JPH04259022A - 手書き入力装置 - Google Patents
手書き入力装置Info
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- JPH04259022A JPH04259022A JP2116991A JP2116991A JPH04259022A JP H04259022 A JPH04259022 A JP H04259022A JP 2116991 A JP2116991 A JP 2116991A JP 2116991 A JP2116991 A JP 2116991A JP H04259022 A JPH04259022 A JP H04259022A
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- JP
- Japan
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- display
- coordinate
- input
- cursor
- stylus pen
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置に積層一体化さ
れている座標入力装置を用いて手書き情報を簡易に入力
することのできる手書き情報入力装置に関する。
れている座標入力装置を用いて手書き情報を簡易に入力
することのできる手書き情報入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、情報処理技術の発達に伴って各種
の文字認識装置が開発されている。タブレット等の座標
入力装置を介して筆記された文字パターンを認識して文
字情報を入力する、所謂オンライン文字認識装置もその
1つである。この装置は、例えば上記座標入力装置の座
標面に対してスタイラスペンを用いて手書きされた文字
情報の軌跡を、上記座標入力装置に積層一体化された表
示装置上に表示しながらその入力情報の認識処理を行う
ように構成されている。このような文字認識装置によれ
ば、あたかも紙の上に鉛筆を用いて文字を筆記するのと
同様な感覚で、簡易に自然性良く情報処理装置に対する
文字情報の入力を行い得ると云う利点を持つ。
の文字認識装置が開発されている。タブレット等の座標
入力装置を介して筆記された文字パターンを認識して文
字情報を入力する、所謂オンライン文字認識装置もその
1つである。この装置は、例えば上記座標入力装置の座
標面に対してスタイラスペンを用いて手書きされた文字
情報の軌跡を、上記座標入力装置に積層一体化された表
示装置上に表示しながらその入力情報の認識処理を行う
ように構成されている。このような文字認識装置によれ
ば、あたかも紙の上に鉛筆を用いて文字を筆記するのと
同様な感覚で、簡易に自然性良く情報処理装置に対する
文字情報の入力を行い得ると云う利点を持つ。
【0003】さてこの種のオンライン文字認識装置は、
基本的には座標入力装置を介して筆記される文字パター
ンの情報(筆跡)を座標値の系列として入力する。そし
てこの座標値系列を解析することで筆記ストロークの特
徴やその位置関係等を筆記された文字パターンの特徴情
報として抽出し、認識辞書に予め登録されている認識対
象文字についての特徴情報と比較照合することによって
前記文字パターンを認識するものとなっている。
基本的には座標入力装置を介して筆記される文字パター
ンの情報(筆跡)を座標値の系列として入力する。そし
てこの座標値系列を解析することで筆記ストロークの特
徴やその位置関係等を筆記された文字パターンの特徴情
報として抽出し、認識辞書に予め登録されている認識対
象文字についての特徴情報と比較照合することによって
前記文字パターンを認識するものとなっている。
【0004】しかしこの種の座標入力装置と表示装置と
を積層一体化した装置にあっては、タブレット面と表示
面とが同一平面に存在しない為、その座標系を合わせて
一体化されていると雖も視差による誤差が生じることが
否めない。即ち、タブレット面上で指示された位置の座
標値に従って表示面の同一座標にドットを表示して筆記
パターンの軌跡を表示する場合、その表示面を垂直方向
から見ない限り指示位置と表示位置との間にずれが生じ
ているように見える。この為、スタイラスペンを用いて
