JPH04230461A - 車両のアンチスキッドブレーキ装置 - Google Patents
車両のアンチスキッドブレーキ装置Info
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- JPH04230461A JPH04230461A JP41743490A JP41743490A JPH04230461A JP H04230461 A JPH04230461 A JP H04230461A JP 41743490 A JP41743490 A JP 41743490A JP 41743490 A JP41743490 A JP 41743490A JP H04230461 A JPH04230461 A JP H04230461A
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- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のアンチスキッドブ
レ−キ装置に関するものである。
レ−キ装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】最近の車両では、ABS装置の呼称でよく
知られるように、ブレ−キ時に車輪がロックするのを防
止するアンチスキッドブレ−キ装置を塔載したものが多
くなっている(特開昭58−194647号公報参照)
。このABS制御に際しては、少なくとも制動力低下の
制御と制動力上昇の制御との2種類の制御態様を有し、
この他さらに制動力保持の制御態様をも有するものもあ
る。一方、車輪がロックしているか否かは、通常、理論
的に求められた疑似車体速と実際の車輪速とから求めら
れるスリップ値によって判定され得る。そして、制動力
制御の制御態様の変更は、例えばスリップ値や車輪減速
度のいずれか一方あるいや両方に基づいて行なうことが
できる。
知られるように、ブレ−キ時に車輪がロックするのを防
止するアンチスキッドブレ−キ装置を塔載したものが多
くなっている(特開昭58−194647号公報参照)
。このABS制御に際しては、少なくとも制動力低下の
制御と制動力上昇の制御との2種類の制御態様を有し、
この他さらに制動力保持の制御態様をも有するものもあ
る。一方、車輪がロックしているか否かは、通常、理論
的に求められた疑似車体速と実際の車輪速とから求めら
れるスリップ値によって判定され得る。そして、制動力
制御の制御態様の変更は、例えばスリップ値や車輪減速
度のいずれか一方あるいや両方に基づいて行なうことが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近のAB
S制御においては、制動距離短縮化の要請が極めて強い
ものがあり、このような観点から、制動力低下の制御を
行なう機会を極力少なくすることが望まれる。
S制御においては、制動距離短縮化の要請が極めて強い
ものがあり、このような観点から、制動力低下の制御を
行なう機会を極力少なくすることが望まれる。
【0004】一方、ABS制御中の車輪の挙動を詳しく
検討してみると、制動力上昇を行なったときに、その初
期に路面反力によってタイヤが周方向にかなりの弾性変
形を強いられ、やがて弾性復帰するような傾向、すなわ
ちいわゆるタイヤの揺り戻し現象を生じる。そして、こ
の揺り戻し時にあらわれる車輪加減速度あるいはスリッ
プ値に依存して制動力低下の制御を開始してしまうこと
は、不必要に制動力低下となってしまうばかりでなく、
制動力低下と制動力上昇との制御が繰返し行なわれて不
快な振動発生の原因となる。このような問題は、路面か
らの反力が大きくなる路面μ(路面摩擦係数)が大きい
ときに顕著になる。
検討してみると、制動力上昇を行なったときに、その初
期に路面反力によってタイヤが周方向にかなりの弾性変
形を強いられ、やがて弾性復帰するような傾向、すなわ
ちいわゆるタイヤの揺り戻し現象を生じる。そして、こ
の揺り戻し時にあらわれる車輪加減速度あるいはスリッ
プ値に依存して制動力低下の制御を開始してしまうこと
は、不必要に制動力低下となってしまうばかりでなく、
制動力低下と制動力上昇との制御が繰返し行なわれて不
快な振動発生の原因となる。このような問題は、路面か
らの反力が大きくなる路面μ(路面摩擦係数)が大きい
ときに顕著になる。
【0005】したがって、本発明の目的は、制動力上昇
の制御の際に生じる車輪のピッチング現象に起因して不
必要に制動力低下の制御が行なわれてしまうのを防止あ
るいは抑制し得るようにし車両のアンチスキッドブレ−
キ装置を提供することにある。
の制御の際に生じる車輪のピッチング現象に起因して不
必要に制動力低下の制御が行なわれてしまうのを防止あ
るいは抑制し得るようにし車両のアンチスキッドブレ−
キ装置を提供することにある。
【0006】
