JPH04226796A - 積み重ねレタートレー用の調節可能なサポートライザー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、一般にレタートレーを
積み重ねるためのライザーに関し、より具体的にはレタ
ートレーを交互に相対的に整列した状態に積み重ねるた
めに使用する調節可能なサポートライザーに関する。

【０００２】

【従来の技術】オフィス環境では積み重ね式レタートレ
ーが広く使用されている。そうしたシステムは普通、そ
れぞれ下のトレーに取り付けるようにした下端部および
下のトレーと同様の構造を持つ上のトレーに取り付ける
ようにした上端部を有する少なくとも２個の成形プラス
チック・ライザーで分離される、少なくとも２つのレタ
ートレーから成る。市販されているライザーは一般に細
長い本体から成り、その下端部は下のトレーの側壁に取
り付けるために洗濯ばさみ型の把持構造になっている。 また、そうしたライザーの上端部は、上向きに開口した
受口になっている。こうしたシステムで使用されるレタ
ートレーは四隅から下向きに脚部が突き出ており、下に
置くトレーの四隅に配置した４個のライザーに受容され
るようになっている。

【０００３】上記のような在来のライザー技術では、上
のトレーを４個のサポートライザーの上端部にしっかり
と取り付け、次にこれらのライザーを下に置くトレーの
側壁に沿って配置し、そうすることによって上と下のト
レーは空間を置いて並列に整列配置される。上記のよう
なタイプのライザーとトレーのシステムは市販されてお
り、例えば、米国オハイオ州ウースター市アクロン・ロ
ード１１４７番地ラバーメイド社の事務用品部門から、
レタートレーは部品番号２１３１で、ライザーは製品番
号２１３２で販売されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記のようなレタート
レーとライザーのシステムはうまく機能し、業界では全
般的に好意的に受け入れられてきたが、幾つかの欠点の
ために、エンドユーザの理想の目的を達するに至ってい
ない。第１に、下のトレーの側壁の上縁部に取り付ける
ライザー下端部の洗濯ばさみ型把持部は、脆弱なプラス
チック材料を使用しているためや、積み重ね式トレー構
造に働く横応力によりライザー下端部の洗濯ばさみ型把
持部のフィンガーに応力がかかるために、破損しやすい
という欠点がある。固定端部のフィンガーは両方ともど
ちらかといえば細長く、幅の寸法が小さいので、ライザ
ーのこの部分に破損が発生することは珍しくない。

【０００５】第２に、従来のライザーの短所は、ライザ
ーの上端部と上のトレーの取付けが固定的であり、下の
トレーに対する上のトレーの長手方向の位置調節ができ
ないという点にある。したがって、下のトレーの位置に
対して上のトレーの位置を調節することによって食い違
い状態のトレー積み重ね構成を達成することができない
。したがって、既存のライザーとレタートレーのシステ
ムの有用性は限定されている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、レタートレー
を縦に積み重ねるための調節可能なサポートライザーで
構成される。ライザー本体の下端部は、下の方のレター
トレーに固定するために洗濯ばさみ型把持構造になって
おり、また上端部は、上の方のレタートレーから下向き
に突き出ている脚に取り付けるために受口になっており
、これによって上下のトレーは空間を置いた積み重ね位
置に配置される。上端部の取付け受口は拡大寸法の長い
胚種状になっており、これによって、上の方のトレーは
、ライザーの上端部に対し前方または後方どちらかの受
口位置に選択的に配置することができる。したがって、
下のレタートレーに対する上のレタートレーの位置を、
並列状態の整列構成から食い違い状態または階段状の構
成に選択的に変更することができる。

【０００７】さらに、ライザーの下端部は、オフセット
状あるいは食い違い状の洗濯ばさみ型把持部を構成し、
下の方のレタートレーの側壁に固定することができるよ
うになっている。把持部のフィンガーの食い違い構造は
、応力を取付線に沿って分布させる役割を果たし、また
応力分布の分散によってこの部位の破損を最小限に止め
る。さらに、ライザー下端部の内側のフィンガーは外側
のフィンガーより短くすることによって、破損に対する
抵抗および強度を向上した。さらに、把持部の内側のフ
ィンガーの構造的強度を向上し、寿命を延ばすために、
長手方向に伸長する補強フランジを設けた。

