JPH04250908A - 締付装置の締付部材のための調整力を作り出す装置 - Google Patents
締付装置の締付部材のための調整力を作り出す装置Info
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- JPH04250908A JPH04250908A JP234091A JP234091A JPH04250908A JP H04250908 A JPH04250908 A JP H04250908A JP 234091 A JP234091 A JP 234091A JP 234091 A JP234091 A JP 234091A JP H04250908 A JPH04250908 A JP H04250908A
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Landscapes
- Gripping On Spindles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、締付装置の締付部材の
ための調整力、特に、チャックのジョーまたはこのジョ
ーによって加えられる締付力の調整のための調整力、を
作り出す装置に関し、特に締付装置を保持していて回転
のために駆動可能な、旋盤の工作主軸と、中空のこの工
作主軸内において軸方向に移動可能に配設されていて締
付部材の作動のための調整棒とを備えており、工作主軸
において共に回転するように配設された運動変換系が、
調整棒を軸方向に作動する出力部材と、工作主軸に関し
て回転可能に且つ軸に平行に配設された少なくとも1つ
の入力部材とを有しており、この入力部材は、調整用歯
車に駆動接続しており、この歯車は、工作主軸において
共軸に且つ回転可能に配設されている装置に関する。
ための調整力、特に、チャックのジョーまたはこのジョ
ーによって加えられる締付力の調整のための調整力、を
作り出す装置に関し、特に締付装置を保持していて回転
のために駆動可能な、旋盤の工作主軸と、中空のこの工
作主軸内において軸方向に移動可能に配設されていて締
付部材の作動のための調整棒とを備えており、工作主軸
において共に回転するように配設された運動変換系が、
調整棒を軸方向に作動する出力部材と、工作主軸に関し
て回転可能に且つ軸に平行に配設された少なくとも1つ
の入力部材とを有しており、この入力部材は、調整用歯
車に駆動接続しており、この歯車は、工作主軸において
共軸に且つ回転可能に配設されている装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】前記の装
置はDE3314629C2より公知である。特に、こ
の刊行物の図5は、工作主軸の駆動及び調整棒の作動の
ために唯一のモータのみを設けた実施態様を示している
。このモータは、締付装置の閉鎖及び解放すなわち締付
及びゆるめのために、運動変換系の入力部材に連結され
ている。また、工作主軸は駆動モータから切り離されて
いて、工作主軸の頭部に固定して接続されている締付装
置と、回転しないようにロックされている。回転を行う
ために、工作主軸のロックが解除され、駆動モータが補
足的に工作主軸にも連結され、その結果、工作主軸と、
運動変換系の入力部材は互いに同期して回転せねばなら
ず、この入力部材はそこで、工作主軸に対し相対的に回
転できない。従って、工作主軸が回転する場合には運動
変換系の作動は全く不可能である。
置はDE3314629C2より公知である。特に、こ
の刊行物の図5は、工作主軸の駆動及び調整棒の作動の
ために唯一のモータのみを設けた実施態様を示している
。このモータは、締付装置の閉鎖及び解放すなわち締付
及びゆるめのために、運動変換系の入力部材に連結され
ている。また、工作主軸は駆動モータから切り離されて
いて、工作主軸の頭部に固定して接続されている締付装
置と、回転しないようにロックされている。回転を行う
ために、工作主軸のロックが解除され、駆動モータが補
足的に工作主軸にも連結され、その結果、工作主軸と、
運動変換系の入力部材は互いに同期して回転せねばなら
ず、この入力部材はそこで、工作主軸に対し相対的に回
転できない。従って、工作主軸が回転する場合には運動
変換系の作動は全く不可能である。
【0003】この発明の根底をなす課題は、次のとおり
である。すなわち、冒頭に記載の装置であって、工作主
軸の駆動と調整棒の作動のために設けられた唯一の駆動
モータが、締付装置の締付部材が閉じられるかまたは開
かれるか、すなわち、締め付けられるかまたはゆるめら
れるのに対して、この装置の停止状態においても、工作
主軸と回転接続したままであり、その結果、調整棒と、
締付装置とが、工作主軸の回転によって作動されること
ができる。このことによって、原則的に、調整棒と、締
付装置の締付部材を、工作主軸とこの締付装置が動いて
いる場合でも作動させる可能性があるという装置を構成
するという課題である。
である。すなわち、冒頭に記載の装置であって、工作主
軸の駆動と調整棒の作動のために設けられた唯一の駆動
モータが、締付装置の締付部材が閉じられるかまたは開
かれるか、すなわち、締め付けられるかまたはゆるめら
れるのに対して、この装置の停止状態においても、工作
主軸と回転接続したままであり、その結果、調整棒と、
締付装置とが、工作主軸の回転によって作動されること
ができる。このことによって、原則的に、調整棒と、締
付装置の締付部材を、工作主軸とこの締付装置が動いて
いる場合でも作動させる可能性があるという装置を構成
するという課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段と作用】本発明によると、
締付装置が、工作主軸またはこの工作主軸の一部であっ
て、この部分は運動変換系及び、工作主軸の駆動のため
に働く駆動部材を保持するもの、に回転可能に接続され
ており、回転方向において連結と、連結解除とが可能で
あり、駆動部材において連結解除された締付装置と調整
用歯車が回転しないように固定可能であり、運転変換系
の出力部材と調整棒との間に、両者の相互に自由な回転
を可能にし軸方向において運動接続または運動接続する
接続装置が挿入されていることによって前記課題が解決
される。
締付装置が、工作主軸またはこの工作主軸の一部であっ
て、この部分は運動変換系及び、工作主軸の駆動のため
に働く駆動部材を保持するもの、に回転可能に接続され
ており、回転方向において連結と、連結解除とが可能で
あり、駆動部材において連結解除された締付装置と調整
用歯車が回転しないように固定可能であり、運転変換系
の出力部材と調整棒との間に、両者の相互に自由な回転
を可能にし軸方向において運動接続または運動接続する
接続装置が挿入されていることによって前記課題が解決
される。
【0005】原則的には、出力部材と調整棒との間の軸
方向の接続は運動接続の他に、形状接続もしていてよい
。しかしながら、この時、運動変換系の作動の際に、工
作主軸の回転数が大きいために、出力部材から調整棒へ
の動力伝達の際の著しい衝撃最高値の危険性が存在し、
しかも、締付装置に関する調整棒の移動行程が短かけれ
ば短かいほどこの危険性は大である。動力伝達の際のこ
のような衝撃最高値を緩衝するために、運動変換系の出
力部材と調整棒との間に、予め与えられた限界内で出力
部材と調整棒との間の軸方向の相対移動を可能にする動
力伝達部材を備えることが好都合であり、その際、両者
の間で伝達される力の大きさは両者の間の相対的な移動
行程に左右される。好ましくは、前記の動力伝達部材は
バネ素子によって形成されており、この素子は、出力部
材を軸方向の両方向に、調整棒において支持する。 締付装置が連結解除されており、調整用歯車のように、
回転しないように保証されていると、駆動モータは、工
作主軸を介して、または、駆動部材を保持する工作主軸
の部分を介して、運動変換系を、この変換系の出力部材
の、調整棒に対する自由な回転性故に、停止している締
付装置に関して回転させ、このことによって、調整棒を
軸方向において一方もしくは他方の方向に付勢し、移動
させることができる。
方向の接続は運動接続の他に、形状接続もしていてよい
。しかしながら、この時、運動変換系の作動の際に、工
作主軸の回転数が大きいために、出力部材から調整棒へ
の動力伝達の際の著しい衝撃最高値の危険性が存在し、
しかも、締付装置に関する調整棒の移動行程が短かけれ
ば短かいほどこの危険性は大である。動力伝達の際のこ
のような衝撃最高値を緩衝するために、運動変換系の出
力部材と調整棒との間に、予め与えられた限界内で出力
部材と調整棒との間の軸方向の相対移動を可能にする動
力伝達部材を備えることが好都合であり、その際、両者
の間で伝達される力の大きさは両者の間の相対的な移動
行程に左右される。好ましくは、前記の動力伝達部材は
バネ素子によって形成されており、この素子は、出力部
材を軸方向の両方向に、調整棒において支持する。 締付装置が連結解除されており、調整用歯車のように、
回転しないように保証されていると、駆動モータは、工
作主軸を介して、または、駆動部材を保持する工作主軸
の部分を介して、運動変換系を、この変換系の出力部材
の、調整棒に対する自由な回転性故に、停止している締
付装置に関して回転させ、このことによって、調整棒を
軸方向において一方もしくは他方の方向に付勢し、移動
させることができる。
【0006】詳細には、締付装置のための連結の位置に
関して、種々の実施の可能性が存在する。
関して、種々の実施の可能性が存在する。
【0007】第1の好ましい実施態様においては、締付
装置が回転可能に工作主軸に取り付けられており、連結
状態において締付装置を回転不能に工作主軸に接続する
連結装置が備えられている。ここにおいて、運動変換系
は、締付装置が停止している場合、工作主軸によって全
体が運動させられる。そこで、連結装置が開放されてい
る場合に締付装置を固定するために、締付装置と回転不
能に接続されている調整棒に係合するロック部材を設け
ることが合目的である。このような調整棒をロックする
代わりに、連結装置が、締付装置と工作主軸との間で軸
方向に移動可能にして且つ締付装置と回転不能に接続さ
れた連結部を有しており、この連結部は連結バネの力を
受けて、工作主軸に連結された位置にあり、工作主軸の
周方向における運動を阻止された調整部材が備えられて
おり、この調整部材は連結部に対して前進可能であり、
その際、この調整部材は、連結バネの力に抗して工作主
軸における連結状態から連結部を解放し、同時に、回転
しないようにロックするというように構成してもよい。 前記の場合、連結部が2つの連結フランジの間に配設さ
れて案内されており、これらのフランジは互いに回転可
能に且つ軸方向に移動不能に取り付けられており、これ
らのフランジのうちの一方の連結フランジは締付装置に
、他方の連結フランジは工作主軸に、それぞれ固定して
接続されていることが好ましい。明らかに、この第1の
実施態様の長所は、この実施態様が、工作主軸の頭部に
おける締付装置の配設の際の方策のみを必要とし、この
方策は旋盤または締付装置自身を特に変更する必要がな
く容易に実施可能であるところにある。
装置が回転可能に工作主軸に取り付けられており、連結
状態において締付装置を回転不能に工作主軸に接続する
連結装置が備えられている。ここにおいて、運動変換系
は、締付装置が停止している場合、工作主軸によって全
体が運動させられる。そこで、連結装置が開放されてい
る場合に締付装置を固定するために、締付装置と回転不
能に接続されている調整棒に係合するロック部材を設け
ることが合目的である。このような調整棒をロックする
代わりに、連結装置が、締付装置と工作主軸との間で軸
方向に移動可能にして且つ締付装置と回転不能に接続さ
れた連結部を有しており、この連結部は連結バネの力を
受けて、工作主軸に連結された位置にあり、工作主軸の
周方向における運動を阻止された調整部材が備えられて
おり、この調整部材は連結部に対して前進可能であり、