【発明の構成】上記目的を達成するため、本発明にあっ
ては、その第1の構成として次のようにしてある。すな
わち、ブレ−キ時に車輪がロックしないように少なくと
も制動力低下と制動力上昇との2つの制御態様で制動力
制御を行なうようにした車両のアンチスキッドブレ−キ
装置において、路面μを検出する路面μ検出手段と、前
記路面μ検出手段で路面が高μであることが検出された
ときは、路面が低μである場合に比して制動力制御を緩
慢にする制御緩慢化手段と、を備えた構成としてある。 制御緩慢化の1つの手法としては、制御態様の変更、特
に制動力上昇の制御から制動力低下の制御への移行を遅
延させることにより行なうことができる。また別の手法
として、制動力制御の制御量を、車輪のピッチングが生
じ易い高μ路のときは生じにくい低μ路のときよりも小
さくすることによって行なうことができる。また、上記
目的を達成するため、本発明にあっては、その第2の構
成として次のようにしてある。すなわち、ブレ−キ時に
車輪がロックしないように少なくとも制動力低下と制動
力上昇との2つの制御態様で制動力制御を行なうように
した車両のアンチスキッドブレ−キ装置において、車輪
が短期間に回転変動するピッチング現象を生じているこ
とを検出するピッチング検出手段と、前記ピッチング検
出手段でピッチングが検出されたとき、所定時間制動力
低下の制御態様へ移行することを禁止する禁止手段と、
を備えた構成としてある。車輪のピッチングは、車輪の
加速と減速とが繰代えし生じる現象なので、車輪の減速
度すなわち加速度が0になる回数が所定時間内に所定回
数以上である場合、あるいは加速度と減速度との反転回
数が所定時間内に所定回数以上である場合に、ピッチン
グ発生とみることができる。
ては、その第1の構成として次のようにしてある。すな
わち、ブレ−キ時に車輪がロックしないように少なくと
も制動力低下と制動力上昇との2つの制御態様で制動力
制御を行なうようにした車両のアンチスキッドブレ−キ
装置において、路面μを検出する路面μ検出手段と、前
記路面μ検出手段で路面が高μであることが検出された
ときは、路面が低μである場合に比して制動力制御を緩
慢にする制御緩慢化手段と、を備えた構成としてある。 制御緩慢化の1つの手法としては、制御態様の変更、特
に制動力上昇の制御から制動力低下の制御への移行を遅
延させることにより行なうことができる。また別の手法
として、制動力制御の制御量を、車輪のピッチングが生
じ易い高μ路のときは生じにくい低μ路のときよりも小
さくすることによって行なうことができる。また、上記
目的を達成するため、本発明にあっては、その第2の構
成として次のようにしてある。すなわち、ブレ−キ時に
車輪がロックしないように少なくとも制動力低下と制動
力上昇との2つの制御態様で制動力制御を行なうように
した車両のアンチスキッドブレ−キ装置において、車輪
が短期間に回転変動するピッチング現象を生じているこ
とを検出するピッチング検出手段と、前記ピッチング検
出手段でピッチングが検出されたとき、所定時間制動力
低下の制御態様へ移行することを禁止する禁止手段と、
を備えた構成としてある。車輪のピッチングは、車輪の
加速と減速とが繰代えし生じる現象なので、車輪の減速
度すなわち加速度が0になる回数が所定時間内に所定回
数以上である場合、あるいは加速度と減速度との反転回
数が所定時間内に所定回数以上である場合に、ピッチン
グ発生とみることができる。
【0007】
【発明の効果】本発明の第1の構成においては、車輪の
ピッチングを生じ易い高μ路での制動力制御を緩慢化す
ることにより、制動力低下の制御を不必要に行なってし
まう事態を低減させて、制動距離短縮化や不快な振動防
止の上で好ましいものが得られる。また、本発明の第2
の構成においては、実際に車輪のピッチングを検出して
不必要な制動力低下の制御を行なわないようにしてある
ので、制動力制御全体に対する影響を排除しつつ、制動
距離短縮化や不快な振動防止を図ることができる。
ピッチングを生じ易い高μ路での制動力制御を緩慢化す
ることにより、制動力低下の制御を不必要に行なってし
まう事態を低減させて、制動距離短縮化や不快な振動防
止の上で好ましいものが得られる。また、本発明の第2
の構成においては、実際に車輪のピッチングを検出して
不必要な制動力低下の制御を行なわないようにしてある
ので、制動力制御全体に対する影響を排除しつつ、制動
距離短縮化や不快な振動防止を図ることができる。
【0008】
【実施例】図1の説明
FRは右前輪、1FLは左前輪、1RRは右後輪、1R
Lは左後輪である。また、2はエンジンであり、該エン
ジン2の発生トルクが、クラッチ3、変速機4、プロペ
ラシャフト5、作動装置6へ伝達された後、駆動シャフ
ト6Rを介して右後輪1RRへ、また駆動シャフト6L
を介して左後輪1RLヘ伝達される。各車輪1FR〜1
