JPH04253366A - ゲ−トアレイ装置及び入力回路及び出力回路及び降圧回路 - Google Patents
ゲ−トアレイ装置及び入力回路及び出力回路及び降圧回路Info
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- JPH04253366A JPH04253366A JP3026685A JP2668591A JPH04253366A JP H04253366 A JPH04253366 A JP H04253366A JP 3026685 A JP3026685 A JP 3026685A JP 2668591 A JP2668591 A JP 2668591A JP H04253366 A JPH04253366 A JP H04253366A
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- circuit
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- H10D89/211—Design considerations for internal polarisation
- H10D89/213—Design considerations for internal polarisation in field-effect devices
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- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
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- H03K19/0175—Coupling arrangements; Interface arrangements
- H03K19/018—Coupling arrangements; Interface arrangements using bipolar transistors only
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- H03K19/02—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
- H03K19/08—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices
- H03K19/094—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using field-effect transistors
- H03K19/0944—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using field-effect transistors using MOSFET or insulated gate field-effect transistors, i.e. IGFET
- H03K19/09448—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using field-effect transistors using MOSFET or insulated gate field-effect transistors, i.e. IGFET in combination with bipolar transistors [BIMOS]
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- H03K3/02—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
- H03K3/353—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
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- H03K3/3565—Bistables with hysteresis, e.g. Schmitt trigger
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はゲ−トアレイ装置に係
わり、特にゲ−トアレイ装置の低電圧化に関する。
わり、特にゲ−トアレイ装置の低電圧化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、素子の微細化、あるいはチップの
低消費電力化等に伴って集積回路(IC)の低電圧化の
要求が高まっている。この低電圧化はIC外部からの供
給電圧を予め下げておく方法(5Vより3.3V)が一
般的である。
低消費電力化等に伴って集積回路(IC)の低電圧化の
要求が高まっている。この低電圧化はIC外部からの供
給電圧を予め下げておく方法(5Vより3.3V)が一
般的である。
【0003】またICチップ内部で考えた場合、通常、
回路の動作周波数が均一であることは希であり、高速動
作を行う部分と低速動作をおこなう部分とが混在してい
る。回路のスピ−ド及びパワ−は電源電圧に比例するた
め、回路にはその動作速度に応じた電圧を与える方式が
最も効率が良く理想的である。しかしそのような方式は
電源系統が複雑になる等の問題より実用に向かない。実
際には、単一の電源により全ての回路を均一の電圧で動
作させる方式が採用されるのがほとんどであり、特にユ
−ザの仕様に応じて設計されるゲ−トアレイ等のASI
Cにおいては単一の電源で動作させるのが通例である。
回路の動作周波数が均一であることは希であり、高速動
作を行う部分と低速動作をおこなう部分とが混在してい
る。回路のスピ−ド及びパワ−は電源電圧に比例するた
め、回路にはその動作速度に応じた電圧を与える方式が
最も効率が良く理想的である。しかしそのような方式は
電源系統が複雑になる等の問題より実用に向かない。実
際には、単一の電源により全ての回路を均一の電圧で動
作させる方式が採用されるのがほとんどであり、特にユ
−ザの仕様に応じて設計されるゲ−トアレイ等のASI
Cにおいては単一の電源で動作させるのが通例である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の単一の電源によ
る方式では、1つのボ−ド(システム)上で5V動作す
るICと3.3Vで動作するICとが混在する場合、2
種類以上の電源が必要となり、電源の供給系統が複雑に
なる。またIC間では3.3Vから5V、あるいは5V
から3.3Vへのインタ−フェイスが必要となるが、特
に3.3Vで動作するチップにおいて入力、出力の設計
が難しくなる。
る方式では、1つのボ−ド(システム)上で5V動作す
るICと3.3Vで動作するICとが混在する場合、2
種類以上の電源が必要となり、電源の供給系統が複雑に
なる。またIC間では3.3Vから5V、あるいは5V
から3.3Vへのインタ−フェイスが必要となるが、特
に3.3Vで動作するチップにおいて入力、出力の設計
が難しくなる。
【0005】またチップの低消費電力化を考えた場合、
回路の中で低速で動作する部分のみ電圧を下げる方法が
ICチップ内でのシステム・パフォ−マンスを落すこと
なく低消費電力化を行えて最良であるが、従来のように
単一の降圧された電源電圧を用い、降圧電位を均一にチ
ップに供給する方法では、全ての回路の動作速度が電源
電圧の低下に比例して低下するのでそのパフォ−マンス
が落ちてしまう。
回路の中で低速で動作する部分のみ電圧を下げる方法が
ICチップ内でのシステム・パフォ−マンスを落すこと
なく低消費電力化を行えて最良であるが、従来のように
単一の降圧された電源電圧を用い、降圧電位を均一にチ
ップに供給する方法では、全ての回路の動作速度が電源
電圧の低下に比例して低下するのでそのパフォ−マンス
が落ちてしまう。
【0006】これらの問題への対応策としてカスタム製
品では降圧回路を組み込み、一部の回路のみを降圧され
た電位により動作させる方式が報告されているが、拡散
工程が固定でユ−ザの仕様に応じて回路が決定されるゲ
−トアレイにおいては特に有効な方法/方式はまだ報告
されていない。またカスタム製品においても回路の動作
速度に応じて電圧を変えるという方法はまだ十分に確立
しておらず、特に有効な方法/方式等は報告されていな
い。
品では降圧回路を組み込み、一部の回路のみを降圧され
た電位により動作させる方式が報告されているが、拡散
工程が固定でユ−ザの仕様に応じて回路が決定されるゲ
−トアレイにおいては特に有効な方法/方式はまだ報告
されていない。またカスタム製品においても回路の動作
速度に応じて電圧を変えるという方法はまだ十分に確立
しておらず、特に有効な方法/方式等は報告されていな
い。
【0007】この発明は上記のような点に鑑みて為され
たもので、その目的は、単一の電源電位が供給され、そ
のチップの内部において前記電源電位と前記電源電位を
降圧した電位とのそれぞれにより回路が動作し、チップ
のパフォ−マンスを落とすことなく、チップの低電圧化
への対応を可能とするゲ−トアレイ装置を提供すること
にある。
たもので、その目的は、単一の電源電位が供給され、そ
のチップの内部において前記電源電位と前記電源電位を
降圧した電位とのそれぞれにより回路が動作し、チップ
のパフォ−マンスを落とすことなく、チップの低電圧化
への対応を可能とするゲ−トアレイ装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によるゲ−トア
レイ装置の第1の態様は、単一の電源電位が外部より供
給されるものであって、このゲ−トアレイ装置のチップ
内には前記電源電位を降圧する降圧手段が設けられ、前
記電源電位により動作する第1の回路と、前記降圧手段
により生成される降圧電位により動作する第2の回路と
を具備することを特徴とする。
レイ装置の第1の態様は、単一の電源電位が外部より供
給されるものであって、このゲ−トアレイ装置のチップ
内には前記電源電位を降圧する降圧手段が設けられ、前
記電源電位により動作する第1の回路と、前記降圧手段
により生成される降圧電位により動作する第2の回路と
を具備することを特徴とする。
【0009】また第1の態様のゲ−トアレイ装置のチッ
プ内は、ベ−シックセルエリアとI/O回路エリアとに
それぞれ区分されており、前記降圧手段はこれら両エリ
アの間に配置され、前記ベ−シックセルエリアを前記降
圧電位により動作するように構成したことを特徴とする
。
プ内は、ベ−シックセルエリアとI/O回路エリアとに
それぞれ区分されており、前記降圧手段はこれら両エリ
アの間に配置され、前記ベ−シックセルエリアを前記降
圧電位により動作するように構成したことを特徴とする
。
【0010】さらに前記ベ−シックセルエリアはカラム
単位で分割されており、前記降圧手段は前記カラム毎に
設けられ、前記降圧電位を前記カラム毎に供給するよう
に構成したことを特徴とする。
単位で分割されており、前記降圧手段は前記カラム毎に
設けられ、前記降圧電位を前記カラム毎に供給するよう
に構成したことを特徴とする。
【0011】さらに前記カラム毎に設けられた降圧手段
には、第1の降圧電位を生成するもの、およびこの第1
の降圧電位と異なった第2の降圧電位を生成するものと
の少なくとも2種類が有り、前記ベ−シックアレ−エリ
アが前記少なくとも2種類の第1、第2の降圧電位によ
り動作されるように構成したことを特徴とする。
には、第1の降圧電位を生成するもの、およびこの第1
の降圧電位と異なった第2の降圧電位を生成するものと
の少なくとも2種類が有り、前記ベ−シックアレ−エリ
アが前記少なくとも2種類の第1、第2の降圧電位によ
り動作されるように構成したことを特徴とする。
【0012】またこの発明によるゲ−トアレイ装置の第
2の態様は、少なくとも2種類のそれぞれ相異なる第1
、第2の電源電位が外部より供給されるゲ−トアレイ装
置であって、このゲ−トアレイ装置のチップの内部は、
ベ−シックアレ−エリアとI/O回路エリアとにそれぞ
れ区分されており、前記ベ−シックアレ−エリアは前記
第1の電源電位により信号処理を行い、前記I/O回路
エリアに設けられた出力回路は前記第1および第2の電
源電位により信号処理を行い、かつ外部への信号の出力
は前記第1の電源電位により行うように構成したことを
特徴とする。
2の態様は、少なくとも2種類のそれぞれ相異なる第1
、第2の電源電位が外部より供給されるゲ−トアレイ装
置であって、このゲ−トアレイ装置のチップの内部は、
ベ−シックアレ−エリアとI/O回路エリアとにそれぞ
れ区分されており、前記ベ−シックアレ−エリアは前記
第1の電源電位により信号処理を行い、前記I/O回路
エリアに設けられた出力回路は前記第1および第2の電
源電位により信号処理を行い、かつ外部への信号の出力
は前記第1の電源電位により行うように構成したことを
特徴とする。
【0013】この発明による入力回路は、第1の電位を
持つ入力信号が供給される入力端子と、この入力端子に
一端を接続した前記第1の電位を降圧させる降圧部と、
この降圧部の他端に一端を接続したバッファ部と、この
バッファ部の他端に接続された出力端子とにより構成さ
れるものであり、前記降圧部と前記バッファ部との間に
前記降圧部により降圧される電位を補償する補償手段を
