JPH04256813A - 液体容器の空検知装置 - Google Patents
液体容器の空検知装置Info
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- JPH04256813A JPH04256813A JP3018154A JP1815491A JPH04256813A JP H04256813 A JPH04256813 A JP H04256813A JP 3018154 A JP3018154 A JP 3018154A JP 1815491 A JP1815491 A JP 1815491A JP H04256813 A JPH04256813 A JP H04256813A
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- empty
- pressure
- pump
- liquid
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F13/00—Coin-freed apparatus for controlling dispensing or fluids, semiliquids or granular material from reservoirs
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、とくに飲料用自動販
売機において、飲料用原液を密封した2個の可撓性容器
を用意し、一方の容器が空になったら他方の容器に自動
的に切り替える供給方式のときに、各容器とも空ないし
空に近い状態になったことを検知し、必要な処置を講じ
る得るようにした液体容器の空検知装置に関する。
売機において、飲料用原液を密封した2個の可撓性容器
を用意し、一方の容器が空になったら他方の容器に自動
的に切り替える供給方式のときに、各容器とも空ないし
空に近い状態になったことを検知し、必要な処置を講じ
る得るようにした液体容器の空検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原液を吐出させるのに、二つの方
式がある。一つは、金属製容器に収容された原液が、炭
酸ガスボンベからのガス圧によって押し出される方式で
ある。もう一つは、可撓性をもつビニール密封容器に封
入された原液が、吸引ポンプによって吸引,吐出される
方式で、この場合ビニール密封容器は使い捨てされる。
式がある。一つは、金属製容器に収容された原液が、炭
酸ガスボンベからのガス圧によって押し出される方式で
ある。もう一つは、可撓性をもつビニール密封容器に封
入された原液が、吸引ポンプによって吸引,吐出される
方式で、この場合ビニール密封容器は使い捨てされる。
【0003】第1の金属製容器の場合には、原液が押し
出される配管の途中に、少なくとも1回の販売量を保有
できる予備容器を設けておく。金属製容器内の原液が消
費されると、次に予備容器に保有されている原液が使わ
れることになる。このとき、金属製容器が空になったこ
とを検知することが必要になるが、このことは、金属製
容器に原液レベル検知器を設けることが困難なため、予
備容器における原液と押し出し用の炭酸ガスとの境界面
を、たとえば電極式(静電容量形)液面センサによって
検知させる方式が多くとられる。さて、前記の金属製容
器の場合には、原液を再び収容させて使用するときに金
属容器を洗浄しなければならないので、その手間が大変
で保守上の問題点となる。そのため、最近は使い捨て可
能な第2の可撓性ビニール密封容器が用いられる傾向に
ある。
出される配管の途中に、少なくとも1回の販売量を保有
できる予備容器を設けておく。金属製容器内の原液が消
費されると、次に予備容器に保有されている原液が使わ
れることになる。このとき、金属製容器が空になったこ
とを検知することが必要になるが、このことは、金属製
容器に原液レベル検知器を設けることが困難なため、予
備容器における原液と押し出し用の炭酸ガスとの境界面
を、たとえば電極式(静電容量形)液面センサによって
検知させる方式が多くとられる。さて、前記の金属製容
器の場合には、原液を再び収容させて使用するときに金
属容器を洗浄しなければならないので、その手間が大変
で保守上の問題点となる。そのため、最近は使い捨て可
能な第2の可撓性ビニール密封容器が用いられる傾向に
ある。
【0004】ここで、可撓性容器内の原液がなくなった
ことの検知は、原液がなくなったことで容器と吸引・輸
送用ポンプとの間の配管圧力が変化することに基づいて
おこなわれた。すなわち、ある時間だけポンプで吸引し