RLには、それぞれブレ−キ装置7FR〜7RLが設け
られている。このブレ−キ装置7FR〜7RLは、車輪
と一体回転するディスク8と、ホイ−ルシリンダを内蔵
したキャリパ9とを備えている。
Lは左後輪である。また、2はエンジンであり、該エン
ジン2の発生トルクが、クラッチ3、変速機4、プロペ
ラシャフト5、作動装置6へ伝達された後、駆動シャフ
ト6Rを介して右後輪1RRへ、また駆動シャフト6L
を介して左後輪1RLヘ伝達される。各車輪1FR〜1
RLには、それぞれブレ−キ装置7FR〜7RLが設け
られている。このブレ−キ装置7FR〜7RLは、車輪
と一体回転するディスク8と、ホイ−ルシリンダを内蔵
したキャリパ9とを備えている。
【0009】11は、ブレ−キ液圧発生手段としてのマ
スタシリンダで、運転者によるブレ−キペダル12の踏
込み力が既知の倍力装置13を介して入力されて、この
踏込み力に応じたブレ−キ液圧が発生される。このマス
タシリンダ11は、2つの吐出口を有するタンデム型と
されている。マスタシリンダ11の一方の吐出口から伸
びるブレ−キ配管14が途中で2本に分岐されて、一方
の分岐管14FRが右前輪用のブレ−キ装置7FR(の
ホイ−ルシリンダ)に接続され、他方の分岐管14FL
が左前輪用のブレ−キ装置7FL(のホイ−ルシリンダ
)に接続されている。マスタシリンダ11の他方の吐出
口から伸びるブレ−キ配管15が途中で2本に分岐され
て、一方の分岐管15RRが右前輪用のブレ−キ装置7
RR(のホイ−ルシリンダ)に接続され、他方の分岐管
15RLが左後輪用のブレ−キ装置7RL(のホイ−ル
シリンダ)に接続されている。
スタシリンダで、運転者によるブレ−キペダル12の踏
込み力が既知の倍力装置13を介して入力されて、この
踏込み力に応じたブレ−キ液圧が発生される。このマス
タシリンダ11は、2つの吐出口を有するタンデム型と
されている。マスタシリンダ11の一方の吐出口から伸
びるブレ−キ配管14が途中で2本に分岐されて、一方
の分岐管14FRが右前輪用のブレ−キ装置7FR(の
ホイ−ルシリンダ)に接続され、他方の分岐管14FL
が左前輪用のブレ−キ装置7FL(のホイ−ルシリンダ
)に接続されている。マスタシリンダ11の他方の吐出
口から伸びるブレ−キ配管15が途中で2本に分岐され
て、一方の分岐管15RRが右前輪用のブレ−キ装置7
RR(のホイ−ルシリンダ)に接続され、他方の分岐管
15RLが左後輪用のブレ−キ装置7RL(のホイ−ル
シリンダ)に接続されている。
【0010】右前輪用の分岐配管14FRには液圧調整
機構21FRが、左前輪用の分岐配管14FLには液圧
調整機構21FLが、左右後輪共通用の配管15には液
圧調整機構21Rが接続されている。各液圧調整機構2
1FR、21FL、21Rは、それぞれ、第1開閉弁2
2と第2開閉弁23とを備えている。各開閉弁22、2
3はそれぞれ電磁式とされて、第1開閉弁22は配管1
4FR、14FLあるいは15を開閉し、第2開閉弁2
3は各配管とリザ−バタンクとの間を連通、遮断するも
のである。これにより、マスタシリンダ21にブレ−キ
液圧が発生されたブレ−キ時において、ブレ−キ装置7
FR〜7RLに供給されるブレ−キ液圧の増圧と保持と
減圧とが切換えられる。すなわち、第1開閉弁22を閉
じて第2開閉弁23を開くことにより減圧とされ、両開
閉弁22と23とを共に閉じることにより保持とされ、
第1開閉弁22を開いて第2開閉弁23を閉じることに
より増圧とされる。そして、実施例では、増圧初期には
急増圧とし、その後緩増圧とするようになっているが、
これは第1開閉弁22の開き速度(開度)を例えばデュ
−ティ制御することにより行なわれる。また、制動力低
下あるいは制動力上昇の制御量を変更する場合にも、こ
のデユ−テイ制御におけるデユ−テイ比を変更すること
によりなし得る。
機構21FRが、左前輪用の分岐配管14FLには液圧
調整機構21FLが、左右後輪共通用の配管15には液
圧調整機構21Rが接続されている。各液圧調整機構2
1FR、21FL、21Rは、それぞれ、第1開閉弁2
2と第2開閉弁23とを備えている。各開閉弁22、2
3はそれぞれ電磁式とされて、第1開閉弁22は配管1
4FR、14FLあるいは15を開閉し、第2開閉弁2
3は各配管とリザ−バタンクとの間を連通、遮断するも
のである。これにより、マスタシリンダ21にブレ−キ
液圧が発生されたブレ−キ時において、ブレ−キ装置7
FR〜7RLに供給されるブレ−キ液圧の増圧と保持と
減圧とが切換えられる。すなわち、第1開閉弁22を閉
じて第2開閉弁23を開くことにより減圧とされ、両開
閉弁22と23とを共に閉じることにより保持とされ、
第1開閉弁22を開いて第2開閉弁23を閉じることに
より増圧とされる。そして、実施例では、増圧初期には
急増圧とし、その後緩増圧とするようになっているが、
これは第1開閉弁22の開き速度(開度)を例えばデュ
