処理部とを具
備したものである。この場合の圧電素子はピエゾ素子で
あることが望ましく、また、圧電素子の固有振動数を音
響箱の共鳴振動数と等しくすると効果的である。
【0007】
【作用】上記構成の警報器においては、従来の警報器本
来の機能を有する音響発生部と音響センサの機能を有す
る音響受信部とをケーシング内に具備しているから、例
えばトンネル内への設置といった作業がきわめて簡単と
なる。また、音響受信部が音響発生部とともにケーシン
グ内に設けられているから、受信の感度を低くすること
ができ、他の警報器からの警報音が入りにくいことと相
卷って誤動作を確実に防止することができる。さらに、
ケーシング内に、音響受信部が警報音を受信することに
より発する信号を処理して警報音が発生しているか否か
を表示するモニタ信号を発する信号処理部を具備するこ
とにより、配線、取付け工事、及び設置後の警報器の鳴
動確認の点検をより一層簡単に行うことが可能となる。 また、本発明の集音検知器にあっては、例えばサイレン
などの音源から所定周波数の音響が発せられると共鳴箱
が共鳴し、この共鳴によりピエゾ素子等の圧電素子が振
動する。この振動により圧電素子が電気信号を発し、こ
の電気信号が増幅及び濾波されて所定レベルの音響が発
生していることを表示するモニタ信号が発せられる。こ
のように、共鳴箱と圧電素子との組合せにより、所定周
波数の音響のみ拾うことができるので、サイレン等以外
の雑音による誤動作の発生を未然に防止することができ
る。
来の機能を有する音響発生部と音響センサの機能を有す
る音響受信部とをケーシング内に具備しているから、例
えばトンネル内への設置といった作業がきわめて簡単と
なる。また、音響受信部が音響発生部とともにケーシン
グ内に設けられているから、受信の感度を低くすること
ができ、他の警報器からの警報音が入りにくいことと相
卷って誤動作を確実に防止することができる。さらに、
ケーシング内に、音響受信部が警報音を受信することに
より発する信号を処理して警報音が発生しているか否か
を表示するモニタ信号を発する信号処理部を具備するこ
とにより、配線、取付け工事、及び設置後の警報器の鳴
動確認の点検をより一層簡単に行うことが可能となる。 また、本発明の集音検知器にあっては、例えばサイレン
などの音源から所定周波数の音響が発せられると共鳴箱
が共鳴し、この共鳴によりピエゾ素子等の圧電素子が振
動する。この振動により圧電素子が電気信号を発し、こ
の電気信号が増幅及び濾波されて所定レベルの音響が発
生していることを表示するモニタ信号が発せられる。こ
のように、共鳴箱と圧電素子との組合せにより、所定周
波数の音響のみ拾うことができるので、サイレン等以外
の雑音による誤動作の発生を未然に防止することができ
る。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の一実
施例について説明する。図1ないし図4は実施例の警報
器の構成を示す図である。図1及び図2において符号1
はケーシングであり、ケーシング1は、トンネルなどの
壁部AにボルトBによって取り付けられている。ケーシ
ング1は平面視略矩形状をなし、その前面には警報音が
出易いように開口部2が形成されている。また、ケーシ
ング1の後面には、電気配線を接続するためのコネクタ
3が着脱自在に取り付けられている。また、ケーシング
1の内部には、電子回路盤(信号処理部)4とスピーカ
ー(音響発生部)5と集音ユニット(音響受信部または
共鳴箱)6が後面側から前面側に向かって順に配置され
ている。ここで、スピーカー5は、サイレン、ベル、ブ
ザーなどの周知の音源により構成されている。また、集
音ユニット6は、所定周波数の音響により共鳴する共鳴
箱のスピーカー5側の側面に振動板を兼ねたピエゾ素子
(圧着素子、図示せず)を取り付けて構成されている。 ここで、ピエゾ素子は固有の振動数を有し、その振動数
は共鳴箱6の共鳴振動数と等しく設定されている。
施例について説明する。図1ないし図4は実施例の警報
器の構成を示す図である。図1及び図2において符号1
はケーシングであり、ケーシング1は、トンネルなどの
壁部AにボルトBによって取り付けられている。ケーシ
ング1は平面視略矩形状をなし、その前面には警報音が
出易いように開口部2が形成されている。また、ケーシ
ング1の後面には、電気配線を接続するためのコネクタ
