JPH04238302A - 下水・排水管路への光ケーブル布設方法 - Google Patents
下水・排水管路への光ケーブル布設方法Info
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- JPH04238302A JPH04238302A JP3021374A JP2137491A JPH04238302A JP H04238302 A JPH04238302 A JP H04238302A JP 3021374 A JP3021374 A JP 3021374A JP 2137491 A JP2137491 A JP 2137491A JP H04238302 A JPH04238302 A JP H04238302A
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- Japan
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- optical cable
- sewage
- coil spring
- tension
- drainage pipe
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/46—Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
- G02B6/50—Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts
- G02B6/508—Fixation devices in ducts for drawing cables
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/46—Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
- G02B6/50—Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts
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- Optics & Photonics (AREA)
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- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ケーブルを下水・排水
管路内等に布設する方法に関するものである。
管路内等に布設する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ケーブルは架空に布設するか
或いは地中に埋設されたケーブル管路に布設されるが、
近時、これを下水・排水管路内に布設することが検討さ
れている。この理由は、下水・排水管路は各家庭に行き
わたっており、その管路を利用すれば、安い費用で、か
つ短期間で各家庭に光ケーブルを引き込むことができる
からである。
或いは地中に埋設されたケーブル管路に布設されるが、
近時、これを下水・排水管路内に布設することが検討さ
れている。この理由は、下水・排水管路は各家庭に行き
わたっており、その管路を利用すれば、安い費用で、か
つ短期間で各家庭に光ケーブルを引き込むことができる
からである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】光ケーブルを下水・排
水管路内に布設する場合に注意しなければならないこと
は次のような点である。第一点は下水・排水管路内に光
ケーブルを単に引き込んだだけでは、光ケーブルにゴミ
が引っ掛かり、このゴミが蓄積されて水流の妨げになる
おそれがあるので、これを回避することである。第二点
は前記ゴミの蓄積により光ケーブルの流体抵抗が増えた
り、あるいは地盤沈下や工事等により管路の変形、屈曲
、伸張などが起こった場合、光ケーブルに異常な張力が
加わり、光ファイバが断線するおそれがあるので、これ
をなくすことである。
水管路内に布設する場合に注意しなければならないこと
は次のような点である。第一点は下水・排水管路内に光
ケーブルを単に引き込んだだけでは、光ケーブルにゴミ
が引っ掛かり、このゴミが蓄積されて水流の妨げになる
おそれがあるので、これを回避することである。第二点