その際、この調整部材は、連結バネの力に抗して工作主
軸における連結状態から連結部を解放し、同時に、回転
しないようにロックするというように構成してもよい。 前記の場合、連結部が2つの連結フランジの間に配設さ
れて案内されており、これらのフランジは互いに回転可
能に且つ軸方向に移動不能に取り付けられており、これ
らのフランジのうちの一方の連結フランジは締付装置に
、他方の連結フランジは工作主軸に、それぞれ固定して
接続されていることが好ましい。明らかに、この第1の
実施態様の長所は、この実施態様が、工作主軸の頭部に
おける締付装置の配設の際の方策のみを必要とし、この
方策は旋盤または締付装置自身を特に変更する必要がな
く容易に実施可能であるところにある。
【0008】これに対して、第2の好ましい実施態様に
おいては、締付装置を公知の方法で工作主軸の頭部に固
定して接続できるが、旋盤を変更する必要がある。すな
わち、この実施態様においては、工作主軸が、締付装置
を固定して保持する主軸部分と、運動変換系と工作主軸
用の駆動部材とを固定して保持する主軸部分とに分けら
れており、相対して回転可能な両方の主軸部分が連結装
置によって接続されており、締付装置を保持する主軸部
分が、連結装置の連結解除の状態において回転しないよ
うに固定可能であることを特徴としている。ここにおい
て、運動変換系の作動がこの運動変換系を保持する主軸
部分を介してのみ行われ、他方、締付装置を保持する主
軸部分は停止している。その際、工作主軸用の駆動部材
と運動変換系とを保持する主軸部分が締付装置を保持す
る主軸部分に回転可能に取り付けられており、この主軸
部分は回転不能に且つ軸方向に移動可能に連結部材を保
持し、この連結部材は、他方の主軸部分、特に、駆動部
材に回転不能に連結可能であり、連結部材の連結解除位
置において連結部材が回転しないようにロックされてい
ることが構造的に好都合である。
おいては、締付装置を公知の方法で工作主軸の頭部に固
定して接続できるが、旋盤を変更する必要がある。すな
わち、この実施態様においては、工作主軸が、締付装置
を固定して保持する主軸部分と、運動変換系と工作主軸
用の駆動部材とを固定して保持する主軸部分とに分けら
れており、相対して回転可能な両方の主軸部分が連結装
置によって接続されており、締付装置を保持する主軸部
分が、連結装置の連結解除の状態において回転しないよ
うに固定可能であることを特徴としている。ここにおい
て、運動変換系の作動がこの運動変換系を保持する主軸
部分を介してのみ行われ、他方、締付装置を保持する主
軸部分は停止している。その際、工作主軸用の駆動部材
と運動変換系とを保持する主軸部分が締付装置を保持す
る主軸部分に回転可能に取り付けられており、この主軸
部分は回転不能に且つ軸方向に移動可能に連結部材を保
持し、この連結部材は、他方の主軸部分、特に、駆動部
材に回転不能に連結可能であり、連結部材の連結解除位
置において連結部材が回転しないようにロックされてい
ることが構造的に好都合である。
【0009】基本的に、本発明の装置は、締付装置が回
転する場合でも運動変換系の作動を可能にする。そのた
めに、本発明の好ましい実施態様において、工作主軸ま
たは、運動変換系を保持する工作主軸の部分に、第1の
調整用歯車に共軸に第2の調整用歯車が備えられていて
、この第2の調整用歯車は工作主軸と第1の調整用歯車
に対向して回転可能であり、両調整用歯車が互いに逆方
向に連結されており、調整歯車が互いに無関係にそれを
用いて制動されることのできる制動装置が備えられてお
り、制動モーメントの大きさが制御可能である。
転する場合でも運動変換系の作動を可能にする。そのた
めに、本発明の好ましい実施態様において、工作主軸ま
たは、運動変換系を保持する工作主軸の部分に、第1の
調整用歯車に共軸に第2の調整用歯車が備えられていて
、この第2の調整用歯車は工作主軸と第1の調整用歯車
に対向して回転可能であり、両調整用歯車が互いに逆方
向に連結されており、調整歯車が互いに無関係にそれを
用いて制動されることのできる制動装置が備えられてお
り、制動モーメントの大きさが制御可能である。
【0010】以上の結果、締付装置が回転する場合にお
いても、運動変換系が、調整棒作動のために、工作主軸
自身の駆動装置によってこの工作主軸に伝えられるエネ
ルギーから供給を受ける。従って、運動変換系は回転工
程の間も十分に機能可能であり続ける。締付装置が回転
する場合の調整棒の作動のためには、一方または他方の
調整用歯車を制動し、かつ、このことによって、調整棒
が軸方向に運動変換系の出力部材によって付勢されるべ
き方向(即ち、締付装置における締付部材の締め直し、
もしくは、ゆるめ、が意図されている方向)に応じて、
工作主軸に相対的に調整用歯車を回転させることのみが
必要である。しかもその際、工作主軸の作動中の締付装
置の開放及び閉鎖も容易に可能であり、このことは、締
付装置の停止を強制せずに工作物を締め付けるための棒
の作動の際に望まれる。その際、いずれの場合にも、制
動モーメントの大きさの制御によって、調整棒を付勢す
る力と、それと共に、締付装置において有効に働く締付
力とに正確に影響を与えることができるという可能性が
更に存在している。
いても、運動変換系が、調整棒作動のために、工作主軸
自身の駆動装置によってこの工作主軸に伝えられるエネ
ルギーから供給を受ける。従って、運動変換系は回転工
程の間も十分に機能可能であり続ける。締付装置が回転
する場合の調整棒の作動のためには、一方または他方の
調整用歯車を制動し、かつ、このことによって、調整棒
が軸方向に運動変換系の出力部材によって付勢されるべ
き方向(即ち、締付装置における締付部材の締め直し、
もしくは、ゆるめ、が意図されている方向)に応じて、
工作主軸に相対的に調整用歯車を回転させることのみが
必要である。しかもその際、工作主軸の作動中の締付装
置の開放及び閉鎖も容易に可能であり、このことは、締
付装置の停止を強制せずに工作物を締め付けるための棒
の作動の際に望まれる。その際、いずれの場合にも、制
動モーメントの大きさの制御によって、調整棒を付勢す
る力と、それと共に、締付装置において有効に働く締付
力とに正確に影響を与えることができるという可能性が
更に存在している。
【0011】好ましくは、両調整用歯車を逆方向に連結
するために、工作主軸に共に回転するように配設された
伝動部材が少なくとも1つ備えられていて、この伝動部
材は、調整用歯車と駆動接続されており、工作主軸の周
方向においては、この工作主軸に関する一方の調整用歯
車の相対回転が他方の調整用歯車の反対方向の相対回転
をひき起こすように、工作主軸に支持されている。この
ことの長所は、調整用歯車の一方の制動なしには調整用
歯車が互いに同期して且つ工作主軸と共に回転するので
、伝動部材の応力は、調整用歯車の一方が制動される時
にのみ生じるというところにある。詳細には、伝動部材
が、1または複数の互いに係合するピニオンによって形
成され、このピニオンは、工作主軸に取り付けられてい
て、かつ、調整用歯車にそれぞれ備えられた歯車リムに
係合しているように構成することができる。他の好都合
な実施態様は、伝動部材が、1または複数の、それぞれ
2つのピニオンを回転不能に保持する中心ピンによって
形成されており、この中心ピンは、同様に回転可能に工
作主軸に配設されたリング内に回転可能に取り付けられ
ており、その際、それぞれ、前記中心ピンの一方のピニ
オンは調整用歯車の一方の歯車リムに、他方のピニオン
は、工作主軸に固定の歯車リムに、係合することを特徴
としている。前記の場合、第2の調整用歯車が合目的に
は、中心ピンを取り付けるリングによって直接形成され
ていてよい。
するために、工作主軸に共に回転するように配設された
伝動部材が少なくとも1つ備えられていて、この伝動部
材は、調整用歯車と駆動接続されており、工作主軸の周
方向においては、この工作主軸に関する一方の調整用歯
車の相対回転が他方の調整用歯車の反対方向の相対回転
をひき起こすように、工作主軸に支持されている。この
ことの長所は、調整用歯車の一方の制動なしには調整用
歯車が互いに同期して且つ工作主軸と共に回転するので
、伝動部材の応力は、調整用歯車の一方が制動される時
にのみ生じるというところにある。詳細には、伝動部材
が、1または複数の互いに係合するピニオンによって形
成され、このピニオンは、工作主軸に取り付けられてい
て、かつ、調整用歯車にそれぞれ備えられた歯車リムに
係合しているように構成することができる。他の好都合
な実施態様は、伝動部材が、1または複数の、それぞれ
2つのピニオンを回転不能に保持する中心ピンによって
形成されており、この中心ピンは、同様に回転可能に工
作主軸に配設されたリング内に回転可能に取り付けられ
ており、その際、それぞれ、前記中心ピンの一方のピニ
オンは調整用歯車の一方の歯車リムに、他方のピニオン
は、工作主軸に固定の歯車リムに、係合することを特徴
としている。前記の場合、第2の調整用歯車が合目的に
は、中心ピンを取り付けるリングによって直接形成され
ていてよい。
【0012】運動変換系は、機械式、空気圧式、及び/
又は液圧式に、作動させることができる。純粋に機械的
な実施態様としては、この運動変換系は、原則として、
1または複数の締付ネジを有しており、この締付ネジは
入力部材の回転運動を出力部材の軸方向の調整運動に換
える。この観点において運動学上及び動力学上の理由か
ら特に好ましい実施態様は、運動変換系が、工作主軸に
関して軸心が平行に且つ偏心して、配設されており、回
転可能に且つ軸方向に移動不能に取り付けられた少なく
とも1つの締付ネジ軸を有しており、この締付ネジ軸は
自身の締付ネジ山が運動変換系の出力部材内に備えられ
たネジ山受入部内を延び、更に、運動変換系の入力部材
を介して、回転方向において、調整用歯車の少なくとも
1つと駆動接続されており、工作主軸の周方向において
は、この締付ネジ軸は、締付ネジ軸と駆動接続している
調整用歯車に対向する工作主軸の相対回転が、締付ネジ
軸の自身の軸心の周りの回転をひき起こすように、工作
主軸に支持されていることを特徴とする。合目的には、
締付ネジ軸が複数備えられており、締付ネジ軸は工作主
軸の周囲に渡って分配して配設されている。
又は液圧式に、作動させることができる。純粋に機械的
な実施態様としては、この運動変換系は、原則として、
1または複数の締付ネジを有しており、この締付ネジは
入力部材の回転運動を出力部材の軸方向の調整運動に換
える。この観点において運動学上及び動力学上の理由か
ら特に好ましい実施態様は、運動変換系が、工作主軸に
関して軸心が平行に且つ偏心して、配設されており、回
転可能に且つ軸方向に移動不能に取り付けられた少なく
とも1つの締付ネジ軸を有しており、この締付ネジ軸は
自身の締付ネジ山が運動変換系の出力部材内に備えられ
たネジ山受入部内を延び、更に、運動変換系の入力部材
を介して、回転方向において、調整用歯車の少なくとも
1つと駆動接続されており、工作主軸の周方向において
は、この締付ネジ軸は、締付ネジ軸と駆動接続している
調整用歯車に対向する工作主軸の相対回転が、締付ネジ
軸の自身の軸心の周りの回転をひき起こすように、工作
主軸に支持されていることを特徴とする。合目的には、
締付ネジ軸が複数備えられており、締付ネジ軸は工作主
軸の周囲に渡って分配して配設されている。
【0013】構造上特に簡単で、従って好適に実現され
る実施態様は、締付ネジ軸が、全体的または部分的に、
両調整用歯車を互いに反対方向に連結する伝動部材を形
成する、すなわち、複数の締付ネジ軸の場合、この締付
ネジ軸は同時に、調整用歯車を互いに逆方向に連結する
伝動部材の機能を満たすことを特徴としている。対応す
る調整用歯車の制動の際に、先行する締付工程が原因で
場合によっては非常に固い、出力部材のネジ山受入部中
の締付はめ合いから、締付ネジ軸を確実にゆるめること
ができるためには、締付ネジ軸のためのネジ山受入部を
ネジ込ソケット中に構成することが好ましく、このソケ
ットは出力部材内において、2つのストッパの間を制限
