JPH04249166A - サーマルヘッドに於ける印字エネルギー制御方法 - Google Patents
サーマルヘッドに於ける印字エネルギー制御方法Info
- Publication number
- JPH04249166A JPH04249166A JP1540191A JP1540191A JPH04249166A JP H04249166 A JPH04249166 A JP H04249166A JP 1540191 A JP1540191 A JP 1540191A JP 1540191 A JP1540191 A JP 1540191A JP H04249166 A JPH04249166 A JP H04249166A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- thermal head
- printing energy
- control method
- printing rate
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サーマルヘッドに於
ける印字エネルギー制御方法に関するものであり、特に
、印字濃度の変動を低減したサーマルヘッドに於ける印
字エネルギー制御方法に関するものである。
ける印字エネルギー制御方法に関するものであり、特に
、印字濃度の変動を低減したサーマルヘッドに於ける印
字エネルギー制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、サーマルヘッドの印字濃度設定は
、可変抵抗器によって発熱体への通電電圧或いはパルス
巾等を調節して行っている。又、サーマルヘッドの温度
変化による印字濃度への影響を防止するために、サーマ
ルヘッドの放熱板の温度変化をサーミスタ等の感温素子
にて抵抗値の変化として捉え、ヘッドドライバ回路にフ
ィードバックすることによって印字エネルギー量を補償
している。
、可変抵抗器によって発熱体への通電電圧或いはパルス
巾等を調節して行っている。又、サーマルヘッドの温度
変化による印字濃度への影響を防止するために、サーマ
ルヘッドの放熱板の温度変化をサーミスタ等の感温素子
にて抵抗値の変化として捉え、ヘッドドライバ回路にフ
ィードバックすることによって印字エネルギー量を補償
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の感温素子による
印字濃度制御は、サーマルヘッドの発熱体から放熱板へ
の熱伝導の遅延時間により制御の遅れを生じ、印字濃度
の変動抑制が十分ではない。そこで、印字濃度制御の遅
れを解消して印字のむらを可及的に減少し、印字品位を
向上するために解決すべき技術的課題が生じてくるので
あり、本発明は該課題を解決することを目的とする。
印字濃度制御は、サーマルヘッドの発熱体から放熱板へ
の熱伝導の遅延時間により制御の遅れを生じ、印字濃度
の変動抑制が十分ではない。そこで、印字濃度制御の遅
れを解消して印字のむらを可及的に減少し、印字品位を
向上するために解決すべき技術的課題が生じてくるので
あり、本発明は該課題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために提案するものであり、温度補償回路を設け
たサーマルヘッドに於いて、印字率算出手段により次に
印字すべき印字データの印字率と、直前の一定時間の印
字率とを算出し、前記2つの印字率と前記温度補償回路
とによって基準印字エネルギー量を逐次補償するサーマ
ルヘッドに於ける印字エネルギー制御方法、及び上記基
準印字エネルギー量は、インクリボンカセット等に設け
た識別情報を検出して自動設定することを特徴とする印
字エネルギー制御方法を提供するものである。
成するために提案するものであり、温度補償回路を設け
たサーマルヘッドに於いて、印字率算出手段により次に
印字すべき印字データの印字率と、直前の一定時間の印
字率とを算出し、前記2つの印字率と前記温度補償回路
とによって基準印字エネルギー量を逐次補償するサーマ
ルヘッドに於ける印字エネルギー制御方法、及び上記基
準印字エネルギー量は、インクリボンカセット等に設け
た識別情報を検出して自動設定することを特徴とする印
字エネルギー制御方法を提供するものである。
【0005】
【作用】請求項1記載の発明は、印字率算出手段が次の
ヒート信号に於ける印字率と、直前の一定時間の印字率
とを算出する。前記印字率はサーマルヘッドの全ドット
に対する通電ドット数から算出され、直前の印字率から
はサーマルヘッドの蓄熱の度合を間接的に判断でき、次
の印字率からは駆動電圧の変動等を予測できる。前記2
種の印字率に基づき、予測される印字濃度の変動を補正
すべく、手動設定による基準印字エネルギー量を逐次補
正することにより、温度補償回路による補償と相俟って
印字濃度の変動を可及的に減少させる。
ヒート信号に於ける印字率と、直前の一定時間の印字率
とを算出する。前記印字率はサーマルヘッドの全ドット
に対する通電ドット数から算出され、直前の印字率から
はサーマルヘッドの蓄熱の度合を間接的に判断でき、次
の印字率からは駆動電圧の変動等を予測できる。前記2
種の印字率に基づき、予測される印字濃度の変動を補正
すべく、手動設定による基準印字エネルギー量を逐次補
正することにより、温度補償回路による補償と相俟って
印字濃度の変動を可及的に減少させる。
【0006】請求項2記載の発明は、更に、インクリボ
ン等の種類を判別し、適正な基準エネルギー量を自動設
定して、この設定値に対し上述した印字率と温度とによ
る補償を行う。従って、基準印字エネルギー量の設定操
作が不要となり、無調整で適正且つ一定の印字濃度が得
られる。
ン等の種類を判別し、適正な基準エネルギー量を自動設