3が着脱自在に取り付けられている。また、ケーシング
1の内部には、電子回路盤(信号処理部)4とスピーカ
ー(音響発生部)5と集音ユニット(音響受信部または
共鳴箱)6が後面側から前面側に向かって順に配置され
ている。ここで、スピーカー5は、サイレン、ベル、ブ
ザーなどの周知の音源により構成されている。また、集
音ユニット6は、所定周波数の音響により共鳴する共鳴
箱のスピーカー5側の側面に振動板を兼ねたピエゾ素子
(圧着素子、図示せず)を取り付けて構成されている。 ここで、ピエゾ素子は固有の振動数を有し、その振動数
は共鳴箱6の共鳴振動数と等しく設定されている。
【0009】図4は警報器の電気回路を概略的に示すブ
ロック図である。電子回路盤4には、スピーカー5に警
報音を発生させるためのサイレン音発生回路と、ピエゾ
素子の振動により発生される電気信号を増幅する増幅回
路と、この増幅回路からの電気信号を濾波するフィルタ
ー回路とから構成され、このフィルター回路からの信号
が所定のしきい値を越えた場合にモニタ信号を発するリ
レー等の出力回路とから構成されている。
ロック図である。電子回路盤4には、スピーカー5に警
報音を発生させるためのサイレン音発生回路と、ピエゾ
素子の振動により発生される電気信号を増幅する増幅回
路と、この増幅回路からの電気信号を濾波するフィルタ
ー回路とから構成され、このフィルター回路からの信号
が所定のしきい値を越えた場合にモニタ信号を発するリ
レー等の出力回路とから構成されている。
【0010】このように構成された警報器においては、
従来の警報器本来の機能を有するスピーカー5と音響セ
ンサの機能を有する集音ユニット6とをケーシング1内
に具備しているから、例えばトンネル内への設置といっ
た作業がきわめて簡単となる。また、集音ユニット6に
よる受信の感度を低くすることができ、他の警報器から
の警報音が入りにくいことと相卷って誤動作を確実に防
止することができる。特に上記実施例では、共鳴箱とピ
エゾ素子の固有振動数を等しく設定しているので、スピ
ーカー5からの音響のみ拾うことができ、スピーカー5
以外の雑音による誤動作の発生を未然に防止することが
できる。さらに、ケーシング1内に電子回路盤4を内臓
しているため、配線、取付け工事をより一層簡単に行う
ことができる。図3は、上記警報器と従来のようにサイ
レン7と音響センサ8とを連設した場合とを比較した図
であり、この図からも上記警報器がいかにコンパクトに
構成できるかが判る。なお、上記実施例では請求項にい
う音響受信部を共鳴箱等により構成しているが、一般的
なマイクロフォンを使用してもよい。また、圧電素子と
してはピエゾ素子以外の周知の圧電素子を使用してもよ
く、振動板と圧着素子とを別々に構成してもよい。
従来の警報器本来の機能を有するスピーカー5と音響セ
ンサの機能を有する集音ユニット6とをケーシング1内
に具備しているから、例えばトンネル内への設置といっ
た作業がきわめて簡単となる。また、集音ユニット6に
よる受信の感度を低くすることができ、他の警報器から
の警報音が入りにくいことと相卷って誤動作を確実に防
止することができる。特に上記実施例では、共鳴箱とピ
エゾ素子の固有振動数を等しく設定しているので、スピ
ーカー5からの音響のみ拾うことができ、スピーカー5
以外の雑音による誤動作の発生を未然に防止することが
できる。さらに、ケーシング1内に電子回路盤4を内臓
しているため、配線、取付け工事をより一層簡単に行う
ことができる。図3は、上記警報器と従来のようにサイ
レン7と音響センサ8とを連設した場合とを比較した図
であり、この図からも上記警報器がいかにコンパクトに
構成できるかが判る。なお、上記実施例では請求項にい
う音響受信部を共鳴箱等により構成しているが、一般的
なマイクロフォンを使用してもよい。また、圧電素子と
してはピエゾ素子以外の周知の圧電素子を使用してもよ
く、振動板と圧着素子とを別々に構成してもよい。
【0011】次に、図5及び図6を参照しながら、本発
明の集音検知器の実施例について説明する。図5におい
て符号10はケーシングであり、ケーシング10内には
、共鳴箱11と電子回路盤12が内装されている。共鳴
箱11には、前記警報器と同様にピエゾ素子(図示せず
)が取り付けられている。また、電子回路盤12には、
ピエゾ素子の振動により発生される電気信号を増幅する
増幅回路(増幅器)と、この増幅回路からの電気信号を