具備することを特徴とする。
持つ入力信号が供給される入力端子と、この入力端子に
一端を接続した前記第1の電位を降圧させる降圧部と、
この降圧部の他端に一端を接続したバッファ部と、この
バッファ部の他端に接続された出力端子とにより構成さ
れるものであり、前記降圧部と前記バッファ部との間に
前記降圧部により降圧される電位を補償する補償手段を
具備することを特徴とする。
【0014】前記補償手段は入力部を有しており、この
入力部が前記バッファ部の他端と前記出力端子との間に
接続され、電流通路の一端は前記バッファ部の一端と前
記降圧部との間に接続され、その他端は前記降圧部を動
作させる電源と同一の電源に接続されることを特徴とす
る。
入力部が前記バッファ部の他端と前記出力端子との間に
接続され、電流通路の一端は前記バッファ部の一端と前
記降圧部との間に接続され、その他端は前記降圧部を動
作させる電源と同一の電源に接続されることを特徴とす
る。
【0015】この発明の出力回路は、電源電位〜回路内
低電位間に直列に接続されたプルアップ部及びプルダウ
ン部と、前記プルアップ部及びプルダウン部の相互接続
点に接続された出力端と、これらのプルアップ部及びプ
ルダウン部はそれぞれ入力部を有し、これらの入力部は
おのおの接続され、この接続点にバッファ部を介して接
続された入力端とにより構成されるものあって、前記入
力部どうしの接続点と前記プルアップ部の入力部との間
に、信号レベルをシフトするレベルシフト手段を具備す
ることを特徴とする。
低電位間に直列に接続されたプルアップ部及びプルダウ
ン部と、前記プルアップ部及びプルダウン部の相互接続
点に接続された出力端と、これらのプルアップ部及びプ
ルダウン部はそれぞれ入力部を有し、これらの入力部は
おのおの接続され、この接続点にバッファ部を介して接
続された入力端とにより構成されるものあって、前記入
力部どうしの接続点と前記プルアップ部の入力部との間
に、信号レベルをシフトするレベルシフト手段を具備す
ることを特徴とする。
【0016】また前記出力回路において、前記プルアッ
プ部及びプルダウン部の相互接続点と前記出力端との間
に、出力電圧を補償するための出力電圧補償手段を具備
することを特徴とする。
プ部及びプルダウン部の相互接続点と前記出力端との間
に、出力電圧を補償するための出力電圧補償手段を具備
することを特徴とする。
【0017】さらに前記出力電圧補償手段は入力部を有
しており、この入力部は前記バッファ部に接続され、出
力電圧補償手段の電流通路の一端は前記電源電位に接続
され、その他端は前記プルアップ部及びプルダウン部の
相互接続点と前記出力端との間に接続されることを特徴
とする。
しており、この入力部は前記バッファ部に接続され、出
力電圧補償手段の電流通路の一端は前記電源電位に接続
され、その他端は前記プルアップ部及びプルダウン部の
相互接続点と前記出力端との間に接続されることを特徴
とする。
【0018】この発明による降圧回路は、電源電位にア
ノ−ドを接続したダイオ−ドと、前記第1の電源にコレ
クタを接続し、ベ−スを前記ダイオ−ドのカソ−ドに接
続した第1のバイポ−ラトランジスタとを持ち、このバ
イポ−ラトランジスタのベ−ス〜エミッタ間電圧により
降圧電位を得るものであって、前記第1のバイポ−ラト
ランジスタのエミッタにコレクタが接続され、ベ−スが
前記第1のバイポ−ラトランジスタのベ−スと共通に接
続された第2のバイポ−ラトランジスタを更に備えてお
り、前記降圧電位が前記共通接続ベ−ス〜第2のバイポ
−ラトランジスタのエミッタ間電圧により得られるよう
に構成したことを特徴とする。
ノ−ドを接続したダイオ−ドと、前記第1の電源にコレ
クタを接続し、ベ−スを前記ダイオ−ドのカソ−ドに接
続した第1のバイポ−ラトランジスタとを持ち、このバ
イポ−ラトランジスタのベ−ス〜エミッタ間電圧により
降圧電位を得るものであって、前記第1のバイポ−ラト
ランジスタのエミッタにコレクタが接続され、ベ−スが
前記第1のバイポ−ラトランジスタのベ−スと共通に接
続された第2のバイポ−ラトランジスタを更に備えてお
り、前記降圧電位が前記共通接続ベ−ス〜第2のバイポ
−ラトランジスタのエミッタ間電圧により得られるよう
に構成したことを特徴とする。
【0019】前記降圧回路において、前記ダイオ−ドの
カソ−ドと前記共通ベ−スとの間に、前記第1の電源に
コレクタを接続した少なくとも1つの第4のバイポ−ラ
トランジスタを順次ダ−リントン接続して前記降圧電圧
を調節するように構成したことを特徴とする。
カソ−ドと前記共通ベ−スとの間に、前記第1の電源に
コレクタを接続した少なくとも1つの第4のバイポ−ラ
トランジスタを順次ダ−リントン接続して前記降圧電圧
を調節するように構成したことを特徴とする。
【0020】前記降圧回路において、前記ダイオ−ドは
コレクタ〜ベ−スを共通に接続した第3のバイポ−ラト
ランジスタにより構成されることを特徴とする。
コレクタ〜ベ−スを共通に接続した第3のバイポ−ラト
ランジスタにより構成されることを特徴とする。
【0021】さらに前記第3のバイポ−ラトランジスタ
はスイッチであり、このスイッチのオン/オフによって
前記降圧電圧の発生が制御されるように構成したことを
特徴とする。
はスイッチであり、このスイッチのオン/オフによって
前記降圧電圧の発生が制御されるように構成したことを
特徴とする。
【0022】さらに前記スイッチを絶縁ゲ−ト型FET
により構成したことを特徴とする。
により構成したことを特徴とする。
【0023】
【作用】第1の態様のゲ−トアレイ装置にあっては、単
一の電源電位が外部より供給されるものでありながらも
、そのチップの内部にこの電源電位を降圧する降圧手段
が設けられることにより、チップ内部で電源電位を降圧
した降圧電位が得られる。これにより、外部より供給さ
れる電源電位は、最も普及されている半導体装置と全く
同一のもの(例えば5V)とすることができる。かつチ
ップの内部は降圧電位(例えば3.3V)により第2の
回路が駆動されるので、この回路においては能動素子の
微細化を推進できる。さらにチップの内部には外部より
供給される電源電位により駆動される第1の回路も有す
るから、この回路を用いてチップ外部への信号の出力等
を行えば、その他の外部電源電位により動作している半
導体装置と信号レベルを変換することなく、信号のやり
取りを行える。よって、この第1の態様のゲ−トアレイ
装置は、信号レベルを変換するためのインタ−フェ−ス
を組み入れなくても、上記したその他の半導体装置と同
一のサ−キットボ−ド上においてシステム化できる。
一の電源電位が外部より供給されるものでありながらも
、そのチップの内部にこの電源電位を降圧する降圧手段
が設けられることにより、チップ内部で電源電位を降圧
した降圧電位が得られる。これにより、外部より供給さ
れる電源電位は、最も普及されている半導体装置と全く
同一のもの(例えば5V)とすることができる。かつチ
ップの内部は降圧電位(例えば3.3V)により第2の
回路が駆動されるので、この回路においては能動素子の
微細化を推進できる。さらにチップの内部には外部より
供給される電源電位により駆動される第1の回路も有す
るから、この回路を用いてチップ外部への信号の出力等
を行えば、その他の外部電源電位により動作している半
導体装置と信号レベルを変換することなく、信号のやり
取りを行える。よって、この第1の態様のゲ−トアレイ
装置は、信号レベルを変換するためのインタ−フェ−ス
を組み入れなくても、上記したその他の半導体装置と同
一のサ−キットボ−ド上においてシステム化できる。
【0024】第2の態様のゲ−トアレイ装置にあっては
、その出力回路において第1の電源電位(例えば3.3
V)と第2の電源電位(例えば5V)とより信号を行い
、かつ外部への信号の出力は前記第1の電源電位により
行われる。これにより、第1の電源電位により動作して
いるその他の半導体装置と、第1の態様と同様に信号レ
ベルを変換するためのインタ−フェ−スを組み入れるこ
となく、同一のサ−キットボ−ド上においてシステム化
できる。しかも、第2の態様のゲ−トアレイ装置が持つ
出力回路は、第2の電源電位(例えば5V)によっても
信号の処理が為されるので、チップ内における信号処理
の高速化が図られる。
、その出力回路において第1の電源電位(例えば3.3
V)と第2の電源電位(例えば5V)とより信号を行い
、かつ外部への信号の出力は前記第1の電源電位により
行われる。これにより、第1の電源電位により動作して
いるその他の半導体装置と、第1の態様と同様に信号レ
ベルを変換するためのインタ−フェ−スを組み入れるこ
となく、同一のサ−キットボ−ド上においてシステム化
できる。しかも、第2の態様のゲ−トアレイ装置が持つ
出力回路は、第2の電源電位(例えば5V)によっても
信号の処理が為されるので、チップ内における信号処理
の高速化が図られる。
【0025】上記入力回路にあっては、その降圧部と前
記バッファ部との間に、前記降圧部により降圧される電
位を補償する補償手段が設けられることにより、降圧さ
れる電位が補償され、降圧電位を変動しにくくできる。 これにより、この降圧部に接続される前記バッファ部の
動作を安定させることができる。
記バッファ部との間に、前記降圧部により降圧される電
位を補償する補償手段が設けられることにより、降圧さ
れる電位が補償され、降圧電位を変動しにくくできる。 これにより、この降圧部に接続される前記バッファ部の
動作を安定させることができる。
【0026】上記出力回路にあっては、入力部どうしの
接続点と前記プルアップ部の入力部との間に、信号レベ
ルをシフトするレベルシフト手段が設けられることによ
り、プルアップ部の入力部への信号レベルより高いレベ
ルの信号を出力端に対して供給できる。これにより、こ
の出力回路からはチップ内部での信号レベルより高いレ
ベルの信号を、チップ外部へ出力することができる。
接続点と前記プルアップ部の入力部との間に、信号レベ
ルをシフトするレベルシフト手段が設けられることによ
り、プルアップ部の入力部への信号レベルより高いレベ
ルの信号を出力端に対して供給できる。これにより、こ
の出力回路からはチップ内部での信号レベルより高いレ
ベルの信号を、チップ外部へ出力することができる。
【0027】上記降圧回路にあっては、その降圧電位を
出力するための出力段を、ベ−スを共通とし、コレクタ
〜エミッタの電流通路を直列に接続した2個のバイポ−
ラトランジスタにより構成することにより、出力段以降
に接続された電源線の電位が落ちても、高電位側に接続
されたトランジスタが出力段側に接続されたトランジス
タに対して電流(コレクタ電流)を流すので、落ちた電
位を速やかに本来の電位に回復させることができる。即
ち、電源線に接続された負荷の抵抗値の変動に対し、そ
の電位回復の応答速度を速くできる。これにより、降圧
電位を安定化できる。
出力するための出力段を、ベ−スを共通とし、コレクタ
〜エミッタの電流通路を直列に接続した2個のバイポ−
ラトランジスタにより構成することにより、出力段以降
に接続された電源線の電位が落ちても、高電位側に接続
されたトランジスタが出力段側に接続されたトランジス
タに対して電流(コレクタ電流)を流すので、落ちた電
位を速やかに本来の電位に回復させることができる。即
ち、電源線に接続された負荷の抵抗値の変動に対し、そ
の電位回復の応答速度を速くできる。これにより、降圧
電位を安定化できる。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例によ
り説明する。
り説明する。
【0029】図1はこの発明の第1の実施例に係わるゲ
−トアレイ装置のチップの構成を示す図である。
−トアレイ装置のチップの構成を示す図である。
【0030】図1に示すように、チップ10はベ−シッ
クセルBがアレ−状に配設されたベ−シックセルエリア
12と、このエリア12の周囲に設けられた入出力回路
(以下I/O回路と称す)Cが配置されたI/O回路エ
リア14とから構成されている。ベ−シックセルエリア
12は複数のカラム16に分割されており、論理回路は
これらのカラム12の中で素子を結線することにより形
成される。カラム12の各々には電圧を降圧するための
降圧用セルAが設けられており、降圧された電位はベ−
シックセルエリア12において、カラム16単位毎に供
給されるようになっている。
クセルBがアレ−状に配設されたベ−シックセルエリア
12と、このエリア12の周囲に設けられた入出力回路
(以下I/O回路と称す)Cが配置されたI/O回路エ
リア14とから構成されている。ベ−シックセルエリア
12は複数のカラム16に分割されており、論理回路は
これらのカラム12の中で素子を結線することにより形
成される。カラム12の各々には電圧を降圧するための
降圧用セルAが設けられており、降圧された電位はベ−
シックセルエリア12において、カラム16単位毎に供
給されるようになっている。
【0031】図2は図1に示したゲ−トアレイ装置のチ
ップ内ブロック図である。
ップ内ブロック図である。
【0032】図2に示すように、I/O回路エリア14
には外部からの電源電位を受入れるための受入口として
電源入力回路100が設けられている。この電源入力回
路100には外部電源電位(例えば5V)がチップの外
部より供給され、この外部電源電位は電源線20を介し
てI/O回路エリア14に供給される。また電源入力回
路100の内部には降圧回路が備えられており、この回