されて回転可能に、かつ、軸方向に移動不能に取り付け
られている。そこで、締付ネジ軸は、調整用歯車の一方
の制動の際に、ネジ込ソケットがストッパで停止させら
れて、このことによって作り出されたネジ山はめ合いへ
の衝撃作用がネジ山受入部中の締付ネジ軸を解放するま
で、先ず、ネジ込ソケットの回転駆動を受けて自由に回
転させられることができる。
る実施態様は、締付ネジ軸が、全体的または部分的に、
両調整用歯車を互いに反対方向に連結する伝動部材を形
成する、すなわち、複数の締付ネジ軸の場合、この締付
ネジ軸は同時に、調整用歯車を互いに逆方向に連結する
伝動部材の機能を満たすことを特徴としている。対応す
る調整用歯車の制動の際に、先行する締付工程が原因で
場合によっては非常に固い、出力部材のネジ山受入部中
の締付はめ合いから、締付ネジ軸を確実にゆるめること
ができるためには、締付ネジ軸のためのネジ山受入部を
ネジ込ソケット中に構成することが好ましく、このソケ
ットは出力部材内において、2つのストッパの間を制限
されて回転可能に、かつ、軸方向に移動不能に取り付け
られている。そこで、締付ネジ軸は、調整用歯車の一方
の制動の際に、ネジ込ソケットがストッパで停止させら
れて、このことによって作り出されたネジ山はめ合いへ
の衝撃作用がネジ山受入部中の締付ネジ軸を解放するま
で、先ず、ネジ込ソケットの回転駆動を受けて自由に回
転させられることができる。
【0014】運動変換系中の特に対称の応力関係につな
がる形状は、工作主軸において周方向に固定して配設さ
れた締付ネジ軸が対で備えられていて、それぞれ、運動
変換系のための入力部材としてピニオンを備えられてい
て、その際、締付ネジ軸の対の第1の締付ネジ軸は自身
のピニオンが一方の調整用歯車の歯車リムに、そして、
第2の締付ネジ軸は自身のピニオンが他方の調整用歯車
の歯車リムに係合し、これらの両方の締付ネジ軸はもう
一方のピニオン接続部材を介して逆方向に係合しており
、更に、自身の締付ネジ山が互いに反対のネジ方向を有
していることを特徴としている。締付ネジ山がこのよう
な反対のネジ方向を有しているので、締付ネジ軸の逆方
向の回転にもかかわらず、両方の締付ネジ軸における出
力部材の等しい軸方向移動をひき起こす。
がる形状は、工作主軸において周方向に固定して配設さ
れた締付ネジ軸が対で備えられていて、それぞれ、運動
変換系のための入力部材としてピニオンを備えられてい
て、その際、締付ネジ軸の対の第1の締付ネジ軸は自身
のピニオンが一方の調整用歯車の歯車リムに、そして、
第2の締付ネジ軸は自身のピニオンが他方の調整用歯車
の歯車リムに係合し、これらの両方の締付ネジ軸はもう
一方のピニオン接続部材を介して逆方向に係合しており
、更に、自身の締付ネジ山が互いに反対のネジ方向を有
していることを特徴としている。締付ネジ山がこのよう
な反対のネジ方向を有しているので、締付ネジ軸の逆方
向の回転にもかかわらず、両方の締付ネジ軸における出
力部材の等しい軸方向移動をひき起こす。
【0015】両調整用歯車が、既に述べたように、ピニ
オンによって互いに連結されていて、これらピニオンは
回転不能に中心ピンに備えられていて、この中心ピンは
工作主軸に回転可能に配設されたリング内に取り付けら
れているというものである場合には、締付ネジ軸は、合
目的には直接前記中心ピンを形成することができ、その
ようにすれば、この中心ピンはもはや締付ネジ軸の他に
追加して備えられる必要がない。
オンによって互いに連結されていて、これらピニオンは
回転不能に中心ピンに備えられていて、この中心ピンは
工作主軸に回転可能に配設されたリング内に取り付けら
れているというものである場合には、締付ネジ軸は、合
目的には直接前記中心ピンを形成することができ、その
ようにすれば、この中心ピンはもはや締付ネジ軸の他に
追加して備えられる必要がない。
【0016】制動装置が、一方または他方の調整用歯車
に選択的に切り換えられるかまたは置き換えられる唯一
のブレーキを有しているか、または、各々の調整用歯車
のために独自のブレーキを用いていてもよい。その際、
これらブレーキは互いに無関係に作動、及び/又は、制
御されることができる。最も簡単な実施態様においては
、制動装置が、各々の調整用歯車のために備えられた摩
擦ブレーキ、特に、ブレーキ板として構成された調整用
歯車を備えたシュー・ブレーキまたは軸方向(ディスク
)ブレーキであってよい。この実施態様においては、制
動装置が、締付装置が停止している場合の調整棒の作動
中の調整用歯車の固定のためにも用いられることができ
る。以下の制動装置においてはこのことは可能ではなく
、その結果、この場合、制動装置の他に、調整用歯車の
固定のための適当なロック装置が備えられていなければ
ならない。
に選択的に切り換えられるかまたは置き換えられる唯一
のブレーキを有しているか、または、各々の調整用歯車
のために独自のブレーキを用いていてもよい。その際、
これらブレーキは互いに無関係に作動、及び/又は、制
御されることができる。最も簡単な実施態様においては
、制動装置が、各々の調整用歯車のために備えられた摩
擦ブレーキ、特に、ブレーキ板として構成された調整用
歯車を備えたシュー・ブレーキまたは軸方向(ディスク
)ブレーキであってよい。この実施態様においては、制
動装置が、締付装置が停止している場合の調整棒の作動
中の調整用歯車の固定のためにも用いられることができ
る。以下の制動装置においてはこのことは可能ではなく
、その結果、この場合、制動装置の他に、調整用歯車の
固定のための適当なロック装置が備えられていなければ
ならない。
【0017】摩擦ブレーキに比べて、制動作用の制御及
び調節に関して、機械的な摩耗がないためにも本質的に
より良く且つ好ましい実施態様は、各々の調整用歯車の
ための制動装置が、回転子としての調整用歯車と、励磁
コイルを有し前記調整用歯車を囲む固定子リングとを備
えていて、ブレーキとして働く誘導機として構成されて
おり、この励磁コイル内において、励磁電流の大きさが
制御可能であることを特徴としている。特に、誘導機は
、うず電流ブレーキとして構成されていてよい。いずれ
の場合においても、励磁電流の大きさが本質的に制動効
果を決定する。この制動効果は、通常の電気工学的スイ
ッチ手段を用いた場合には、望むようにスイッチON及
びOFFされるのが難しく、その大きさに関して制御さ
れるのが難しい。更に、制動効果の制御及び/又は調節
の場合に関して、制動モーメントの実際値を知り得るよ
うに、制動装置に、調整用歯車に加えられる制動モーメ
ントの大きさのための測定装置を備えるのが合目的であ
る。
び調節に関して、機械的な摩耗がないためにも本質的に
より良く且つ好ましい実施態様は、各々の調整用歯車の
ための制動装置が、回転子としての調整用歯車と、励磁
コイルを有し前記調整用歯車を囲む固定子リングとを備
えていて、ブレーキとして働く誘導機として構成されて
おり、この励磁コイル内において、励磁電流の大きさが
制御可能であることを特徴としている。特に、誘導機は
、うず電流ブレーキとして構成されていてよい。いずれ
の場合においても、励磁電流の大きさが本質的に制動効
果を決定する。この制動効果は、通常の電気工学的スイ
ッチ手段を用いた場合には、望むようにスイッチON及
びOFFされるのが難しく、その大きさに関して制御さ
れるのが難しい。更に、制動効果の制御及び/又は調節
の場合に関して、制動モーメントの実際値を知り得るよ
うに、制動装置に、調整用歯車に加えられる制動モーメ
ントの大きさのための測定装置を備えるのが合目的であ
る。
【0018】
【実施例】以下において、図示の実施例により本発明を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0019】図において、締付装置1はチャックであっ
て、これは、締付部材2すなわち半径方向に移動可能な
チャック・ジョーを備えている。締付装置1は略示され
ており、締付部材2のうちチャック・ジョーのみが図示
されている。締付装置1は、旋盤の工作主軸4の頭部3
に設けられている。旋盤のその他の部分は不図示である
。工作主軸4は、図4と図6にのみ示す軸受5を介して
、旋盤の不図示の主軸台内に取り付けられている。そし
て、この工作主軸4は、モータ6、または、例えば図1
2においてベルトプーリとして図示された駆動部材7に
よって、公知の方法で、駆動可能である。従って、この
駆動方法については、これ以上は図示しない。中空の工
作主軸4内には、管状の調整棒8が配設されている。 この調整棒8を軸方向に移動することにより即ちこの調
整棒8により力を軸方向に加えることにより、締付装置
1の締付部材2を作動できる。調整棒8の作動は、全体
を9で示す運動変換系によって行われる。この運動変換
系9は、工作主軸4において共に回転するように配設さ
れている。この運動変換系9は、調整棒8を軸方向に作
動する出力部材10と、工作主軸4に関して回転可能に
且つ軸方向に平行に配設された少なくとも1つの入力部
材12,12’,12”を有している。この入力部材は
、2つの調整用歯車11’,11”のうちの少なくとも
1つと駆動接続されている。この調整用歯車は、工作主
軸4において相対向して配されると共に、工作主軸自身
に対して共軸に且つ回転可能に配設されており、そして
、互いに逆方向に連結されている。その結果、調整用歯
車11’,11”の一つの工作主軸4に対する相対的な
回転は、調整用歯車11’,11”の他方のものの反対
方向における対応する回転に対して接続されている。 32は制動装置の全体を示す。この制動装置により、2
つの調整用歯車11’,11”を互いに無関係に制動す
ることができる。その場合、制動モーメントの大きさを
後述の方法により制御できる。従って、工作主軸4が回
転している場合に、調整用歯車11’,11”の一方が
制動されると、この調整用歯車は工作主軸4に対して相
対的に回転させられることになり、これにより、調整棒
8は軸方向に移動し軸方向の力が作用する。調整用歯車
11’,11”の他方のものの制動により、調整棒8は
軸方向の反対方向に移動し、この反対方向に力が作用す
る。その結果、工作主軸4が作動しているときに、締付
装置1の締付部材2が一方または他方の調整用歯車11
’,11”の制動によってのみ、閉鎖する方向または開
放する方向に作動されることができる。その結果、例え
ば、内側及び外側の締付も可能である。原則として、調
整棒8が締付装置1内で回転不能に接続されている。 従って、後述するように、運動変換系9が工作主軸4と
共に、締付装置1と調整棒8に対向して相対的に回転さ
せられることが可能ならば、運動変換系の出力部材10
は、この出力部材10が調整棒8に対向して自由に回転
させられることが出来るがこの調整棒8と出力部材10
との間の軸方向に運動接続された接続13は維持された
ままであるように、調整棒8に接続されていなければな
らない。そのために、実施例においては、調整棒8が環
状フランジ13’を備えており、この環状フランジにお
いて、スラスト軸受け13”を介して運動変換系9の出
力部材10が回転可能に案内され支持されている。更に
図2においては、前記の支持は本質的に形状接続よりな
る。これに対して図2においては、出力部材10と調整
棒8との間にカップスプリング100が配設されている
。このカップスプリングは、出力部材10を、軸方向の
両方向において、調整棒8において支持する。この結果
、出力部材10と調整棒8との間の軸方向の相対移動が
、カップスプリング100の力に抗して、可能である。 しかし、この相対移動は、予め与えられた範囲内でのみ
可能である。この範囲は、実施例においては、完全に圧
縮されたカップスプリング100の場合に、環状フラン
ジ13’が、スラスト軸受13”の一方とカップスプリ
ング100とを介して、カップスプリング100を支持
する出力部材10の環状ショルダに固定して停止させら
れることによって与えられている。
て、これは、締付部材2すなわち半径方向に移動可能な
チャック・ジョーを備えている。締付装置1は略示され