【０００８】したがって、本発明の目的は、複合的トレ
ー調節能力を有する、レタートレーを積み重ねるための
ライザーを提供することである。

【０００９】本発明の別の目的は、上下トレーを個別に
再調節できる調節手段を有する、レタートレーを積み重
ねるためのライザーを提供することである。

【００１０】本発明のさらに別の目的は、レタートレー
の側壁に取り付けるための横方向に調節可能な強化把持
手段を有する、レタートレーを積み重ねるためのライザ
ーを提供することである。

【００１１】本発明のさらに別の目的は、レタートレー
の側壁に把持固定するための改良された強化手段を有す
る、レタートレーを積み重ねるためのライザーを提供す
ることである。

【００１２】本発明のさらに別の目的は、一体成形され
、上下両端に調節可能なトレー位置合わせ手段を有し、
従来の方法によりプラスチック材料から製造することの
できる、レタートレーを積み重ねるためのライザーを提
供することである。

【００１３】本発明の前記および当業者には明らかなそ
の他の目的は、以下に詳しく説明し、かつ添付の図面に
示す好適実施例によって達成される。

【００１４】

【実施例】まず、図１、図２、および図４から説明する
。これらの図に示す本発明のライザーとレタートレーの
システムは、４個のライザー２、上部トレー４、および
下部トレー６で構成されている。各構成要素２，４，６
は従来の方法によって一般的なプラスチック材料を射出
成形する。ライザー２は通常長方形の細長いフランジ８
を有する。このフランジは細長い中央体１０から外側に
突き出ている。ライザー２の頂部は上向きに開口した受
口１２になっている。この受口１２は、側壁１４を端壁
１６，１８で囲むように成形する。受口１２は、以下に
説明する目的のために一般に細長く胚種状に形成するこ
とが望ましい。

【００１５】受口の側壁１４と端壁１６，１８は、上向
きに口を開けた内側のくぼみ２０を形成する。くぼみ２
０は、一方の側壁１４から他方の側壁１４まで伸長した
隔壁２２によって２分割する。また、以下に説明する目
的のために、くぼみ２０の内部に伸長する、多数の盛り
上がったうね２４を側壁１４と一体的に成形する。隔壁
２２があるために、くぼみ２０は同等の２つのくぼみ部
２６，２８に分割される。

【００１６】図２、図５、および図６に示すように、ラ
イザー２はさらに、下向きに伸長した第１内側片持ちフ
ィンガーフランジ３０および第２内側片持ちフィンガー
フランジ３２を有する。２つのフィンガーフランジ３０
，３２は隙間３４によって横方向に分離している。フィ
ンガーフランジ３０，３２は一般に正方形にし、図６に
最も分かり易く示すように、中心体ブロック１０から外
側に伸長することが望ましい。

【００１７】さらに図６、図８、および図９に示すよう
に、受口の各端壁は、弧状の凸形の形状を持つ下縁部３
８を有しており、下向きに伸長して補強フランジ４０を
形成する。各補強フランジ４０はさらに、内側片持ちフ
ィンガーフランジ３０，３２の一方の外側表面に沿って
、その下縁部に達するまで続いている。補強フランジ４
０は、使用中の破損を最小限に止めるために、片持ちフ
ィンガーフランジ３０，３２を構造的に強化する役割を
果たす。

【００１８】図１、図２、図８、および図９には、本体
フランジ８から下向きに伸びる外側片持ちフィンガーフ
ランジ４２が示されている。外側片持ちフィンガーフラ
ンジ４２は一般に平面が長方形であり、内側片持ちフィ
ンガーフランジ３０，３２と共に湾曲表面部４４を形成
する。外側片持ちフィンガーフランジ４２と内側片持ち
フィンガーフランジ３０，３２がこれらの間に、ライザ
ーの下端部を下部レタートレーの側壁に取り付けること
を可能にする逆Ｕ字形の把持部を形成することは、明ら
かである。さらに、外側片持ちフィンガーフランジ４２
は、内側片持ちフィンガーフランジ３０，３２からずれ
た位置にあり、一般に分離空間３４の反対側で、ライザ
ーの長手方向の中心線上に配置されることは、容易に理
解できる。フィンガーフランジ３０，３２と４０の食い
違い配列は、使用中の応力を、従来の細長い洗濯ばさみ
型ライザーの場合より広い領域に分散させることに役立
つ。このように応力を分散させることによって、ライザ
ーの使用中にフィンガーフランジ３０，３２または４０
が破損する可能性が低下する。