−ティ制御することにより行なわれる。また、制動力低
下あるいは制動力上昇の制御量を変更する場合にも、こ
のデユ−テイ制御におけるデユ−テイ比を変更すること
によりなし得る。
【0011】図1中Uは、マイクロコンピュ−タを利用
して構成された制御ユニットで、この制御ユニットUに
は、各センサあるいはスイッチS1〜S5かRの信号が
入力される。センサS1〜S4は、各車輪1FR〜1R
Lの回転速度を検出するものである。スイッチS5は、
ブレ−キペダル12が踏込み操作されたときにオンとな
るブレ−キスイッチである。また、制御ユニットUは、
前記液圧調整機構21FR、21FL、21Rを制御す
るが、いままでの説明から既に明らかなように、左右前
輪1FR、1FLについては個々個独立してABS制御
が行なわれ、左右後輪1RR、1RLについては統合し
てABS制御が行なわれる。なお、ABS制御は、ブレ
−キスイッチS5がONとなっていることを前提に行な
われる。
して構成された制御ユニットで、この制御ユニットUに
は、各センサあるいはスイッチS1〜S5かRの信号が
入力される。センサS1〜S4は、各車輪1FR〜1R
Lの回転速度を検出するものである。スイッチS5は、
ブレ−キペダル12が踏込み操作されたときにオンとな
るブレ−キスイッチである。また、制御ユニットUは、
前記液圧調整機構21FR、21FL、21Rを制御す
るが、いままでの説明から既に明らかなように、左右前
輪1FR、1FLについては個々個独立してABS制御
が行なわれ、左右後輪1RR、1RLについては統合し
てABS制御が行なわれる。なお、ABS制御は、ブレ
−キスイッチS5がONとなっていることを前提に行な
われる。
【0012】図2の説明
制御ユニットUによるABS制御の内容を、図2を参照
しつつ説明する。このABS制御に際しては、フェ−ズ
0、フェ−ズ1、フェ−ズ2、フェ−ズ3、フェ−ズ5
が用いられるが、この意味するところは次の通りである
。 フェ−ズ0:非ABS制御中を意味する。 フェ−ズ1:増圧(制動力上昇)を意味する。 フェ−ズ2:非ABS制御後あるいは増圧後の保持(制
動力保持)を意味する。 フェ−ズ3:減圧(制動力低下)を意味する。 フェ−ズ5:減圧後の保持を意味する。 また、車輪のロック傾向を示すスリップ値は、例えば次
式により決定されるが、疑似車体速の推定については後
述する。 スリップ値=(車輪速/疑似車体速)×100%
しつつ説明する。このABS制御に際しては、フェ−ズ
0、フェ−ズ1、フェ−ズ2、フェ−ズ3、フェ−ズ5
が用いられるが、この意味するところは次の通りである
。 フェ−ズ0:非ABS制御中を意味する。 フェ−ズ1:増圧(制動力上昇)を意味する。 フェ−ズ2:非ABS制御後あるいは増圧後の保持(制
動力保持)を意味する。 フェ−ズ3:減圧(制動力低下)を意味する。 フェ−ズ5:減圧後の保持を意味する。 また、車輪のロック傾向を示すスリップ値は、例えば次
式により決定されるが、疑似車体速の推定については後
述する。 スリップ値=(車輪速/疑似車体速)×100%
【00
13】以上のことを前提として、t1時点となるまでは
ABS制御が行なわれいないときであり、ブレ−キ液圧
の上昇につれて車輪速が疑似車体速よりも徐々に低下さ
れていく。車輪速の低下により、t1時点すなわちA時
点では、車輪速の減速度がABS制御開始条件としての
所定値にまで低下する。A時点からABS制御が開始さ
れるが、先ずブレ−キ液圧を保持することから行なわれ
る。この保持中も車輪速が低下していき、B時点で示す
ようにスリップ値が所定のしきい値にまで低下すると、
減圧が行なわれる。この減圧により、車輪速の低下度合
が弱まっていき、C時点では減速度が0付近になる。減
速度が0付近になったC時点では、保持が行なわれ、こ
れにより車輪速が徐々に上昇して、D時点でスリップ値
が前記所定のしきい値にまで復帰する。このD時点から
は、増圧されるが、初期は急増圧とされ、その後緩増圧
とされる。増圧により、E時点において再び車輪速の減
速度が、ABS制御開始条件として設定した前記所定の
値にまで小さくなる。これにより、ブレ−キ液圧の保持
が行なわれた後、F時点でスリップ値が所定のしきい値
にまで低下すると、減圧が行なわれる。そして、前記C
時点に対応したG時点から、ブレ−キ液圧の保持が行な
われる。
13】以上のことを前提として、t1時点となるまでは
ABS制御が行なわれいないときであり、ブレ−キ液圧
の上昇につれて車輪速が疑似車体速よりも徐々に低下さ
れていく。車輪速の低下により、t1時点すなわちA時
点では、車輪速の減速度がABS制御開始条件としての
所定値にまで低下する。A時点からABS制御が開始さ
れるが、先ずブレ−キ液圧を保持することから行なわれ
る。この保持中も車輪速が低下していき、B時点で示す
ようにスリップ値が所定のしきい値にまで低下すると、