正確な座標位置を指示入力することが非常に困難である
等の不具合がある。
を積層一体化した装置にあっては、タブレット面と表示
面とが同一平面に存在しない為、その座標系を合わせて
一体化されていると雖も視差による誤差が生じることが
否めない。即ち、タブレット面上で指示された位置の座
標値に従って表示面の同一座標にドットを表示して筆記
パターンの軌跡を表示する場合、その表示面を垂直方向
から見ない限り指示位置と表示位置との間にずれが生じ
ているように見える。この為、スタイラスペンを用いて
正確な座標位置を指示入力することが非常に困難である
等の不具合がある。
【0005】そこで従来では、例えばスタイラスペンを
用いて座標位置が指示されたとき、その指示位置にカー
ソルを表示することで指示位置の確認を行い得るような
工夫がなされている。然し乍ら、このようなカーソル表
示によると、スタイラスペンを用いて筆記される文字パ
ターンの軌跡を表示するような場合、その筆記軌跡に重
畳してカーソルが表示されるので、筆記軌跡が非常に見
難くなると云う不具合がある。しかも筆記ストロークが
短いような場合、カーソルによって筆記軌跡が隠れるの
で、どの程度の入力を行ったかを確認することができず
、スタイラスペンの僅かな動きの感覚でしか判断するこ
とができないと云う問題がある。
用いて座標位置が指示されたとき、その指示位置にカー
ソルを表示することで指示位置の確認を行い得るような
工夫がなされている。然し乍ら、このようなカーソル表
示によると、スタイラスペンを用いて筆記される文字パ
ターンの軌跡を表示するような場合、その筆記軌跡に重
畳してカーソルが表示されるので、筆記軌跡が非常に見
難くなると云う不具合がある。しかも筆記ストロークが
短いような場合、カーソルによって筆記軌跡が隠れるの
で、どの程度の入力を行ったかを確認することができず
、スタイラスペンの僅かな動きの感覚でしか判断するこ
とができないと云う問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の手書
き入力装置にあっては、指示位置の確認を補助するカー
ソルの表示によって、かえってスタスラスペンによる位
置情報の入力、特に筆記情報の入力が煩わしくなると云
う不具合があった。
き入力装置にあっては、指示位置の確認を補助するカー
ソルの表示によって、かえってスタスラスペンによる位
置情報の入力、特に筆記情報の入力が煩わしくなると云
う不具合があった。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的とするところは、簡易に、且つ正確
に位置座標の指示入力を行うことのできる操作性に優れ
た手書き入力装置を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、簡易に、且つ正確
に位置座標の指示入力を行うことのできる操作性に優れ
た手書き入力装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、スタイラスペ
ンを用いて指示される座標面上の位置情報を入力する座
標入力装置を介して入力される位置情報の系列に従って
上記座標入力装置の座標面上に筆記された情報を入力処
理すると共に、前記座標入力装置の座標面と同一座標面
を持ち、座標面を合わせて前記座標入力装置に積層一体
化された表示装置に各種の情報を表示するようにした手
書き入力装置において、前記スタイラスペンのスイッチ
状態に応じて前記表示装置へのカーソルの表示を制御す
る手段、例えばスタイラスペンのスイッチをONにして
情報を筆記入力する際にカーソルを消去し、スタイラス
ペンのスイッチをONにして表示情報を指示する際にカ
ーソルパターンを変更するカーソル表示制御手段を設け
たことを特徴とするものである。
ンを用いて指示される座標面上の位置情報を入力する座
標入力装置を介して入力される位置情報の系列に従って
上記座標入力装置の座標面上に筆記された情報を入力処
理すると共に、前記座標入力装置の座標面と同一座標面
を持ち、座標面を合わせて前記座標入力装置に積層一体
化された表示装置に各種の情報を表示するようにした手
書き入力装置において、前記スタイラスペンのスイッチ
状態に応じて前記表示装置へのカーソルの表示を制御す
