JPH04231718A - 複合型流体軸受装置 - Google Patents
複合型流体軸受装置Info
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- JPH04231718A JPH04231718A JP40884890A JP40884890A JPH04231718A JP H04231718 A JPH04231718 A JP H04231718A JP 40884890 A JP40884890 A JP 40884890A JP 40884890 A JP40884890 A JP 40884890A JP H04231718 A JPH04231718 A JP H04231718A
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Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
、ディスク駆動装置、等に用いられ、スラスト軸受がピ
ボット軸受であり、ラジアル軸受に動圧型の流体軸を受
組み合わせた複合型流体軸受装置に関するものである。
、ディスク駆動装置、等に用いられ、スラスト軸受がピ
ボット軸受であり、ラジアル軸受に動圧型の流体軸を受
組み合わせた複合型流体軸受装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオテープレコーダおよび、デ
ィスク装置等は、高性能化が図られており、その回転駆
動用主軸部は、高精度、低摩擦トルクでしかも耐摩耗性
に優れた軸受が要望されており、軸心への求心性能に優
れたラジアル流体軸受と、点接触であるために摩擦トル
クが小さいという特徴を有するピボット軸受をスラスト
軸受に組み合わせた複合型流体軸受が用いられている。
ィスク装置等は、高性能化が図られており、その回転駆
動用主軸部は、高精度、低摩擦トルクでしかも耐摩耗性
に優れた軸受が要望されており、軸心への求心性能に優
れたラジアル流体軸受と、点接触であるために摩擦トル
クが小さいという特徴を有するピボット軸受をスラスト
軸受に組み合わせた複合型流体軸受が用いられている。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
複合型流体軸受装置の一例について説明する。図5は従
来の複合型流体軸受装置の断面図である。図5において
、11はフレームであり、軸12が中央に固定されてい
る。軸12の上部端面はおよそ球面に加工され、スラス
ト受け14と当接し、スラスト潤滑剤15が保持されて
、スラスト軸受17が構成されている。スラスト受け1
4はディスク13の端面にネジ等により固定されている
。ディスク13は、中央に軸受穴13Aを有し、軸12
の外周を回転自在に設けられている。軸12の外周また
はティスクの軸受穴13Aのいずれか一方には動圧発生
溝12B,12Cが設けられ、ラジアル潤滑剤16A,
16Bが保持されて、ラジアル動圧型流体軸受18を構
成している。19はモータロータ、20はモータステー
タである。
複合型流体軸受装置の一例について説明する。図5は従
来の複合型流体軸受装置の断面図である。図5において
、11はフレームであり、軸12が中央に固定されてい
る。軸12の上部端面はおよそ球面に加工され、スラス
ト受け14と当接し、スラスト潤滑剤15が保持されて
、スラスト軸受17が構成されている。スラスト受け1
4はディスク13の端面にネジ等により固定されている
。ディスク13は、中央に軸受穴13Aを有し、軸12
の外周を回転自在に設けられている。軸12の外周また
はティスクの軸受穴13Aのいずれか一方には動圧発生
溝12B,12Cが設けられ、ラジアル潤滑剤16A,
16Bが保持されて、ラジアル動圧型流体軸受18を構
成している。19はモータロータ、20はモータステー
タである。
【0004】以上のように構成された複合型流体軸受装
置について、以下その動作について説明する。まず、モ
ータステータ20に通電されると、これによりモータロ
ータ19は、ティスク13、スラスト受け14と共に回
転する。このとき動圧発生溝12B,12Cはポンピン
グ圧力を発生し、軸12に対して、ディスク13は無接
触で回転振れを発生せず高性能に回転し、スラスト受け
14は、図中Eに示す自重等による力がかかるが、軸先
端12Aと点接触しながら小さい摩擦トルクで軽く回転
する。
置について、以下その動作について説明する。まず、モ
ータステータ20に通電されると、これによりモータロ
ータ19は、ティスク13、スラスト受け14と共に回
転する。このとき動圧発生溝12B,12Cはポンピン
グ圧力を発生し、軸12に対して、ディスク13は無接
触で回転振れを発生せず高性能に回転し、スラスト受け
14は、図中Eに示す自重等による力がかかるが、軸先
端12Aと点接触しながら小さい摩擦トルクで軽く回転
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、次の様な問題点がある。それは、スラス
ト軸受17は、摩耗防止のためには、軸12は硬い鋼材
等で構成し、また、スラスト受け14は、炭化珪素また
は窒化珪素等の高価な材料を用いなければならない。と