路により降圧された降圧電位(例えば3.3V)は電源
線22を介してI/O回路エリア14に供給される。I
/O回路エリア14に設けられた入力回路102には外
部から例えば振幅約5Vを持つ入力信号が供給される。 この入力回路102にはこの5Vの振幅を持つ入力信号
より回路自体を保護するために、保護回路が設けられる
。この保護回路は外部電源電位5Vにカソ−ドが接続さ
れた入力保護ダイオ−ド等が用いられる。回路の詳細に
ついては後に詳述する。出力回路104からは外部に対
して振幅約5Vを持つ出力信号が出力される。この出力
回路104には外部電源電位5Vと降圧電位3.3Vと
が供給される。降圧電位3.3Vはベ−シックセルエリ
ア12より得られるチップ内部信号(約3.3Vの振幅
を持つ)の処理回路部を駆動するのに用いられる。外部
電源電位5Vはチップ外部へ出力する出力信号の処理回
路部を駆動するのに用いられる。これらの点についても
入力回路同様に、後に詳述する。電源入力回路100か
らはベ−シックセルエリア12の周囲に引き回された電
源線24が導出されており、この電源線24はベ−シッ
クセルエリア12のカラム16のそれぞれに設けられた
セル降圧回路106に接続されている。この電源線24
にはチップに供給される外部電源電位5Vがそのままに
供給される。電源線24に供給された外部電源電位5V
はセル降圧回路106により降圧され、セル内降圧電位
3.3Vに変換される。この降圧電位3.3Vはカラム
16毎に設けられたセル内電源線26に供給され、ベ−
シックセルエリア12に形成される論理回路108は降
圧電位3.3Vにより駆動される。尚、図2においては
低電位、例えばGND(接地)に接続された電源線は図
面が繁雑になるために省略したが、GND線は例えばI
/O回路エリア14内に電源線20および22と並行し
て設けられ、またベ−シックセルエリア12内において
はカラム16毎にセル内電源線26に並行して設けられ
る。
には外部からの電源電位を受入れるための受入口として
電源入力回路100が設けられている。この電源入力回
路100には外部電源電位(例えば5V)がチップの外
部より供給され、この外部電源電位は電源線20を介し
てI/O回路エリア14に供給される。また電源入力回
路100の内部には降圧回路が備えられており、この回
路により降圧された降圧電位(例えば3.3V)は電源
線22を介してI/O回路エリア14に供給される。I
/O回路エリア14に設けられた入力回路102には外
部から例えば振幅約5Vを持つ入力信号が供給される。 この入力回路102にはこの5Vの振幅を持つ入力信号
より回路自体を保護するために、保護回路が設けられる
。この保護回路は外部電源電位5Vにカソ−ドが接続さ
れた入力保護ダイオ−ド等が用いられる。回路の詳細に
ついては後に詳述する。出力回路104からは外部に対
して振幅約5Vを持つ出力信号が出力される。この出力
回路104には外部電源電位5Vと降圧電位3.3Vと
が供給される。降圧電位3.3Vはベ−シックセルエリ
ア12より得られるチップ内部信号(約3.3Vの振幅
を持つ)の処理回路部を駆動するのに用いられる。外部
電源電位5Vはチップ外部へ出力する出力信号の処理回
路部を駆動するのに用いられる。これらの点についても
入力回路同様に、後に詳述する。電源入力回路100か
らはベ−シックセルエリア12の周囲に引き回された電
源線24が導出されており、この電源線24はベ−シッ
クセルエリア12のカラム16のそれぞれに設けられた
セル降圧回路106に接続されている。この電源線24
にはチップに供給される外部電源電位5Vがそのままに
供給される。電源線24に供給された外部電源電位5V
はセル降圧回路106により降圧され、セル内降圧電位
3.3Vに変換される。この降圧電位3.3Vはカラム
16毎に設けられたセル内電源線26に供給され、ベ−
シックセルエリア12に形成される論理回路108は降
圧電位3.3Vにより駆動される。尚、図2においては
低電位、例えばGND(接地)に接続された電源線は図
面が繁雑になるために省略したが、GND線は例えばI
/O回路エリア14内に電源線20および22と並行し
て設けられ、またベ−シックセルエリア12内において
はカラム16毎にセル内電源線26に並行して設けられ
る。
【0033】上記構成のゲ−トアレイ装置は、単一の外
部電源電位5Vにて動作する。しかし、そのチップ内部
においては、入力回路102の入力保護回路に外部電源
電位5Vが用いられるともに降圧電位3.3Vで動作す
る。出力回路104は外部電源電位5Vおよび降圧電位
3.3Vの双方の電位により動作する。またベ−シック
セルエリア12には外部電源電位5Vが降圧された降圧
電位3.3Vが供給され、この降圧電位3.3Vにより
論理回路108が駆動される。これらの点により、先ず
ベ−シックセルエリア12ではセルに印加される電圧が
下がり、セルを構成するための能動素子を微細化でき、
ゲ−トアレイの集積度、即ち集積ゲ−ト数を増加できる
。しかも、チップの大部分を占めるベ−シックエリア1
2が低電圧化されるので、チップの消費電力も少なくな
る。また低電圧化に伴ったチップのシステム・パフォ−
マンスの低下の点については、I/O回路エリア14に
外部電源電位5Vをそのまま供給し、この外部電源電位
5Vにより例えば出力回路104を動作させることによ
り改善される。即ち、出力回路104の一部が外部電源
電位5Vによりスイッチングされるので、そのスイッチ
ング速度は3.3Vの電圧で均一に動作するチップより
も速くなり、5V仕様のチップと比較してもほとんど遜
色がないものになる。このために低電圧仕様のチップで
あっても、処理速度の低下が補われ、低電圧化してもチ
ップのシステム・パフォ−マンスはほとんど落ちなくな
る。また出力回路104が5Vで動作されることから、
約5Vの振幅を持つ出力信号を出力することができる。 同様に入力回路102は入力保護回路を外部電源電位5
Vに接続されるので、振幅約5Vを持つ入力信号を入力
させることができる。これらの点により、この発明に係
わるゲ−トアレイ装置はその他の5V仕様の半導体装置
と信号のレベルを変換することなく互いに接続でき、サ
−キットボ−ド上にこれらを混在してシステム化するこ
とができる。またその電源はその他の5V仕様の半導体
装置と互いに共用できる。
部電源電位5Vにて動作する。しかし、そのチップ内部
においては、入力回路102の入力保護回路に外部電源
電位5Vが用いられるともに降圧電位3.3Vで動作す
る。出力回路104は外部電源電位5Vおよび降圧電位
3.3Vの双方の電位により動作する。またベ−シック
セルエリア12には外部電源電位5Vが降圧された降圧
電位3.3Vが供給され、この降圧電位3.3Vにより
論理回路108が駆動される。これらの点により、先ず
ベ−シックセルエリア12ではセルに印加される電圧が
下がり、セルを構成するための能動素子を微細化でき、
ゲ−トアレイの集積度、即ち集積ゲ−ト数を増加できる
。しかも、チップの大部分を占めるベ−シックエリア1
2が低電圧化されるので、チップの消費電力も少なくな
る。また低電圧化に伴ったチップのシステム・パフォ−
マンスの低下の点については、I/O回路エリア14に
外部電源電位5Vをそのまま供給し、この外部電源電位
5Vにより例えば出力回路104を動作させることによ
り改善される。即ち、出力回路104の一部が外部電源
電位5Vによりスイッチングされるので、そのスイッチ
ング速度は3.3Vの電圧で均一に動作するチップより
も速くなり、5V仕様のチップと比較してもほとんど遜
色がないものになる。このために低電圧仕様のチップで
あっても、処理速度の低下が補われ、低電圧化してもチ
ップのシステム・パフォ−マンスはほとんど落ちなくな
る。また出力回路104が5Vで動作されることから、
約5Vの振幅を持つ出力信号を出力することができる。 同様に入力回路102は入力保護回路を外部電源電位5
Vに接続されるので、振幅約5Vを持つ入力信号を入力
させることができる。これらの点により、この発明に係
わるゲ−トアレイ装置はその他の5V仕様の半導体装置
と信号のレベルを変換することなく互いに接続でき、サ
−キットボ−ド上にこれらを混在してシステム化するこ
とができる。またその電源はその他の5V仕様の半導体
装置と互いに共用できる。
【0034】図3はサ−キットボ−ド上でのシステム構
成を示す図である。図3のうち、(a)は従来の3.3
V仕様のチップ/5V仕様のチップ混在型システムを示
す図で、(b)は第1の実施例に係わるゲ−トアレイ装
置を用いた3.3V仕様/5V仕様チップ混在型システ
ムを示す図である。
成を示す図である。図3のうち、(a)は従来の3.3
V仕様のチップ/5V仕様のチップ混在型システムを示
す図で、(b)は第1の実施例に係わるゲ−トアレイ装
置を用いた3.3V仕様/5V仕様チップ混在型システ
ムを示す図である。
【0035】図3(a)に示すように、従来の混在型シ
ステムではサ−キットボ−ド30の上に、5V仕様チッ
プを搭載した半導体装置32を動作させるための電源線
VDD5V、および3.3V仕様チップを搭載した半導
体装置34を動作させるための電源線VDD3.3Vを
それぞれ配設しなければならない。しかも装置32と装
置34との相互の情報信号のやりとりを、インタ−フェ
−ス36を介し情報信号のレベル等を相互に変換する必
要もある。
ステムではサ−キットボ−ド30の上に、5V仕様チッ
プを搭載した半導体装置32を動作させるための電源線
VDD5V、および3.3V仕様チップを搭載した半導
体装置34を動作させるための電源線VDD3.3Vを
それぞれ配設しなければならない。しかも装置32と装
置34との相互の情報信号のやりとりを、インタ−フェ
−ス36を介し情報信号のレベル等を相互に変換する必
要もある。
【0036】図3(b)に示すように、この発明に係わ
るゲ−トアレイ装置38を用いて混在型システムを組め
ば、サ−キットボ−ド30上に配設される電源線は、電
源線VDD5だけで済む。また5V仕様の装置32とゲ
−トアレイ装置38とを互いに接続する際にも、情報信
号のレベル等を相互に変換するインタ−フェ−スは要ら
なくなる。このように、この発明のゲ−トアレイ装置に
よれば、システムの設計を容易にできるとともに、シス
テムを組むためのボ−ド30を縮小させることもできる
。
るゲ−トアレイ装置38を用いて混在型システムを組め
ば、サ−キットボ−ド30上に配設される電源線は、電
源線VDD5だけで済む。また5V仕様の装置32とゲ
−トアレイ装置38とを互いに接続する際にも、情報信
号のレベル等を相互に変換するインタ−フェ−スは要ら
なくなる。このように、この発明のゲ−トアレイ装置に
よれば、システムの設計を容易にできるとともに、シス
テムを組むためのボ−ド30を縮小させることもできる
。
【0037】次に、上記ゲ−トアレイ装置の内部の構成
について、図4〜図12を参照してより詳細に説明する
。
について、図4〜図12を参照してより詳細に説明する
。
【0038】図4は降圧回路106の具体例を示す回路
図である。図4のうち、(a)は基本の回路を示す図で
、(b)は降圧電位の調節方法の一例を説明する回路図
である。
図である。図4のうち、(a)は基本の回路を示す図で
、(b)は降圧電位の調節方法の一例を説明する回路図
である。
【0039】図4(a)に示すように、例えば外部電源
電位5Vは電源線24Aにより降圧セルA内に導かれて
いる。この電源線24Aにはnpn型トランジスタTr
1およびTr2のコレクタがそれぞれ接続されている。 npn型トランジスタTr1はそのコレクタとベ−スと
が互いに接続されてダイオ−ド化されている。ダイオ−
ド化されたトランジスタTr1のエミッタ(カソ−ド)
は、トランジスタTr2のベ−ス、およびこのトランジ
スタTr2に直列に接続されたnpn型トランジスタT
r3のベ−スにそれぞれ接続されている。
電位5Vは電源線24Aにより降圧セルA内に導かれて
いる。この電源線24Aにはnpn型トランジスタTr
1およびTr2のコレクタがそれぞれ接続されている。 npn型トランジスタTr1はそのコレクタとベ−スと
が互いに接続されてダイオ−ド化されている。ダイオ−
ド化されたトランジスタTr1のエミッタ(カソ−ド)
は、トランジスタTr2のベ−ス、およびこのトランジ
スタTr2に直列に接続されたnpn型トランジスタT
r3のベ−スにそれぞれ接続されている。
【0040】上記降圧回路であると、トランジスタTr
2およびTr3のベ−スが互いに共通となっているため
、定常状態においてこれらの接続点ノ−ド42、および
出力ノ−ド40の電位はほぼ等しい。この電位はベ−ス
の共通接続点ノ−ド44よりpn接合の順方向降下電圧
VF 分(約0.7V)だけ低い。またノ−ド44の電
位は電源線24Aの電位5Vより約0.7Vだけ低い。 よって、このような降圧回路は、5Vを3.6Vに降圧
できる回路である。
2およびTr3のベ−スが互いに共通となっているため
、定常状態においてこれらの接続点ノ−ド42、および
出力ノ−ド40の電位はほぼ等しい。この電位はベ−ス
の共通接続点ノ−ド44よりpn接合の順方向降下電圧
VF 分(約0.7V)だけ低い。またノ−ド44の電
位は電源線24Aの電位5Vより約0.7Vだけ低い。 よって、このような降圧回路は、5Vを3.6Vに降圧
できる回路である。
【0041】上記降圧回路では、特に出力ノ−ド40に
接続されるトランジスタに、ベ−スを共通とし、かつ出
力ノ−ド40〜電源線24A間に直列に接続されたトラ