【００１９】図１、図３、図１２、および図１３に示す
上下のトレー４，６は同一の形状であり、それぞれ、上
縁４８で終わる上向きの側壁４６を有している。紙受け
表面は、図３に示すように、これらの側壁の間に形成さ
れる。各レタートレー４，６の下側の各隅には、下向き
に伸長する、一般に円形の脚突出部５２がある。脚突出
部５２は、以下に述べる本発明のシステムの使用方法の
説明から容易に明らかになるように、ライザー２の２つ
のくぼみ部２６，２８の一方に嵌まる寸法である。

【００２０】ライザーの受口１２の上縁部５４は、図１
、図８、および図９に示すように、上向きの凹形であり
、一般にレタートレー４，６の側壁４６の湾曲を補足す
る。上部トレーを下部トレー６の四隅に適切に配置した
４個のライザーに取り付けたとき、各ライザーの上縁部
５４の湾曲と各側壁４６の下の方の湾曲とがぴったり嵌
まり合う状態になる。

【００２１】図１、図３、および図１２を参照しながら
、本発明のライザーとレタートレーシステムの組み立て
を次のように行なう。下部トレー６の側壁４６の上縁部
４８に各ライザーの下端把持部を嵌め込んで、４個のラ
イザー２を下部トレーに取り付ける。側壁４６の上縁部
４８が湾曲表面部４８に接触するまで、側壁４６を外側
片持ちフィンガーフランジ４２と内側片持ちフィンガー
フランジ３０，３２との間に差し込む。

【００２２】下部トレー６に対する各ライザー２の位置
は、外観検査によって決定する。ライザーは一般的に、
側壁４６の中心線に対し左右対称に配置する。図１２に
示すように、内側片持ちフィンガーフランジ３０，３２
は、外側片持ちフィンガーフランジ４２より短くするこ
とが望ましい。このように内側を短くすることにより、
内側フランジ３０，３２の強度が向上するので、積み重
ねレタートレーを横方向に動かしたときに破損するおそ
れが低下する。また、フランジ３０，３２に対するフラ
ンジ４２の食い違い配列は、応力をレタートレーの側壁
４６のより広い領域に分散させるのに役立つ。このよう
な応力の分散も、同じように、使用中のフランジ４２お
よび３０，３２の破損を最小化するのに役立つ。下部ト
レーの側壁４６に沿ったライザー２の位置は、ライザー
間の間隔が上部トレーの脚突出部を受容するのに適切な
範囲で、変化させることができることは明らかである。

【００２３】引き続き図１、図３、および図１２を参照
しながら、先に下部トレー６の側壁に固定した４個のラ
イザーに、今度は上部トレー４を嵌め込む。あるいは、
組み立て順序を逆にしたければ、まず最初にライザー２
を上部レタートレー４に取り付け、その後でライザーを
下部レタートレー６の側壁に組み立てることもできる。

【００２４】各レタートレーの下側の四隅にある脚突出
部５２は、ライザーの受口のくぼみ１２の２つのくぼみ
部２６，２８の一方にしっかりと嵌まるようになってい
る。うね２４は、くぼみ１２の側壁と脚突出部５２の間
の締まり嵌めを確立する。上部トレー４と下部トレー６
の間の位置関係は、ライザーのくぼみ部２６，２８のど
ちらを選択するかによって選択的に変えることができる
。例えば、直角整列積み重ね構成の場合、脚突出部５２
を手前のくぼみ部に差し込むと、上部トレー４の前縁部
は、図１０に示すように、下部トレー６の前縁部と同一
平面上に並ぶ。

【００２５】あるいは、上下のトレーの位置関係を図１
１に示すように変更したければ、上部トレーの脚突出部
５２の差し込み位置を、各ライザー２の奥のくぼみ部に
移すことによって、変更することができる。図１１に示
す食い違いあるいは階段状構成にすると、下部トレー６
の露出部が図１０の直角あるいは整列構成の場合より大
きくなり、下部トレーに紙を入れ易くなる。図１０およ
び図１１から、下部レタートレー６に対するライザー２
の下端部配置や中心線位置合わせを変更することなく、
上下トレーの位置関係を変更することができることが明
らかである。さらに、下部レタートレーに対する上部レ
タートレーの相対的位置関係は、したがって、ライザー
の上部取り付け構造または下部取り付け構造のどちらか
一方または両方によって、変更できることも明らかであ
る。