減圧が行なわれる。この減圧により、車輪速の低下度合
が弱まっていき、C時点では減速度が0付近になる。減
速度が0付近になったC時点では、保持が行なわれ、こ
れにより車輪速が徐々に上昇して、D時点でスリップ値
が前記所定のしきい値にまで復帰する。このD時点から
は、増圧されるが、初期は急増圧とされ、その後緩増圧
とされる。増圧により、E時点において再び車輪速の減
速度が、ABS制御開始条件として設定した前記所定の
値にまで小さくなる。これにより、ブレ−キ液圧の保持
が行なわれた後、F時点でスリップ値が所定のしきい値
にまで低下すると、減圧が行なわれる。そして、前記C
時点に対応したG時点から、ブレ−キ液圧の保持が行な
われる。
【0014】以上がABS制御の概略であり、減圧後の
保持となるフェ−ズ5の終了(増圧開始)から次のフェ
−ズ5の終了までの期間が制御1サイクルとなる。ただ
し、ABS制御開始時に限りこの1サイクルが、フェ−
ズ2の保持開始からフェ−ズ5の終了時点までとなる(
ABS制御がフェ−ズ2から開始されるため)。フェ−
ズが変更されるときのしきい値は、路面μ(摩擦係数)
に応じて変更され、この路面μに応じたしきい値の具体
的設定例を次表に示してある。
保持となるフェ−ズ5の終了(増圧開始)から次のフェ
−ズ5の終了までの期間が制御1サイクルとなる。ただ
し、ABS制御開始時に限りこの1サイクルが、フェ−
ズ2の保持開始からフェ−ズ5の終了時点までとなる(
ABS制御がフェ−ズ2から開始されるため)。フェ−
ズが変更されるときのしきい値は、路面μ(摩擦係数)
に応じて変更され、この路面μに応じたしきい値の具体
的設定例を次表に示してある。
【0015】
【表1】
【0016】図3の説明
図3は、本発明の制御例を示すフロ−チャ−トであり、
以下の説明でPはステップを示す。先ず、P100でセ
ンサ等S1〜S5からの信号が入力された後、P110
において路面μの推定が行なわれる。P120では疑似
車体速が推定され、P130では前述したABS制御用
のスリップ値が計算される。そして、P140において
、図2で説明したようなABS制御が行なわれる。なお
、P110、P120、P140の詳細は後述する。
以下の説明でPはステップを示す。先ず、P100でセ
ンサ等S1〜S5からの信号が入力された後、P110
において路面μの推定が行なわれる。P120では疑似
車体速が推定され、P130では前述したABS制御用
のスリップ値が計算される。そして、P140において
、図2で説明したようなABS制御が行なわれる。なお
、P110、P120、P140の詳細は後述する。
【0017】図4の説明
図4は、路面μの推定を行なうためのもので、図3のP
110の内容を示す。なお、この図4の制御は、各輪に
ついて個々独立して行なわれるものである。先ず、P1
において、現在ABS制御中であるか否かが判別される
。このP1の判別でNOのときは、P2において、路面
μが3として設定されるが、これは高μ(摩擦係数大)
であることを意味する。このように、ABS制御中でな
いときに路面μを強制的に高μであると設定することに
より、ABS制御開始初期時のブレ−キ液圧の減圧を抑
制させて、制動距離の低下が図られる。P1の判別でY
ESのときは、P3において、車輪速を微分することに
より、車輪の加減速度WGが算出される。このWGの算
出に際しては、所定期間内における最大値が加速度とし
て記憶され、最小値が減速度として記憶される。P3の
後、P4において、WGのうち減速度が所定のしきい値
である−20Gよりも小さいか否かが判別される。 なお、このしきい値としての−20Gは、所定のサンプ
リング周期において−20Gに相当する値という意味で
ある(以下同じ)。
110の内容を示す。なお、この図4の制御は、各輪に
ついて個々独立して行なわれるものである。先ず、P1
において、現在ABS制御中であるか否かが判別される
。このP1の判別でNOのときは、P2において、路面
μが3として設定されるが、これは高μ(摩擦係数大)
であることを意味する。このように、ABS制御中でな
いときに路面μを強制的に高μであると設定することに
より、ABS制御開始初期時のブレ−キ液圧の減圧を抑
制させて、制動距離の低下が図られる。P1の判別でY
ESのときは、P3において、車輪速を微分することに
より、車輪の加減速度WGが算出される。このWGの算
出に際しては、所定期間内における最大値が加速度とし
て記憶され、最小値が減速度として記憶される。P3の
後、P4において、WGのうち減速度が所定のしきい値
である−20Gよりも小さいか否かが判別される。 なお、このしきい値としての−20Gは、所定のサンプ
リング周期において−20Gに相当する値という意味で
ある(以下同じ)。
【0018】P4の判別でYESのときは、路面μが低