ンジスタを用いることにより、次のような効果を得るこ
とができる。
接続されるトランジスタに、ベ−スを共通とし、かつ出
力ノ−ド40〜電源線24A間に直列に接続されたトラ
ンジスタを用いることにより、次のような効果を得るこ
とができる。
【0042】例えば、過渡状態において、出力ノ−ド4
0の先に接続された図示せぬ負荷に多くの電流が流れ、
出力ノ−ド40の電位が3.6Vより低くなったと仮定
する。この時、ノ−ド44よりトランジスタTr3のベ
−スへ電流が流れるようになり、ノ−ド42よりコレク
タ電流が出力ノ−ド40に向かって流れる。しかし、ノ
−ド42の電位降下に伴ってトランジスタTr2へもベ
−ス電流が流れるため、トランジスタTr2のコレクタ
電流は、トランジスタTr3のコレクタ電流を補給する
形で流れる。このような回路動作により、出力ノ−ド4
0の電位が低くなっても、出力ノ−ド40の電位をすば
やく定常状態の3.6Vまで引き上げることができる。
0の先に接続された図示せぬ負荷に多くの電流が流れ、
出力ノ−ド40の電位が3.6Vより低くなったと仮定
する。この時、ノ−ド44よりトランジスタTr3のベ
−スへ電流が流れるようになり、ノ−ド42よりコレク
タ電流が出力ノ−ド40に向かって流れる。しかし、ノ
−ド42の電位降下に伴ってトランジスタTr2へもベ
−ス電流が流れるため、トランジスタTr2のコレクタ
電流は、トランジスタTr3のコレクタ電流を補給する
形で流れる。このような回路動作により、出力ノ−ド4
0の電位が低くなっても、出力ノ−ド40の電位をすば
やく定常状態の3.6Vまで引き上げることができる。
【0043】またトランジスタTr3のベ−ス電流が完
全に消滅していない場合には、出力ノ−ド40の電位が
3.6Vに回復してもトランジスタTr3のコレクタ〜
エミッタ間には電流が流れる。しかし、トランジスタT
r2およびTr3はそれぞれベ−スが共通であり、出力
ノ−ド40の電位とノ−ド42電位とは互いに等しい。 即ち、出力ノ−ド40の電位もノ−ド42の電位もとも
に3.6Vであり、出力ノ−ド40の電位が3.6Vに
回復すればトランジスタTr3のコレクタ〜エミッタ間
には電位差がなくなる。よって、トランジスタTr3に
コレクタ電流が流れない。
全に消滅していない場合には、出力ノ−ド40の電位が
3.6Vに回復してもトランジスタTr3のコレクタ〜
エミッタ間には電流が流れる。しかし、トランジスタT
r2およびTr3はそれぞれベ−スが共通であり、出力
ノ−ド40の電位とノ−ド42電位とは互いに等しい。 即ち、出力ノ−ド40の電位もノ−ド42の電位もとも
に3.6Vであり、出力ノ−ド40の電位が3.6Vに
回復すればトランジスタTr3のコレクタ〜エミッタ間
には電位差がなくなる。よって、トランジスタTr3に
コレクタ電流が流れない。
【0044】また上記のような回路では、ノ−ド42の
電位が回復する際、トランジスタTr2にコレクタ電流
が過剰に流れ、ノ−ド42の電位が出力ノ−ド40の電
位より幾分高くなることがあり得る。しかし、バイポ−
ラトランジスタにコレクタ電流を流すためには、コレク
タ〜エミッタ間に約0.2V以上の電圧が必要であるの
で、上記回路のトランジスタTr3にコレクタ電流が流
れることはまずない。
電位が回復する際、トランジスタTr2にコレクタ電流
が過剰に流れ、ノ−ド42の電位が出力ノ−ド40の電
位より幾分高くなることがあり得る。しかし、バイポ−
ラトランジスタにコレクタ電流を流すためには、コレク
タ〜エミッタ間に約0.2V以上の電圧が必要であるの
で、上記回路のトランジスタTr3にコレクタ電流が流
れることはまずない。
【0045】次に、図4(b)を参照し、上記構成の降
圧回路における降圧電位の調節方法について説明する。
圧回路における降圧電位の調節方法について説明する。
【0046】図4(b)に示すように、降圧電位を調節
するには、トランジスタTr2およびTr3の共通ベ−
スとトランジスタTr1のエミッタとの間に、電源線2
4Aにコレクタを接続したトランジスタTr4をダ−リ
ントン接続すれば良い。このようにトランジスタTr4
をダ−リントン接続すれば、図4(a)で説明した効果
を損なうことなく、降圧電位を調節できる。同図(b)
に示す回路では、約2.9Vの降圧電位が得られる。ま
たダ−リントン接続の接続段数をさらに増やせば、降圧
電位を2.9V以下の例えば2.2V、1.5V…に順
次設定することも可能である。
するには、トランジスタTr2およびTr3の共通ベ−
スとトランジスタTr1のエミッタとの間に、電源線2
4Aにコレクタを接続したトランジスタTr4をダ−リ
ントン接続すれば良い。このようにトランジスタTr4
をダ−リントン接続すれば、図4(a)で説明した効果
を損なうことなく、降圧電位を調節できる。同図(b)
に示す回路では、約2.9Vの降圧電位が得られる。ま
たダ−リントン接続の接続段数をさらに増やせば、降圧
電位を2.9V以下の例えば2.2V、1.5V…に順
次設定することも可能である。
【0047】図5は上記降圧回路の変形例を示す図であ
る。
る。
【0048】図4(a)、(b)に示した降圧回路はい
ずれも、ダイオ−ド接続されたトランジスタTr1によ
り外部電源電位5Vがオンすると同時に動き出す。この
変形例は、降圧回路の動作を、例えばpチャネル型MO
SFETQ1により制御するようにしたものである。
ずれも、ダイオ−ド接続されたトランジスタTr1によ
り外部電源電位5Vがオンすると同時に動き出す。この
変形例は、降圧回路の動作を、例えばpチャネル型MO
SFETQ1により制御するようにしたものである。
【0049】図5に示すように、MOSFETQ1のゲ
−トには制御信号S1が供給され、この制御信号S1に
応じてMOSFETQ1は開閉する。MOSFETQ1
のソ−スは電源線24Aに接続され、ドレインはトラン
ジスタTr5のベ−スに接続されている。このトランジ
スタTr5のコレクタは電源線24Aに接続され、エミ
ッタは出力ノ−ド40〜電源線24Aの間に直列に接続
されたトランジスタTr6およびTr7のそれぞれのベ
−スに共通に接続される。このような降圧回路であると
、制御信号S1の信号レベルに応じてMOSFET1が
開閉し、トランジスタTr5へのベ−ス電流の供給が制
御される。これにより降圧回路は、外部電源電位のオン
/オフによらずスイッチングすることができる。上記回
路であると、MOSFETQ1での損失が無いと仮定し
た時の降圧電位は、外部電源電位5Vから、トランジス
タTr5でのpn接合順方向降下電圧(約0.7V)を
引き、さらにトランジスタTr7でのpn接合順方向降
下電圧(約0.7V)を引いた値となる。よって、降圧
電位は約3.6Vである。
−トには制御信号S1が供給され、この制御信号S1に
応じてMOSFETQ1は開閉する。MOSFETQ1
のソ−スは電源線24Aに接続され、ドレインはトラン
ジスタTr5のベ−スに接続されている。このトランジ
スタTr5のコレクタは電源線24Aに接続され、エミ
ッタは出力ノ−ド40〜電源線24Aの間に直列に接続
されたトランジスタTr6およびTr7のそれぞれのベ
−スに共通に接続される。このような降圧回路であると
、制御信号S1の信号レベルに応じてMOSFET1が
開閉し、トランジスタTr5へのベ−ス電流の供給が制
御される。これにより降圧回路は、外部電源電位のオン
/オフによらずスイッチングすることができる。上記回
路であると、MOSFETQ1での損失が無いと仮定し
た時の降圧電位は、外部電源電位5Vから、トランジス
タTr5でのpn接合順方向降下電圧(約0.7V)を
引き、さらにトランジスタTr7でのpn接合順方向降
下電圧(約0.7V)を引いた値となる。よって、降圧
電位は約3.6Vである。
【0050】以上のように、上記構成の降圧回路によれ
ば、小さい回路規模および面積で、かつ負荷に流れる電
流の変化への応答速度に優れ、安定した降圧電位を常に
電源線に供給できる降圧回路が得られる。
ば、小さい回路規模および面積で、かつ負荷に流れる電
流の変化への応答速度に優れ、安定した降圧電位を常に
電源線に供給できる降圧回路が得られる。
【0051】尚、上記降圧回路は、第1の実施例に係わ
るゲ−トアレイ装置のみならず、その他の様々な半導体
装置における降圧回路として用いることができる。
るゲ−トアレイ装置のみならず、その他の様々な半導体
装置における降圧回路として用いることができる。
【0052】図6は入力回路102の具体例を示す回路
図である。
図である。
【0053】図6に示すように、入力パッド電極50に
はチップ外部からの入力信号IN1が供給される。この
入力信号IN1は例えば5Vの振幅を持つ。入力パッド
電極50には抵抗R1の一端が接続されている。入力パ
ッド電極50と抵抗R1とを相互に接続する配線と外部
電源電位5Vとの間、およびこの配線と接地との間に接
続されているダイオ−ドD1およびD2はそれぞれ入力
保護用のものである。抵抗R1の他端には、入力信号I
N1の電位を降圧する降圧部52の一端が接続されてい
る。降圧部52は入力パッド電極50側にドレインを接
続し、ゲ−トを降圧電位3.3Vに接続したnチャネル
型MOSFETQ2により構成されている。振幅5Vを
持つ入力信号IN1はMOSFETQ2のバックゲ−ト
バイアス効果とゲ−トの印加電圧とにより、振幅約2.
6Vに変換/降圧される。降圧部52の他端にはバッフ
ァ部54の一端が接続され、バッファ部54には変換/
降圧された信号IN1Tが供給される。バッファ部54
は、例えばpチャネル型MOSFETQ3とnチャネル
型MOSFETQ4とで成るCMOS型インバ−タによ
り構成される。このインバ−タは降圧電位3.3Vによ
り駆動される。バッファ部54の他端は入力回路102
の出力端56に接続され、この出力端56からは、例え
ば振幅3.3V程度を持ち、かつ入力信号IN1とは逆
相の信号IN1Aが出力される。図示せぬベ−シックセ
ルエリアの論理回路にはこの信号IN1Aが供給される
。出力端56とバッファ部54との相互接続点ノ−ド6
0には変換/降圧された信号IN1Tのレベルを補償す
るための補償部58の入力端が接続され、この補償部5
8の一端はバッファ部54と降圧部52との相互接続点
ノ−ド62に接続され、他端は降圧電位3.3Vに接続
されている。
はチップ外部からの入力信号IN1が供給される。この
入力信号IN1は例えば5Vの振幅を持つ。入力パッド
電極50には抵抗R1の一端が接続されている。入力パ
ッド電極50と抵抗R1とを相互に接続する配線と外部
電源電位5Vとの間、およびこの配線と接地との間に接
続されているダイオ−ドD1およびD2はそれぞれ入力
保護用のものである。抵抗R1の他端には、入力信号I
N1の電位を降圧する降圧部52の一端が接続されてい
る。降圧部52は入力パッド電極50側にドレインを接
続し、ゲ−トを降圧電位3.3Vに接続したnチャネル
型MOSFETQ2により構成されている。振幅5Vを
持つ入力信号IN1はMOSFETQ2のバックゲ−ト
バイアス効果とゲ−トの印加電圧とにより、振幅約2.
6Vに変換/降圧される。降圧部52の他端にはバッフ
ァ部54の一端が接続され、バッファ部54には変換/
降圧された信号IN1Tが供給される。バッファ部54
は、例えばpチャネル型MOSFETQ3とnチャネル
型MOSFETQ4とで成るCMOS型インバ−タによ
り構成される。このインバ−タは降圧電位3.3Vによ
り駆動される。バッファ部54の他端は入力回路102
の出力端56に接続され、この出力端56からは、例え
ば振幅3.3V程度を持ち、かつ入力信号IN1とは逆
相の信号IN1Aが出力される。図示せぬベ−シックセ
ルエリアの論理回路にはこの信号IN1Aが供給される
。出力端56とバッファ部54との相互接続点ノ−ド6
0には変換/降圧された信号IN1Tのレベルを補償す
るための補償部58の入力端が接続され、この補償部5
8の一端はバッファ部54と降圧部52との相互接続点
ノ−ド62に接続され、他端は降圧電位3.3Vに接続
されている。
【0054】上記入力回路では、特に変換/降圧された
信号IN1Tのレベルを補償するための補償部58を設
けることにより、次のような効果を得ることができる。
信号IN1Tのレベルを補償するための補償部58を設
けることにより、次のような効果を得ることができる。
【0055】先ず補償部58がない場合について説明す
る。降圧部52より得られる信号IN1Tの電圧レベル
は約2.6V程度であるが、この程度の電圧レベルであ
ると、ゲ−ト〜ソ−ス間電圧VGSが−0.7Vとなり
、pチャネルMOSFETQ3のしきい値電圧約−0.
8Vに対してほとんどマ−ジンのないオフ・ゲ−ト電圧
となる。この結果、能動素子の特性バラツキを考慮すれ
ば、インバ−タのMOSFETQ3が完全にオフすると
は言えなくなる。例えば製造プロセスのゆらぎによりM
OSFETQ2のVGSが−0.8V以上の特性を持つ
ように形成された場合、信号IN1Aが“L”レベルの
時にMOSFETQ3はオフせず、リ−ク電流が流れる
。 このリ−ク電流は信号IN1Aの“H”レベルから“L
”レベルへの遷移を妨げるように働くので入力回路の動
作速度の低下をきたす。またこのリ−ク電流はスタンバ
イ電流として流れるので消費電力が増大する。
る。降圧部52より得られる信号IN1Tの電圧レベル
は約2.6V程度であるが、この程度の電圧レベルであ
ると、ゲ−ト〜ソ−ス間電圧VGSが−0.7Vとなり
、pチャネルMOSFETQ3のしきい値電圧約−0.