は前記ゴミの蓄積により光ケーブルの流体抵抗が増えた
り、あるいは地盤沈下や工事等により管路の変形、屈曲
、伸張などが起こった場合、光ケーブルに異常な張力が
加わり、光ファイバが断線するおそれがあるので、これ
をなくすことである。
【0004】第三点は光ケーブルを布設する際、公道上
に工事機材を設置するため、交通の障害とならないよう
に可能なかぎり簡単に、短時間で布設できるようにする
ことである。第四点は下水・排水管路の清掃、点検等の
際に光ケーブルやその支持具等が邪魔にならないことで
ある。第五点は光ケーブルに障害が生じたときに迅速に
新規ケーブルへの交換が可能なことである。
に工事機材を設置するため、交通の障害とならないよう
に可能なかぎり簡単に、短時間で布設できるようにする
ことである。第四点は下水・排水管路の清掃、点検等の
際に光ケーブルやその支持具等が邪魔にならないことで
ある。第五点は光ケーブルに障害が生じたときに迅速に
新規ケーブルへの交換が可能なことである。
【0005】
【課題の解決手段】本発明は、上記のような課題を解決
した下水・排水管路への光ケーブル布設方法を提供する
もので、その構成は、ます、ハンドホール、マンホール
等の管路中継容器によって区切られる単位区間の下水・
排水管路内に光ケーブルを通し、その下水・排水管路の
両端部において光ケーブルのテンションメンバを少なく
ともその一端側に接続したコイルバネにより張力をかけ
て引き留め、これにより光ケーブルを下水・排水管路内
の通常状態における水面より上に(好ましくは上半部に
)管路内面に接近させて布設することを特徴とするもの
である。下水・排水管路の場合、通常状態における水面
は、管内面最底部から管内径の1/10程度のレベルに
ある。降雨等による増水時でも水面は管内径の約半分程
度にしかならないように設計される。すなわち通常状態
では管路内面は管内径の1/10程度しか水に浸かって
いない。通常の状態で水に浸かる領域を管底という。つ
まり本発明はこの管底を除く領域に(好ましくは管路の
上半部に)光ケーブルを管路内面に接近させて布設する
ものである。
した下水・排水管路への光ケーブル布設方法を提供する
もので、その構成は、ます、ハンドホール、マンホール
等の管路中継容器によって区切られる単位区間の下水・
排水管路内に光ケーブルを通し、その下水・排水管路の
両端部において光ケーブルのテンションメンバを少なく
ともその一端側に接続したコイルバネにより張力をかけ
て引き留め、これにより光ケーブルを下水・排水管路内
の通常状態における水面より上に(好ましくは上半部に
)管路内面に接近させて布設することを特徴とするもの
である。下水・排水管路の場合、通常状態における水面
は、管内面最底部から管内径の1/10程度のレベルに
ある。降雨等による増水時でも水面は管内径の約半分程
度にしかならないように設計される。すなわち通常状態
では管路内面は管内径の1/10程度しか水に浸かって
いない。通常の状態で水に浸かる領域を管底という。つ
まり本発明はこの管底を除く領域に(好ましくは管路の
上半部に)光ケーブルを管路内面に接近させて布設する
ものである。
【0006】
【作用】本発明において、光ケーブルを下水・排水管路
内の通常状態における水面より上に管路内面に接近させ
て布設するのは、光ケーブルにゴミが引っ掛からないよ
うにするためと、下水・排水管路内の清掃、点検等を容
易に行えるようにするためである。また光ケーブルのテ
ンションメンバを下水・排水管路の両端部に張力をかけ
て引き留めるのは、中間部におけるケーブル支持をなく
し、布設を簡単に短時間で行うためと、障害発生時の光
ケーブルの交換を容易にするためである。さらにコイル
バネを介して張力をかけるのは、何らかの原因で光ケー
ブルが異常に引っ張られたときに、コイルバネが伸びる
ことによって光ケーブルの伸びを抑制し、光ファイバの
断線を未然に防止するためである。
内の通常状態における水面より上に管路内面に接近させ
て布設するのは、光ケーブルにゴミが引っ掛からないよ
うにするためと、下水・排水管路内の清掃、点検等を容
易に行えるようにするためである。また光ケーブルのテ
ンションメンバを下水・排水管路の両端部に張力をかけ
て引き留めるのは、中間部におけるケーブル支持をなく
し、布設を簡単に短時間で行うためと、障害発生時の光
ケーブルの交換を容易にするためである。さらにコイル
バネを介して張力をかけるのは、何らかの原因で光ケー
ブルが異常に引っ張られたときに、コイルバネが伸びる