る手段、例えばスタイラスペンのスイッチをONにして
情報を筆記入力する際にカーソルを消去し、スタイラス
ペンのスイッチをONにして表示情報を指示する際にカ
ーソルパターンを変更するカーソル表示制御手段を設け
たことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】このようなカーソル表示制御手段を備えた本発
明によれば、スタイラスペンのスイッチ状態に応じてカ
ーソルの表示・非表示やカーソルパターンの変更が行わ
れるので、例えばスタイラスペンによって指示された位
置の座標が検出された時点で、その検出座標位置にカー
ソルを表示することで正確な位置への座標入力が可能で
ある。また上記スタイラスペンのスイッチをONにして
文字パターンを筆記入力するような場合には上記カーソ
ルの表示が停止(非表示)されるので、カーソルに煩わ
せることなく簡易に筆記情報の入力を行うことが可能と
なる。更には動作モードに応じてカーソルパターンが変
更されるので、表示されたカーソルパターンから情報の
入力状態を視覚的に容易に確認することが可能となる。
明によれば、スタイラスペンのスイッチ状態に応じてカ
ーソルの表示・非表示やカーソルパターンの変更が行わ
れるので、例えばスタイラスペンによって指示された位
置の座標が検出された時点で、その検出座標位置にカー
ソルを表示することで正確な位置への座標入力が可能で
ある。また上記スタイラスペンのスイッチをONにして
文字パターンを筆記入力するような場合には上記カーソ
ルの表示が停止(非表示)されるので、カーソルに煩わ
せることなく簡易に筆記情報の入力を行うことが可能と
なる。更には動作モードに応じてカーソルパターンが変
更されるので、表示されたカーソルパターンから情報の
入力状態を視覚的に容易に確認することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例に係
る手書き入力装置について説明する。
る手書き入力装置について説明する。
【0011】図1は実施例装置の概略構成図であり、
1は透明タブレット等からなる座標入力装置, 2は液
晶ディスプレイ等からなる表示装置,3は装置本体(制
御部),そして 4は外部記憶装置である。座標入力装
置1 と表示装置とは同一の座標面を持ち、図1の(b
) に示すようにその座標面を合わせて積層一体化され
、装置本体3 上に組み込まれる。そして表示装置2
に表示された情報は座標入力装置1 を介して視認し得
るように構成されている。
1は透明タブレット等からなる座標入力装置, 2は液
晶ディスプレイ等からなる表示装置,3は装置本体(制
御部),そして 4は外部記憶装置である。座標入力装
置1 と表示装置とは同一の座標面を持ち、図1の(b
) に示すようにその座標面を合わせて積層一体化され
、装置本体3 上に組み込まれる。そして表示装置2
に表示された情報は座標入力装置1 を介して視認し得
るように構成されている。
【0012】座標入力装置1 は後述するようにスタイ
ラスペンを用いて指示された座標面上の位置の情報を座
標値として入力するものであり、例えば図2に示すよう
に静電型の透明タブレットとして実現される。
ラスペンを用いて指示された座標面上の位置の情報を座
標値として入力するものであり、例えば図2に示すよう
に静電型の透明タブレットとして実現される。
【0013】この静電型の透明タブレットは、図2(a
) に示すように片面に複数本の帯状透明電極1c,1
dをそれぞれ所定の間隔で平行に配設してなる一対の透
明ガラス板1a,1bを上記透明電極1c,1dを互い
に直交する向きに対向させ、且つ図示しない絶縁保護膜
を介して接合してタブレット面(位置入力の為の座標面
)を形成して構成される。
) に示すように片面に複数本の帯状透明電極1c,1
dをそれぞれ所定の間隔で平行に配設してなる一対の透
明ガラス板1a,1bを上記透明電極1c,1dを互い
に直交する向きに対向させ、且つ図示しない絶縁保護膜
を介して接合してタブレット面(位置入力の為の座標面
)を形成して構成される。
【0014】そして図2(b) に示すようにシフト・
コントローラ1eの制御を受けて動作するシフト・レジ
スタ1f,1gにより前記透明電極1c,1dに順次所
定の電圧を印加し、電圧を印加した透明電極1c,1d