8Vに対してほとんどマ−ジンのないオフ・ゲ−ト電圧
となる。この結果、能動素子の特性バラツキを考慮すれ
ば、インバ−タのMOSFETQ3が完全にオフすると
は言えなくなる。例えば製造プロセスのゆらぎによりM
OSFETQ2のVGSが−0.8V以上の特性を持つ
ように形成された場合、信号IN1Aが“L”レベルの
時にMOSFETQ3はオフせず、リ−ク電流が流れる
。 このリ−ク電流は信号IN1Aの“H”レベルから“L
”レベルへの遷移を妨げるように働くので入力回路の動
作速度の低下をきたす。またこのリ−ク電流はスタンバ
イ電流として流れるので消費電力が増大する。
【0056】その点、上記入力回路によれば、変換/降
圧された信号IN1Tのレベルを補償するための補償部
58が設けられるので、信号IN1Tの電圧レベルをM
OSFETQ3およびQ4ともに完全にオンオフするよ
うに設定できる。具体的には、この補償部58はゲ−ト
がノ−ド62に接続され、ドレインがノ−ド62に接続
され、ソ−スが降圧電位3.3Vに接続されたpチャネ
ル型MOSFETQ5により構成される。このような構
成の補償部58によれば、信号IN1Aが“L”レベル
になると、これを検知するようにpチャネル型MOSF
ETQ5がオンしてノ−ド62に対して電流を流し、信
号IN1Tの電圧レベルをMOSFETQ3が完全にオ
フできるレベルに補う。これにより、バッファ部54の
動作は常に安定し、MOSFETQ3を介してのリ−ク
電流はなくなる。またリ−ク電流がなくなるのでスタン
バイ電流もなくなり消費電力を低減できるとともに、入
力回路の動作速度の低下もなくなる。尚、信号IN1A
が“H”レベルのときには、補償部58を構成するMO
SFETQ5はオフするので、回路の動作には影響を与
えない。
圧された信号IN1Tのレベルを補償するための補償部
58が設けられるので、信号IN1Tの電圧レベルをM
OSFETQ3およびQ4ともに完全にオンオフするよ
うに設定できる。具体的には、この補償部58はゲ−ト
がノ−ド62に接続され、ドレインがノ−ド62に接続
され、ソ−スが降圧電位3.3Vに接続されたpチャネ
ル型MOSFETQ5により構成される。このような構
成の補償部58によれば、信号IN1Aが“L”レベル
になると、これを検知するようにpチャネル型MOSF
ETQ5がオンしてノ−ド62に対して電流を流し、信
号IN1Tの電圧レベルをMOSFETQ3が完全にオ
フできるレベルに補う。これにより、バッファ部54の
動作は常に安定し、MOSFETQ3を介してのリ−ク
電流はなくなる。またリ−ク電流がなくなるのでスタン
バイ電流もなくなり消費電力を低減できるとともに、入
力回路の動作速度の低下もなくなる。尚、信号IN1A
が“H”レベルのときには、補償部58を構成するMO
SFETQ5はオフするので、回路の動作には影響を与
えない。
【0057】図7は出力回路104の第1の具体例を示
す回路図である。
す回路図である。
【0058】図7に示すように、入力端70には、図示
せぬベ−シックセルエリアの論理回路よりの信号OUT
1Aが入力される。この信号OUT1Aは、例えば振幅
3.3V程度を持つ。入力端70はバッファ部72に接
続されている。このバッファ部72は、例えばpチャネ
ル型MOSFETQ10とnチャネル型MOSFETQ
11とで成るCMOS型インバ−タにより構成される。 その出力ノ−ド74はレベルシフト部76を介してプル
アップ部78に接続されるとともに、プルダウン部80
にそれぞれ接続される。レベルシフト部76は一端を外
部電源電位5Vに接続した抵抗R2と、エミッタを接地
し、コレクタを抵抗R2の他端に接続したnpn型トラ
ンジスタTr10とにより構成されている。バッファ部
72の出力端74はトランジスタTr10のベ−スに接
続されている。レベルシフト部76の出力は抵抗R2と
トランジスタTr10との相互接続点ノ−ド77より得
られ、ノ−ド77はプルアップ部78を構成するnpn
型トランジスタTr11のベ−スに接続される。プルダ
ウン部80はnpn型トランジスタTr12により構成
され、これのベ−スにはバッファ部72の出力ノ−ド7
4が接続されている。トランジスタTr11およびTr
12は外部電源電位5Vと接地との間に直列に接続され
ている。これらの相互接続点ノ−ド81は出力パッド電
極82に接続されている。
せぬベ−シックセルエリアの論理回路よりの信号OUT
1Aが入力される。この信号OUT1Aは、例えば振幅
3.3V程度を持つ。入力端70はバッファ部72に接
続されている。このバッファ部72は、例えばpチャネ
ル型MOSFETQ10とnチャネル型MOSFETQ
11とで成るCMOS型インバ−タにより構成される。 その出力ノ−ド74はレベルシフト部76を介してプル
アップ部78に接続されるとともに、プルダウン部80
にそれぞれ接続される。レベルシフト部76は一端を外
部電源電位5Vに接続した抵抗R2と、エミッタを接地
し、コレクタを抵抗R2の他端に接続したnpn型トラ
ンジスタTr10とにより構成されている。バッファ部
72の出力端74はトランジスタTr10のベ−スに接
続されている。レベルシフト部76の出力は抵抗R2と
トランジスタTr10との相互接続点ノ−ド77より得
られ、ノ−ド77はプルアップ部78を構成するnpn
型トランジスタTr11のベ−スに接続される。プルダ
ウン部80はnpn型トランジスタTr12により構成
され、これのベ−スにはバッファ部72の出力ノ−ド7
4が接続されている。トランジスタTr11およびTr
12は外部電源電位5Vと接地との間に直列に接続され
ている。これらの相互接続点ノ−ド81は出力パッド電
極82に接続されている。
【0059】次に、上記回路の動作について説明する。
【0060】先ず、信号OUT1Aが“H”レベルの場
合、バッファ部72の出力ノ−ド74からは“L”レベ
ルの信号が出力され、この信号を受けてトランジスタT
r10、Tr12がともにオフする。トランジスタTr
10がオフすると、抵抗R2を介してトランジスタTr
11のベ−スに電流が流れてトランジスタTr11がオ
ンする。よって、出力回路104からは“H”レベルの
出力信号OUT1が出力される。この出力信号OUT1
は、外部電源電位5Vよりpn順方向降下電圧VF を
引いた値、例えば4.3V程度のレベルを持つ。
合、バッファ部72の出力ノ−ド74からは“L”レベ
ルの信号が出力され、この信号を受けてトランジスタT
r10、Tr12がともにオフする。トランジスタTr
10がオフすると、抵抗R2を介してトランジスタTr
11のベ−スに電流が流れてトランジスタTr11がオ
ンする。よって、出力回路104からは“H”レベルの
出力信号OUT1が出力される。この出力信号OUT1
は、外部電源電位5Vよりpn順方向降下電圧VF を
引いた値、例えば4.3V程度のレベルを持つ。
【0061】一方、信号OUT1Aが“L”レベルの場
合には、バッファ部72のノ−ド74からは“H”レベ
ルの信号が出力されるようになり、トランジスタTr1
0、Tr12がともにオンする。トランジスタTr10
がオンすれば、トランジスタTr11のベ−スへの電流
の供給は止まるのでトランジスタTr11がオフする。 よって、出力回路104からは“L”レベル(約0.7
V)の出力信号OUT1が出力される。
合には、バッファ部72のノ−ド74からは“H”レベ
ルの信号が出力されるようになり、トランジスタTr1
0、Tr12がともにオンする。トランジスタTr10
がオンすれば、トランジスタTr11のベ−スへの電流
の供給は止まるのでトランジスタTr11がオフする。 よって、出力回路104からは“L”レベル(約0.7
V)の出力信号OUT1が出力される。
【0062】上記構成の出力回路であると、振幅約3.
3Vを持つチップの内部の信号OUT1Aを、最大電圧
値に約4.3Vを持つチップ外部への出力信号OUT1
に変換することができる。しかもこのような変換に際し
、特にMOSFETQ10、Q11において、そのゲ−
トと基板との間に3.3V以上の電圧がかかることがな
く、これらのMOSFETQ10、Q11を、例えばゲ
−ト絶縁膜が薄い微細構造のMOSFETとして作るこ
とができる。
3Vを持つチップの内部の信号OUT1Aを、最大電圧
値に約4.3Vを持つチップ外部への出力信号OUT1
に変換することができる。しかもこのような変換に際し
、特にMOSFETQ10、Q11において、そのゲ−
トと基板との間に3.3V以上の電圧がかかることがな
く、これらのMOSFETQ10、Q11を、例えばゲ
−ト絶縁膜が薄い微細構造のMOSFETとして作るこ
とができる。
【0063】図8は出力回路104の第2の具体例を示
す図である。図8において、図7と同一の部分について
は同一の参照符号を付し、異なる部分についてのみ説明
する。
す図である。図8において、図7と同一の部分について
は同一の参照符号を付し、異なる部分についてのみ説明
する。
【0064】図8に示すように、第2の具体例は、ノ−
ド81と出力パッド電極82との相互接続点83に、出
力信号OUT1の“H”レベル電圧を補償する“H”レ
ベル電圧補償部84が接続されたものである。この補償
部84は、分圧部86と、この分圧部の分圧点87にゲ
−トを接続し、ソ−スを外部電源電位5Vに接続したp
チャンネルMOSFETQ12、このMOSFETQ1
2と直列に接続され、ドレインをノ−ド83に接続し、
ゲ−トに降圧電位3.3Vが常時供給されているpチャ
ンネルMOSFETQ12とにより構成される。分圧部
86は抵抗R3と抵抗R4とを直列に接続したものから
成り、抵抗R3は外部電源電位5Vに接続され、抵抗R
4はバッファ部72の抵抗R5とMOSFETQ10と
の相互接続点ノ−ド88に接続される。
ド81と出力パッド電極82との相互接続点83に、出
力信号OUT1の“H”レベル電圧を補償する“H”レ
ベル電圧補償部84が接続されたものである。この補償
部84は、分圧部86と、この分圧部の分圧点87にゲ
−トを接続し、ソ−スを外部電源電位5Vに接続したp
チャンネルMOSFETQ12、このMOSFETQ1
2と直列に接続され、ドレインをノ−ド83に接続し、
ゲ−トに降圧電位3.3Vが常時供給されているpチャ
ンネルMOSFETQ12とにより構成される。分圧部
86は抵抗R3と抵抗R4とを直列に接続したものから
成り、抵抗R3は外部電源電位5Vに接続され、抵抗R
4はバッファ部72の抵抗R5とMOSFETQ10と
の相互接続点ノ−ド88に接続される。
【0065】上記回路の動作は、次の通りである。
【0066】先ず、信号OUT1Aが“H”レベルの場
合には、MOSFETQ11がオンするので、電源電圧
5Vより分圧部86〜ノ−ド88〜抵抗R5〜MOSF
ETQ11のパスで電流が流れる。これにより出力ノ−
ド74からは“L”レベルの信号が得られるようになり
、トランジスタTr10、Tr12がともにオフする。 トランジスタTr10がオフすると、トランジスタTr
11がオンするので、ノ−ド81の電位は“H”レベル
となる。また分圧点87の電位は外部電源電位5Vより
抵抗R3の電圧降下分だけ低い。このために分圧点87
にゲ−トが接続され、ソ−スが外部電源電位5Vに接続
されたMOSFETQ12のゲ−ト〜ソ−ス間電圧VG
Sは負となり、MOSFETQ12がオンする。またソ
−スがMOSFETQ12のドレインに接続されたMO
SFETQ12のゲ−ト〜ソ−ス間電圧VGSも負とな
るので、これもオンし、ノ−ド83に向かって電流が流
れる。よって、出力パッド電極82には外部電源電位5
Vより、トランジスタTr11を介するパスとMOSF
ETQ12およびQ13を介するパスとの並列部を通っ
て電流が流れる。結果、トランジスタTr11を介する
パスでの約0.7Vの電圧降下は、このパスと並列に接
続されたMOSFETQ12、Q13を介するパスによ
り補われるようになり、出力信号OUT1にはその電圧
レベルに略5Vを持つ“H”レベル信号が得られるよう
になる。
合には、MOSFETQ11がオンするので、電源電圧
5Vより分圧部86〜ノ−ド88〜抵抗R5〜MOSF
ETQ11のパスで電流が流れる。これにより出力ノ−
ド74からは“L”レベルの信号が得られるようになり
、トランジスタTr10、Tr12がともにオフする。 トランジスタTr10がオフすると、トランジスタTr
11がオンするので、ノ−ド81の電位は“H”レベル
となる。また分圧点87の電位は外部電源電位5Vより
抵抗R3の電圧降下分だけ低い。このために分圧点87
にゲ−トが接続され、ソ−スが外部電源電位5Vに接続
されたMOSFETQ12のゲ−ト〜ソ−ス間電圧VG
Sは負となり、MOSFETQ12がオンする。またソ
−スがMOSFETQ12のドレインに接続されたMO
SFETQ12のゲ−ト〜ソ−ス間電圧VGSも負とな
るので、これもオンし、ノ−ド83に向かって電流が流
れる。よって、出力パッド電極82には外部電源電位5
Vより、トランジスタTr11を介するパスとMOSF
ETQ12およびQ13を介するパスとの並列部を通っ
て電流が流れる。結果、トランジスタTr11を介する
パスでの約0.7Vの電圧降下は、このパスと並列に接
続されたMOSFETQ12、Q13を介するパスによ
り補われるようになり、出力信号OUT1にはその電圧
レベルに略5Vを持つ“H”レベル信号が得られるよう
になる。
【0067】一方、信号OUT1Aが“L”レベルの場
合には、MOSFETQ11がオフするので、出力ノ−
