JPH04235814A - 炉内搬送装置 - Google Patents
炉内搬送装置Info
- Publication number
- JPH04235814A JPH04235814A JP512491A JP512491A JPH04235814A JP H04235814 A JPH04235814 A JP H04235814A JP 512491 A JP512491 A JP 512491A JP 512491 A JP512491 A JP 512491A JP H04235814 A JPH04235814 A JP H04235814A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed beam
- furnace
- steel pipe
- carrier device
- moving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Reciprocating Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ビレット,鋼
管等の長尺材を加熱するウォーキングビーム型加熱炉に
適用される炉内搬送装置に関するものである。
管等の長尺材を加熱するウォーキングビーム型加熱炉に
適用される炉内搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ウォーキングビーム型加熱炉の炉
内搬送装置は、固定ビームおよび移動ビームから構成さ
れ、前記移動ビームの矩形,円形あるいは惰円運動によ
り長尺な処理材を固定ビームと移動ビームとに交互に載
置させながら炉内搬送するもので、前記処理材はこの搬
送時に加熱されるようになっている。
内搬送装置は、固定ビームおよび移動ビームから構成さ
れ、前記移動ビームの矩形,円形あるいは惰円運動によ
り長尺な処理材を固定ビームと移動ビームとに交互に載
置させながら炉内搬送するもので、前記処理材はこの搬
送時に加熱されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記炉
内搬送装置では、処理材の特定部分が固定ビームと接触
するため、前記特定部分が加熱不足となり、スキッドマ
ークが発生したり、軸方向での加熱が不均一となり、大
幅な曲がりが生じたりしていた。
内搬送装置では、処理材の特定部分が固定ビームと接触
するため、前記特定部分が加熱不足となり、スキッドマ
ークが発生したり、軸方向での加熱が不均一となり、大
幅な曲がりが生じたりしていた。
【0004】そこで、本発明は処理材をほぼ均一に加熱
し、スキッドマークは勿論のこと、その加熱曲がりを軽
減できる炉内搬送装置を提供することを目的とする。
し、スキッドマークは勿論のこと、その加熱曲がりを軽
減できる炉内搬送装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、固定ビームと移動ビームとからなる炉内搬
送装置において、前記固定ビームを正逆回転可能なロー
ラとしたものである。
成するため、固定ビームと移動ビームとからなる炉内搬
送装置において、前記固定ビームを正逆回転可能なロー
ラとしたものである。
【0006】
【作用】したがって、本発明によれば、移動ビームの運
動により処理材が固定ビーム上に載置されると、この固
定ビームを回転させて前記処理材を搬送方向に直交する
方向に移動させながら均一に加熱することになる。
動により処理材が固定ビーム上に載置されると、この固
定ビームを回転させて前記処理材を搬送方向に直交する
方向に移動させながら均一に加熱することになる。
【0007】
【実施例】次に、本発明に係る炉内搬送装置の一実施例
について添付図面を参照して説明する。本実施例は、本
発明に係る炉内搬送装置を、ウォーキングビーム型加熱
炉の全域に適用したものである。そして、ウォーキング
ビーム型加熱炉は、大略、炉本体1と、装入口2から装
入した長尺材(以下、処理材という)Wを炉内に装入す
る装入ローラ群3と、この装入ローラ群3上の処理材W
を装入ローラ群3と直交方向に搬送させる下記する固定
ビーム8と移動ビーム11とからなる炉内搬送装置7と
、この炉内搬送装置7により搬送されてきた処理材Wを
炉本体1に設けた抽出口5から抽出する抽出ローラ群4
とからなる。なお、6はバーナである。
について添付図面を参照して説明する。本実施例は、本
発明に係る炉内搬送装置を、ウォーキングビーム型加熱
炉の全域に適用したものである。そして、ウォーキング
ビーム型加熱炉は、大略、炉本体1と、装入口2から装
入した長尺材(以下、処理材という)Wを炉内に装入す
る装入ローラ群3と、この装入ローラ群3上の処理材W
を装入ローラ群3と直交方向に搬送させる下記する固定
ビーム8と移動ビーム11とからなる炉内搬送装置7と
、この炉内搬送装置7により搬送されてきた処理材Wを
炉本体1に設けた抽出口5から抽出する抽出ローラ群4
とからなる。なお、6はバーナである。
【0008】前記固定ビーム8は、その外周面に略V字
形の材料保持部である溝部9を所定ピッチで有しており
、この固定ビーム8は複数本並設され、処理材Wの搬送
方向に対して傾斜しており、モータ10により正逆回転
可能に軸支されている。
形の材料保持部である溝部9を所定ピッチで有しており
、この固定ビーム8は複数本並設され、処理材Wの搬送
方向に対して傾斜しており、モータ10により正逆回転
可能に軸支されている。
【0009】このように、前記固定ビーム8は斜めに設
けられている(スキュー角を有する)ので、図1におい
て、固定ビーム8を矢印A方向に回転させれば、前記処
理材Wは矢印Cに示すように回転しながら炉幅方向に移