た後の圧力は、容器が空ないし空に近くなると大きい負
圧になる。また容器間の切替えは、前記の容器が空にな
ったとの検知に基づいて、制御部によって、各容器の配
管に設置される電磁式切替弁をそれぞれオンまたはオフ
させておこなう。
ことの検知は、原液がなくなったことで容器と吸引・輸
送用ポンプとの間の配管圧力が変化することに基づいて
おこなわれた。すなわち、ある時間だけポンプで吸引し
た後の圧力は、容器が空ないし空に近くなると大きい負
圧になる。また容器間の切替えは、前記の容器が空にな
ったとの検知に基づいて、制御部によって、各容器の配
管に設置される電磁式切替弁をそれぞれオンまたはオフ
させておこなう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したような従
来の技術では、次のような欠点がある。その一つは、容
器が空になったことの検知が、原液の粘度が高い場合に
は不確実になることである。配管圧力の変化要因として
、原液の残量の外に、原液の粘度や密度、配管の内径,
長さ、ポンプの吸引力などがあり、とくに原液の粘度の
影響が大きい。つまり、原液の粘度が大きいと、ある時
間のポンプ吸引後の配管圧力は、原液の残量がかなり存
在していても、大きい負圧を示し、あたかも残量が少な
いように誤認されるおそれがある。
来の技術では、次のような欠点がある。その一つは、容
器が空になったことの検知が、原液の粘度が高い場合に
は不確実になることである。配管圧力の変化要因として
、原液の残量の外に、原液の粘度や密度、配管の内径,
長さ、ポンプの吸引力などがあり、とくに原液の粘度の
影響が大きい。つまり、原液の粘度が大きいと、ある時
間のポンプ吸引後の配管圧力は、原液の残量がかなり存
在していても、大きい負圧を示し、あたかも残量が少な
いように誤認されるおそれがある。
【0006】このことは、図4の圧力のタイムチャート
に示され、二重実線が粘度の高い原液で残量が多くある
ときに当たる。ポンプによる時間T1 の吸引後の圧力
は大きい負圧状態である。もちろん、原液の残量が無,
ないし少なくなると、破線のように、ポンプによる時間
T1 の吸引後の圧力は大きい負圧を示し、このときの
圧力から判断すると、残量が少ないのか、原液の粘度が
高いのかの識別がつかない。なお、粘度が低い原液の場
合には、前記のような誤認のおそれはなくなる。すなわ
ち、残量が多くあるときには、実線のように、ポンプ吸
引中の圧力低下が小さく、かつ吸引を停止した後の圧力
の復旧は迅速である。残量が少ないときには、ここに図
示してないが、ポンプ吸引中とほぼ同じ大きい負圧を示
すから、ポンプ吸引を停止した時点の圧力の検出によっ
て、正しい残量検知がなされる。
に示され、二重実線が粘度の高い原液で残量が多くある
ときに当たる。ポンプによる時間T1 の吸引後の圧力
は大きい負圧状態である。もちろん、原液の残量が無,
ないし少なくなると、破線のように、ポンプによる時間
T1 の吸引後の圧力は大きい負圧を示し、このときの
圧力から判断すると、残量が少ないのか、原液の粘度が
高いのかの識別がつかない。なお、粘度が低い原液の場
合には、前記のような誤認のおそれはなくなる。すなわ
ち、残量が多くあるときには、実線のように、ポンプ吸
引中の圧力低下が小さく、かつ吸引を停止した後の圧力
の復旧は迅速である。残量が少ないときには、ここに図
示してないが、ポンプ吸引中とほぼ同じ大きい負圧を示
すから、ポンプ吸引を停止した時点の圧力の検出によっ
て、正しい残量検知がなされる。
【0007】もう一つの欠点は、各容器が空ないし空に
近い状態になったとき、その旨の表示手段たとえば表示
ランプを設け、空容器が補充ないし交換されたら空表示
を解除する、たとえば表示ランプを消す等の処置を要す
ることである。この処置が人手によるときには、手間が
かかるだけでなく、実務上とかく忘れがちになるため、
販売不能になって利用者に迷惑をかける。また、解除処
置を自動的におこなおうとすると、それだけ装置構成が
複雑になりコスト増大をもたらす。
近い状態になったとき、その旨の表示手段たとえば表示
ランプを設け、空容器が補充ないし交換されたら空表示
を解除する、たとえば表示ランプを消す等の処置を要す
ることである。この処置が人手によるときには、手間が
かかるだけでなく、実務上とかく忘れがちになるため、
販売不能になって利用者に迷惑をかける。また、解除処
置を自動的におこなおうとすると、それだけ装置構成が
複雑になりコスト増大をもたらす。
【0008】この発明の課題は、従来の技術がもつ以上
の問題点を解消し、粘性をもつ液体を密封した2個の可
撓性容器を用意し、一方の容器が空になったら他方の容
器に自動的に切り替える供給方式のときに、各容器とも