ころがそれでも、耐摩耗性は不充分であり、軸先端12
Aとスラスト受け14の点接触部分にはスラスト潤滑剤
15は入り込むことができず、潤滑不良によりスラスト
受け14、また軸先端12のいずれかから5ミクロンメ
ータ程度の摩耗が発生することは避けることが困難であ
った。一方、ラジアル軸受に玉軸受、または含油軸受を
用いた図示しない別の従来例においては、ラジアル方向
の回転精度が悪く、軸振れが20ミクロンメータ程度あ
るため、この軸振れが有る効果により、スラスト受け1
4が軸先端に当接する点は1回転中に常に移動させられ
、スラスト受けには、集中荷重がかからず、スラスト軸
受17の摩耗は比較的少なかった。これに比べて図5の
従来例はラジアル軸受に動圧型流体軸受を用いているの
で、回転性能は良い代わりに、スラスト受け14が軸先
端12Aの常に同じ点と当接してしまうためスラスト軸
受の摩耗防止は困難であった。
うな構成では、次の様な問題点がある。それは、スラス
ト軸受17は、摩耗防止のためには、軸12は硬い鋼材
等で構成し、また、スラスト受け14は、炭化珪素また
は窒化珪素等の高価な材料を用いなければならない。と
ころがそれでも、耐摩耗性は不充分であり、軸先端12
Aとスラスト受け14の点接触部分にはスラスト潤滑剤
15は入り込むことができず、潤滑不良によりスラスト
受け14、また軸先端12のいずれかから5ミクロンメ
ータ程度の摩耗が発生することは避けることが困難であ
った。一方、ラジアル軸受に玉軸受、または含油軸受を
用いた図示しない別の従来例においては、ラジアル方向
の回転精度が悪く、軸振れが20ミクロンメータ程度あ
るため、この軸振れが有る効果により、スラスト受け1
4が軸先端に当接する点は1回転中に常に移動させられ
、スラスト受けには、集中荷重がかからず、スラスト軸
受17の摩耗は比較的少なかった。これに比べて図5の
従来例はラジアル軸受に動圧型流体軸受を用いているの
で、回転性能は良い代わりに、スラスト受け14が軸先
端12Aの常に同じ点と当接してしまうためスラスト軸
受の摩耗防止は困難であった。
【0006】そこで本発明はスラスト軸受の耐摩耗性に
優れ、かつ、低摩擦トルクで回転性能の良好な、複合型
流体軸受装置を提供するものである。
優れ、かつ、低摩擦トルクで回転性能の良好な、複合型
流体軸受装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の複合型流体軸受装置は、ラジアル軸受に動圧
型流体軸受を用い、スラスト軸受は、軸の一端の先端を
ほぼ球面状とし、軸に直角な平面より2/1000〜1
2/1000だけ傾けたものである。
に本発明の複合型流体軸受装置は、ラジアル軸受に動圧
型流体軸受を用い、スラスト軸受は、軸の一端の先端を
ほぼ球面状とし、軸に直角な平面より2/1000〜1
2/1000だけ傾けたものである。
【0008】
【作用】本発明は、上記した構成により、ラジアル軸受
の回転性能を高精度に保ちつつ、スラスト軸受の充分な
耐摩耗性を有する複合型流体軸受装置を得ることができ
る。
の回転性能を高精度に保ちつつ、スラスト軸受の充分な
耐摩耗性を有する複合型流体軸受装置を得ることができ
る。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例の複合型流体軸受装置
について、図1から図4を参照しながら説明する。図1
は本発明実施例の複合型流体軸受けの断面図である。
について、図1から図4を参照しながら説明する。図1
は本発明実施例の複合型流体軸受けの断面図である。
【0010】図1において、1はフレームであり、軸2
が中央に固定されている。軸2の上部端面はおよそ球面
に加工され、または、少なくとも一部には、ほぼ球面を
有し、この球面の中心近傍は、スラスト受け4と当接し
、スラスト潤滑剤5が保持されて、スラスト軸受7が構
成されている。スラスト受け4はディスク3の端面にネ
ジ等により固定されている。ディスク3は、中央に軸受
穴3Aを有し、軸2に対して回転自在に設けられている
。3Cは通気穴である。軸2の外周またはディスクの軸
受穴3Aのいずれか一方には動圧発生溝2B,2Cが設
けられ、液体または気体等のラジアル潤滑剤6A,6B
が保持されて、ラジアル動圧型流体軸受8を構成してい
る。9はモータロータ、10は、モータステータである
。第2図においてスラスト受け4は図中aに示すように
スペーサ3B等をはさみ込むことにより、軸2に対して
傾きを持たせて固定されている。この傾きは、軸2の軸
心に直角な平面に対して2/1000〜12/1000
の角度を持っている。この傾きは図4中の角度Gに相当
する。
が中央に固定されている。軸2の上部端面はおよそ球面
に加工され、または、少なくとも一部には、ほぼ球面を
有し、この球面の中心近傍は、スラスト受け4と当接し
、スラスト潤滑剤5が保持されて、スラスト軸受7が構
成されている。スラスト受け4はディスク3の端面にネ
ジ等により固定されている。ディスク3は、中央に軸受
穴3Aを有し、軸2に対して回転自在に設けられている
。3Cは通気穴である。軸2の外周またはディスクの軸
受穴3Aのいずれか一方には動圧発生溝2B,2Cが設
けられ、液体または気体等のラジアル潤滑剤6A,6B
が保持されて、ラジアル動圧型流体軸受8を構成してい