濾波するフィルター回路及びフィルター回路からの信号
が所定のしきい値を越えた場合にモニタ信号を発するリ
レー等の出力回路等を備えた信号処理回路(信号処理回
路)とが組み込まれている(図6参照)。
明の集音検知器の実施例について説明する。図5におい
て符号10はケーシングであり、ケーシング10内には
、共鳴箱11と電子回路盤12が内装されている。共鳴
箱11には、前記警報器と同様にピエゾ素子(図示せず
)が取り付けられている。また、電子回路盤12には、
ピエゾ素子の振動により発生される電気信号を増幅する
増幅回路(増幅器)と、この増幅回路からの電気信号を
濾波するフィルター回路及びフィルター回路からの信号
が所定のしきい値を越えた場合にモニタ信号を発するリ
レー等の出力回路等を備えた信号処理回路(信号処理回
路)とが組み込まれている(図6参照)。
【0012】このように構成された集音検知器にあって
は、例えばサイレンなどの音源から所定周波数の音響が
発せられると共鳴箱11が共鳴し、この共鳴によりピエ
ゾ素子が振動する。この振動によりピエゾ素子が電気信
号を発し、この電気信号が増幅及び濾波されて所定レベ
ルの音響が発生していることを表示するモニタ信号が発
せられる。このように、共鳴箱11とピエゾ素子との組
合せにより、所定周波数の音響のみ拾うことができるの
で、サイレン等以外の雑音による誤動作の発生を未然に
防止することができる。なお、上記実施例では、ケーシ
ング10と共鳴箱11とを別々に構成しているが、ケー
シング10を共鳴箱として使用してもよい。
は、例えばサイレンなどの音源から所定周波数の音響が
発せられると共鳴箱11が共鳴し、この共鳴によりピエ
ゾ素子が振動する。この振動によりピエゾ素子が電気信
号を発し、この電気信号が増幅及び濾波されて所定レベ
ルの音響が発生していることを表示するモニタ信号が発
せられる。このように、共鳴箱11とピエゾ素子との組
合せにより、所定周波数の音響のみ拾うことができるの
で、サイレン等以外の雑音による誤動作の発生を未然に
防止することができる。なお、上記実施例では、ケーシ
ング10と共鳴箱11とを別々に構成しているが、ケー
シング10を共鳴箱として使用してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の警報器によ
れば、構成がコンパクトであり、例えばトンネル内への
取付け作業がきわめて簡単となり、かつ警報器の点検作
業を簡素化して確実に実施することができる。また、音
響の受信感度を低くすることができ、他の警報器からの
警報音が入りにくいことと相卷って誤動作を確実に防止
することができる。また、本発明の集音検知器によれば
、所定のサイレンからの音響のみ拾うことができるので
、サイレン等以外の雑音による誤動作の発生を未然に防
止することができる等の効果が得られる。
れば、構成がコンパクトであり、例えばトンネル内への
取付け作業がきわめて簡単となり、かつ警報器の点検作
業を簡素化して確実に実施することができる。また、音
響の受信感度を低くすることができ、他の警報器からの
警報音が入りにくいことと相卷って誤動作を確実に防止
することができる。また、本発明の集音検知器によれば
、所定のサイレンからの音響のみ拾うことができるので
、サイレン等以外の雑音による誤動作の発生を未然に防
止することができる等の効果が得られる。
【図1】本発明の実施例である警報器を示す側断面図で
ある。
ある。
【図2】実施例の警報装置の外観を示す斜視図である。
【図3】実施例の警報器と従来の警報器とを比較した側
面図である。
面図である。
【図4】実施例の警報器の回路ブロック図である。
【図5】実施例の集音検知器を示す側断面図である。
【図6】実施例の集音検知器の回路ブロック図である。
1 ケーシング
4 電子回路盤(信号処理部)
5 スピーカー(音響発生部)
6 集音ユニット(音響受信部または共鳴箱)11
共鳴箱 12 信号処理回路(信号処理部)
共鳴箱 12 信号処理回路(信号処理部)
Claims (6)
- 【請求項1】 ケーシング内に、火災やガス漏れ等の
異常に基づいてセンサから発せられた信号により警報音
を発生する音響発生部と、この音響発生部からの警報音
を受信する音響受信部とを設けたことを特徴とする警報
器。 - 【請求項2】 ケーシング内に、火災やガス漏れ等の