空ないし空に近い状態になったことを検知し、必要な処
置を講じる得るようにした液体容器の空検知装置を提供
することにある。
の問題点を解消し、粘性をもつ液体を密封した2個の可
撓性容器を用意し、一方の容器が空になったら他方の容
器に自動的に切り替える供給方式のときに、各容器とも
空ないし空に近い状態になったことを検知し、必要な処
置を講じる得るようにした液体容器の空検知装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1に係る液体容器の空検知装置は、液体が密
封される2個の各可撓性容器と、切替弁を介して択一的
に接続され、前記液体を吸引,輸送するポンプと;この
ポンプと前記切替弁との間の配管の圧力を測定する圧力
センサと;前記ポンプの所定動作の終了時点から所定時
間後の前記圧力の値が設定値以下であることに基づき、
前記一方の容器側から他方の容器側に前記切替弁を切り
替える切替制御部と;この切替制御部による切替動作が
別の所定時間内に2回続けておこなわれたことに基づき
、前記各容器は空ないし空に近いと判定する判定部と;
を備える。請求項2に係る液体容器の空検知装置は、請
求項1に記載の装置において、ポンプの所定動作は、第
1の所定時間の吸引動作である。請求項3に係る液体容
器の空検知装置は、請求項1または2に記載の装置にお
いて、圧力に係る設定値が、各容器の所定残量に対応し
て定められる。請求項4に係る液体容器の空検知装置は
、請求項1ないし3のいずれかの項に記載の装置におい
て、液体が、自動販売機で用いられる飲料用原液である
。
に、請求項1に係る液体容器の空検知装置は、液体が密
封される2個の各可撓性容器と、切替弁を介して択一的
に接続され、前記液体を吸引,輸送するポンプと;この
ポンプと前記切替弁との間の配管の圧力を測定する圧力
センサと;前記ポンプの所定動作の終了時点から所定時
間後の前記圧力の値が設定値以下であることに基づき、
前記一方の容器側から他方の容器側に前記切替弁を切り
替える切替制御部と;この切替制御部による切替動作が
別の所定時間内に2回続けておこなわれたことに基づき
、前記各容器は空ないし空に近いと判定する判定部と;
を備える。請求項2に係る液体容器の空検知装置は、請
求項1に記載の装置において、ポンプの所定動作は、第
1の所定時間の吸引動作である。請求項3に係る液体容
器の空検知装置は、請求項1または2に記載の装置にお
いて、圧力に係る設定値が、各容器の所定残量に対応し
て定められる。請求項4に係る液体容器の空検知装置は
、請求項1ないし3のいずれかの項に記載の装置におい
て、液体が、自動販売機で用いられる飲料用原液である
。
【0010】
【作用】請求項1に係る液体容器の空検知装置では、切
替制御部によって、ポンプの所定動作、たとえば請求項
2のように、ポンプが第1の所定時間だけ動作され、そ
の動作終了時点から所定時間後の圧力の値が設定値以下
であることに基づき、一方の容器側から他方の容器側に
切替弁が切り替えられる。そして判定部によって、切替
動作が別の所定時間内に2回続けておこなわれたことに
基づき、各容器が空ないし空に近いと判定される。なお
、請求項3によるように、圧力に係る設定値は、各容器
の所定残量に対応して定められることができるから、各
容器が空ないし空に近いと判定された後でも、少なくと
も1回は供給可能である。
替制御部によって、ポンプの所定動作、たとえば請求項
2のように、ポンプが第1の所定時間だけ動作され、そ
の動作終了時点から所定時間後の圧力の値が設定値以下
であることに基づき、一方の容器側から他方の容器側に
切替弁が切り替えられる。そして判定部によって、切替
動作が別の所定時間内に2回続けておこなわれたことに
基づき、各容器が空ないし空に近いと判定される。なお
、請求項3によるように、圧力に係る設定値は、各容器
の所定残量に対応して定められることができるから、各
容器が空ないし空に近いと判定された後でも、少なくと
も1回は供給可能である。
【0011】
【実施例】本発明に係る液体容器の空検知装置の実施例
について、以下に図を参照しながら説明する。図1は第
1,第2の各実施例の共通な構成図で、図において、1
,2はそれぞれ飲料用原液を密封した可撓性容器で、ケ
ース3に格納される。4は切替弁、5は圧力センサ、6
は原液吸引・輸送用のポンプで、図の右方にある供給先
に原液を輸送する。7は切替制御部で、詳しく後述する
ように、ポンプ6を動作させ、圧力センサ5の出力に基
づき、接続されている各容器1,2の空検知をおこない
、その検知に基づいて切替弁4を駆動させる。8は判定
部で、詳しく後述するように、切替制御部7からの信号