い可能性のあるときである。このときは先ず、P5にお
いて、WGのうち加速度が10Gよりも大きいか否かが
判別される。このP5の判別でNOのときは、P8にお
いてμ=1として設定されるが、これは低μであること
を意味する。P5の判別でYESのとき、および前記P
4の判別でNOのときは、それぞれP6において、WG
のうち加速度が20Gよりも大きいか否かが判別される
。このP6の判別でYESのときは、P9においてμ=
3に設定され、P6の判別のNOのときはP7において
μ=2(中μ)に設定される。
い可能性のあるときである。このときは先ず、P5にお
いて、WGのうち加速度が10Gよりも大きいか否かが
判別される。このP5の判別でNOのときは、P8にお
いてμ=1として設定されるが、これは低μであること
を意味する。P5の判別でYESのとき、および前記P
4の判別でNOのときは、それぞれP6において、WG
のうち加速度が20Gよりも大きいか否かが判別される
。このP6の判別でYESのときは、P9においてμ=
3に設定され、P6の判別のNOのときはP7において
μ=2(中μ)に設定される。
【0019】図5、図6の説明
図5は、疑似車体速の推定を行なうためのもので、図3
のP120の内容に相当する。図5のP21において、
各車輪1FR〜1RLのうち、最大の車輪速のものがW
Mとして設定される。この後、P22において、最大車
輪速WMを微分することによりその変化量、すなわち最
大車輪速についての加減速度WM・Gが算出される。P
3においては、路面μに応じた基準減速度−GOが決定
されるが、この基準減速度−GOは、ブレ−キ時に路面
μに応じて生じるであろうと予測される最大の車輪減速
度であり、その対応関係を図6に示してある。この場合
、路面μが小さいほど基準減速度−GOが小さく設定さ
れる(GOの絶対値は路面μが小さいほど大きい)が、
実施例では路面μが3段階に決定される関係上、−GO
も3段階に決定される。
のP120の内容に相当する。図5のP21において、
各車輪1FR〜1RLのうち、最大の車輪速のものがW
Mとして設定される。この後、P22において、最大車
輪速WMを微分することによりその変化量、すなわち最
大車輪速についての加減速度WM・Gが算出される。P
3においては、路面μに応じた基準減速度−GOが決定
されるが、この基準減速度−GOは、ブレ−キ時に路面
μに応じて生じるであろうと予測される最大の車輪減速
度であり、その対応関係を図6に示してある。この場合
、路面μが小さいほど基準減速度−GOが小さく設定さ
れる(GOの絶対値は路面μが小さいほど大きい)が、
実施例では路面μが3段階に決定される関係上、−GO
も3段階に決定される。
【0020】P24では、WM・Gが基準減速度−GO
よりも小さいか否かが判別される。このP24の判別で
YESのときは、P25において、疑似車体速VRが基
準減速度−GOに基づく値に設定される。すなわち、こ
のときは車輪速が急激に小さくなったときであるが、急
激な疑似車体速の低下を抑制すべく、前回決定されてい
る疑似車体速から基準減速度−GOに相当する分の速度
を差し引いた値が、今回の疑似車体速VRとして設定さ
れる。P24の判別でNOのときは、P26において、
前回の疑似車体速VRから最大車輪速WMを差し引いた
値が所定値以上であるか否かが判別される。このP26
の判別でYESのときも、車輪速がかなり急激に低下し
ているときなので、このときも疑似車体速の急激な低下
を抑制すべく前述のP25に移行する。P26の判別で
NOのときは、P27において、最大車輪速WMがその
まま疑似車体速として設定される。勿論、P25あるい
はP27で決定された疑似車体速が、P26での前回の
疑似車体速として用いられる。
よりも小さいか否かが判別される。このP24の判別で
YESのときは、P25において、疑似車体速VRが基
準減速度−GOに基づく値に設定される。すなわち、こ
のときは車輪速が急激に小さくなったときであるが、急
激な疑似車体速の低下を抑制すべく、前回決定されてい
る疑似車体速から基準減速度−GOに相当する分の速度
を差し引いた値が、今回の疑似車体速VRとして設定さ
れる。P24の判別でNOのときは、P26において、
前回の疑似車体速VRから最大車輪速WMを差し引いた
値が所定値以上であるか否かが判別される。このP26
の判別でYESのときも、車輪速がかなり急激に低下し
ているときなので、このときも疑似車体速の急激な低下
を抑制すべく前述のP25に移行する。P26の判別で
NOのときは、P27において、最大車輪速WMがその
まま疑似車体速として設定される。勿論、P25あるい
はP27で決定された疑似車体速が、P26での前回の
疑似車体速として用いられる。
【0021】図7の説明
図7は、図3のP140の制御内容のうち、車輪に生じ
るピッチングに応じて制動力制御の内容を変更する場合