ており、締付部材2のうちチャック・ジョーのみが図示
されている。締付装置1は、旋盤の工作主軸4の頭部3
に設けられている。旋盤のその他の部分は不図示である
。工作主軸4は、図4と図6にのみ示す軸受5を介して
、旋盤の不図示の主軸台内に取り付けられている。そし
て、この工作主軸4は、モータ6、または、例えば図1
2においてベルトプーリとして図示された駆動部材7に
よって、公知の方法で、駆動可能である。従って、この
駆動方法については、これ以上は図示しない。中空の工
作主軸4内には、管状の調整棒8が配設されている。 この調整棒8を軸方向に移動することにより即ちこの調
整棒8により力を軸方向に加えることにより、締付装置
1の締付部材2を作動できる。調整棒8の作動は、全体
を9で示す運動変換系によって行われる。この運動変換
系9は、工作主軸4において共に回転するように配設さ
れている。この運動変換系9は、調整棒8を軸方向に作
動する出力部材10と、工作主軸4に関して回転可能に
且つ軸方向に平行に配設された少なくとも1つの入力部
材12,12’,12”を有している。この入力部材は
、2つの調整用歯車11’,11”のうちの少なくとも
1つと駆動接続されている。この調整用歯車は、工作主
軸4において相対向して配されると共に、工作主軸自身
に対して共軸に且つ回転可能に配設されており、そして
、互いに逆方向に連結されている。その結果、調整用歯
車11’,11”の一つの工作主軸4に対する相対的な
回転は、調整用歯車11’,11”の他方のものの反対
方向における対応する回転に対して接続されている。 32は制動装置の全体を示す。この制動装置により、2
つの調整用歯車11’,11”を互いに無関係に制動す
ることができる。その場合、制動モーメントの大きさを
後述の方法により制御できる。従って、工作主軸4が回
転している場合に、調整用歯車11’,11”の一方が
制動されると、この調整用歯車は工作主軸4に対して相
対的に回転させられることになり、これにより、調整棒
8は軸方向に移動し軸方向の力が作用する。調整用歯車
11’,11”の他方のものの制動により、調整棒8は
軸方向の反対方向に移動し、この反対方向に力が作用す
る。その結果、工作主軸4が作動しているときに、締付
装置1の締付部材2が一方または他方の調整用歯車11
’,11”の制動によってのみ、閉鎖する方向または開
放する方向に作動されることができる。その結果、例え
ば、内側及び外側の締付も可能である。原則として、調
整棒8が締付装置1内で回転不能に接続されている。 従って、後述するように、運動変換系9が工作主軸4と
共に、締付装置1と調整棒8に対向して相対的に回転さ
せられることが可能ならば、運動変換系の出力部材10
は、この出力部材10が調整棒8に対向して自由に回転
させられることが出来るがこの調整棒8と出力部材10
との間の軸方向に運動接続された接続13は維持された
ままであるように、調整棒8に接続されていなければな
らない。そのために、実施例においては、調整棒8が環
状フランジ13’を備えており、この環状フランジにお
いて、スラスト軸受け13”を介して運動変換系9の出
力部材10が回転可能に案内され支持されている。更に
図2においては、前記の支持は本質的に形状接続よりな
る。これに対して図2においては、出力部材10と調整
棒8との間にカップスプリング100が配設されている
。このカップスプリングは、出力部材10を、軸方向の
両方向において、調整棒8において支持する。この結果
、出力部材10と調整棒8との間の軸方向の相対移動が
、カップスプリング100の力に抗して、可能である。 しかし、この相対移動は、予め与えられた範囲内でのみ
可能である。この範囲は、実施例においては、完全に圧
縮されたカップスプリング100の場合に、環状フラン
ジ13’が、スラスト軸受13”の一方とカップスプリ
ング100とを介して、カップスプリング100を支持
する出力部材10の環状ショルダに固定して停止させら
れることによって与えられている。
【0020】2つの調整用歯車11’,11”は既述の
とおり逆方向に連結されているが、このために、少なく
とも1つの伝動部材が備えられており、この部材は共に
回転するように工作主軸4に配設されている。この伝動
部材は調整用歯車11’,11”に駆動接続されている
。また、この伝動部材11’,11”は一方の調整用歯
車11’の工作主軸4に関する相対回転が他方の調整用
歯車11’の反対方向の相対回転をひき起こすように、
工作主軸4の周方向においてこの工作主軸に支持されて
いる。このことは、最も簡単には、次のようにして実現
される。すなわち、伝動部材が1つのまたは互いに係合
し合う複数のピニオン14によって形成されており、こ
のピニオン14は、工作主軸4に取り付けられ且つ調整
用歯車11’,11”にそれぞれ備えられた歯車リム1
5に係合している。図1と図3の実施例においては、ピ
ニオン14が、単独でまたは複数がいっしょに、工作主
軸4の周囲に渡って分配されており、それぞれ1つの中
心ピン16により半径方向において工作主軸4に取り付
けられていて、ベベルピニオンとして構成されている。 このピニオン14は、両調整用歯車11’,11”にお
ける対応して円錐状に形成された歯車リム15に係合す
る。図4〜図6の実施例においては、伝動部材は、それ
ぞれ2つのピニオン17’,17”を回転不能に保持す
る1または複数の中心ピン14’よりなる。この中心ピ
ンは、リング18内において、ころがり軸受20を介し
て回転可能に配されており、リング18も、同様にころ
がり軸受19を介して回転可能に工作主軸4に配設され
ている。各中心ピン14’の一方のピニオン17’は調
整用歯車11’の歯車リム15に係合し、他方のピニオ
ン17”は工作主軸4に固定された歯車リム21に係合
する。歯車リム21は、回転不能に且つ軸方向に移動不
能に工作主軸4に配設されたリング21’に設けられて
いる。従って、調整用歯車11’が、図5の矢印22の
方向に工作主軸4に対向して回転させられると、工作主
軸4に固定の歯車リム21において中心ピン14’が支
持されているので、中心ピン14’は矢印23の方向に
回転し、その結果、全体として、リング18の矢印24
の方向の回転が惹起される。すなわち、結果においては
、調整用歯車11’の回転はリング18の回転と反対と
なる。従って、リング18は、図4の場合には、直接、
第2の調整用歯車11”を形成することになる。しかし
、図6の場合には、前記のリング18に加えて第2の調
整用歯車11”を設けている。この場合には、第2の調
整用歯車11”はリング18に、軸受25を介して回転
可能に取り付けられており、調整用歯車11”の歯車リ
ム15がピニオン17”に係合し、このピニオン17”
は工作主軸4に固定された歯車リム21に係合している
。
とおり逆方向に連結されているが、このために、少なく
とも1つの伝動部材が備えられており、この部材は共に
回転するように工作主軸4に配設されている。この伝動
部材は調整用歯車11’,11”に駆動接続されている
。また、この伝動部材11’,11”は一方の調整用歯
車11’の工作主軸4に関する相対回転が他方の調整用
歯車11’の反対方向の相対回転をひき起こすように、
工作主軸4の周方向においてこの工作主軸に支持されて
いる。このことは、最も簡単には、次のようにして実現
される。すなわち、伝動部材が1つのまたは互いに係合
し合う複数のピニオン14によって形成されており、こ
のピニオン14は、工作主軸4に取り付けられ且つ調整
用歯車11’,11”にそれぞれ備えられた歯車リム1
5に係合している。図1と図3の実施例においては、ピ
ニオン14が、単独でまたは複数がいっしょに、工作主
軸4の周囲に渡って分配されており、それぞれ1つの中
心ピン16により半径方向において工作主軸4に取り付
けられていて、ベベルピニオンとして構成されている。 このピニオン14は、両調整用歯車11’,11”にお
ける対応して円錐状に形成された歯車リム15に係合す
る。図4〜図6の実施例においては、伝動部材は、それ
ぞれ2つのピニオン17’,17”を回転不能に保持す
る1または複数の中心ピン14’よりなる。この中心ピ
ンは、リング18内において、ころがり軸受20を介し
て回転可能に配されており、リング18も、同様にころ
がり軸受19を介して回転可能に工作主軸4に配設され
ている。各中心ピン14’の一方のピニオン17’は調
整用歯車11’の歯車リム15に係合し、他方のピニオ
ン17”は工作主軸4に固定された歯車リム21に係合
する。歯車リム21は、回転不能に且つ軸方向に移動不
能に工作主軸4に配設されたリング21’に設けられて
いる。従って、調整用歯車11’が、図5の矢印22の
方向に工作主軸4に対向して回転させられると、工作主
軸4に固定の歯車リム21において中心ピン14’が支
持されているので、中心ピン14’は矢印23の方向に
回転し、その結果、全体として、リング18の矢印24
の方向の回転が惹起される。すなわち、結果においては
、調整用歯車11’の回転はリング18の回転と反対と
なる。従って、リング18は、図4の場合には、直接、
第2の調整用歯車11”を形成することになる。しかし
、図6の場合には、前記のリング18に加えて第2の調
整用歯車11”を設けている。この場合には、第2の調
整用歯車11”はリング18に、軸受25を介して回転
可能に取り付けられており、調整用歯車11”の歯車リ
ム15がピニオン17”に係合し、このピニオン17”
は工作主軸4に固定された歯車リム21に係合している
。
【0021】全ての実施例において、運動変換系9は複
数の締付ネジ軸26,26’,26”を有している。こ
れら締付ネジ軸26,26’,26”は工作主軸4の周
囲に渡って散設されている。これらの締付ネジ軸26,
26’,26”は工作主軸4に関して、軸が平行にして
且つ偏心して配設されている。これらの締付ネジ軸は回
転可能にして且つ軸方向に移動不能に取り付けられてい
る。これらの締付ネジ軸26,26’,26”の締付ネ
ジ山27’は、運動変換系9の出力部材10内に設けら
れたネジ山受入部27内を延びる。運動変換系9の入力
部材12,12’,12”を介して、締付ネジ軸26,
26’,26”は、調整用歯車11’,11”のうちの
少なくとも一方と回転方向において駆動接続している。 更に、締付ネジ軸26,26’,26”は、この締付ネ
ジ軸26,26’,26”に駆動接続している調整用歯
車11’,11”に対向する、工作主軸4の相対回転に
より、締付ネジ軸が自らの軸心のまわりに回転するよう
に、工作主軸4の周方向においてこの工作主軸に支持さ
れている。
数の締付ネジ軸26,26’,26”を有している。こ
れら締付ネジ軸26,26’,26”は工作主軸4の周
囲に渡って散設されている。これらの締付ネジ軸26,
26’,26”は工作主軸4に関して、軸が平行にして
且つ偏心して配設されている。これらの締付ネジ軸は回
転可能にして且つ軸方向に移動不能に取り付けられてい
る。これらの締付ネジ軸26,26’,26”の締付ネ
ジ山27’は、運動変換系9の出力部材10内に設けら
れたネジ山受入部27内を延びる。運動変換系9の入力
部材12,12’,12”を介して、締付ネジ軸26,
26’,26”は、調整用歯車11’,11”のうちの
少なくとも一方と回転方向において駆動接続している。 更に、締付ネジ軸26,26’,26”は、この締付ネ
ジ軸26,26’,26”に駆動接続している調整用歯
車11’,11”に対向する、工作主軸4の相対回転に
より、締付ネジ軸が自らの軸心のまわりに回転するよう
に、工作主軸4の周方向においてこの工作主軸に支持さ
れている。
【0022】図1と図3の場合においては、締付ネジ2
6が、調整用歯車11’,11”の逆方向の連結をひき
起こす伝動部材14と無関係に、かつ、この伝動部材1
4に追加して設けられている。これに対して、他の全て
の実施例においては、締付ネジ軸26,26’,26”
は、同時に、両調整用歯車11’,11”を逆方向に連
結する伝動部材14’,14”双方の機能を果すように