の交点として前記タブレット面の全域を走査するものと
なっている。
コントローラ1eの制御を受けて動作するシフト・レジ
スタ1f,1gにより前記透明電極1c,1dに順次所
定の電圧を印加し、電圧を印加した透明電極1c,1d
の交点として前記タブレット面の全域を走査するものと
なっている。
【0015】このタブレット面の全域走査は、一方の透
明電極1cの1つを選択して所定の電圧を印加した状態
で、他方の透明電極1dをその全てに亘って順に選択し
て所定の電圧を印加し、この他方の透明電極1dの全て
に順に選択的に電圧を印加した後、前記所定の電極を印
加する透明電極1cを1本ずらしていくことによりなさ
れる。 つまり透明電極1dを主走査しながら、1走査が完了す
る都度、透明電極1cを副走査することによってタブレ
ット面の全面走査が成される。カウンタ1hはこのよう
なタブレット面の走査に同期してカウント動作し、その
計数値にて前記タブレット面上の位置座標を表現するも
のとなっている。
明電極1cの1つを選択して所定の電圧を印加した状態
で、他方の透明電極1dをその全てに亘って順に選択し
て所定の電圧を印加し、この他方の透明電極1dの全て
に順に選択的に電圧を印加した後、前記所定の電極を印
加する透明電極1cを1本ずらしていくことによりなさ
れる。 つまり透明電極1dを主走査しながら、1走査が完了す
る都度、透明電極1cを副走査することによってタブレ
ット面の全面走査が成される。カウンタ1hはこのよう
なタブレット面の走査に同期してカウント動作し、その
計数値にて前記タブレット面上の位置座標を表現するも
のとなっている。
【0016】しかして上述した如く構成されたタブレッ
ト面(マトリックス平面)を指示するスタイラスペン1
iは、その指示位置にて上述した透明電極1c,1dに
印加される走査電圧を静電結合により検出する。このス
タイラスペン1iにより検出された走査信号が前置増幅
器1jを介して増幅され、フィルタ(FIL)1kを介
して雑音成分のフィルタリング除去がなされた後、指示
位置検出信号として前記カウンタ1hに与えられる。こ
のカウンタ1hは、この指示位置検出信号を受けたとき
の計数値を前記スタイラスペン1iにて指示されたタブ
レット面上における指示位置の情報(座標値)として出
力する。
ト面(マトリックス平面)を指示するスタイラスペン1
iは、その指示位置にて上述した透明電極1c,1dに
印加される走査電圧を静電結合により検出する。このス
タイラスペン1iにより検出された走査信号が前置増幅
器1jを介して増幅され、フィルタ(FIL)1kを介
して雑音成分のフィルタリング除去がなされた後、指示
位置検出信号として前記カウンタ1hに与えられる。こ
のカウンタ1hは、この指示位置検出信号を受けたとき
の計数値を前記スタイラスペン1iにて指示されたタブ
レット面上における指示位置の情報(座標値)として出
力する。
【0017】このように構成された座標入力装置1 に
より、スタイラスペン1iにて指示されたタブレット面
上の座標値が前記カウンタ1hによる計数値として出力
される。そして前記スタイラスペン1iを用いてタブレ
ット面上に文字パターンを筆記した場合には、筆記スト
ロークを示す情報(筆記の軌跡)が上述した如く求めら
れる位置座標のつながり(位置座標値の系列)として入
力されることになる。
より、スタイラスペン1iにて指示されたタブレット面
上の座標値が前記カウンタ1hによる計数値として出力
される。そして前記スタイラスペン1iを用いてタブレ
ット面上に文字パターンを筆記した場合には、筆記スト
ロークを示す情報(筆記の軌跡)が上述した如く求めら
れる位置座標のつながり(位置座標値の系列)として入
力されることになる。
【0018】しかしてこのようにして座標入力装置1
を介して筆記入力された文字パターンの情報、つまり位
置座標値の系列は前記装置本体3 を介して前記表示装
置2 に与えられ、その位置座標値の系列に従って、後
述するように表示装置2 の同一位置座標が表示駆動さ
れる。この表示制御により前記タブレット面に筆記入力
された文字パターンがその筆記の軌跡として表示装置2
の表示面に同時表示され、あたかもペンを用いて紙面
に文字を記載する如く、その文字情報の入力が自然性良
く行われるようになっている。
を介して筆記入力された文字パターンの情報、つまり位