に基づいて各容器1,2がともに空ないし空に近いこと
の判定つまり検知をする。ところで、第1実施例と第2
実施例との違いは、空検知がなされるときの容器内原液
残量の程度にあり、第1実施例ではほぼ零(正確には1
回の販売量未満)、第2実施例では少なくとも1回分の
販売量を残している点にある。
について、以下に図を参照しながら説明する。図1は第
1,第2の各実施例の共通な構成図で、図において、1
,2はそれぞれ飲料用原液を密封した可撓性容器で、ケ
ース3に格納される。4は切替弁、5は圧力センサ、6
は原液吸引・輸送用のポンプで、図の右方にある供給先
に原液を輸送する。7は切替制御部で、詳しく後述する
ように、ポンプ6を動作させ、圧力センサ5の出力に基
づき、接続されている各容器1,2の空検知をおこない
、その検知に基づいて切替弁4を駆動させる。8は判定
部で、詳しく後述するように、切替制御部7からの信号
に基づいて各容器1,2がともに空ないし空に近いこと
の判定つまり検知をする。ところで、第1実施例と第2
実施例との違いは、空検知がなされるときの容器内原液
残量の程度にあり、第1実施例ではほぼ零(正確には1
回の販売量未満)、第2実施例では少なくとも1回分の
販売量を残している点にある。
【0012】切替制御部7の動作について、図4の配管
圧力のタイムチャートを参照しながら説明する。図4に
おいて、横軸に時間T、縦軸に圧力センサ5(図1参照
)による検出圧力Pをとり、容器内の原液残量が多いと
きと、空ないし空に近いときの各検出圧力の時間的な変
化を示す。二重実線は高粘度の原液が多く残っていると
き、破線は高粘度の原液が空ないし空に近いときをそれ
ぞれ示す。なお、実線は低粘度の原液が多く残っている
ときで、既に述べた。ある時点でポンプ6(図1参照)
を作動させ、時間T1 後に停止させ、さらに時間T2
後の圧力を検出する。この検出圧力P2 は、高粘度
の原液が空ないし空に近いときには、破線のように、時
間T1 の間で低下した、圧力P1 の状態が復旧しな
いままで、一点鎖線で示した設定値Ps 以下になる。 これに対して高粘度の原液が多く残っているときには、
二重実線のように、時間T1 の間は原液が空ないし空
に近いときと同じ程度の圧力P1 に低下するが、その
後にほぼ復旧して、少なくとも時間T2 後には一点鎖
線で示した設定値Ps を超えた状態になる。したがっ
て、時間T2 後の圧力と設定値Ps との比較に基づ
いて、容器が空かどうかが検知できる。なお、空検知が
なされたときの容器内原液残量は設定値Ps の決めか
たによる。
圧力のタイムチャートを参照しながら説明する。図4に
おいて、横軸に時間T、縦軸に圧力センサ5(図1参照
)による検出圧力Pをとり、容器内の原液残量が多いと
きと、空ないし空に近いときの各検出圧力の時間的な変
化を示す。二重実線は高粘度の原液が多く残っていると
き、破線は高粘度の原液が空ないし空に近いときをそれ
ぞれ示す。なお、実線は低粘度の原液が多く残っている
ときで、既に述べた。ある時点でポンプ6(図1参照)
を作動させ、時間T1 後に停止させ、さらに時間T2
後の圧力を検出する。この検出圧力P2 は、高粘度
の原液が空ないし空に近いときには、破線のように、時
間T1 の間で低下した、圧力P1 の状態が復旧しな
いままで、一点鎖線で示した設定値Ps 以下になる。 これに対して高粘度の原液が多く残っているときには、
二重実線のように、時間T1 の間は原液が空ないし空
に近いときと同じ程度の圧力P1 に低下するが、その
後にほぼ復旧して、少なくとも時間T2 後には一点鎖
線で示した設定値Ps を超えた状態になる。したがっ
て、時間T2 後の圧力と設定値Ps との比較に基づ
いて、容器が空かどうかが検知できる。なお、空検知が
なされたときの容器内原液残量は設定値Ps の決めか
たによる。
【0013】第1実施例の動作について、図2のフロー
チャートを参照しながら説明する。ステップS1で、サ
ブルーチンとしての空検知動作、つまり図4で説明した
切替制御部7の動作がとられる。その結果、ステップS
2で空検知信号Vの有無が判断され、有ればステップS
3に、無ければステップS9に移る。ステップS9では
、販売が可能であるから、入金があるとステップS10
で販売がおこなわれた後、初期状態に戻る。ステップS
3では、切替弁4(図1参照)が切り替えられて、一方
の容器から他方の容器に接続が切り替えられる。つづい
てステップS5でタイマTを零スタート(リセットして
から起動)し、ステップS5で空検知動作がとられる。 その結果、ステップS6で空検知信号Vの有無が判断さ
れ、有ればステップS7に、無ければステップS11に
移る。ステップS11では、販売が可能であるから、入