のものを示す。先ず、P31においてデ−タ入力された
後、P32において現在ABS制御中であるか否かが判
別される。このP32の判別でNOのときは、そのまま
リタ−ンされる。P32の判別でYESのときは、P3
3において、前述のようにして推定された路面μが好μ
であるか否か(μ=3であるか否か)が判別される。こ
のP33の判別でNOのときは、車輪にピッチングを生
じるおそれはないときであるとして、そのままリタ−ン
される。
るピッチングに応じて制動力制御の内容を変更する場合
のものを示す。先ず、P31においてデ−タ入力された
後、P32において現在ABS制御中であるか否かが判
別される。このP32の判別でNOのときは、そのまま
リタ−ンされる。P32の判別でYESのときは、P3
3において、前述のようにして推定された路面μが好μ
であるか否か(μ=3であるか否か)が判別される。こ
のP33の判別でNOのときは、車輪にピッチングを生
じるおそれはないときであるとして、そのままリタ−ン
される。
【0022】P33の判別でYESのときは、車輪の減
速度(加速度)が0となった回数が、所定時間内に所定
回数以上であるか否かが判別される。このP34の判別
でNOときは、車輪にピッチングを生じていないときで
あるとして、そのままリタ−ンされる。P34の判別で
YESのときは、P35において、次のフェ−ズに移行
することが禁止され(現在のフェ−ズのままに保持)、
この禁止の解除は、P36における所定時間の経過処理
を待ってP37において行なわれる。
速度(加速度)が0となった回数が、所定時間内に所定
回数以上であるか否かが判別される。このP34の判別
でNOときは、車輪にピッチングを生じていないときで
あるとして、そのままリタ−ンされる。P34の判別で
YESのときは、P35において、次のフェ−ズに移行
することが禁止され(現在のフェ−ズのままに保持)、
この禁止の解除は、P36における所定時間の経過処理
を待ってP37において行なわれる。
【0023】以上実施例について説明したが、本発明は
これに限らず、例えば次のようにしてもよい。車輪のピ
ッチング検出には、車輪の減速度(加速度)が0になっ
た回数が所定時間内に所定回数以上発生したか否かによ
ってみるようにしてもよい。P35でのフェ−ズ移行禁
止は、制動力低下の制御態様への移行のみを禁止して、
制動力保持の制御態様への移行は許容するようにしても
よい。制動力制御を緩慢化することにより、車輪のピッ
チングに起因する不必要な制動力低下の制御を抑制する
ようにしてもよい。この制御の緩慢化のためには、例え
ば、各制動力制御の態様を遅延させることにより行なう
ことができ、この場合、制動力上昇の制御から他の制御
態様への移行のみを遅延させるようにしてもよい。また
、上記制動力制御緩慢化としては、高μ路では低μ路に
比して、各制動力の制御の態様における制御値を小さく
することにより行なうようにしてもよい。この場合、制
動力低下用の制御値のみを小さくすることもできる(制
動力低下の制御度合低下で、制動力低下の制御開始用の
しきい値を制動力低下が行なわれにくい方向に変更する
ことも可)。
これに限らず、例えば次のようにしてもよい。車輪のピ
ッチング検出には、車輪の減速度(加速度)が0になっ
た回数が所定時間内に所定回数以上発生したか否かによ
ってみるようにしてもよい。P35でのフェ−ズ移行禁
止は、制動力低下の制御態様への移行のみを禁止して、
制動力保持の制御態様への移行は許容するようにしても
よい。制動力制御を緩慢化することにより、車輪のピッ
チングに起因する不必要な制動力低下の制御を抑制する
ようにしてもよい。この制御の緩慢化のためには、例え
ば、各制動力制御の態様を遅延させることにより行なう
ことができ、この場合、制動力上昇の制御から他の制御
態様への移行のみを遅延させるようにしてもよい。また
、上記制動力制御緩慢化としては、高μ路では低μ路に
比して、各制動力の制御の態様における制御値を小さく
することにより行なうようにしてもよい。この場合、制
動力低下用の制御値のみを小さくすることもできる(制
動力低下の制御度合低下で、制動力低下の制御開始用の
しきい値を制動力低下が行なわれにくい方向に変更する
ことも可)。
【図1】本発明の一実施例を示す全体系統図。
【図2】ABS制御例を示すタイムチャ−ト。
【図3】本発明による制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図4】本発明による制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図5】本発明による制御例を示すフロ−チャ−ト。
【図6】路面μと基準減速度との関係を示すグラフ。
【図7】本発明による制御例を示すフロ−チャ−ト。
【符号の説明】
1FR〜1RL 車輪
7FR〜7RL ブレ−キ装置
11 マスタシリンダ