置座標値の系列は前記装置本体3 を介して前記表示装
置2 に与えられ、その位置座標値の系列に従って、後
述するように表示装置2 の同一位置座標が表示駆動さ
れる。この表示制御により前記タブレット面に筆記入力
された文字パターンがその筆記の軌跡として表示装置2
の表示面に同時表示され、あたかもペンを用いて紙面
に文字を記載する如く、その文字情報の入力が自然性良
く行われるようになっている。
【0019】さて上述した如く座標入力装置1 から入
力された座標値を取り込む装置本体3は、図1(a)
に示すように入力部11,カーソル表示制御部12,表
示制御部13,領域検索部14,位置データバッファ1
5,領域バッファ16,出力バッファ17,そして表示
カーソルバッファ18を具備して構成される。そして図
3に示す処理手順に従って座標値により示される入力情
報に対する処理を実行する。
力された座標値を取り込む装置本体3は、図1(a)
に示すように入力部11,カーソル表示制御部12,表
示制御部13,領域検索部14,位置データバッファ1
5,領域バッファ16,出力バッファ17,そして表示
カーソルバッファ18を具備して構成される。そして図
3に示す処理手順に従って座標値により示される入力情
報に対する処理を実行する。
【0020】即ち、電源が投入されると装置本体3 は
先ず各種フラグを初期化すると共に、前述したバッファ
15, 〜18をそれぞれ初期化する(ステップa)。 そして前記表示装置2 上に図6に示すような初期画面
を表示する(ステップb)。この初期画面は、中央部か
ら左側に掛けての領域を前記スタイラスペン1iによる
筆跡の入力領域a1 とし、右側領域を各種アイコンの
表示とアイコンの選択的な指示によるコマンド指示領域
b1 としている。
先ず各種フラグを初期化すると共に、前述したバッファ
15, 〜18をそれぞれ初期化する(ステップa)。 そして前記表示装置2 上に図6に示すような初期画面
を表示する(ステップb)。この初期画面は、中央部か
ら左側に掛けての領域を前記スタイラスペン1iによる
筆跡の入力領域a1 とし、右側領域を各種アイコンの
表示とアイコンの選択的な指示によるコマンド指示領域
b1 としている。
【0021】このような初期画面の表示状態で前記座標
入力装置1 の座標面に対して前記スタイラスペン1i
により位置指定がなされ、座標値が入力されたか否かを
前記入力部11にて監視する(ステップc)。そして座
標値が入力されたとき、その入力座標値を前記位置デー
タバッファ15に格納する。
入力装置1 の座標面に対して前記スタイラスペン1i
により位置指定がなされ、座標値が入力されたか否かを
前記入力部11にて監視する(ステップc)。そして座
標値が入力されたとき、その入力座標値を前記位置デー
タバッファ15に格納する。
【0022】しかる後、その入力領域の検索を行う(ス
テップd)。この入力領域の検索は、図4に示す如く矩
形の対角位置座標[xs,ys ][xe,ye ]を
定義して設定され前記筆跡入力領域a1 およびコマン
ド指示領域b1 と、前記入力位置座標とを比較し、こ
の入力位置座標がどちらの領域に含まれるかを判定する
ことによってなされる。そしてこの判定結果(領域情報
)を上記入力位置座標に対応付けて前記領域バッファ1
6に格納する。
テップd)。この入力領域の検索は、図4に示す如く矩
形の対角位置座標[xs,ys ][xe,ye ]を
定義して設定され前記筆跡入力領域a1 およびコマン
ド指示領域b1 と、前記入力位置座標とを比較し、こ
の入力位置座標がどちらの領域に含まれるかを判定する
ことによってなされる。そしてこの判定結果(領域情報
)を上記入力位置座標に対応付けて前記領域バッファ1
6に格納する。
【0023】その後、前記スタイラスペン1iのスイッ
チがONとなっている否かを判定する(ステップe)。 そしてスイッチがONとなっていないとき、つまりスイ
ッチがOFFである場合には、図5に示すカーソルパタ
ーン情報に従って前記入力位置にカーソルを表示する。 このカーソルの表示は、入力位置座標が前記筆跡入力領
域a1 ,コマンド指示領域b1 のいずれに含まれる
かの判定結果に従い、その判定結果に従ってそのカーソ
ル番号を前記表示カーソルバッファ18に格納する。こ
の表示カーソルバッファ18に格納されたカーソル番号