金があるとステップS12で販売がおこなわれた後、ス
テップS5の前段に戻る。ステップS7では、切替弁4
が切り替えられて、一方の容器から他方の容器に接続が
切り替えられる。
チャートを参照しながら説明する。ステップS1で、サ
ブルーチンとしての空検知動作、つまり図4で説明した
切替制御部7の動作がとられる。その結果、ステップS
2で空検知信号Vの有無が判断され、有ればステップS
3に、無ければステップS9に移る。ステップS9では
、販売が可能であるから、入金があるとステップS10
で販売がおこなわれた後、初期状態に戻る。ステップS
3では、切替弁4(図1参照)が切り替えられて、一方
の容器から他方の容器に接続が切り替えられる。つづい
てステップS5でタイマTを零スタート(リセットして
から起動)し、ステップS5で空検知動作がとられる。 その結果、ステップS6で空検知信号Vの有無が判断さ
れ、有ればステップS7に、無ければステップS11に
移る。ステップS11では、販売が可能であるから、入
金があるとステップS12で販売がおこなわれた後、ス
テップS5の前段に戻る。ステップS7では、切替弁4
が切り替えられて、一方の容器から他方の容器に接続が
切り替えられる。
【0014】つづいてステップS8で、タイマTが設定
値A未満かどうかが判断され、設定値A未満なら両方の
容器とも空になっとして、ステップS13で販売停止さ
れて一連のプロセスが終了する。ステップS8で、タイ
マTが設定値A以上ならステップS4の前段に戻る。こ
こで設定値Aは、発明における第3の所定時間に相当し
、一方の容器が空との検知に基づく他方の容器への切替
時点から、この他方の容器も空との検知がなされて再度
一方の容器側に切り替えられる時点までの所要時間に若
干の余裕時間を加えた値である。したがって、タイマT
が設定値A以上のときには、他方の容器からの販売がな
ん回かおこなわれたことを意味し、その間に一方の容器
側が補充ないし交換され得ることが予想される。そのた
めに、再びステップS4の前段に戻り、一方の容器が空
かどうかをチェックする必要がある。そのチェックの結
果、一方の容器についても空検知信号Vが設定値A未満
の間に出力されれば、両方の容器とも空になったと確認
されたことになり、ステップS13の販売停止に移る。 なお留意すべきことは、空検知信号Vは一方,他方の各
容器によって区別されないので、それだけ判定処理が簡
単になるということである。
値A未満かどうかが判断され、設定値A未満なら両方の
容器とも空になっとして、ステップS13で販売停止さ
れて一連のプロセスが終了する。ステップS8で、タイ
マTが設定値A以上ならステップS4の前段に戻る。こ
こで設定値Aは、発明における第3の所定時間に相当し
、一方の容器が空との検知に基づく他方の容器への切替
時点から、この他方の容器も空との検知がなされて再度
一方の容器側に切り替えられる時点までの所要時間に若
干の余裕時間を加えた値である。したがって、タイマT
が設定値A以上のときには、他方の容器からの販売がな
ん回かおこなわれたことを意味し、その間に一方の容器
側が補充ないし交換され得ることが予想される。そのた
めに、再びステップS4の前段に戻り、一方の容器が空
かどうかをチェックする必要がある。そのチェックの結
果、一方の容器についても空検知信号Vが設定値A未満
の間に出力されれば、両方の容器とも空になったと確認
されたことになり、ステップS13の販売停止に移る。 なお留意すべきことは、空検知信号Vは一方,他方の各
容器によって区別されないので、それだけ判定処理が簡
単になるということである。
【0015】第2実施例の動作について、図3のフロー
チャートを参照しながら説明する。第2実施例は、第1
実施例では原液の残量が零になったとき空検知されるの
と違って、N回の販売が可能な所定量の原液を残した状
態で空検知なされる。図3のフローチャートは、破線で
示した図2におけるステップS8の後に、S13に代え
て追加されるべき部分フローチャートである。したがっ
て、第2実施例の動作は、図2のフローチャートに、図
3の部分フローチャートを変更,追加したもので表され
る。図3において、図2におけるステップS8の後、つ
まり両方の容器とも所定量の原液を残した状態になった
後、ステップS21で追加販売回数に係るカウンタiが
初期化され、ステップS22で入金の有ったことに基づ
いてステップS23の販売がおこなわれる。各ステップ
S24,S25で、残量に基づく所定回数の販売がおこ
なわれた後に、はじめてステップS26で販売停止がな
される。したがって、各容器が空ないし空に近いと判定
された後でも、N回だけは販売可能で、利用者に対して