構成されて配設されている。
6が、調整用歯車11’,11”の逆方向の連結をひき
起こす伝動部材14と無関係に、かつ、この伝動部材1
4に追加して設けられている。これに対して、他の全て
の実施例においては、締付ネジ軸26,26’,26”
は、同時に、両調整用歯車11’,11”を逆方向に連
結する伝動部材14’,14”双方の機能を果すように
構成されて配設されている。
【0023】すなわち、図4〜6の実施例においては、
締付ネジ軸26が、同時に、ピニオン17’17”を保
持する中心ピン14’を形成している。この場合には、
調整用歯車11’の制動により運動変換系9を作動する
ためには、例えば図6の場合はピニオン17’により運
動変換系の入力部材12’が形成され、これに対して、
調整用歯車11”の制動の場合はピニオン17”により
入力部材が形成される。
締付ネジ軸26が、同時に、ピニオン17’17”を保
持する中心ピン14’を形成している。この場合には、
調整用歯車11’の制動により運動変換系9を作動する
ためには、例えば図6の場合はピニオン17’により運
動変換系の入力部材12’が形成され、これに対して、
調整用歯車11”の制動の場合はピニオン17”により
入力部材が形成される。
【0024】図7〜図12は、運動変換系とその作動に
関してほぼ同一の実施例を示している。これらの実施例
においては、工作主軸4において周方向に固定して配設
された締付ネジ軸26’,26”がペアー対で設けられ
ている。図においては、2対のネジ軸が工作主軸4に対
する直径方向において相対向して配設されている。これ
らの締付ネジ軸26’,26”の各々は、運動変換系9
のための入力部材12’,12”として、自らのピニオ
ン28’,28”を有している。締付ネジ軸の各対にお
ける第1の締付ネジ軸26’のピニオン28’は一方の
調整用歯車11’の歯車リム15に係合しており、前記
の締付ネジ軸の対の第2の締付ネジ軸26”のピニオン
28”は、他方の調整用歯車11”の歯車リム15に係
合する。更に、各対の締付ネジ軸26’,26”が、他
のピニオン接続部材14”を介して互いに逆方向に係合
しており、そのため、これら両締付ネジ軸26’,26
”は常に逆方向に回転する。そして、両締付ネジ軸26
’,26”がピニオン28’,28”を介して調整用歯
車11’,11”と連結されているので、両締付ネジ軸
26’,26”は調整用歯車11’,11”を逆方向に
回転させることになる。各締付ネジ軸対の締付ネジ軸2
6’,26”にはネジ方向が反対のネジ山27”が設け
られており、これにより両締付ネジ軸26’,26”の
逆方向の回転により出力部材10が軸方向に等しく移動
する。
関してほぼ同一の実施例を示している。これらの実施例
においては、工作主軸4において周方向に固定して配設
された締付ネジ軸26’,26”がペアー対で設けられ
ている。図においては、2対のネジ軸が工作主軸4に対
する直径方向において相対向して配設されている。これ
らの締付ネジ軸26’,26”の各々は、運動変換系9
のための入力部材12’,12”として、自らのピニオ
ン28’,28”を有している。締付ネジ軸の各対にお
ける第1の締付ネジ軸26’のピニオン28’は一方の
調整用歯車11’の歯車リム15に係合しており、前記
の締付ネジ軸の対の第2の締付ネジ軸26”のピニオン
28”は、他方の調整用歯車11”の歯車リム15に係
合する。更に、各対の締付ネジ軸26’,26”が、他
のピニオン接続部材14”を介して互いに逆方向に係合
しており、そのため、これら両締付ネジ軸26’,26
”は常に逆方向に回転する。そして、両締付ネジ軸26
’,26”がピニオン28’,28”を介して調整用歯
車11’,11”と連結されているので、両締付ネジ軸
26’,26”は調整用歯車11’,11”を逆方向に
回転させることになる。各締付ネジ軸対の締付ネジ軸2
6’,26”にはネジ方向が反対のネジ山27”が設け
られており、これにより両締付ネジ軸26’,26”の
逆方向の回転により出力部材10が軸方向に等しく移動
する。
【0025】図10と図11においては、ネジソケット
29内に、締付ネジ軸26’,26”のためのネジ山受
入部27が設けられている。このソケット29は、出力
部材10内において、2つのストッパ30,30’の間
を制限付きで回転可能であるが、軸方向には移動不能に
取り付けられている。従って、調整用歯車11’,11
”の一方が制動されると、先ずネジソケット29を含む
締付ネジ軸26’,26”がネジソケット29がストッ
パ30,30’によって停止させられるまで自由に回転
することができる。このことにより、先行する締付工程
により締付ネジ軸26’,26”がネジ山受入部27内
に非常に固定してはまっていても、ネジ山はめ合い27
,27’のゆるみにつながる衝撃作用がネジ山はめ合い
27,27’において働くことになる。
29内に、締付ネジ軸26’,26”のためのネジ山受
入部27が設けられている。このソケット29は、出力
部材10内において、2つのストッパ30,30’の間
を制限付きで回転可能であるが、軸方向には移動不能に
取り付けられている。従って、調整用歯車11’,11
”の一方が制動されると、先ずネジソケット29を含む
締付ネジ軸26’,26”がネジソケット29がストッ
パ30,30’によって停止させられるまで自由に回転
することができる。このことにより、先行する締付工程
により締付ネジ軸26’,26”がネジ山受入部27内
に非常に固定してはまっていても、ネジ山はめ合い27
,27’のゆるみにつながる衝撃作用がネジ山はめ合い
27,27’において働くことになる。
【0026】全ての実施例において、制動装置32は、
各調整用歯車11’,11”のために、ブレーキとして
働く誘導機として構成されており、この誘導機は回転子
としてのそれぞれの調整用歯車と、この調整用歯車を囲
み励磁コイル31を有する固定子リング32’,32”
とを備えている。この励磁コイル31においては、励磁
電流の大きさと、それに伴い、調整用歯車11’,11
”に加えられる制動モーメントの大きさとが制御可能で
ある。この実施例においては、誘導機は、最も簡単にう
ず電流ブレーキとして構成されている。更に、制動装置
32には、調整用歯車11’,11”に加えられる制動
モーメントの大きさを測定する測定装置を設けることが
できる。この測定装置は、固定子リング32’,32”
に関連して構成することが合目的であるが、固定子リン
グ32’,32”が機械枠のどこにそしてどのように配
設されているかにつき詳細に図示されていないので、測
定装置の構成についても図示されていない。
各調整用歯車11’,11”のために、ブレーキとして
働く誘導機として構成されており、この誘導機は回転子
としてのそれぞれの調整用歯車と、この調整用歯車を囲
み励磁コイル31を有する固定子リング32’,32”
とを備えている。この励磁コイル31においては、励磁
電流の大きさと、それに伴い、調整用歯車11’,11
”に加えられる制動モーメントの大きさとが制御可能で
ある。この実施例においては、誘導機は、最も簡単にう
ず電流ブレーキとして構成されている。更に、制動装置
32には、調整用歯車11’,11”に加えられる制動
モーメントの大きさを測定する測定装置を設けることが
できる。この測定装置は、固定子リング32’,32”
に関連して構成することが合目的であるが、固定子リン
グ32’,32”が機械枠のどこにそしてどのように配
設されているかにつき詳細に図示されていないので、測
定装置の構成についても図示されていない。
【0027】制動装置32による調整用歯車11’,1
1”の制動は、工作主軸4が作動している場合にのみ調
整棒8の作動を可能にする。更にそれに対して、工作主
軸4のために備えられた駆動装置6,7により、締付装
置1が自身の停止状態においても作動されることが出来
るように至る所の配設がなされている。そのために締付
装置1自体が工作主軸の駆動装置に、従って、図4〜図
6の駆動モータ6、もしくは、図7〜図12のベルトプ
ーリ7、にそれぞれ回転方向において連結可能である。 更に、その都度(それぞれ)連結解除された締付装置1
は調整用歯車11’,11”のうちの少なくとも1つと
同様に回転しないように固定可能である。
1”の制動は、工作主軸4が作動している場合にのみ調
整棒8の作動を可能にする。更にそれに対して、工作主
軸4のために備えられた駆動装置6,7により、締付装
置1が自身の停止状態においても作動されることが出来
るように至る所の配設がなされている。そのために締付
装置1自体が工作主軸の駆動装置に、従って、図4〜図
6の駆動モータ6、もしくは、図7〜図12のベルトプ
ーリ7、にそれぞれ回転方向において連結可能である。 更に、その都度(それぞれ)連結解除された締付装置1
は調整用歯車11’,11”のうちの少なくとも1つと
同様に回転しないように固定可能である。
【0028】以上のことのために、詳細にいえば図1と
図4の実施例において、締付装置1が軸受38を介して
回転可能にして、軸方向に移動不能に、工作主軸4の頭
部3に取り付けられている。そして、連結装置39が配
されており、この連結装置39は、自身の図示された連
結状態において、締付装置1を回転不能に工作主軸4に
接続する。この連結装置39は連結部材80を有してお
り、この連結部材80は、連結バネ81の作用を受けて
、締付装置1の連結受入部82に係合する。連結部材8
0は、軸方向に移動可能に工作主軸4の頭部3において
案内されており、空気圧によって作動可能な調整ピスト
ン83により連結バネ81の力に抗して連結状態から解
放が可能である。連結装置39が開放されている場合に
おいて締付装置1を固定するために、締付装置1と回転
不能に接続された調整棒8に係合し得るロック部材40
が働く。この部材40は、連結バネ84によって連結解
除状態に保持されている。このロック部材40は、機械
枠の不図示の部分において、調整棒8に関して半径方向
に移動可能に案内されており、空気圧によって作動可能
な調整ピストン85によって連結バネ84の力に抗して
調整棒8における連結受入部86内へ移動可能である。 さらに別のロック装置41が配されており、これが両調
整用歯車11’,11”の一方を固定する。このロック
装置41は直接調整用歯車11’,11”の一方に係合
する。図4と図6の実施例の場合には、中心ピン14’
すなわち締付ネジ軸26を取り付けるリング18に係合
する。ロック装置41は、ある場合には、空気圧によっ
て作動可能な調整ピストン86’を有している。このピ
ストン86’はロック部材87を半径方向に工作主軸4
の方へ移動させる。このロック部材87は、機械枠の不
図示の部分内において移動可能に案内されている。 連結バネ88がロック部材87を係合解除状態に保持す
る。調整ピストン86’が作動されると、ロック部材8
7は、リング18または調整用歯車11’,11”の一
方における関係付けられたロック受入部89に係合する
。
図4の実施例において、締付装置1が軸受38を介して
回転可能にして、軸方向に移動不能に、工作主軸4の頭
部3に取り付けられている。そして、連結装置39が配
されており、この連結装置39は、自身の図示された連
結状態において、締付装置1を回転不能に工作主軸4に
接続する。この連結装置39は連結部材80を有してお
り、この連結部材80は、連結バネ81の作用を受けて
、締付装置1の連結受入部82に係合する。連結部材8
0は、軸方向に移動可能に工作主軸4の頭部3において
案内されており、空気圧によって作動可能な調整ピスト
ン83により連結バネ81の力に抗して連結状態から解
放が可能である。連結装置39が開放されている場合に
おいて締付装置1を固定するために、締付装置1と回転
不能に接続された調整棒8に係合し得るロック部材40
が働く。この部材40は、連結バネ84によって連結解
除状態に保持されている。このロック部材40は、機械
枠の不図示の部分において、調整棒8に関して半径方向
に移動可能に案内されており、空気圧によって作動可能