る。9はモータロータ、10は、モータステータである
。第2図においてスラスト受け4は図中aに示すように
スペーサ3B等をはさみ込むことにより、軸2に対して
傾きを持たせて固定されている。この傾きは、軸2の軸
心に直角な平面に対して2/1000〜12/1000
の角度を持っている。この傾きは図4中の角度Gに相当
する。
【0011】以上のように構成された複合型流体軸受装
置について、以下その動作について説明する。まず、モ
ータステータ10に通電されると、これによりモータロ
ータ9は、ディスク3、スラスト受け4と共に回転する
。このとき動圧発生溝2B,2Cはポンピング圧力を発
生し、軸2に対して、ディスク3は無接触で回転振れを
発生せず高性能に回転し、スラスト受け4は、図中Fに
示すように、自重または、自重とモータロータ9の吸引
力を加えた力がかかるが、軸先端2Aと点接触しながら
小さな摩擦トルクで軽く回転する。
置について、以下その動作について説明する。まず、モ
ータステータ10に通電されると、これによりモータロ
ータ9は、ディスク3、スラスト受け4と共に回転する
。このとき動圧発生溝2B,2Cはポンピング圧力を発
生し、軸2に対して、ディスク3は無接触で回転振れを
発生せず高性能に回転し、スラスト受け4は、図中Fに
示すように、自重または、自重とモータロータ9の吸引
力を加えた力がかかるが、軸先端2Aと点接触しながら
小さな摩擦トルクで軽く回転する。
【0012】スラスト受け4は、図2のaに示す高さだ
け傾いて取り付けられているが、この傾きにより図3の
cに示すようにスラスト受け4と軸先端2Aとの接触点
は、1回転の間に常に移動するので、軸先端2Aに集中
荷重がかからない。また接触点が移動するときに、図4
の図中矢印dに示すように、スラスト潤滑剤が接触点に
巻き込まれ、良好な潤滑がおこなわれるので耐摩耗性が
非常に向上する。
け傾いて取り付けられているが、この傾きにより図3の
cに示すようにスラスト受け4と軸先端2Aとの接触点
は、1回転の間に常に移動するので、軸先端2Aに集中
荷重がかからない。また接触点が移動するときに、図4
の図中矢印dに示すように、スラスト潤滑剤が接触点に
巻き込まれ、良好な潤滑がおこなわれるので耐摩耗性が
非常に向上する。
【0013】また、本発明において、ラジアル軸受は動
圧型流体軸受でなく、含油軸受を用いても、スラスト軸
受の耐摩耗性を向上させるという効果は、得ることがで
きる。
圧型流体軸受でなく、含油軸受を用いても、スラスト軸
受の耐摩耗性を向上させるという効果は、得ることがで
きる。
【0014】また、図2のaに示す傾き量は、角度にし
て2/1000以下では効果がなく、また、12/10
00を越えると、接触点における周速が早くなって摩耗
が増加する。
て2/1000以下では効果がなく、また、12/10
00を越えると、接触点における周速が早くなって摩耗
が増加する。
【0015】また、本発明において、シャフトは硬いマ
ルテンサイト系の焼き入れの行なわれたステンレス鋼で
あり、スラスト軸受けはチタンカーバイトを主成分とす
るサーメット(複合金属)また部分安定化ジルコニア(
PSZ)であり、その表面粗さは0.2ミクロン以下に
精度良く仕上げられている。そしてスラスト潤滑剤5と
してエステル油、アルファ・オレフィン油または、フッ
ソ系潤滑剤等を用いている。
ルテンサイト系の焼き入れの行なわれたステンレス鋼で
あり、スラスト軸受けはチタンカーバイトを主成分とす
るサーメット(複合金属)また部分安定化ジルコニア(
PSZ)であり、その表面粗さは0.2ミクロン以下に
精度良く仕上げられている。そしてスラスト潤滑剤5と
してエステル油、アルファ・オレフィン油または、フッ
ソ系潤滑剤等を用いている。
【0016】本発明によればスラスト軸受の耐摩耗性と
しては、アルミナ<炭化珪素=窒化珪素=サファイア<
PSZ=チタンカーバイトサーメットの順序でありPS
Zまたはチタンカーバイトサーメットを用いることによ
り更に寿命を保障することが可能になる。また、図1の
Fに示すように、スラスト方向に、回転体の自重に加え
て、モータロータ9のマグネットの吸引力をスラスト受
け4にかけることにより、回転体の浮き上がりや振動が
防止され、安定した回転性能が得られる。
しては、アルミナ<炭化珪素=窒化珪素=サファイア<
PSZ=チタンカーバイトサーメットの順序でありPS
Zまたはチタンカーバイトサーメットを用いることによ
り更に寿命を保障することが可能になる。また、図1の
Fに示すように、スラスト方向に、回転体の自重に加え
て、モータロータ9のマグネットの吸引力をスラスト受
け4にかけることにより、回転体の浮き上がりや振動が
防止され、安定した回転性能が得られる。
【0017】以上のように本実施例によれば、ピボット
軸受の接触点での潤滑を良好にし、高い回転精度を有し
、かつ耐摩耗性に優れた複合型流体軸受装置を得ること
ができる。
軸受の接触点での潤滑を良好にし、高い回転精度を有し
、かつ耐摩耗性に優れた複合型流体軸受装置を得ること
ができる。
【0018】尚、動圧発生溝2B,2Cは、軸の外周で
なく、軸受穴の内周にあっても同じである。また、ディ
スクとスラスト受けが回転せず、軸が回転しても同じこ
とである。また、スペーサ3Aは、ディスク3と一体的