ことによって光ケーブルの伸びを抑制し、光ファイバの
断線を未然に防止するためである。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る下水・排水管路への光ケ
ーブル布設方法の実施例を、図面を参照して詳細に説明
する。
ーブル布設方法の実施例を、図面を参照して詳細に説明
する。
【0008】図1および図2は本発明に係る布設方法の
一実施例を示す。符号11a、11bは管路中継容器と
してのます、13はます11a、11b間に埋設された
下水・排水管路である。一方のます11aは例えば家庭
の敷地内に設置されており、他方のます11bは例えば
道路に設置された公共下水道の一部である。
一実施例を示す。符号11a、11bは管路中継容器と
してのます、13はます11a、11b間に埋設された
下水・排水管路である。一方のます11aは例えば家庭
の敷地内に設置されており、他方のます11bは例えば
道路に設置された公共下水道の一部である。
【0009】まず、ます11a、11bで区切られた下
水・排水管路13に光ケーブル15を引き込む。この光
ケーブル15は例えば図3に示すように光ケーブル本体
17とテンションメンバ19とで構成されており、プラ
スチック等のシース20で被覆されたものである。光ケ
ーブル15はます11a、11b内で光ケーブル本体1
7とテンションメンバ19に分離し、そのテンションメ
ンバ19をコイルバネ21により張力をかけて管路口2
3より上方に引き留める。
水・排水管路13に光ケーブル15を引き込む。この光
ケーブル15は例えば図3に示すように光ケーブル本体
17とテンションメンバ19とで構成されており、プラ
スチック等のシース20で被覆されたものである。光ケ
ーブル15はます11a、11b内で光ケーブル本体1
7とテンションメンバ19に分離し、そのテンションメ
ンバ19をコイルバネ21により張力をかけて管路口2
3より上方に引き留める。
【0010】引留め方法の詳細は例えば次のとおりであ
る。まず最初に、引留め板25をます11a、11bの
壁にアンカーボルト27を用いて固定する。引留め板2
5は長方形の平板でその一部を管路口23と合致するよ
うに半円形に切り欠いてある。そして半円形切欠き部に
沿った平板の前面に半円形のストッパー29を溶接して
ある。
る。まず最初に、引留め板25をます11a、11bの
壁にアンカーボルト27を用いて固定する。引留め板2
5は長方形の平板でその一部を管路口23と合致するよ
うに半円形に切り欠いてある。そして半円形切欠き部に
沿った平板の前面に半円形のストッパー29を溶接して
ある。
【0011】このストッパー29にケーブルガイド取付
け具31を取り付け、ケーブルガイド取り付け具31に
ケーブルガイド33を装着する。ケーブルガイド取り付
け具31およびケーブルガイド33は図4および図5に
示す構造のものである。すなわち、ケーブルガイド取付
け具31はプラスチックまたはゴム製で、ケーブルガイ
ド33を保持する馬蹄形の溝31aと、ストッパー29
に装着する丸穴31bとを形成したものである。ケーブ
ルガイド33は断面半円形の金属片で、一端を湾曲状に
加工してある。
け具31を取り付け、ケーブルガイド取り付け具31に
ケーブルガイド33を装着する。ケーブルガイド取り付
け具31およびケーブルガイド33は図4および図5に
示す構造のものである。すなわち、ケーブルガイド取付
け具31はプラスチックまたはゴム製で、ケーブルガイ
ド33を保持する馬蹄形の溝31aと、ストッパー29
に装着する丸穴31bとを形成したものである。ケーブ
ルガイド33は断面半円形の金属片で、一端を湾曲状に
加工してある。
【0012】一方、光ケーブル15のテンションメンバ
19の端部はループ状に折り返し、クランプ35により
締めつける。そして光ケーブル15をケーブルガイド3
1に沿わせ、コイルバネ固定ボルト39にコイルバネ2
1の一端を固定し、その他端にテンションメンバ19の
折り返し部を引っ掛ける。この状態でテンションメンバ
19が正規の張力例えば30Kgになるようにセットす
る。
19の端部はループ状に折り返し、クランプ35により
締めつける。そして光ケーブル15をケーブルガイド3
1に沿わせ、コイルバネ固定ボルト39にコイルバネ2
1の一端を固定し、その他端にテンションメンバ19の
折り返し部を引っ掛ける。この状態でテンションメンバ
19が正規の張力例えば30Kgになるようにセットす
る。
【0013】この実施例で用いた引留板め23には、図