【００２６】したがって、本発明は、一体的に成形した
トレー位置合わせおよび調節手段を上下両方の取り付け
部に有するライザーを含む、積み重ね式レタートレーと
ライザーのシステムを提供する。さらに、ライザーの下
端部の取り付けフランジ３０，３２はその長さを短くし
たこと、および図６に示すように補強フランジ４０を装
備することによって、構造的に強化した。こうした構造
的な強化により、通常の使用中の破損に対する抵抗およ
び強度を向上したライザーができた。さらに、本発明の
ライザーは、下端取り付け部を横方向に食い違う位置に
配置したフランジ突出部３０，３２および４０で構成し
た。これにより、応力がより広い領域に分散されるので
、フランジを本体から切断破損するおそれのある力の集
中が回避される。

【００２７】以上、本発明の好適実施例について説明し
たが、本発明はこれだけに限定されない。当業者にとっ
ては明らかであったり、あるいはここに述べた内容を活
用した他の実施例は、本発明の範囲と思想に含まれるも
のと解する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に従って構成された４個のライザーによ
って支持され空間を置いて配置された２つの積み重ねレ
タートレーの組立斜視図である。

【図２】本発明のライザーの正面斜視図である。

【図３】２つのレタートレーおよびそれに使用する４個
のライザーのうちの２個を示す分解斜視図である。

【図４】本発明のライザーの上面図である。

【図５】本発明のライザーの正面図である。

【図６】本発明のライザーの背面図である。

【図７】本発明のライザーの底面図である。

【図８】本発明のライザーの側面図である。

【図９】図８の線９−９における、本発明のライザーの
縦断面図である。

【図１０】レタートレーを真っ直ぐに積み重ねた状態の
２つのレタートレーと本発明のライザーから成るシステ
ムの側面図である。

【図１１】トレーを食い違い構成または階段状構成に積
み重ねた状態のトレーとライザーのシステムの側面図で
ある。

【図１２】図１０の線１２−１２における、レタートレ
ーとライザーの断面図である。

【図１３】図１０の線１３−１３における、片方のレタ
ートレーの一隅の底面図である。

【符号の説明】

２　　　　ライザー ４　　　　上部トレー ６　　　　下部トレー ８　　　　フランジ １０　　　　中心体 １２　　　　受口部 １４　　　　トレーの側壁 １６，１８　　　　トレーの端壁 ２０　　　　くぼみ ２２　　　　くぼみの隔壁 ２４　　　　うね ３０，３２　　　　内側片持ちフィンガーフランジ４０
　　　　補強フランジ