に設けられた段部であっても同じである。
なく、軸受穴の内周にあっても同じである。また、ディ
スクとスラスト受けが回転せず、軸が回転しても同じこ
とである。また、スペーサ3Aは、ディスク3と一体的
に設けられた段部であっても同じである。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ラジアル
軸受を動圧型流体軸受とし、スラスト軸受をおよそ球面
形状を有する軸先端にスラスト受けを当接し、スラスト
受けを軸心に直角な面に対し2/1000〜12/10
00だけ傾けることにより接触点での潤滑を良好にし、
高い回転精度と、耐摩耗性に優れた複合型流体軸受装置
を得ることができる。
軸受を動圧型流体軸受とし、スラスト軸受をおよそ球面
形状を有する軸先端にスラスト受けを当接し、スラスト
受けを軸心に直角な面に対し2/1000〜12/10
00だけ傾けることにより接触点での潤滑を良好にし、
高い回転精度と、耐摩耗性に優れた複合型流体軸受装置
を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例における複合型流体軸受装置
の断面図
の断面図
【図2】図1の詳細断面図
【図3】図2のb−b方向断面図
【図4】本実施例における複合型流体軸受装置の構成図
【図5】従来の複合型流体軸受装置の断面図
2 軸
2A 軸先端
2B,2C 動圧発生溝
3 ディスク
4 スラスト受け
6A,6B ラジアル潤滑剤
Claims (4)
- 【請求項1】 軸と前記軸に対して回転自在に設けら
れたディスクと前記ディスクと一体的に固定され前記軸
の一端に当接するスラスト受けを有し、前記軸の一端は
、ほぼ球面であり、液体または半固体の潤滑剤が塗布さ
れ、前記スラスト受けは前記軸中心に対する直角な平面
に対して2/1000〜12/1000の角度で固定さ
れてなる複合型流体軸受装置。 - 【請求項2】 軸外周または、ディスクの中心部に有
する軸受穴のいずれか一方に動圧発生溝を有する請求項
1記載の複合型流体軸受装置。 - 【請求項3】 スラスト受けは、チタンカーバイトを
含むサーメットまたは、部分安定化ジルコニヤからなる
請求項1記載の複合型流体軸受装置。 - 【請求項4】 ディスクに一体的に固定されたモータ
ロータのマグネットの吸引力によりスラスト受けを、軸
の一端に押しつけた請求項1記載の複合型流体軸受装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40884890A JPH04231718A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 複合型流体軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40884890A JPH04231718A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 複合型流体軸受装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04231718A true JPH04231718A (ja) | 1992-08-20 |
Family
ID=18518249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40884890A Pending JPH04231718A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 複合型流体軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04231718A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5555124A (en) * | 1992-12-15 | 1996-09-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Rotating polygon mirror driving apparatus |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP40884890A patent/JPH04231718A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5555124A (en) * | 1992-12-15 | 1996-09-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Rotating polygon mirror driving apparatus |
US5708520A (en) * | 1992-12-15 | 1998-01-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Rotating polygon mirror driving apparatus |
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