ド74は“H”レベルとなり、トランジスタTr10お
よびTr12がともにオンする。よって、ノ−ド81は
“L”レベルとなる。またこの時にもMOSFETQ1
2、Q13はともにオンしているが、電流はノ−ド83
よりノ−ド81〜トランジスタTr12を介して接地へ
と流れるので、出力パッド電極82に出力される出力信
号OUT1は“L”レベルである。
合には、MOSFETQ11がオフするので、出力ノ−
ド74は“H”レベルとなり、トランジスタTr10お
よびTr12がともにオンする。よって、ノ−ド81は
“L”レベルとなる。またこの時にもMOSFETQ1
2、Q13はともにオンしているが、電流はノ−ド83
よりノ−ド81〜トランジスタTr12を介して接地へ
と流れるので、出力パッド電極82に出力される出力信
号OUT1は“L”レベルである。
【0068】上記構成の出力回路であると、ノ−ド81
と出力パッド電極82との相互接続点83に“H”レベ
ル電圧補償部84を接続したことにより、振幅約3.3
Vを持つチップの内部の信号OUT1Aを、最大電圧値
に略5Vを持つ出力信号OUT1に変換することができ
る。この回路においても、MOSFETQ10、Q11
のゲ−ト〜基板間には3.3以上の電圧がかかることは
ない。また補償部84のMOSFETQ12、Q13に
おいても、これらのゲ−トには常に5V以下(例えば3
.3V)の電圧が印加されているのでゲ−ト〜基板間に
、例えば5Vといったような高い電圧はかからない。 よって、補償部84を構成するMOSFETQ12、Q
13も、MOSFETQ10、Q11と同様に微細化が
可能である。
と出力パッド電極82との相互接続点83に“H”レベ
ル電圧補償部84を接続したことにより、振幅約3.3
Vを持つチップの内部の信号OUT1Aを、最大電圧値
に略5Vを持つ出力信号OUT1に変換することができ
る。この回路においても、MOSFETQ10、Q11
のゲ−ト〜基板間には3.3以上の電圧がかかることは
ない。また補償部84のMOSFETQ12、Q13に
おいても、これらのゲ−トには常に5V以下(例えば3
.3V)の電圧が印加されているのでゲ−ト〜基板間に
、例えば5Vといったような高い電圧はかからない。 よって、補償部84を構成するMOSFETQ12、Q
13も、MOSFETQ10、Q11と同様に微細化が
可能である。
【0069】次に、ベ−シックセルエリア12への降圧
電位の供給方法について説明する。図9〜図11はそれ
ぞれ降圧電位の供給方法を説明するための図である。図
9〜図11において図1、図2および図4と同一の部分
については同一の参照符号を付す。
電位の供給方法について説明する。図9〜図11はそれ
ぞれ降圧電位の供給方法を説明するための図である。図
9〜図11において図1、図2および図4と同一の部分
については同一の参照符号を付す。
【0070】図9はベ−シックセルエリア12への降圧
電位の供給方法の第1の例を示す図である。
電位の供給方法の第1の例を示す図である。
【0071】図9に示すように、第1の供給方法はカラ
ム16の両端におのおの降圧セルAを配設し、ベ−シッ
クセルBのカラム16の両端より降圧電位を供給するも
のである。ベ−シックセルエリア12の周囲に引き回さ
れた電源線26(この電源線26には外部電源電位5V
が印加されている)は降圧回路106に接続されている
。電源線26の電位は降圧回路106を介することによ
り降圧され(例えば3.3V)、この降圧された電位は
カラム16毎に設けられたセル内電源線26に供給され
る。セル内電源線26の両端はそれぞれ、降圧回路10
6の出力ノ−ド40に接続されている。ベ−シックセル
Bにより組まれた所定の論理回路108は、このセル内
電源線26と、この電源線26に並行して設けられたセ
ル内接地線26GNDとの電位差により駆動される。
ム16の両端におのおの降圧セルAを配設し、ベ−シッ
クセルBのカラム16の両端より降圧電位を供給するも
のである。ベ−シックセルエリア12の周囲に引き回さ
れた電源線26(この電源線26には外部電源電位5V
が印加されている)は降圧回路106に接続されている
。電源線26の電位は降圧回路106を介することによ
り降圧され(例えば3.3V)、この降圧された電位は
カラム16毎に設けられたセル内電源線26に供給され
る。セル内電源線26の両端はそれぞれ、降圧回路10
6の出力ノ−ド40に接続されている。ベ−シックセル
Bにより組まれた所定の論理回路108は、このセル内
電源線26と、この電源線26に並行して設けられたセ
ル内接地線26GNDとの電位差により駆動される。
【0072】上記構成のように、セル内電源線26の両
端に降圧回路106を接続し、電源線26の両端より降
圧電位を供給することにより、電源線26の末端での電
位降下を防止でき、また電源線26の電位の立ち上がり
を速くできる等の効果が得られる。
端に降圧回路106を接続し、電源線26の両端より降
圧電位を供給することにより、電源線26の末端での電
位降下を防止でき、また電源線26の電位の立ち上がり
を速くできる等の効果が得られる。
【0073】尚、図9に示す降圧回路106は出力ノ−
ド40に対して電位3.6Vを供給するものであるが、
この3.6Vという電位は、降圧回路106と接地との
間に接続される負荷の抵抗値が充分に大きいものと考え
た場合である。実際には図9に示すように、負荷(即ち
論理回路108)には電流が流れるために、その抵抗値
は小さくなっている。負荷の抵抗値が小さくなればトラ
ンジスタTr1、Tr2、Tr3にはより多くの電流が
流れるので、これらのトランジスタそれぞれの順方向降
下電圧VF は0.7以上にシフトする。結果、降圧回
路の出力ノ−ド40の電位は3.6V以下となる。また
チップ内の温度等、その他様々な要因によっても順方向
降下電圧VF は高い方へシフトするため、実際の集積
回路中では、出力ノ−ド40の電位、即ちセル電源線2
6の電位は大体3.3V程度で安定する。
ド40に対して電位3.6Vを供給するものであるが、
この3.6Vという電位は、降圧回路106と接地との
間に接続される負荷の抵抗値が充分に大きいものと考え
た場合である。実際には図9に示すように、負荷(即ち
論理回路108)には電流が流れるために、その抵抗値
は小さくなっている。負荷の抵抗値が小さくなればトラ
ンジスタTr1、Tr2、Tr3にはより多くの電流が
流れるので、これらのトランジスタそれぞれの順方向降
下電圧VF は0.7以上にシフトする。結果、降圧回
路の出力ノ−ド40の電位は3.6V以下となる。また
チップ内の温度等、その他様々な要因によっても順方向
降下電圧VF は高い方へシフトするため、実際の集積
回路中では、出力ノ−ド40の電位、即ちセル電源線2
6の電位は大体3.3V程度で安定する。
【0074】図10はベ−シックセルエリア12への降
圧電位の供給方法の第2の例を示す図である。図10に
おいて図9と同一の部分については同一の参照符号を付
し、異なる部分についてのみ説明する。
圧電位の供給方法の第2の例を示す図である。図10に
おいて図9と同一の部分については同一の参照符号を付
し、異なる部分についてのみ説明する。
【0075】第2の例は、低電位側の電位を接地ではな
く、接地よりも昇圧された電位に設定し、この電位と、
外部電源電位を降圧した降圧電位との電位差により論理
回路108を駆動させるものである。
く、接地よりも昇圧された電位に設定し、この電位と、
外部電源電位を降圧した降圧電位との電位差により論理
回路108を駆動させるものである。
【0076】図10に示すように、カラム16の一端に
はベ−シックセルエリア12へ降圧電位を供給するため
の降圧セルAが設けられ、他端にはベ−シックセルエリ
ア12の低電位として使用するための電位を接地より昇
圧する昇圧セルDが設けられている。降圧セルA中の降
圧回路106Aは電源線24にコレクタを接続したnp
n型トランジスタTr21と、これのエミッタにコレク
タを接続したnpn型トランジスタTr22とにより構
成されている。これらのトランジスタTr21とTr2
2とのベ−スは互いに共通に接続されるとともに、トラ
ンジスタTr21のコレクタに接続されている。降圧電
位は、トランジスタTr22のエミッタに接続されたセ
ル内電源線26Hに供給される。上記構成の降圧回路1
06Aであると、セル内電源線26Hに、電源線24の
電位5Vより順方向降下電圧VF だけ落ちた約4.3
V以下の電位を供給できる。また昇圧セルD中の昇圧回
路206は接地線GNDにエミッタを接続したnpn型
トランジスタ23とこれのコレクタにエミッタを接続し
たnpn型トランジスタTr24とにより構成されてい
る。これらのトランジスタTr23とTr24とのベ−
スは互いに共通に接続されるとともに、トランジスタT
r24のコレクタに接続されている。昇圧電位は、トラ
ンジスタ24のコレクタに接続されたセル内低電位電源
線26Lに供給される。上記構成の昇圧回路206であ
ると、低電位電源線26Lに、接地よりも順方向降下電
圧VF だけ昇った約0.7V以上の電位を供給できる
。
はベ−シックセルエリア12へ降圧電位を供給するため
の降圧セルAが設けられ、他端にはベ−シックセルエリ
ア12の低電位として使用するための電位を接地より昇
圧する昇圧セルDが設けられている。降圧セルA中の降
圧回路106Aは電源線24にコレクタを接続したnp
n型トランジスタTr21と、これのエミッタにコレク
タを接続したnpn型トランジスタTr22とにより構
成されている。これらのトランジスタTr21とTr2
2とのベ−スは互いに共通に接続されるとともに、トラ
ンジスタTr21のコレクタに接続されている。降圧電
位は、トランジスタTr22のエミッタに接続されたセ
ル内電源線26Hに供給される。上記構成の降圧回路1
06Aであると、セル内電源線26Hに、電源線24の
電位5Vより順方向降下電圧VF だけ落ちた約4.3
V以下の電位を供給できる。また昇圧セルD中の昇圧回
路206は接地線GNDにエミッタを接続したnpn型
トランジスタ23とこれのコレクタにエミッタを接続し
たnpn型トランジスタTr24とにより構成されてい
る。これらのトランジスタTr23とTr24とのベ−
スは互いに共通に接続されるとともに、トランジスタT
r24のコレクタに接続されている。昇圧電位は、トラ
ンジスタ24のコレクタに接続されたセル内低電位電源
線26Lに供給される。上記構成の昇圧回路206であ
ると、低電位電源線26Lに、接地よりも順方向降下電
圧VF だけ昇った約0.7V以上の電位を供給できる
。
【0077】上記構成による降圧電位の供給方法である
と、ベ−シックセルBにより組まれた論理回路108が
次の電位差Vにより駆動される。
と、ベ−シックセルBにより組まれた論理回路108が
次の電位差Vにより駆動される。
【0078】V=(セル内電源線26Hの電位)−(セ
ル内低電位電源線26Lの電位)このような方法により
、論理回路108を駆動することもできる。この方法に
よっても、ベ−シックエリア12のセルに印加される電
圧は、電源線24の電位5V(外部電源電位)よりも下
げられることは言うまでもない。
ル内低電位電源線26Lの電位)このような方法により
、論理回路108を駆動することもできる。この方法に
よっても、ベ−シックエリア12のセルに印加される電
圧は、電源線24の電位5V(外部電源電位)よりも下
げられることは言うまでもない。
【0079】図11は、ベ−シックセルエリア12への
降圧電位の供給方法の第3の例を示す図である。図11
において図9と同一の部分については同一の参照符号を
付し、異なる部分についてのみ説明する。
降圧電位の供給方法の第3の例を示す図である。図11
において図9と同一の部分については同一の参照符号を
付し、異なる部分についてのみ説明する。
【0080】第3の例は、カラム16毎に適切な降圧電
位の電位をそれぞれ設定するようにし、ベ−シックエリ
ア12において複数種類の降圧電位が供給されるように
したものである。
位の電位をそれぞれ設定するようにし、ベ−シックエリ
ア12において複数種類の降圧電位が供給されるように
したものである。
【0081】図11に示すように、カラム16A、16
Bおよび16Cにはそれぞれ、カラムの両端におのおの
降圧セルAが設けられている。カラム16Aおよび16
Bの降圧セルAは、図4(a)に示した降圧回路106
により構成され、カラム16Cの降圧セルAは、図4(
a)に示した降圧回路106Bにより構成されている。 降圧回路106Bによる降圧電位は、降圧回路106の
それよりもさらに低い。よって、カラム16Aおよび1
6B内に配設されたセル内電源線26Aには、図9で説
明したように約3.3V程度の降圧電位がそれぞれ供給
されるようになり、またカラム16C内に配設されたセ
ル内電源線26Bにおいては、約2.6V程度の降圧電
位が供給されるようになる。
Bおよび16Cにはそれぞれ、カラムの両端におのおの
降圧セルAが設けられている。カラム16Aおよび16
Bの降圧セルAは、図4(a)に示した降圧回路106
により構成され、カラム16Cの降圧セルAは、図4(
a)に示した降圧回路106Bにより構成されている。 降圧回路106Bによる降圧電位は、降圧回路106の
それよりもさらに低い。よって、カラム16Aおよび1
6B内に配設されたセル内電源線26Aには、図9で説
明したように約3.3V程度の降圧電位がそれぞれ供給
されるようになり、またカラム16C内に配設されたセ