な調整ピストン85によって連結バネ84の力に抗して
調整棒8における連結受入部86内へ移動可能である。 さらに別のロック装置41が配されており、これが両調
整用歯車11’,11”の一方を固定する。このロック
装置41は直接調整用歯車11’,11”の一方に係合
する。図4と図6の実施例の場合には、中心ピン14’
すなわち締付ネジ軸26を取り付けるリング18に係合
する。ロック装置41は、ある場合には、空気圧によっ
て作動可能な調整ピストン86’を有している。このピ
ストン86’はロック部材87を半径方向に工作主軸4
の方へ移動させる。このロック部材87は、機械枠の不
図示の部分内において移動可能に案内されている。 連結バネ88がロック部材87を係合解除状態に保持す
る。調整ピストン86’が作動されると、ロック部材8
7は、リング18または調整用歯車11’,11”の一
方における関係付けられたロック受入部89に係合する
。
【0029】連結装置39と、ロック部材40と、ロッ
ク装置41とが、共に、略示した空気圧源91に連なる
空気圧路を介して制御される。
ク装置41とが、共に、略示した空気圧源91に連なる
空気圧路を介して制御される。
【0030】したがって、締付装置1が、開放された連
結装置39によって工作主軸4から連結解除されていて
、両調整用歯車11’,11”の一方またはリング18
と同じく回転を阻止されているなら、工作主軸4の駆動
装置によって前記締付装置は回されることができる。 その結果、運動変換系9は対応して連動回転する。なぜ
なら、図1におけるように、締付ネジ軸26が直接、工
作主軸4に固定され且つこの工作主軸の部分を形成する
延長部42に取り付けられているか、または、図4また
は図6におけるように、工作主軸4に固定の歯車リム2
1を介して工作主軸4に係合しているからである。いず
れの場合でも、このことにより、締付ネジ軸26が自身
の軸心の周りにおいて回転をし、その結果、出力部材1
0と調整棒8とが共に軸方向に作動される。その際生じ
る軸方向の移動は、例えば図4と図6において43で示
される、適当な位置表示器によって検出できる。
結装置39によって工作主軸4から連結解除されていて
、両調整用歯車11’,11”の一方またはリング18
と同じく回転を阻止されているなら、工作主軸4の駆動
装置によって前記締付装置は回されることができる。 その結果、運動変換系9は対応して連動回転する。なぜ
なら、図1におけるように、締付ネジ軸26が直接、工
作主軸4に固定され且つこの工作主軸の部分を形成する
延長部42に取り付けられているか、または、図4また
は図6におけるように、工作主軸4に固定の歯車リム2
1を介して工作主軸4に係合しているからである。いず
れの場合でも、このことにより、締付ネジ軸26が自身
の軸心の周りにおいて回転をし、その結果、出力部材1
0と調整棒8とが共に軸方向に作動される。その際生じ
る軸方向の移動は、例えば図4と図6において43で示
される、適当な位置表示器によって検出できる。
【0031】図7の実施例においては、44は連結装置
の全体を示し、この連結装置44は、締付装置1と工作
主軸4との間を軸方向に移動可能でありこの締付装置1
にキー部材45を介して回転不能に接続された連結部4
6を有している。この連結部46は、連結バネ47の力
を受けて、ハース(Hirth)型の歯切48を介して
、工作主軸4に連結された位置にある。図7においては
、連結解除された状態が示されている。工作主軸4の周
方向における運動を阻止されて機械台に固定された調整
部材49が、連結部46に対して、液圧式シリンダ・ピ
ストン装置50により前進可能である。この調整部材4
9は、連結部46を、連結バネ47の力に抗して、ハー
ス型歯切48から、即ち、工作主軸4における連結状態
から、解放し、同時に、工作主軸4の軸の周りを回転し
ないように前記調整部材49は前記連結部46をロック
する。この目的のために、調整部材49は、ロック部材
51を有し、このロック部材51は連結部46における
対応するロック受入部52に係合する。詳細には、連結
部46が2つの連結フランジ53、54の間に配設され
案内されている。これらのフランジ53,34は、回転
可能に且つ軸方向に移動不能に、いっしょに取り付けら
れている。そのために、連結フランジ53が軸受リング
55を有しており、このリング55には、他方の連結フ
ランジ54が、半径方向に且つ軸方向に、ころがり軸受
56を介して案内され支持されている。一方の連結フラ
ンジ53に接して連結部46が回転不能に且つ軸方向に
移動可能に案内されているが、この連結フランジ53が
締付装置1に、また、他方の連結フランジ54が工作主
軸4に、それぞれ固定されている。この場合においても
、締付装置が工作主軸4から連結解除されており且つ回
転しないよう固定されている場合には、ロック装置41
は、両調整用歯車11’,11”のうちの一方が回転す
るのを阻止するために働く。その時、工作主軸4が駆動
されると、既に述べたように、停止している締付装置1
における調整棒8の、対応する軸方向移動を伴う運動変
換系9の駆動が行われる。
の全体を示し、この連結装置44は、締付装置1と工作
主軸4との間を軸方向に移動可能でありこの締付装置1
にキー部材45を介して回転不能に接続された連結部4
6を有している。この連結部46は、連結バネ47の力
を受けて、ハース(Hirth)型の歯切48を介して
、工作主軸4に連結された位置にある。図7においては
、連結解除された状態が示されている。工作主軸4の周
方向における運動を阻止されて機械台に固定された調整
部材49が、連結部46に対して、液圧式シリンダ・ピ
ストン装置50により前進可能である。この調整部材4
9は、連結部46を、連結バネ47の力に抗して、ハー
ス型歯切48から、即ち、工作主軸4における連結状態
から、解放し、同時に、工作主軸4の軸の周りを回転し
ないように前記調整部材49は前記連結部46をロック
する。この目的のために、調整部材49は、ロック部材
51を有し、このロック部材51は連結部46における
対応するロック受入部52に係合する。詳細には、連結
部46が2つの連結フランジ53、54の間に配設され
案内されている。これらのフランジ53,34は、回転
可能に且つ軸方向に移動不能に、いっしょに取り付けら
れている。そのために、連結フランジ53が軸受リング
55を有しており、このリング55には、他方の連結フ
ランジ54が、半径方向に且つ軸方向に、ころがり軸受
56を介して案内され支持されている。一方の連結フラ
ンジ53に接して連結部46が回転不能に且つ軸方向に
移動可能に案内されているが、この連結フランジ53が
締付装置1に、また、他方の連結フランジ54が工作主
軸4に、それぞれ固定されている。この場合においても
、締付装置が工作主軸4から連結解除されており且つ回
転しないよう固定されている場合には、ロック装置41
は、両調整用歯車11’,11”のうちの一方が回転す
るのを阻止するために働く。その時、工作主軸4が駆動
されると、既に述べたように、停止している締付装置1
における調整棒8の、対応する軸方向移動を伴う運動変
換系9の駆動が行われる。
【0032】図12においては、工作主軸4が前方の主
軸部分4’と後方の主軸部分4”とからなり、前方の主
軸部分4’は、締付装置1を固定して保持し旋盤の主軸
台内に取り付けられており、後方の主軸部分4”は、運
動系9と工作主軸4用の駆動部材7とを固定して保持し
ている。後方の主軸部分は構成部分42,42’によっ
て形成されている。これらの部分42,42’はネジ4
2”によって両者間で接続され、ネジ42’’’によっ
て駆動部材7を形成するベルトプーリに接続されている
。両主軸部分4’,4”が相対して回転可能であり、全
体57で示す連結装置によって接続されている。この場
合連結装置57の連結解除状態において、締付装置1を
保持する前方の主軸部分4’が回転しないように固定す
ることができる。詳細には、駆動部材7と運動変換系9
とを保持する後方の主軸部分4”が、締付装置1を保持
する前方の部分4’に回転可能に取り付けられており、
前方部分4’は更に支持フランジ58を有している。駆
動部材7は運動変換系9を保持する後方の主軸部分4”
に固定して接続されているが、この駆動部材7が前記の
支持フランジ58において、ころがり軸受59を介して
、軸方向に且つ半径方向に案内されている。前方の主軸
部分4’が、キー接続60を介して、回転不能に且つ軸
方向に移動可能に、連結部材61を保持している。この
部材61は、駆動部材7と後方の主軸部分4”とに回転
不能に連結可能に且つ自身61の連結解除位置において
回転しないようにロックされている。連結部材61と駆
動部材7との連結は連結歯切62を介して行われ、連結
部材61が、回転しないようにするロックは連結歯切6
3を介して行われる。図12の上半分には、両方向矢印
64の方向に可動の連結部65を有する純粋に機構的に
作動する連結部材が図示されており、図の下半分には、
電磁的に作動可能な連結部材が図示されている。両方の
場合において、連結部材61が連結バネ66の作用を受
けて、駆動部材7に連結係合している。連結部材の作動
によって、連結部材61が連結バネ66の力に抗して図
12の右側へ移行し連結歯切63と係合する。このこと
によって、連結部材61は、そして、ひいては、締付装
置1を伴う前方の主軸部分4’は回転しないようにロッ
クされる。そこで、主軸駆動装置と駆動部材7を介して
、後方の主軸部分4”が回転させられることが可能とな
り、このことは、運動変換系9の対応する回転と、調整
棒8の意図的な軸方向移動、及び、それと共に、締付装
置1の閉鎖と開放すなわち締め付けとゆるめにつながる
。
軸部分4’と後方の主軸部分4”とからなり、前方の主
軸部分4’は、締付装置1を固定して保持し旋盤の主軸
台内に取り付けられており、後方の主軸部分4”は、運
動系9と工作主軸4用の駆動部材7とを固定して保持し
ている。後方の主軸部分は構成部分42,42’によっ
て形成されている。これらの部分42,42’はネジ4
2”によって両者間で接続され、ネジ42’’’によっ
て駆動部材7を形成するベルトプーリに接続されている
。両主軸部分4’,4”が相対して回転可能であり、全
体57で示す連結装置によって接続されている。この場
合連結装置57の連結解除状態において、締付装置1を
保持する前方の主軸部分4’が回転しないように固定す
ることができる。詳細には、駆動部材7と運動変換系9
とを保持する後方の主軸部分4”が、締付装置1を保持
する前方の部分4’に回転可能に取り付けられており、
前方部分4’は更に支持フランジ58を有している。駆
動部材7は運動変換系9を保持する後方の主軸部分4”
に固定して接続されているが、この駆動部材7が前記の
支持フランジ58において、ころがり軸受59を介して
、軸方向に且つ半径方向に案内されている。前方の主軸
部分4’が、キー接続60を介して、回転不能に且つ軸
方向に移動可能に、連結部材61を保持している。この
部材61は、駆動部材7と後方の主軸部分4”とに回転
不能に連結可能に且つ自身61の連結解除位置において
回転しないようにロックされている。連結部材61と駆
動部材7との連結は連結歯切62を介して行われ、連結
部材61が、回転しないようにするロックは連結歯切6
3を介して行われる。図12の上半分には、両方向矢印
64の方向に可動の連結部65を有する純粋に機構的に
作動する連結部材が図示されており、図の下半分には、
電磁的に作動可能な連結部材が図示されている。両方の
場合において、連結部材61が連結バネ66の作用を受
けて、駆動部材7に連結係合している。連結部材の作動
によって、連結部材61が連結バネ66の力に抗して図
12の右側へ移行し連結歯切63と係合する。このこと
によって、連結部材61は、そして、ひいては、締付装
置1を伴う前方の主軸部分4’は回転しないようにロッ
クされる。そこで、主軸駆動装置と駆動部材7を介して
、後方の主軸部分4”が回転させられることが可能とな