定して、この設定値に対し上述した印字率と温度とによ
る補償を行う。従って、基準印字エネルギー量の設定操
作が不要となり、無調整で適正且つ一定の印字濃度が得
られる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図に従って詳述
する。図1に於いて1は印字制御部であるコンピュータ
、2はヘッドドライバであり、3はサーマルヘッドであ
る。前記コンピュータ1に入力された印字データは、デ
ータ、クロック、ラッチの各信号として信号線4,5,
6を介してサーマルヘッド3へ転送され、該サーマルヘ
ッド3のシフトレジスタ7へクロック並びにデータ、デ
ータラッチ8へラッチ信号を伝達する。
する。図1に於いて1は印字制御部であるコンピュータ
、2はヘッドドライバであり、3はサーマルヘッドであ
る。前記コンピュータ1に入力された印字データは、デ
ータ、クロック、ラッチの各信号として信号線4,5,
6を介してサーマルヘッド3へ転送され、該サーマルヘ
ッド3のシフトレジスタ7へクロック並びにデータ、デ
ータラッチ8へラッチ信号を伝達する。
【0008】前記クロックと同期してコンピュータ1か
ら出力されるヒート信号は、ヒート信号線9を介してヘ
ッドドライバ2に入力され、該ヘッドドライバ2がサー
マルヘッド3の抵抗体の集合である発熱部10のゲート
(図示せず)を制御して通電し、前記文字データに対応
する抵抗体を発熱させて、感熱転写インクリボンから印
刷用紙へ、或いは感熱紙へ直接印字する。11は可変抵
抗器による印字濃度設定回路、12はサーミスタによる
温度補償回路であり、ヘッドドライバ2の出力パルス巾
を制御する。前記温度補償回路12は、サーマルヘッド
3の放熱板の温度変化を検出し、温度変化に追従して前
記出力パルス巾を変化させ、印字エネルギー量を制御し
て温度変化による印字濃度の変動を抑止する。
ら出力されるヒート信号は、ヒート信号線9を介してヘ
ッドドライバ2に入力され、該ヘッドドライバ2がサー
マルヘッド3の抵抗体の集合である発熱部10のゲート
(図示せず)を制御して通電し、前記文字データに対応
する抵抗体を発熱させて、感熱転写インクリボンから印
刷用紙へ、或いは感熱紙へ直接印字する。11は可変抵
抗器による印字濃度設定回路、12はサーミスタによる
温度補償回路であり、ヘッドドライバ2の出力パルス巾
を制御する。前記温度補償回路12は、サーマルヘッド
3の放熱板の温度変化を検出し、温度変化に追従して前
記出力パルス巾を変化させ、印字エネルギー量を制御し
て温度変化による印字濃度の変動を抑止する。
【0009】前記制御方法としては、例えば、コンピュ
ータのヒート信号を積分波形に変換し、該積分波形と温
度補償回路12の出力電圧とを比較器にて比較し、前記
出力電圧の変動によってパルス巾を変化させた比較出力
を得る方法等がある。コンピュータ1には印字率算出手
段13を設けている。該印字率算出手段13は、印字デ
ータを順次レジスタに書込み、次に印字すべきデータの
直前の一定時間の印字データからその時間の印字率を演
算する。そして、前記印字率と次の印字すべき印字デー
タの印字率とからヒート信号のパルス巾を制御する。即
ち、直前の印字率が高ければ、サーマルヘッド3の温度
上昇が予測されるため、次のヒート信号のパルス巾を短
縮して印字エネルギー量を低下させる。又、次に印字す
べき印字データの印字率が高く電源電圧の低下が予測さ
れる場合等はパルス巾を延長して印字エネルギー量を補
正する。この延長或いは短縮の補正量はサーマルヘッド
3の形式や印字速度等から適宜設定すべきである。
ータのヒート信号を積分波形に変換し、該積分波形と温
度補償回路12の出力電圧とを比較器にて比較し、前記
出力電圧の変動によってパルス巾を変化させた比較出力
を得る方法等がある。コンピュータ1には印字率算出手
段13を設けている。該印字率算出手段13は、印字デ
ータを順次レジスタに書込み、次に印字すべきデータの
直前の一定時間の印字データからその時間の印字率を演
算する。そして、前記印字率と次の印字すべき印字デー
タの印字率とからヒート信号のパルス巾を制御する。即
ち、直前の印字率が高ければ、サーマルヘッド3の温度
上昇が予測されるため、次のヒート信号のパルス巾を短
縮して印字エネルギー量を低下させる。又、次に印字す
べき印字データの印字率が高く電源電圧の低下が予測さ
れる場合等はパルス巾を延長して印字エネルギー量を補
正する。この延長或いは短縮の補正量はサーマルヘッド
3の形式や印字速度等から適宜設定すべきである。
【0010】印字エネルギーの制御は、直前の印字率並
びに次の印字率に対応する複数のヒート信号パルス巾デ
ータを印字エネルギーテーブル14に予め保持させてお
き、該印字エネルギーテーブル14から読出す。図に於
いて15はインクリボンカセット等の種類を判別する検
出部であり、前記インクリボンカセット等に設けた識別
情報をスイッチ等の電気的検出手段や、ホトセンサ等の
光学的手段によって検出し、この情報から適正な基準印
字エネルギーデータを前記印字エネルギーテーブル14
から読出してヒート信号のパルス巾を設定する。
びに次の印字率に対応する複数のヒート信号パルス巾デ
ータを印字エネルギーテーブル14に予め保持させてお
き、該印字エネルギーテーブル14から読出す。図に於
いて15はインクリボンカセット等の種類を判別する検
出部であり、前記インクリボンカセット等に設けた識別
情報をスイッチ等の電気的検出手段や、ホトセンサ等の
光学的手段によって検出し、この情報から適正な基準印
字エネルギーデータを前記印字エネルギーテーブル14
から読出してヒート信号のパルス巾を設定する。
【0011】従って、前記検出部15によって基準とな
る所定の印字エネルギー設定がなされ、該設定値は前述
した直前印字率と次の印字率とにより補償される。この