ル内電源線26Bにおいては、約2.6V程度の降圧電
位が供給されるようになる。
【0082】上記構成による供給方法では、ベ−シック
セルエリア12において、そのカラム16毎に降圧電位
を設定することが可能となる。このように、カラム16
毎に、最適な降圧電位が設定されるようにしても良い。
セルエリア12において、そのカラム16毎に降圧電位
を設定することが可能となる。このように、カラム16
毎に、最適な降圧電位が設定されるようにしても良い。
【0083】図12は、第3の供給方法を用いたゲ−ト
アレイ装置のチップ内の電位分布を示した図である。図
12において、図1および図11と同一の部分について
は、同一の参照符号を付し、その説明は省略する。
アレイ装置のチップ内の電位分布を示した図である。図
12において、図1および図11と同一の部分について
は、同一の参照符号を付し、その説明は省略する。
【0084】図13は、第2の実施例に係わるゲ−トア
レイ装置を用いた3.3V仕様チップによるサ−キット
ボ−ド上のシステムを示す図である。
レイ装置を用いた3.3V仕様チップによるサ−キット
ボ−ド上のシステムを示す図である。
【0085】図13に示すように、サ−キットボ−ド2
00上には第2の実施例に係わるゲ−トアレイ装置20
2と、その他の半導体装置204とがそれぞれ載せられ
、システムが組まれている。さらにボ−ド200上には
電源線VDD3.3VとGNDがそれぞれ配設されてい
る。これらの装置202および204はともに、その動
作電圧が3.3Vである。ゲ−トアレイ装置202には
動作するための電源の他に、VDD5Vが供給される端
子をさらに持っている。
00上には第2の実施例に係わるゲ−トアレイ装置20
2と、その他の半導体装置204とがそれぞれ載せられ
、システムが組まれている。さらにボ−ド200上には
電源線VDD3.3VとGNDがそれぞれ配設されてい
る。これらの装置202および204はともに、その動
作電圧が3.3Vである。ゲ−トアレイ装置202には
動作するための電源の他に、VDD5Vが供給される端
子をさらに持っている。
【0086】図14は第2の実施例に係わるゲ−トアレ
イ装置のチップの内部構成を示すブロック図である。
イ装置のチップの内部構成を示すブロック図である。
【0087】図14に示すようにチップ205内部には
、チップ外部より入力パッド電極206を介して入力信
号INが供給される入力回路部208が設けられている
。この入力信号INは例えば振幅3.3V程度を持つ。 入力回路部210内には入力バッファ210が設けられ
ており、この入力バッファ210により外部入力信号I
Nがチップ内部信号に変換される。この内部信号は信号
の処理を行う論理回路が形成されるベ−シックセルエリ
ア212に送られる。ベ−シックセルエリア212では
所望の信号処理を行う論理回路部214が形成されてい
る。この論理回路部214は上記内部信号に応じて演算
等の処理を行い、この処理結果としての内部信号を出力
回路部216に供給する。出力回路部216にはチップ
内部信号を外部出力信号に変換するための出力バッファ
218が設けられている。これら入力バッファ210、
ベ−シックセルエリア212に形成された論理回路21
4、出力バッファ218はいずれも、電位3.3Vによ
り駆動される。この出力回路部216には、さらに出力
バッファ218よりの出力信号のレベルをシフトするレ
ベルシフト部220が設けられている。このレベルシフ
ト部220は電位5Vにより駆動され、出力バッファ2
18よりの出力信号のレベルは、例えば3.3Vからほ
ぼ5Vまでシフトされる。このシフトされた信号は、さ
らに降圧部222により降圧され、ほぼ5Vまでシフト
された信号の電位は3.3V程度の電位まで下げられる
。この降圧部222で降圧された信号は、チップ外部へ
の出力信号OUTとして出力パッド電極224を介して
チップ外部へと送られる。
、チップ外部より入力パッド電極206を介して入力信
号INが供給される入力回路部208が設けられている
。この入力信号INは例えば振幅3.3V程度を持つ。 入力回路部210内には入力バッファ210が設けられ
ており、この入力バッファ210により外部入力信号I
Nがチップ内部信号に変換される。この内部信号は信号
の処理を行う論理回路が形成されるベ−シックセルエリ
ア212に送られる。ベ−シックセルエリア212では
所望の信号処理を行う論理回路部214が形成されてい
る。この論理回路部214は上記内部信号に応じて演算
等の処理を行い、この処理結果としての内部信号を出力
回路部216に供給する。出力回路部216にはチップ
内部信号を外部出力信号に変換するための出力バッファ
218が設けられている。これら入力バッファ210、
ベ−シックセルエリア212に形成された論理回路21
4、出力バッファ218はいずれも、電位3.3Vによ
り駆動される。この出力回路部216には、さらに出力
バッファ218よりの出力信号のレベルをシフトするレ
ベルシフト部220が設けられている。このレベルシフ
ト部220は電位5Vにより駆動され、出力バッファ2
18よりの出力信号のレベルは、例えば3.3Vからほ
ぼ5Vまでシフトされる。このシフトされた信号は、さ
らに降圧部222により降圧され、ほぼ5Vまでシフト
された信号の電位は3.3V程度の電位まで下げられる
。この降圧部222で降圧された信号は、チップ外部へ
の出力信号OUTとして出力パッド電極224を介して
チップ外部へと送られる。
【0088】上記構成のゲ−トアレイ装置であると、特
にそのチップ内部信号が動作電圧3.3Vより高い電圧
5Vによりスイッチングされるため、内部信号の処理速
度を高めることができる。これは、動作電圧が高いと信
号となる電流がより多く流れるようになり、回路を構成
する素子が動作するまでの立ち上がり時間を短縮できる
ためである。低電圧化された半導体装置ではその内部に
形成される回路の動作が緩慢となりチップのパフォ−マ
ンスが落ちる。しかし、この第2の実施例のように一部
の回路だけでもより高い電圧で動作するようにすれば、
回路の動作を高速化でき、パフォ−マンスの低下を補う
ことができる。この電圧を高めるべき一部の回路は、例
えば上記実施例のように出力回路等、より高速な処理を
要求する回路であることが望ましい。
にそのチップ内部信号が動作電圧3.3Vより高い電圧
5Vによりスイッチングされるため、内部信号の処理速
度を高めることができる。これは、動作電圧が高いと信
号となる電流がより多く流れるようになり、回路を構成
する素子が動作するまでの立ち上がり時間を短縮できる
ためである。低電圧化された半導体装置ではその内部に
形成される回路の動作が緩慢となりチップのパフォ−マ
ンスが落ちる。しかし、この第2の実施例のように一部
の回路だけでもより高い電圧で動作するようにすれば、
回路の動作を高速化でき、パフォ−マンスの低下を補う
ことができる。この電圧を高めるべき一部の回路は、例
えば上記実施例のように出力回路等、より高速な処理を
要求する回路であることが望ましい。
【0089】またゲ−トアレイ装置では、その集積ゲ−
ト数を増加させるためにベ−シックセルエリアには微細
な素子を形成する必要がある。このため第2の実施例の
ように、集積度に若干の余裕が見込めるI/O回路エリ
アにおいて、より高い電圧で回路を動作させるようにす
ることが望ましい。
ト数を増加させるためにベ−シックセルエリアには微細
な素子を形成する必要がある。このため第2の実施例の
ように、集積度に若干の余裕が見込めるI/O回路エリ
アにおいて、より高い電圧で回路を動作させるようにす
ることが望ましい。
【0090】図15は第2の実施例に係わるゲ−トアレ
イ装置の出力回路216の具体的な回路図である。
イ装置の出力回路216の具体的な回路図である。
【0091】図15に示すように、入力端226には図
示せぬベ−シックエリアの論理回路より、チップ内部信
号OUTaが入力される。この信号OUTaは、例えば
振幅3.3V程度を持つ。入力端226は第1、第2の
バッファ部218Aおよび218Bにそれぞれ接続され
ている。第1のバッファ部218Aはpチャネル型MO
SFETQ40とQ41とで成るCMOS型インバ−タ
により構成される。第2のバッファ部218Bは図中で
はインバ−タの記号により示されるが、例えば第1のバ
ッファ部と同様にCMOS型インバ−タにより構成され
る。第1のバッファ部218Aの出力はレベルシフト部
220に接続されている。このレベルシフト部220は
高電位電源5Vに抵抗R40を接続し、この抵抗R40
にコレクタを接続し、接地をエミッタに接続したnpn
型トランジスタTr41より構成される。第1のバッフ
ァ部218Aの出力はトランジスタTr41のベ−スに
接続される。一方、第2のバッファ部218Bの出力は
プルダウン部228を構成するnチャネル型MOSFE
TQ42のゲ−トに接続されている。レベルシフト部2
20の出力は抵抗R40とトランジスタTr40との相
互接続点ノ−ド230より得られ、このノ−ド230は
降圧部222に接続されている。降圧部222は図4を
参照して説明した降圧回路に準じており、コレクタを高
電位電源5Vに接続したnpn型トランジスタTr41
と、ベ−スを共通とし、高電位〜低電位間にコレクタ〜
エミッタを直列に接続したnpn型トランジスタTr4
2、43とにより構成される。トランジスタTr41の
エミッタはトランジスタTr42、43の共通ベ−スに
接続されるとともに、npn型トランジスタTr44の
コレクタに接続されている。トランジスタTr44のエ
ミッタは接地され、そのベ−スは第1のバッファ部21
8Aの出力に接続されている。このトランジスタTr4
4は、トランジスタTr41より供給されるトランジス
タTr42、Tr43へのベ−ス電流の引き抜きを行う
ために設けられるものである。トランジスタTr43の
エミッタはMOSFETQ42のドレインに接続され、
これらの相互接続点ノ−ド232からは、出力回路21
6よりの出力信号OUTが得られ、ノ−ド232は出力
パッド電極224に接続されている。
示せぬベ−シックエリアの論理回路より、チップ内部信
号OUTaが入力される。この信号OUTaは、例えば
振幅3.3V程度を持つ。入力端226は第1、第2の
バッファ部218Aおよび218Bにそれぞれ接続され
ている。第1のバッファ部218Aはpチャネル型MO
SFETQ40とQ41とで成るCMOS型インバ−タ
により構成される。第2のバッファ部218Bは図中で
はインバ−タの記号により示されるが、例えば第1のバ
ッファ部と同様にCMOS型インバ−タにより構成され
る。第1のバッファ部218Aの出力はレベルシフト部
220に接続されている。このレベルシフト部220は
高電位電源5Vに抵抗R40を接続し、この抵抗R40
にコレクタを接続し、接地をエミッタに接続したnpn
型トランジスタTr41より構成される。第1のバッフ
ァ部218Aの出力はトランジスタTr41のベ−スに
接続される。一方、第2のバッファ部218Bの出力は
プルダウン部228を構成するnチャネル型MOSFE
TQ42のゲ−トに接続されている。レベルシフト部2
20の出力は抵抗R40とトランジスタTr40との相
互接続点ノ−ド230より得られ、このノ−ド230は
降圧部222に接続されている。降圧部222は図4を
参照して説明した降圧回路に準じており、コレクタを高
電位電源5Vに接続したnpn型トランジスタTr41
と、ベ−スを共通とし、高電位〜低電位間にコレクタ〜
エミッタを直列に接続したnpn型トランジスタTr4
2、43とにより構成される。トランジスタTr41の
エミッタはトランジスタTr42、43の共通ベ−スに
接続されるとともに、npn型トランジスタTr44の
コレクタに接続されている。トランジスタTr44のエ
ミッタは接地され、そのベ−スは第1のバッファ部21
8Aの出力に接続されている。このトランジスタTr4
4は、トランジスタTr41より供給されるトランジス
タTr42、Tr43へのベ−ス電流の引き抜きを行う
ために設けられるものである。トランジスタTr43の
エミッタはMOSFETQ42のドレインに接続され、
これらの相互接続点ノ−ド232からは、出力回路21
6よりの出力信号OUTが得られ、ノ−ド232は出力
パッド電極224に接続されている。
【0092】次に、上記出力回路の動作について説明す
る。
る。
【0093】先ず、チップ内部信号OUTaが“H”レ
ベルの場合について説明する。第1、第2のバッファ部
218Aおよび218Bは、“H”レベルの信号を受け
、“L”レベルの信号を出力する。この“L”レベルの
信号を受け、トランジスタTr40、Tr44、MOS
FETQ42はオフする。トランジスタTr40、Tr
44がオフすると、トランジスタTr41のベ−スには
高電位電源5Vより抵抗R40を介して電流が供給され
る。よってトランジスタTr41がオンする。トランジ
スタTr41がオンすると、トランジスタTr42、T
r43の共通ベ−スに電流が供給され、これらがオンす
る。またMOSFETQ42はオフしているため、ノ−
ド232からは高電位電源よりトランジスタTr41と
、ベ−スが共通であるトランジスタTr42、Tr43
とを介して“H”レベルの信号が得られる。この“H”
レベルの信号の電位は約3.6Vである。
ベルの場合について説明する。第1、第2のバッファ部
218Aおよび218Bは、“H”レベルの信号を受け
、“L”レベルの信号を出力する。この“L”レベルの