2に示すようにコイルバネ21の張力例えば10Kg、
30Kg、50Kgに相当する長さを表示してある。こ
のようにしておくとテンションメンバ19の張力を確認
するのに都合がよい。一方のます11a内の光ケーブル
本体17は、適当な保護を施してます11aから引き出
されて家屋内に引き込まれ、他方のます11b内の光ケ
ーブル本体17は例えば、そのます11b内で光ケーブ
ル本線に接続される。
2に示すようにコイルバネ21の張力例えば10Kg、
30Kg、50Kgに相当する長さを表示してある。こ
のようにしておくとテンションメンバ19の張力を確認
するのに都合がよい。一方のます11a内の光ケーブル
本体17は、適当な保護を施してます11aから引き出
されて家屋内に引き込まれ、他方のます11b内の光ケ
ーブル本体17は例えば、そのます11b内で光ケーブ
ル本線に接続される。
【0014】以上述べた方法によると、光ケーブル15
を下水・排水管路13内の上半部内面に接近させて所望
の張力を保った状態で布設することができる。そして光
ケーブルを布設後、地盤沈下や工事等により管路の変形
、屈曲、伸張などが起こり、光ケーブル15に異常な張
力が加わったときには、コイルバネ21が伸びることに
よって光ケーブル15が伸びるのを防止する。コイルバ
ネ21が所定の長さ以上に伸びていることが発見された
場合は、テンションメンバ19のセットを正規の張力に
修正する。
を下水・排水管路13内の上半部内面に接近させて所望
の張力を保った状態で布設することができる。そして光
ケーブルを布設後、地盤沈下や工事等により管路の変形
、屈曲、伸張などが起こり、光ケーブル15に異常な張
力が加わったときには、コイルバネ21が伸びることに
よって光ケーブル15が伸びるのを防止する。コイルバ
ネ21が所定の長さ以上に伸びていることが発見された
場合は、テンションメンバ19のセットを正規の張力に
修正する。
【0015】図6は本発明に係る下水・排水管路への光
ケーブル布設方法の他の実施例を示す。図6において図
1と同一機能を有する部分には同じ符号を付してある。 この実施例はます11内で光ケーブル15のテンション
メンバ19を引き留めるのに、コイルバネ21を管路口
23の向かい側の壁に取り付けた場合である。またこの
実施例ではテンションメンバ19を引き留めるのに、テ
ンションメンバ19を8字状に絡めて引留める引留め具
39を用いている。このような方法によっても光ケーブ
ルは管路内の上半部内面に接近させて所望の張力を保っ
た状態に布設することができる。
ケーブル布設方法の他の実施例を示す。図6において図
1と同一機能を有する部分には同じ符号を付してある。 この実施例はます11内で光ケーブル15のテンション
メンバ19を引き留めるのに、コイルバネ21を管路口
23の向かい側の壁に取り付けた場合である。またこの
実施例ではテンションメンバ19を引き留めるのに、テ
ンションメンバ19を8字状に絡めて引留める引留め具
39を用いている。このような方法によっても光ケーブ
ルは管路内の上半部内面に接近させて所望の張力を保っ
た状態に布設することができる。
【0016】図7は本発明に係る下水・排水管路への光
ケーブル布設方法の、さらに他の実施例を示す。この実
施例でも図1と同一機能を有する部分には同じ符号を付
してある。この実施例はます11を光ケーブル15が通
過する場合で、ます11の両側で光ケーブル15のテン
ションメンバ19を引き留めている。光ケーブル本体1
7はガイドローラー41により充分な余長をもってます
11内にループ状に収納されている。
ケーブル布設方法の、さらに他の実施例を示す。この実
施例でも図1と同一機能を有する部分には同じ符号を付
してある。この実施例はます11を光ケーブル15が通
過する場合で、ます11の両側で光ケーブル15のテン
ションメンバ19を引き留めている。光ケーブル本体1
7はガイドローラー41により充分な余長をもってます
11内にループ状に収納されている。
【0017】図8および図9は本発明の布設方法のさら
に他の実施例を示す。この実施例は、光ケーブル15の
テンションメンバ19を引き留める引留め具39および
コイルバネ21を、ます11付近の下水・排水管路13
内の上部に設置したものである。このためこの実施例で
はL字型の固定金具43を使用している。
に他の実施例を示す。この実施例は、光ケーブル15の
テンションメンバ19を引き留める引留め具39および