動し、逆に、固定ビーム8を矢印B方向に回転させれば
、前記処理材Wは矢印Dに示すように回転しながら炉幅
方向に移動する。
けられている(スキュー角を有する)ので、図1におい
て、固定ビーム8を矢印A方向に回転させれば、前記処
理材Wは矢印Cに示すように回転しながら炉幅方向に移
動し、逆に、固定ビーム8を矢印B方向に回転させれば
、前記処理材Wは矢印Dに示すように回転しながら炉幅
方向に移動する。
【0010】一方、前記移動ビーム11は、その上面に
所定ピッチで材料保持部である溝部12を有するもので
、前記各固定ビーム8間に並設され、図2に示す駆動機
構13で矩形運動を行うようになっている。すなわち、
前記駆動機構13は、上面に傾斜面を有する傾斜台14
上を第1駆動シリンダ15によりローラ17を介して移
動する第1水平移動台16と、第2駆動シリンダ19に
より前記第1水平移動台16に設けたローラ18上を移
動する第2水平移動台20とからなり、前記移動ビーム
11は炉床に設けた矩形状開口1aから突出する前記第
2水平移動台20に配設した支持ポスト21上に支持さ
れている。そして、前記第1,第2駆動シリンダ15,
19を駆動することにより、移動ビーム11を矩形運動
させるようになっている。なお、この機構は周知のもの
である。
所定ピッチで材料保持部である溝部12を有するもので
、前記各固定ビーム8間に並設され、図2に示す駆動機
構13で矩形運動を行うようになっている。すなわち、
前記駆動機構13は、上面に傾斜面を有する傾斜台14
上を第1駆動シリンダ15によりローラ17を介して移
動する第1水平移動台16と、第2駆動シリンダ19に
より前記第1水平移動台16に設けたローラ18上を移
動する第2水平移動台20とからなり、前記移動ビーム
11は炉床に設けた矩形状開口1aから突出する前記第
2水平移動台20に配設した支持ポスト21上に支持さ
れている。そして、前記第1,第2駆動シリンダ15,
19を駆動することにより、移動ビーム11を矩形運動
させるようになっている。なお、この機構は周知のもの
である。
【0011】つぎに、前記ウォーキングビーム型加熱炉
の操業について説明する。まず、装入口2から炉内に処
理材Wである鋼管(例えば、直径50〜140mm,長
さ100m(最大),重量2〜10t)が装入されてく
ると、装入ローラ群3を所定時間駆動して前記鋼管Wを
所定位置に移動,停止させる。そして、前述のように、
移動ビーム11を駆動機構13により矩形運動させて鋼
管Wを固定ビーム8上に移載する。続いて、モータ10
を所定時間駆動して、前記各固定ビーム8を矢印A方向
に回転させて鋼管Wを矢印Cに示すように回転させなが
ら移動,停止させる。その後、次処理材Wが炉内に装入
されてくると、移動ビーム11を前記同様に矩形運動さ
せて、前記次処理材Wを装入ローラ群3から固定ビーム
8上に移載させるとともに、前記鋼管Wを1ピッチ移動
させる。そして今度は、モータ10を所定時間駆動して
前記固定ビーム8を矢印B方向に回転させて鋼管Wを矢
印Dに示すように回転させながら反対方向に移動,停止
させる。以下、前記サイクルを繰り返すことにより鋼管
Wを加熱しながら(加熱温度は約1000℃)、抽出ロ
ーラ群4まで搬送し、抽出ローラを駆動することにより
鋼管Wを抽出口5から炉外に抽出する。
の操業について説明する。まず、装入口2から炉内に処
理材Wである鋼管(例えば、直径50〜140mm,長
さ100m(最大),重量2〜10t)が装入されてく
ると、装入ローラ群3を所定時間駆動して前記鋼管Wを
所定位置に移動,停止させる。そして、前述のように、
移動ビーム11を駆動機構13により矩形運動させて鋼
管Wを固定ビーム8上に移載する。続いて、モータ10
を所定時間駆動して、前記各固定ビーム8を矢印A方向
に回転させて鋼管Wを矢印Cに示すように回転させなが
ら移動,停止させる。その後、次処理材Wが炉内に装入
されてくると、移動ビーム11を前記同様に矩形運動さ
せて、前記次処理材Wを装入ローラ群3から固定ビーム
8上に移載させるとともに、前記鋼管Wを1ピッチ移動
させる。そして今度は、モータ10を所定時間駆動して
前記固定ビーム8を矢印B方向に回転させて鋼管Wを矢
印Dに示すように回転させながら反対方向に移動,停止
させる。以下、前記サイクルを繰り返すことにより鋼管
Wを加熱しながら(加熱温度は約1000℃)、抽出ロ
ーラ群4まで搬送し、抽出ローラを駆動することにより
鋼管Wを抽出口5から炉外に抽出する。
【0012】このように、固定ビーム8の回転により、
鋼管Wを搬送方向と直交方向に交互に回転させながら移
動させるようにしたので、前記鋼管Wは固定ビーム8と
の接触面が変化して均一に加熱され、スキッドマークの
発生や加熱曲がりを生じることもない。
鋼管Wを搬送方向と直交方向に交互に回転させながら移
動させるようにしたので、前記鋼管Wは固定ビーム8と
の接触面が変化して均一に加熱され、スキッドマークの
発生や加熱曲がりを生じることもない。
【0013】なお、前記実施例では移動ビーム11を矩
形運動させるようにしたが、周知の方法で円形あるいは
楕円運動させるようにしてもよい。また、固定ビーム8
の回転は鋼管Wが固定ビーム8上に位置する期間中正逆
回転させて往復動させてもよく、また、鋼管Wを必ずし
も回転移動させる必要はない。さらに、前記固定ビーム
8は、図3に示すように、溝部9を設けずにフラットな
ローラとしてビレット等の断面略四角形状の処理材Wを
移動させるようにしてもよく、また、ローラに材料保持
部を形成する仕切り用の鍔部22を設けたり(図4参照
)、断熱材23で被覆したり(図5参照)、あるいは鼓
状の材料保持部24を別個に設けてもよい(図6参照)
。
形運動させるようにしたが、周知の方法で円形あるいは