信号を受け、トランジスタTr40、Tr44、MOS
FETQ42はオフする。トランジスタTr40、Tr
44がオフすると、トランジスタTr41のベ−スには
高電位電源5Vより抵抗R40を介して電流が供給され
る。よってトランジスタTr41がオンする。トランジ
スタTr41がオンすると、トランジスタTr42、T
r43の共通ベ−スに電流が供給され、これらがオンす
る。またMOSFETQ42はオフしているため、ノ−
ド232からは高電位電源よりトランジスタTr41と
、ベ−スが共通であるトランジスタTr42、Tr43
とを介して“H”レベルの信号が得られる。この“H”
レベルの信号の電位は約3.6Vである。
【0094】次に、チップ内部信号OUTaが“L”レ
ベルの場合について説明する。“L”レベルの内部信号
OUTaを受け、第1、第2のバッファ部218Aおよ
び218Bはともに、“H”レベルの信号を出力する。 これにより、トランジスタTr40、Tr44、MOS
FETQ42はいずれもオンする。トランジスタTr4
0およびTr44がオンすると、高電位電源5Vよりこ
れらのトランジスタTr40、Tr44を介して電流が
流れる。よってトランジスタTr41、Tr42、Tr
43は全てオフする。またMOSFETQ42はオンし
ているので、ノ−ド232からは“H”レベルの信号が
得られる。
ベルの場合について説明する。“L”レベルの内部信号
OUTaを受け、第1、第2のバッファ部218Aおよ
び218Bはともに、“H”レベルの信号を出力する。 これにより、トランジスタTr40、Tr44、MOS
FETQ42はいずれもオンする。トランジスタTr4
0およびTr44がオンすると、高電位電源5Vよりこ
れらのトランジスタTr40、Tr44を介して電流が
流れる。よってトランジスタTr41、Tr42、Tr
43は全てオフする。またMOSFETQ42はオンし
ているので、ノ−ド232からは“H”レベルの信号が
得られる。
【0095】上記構成の出力回路216によれば、内部
信号OUTaの外部出力信号OUTへの変換を、例えば
5Vといった高い電位によりスイッチングする回路を介
して行うので、出力回路の処理速度が高速化される。結
果、このような出力回路をチップに組み込めば、特にチ
ップのパフォ−マンスを向上できる。
信号OUTaの外部出力信号OUTへの変換を、例えば
5Vといった高い電位によりスイッチングする回路を介
して行うので、出力回路の処理速度が高速化される。結
果、このような出力回路をチップに組み込めば、特にチ
ップのパフォ−マンスを向上できる。
【0096】以上、2つの実施例によりこの発明を説明
したが、この発明はこれらの実施例に限定されるもので
はなく、その主旨を逸脱しない範囲で様々に変更が可能
である。例えば外部電源電位は5Vでなくとも良く、さ
らに降圧電位も3.3Vでなくとも良い。また図6を参
照して説明した入力回路や、図7および図8を参照して
説明した出力回路も、第1の実施例に係わるゲ−トアレ
イ装置のみならず、種々の半導体装置に組み込むことも
できる。その他、様々に変更が可能であることは勿論で
ある。
したが、この発明はこれらの実施例に限定されるもので
はなく、その主旨を逸脱しない範囲で様々に変更が可能
である。例えば外部電源電位は5Vでなくとも良く、さ
らに降圧電位も3.3Vでなくとも良い。また図6を参
照して説明した入力回路や、図7および図8を参照して
説明した出力回路も、第1の実施例に係わるゲ−トアレ
イ装置のみならず、種々の半導体装置に組み込むことも
できる。その他、様々に変更が可能であることは勿論で
ある。
【0097】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
単一の電源電位が供給され、チップの内部において前記
電源電位と前記電源電位を降圧した電位とのそれぞれに
より回路が動作され、チップのパフォ−マンスを落とす
ことなく、チップの低電圧化への対応が可能であるゲ−
トアレイ装置を提供できる。
単一の電源電位が供給され、チップの内部において前記
電源電位と前記電源電位を降圧した電位とのそれぞれに
より回路が動作され、チップのパフォ−マンスを落とす
ことなく、チップの低電圧化への対応が可能であるゲ−
トアレイ装置を提供できる。
【図1】この発明の第1の実施例に係わるゲ−トアレイ
のチップ構成を示す図。
のチップ構成を示す図。
【図2】図1に示したゲ−トアレイ装置のチップ内ブロ
ック図。
ック図。
【図3】サ−キットボ−ド上でのシステム構成を示す図
。 (a)は従来の3.3V仕様のチップ/5V仕様のチッ
プ混在型システムを示す図。 (b)は第1の実施例に係わるゲ−トアレイ装置を用い
た3.3V仕様/5V仕様チップ混在型システムを示す
図サ−キットボ−ド上でのシステム構成を示す図。
。 (a)は従来の3.3V仕様のチップ/5V仕様のチッ
プ混在型システムを示す図。 (b)は第1の実施例に係わるゲ−トアレイ装置を用い
た3.3V仕様/5V仕様チップ混在型システムを示す
図サ−キットボ−ド上でのシステム構成を示す図。
【図4】図2中の降圧回路の具体例を示す回路図。
(a)は基本の回路を示す図。
(b)は降圧電位の調節方法の一例を説明する回路図。
【図5】図4に示した降圧回路の変形例を示す図。
【図6】図2中の入力回路の具体例を示す回路図。
【図7】図2中の出力回路の第1の例を示す図。
【図8】図2中の出力回路の第2の例を示す図。
【図9】図1および図2中のベ−シックセルエリアへの
降圧電位の供給方法の第1の例を示す図。
降圧電位の供給方法の第1の例を示す図。
【図10】図1および図2中のベ−シックセルエリアへ
の降圧電位の供給方法の第2の例を示す図。
の降圧電位の供給方法の第2の例を示す図。
【図11】図1および図2中のベ−シックセルエリアへ
の降圧電位の供給方法の第3の例を示す図。
の降圧電位の供給方法の第3の例を示す図。
【図12】図11に示した第3の供給方法を用いたゲ−
トアレイ装置のチップ内の電位分布を示した図。
トアレイ装置のチップ内の電位分布を示した図。
【図13】この発明の第2の実施例に係わるゲ−トアレ
イ装置を用いた3.3V仕様チップによるサ−キットボ
−ド上のシステムを示す図。
イ装置を用いた3.3V仕様チップによるサ−キットボ
−ド上のシステムを示す図。
【図14】第2の実施例に係わるゲ−トアレイ装置のチ
ップの内部構成を示すブロック図。
ップの内部構成を示すブロック図。
【図15】図14中の出力回路の具体的な回路図。
10…チップ、12…ベ−シックセルエリア、14…I
/O回路エリア、16…カラム、20、24…電源線(
5V)、22、26…電源線(3.3V)、50…入力
パッド電極、52…降圧部、54…バッファ部、56…
出力端、58…補償部、70…入力端、72…バッファ
部、76…レベルシフト部、78…プルアップ部、80
…プルダウン部、82…出力パッド電極、84…“H”
レベル電圧補償部、102…入力回路、104…出力回
路、106…セル内降圧回路、108…論理回路、20
5…チップ、208…入力回路部、210…入力バッフ
ァ、212…ベ−シックセルエリア、214…論理回路
部、216…出力回路部、218、218A、218B
…出力バッファ、220…レベルシフト部、222…降
圧部、228…プルダウン部、A…降圧セル、B…ベ−
シックセル。
/O回路エリア、16…カラム、20、24…電源線(
5V)、22、26…電源線(3.3V)、50…入力
パッド電極、52…降圧部、54…バッファ部、56…
出力端、58…補償部、70…入力端、72…バッファ
部、76…レベルシフト部、78…プルアップ部、80
…プルダウン部、82…出力パッド電極、84…“H”
レベル電圧補償部、102…入力回路、104…出力回
路、106…セル内降圧回路、108…論理回路、20
5…チップ、208…入力回路部、210…入力バッフ
ァ、212…ベ−シックセルエリア、214…論理回路
部、216…出力回路部、218、218A、218B
…出力バッファ、220…レベルシフト部、222…降
圧部、228…プルダウン部、A…降圧セル、B…ベ−
シックセル。
Claims (15)
- 【請求項1】 単一の電源電位が外部より供給される
ゲ−トアレイ装置であって、このゲ−トアレイ装置のチ
ップ内に前記電源電位を降圧する降圧手段を有し、前記
電源電位により動作する第1の回路と、前記降圧手段に
より生成される降圧電位により動作する第2の回路と、
を具備することを特徴とするゲ−トアレイ装置。 - 【請求項2】 前記チップ内はベ−シックセルエリア
とI/O回路エリアとにそれぞれ区分されており、前記
降圧手段はこれら両エリアの間に配置され、前記ベ−シ
ックセルエリアを前記降圧電位により動作するように構
成したことを特徴とする請求項1記載のゲ−トアレイ装
置。 - 【請求項3】 前記ベ−シックセルエリアはカラム単
位で分割されており、前記降圧手段は前記カラム毎に設
けられ、前記降圧電位を前記カラム毎に供給するように
構成したことを特徴とする請求項2記載のゲ−トアレイ
装置。 - 【請求項4】 前記カラム毎に設けられた降圧手段に
は、第1の降圧電位を生成するものと、前記第1の降圧
電位と異なった第2の降圧電位を生成するものとの少な
くとも2種類が有り、前記ベ−シックアレ−エリアが前
記少なくとも2種類の第1、第2の降圧電位により動作
されるように構成したことを特徴とする請求項3記載の
ゲ−トアレイ装置。 - 【請求項5】 第1の電位を持つ入力信号が供給され
る入力端子と、この入力端子に一端を接続した前記第1
の電位を降圧させる降圧部と、この降圧部の他端に一端
を接続したバッファ部と、このバッファ部の他端に接続
された出力端子とにより構成される入力回路であって、
前記降圧部と前記バッファ部との間に前記降圧部により
降圧される電位を補償する補償手段を具備することを特
徴とする入力回路。 - 【請求項6】 前記補償手段は入力部を有し、この入
力部が前記バッファ部の他端と前記出力端子との間に接
続され、電流通路の一端は前記バッファ部の一端と前記
降圧部との間に接続され、その他端は前記降圧部を動作
させる電源と同一の電源に接続されることを特徴とする
請求項5記載の入力回路。 - 【請求項7】 電源電位〜回路内低電位間に直列に接
続されたプルアップ部及びプルダウン部と、前記プルア
ップ部及びプルダウン部の相互接続点に接続された出力
端と、これらのプルアップ部及びプルダウン部はそれぞ
れ入力部を有し、これらの入力部はおのおの接続され、
この接続点にバッファ部を介して接続された入力端と、
により構成される出力回路であって、前記入力部どうし
の接続点と前記プルアップ部の入力部との間に、信号レ
ベルをシフトするレベルシフト手段を具備することを特
徴とする出力回路。 - 【請求項8】前記プルアップ部及びプルダウン部の相互
接続点と前記出力端との間に、出力電圧を補償するため
の出力電圧補償手段を具備することを特徴とする請求項
7記載の出力回路。 - 【請求項9】 前記出力電圧補償手段は入力部を有し
、この入力部は前記バッファ部に接続され、出力電圧補
償手段の電流通路の一端は前記電源電位に接続され、そ
の他端は前記プルアップ部及びプルダウン部の相互接続
点と前記出力端との間に接続されることを特徴とする請
求項8記載の出力回路。 - 【請求項10】 電源電位にアノ−ドを接続したダイ
オ−ドと、前記第1の電源にコレクタを接続し、ベ−ス
を前記ダイオ−ドのカソ−ドに接続した第1のバイポ−
ラトランジスタとを持ち、このバイポ−ラトランジスタ
のベ−ス〜エミッタ間電圧により降圧電位を得る降圧回
路であって、前記第1のバイポ−ラトランジスタのエミ
ッタにコレクタを接続し、ベ−スを前記第1のバイポ−
ラトランジスタのベ−スと共通に接続した第2のバイポ
−ラトランジスタを更に備え、前記降圧電位を、前記共
通接続ベ−ス〜第2のバイポ−ラトランジスタのエミッ
タ間電圧により得るように構成したことを特徴とする降
圧回路。 - 【請求項11】 前記ダイオ−ドはコレクタ〜ベ−ス
を共通に接続した第3のバイポ−ラトランジスタにより
構成されることを特徴とする請求項10記載の降圧回路
。 - 【請求項12】 前記第3のバイポ−ラトランジスタ
はスイッチであり、このスイッチのオン/オフによって
前記降圧電圧の発生を制御するように構成したことを特
徴とする請求項11記載の降圧回路。 - 【請求項13】 前記スイッチを絶縁ゲ−ト型FET
により構成したことを特徴とする請求項12記載の降圧
回路。 - 【請求項14】 前記ダイオ−ドのカソ−ドと前記共
通ベ−スとの間に、前記第1の電源にコレクタを接続し
た少なくとも1つの第4のバイポ−ラトランジスタを順
次ダ−リントン接続して前記降圧電圧を調節するように
構成したことを特徴とする請求項10記載の降圧回路。 - 【請求項15】 少なくとも2種類のそれぞれ相異な
る第1、第2の電源電位が外部より供給されるゲ−トア
レイ装置であって、このゲ−トアレイ装置のチップの内
部はベ−シックアレ−エリアとI/O回路エリアとにそ
れぞれ区分されており、前記ベ−シックアレ−エリアは
前記第1の電源電位により信号処理を行い、前記I/O
回路エリアに設けられた出力回路は前記第1および第2
の電源電位により信号処理を行い、かつ外部への信号の
出力は前記第1の電源電位により行うように構成したこ
とを特徴とするゲ−トアレイ装置。
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