に従い、例えば筆跡入力領域a1 内であればカーソル
パターンA1 を表示し、コマンド指示領域b1 内で
あればカーソルパターンB1 を表示する。
チがONとなっている否かを判定する(ステップe)。 そしてスイッチがONとなっていないとき、つまりスイ
ッチがOFFである場合には、図5に示すカーソルパタ
ーン情報に従って前記入力位置にカーソルを表示する。 このカーソルの表示は、入力位置座標が前記筆跡入力領
域a1 ,コマンド指示領域b1 のいずれに含まれる
かの判定結果に従い、その判定結果に従ってそのカーソ
ル番号を前記表示カーソルバッファ18に格納する。こ
の表示カーソルバッファ18に格納されたカーソル番号
に従い、例えば筆跡入力領域a1 内であればカーソル
パターンA1 を表示し、コマンド指示領域b1 内で
あればカーソルパターンB1 を表示する。
【0024】これに対して前記スタイラスペン1iのス
イッチがONとなっている場合には、前記入力位置座標
が筆跡入力領域a1 であるか、或いはコマンド指示領
域b1 であるかを判定する(ステップg,h)。そし
て筆跡入力領域a1 である場合には、前記表示カーソ
ルバッファ18に格納されているカーソル番号を消去し
、前述した如くスタイラスペン1iのスイッチがOFF
であったときに表示していたカーソルパターンA1 を
消去する(ステップi)。またコマンド指示領域b1
であった場合には前記表示カーソルバッファ18に格納
されているカーソル番号を更新する。そして前述した如
くスタイラスペン1iのスイッチがOFFであったとき
に表示していたカーソルパターンB1 を消去し(ステ
ップj)、前記カーソルパターン情報によって示される
新しいカーソルパターンB2 を表示する(ステップk
)。
イッチがONとなっている場合には、前記入力位置座標
が筆跡入力領域a1 であるか、或いはコマンド指示領
域b1 であるかを判定する(ステップg,h)。そし
て筆跡入力領域a1 である場合には、前記表示カーソ
ルバッファ18に格納されているカーソル番号を消去し
、前述した如くスタイラスペン1iのスイッチがOFF
であったときに表示していたカーソルパターンA1 を
消去する(ステップi)。またコマンド指示領域b1
であった場合には前記表示カーソルバッファ18に格納
されているカーソル番号を更新する。そして前述した如
くスタイラスペン1iのスイッチがOFFであったとき
に表示していたカーソルパターンB1 を消去し(ステ
ップj)、前記カーソルパターン情報によって示される
新しいカーソルパターンB2 を表示する(ステップk
)。
【0025】このようにして表示装置2 上へのカーソ
ル表示を、前記スタイラスペン1iのスイッチ状態と、
このスタイラスペン1iによって指示された領域の情報
に応じて制御しながら、上述した如く入力された座標値
に対する情報入力処理を実行する。この入力座標値に基
づく情報入力処理は、例えば座標値の系列で示される筆
記ストロークの特徴を抽出し、その特徴と認識辞書に予
め登録されている辞書データとを照合する等の従来より
種々提唱されている手法を適宜用いて実行される。
ル表示を、前記スタイラスペン1iのスイッチ状態と、
このスタイラスペン1iによって指示された領域の情報
に応じて制御しながら、上述した如く入力された座標値
に対する情報入力処理を実行する。この入力座標値に基
づく情報入力処理は、例えば座標値の系列で示される筆
記ストロークの特徴を抽出し、その特徴と認識辞書に予
め登録されている辞書データとを照合する等の従来より
種々提唱されている手法を適宜用いて実行される。
【0026】かくしてこのようにしてカーソルの表示を
制御する機能を備えた本装置によれば、図7に示すよう
にスタイラスペン1iによって指示された領域が筆跡入
力領域a1 であるか、コマンド指示領域b1 である
かに応じて、またスタイラスペン1iのスイッチがON
であるかOFFであるかに応じて変更される。そしてス
タイラスペン1iを用いて文字パターン等を筆記するよ
うな場合には、カーソルの表示が停止される。この結果
、従来のようにカーソルによって筆記の軌跡が分からな
くなる等の不具合を招くことなく、筆記ストロークが短
い場合であっても簡易に、且つ正確に筆記情報を入力す
ることが可能となる。
制御する機能を備えた本装置によれば、図7に示すよう