補償を受けて出力されたヒート信号は、更に、温度補償
回路12により補償され、サーマルヘッド3の発熱部1
0のゲートをオンにして印字動作する。尚、この発明は
上記一実施例に限定されず、印字エネルギー制御の方法
としてサーマルヘッドの駆動電源電圧制御等の他の方法
でもよい。又、温度補償や基準印字濃度設定をコンピュ
ータのソフトウエアで処理する等の種々の改変をなすこ
とができ、この発明がそれらの改変されたものに及ぶこ
とは当然である。
る所定の印字エネルギー設定がなされ、該設定値は前述
した直前印字率と次の印字率とにより補償される。この
補償を受けて出力されたヒート信号は、更に、温度補償
回路12により補償され、サーマルヘッド3の発熱部1
0のゲートをオンにして印字動作する。尚、この発明は
上記一実施例に限定されず、印字エネルギー制御の方法
としてサーマルヘッドの駆動電源電圧制御等の他の方法
でもよい。又、温度補償や基準印字濃度設定をコンピュ
ータのソフトウエアで処理する等の種々の改変をなすこ
とができ、この発明がそれらの改変されたものに及ぶこ
とは当然である。
【0012】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、温度補償回路に
よる印字エネルギー補償に加えて、直前の一定時間の印
字率と次に印字すべき印字データの印字率とから印字濃
度の変化量を予測して印字エネルギーを補償する。従っ
て、印字濃度制御の遅れが解消され、印字濃度の変動が
可及的に減少して印字品位が向上する。
よる印字エネルギー補償に加えて、直前の一定時間の印
字率と次に印字すべき印字データの印字率とから印字濃
度の変化量を予測して印字エネルギーを補償する。従っ
て、印字濃度制御の遅れが解消され、印字濃度の変動が
可及的に減少して印字品位が向上する。
【0013】請求項2記載の発明は、更にインクリボン
カセット等の種類を判別して適正印字エネルギーを自動
設定し、前記温度補償回路と直前印字率とにより前記設
定値を逐次補正するので、請求項1の発明の効果に加え
、印字濃度設定を誤る虞れが解消され、インクリボンの
溶断や、サーマルヘッドの汚損或いは断線等の事故を未
然に防止できる。
カセット等の種類を判別して適正印字エネルギーを自動
設定し、前記温度補償回路と直前印字率とにより前記設
定値を逐次補正するので、請求項1の発明の効果に加え
、印字濃度設定を誤る虞れが解消され、インクリボンの
溶断や、サーマルヘッドの汚損或いは断線等の事故を未
然に防止できる。
【図1】サーマルヘッドの印字回路の一実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
1 コンピュータ
2 ヘッドドライバ
3 サーマルヘッド
12 温度補償回路
13 印字率算出手段
14 印字エネルギーテーブル
15 検出部
Claims (2)
- 【請求項1】 温度補償回路を設けたサーマルヘッド
に於いて、印字率算出手段により次に印字すべき印字デ
ータの印字率と、直前の一定時間の印字率とを算出し、
前記2つの印字率と前記温度補償回路とによって基準印
字エネルギー量を逐次補償するサーマルヘッドに於ける
印字エネルギー制御方法。 - 【請求項2】 上記基準印字エネルギー量は、インク
リボンカセット等に設けた識別情報を検出して自動設定
することを特徴とする請求項1記載の印字エネルギー制
御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1540191A JPH04249166A (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | サーマルヘッドに於ける印字エネルギー制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1540191A JPH04249166A (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | サーマルヘッドに於ける印字エネルギー制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04249166A true JPH04249166A (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=11887710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1540191A Pending JPH04249166A (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | サーマルヘッドに於ける印字エネルギー制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04249166A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015168071A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-28 | ブラザー工業株式会社 | 印刷物作成装置 |
-
1991
- 1991-02-06 JP JP1540191A patent/JPH04249166A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015168071A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-28 | ブラザー工業株式会社 | 印刷物作成装置 |
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