迷惑をかけることが少なく、また装置側にとってもそれ
だけ容器補充ないし交換の時間的余裕がとれることにな
る。
チャートを参照しながら説明する。第2実施例は、第1
実施例では原液の残量が零になったとき空検知されるの
と違って、N回の販売が可能な所定量の原液を残した状
態で空検知なされる。図3のフローチャートは、破線で
示した図2におけるステップS8の後に、S13に代え
て追加されるべき部分フローチャートである。したがっ
て、第2実施例の動作は、図2のフローチャートに、図
3の部分フローチャートを変更,追加したもので表され
る。図3において、図2におけるステップS8の後、つ
まり両方の容器とも所定量の原液を残した状態になった
後、ステップS21で追加販売回数に係るカウンタiが
初期化され、ステップS22で入金の有ったことに基づ
いてステップS23の販売がおこなわれる。各ステップ
S24,S25で、残量に基づく所定回数の販売がおこ
なわれた後に、はじめてステップS26で販売停止がな
される。したがって、各容器が空ないし空に近いと判定
された後でも、N回だけは販売可能で、利用者に対して
迷惑をかけることが少なく、また装置側にとってもそれ
だけ容器補充ないし交換の時間的余裕がとれることにな
る。
【0016】
【発明の効果】請求項1に係る液体容器の空検知装置で
は、切替制御部によって、ポンプの所定動作、たとえば
請求項2のように、ポンプが第1の所定時間だけ動作さ
れ、その動作終了時点から所定時間後の圧力の値が設定
値以下であることに基づき、一方の容器側から他方の容
器側に切替弁が切り替えられる。そして判定部によって
、切替動作が別の所定時間内に2回続けておこなわれた
ことに基づき、各容器が空ないし空に近いと判定される
。
は、切替制御部によって、ポンプの所定動作、たとえば
請求項2のように、ポンプが第1の所定時間だけ動作さ
れ、その動作終了時点から所定時間後の圧力の値が設定
値以下であることに基づき、一方の容器側から他方の容
器側に切替弁が切り替えられる。そして判定部によって
、切替動作が別の所定時間内に2回続けておこなわれた
ことに基づき、各容器が空ないし空に近いと判定される
。
【0017】したがって、本発明によれば、確実かつ簡
単に2個の容器とも空ないし空に近い状態になったこと
が検知され、この検知に基づいて装置全体の停止や、空
になった旨の表示ないし警報など、必要な処置を講じる
ことができる。なお、請求項3によるように、圧力に係
る設定値は、各容器の所定残量に対応して定めることが
できるから、各容器が空ないし空に近いと判定された後
でも、少なくとも1回だけは供給可能で、利用者に対し
て迷惑をかけることが少なく、また装置側にとってもそ
れだけ容器交換の時間的余裕がとれる、という効果があ
る。
単に2個の容器とも空ないし空に近い状態になったこと
が検知され、この検知に基づいて装置全体の停止や、空
になった旨の表示ないし警報など、必要な処置を講じる
ことができる。なお、請求項3によるように、圧力に係
る設定値は、各容器の所定残量に対応して定めることが
できるから、各容器が空ないし空に近いと判定された後
でも、少なくとも1回だけは供給可能で、利用者に対し
て迷惑をかけることが少なく、また装置側にとってもそ
れだけ容器交換の時間的余裕がとれる、という効果があ
る。
【図1】本発明に係る第1,第2の各実施例の共通な構
成図
成図
【図2】第1実施例の動作を示すフローチャート
【図3
】第2実施例の動作に関し、図2に変更,追加されるべ
き部分フローチャート
】第2実施例の動作に関し、図2に変更,追加されるべ
き部分フローチャート
【図4】第1,第2の各実施例と従来例との場合を共通
表示した配管圧力のタイムチャート
表示した配管圧力のタイムチャート
1 容器
2 容器
3 ケース
4 切替弁
5 圧力センサ
6 ポンプ
7 切替制御部
8 判定部
Claims (4)
- 【請求項1】液体が密封される2個の各可撓性容器と、
切替弁を介して択一的に接続され、前記液体を吸引,輸
送するポンプと;このポンプと前記切替弁との間の配管
の圧力を測定する圧力センサと;前記ポンプの所定動作
の終了時点から所定時間後の前記圧力の値が設定値以下
であることに基づき、前記一方の容器側から他方の容器
側に前記切替弁を切り替える切替制御部と;この切替制
御部による切替動作が別の所定時間内に2回続けておこ
なわれたことに基づき、前記各容器は空ないし空に近い
と判定する判定部と;を備えることを特徴とする液体容
器の空検知装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の装置において、ポンプの