にスタイラスペン1iによって指示された領域が筆跡入
力領域a1 であるか、コマンド指示領域b1 である
かに応じて、またスタイラスペン1iのスイッチがON
であるかOFFであるかに応じて変更される。そしてス
タイラスペン1iを用いて文字パターン等を筆記するよ
うな場合には、カーソルの表示が停止される。この結果
、従来のようにカーソルによって筆記の軌跡が分からな
くなる等の不具合を招くことなく、筆記ストロークが短
い場合であっても簡易に、且つ正確に筆記情報を入力す
ることが可能となる。
【0027】またコマンド指示領域b1 を指示するよ
うな場合には、筆跡入力領域a1 に表示されるカーソ
ルパターンA1 とは異なるカーソルパターンB1,B
2 が表示されるので、どの領域を指示しているかを視
覚的に容易に確認しながらその入力処理を行うことが可
能となる。 故に、その操作性を高め、種々の手書き情報を正確に入
力することを可能とする等の実用上多大なる効果が奏せ
られる。
うな場合には、筆跡入力領域a1 に表示されるカーソ
ルパターンA1 とは異なるカーソルパターンB1,B
2 が表示されるので、どの領域を指示しているかを視
覚的に容易に確認しながらその入力処理を行うことが可
能となる。 故に、その操作性を高め、種々の手書き情報を正確に入
力することを可能とする等の実用上多大なる効果が奏せ
られる。
【0028】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではない。例えばカーソルの表示形態としては、カ
ーソルパターン自体を変更することも可能であるが、反
転表示したり、高輝度表示、点滅表示等の形態をとるこ
とにより、その識別を行い得るようにすれば十分である
。またカーソルの表示を、タブレット面にスタイラスペ
ン1iが近付けられた状態で行なうようにしても良い。 その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施することができる。
ものではない。例えばカーソルの表示形態としては、カ
ーソルパターン自体を変更することも可能であるが、反
転表示したり、高輝度表示、点滅表示等の形態をとるこ
とにより、その識別を行い得るようにすれば十分である
。またカーソルの表示を、タブレット面にスタイラスペ
ン1iが近付けられた状態で行なうようにしても良い。 その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、座
標入力装置の位置座標を指示するスタイラスペンのスイ
ッチ状態に応じてカーソルの表示を制御するので、座標
入力装置を介する手書き情報の入力処理を簡易化し、且
つその正確性を高めることができる等の実用上多大なる
効果を奏し得る。
標入力装置の位置座標を指示するスタイラスペンのスイ
ッチ状態に応じてカーソルの表示を制御するので、座標
入力装置を介する手書き情報の入力処理を簡易化し、且
つその正確性を高めることができる等の実用上多大なる
効果を奏し得る。
【図1】 本発明の一実施例に係る手書き入力装置の
概略構成を示す図。
概略構成を示す図。
【図2】 実施例装置における座標入力装置の構成例
を示す図。
を示す図。
【図3】 実施例装置のカーソル表示制御の流れを示
す図。
す図。
【図4】 領域テーブルの構成を示す図。
【図5】 カーソルパターンデータの例を示す図。
【図6】 筆跡入力領域とコマンド指示領域とを設定
した初期画面の例を示す図。
した初期画面の例を示す図。
【図7】 領域とペンスイッチの状態に応じたカーソ
ルパターンの表示例を示す図。
ルパターンの表示例を示す図。
1…座標入力装置、1i…スタイラスペン、 2…表示
装置、 3…装置本体(制御部)、 4…外部記憶装置
、11…入力部、12…カーソル表示制御部、13…表
示制御部、14…領域検索部、15…位置データバッフ
ァ、16…領域バッファ、17…出力バッファ、18…
表示カーソルバッファ。
装置、 3…装置本体(制御部)、 4…外部記憶装置
、11…入力部、12…カーソル表示制御部、13…表
示制御部、14…領域検索部、15…位置データバッフ
ァ、16…領域バッファ、17…出力バッファ、18…
表示カーソルバッファ。
Claims (2)
- 【請求項1】 スタイラスペンを用いて指示される座