り、このことは、運動変換系9の対応する回転と、調整
棒8の意図的な軸方向移動、及び、それと共に、締付装
置1の閉鎖と開放すなわち締め付けとゆるめにつながる
。
【0033】最後にこの発明を要約すると次のとおりで
ある。
ある。
【0034】この装置は、回転のために駆動可能な、旋
盤の工作主軸(4)における締付装置(1)の締付部材
(2)のための調整力を作り出すのに役立つ。この中空
の工作主軸(4)内に、軸方向に移動可能に、締付部材
(2)の作動のための調整棒(8)が配設されている。 工作主軸(4)において共に回転するように配設された
運動変換系(9)は、調整棒(8)を軸方向に作動する
出力部材(10)と、工作主軸(4)に関して回転可能
に且つ軸に平行に配設された入力部材(12)とを有し
ており、この入力部材は調整用歯車(11’,11”)
に駆動接続されており、この調整用歯車は工作主軸(4
)に共軸に且つ回転可能に配設されている。締付装置(
1)が工作主軸(4)に回転可能に接続されていて、回
転方向において、連結装置(39)を介して、連結及び
連結解除可能である。連結解除された締付装置(1)と
調整用歯車(11’,11”)が回転しないようにロッ
ク部材(40)またはロック装置(41)によって固定
可能である。更に、出力部材(10)と調節棒(8)と
の間に、両者の相対する自由な回転を可能にして軸方向
に運動接続する接続装置(13)が挿入されている。こ
の結果、連結解除されていて回転しないようにロックさ
れた締付装置の締付部材(2)が工作主軸の駆動によっ
て作動されることができる。
盤の工作主軸(4)における締付装置(1)の締付部材
(2)のための調整力を作り出すのに役立つ。この中空
の工作主軸(4)内に、軸方向に移動可能に、締付部材
(2)の作動のための調整棒(8)が配設されている。 工作主軸(4)において共に回転するように配設された
運動変換系(9)は、調整棒(8)を軸方向に作動する
出力部材(10)と、工作主軸(4)に関して回転可能
に且つ軸に平行に配設された入力部材(12)とを有し
ており、この入力部材は調整用歯車(11’,11”)
に駆動接続されており、この調整用歯車は工作主軸(4
)に共軸に且つ回転可能に配設されている。締付装置(
1)が工作主軸(4)に回転可能に接続されていて、回
転方向において、連結装置(39)を介して、連結及び
連結解除可能である。連結解除された締付装置(1)と
調整用歯車(11’,11”)が回転しないようにロッ
ク部材(40)またはロック装置(41)によって固定
可能である。更に、出力部材(10)と調節棒(8)と
の間に、両者の相対する自由な回転を可能にして軸方向
に運動接続する接続装置(13)が挿入されている。こ
の結果、連結解除されていて回転しないようにロックさ
れた締付装置の締付部材(2)が工作主軸の駆動によっ
て作動されることができる。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、工作主軸の駆動と調
整棒のために設けられた唯一の駆動モータが、締付装置
の締付部材が閉じられるかまたは開かれるか、すなわち
、締め付けられるかまたはゆるめられるのに対して、装
置の停止状態においても、工作主軸と回転接続したまま
であり、その結果、調整棒と締付装置とが、工作主軸の
回転によって作動されることができる。このことによっ
て、原則的に、調整棒と、締付装置の締付部材を、工作
主軸とこの締付装置が動いている場合でも作動される可
能性がある。
整棒のために設けられた唯一の駆動モータが、締付装置
の締付部材が閉じられるかまたは開かれるか、すなわち
、締め付けられるかまたはゆるめられるのに対して、装
置の停止状態においても、工作主軸と回転接続したまま
であり、その結果、調整棒と締付装置とが、工作主軸の
回転によって作動されることができる。このことによっ
て、原則的に、調整棒と、締付装置の締付部材を、工作
主軸とこの締付装置が動いている場合でも作動される可
能性がある。
【図1】本発明の装置の軸方向の断面図である。本発明
の理解のために本質的な部分のみを示し、いくつかの個
所は略示している。
の理解のために本質的な部分のみを示し、いくつかの個
所は略示している。
【図2】図1を少し変更した実施態様を示し、出力部材
と調整棒の接続個所を図1より拡大して細部を示してい
る。
と調整棒の接続個所を図1より拡大して細部を示してい
る。
【図3】図1の装置の、図1の矢印IIの方向における
、側面図である。
、側面図である。
【図4】本発明の他の実施態様を示す図1に対応する図
である。
である。
【図5】図4のIV−IV断面図である。
【図6】調整用歯車を少し変更した実施態様を示し、図
4の対象の一部を工作主軸の頭部と締付装置を除いて示
している。
4の対象の一部を工作主軸の頭部と締付装置を除いて示
している。
【図7】本発明の装置の他の実施態様を,図8のVI−
VIに沿い部分的に概示した軸方向断面図である。
VIに沿い部分的に概示した軸方向断面図である。
【図8】図7の矢印VIIの方向における図7の対象の
平面図であって,部分的に断面で示している。
平面図であって,部分的に断面で示している。
【図9】図8のVIII−VIII断面図である。
【図10】図7と図9においてIXで示す個所を変更し
た実施態様を示す。
た実施態様を示す。
【図11】図10に記された矢印Xの方向における図1
0の対象の正面図である。
0の対象の正面図である。
【図12】本発明の装置の他の実施態様を,図7に対応
する図で示している。
する図で示している。
1……………締付装置
2……………締付部材
3……………頭部
4……………工作主軸
4’…………主軸部分
4”…………主軸部分
5……………軸受
6……………モータ
7……………駆動部材(ベルト・プーリ)8……………
調整棒 9……………運動変換系 10…………出力部材 11…………調整用歯車 12…………入力部材 12’………入力部材 12”………入力部材 13…………接続装置 13’………環状フランジ 13”………スラスト軸受 14…………ピニオン 14’………中心ピン 14”………ピニオン接続部材 15…………歯車リム 16…………中心ピン 17’………ピニオン 17”………ピニオン 18…………リング 19…………ころがり軸受 20…………ころがり軸受 21…………歯車リム 21’………リング 23…………矢印 24…………矢印 25…………軸受 26…………締付けネジ軸 26’………締付けネジ軸 26”………締付けネジ軸 27…………ネジ山受入部 27’………締付けネジ山 28’………ピニオン 28”………ピニオン 29…………ネジソケット 30…………ストッパ 30’………ストッパ 31…………励磁コイル 32…………制動装置 32’………固定子リング 32”………固定子リング 38…………軸受 39…………連結装置 40…………ロック部材 41…………ロック装置 42…………延長部(構成部分) 42’………構成部分 42”………ネジ 42’’’…ネジ 43…………位置 44…………連結装置 45…………キー部材 46…………連結部 47…………連結バネ 48…………ハース型の歯切 49…………調整部材 50…………シリンダ・ピストン装置 51…………ロック部材 52…………ロック受入部 53…………連結フランジ 54…………連結フランジ 55…………軸受リング 56…………ころがり軸受 57…………連結装置 58…………支持フランジ 59…………ころがり軸受 60…………キー接続 61…………連結部材 62…………連結歯切 63…………連結歯切 64…………両方向矢印 65…………連結部 66…………連結バネ 80…………連結部材 81…………連結バネ 82…………連結受入部 83…………調整ピストン 84…………連結バネ 85…………調整ピストン 86…………連結受入部 86’………調整ピストン 87…………ロック部材 88…………連結バネ 89…………ロック受入部 91…………空気圧源
調整棒 9……………運動変換系 10…………出力部材 11…………調整用歯車 12…………入力部材 12’………入力部材 12”………入力部材 13…………接続装置 13’………環状フランジ 13”………スラスト軸受 14…………ピニオン 14’………中心ピン 14”………ピニオン接続部材 15…………歯車リム 16…………中心ピン 17’………ピニオン 17”………ピニオン 18…………リング 19…………ころがり軸受 20…………ころがり軸受 21…………歯車リム 21’………リング 23…………矢印 24…………矢印 25…………軸受 26…………締付けネジ軸 26’………締付けネジ軸 26”………締付けネジ軸 27…………ネジ山受入部 27’………締付けネジ山 28’………ピニオン 28”………ピニオン 29…………ネジソケット 30…………ストッパ 30’………ストッパ 31…………励磁コイル 32…………制動装置 32’………固定子リング 32”………固定子リング 38…………軸受 39…………連結装置 40…………ロック部材 41…………ロック装置 42…………延長部(構成部分) 42’………構成部分 42”………ネジ 42’’’…ネジ 43…………位置 44…………連結装置 45…………キー部材 46…………連結部 47…………連結バネ 48…………ハース型の歯切 49…………調整部材 50…………シリンダ・ピストン装置 51…………ロック部材 52…………ロック受入部 53…………連結フランジ 54…………連結フランジ 55…………軸受リング 56…………ころがり軸受 57…………連結装置 58…………支持フランジ 59…………ころがり軸受 60…………キー接続 61…………連結部材 62…………連結歯切 63…………連結歯切 64…………両方向矢印 65…………連結部 66…………連結バネ 80…………連結部材 81…………連結バネ 82…………連結受入部 83…………調整ピストン 84…………連結バネ 85…………調整ピストン 86…………連結受入部 86’………調整ピストン 87…………ロック部材 88…………連結バネ 89…………ロック受入部 91…………空気圧源
Claims (24)
- 【請求項1】 締付装置(1)の締付部材(2)のた
めの調整力、特に、チャックのジョーまたはこのジョー
によって加えられる締付力の調整のための調整力、を作
り出すための装置であって、締付装置(1)を保持して
いて回転のために駆動可能な、旋盤の工作主軸(4)と
、中空のこの工作主軸(4)内において軸方向に移動可
能に配設されていて締付部材(2)の作動のための調整
棒(8)とを備えており、工作主軸(4)において共に
回転(連動回転)するように配設された運動変換系(9
)が、調整棒(8)を軸方向に作動する出力部材(10
)と、工作主軸(4)に関して回転可能に且つ軸に平行
に配設された少なくとも1つの入力部材(12,12’
,12”)とを有しており、この入力部材は調整用歯車
(11’,11”)に駆動接続されており、この歯車は
工作主軸(4)において共軸に且つ回転可能に配設され
ている装置において、締付装置(1)が、工作主軸(4
)またはこの工作主軸の一部(4”)であって、運転変
換系(9)、及び、工作主軸(4)の駆動のために働く
駆動部材(7)を保持しているもの、に回転可能に接続
されており、回転方向において連結及び連結解除とが可
能であり、連結解除された締付装置(1)と調整用歯車
(11’,11”)とが回転しないように固定可能であ
り、運動変換系(9)の出力部材(10)と調整棒(8
)との間に、両者の相対する自由な回転を可能にし軸方
向に運動接続された接続装置(13)が挿入されている
ことを特徴とする装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、締付
装置(1)が回転可能に工作主軸(4)に取り付けられ
ており、連結装置(39,44)が備えられており、こ
の連結装置は、連結状態において、締付装置(1)を回