所定動作は、第1の所定時間の吸引動作であることを特
徴とする液体容器の空検知装置。 - 【請求項3】請求項1または2に記載の装置において、
圧力に係る設定値は、各容器の所定残量に対応して定め
られることを特徴とする液体容器の空検知装置。 - 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかの項に記載の
装置において、液体は、自動販売機で用いられる飲料用
原液であることを特徴とする液体容器の空検知装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3018154A JPH04256813A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 液体容器の空検知装置 |
KR1019920001999A KR0128348B1 (ko) | 1991-02-12 | 1992-02-12 | 액체용기의 공검지 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3018154A JPH04256813A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 液体容器の空検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04256813A true JPH04256813A (ja) | 1992-09-11 |
Family
ID=11963698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3018154A Pending JPH04256813A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 液体容器の空検知装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04256813A (ja) |
KR (1) | KR0128348B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007071016A1 (en) * | 2005-12-20 | 2007-06-28 | Westport Power Inc. | Apparatus and method for pumping a fluid from a storage vessel and detecting when the storage vessel is empty |
WO2015199451A1 (ko) * | 2014-06-26 | 2015-12-30 | 이동훈 | 압축공기를 이용한 풍력발전용 터빈장치 |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP3018154A patent/JPH04256813A/ja active Pending
-
1992
- 1992-02-12 KR KR1019920001999A patent/KR0128348B1/ko not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007071016A1 (en) * | 2005-12-20 | 2007-06-28 | Westport Power Inc. | Apparatus and method for pumping a fluid from a storage vessel and detecting when the storage vessel is empty |
US7637113B2 (en) | 2005-12-20 | 2009-12-29 | Westport Power Inc. | Apparatus and method for pumping a fluid from a storage vessel and detecting when the storage vessel is empty |
WO2015199451A1 (ko) * | 2014-06-26 | 2015-12-30 | 이동훈 | 압축공기를 이용한 풍력발전용 터빈장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR920016995A (ko) | 1992-09-25 |
KR0128348B1 (ko) | 1998-04-22 |
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