異常に基づいてセンサから発せられた信号により警報音
を発生する音響発生部と、この音響発生部からの警報音
を受信する音響受信部と、この音響受信部が警報音を受
信することにより発する信号を処理して警報音が発生し
ているか否かを表示するモニタ信号を発する信号処理部
とを設けたことを特徴とする警報器。 - 【請求項3】 前記音響受信部を、共鳴箱に圧電素子
を具備して構成したことを特徴とする請求項1または2
に記載の警報器。 - 【請求項4】 所定周波数の音響で共鳴する共鳴箱と
、この共鳴箱に設けられた圧電素子と、この圧電素子が
振動させられて発する電気信号を増幅する増幅器と、こ
の増幅器によって増幅された電気信号を濾波するフィル
ターを有し、所定レベルの音響が発生していることを表
示するモニタ信号を発する信号処理部とを具備したこと
を特徴とする集音検知器。 - 【請求項5】 前記圧電素子はピエゾ素子であること
を特徴とする請求項3に記載の集音検知器。 - 【請求項6】 前記圧電素子の固有振動数は、前記音
響箱の共鳴振動数と等しいことを特徴とする請求項3に
記載の集音検知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4124991A JPH04259099A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 警報器及び集音検知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4124991A JPH04259099A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 警報器及び集音検知器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04259099A true JPH04259099A (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=12603166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4124991A Pending JPH04259099A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 警報器及び集音検知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04259099A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100010743A1 (en) * | 2008-07-09 | 2010-01-14 | Honeywell International Inc. | Multi-Sensor Detectors |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6149598A (ja) * | 1984-08-18 | 1986-03-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波セラミツクマイクロホン |
JPS61108300A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-26 | トムソンーセーエスエフ | ピエゾ電気ダイヤフラムを有する電気音響変換器 |
JPH01284775A (ja) * | 1988-05-11 | 1989-11-16 | Hitachi Cable Ltd | 碍子コロナ音検出装置 |
JPH0212073A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-17 | Tohoku Electric Power Co Inc | アークホーンの閃絡音検出装置 |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP4124991A patent/JPH04259099A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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