転不能に工作主軸(4)に接続することを特徴とする装
置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、連結
装置(39)が開かれている場合に締付装置(1)を固
定するために、回転不能に締付装置(1)に接続された
調整棒(8)に係合するようにしたロック部材(40)
が備えられていることを特徴とする装置。 - 【請求項4】 請求項2に記載の装置において、連結
装置(44)が、締付装置(1)と工作主軸(4)との
間で軸方向に移動可能にして且つ締付装置(1)と回転
不能に接続された連結部(46)を有しており、この連
結部は連結バネ(47)の力を受けて、工作主軸(4)
に連結された位置にあり、工作主軸(4)の周方向の運
動を阻止する調整部材(49)が備えられており、この
調整部材は連結部(46)に対して前進可能であり、そ
の際、この調整部材は、連結バネ(47)の力に抗して
工作主軸(4)における連結状態から連結部(46)を
解放し、同時に、回転しないようにロックすることを特
徴とする装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、連結
部(46)が2つの連結フランジ(53,54)の間に
配設されて案内されており、これらのフランジは回転可
能に且つ軸方向に移動不能にいっしょに取り付けられて
おり、これらフランジのうちの一方の連結フランジ(5
3)は締付装置(1)に、他方の連結フランジ(54)
は工作主軸(4)に、それぞれ固定して接続されている
ことを特徴とする装置。 - 【請求項6】 請求項1に記載の装置において、工作
主軸(4)が締付装置(1)を固定して保持する主軸部
分(4’)と、運動変換系(9)と工作主軸(4)用の
駆動部材(7)とを固定して保持する主軸部分(4”)
とに分けられており、相対して回転可能な両主軸部分(
4’,4”)が連結装置(57)によって接続されてお
り、締付装置(1)を保持する主軸部分(4’)は、連
結装置(57)の連結解除状態において、回転しないよ
うに固定可能であることを特徴とする装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の装置において、工作
主軸(4)用の駆動部材(7)と運動変換系(9)とを
保持する主軸部分(4”)が、締付装置(1)を保持す
る主軸部分(4’)に回転可能に取り付けられており、
この主軸部分(4’)は回転不能に且つ軸方向に移動可
能に連結部材(61)を保持し、この連結部材(61)
は、他方の主軸部分(4”)、特に駆動部材(7)に回
転不能に連結可能であり、連結部材(61)の連結解除
位置において連結部材(61)が回転しないようにロッ
クされていることを特徴とする装置。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の
装置において、工作主軸(4)または運動変換系(9)
を保持する工作主軸(4)の部分(4”)において、第
1の調整用歯車(11’、11”)と共軸に第2の調整
用歯車が配設されており、この第2の調整用歯車は工作
主軸(4)と第1の調整用歯車に対向して回転可能であ
り、両調整用歯車(11’、11”)が互いに反対方向
に連結されており、制動装置(32)が備えられており
、この装置により、調整用歯車(11’、11”)が互
いに無関係に制動可能であり、その際、制動モーメント
の大きさが制御可能であることを特徴とする装置。 - 【請求項9】 請求項8に記載の装置において、両調
整用歯車(11’、11”)を反対方向に連結するため
に、工作主軸(4)において共に回転するように配設さ
れた少なくとも1つの伝動部材(14,14’,14”
)が設けられており、これらの伝動部材は、調整用歯車
(11’、11”)に駆動接続されており、工作主軸の
周方向においては、工作主軸(4)に関する一方の調整
用歯車の相対回転が他方の調整用歯車の反対方向の相対
回転をひき起こすように、工作主軸(4)に支持されて
いることを特徴とする装置。 - 【請求項10】 請求項9に記載の装置において、伝
動部材が、1または複数の互いに係合し合うピニオン(
14)によって形成されており、このピニオン(14)
は、工作主軸(4)に取り付けられており、調整用歯車
(11’、11”)にそれぞれ備えられた歯車リム(1
5)に係合していることを特徴とする装置。 - 【請求項11】 請求項9に記載の装置において、伝
動部材が、1または複数の、それぞれ2つのピニオン(
17’,17”)を回転不能に保持する中心ピン(14
’)によって形成されており、この中心ピンは、回転可
能に、同様に回転可能に工作主軸(4)に配設されたリ
ング(18)中に取り付けられており、その際、それぞ
れ、中心ピン(14’)の一方のピニオン(17’)は
調整用歯車(11’)の一方の歯車リム(15)に、他
方のピニオン(17”)は工作主軸(4)に固定の歯車
リム(21)に、係合することを特徴とする装置。 - 【請求項12】 請求項11に記載の装置において、
第2の調整用歯車(11”)が直接、中心ピン(14)
を取り付けるリング(18)によって形成されているこ
とを特徴とする装置。 - 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか1項に記
載の装置において、運動変換系(9)が少なくとも1つ
の締付ネジ軸(26,26’,26”)を有し、この締
付ネジ軸は、工作主軸(4)に関して軸心が平行に且つ
偏心して配設されており回転可能にかつ軸方向に移動不
能に取り付けられており、この締付ネジ軸は、自身の締
付ネジ山(27’)が運動変換系(9)の出力部材(1
0)内に備えられたネジ山受入部(27)内を延び、更
に、運動変換系(9)の入力部材(12’)を介して、
回転方向において、調整用歯車(11’,11”)の少
なくとも一方と駆動接続されており、締付ネジ軸は、工
作主軸(4)の周方向においては、締付ネジ軸(26,
26’,26”)と駆動接続している調整用歯車(11
’,11”)に対向する工作主軸(4)の相対回転が、
締付ネジ軸の自身の軸心の周りの回転をひき起こすよう
に、工作主軸(4)に支持されていることを特徴とする
装置。 - 【請求項14】 請求項13に記載の装置において、
締付ネジ軸(26,26’,26”)が複数備えられて
おり、この締付ネジ軸は工作主軸(4) の周囲に渡っ
て分配されていることを特徴とする装置。 - 【請求項15】 請求項13または第14に記載の装
置において、締付ネジ軸(26,26’,26”)が、
全体的または部分的に、両調整用歯車(11’,11”
)を反対方向に互いに連結する伝動部材(14’,14
”)を形成することを特徴とする装置。 - 【請求項16】 請求項13〜15のいずれか1項に
記載の装置において、締付ネジ軸(26,26’,26
”)のためのネジ山受入部(27)がネジ込ソケット(
29)内に構成されており、このソケット(29)は出
力部材(10)内において2つのストッパ(30,30
’)の間で制限されて回転可能に且つ軸方向に移動不能
に取り付けられていることを特徴とする装置。 - 【請求項17】 請求項14または15に記載の装置
において、工作主軸(4)において周方向に固定して配
設された締付ネジ軸(26’,26”)が対で備えられ
ていて、それぞれ、運動変換系(9)のための入力部材
(12’,12”)としてピニオン(28’,28”)
を備えられていて、その際、締付ネジ軸の対の第1の締
付ネジ軸(26’)は自身のピニオン(28’)が一方
の調整用歯車(11’)の歯車リム(15)に、そして
第2の締付ネジ軸(26”)は自身のピニオン(28”
)が他方の調整用歯車(11”)の歯車リム(15)に
係合し、これらの両締付ネジ軸(26’,26”)はも
う1つのピニオン接続部材(14”)を介して互いに反
対方向に係合し合っており、更に締付ネジ山(27’)
が、互いに反対のネジ方向を有していることを特徴とす
る装置。 - 【請求項18】 請求項11、12、または15に記
載の装置において、締付ネジ軸(26)が中心ピン(1
4’)を形成していることを特徴とする装置。 - 【請求項19】 請求項8〜18のいずれか1項に記
載の装置において、制動装置が、各々の調整用歯車(1
1’,11”)のために備えられた摩擦ブレーキ、特に
、ブレーキ板として構成された調整用歯車を備えたシュ
ー・ブレーキまたは軸方向(ディスク)ブレーキ、であ
ることを特徴とする装置。 - 【請求項20】 請求項8〜18のいずれか1項に記
載の装置において、各々の調整用歯車(11’,11”
)のための制動装置(32)が、回転子としての調整用
歯車と、この調整用歯車を取り囲み励磁コイル(31)
を有する固定子リング(32’,32”)とを備えた、
ブレーキとして働く誘導機として構成されており、この
励磁コイルにおいて励磁電流の大きさが制御可能である
ことを特徴とする装置。 - 【請求項21】 請求項20に記載の装置において、
誘導機がうず電流ブレーキとして構成されていることを
特徴とする装置。 - 【請求項22】 請求項19〜21のいずれか1項に
記載の装置において、制動装置(32)が、調整用歯車
(11’,11”)に加えられる制動モーメントの大き
さのための測定装置を有していることを特徴とする装置
。 - 【請求項23】 請求項1〜22のいずれか1項に記
載の装置において、運動変換系(9)の出力部材(10
)と調整棒(8)との間に、動力伝達部材が挿入されて
いて、この部材は、予め与えられた範囲内で、出力部材
(10)と調整棒(8)との間の軸方向の相対移動を可
能にし、その際、両者の間で伝達される力の大きさは該
両者の間の相対的な移動行程に左右されることを特徴と
する装置。 - 【請求項24】 請求項25に記載の装置において、
動力伝達部材がバネ素子(100)によって形成されて
おり、この素子は、出力部材(10)を、軸方向の両方
向において、調整棒(8)に支持することを特徴とする
装置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4000715 | 1990-01-12 | ||
DE4000715:4 | 1990-01-12 | ||
DE90100698:1 | 1990-01-13 | ||
EP90100698A EP0436769B1 (de) | 1990-01-12 | 1990-01-13 | Vorrichtung zur Erzeugung einer Stellkraft für die Spannglieder einer Spanneinrichtung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04250908A true JPH04250908A (ja) | 1992-09-07 |
Family
ID=25888985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP234091A Pending JPH04250908A (ja) | 1990-01-12 | 1991-01-11 | 締付装置の締付部材のための調整力を作り出す装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04250908A (ja) |
AT (1) | ATE91446T1 (ja) |
-
1990
- 1990-01-13 AT AT90100698T patent/ATE91446T1/de not_active IP Right Cessation
-
1991
- 1991-01-11 JP JP234091A patent/JPH04250908A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE91446T1 (de) | 1993-07-15 |
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