コイルバネ21を、ます11付近の下水・排水管路13
内の上部に設置したものである。このためこの実施例で
はL字型の固定金具43を使用している。
【0018】固定金具43は、その上端部のボルト穴4
5に通したアンカーボルト47によります11に固定さ
れ、かつ下水・排水管路13内に伸びる先端部の穴49
にコイルバネ21が引っ掛けられるようになっているも
のである。また固定金具43は、その屈曲部にケーブル
支持リング51を有しており、テンションメンバ19と
分離された光ケーブル本体17は、この支持リング51
を通してます11内に引き込まれている。さらに固定金
具43はネジ穴53を有しており、このネジ穴53には
張力調整ネジ55がねじ込まれている。張力調整ネジ5
5は、その先端がます11の壁面に突き当たるようにね
じ込まれており、そのねじ込み量を調整することにより
固定金具43を撓ませてコイルバネ21の張力を調整す
るものである。
5に通したアンカーボルト47によります11に固定さ
れ、かつ下水・排水管路13内に伸びる先端部の穴49
にコイルバネ21が引っ掛けられるようになっているも
のである。また固定金具43は、その屈曲部にケーブル
支持リング51を有しており、テンションメンバ19と
分離された光ケーブル本体17は、この支持リング51
を通してます11内に引き込まれている。さらに固定金
具43はネジ穴53を有しており、このネジ穴53には
張力調整ネジ55がねじ込まれている。張力調整ネジ5
5は、その先端がます11の壁面に突き当たるようにね
じ込まれており、そのねじ込み量を調整することにより
固定金具43を撓ませてコイルバネ21の張力を調整す
るものである。
【0019】この実施例のようにコイルバネ21および
引留め具39を下水・排水管路13内に設置する構造に
すると、ます11内にじゃま物がなくなるため、ます1
1内の清掃等がより容易に行える利点がある。図示して
ないが、下水・排水管路13の他端側は上記と同じ構造
にすることもできるし、コイルバネを省略した構造にす
ることもできる。つまりコイルバネは一端側だけに設け
ることもできる。
引留め具39を下水・排水管路13内に設置する構造に
すると、ます11内にじゃま物がなくなるため、ます1
1内の清掃等がより容易に行える利点がある。図示して
ないが、下水・排水管路13の他端側は上記と同じ構造
にすることもできるし、コイルバネを省略した構造にす
ることもできる。つまりコイルバネは一端側だけに設け
ることもできる。
【0020】コイルバネを含む引留め装置を下水・排水
管路の一端側だけに設ける場合は、それを下水・排水管
路の上流側端に設けることが好ましい。これは、コイル
バネを下流側端だけに設けると、そこにゴミ等が引っ掛
かって下水・排水管路を閉塞するおそれがあるからであ
る。上流側端だけに設けておけば、万一コイルバネに引
っ掛かるような大きなゴミ等が流れてきても、それはま
す内に溜まり、管路に侵入しないから容易に除去するこ
とが可能である。
管路の一端側だけに設ける場合は、それを下水・排水管
路の上流側端に設けることが好ましい。これは、コイル
バネを下流側端だけに設けると、そこにゴミ等が引っ掛
かって下水・排水管路を閉塞するおそれがあるからであ
る。上流側端だけに設けておけば、万一コイルバネに引
っ掛かるような大きなゴミ等が流れてきても、それはま
す内に溜まり、管路に侵入しないから容易に除去するこ
とが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
ケーブルを下水・排水管路内の通常状態における水面よ
り上に管路内面に接近させて布設するので、管路内を流
れるゴミが光ケーブルに引っ掛かるおそれがなく、した
がって水流が妨げられることがなく、しかも下水・排水
管路内の清掃、点検等を容易に行うことができる。また
光ケーブルのテンションメンバを下水・排水管路の両端
部に張力をかけて引き留めるので、中間部におけるケー
ブル支持の必要がなく、布設を簡単に短時間で行うこと
ができると共に、障害発生時の光ケーブルの交換を容易
に行うことができる。さらに光ケーブルのテンションメ
ンバにはコイルバネを介して張力をかけるので、何らか
の原因で光ケーブルが異常に引っ張られたときに、コイ
ルバネが伸びることによって光ケーブルの伸びが抑制さ
れ、光ファイバの断線を未然に防止することができる。
ケーブルを下水・排水管路内の通常状態における水面よ
り上に管路内面に接近させて布設するので、管路内を流