楕円運動させるようにしてもよい。また、固定ビーム8
の回転は鋼管Wが固定ビーム8上に位置する期間中正逆
回転させて往復動させてもよく、また、鋼管Wを必ずし
も回転移動させる必要はない。さらに、前記固定ビーム
8は、図3に示すように、溝部9を設けずにフラットな
ローラとしてビレット等の断面略四角形状の処理材Wを
移動させるようにしてもよく、また、ローラに材料保持
部を形成する仕切り用の鍔部22を設けたり(図4参照
)、断熱材23で被覆したり(図5参照)、あるいは鼓
状の材料保持部24を別個に設けてもよい(図6参照)
。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
係る炉内搬送装置では、固定ビームを正逆回転可能なロ
ーラで構成することにより、処理材を固定ビーム上で搬
送方向に対して直交する方向(炉幅方向)に移動させな
がら加熱するので、処理材の固定ビームに接触する部分
が変化し、前記処理材が均一に加熱される結果、加熱曲
がりが生じることがなくなるばかりか、スキッドマーク
の発生を低減することができる。
係る炉内搬送装置では、固定ビームを正逆回転可能なロ
ーラで構成することにより、処理材を固定ビーム上で搬
送方向に対して直交する方向(炉幅方向)に移動させな
がら加熱するので、処理材の固定ビームに接触する部分
が変化し、前記処理材が均一に加熱される結果、加熱曲
がりが生じることがなくなるばかりか、スキッドマーク
の発生を低減することができる。
【0015】また、固定ビームおよび移動ビームに材料
保持部を設けるようにすれば、例えば、鋼管等の断面が
円形の処理材であっても、その保持を確実に行うことが
できる。
保持部を設けるようにすれば、例えば、鋼管等の断面が
円形の処理材であっても、その保持を確実に行うことが
できる。
【図1】 ウォーキングビーム炉の平面断面図である
。
。
【図2】 ウォーキングビーム炉の正面断面図である
。
。
【図3】 外周面がフラットな固定ビームの部分正面
図である。
図である。
【図4】 外周面に鍔部を備えた固定ビームの部分正
面図である。
面図である。
【図5】 外周面に断熱材を備えた固定ビームの部分
正面図である。
正面図である。
【図6】 外周面に保持部を備えた固定ビームの部分
正面図である。
正面図である。
8…固定ビーム、9…溝部(材料保持部)、10…(正
逆回転)モータ、11…移動ビーム、12…溝部(材料
保持部)、13…駆動機構、22…鍔部(材料保持部)
、24…保持部、W…処理材。
逆回転)モータ、11…移動ビーム、12…溝部(材料
保持部)、13…駆動機構、22…鍔部(材料保持部)
、24…保持部、W…処理材。
Claims (1)
- 【請求項1】 固定ビームと移動ビームとからなる炉
内搬送装置において、前記固定ビームを正逆回転可能な
ローラとしたことを特徴とする炉内搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3005124A JPH0725410B2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 炉内搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3005124A JPH0725410B2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 炉内搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04235814A true JPH04235814A (ja) | 1992-08-24 |
JPH0725410B2 JPH0725410B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=11602570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3005124A Expired - Lifetime JPH0725410B2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 炉内搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0725410B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51104080A (ja) * | 1975-03-07 | 1976-09-14 | Juji Ikeuchi | |
JPS5845217U (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-26 | 川崎製鉄株式会社 | 移動床式材料搬送装置の移動床昇降機構 |
-
1991
- 1991-01-21 JP JP3005124A patent/JPH0725410B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51104080A (ja) * | 1975-03-07 | 1976-09-14 | Juji Ikeuchi | |
JPS5845217U (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-26 | 川崎製鉄株式会社 | 移動床式材料搬送装置の移動床昇降機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0725410B2 (ja) | 1995-03-22 |
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