12 ブレ−キペダル
14、15 ブレ−キ配管
14FR、14FL 分岐配管
15RR、15RL 分岐配管
21FR、21FL、21R 液圧調整機構U 制
御ユニット S1〜S4 車輪速センサ
御ユニット S1〜S4 車輪速センサ
Claims (6)
- 【請求項1】ブレ−キ時に車輪がロックしないように少
なくとも制動力低下と制動力上昇との2つの制御態様で
制動力制御を行なうようにした車両のアンチスキッドブ
レ−キ装置において、路面μを検出する路面μ検出手段
と、前記路面μ検出手段で路面が高μであることが検出
されたときは、路面が低μである場合に比して制動力制
御を緩慢にする制御緩慢化手段と、を備えていることを
特徴とする車両のアンチスキッドブレ−キ装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記制御緩慢化手段が
、制動力上昇の制御から制動力低下の制御への移行を遅
延させるもの。 - 【請求項3】請求項1において、前記制御緩慢化手段が
、高μ路では低μ路に比して制動力制御の制御量を小さ
くするもの。 - 【請求項4】ブレ−キ時に車輪がロックしないように少
なくとも制動力低下と制動力上昇との2つの制御態様で
制動力制御を行なうようにした車両のアンチスキッドブ
レ−キ装置において、車輪が短期間に回転変動するピッ
チング現象を生じていることを検出するピッチング検出
手段と、前記ピッチング検出手段でピッチングが検出さ
れたとき、所定時間制動力低下の制御態様へ移行するこ
とを禁止する禁止手段と、を備えていることを特徴とす
る車両のアンチスキッドブレ−キ装置。 - 【請求項5】請求項4において、前記ピッチング検出手
段が、車輪の加減速度が所定時間内に0となるのが所定
回数以上であるときに、ピッチングが生じたものと判定
するもの。 - 【請求項6】請求項4において、前記ピッチング検出手
段が、車輪の加速度と減速度との反転回数が所定時間内
に所定回数以上生じたときに、ピッチングが生じたもの
と判定するもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41743490A JPH04230461A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41743490A JPH04230461A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04230461A true JPH04230461A (ja) | 1992-08-19 |
Family
ID=18525538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41743490A Pending JPH04230461A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 車両のアンチスキッドブレーキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04230461A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5816670A (en) * | 1995-12-05 | 1998-10-06 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle brake control device |
US6030056A (en) * | 1996-08-09 | 2000-02-29 | Denso Corporation | On-vehicle brake system |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP41743490A patent/JPH04230461A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5816670A (en) * | 1995-12-05 | 1998-10-06 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle brake control device |
US6030056A (en) * | 1996-08-09 | 2000-02-29 | Denso Corporation | On-vehicle brake system |
EP0823360A3 (en) * | 1996-08-09 | 2003-05-07 | Denso Corporation | Vehicle braking system |
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