れるゴミが光ケーブルに引っ掛かるおそれがなく、した
がって水流が妨げられることがなく、しかも下水・排水
管路内の清掃、点検等を容易に行うことができる。また
光ケーブルのテンションメンバを下水・排水管路の両端
部に張力をかけて引き留めるので、中間部におけるケー
ブル支持の必要がなく、布設を簡単に短時間で行うこと
ができると共に、障害発生時の光ケーブルの交換を容易
に行うことができる。さらに光ケーブルのテンションメ
ンバにはコイルバネを介して張力をかけるので、何らか
の原因で光ケーブルが異常に引っ張られたときに、コイ
ルバネが伸びることによって光ケーブルの伸びが抑制さ
れ、光ファイバの断線を未然に防止することができる。
【図1】 本発明に係る下水・排水管路への光ケーブ
ル布設方法の一実施例を示す断面図。
ル布設方法の一実施例を示す断面図。
【図2】 図1のA−A線における断面図。
【図3】 光ケーブルの一例を示す断面図。
【図4】 ケーブルガイドおよびその取付け具の正面
図。
図。
【図5】 図4の側面図。
【図6】 本発明の他の実施例を示す断面図。
【図7】 本発明のさらに他の実施例を示す断面図。
【図8】 本発明のさらに他の実施例を示す断面図。
【図9】 図8の実施例で用いる固定金具等の斜視図
。
。
11、11a、11b:ます 13:下水・排水
管路 15:光ケーブル 17:光ケーブル本体 19:光ケーブルのテン
ションメンバ 21:コイルバネ 23:管路口 25:
引留板35:テンションメンバのクランプ 43
:固定金具 55:張力調整ネジ
管路 15:光ケーブル 17:光ケーブル本体 19:光ケーブルのテン
ションメンバ 21:コイルバネ 23:管路口 25:
引留板35:テンションメンバのクランプ 43
:固定金具 55:張力調整ネジ
Claims (1)
- 【請求項1】 ます、ハンドホール、マンホール等の
管路中継容器によって区切られる単位区間の下水・排水
管路内に光ケーブルを通し、その下水・排水管路の両端
部において光ケーブルのテンションメンバを少なくとも
その一端側に接続したコイルバネにより張力をかけて引
き留め、これにより光ケーブルを下水・排水管路内の通
常状態における水面より上に管路内面に接近させて布設
することを特徴とする下水・排水管路への光ケーブル布
設方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2137491A JP2851169B2 (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 下水・排水管路への光ケーブル布設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2137491A JP2851169B2 (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 下水・排水管路への光ケーブル布設方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04238302A true JPH04238302A (ja) | 1992-08-26 |
JP2851169B2 JP2851169B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=12053322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2137491A Expired - Fee Related JP2851169B2 (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 下水・排水管路への光ケーブル布設方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2851169B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0942504A1 (de) * | 1998-03-12 | 1999-09-15 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zur Befestigung von Kabeln in Kanal- oder Rohrsystemen |
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