Claims (22)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　レタートレーなどを縦に積み重ねるた
   めの調節可能なサポートライザーであって、前記サポー
   トライザーが、下部レタートレーを固定するための下部
   取り付け手段と、上部レタートレーを取り付けるための
   上部取り付け手段とを有し、それによって上下のトレー
   を空間を置いて配置するライザー本体から成ること、お
   よび前記上部取り付け手段が、前記上部レタートレーを
   前記下部レタートレーの位置に対し交互整列状態に選択
   的に配置するための調節手段を有すること、を特徴とす
   るサポートライザー。
2. 【請求項２】　　前記上部取り付け手段に、前記上部レ
   タートレーから下向きに伸長する突出部を受容するよう
   にした受口を設けること、および前記受口が前記突出部
   を入れることのできる少なくとも２つの横方向に配置し
   た領域を有することを特徴とする、請求項１記載のサポ
   ートライザー。
3. 【請求項３】　　前記受口が、受口の最上開口部で終わ
   る細長い側壁によって形成されることを特徴とする、請
   求項２記載のサポートライザー。
4. 【請求項４】　　前記受口に、前記２つの横方向受口領
   域を形成するための横隔壁手段を設けることを特徴とす
   る、請求項３記載のサポートライザー。
5. 【請求項５】　　前記隔壁手段が前記受口側壁間に伸長
   する横壁から成ることを特徴とする、請求項４記載のサ
   ポートライザー。
6. 【請求項６】　　前記上部トレー突出部が、前記受口領
   域のどちらにでも選択的に受容可能な輪郭線を持つボス
   から成ることを特徴とする、請求項５記載のサポートラ
   イザー。
7. 【請求項７】　　前記受口がさらに前記受口側壁間に伸
   長する端壁によって形成され、前記受口側壁および端壁
   の上縁部が、前記上部トレーの下部輪郭線とぴったり合
   う輪郭線を持つことを特徴とする、請求項６記載のサポ
   ートライザー。
8. 【請求項８】　　前記下部トレーが直立する側壁を有し
   、前記下部ライザー取り付け手段が前記下部トレー側壁
   の上縁部と係合し、かつ上縁に沿って位置の再調整が可
   能であり、それによって前記上部トレーと下部トレーの
   間の上記位置関係を選択的に変更することを特徴とする
   、請求項７または１記載のサポートライザー。
9. 【請求項９】　　前記下部ライザー取り付け手段が、間
   隔を置いて配置した内側フィンガーフランジ手段と外側
   フィンガーフランジ手段から成り、その間に前記下部ト
   レー側壁の前記上縁部をしっかりと受容するることを特
   徴とする、請求項８記載のサポートライザー。
10. 【請求項１０】　　前記内側フィンガーフランジ手段と
    外側フィンガーフランジ手段は相互の位置関係がずれて
    いることを特徴とする、請求項９記載のサポートライザ
    ー。
11. 【請求項１１】　　前記外側フィンガーフランジ手段が
    所定の隙間を置いて横方向に分離した第１および第２内
    側片持ちフィンガーから成ることを特徴とする、請求項
    １０記載のサポートライザー。
12. 【請求項１２】　　前記外側フィンガーフランジ手段が
    、前記第１および第２内側片持ちフィンガーの間の前記
    所定の隙間と実質的に反対側に位置する外側片持ちフィ
    ンガーで構成されることを特徴とする、請求項１１記載
    のサポートライザー。
13. 【請求項１３】　　前記内側の第１および第２片持ちフ
    ィンガーおよび前記外側片持ちフィンガーの上端部を、
    前記下部トレー側壁の上縁部に係合するようにした湾曲
    表面によって接合することを特徴とする、請求項１２記
    載のサポートライザー。
14. 【請求項１４】　　前記内側第１および第２片持ちフィ
    ンガーが前記外側片持ちフィンガーより短いことを特徴
    とする、請求項１３記載のサポートライザー。
15. 【請求項１５】　　レタートレーなどを縦に積み重ねる
    ための調節可能なサポートライザーであって、前記サポ
    ートライザーが、下部レタートレーを固定するための下
    部取り付け手段と、上部レタートレーを取り付けるため
    の上部取り付け手段とを有し、それによって上下のトレ
    ーを空間を置いて配置するライザー本体から成ること、
    および前記下部取り付け手段が相互に依存する内側およ
    び外側片持ちフィンガー手段から成り、前記内側および
    外側フィンガー手段が相互に食い違う位置関係にあり、
    空間を置いて配置され、両者の間に前記下部レタートレ
    ーの側壁の上縁を受容すること、を特徴とするサポート
    ライザー。
16. 【請求項１６】　　前記内側フィンガーフランジ手段が
    、間に隙間を置いて横方向に分離した第１および第２内
    側片持ちフィンガーから成ることを特徴とする、請求項
    １５記載のサポートライザー。
17. 【請求項１７】　　前記外側フィンガーフランジ手段が
    、前記隙間と実質的に反対側にある外側片持ちフィンガ
    ーから成ることを特徴とする、請求項１６記載のサポー
    トライザー。
18. 【請求項１８】　　前記内側第１および第２片持ちフィ
    ンガーの長さが、前記外側片持ちフィンガーより短いこ
    とを特徴とする、請求項１７記載のサポートライザー。
19. 【請求項１９】　　前記内側第１および第２片持ちフィ
    ンガーと前記外側片持ちフィンガーの上端部を、前記下
    部トレー側壁の前記上縁に対し支持係合するようにした
    湾曲表面によって接合することを特徴とする、請求項１
    ７記載のサポートライザー。
20. 【請求項２０】　　前記上部取り付け手段が、前記上部
    トレーから下向きに伸長する相補的ボス突出部を受容す
    るようにした、上向きに開口した受口から成ることを特
    徴とする請求項１９記載のサポートライザー。
21. 【請求項２１】　　前記受口が、前記上部トレーの下側
    の輪郭線とぴったり合う輪郭線を持つ上縁を持つ側壁お
    よび端壁によって形成されることを特徴とする、請求項
    ２０記載のサポートライザー。
22. 【請求項２２】　　前記受口端壁の下縁部に、前記第１
    および第２片持ちフィンガーの外側表面および前記ライ
    ザー本体に沿って下向きに伸長するうねを形成すること
    を特徴とする請求項２１記載のサポートライザー。