標面上の位置情報を入力する座標入力装置と、この座標
入力装置を介して入力される位置情報の系列に従って上
記座標入力装置の座標面上に筆記された情報を入力処理
する手段と、前記座標入力装置の座標面と同一座標面を
持ち、座標面を合わせて前記座標入力装置に積層一体化
されて各種情報を表示する為の表示装置と、この表示装
置への情報表示を制御する手段と、前記スタイラスペン
のスイッチ状態に応じて前記表示装置へのカーソルの表
示を制御する手段とを具備したことを特徴とする手書き
入力装置。 - 【請求項2】 カーソルの表示制御は、スタイラスペ
ンのスイッチをONにして情報を筆記入力する際にカー
ソルを消去し、スタイラスペンのスイッチをONにして
表示情報を指示する際にカーソルパターンを変更するこ
とを特徴とする請求項1に記載の手書き入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2116991A JPH04259022A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 手書き入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2116991A JPH04259022A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 手書き入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04259022A true JPH04259022A (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=12047423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2116991A Pending JPH04259022A (ja) | 1991-02-14 | 1991-02-14 | 手書き入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04259022A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005108154A (ja) * | 2003-10-02 | 2005-04-21 | Canon Inc | 表示装置及びその表示方法 |
KR100537932B1 (ko) * | 1998-06-26 | 2005-12-20 | 가부시키가이샤 와코무 | 디지타이저 시스템 |
KR100537931B1 (ko) * | 1998-06-08 | 2005-12-20 | 가부시키가이샤 와코무 | 메뉴 영역내에서 포인터의 위치에 따라 형태가 변하는 커서를구비한 디지타이저 시스템 |
JP2010198290A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Nec Corp | 入力装置、ポインタの表示位置調整方法およびプログラム |
-
1991
- 1991-02-14 JP JP2116991A patent/JPH04259022A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100537931B1 (ko) * | 1998-06-08 | 2005-12-20 | 가부시키가이샤 와코무 | 메뉴 영역내에서 포인터의 위치에 따라 형태가 변하는 커서를구비한 디지타이저 시스템 |
KR100537932B1 (ko) * | 1998-06-26 | 2005-12-20 | 가부시키가이샤 와코무 | 디지타이저 시스템 |
JP2005108154A (ja) * | 2003-10-02 | 2005-04-21 | Canon Inc | 表示装置及びその表示方法 |
JP2010198290A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Nec Corp | 入力装置、ポインタの表示位置調整方法およびプログラム |
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