JPH04226502A - アシルアミノシクロデキストリン誘導体のポリ硫酸エステル及びその製法 - Google Patents
アシルアミノシクロデキストリン誘導体のポリ硫酸エステル及びその製法Info
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- JPH04226502A JPH04226502A JP19898691A JP19898691A JPH04226502A JP H04226502 A JPH04226502 A JP H04226502A JP 19898691 A JP19898691 A JP 19898691A JP 19898691 A JP19898691 A JP 19898691A JP H04226502 A JPH04226502 A JP H04226502A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抗レトロウィルス作用を
有する、アシルアミノシクロデキストリン誘導体のポリ
硫酸エステル及びその製法に関する。
有する、アシルアミノシクロデキストリン誘導体のポリ
硫酸エステル及びその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】エイズ(後天性免疫不全症候群)はレト
ロウイルスの一種であるヒト免疫不全ウィルス(HIV
)の感染により生じる致死的ないし極めて悪性の疾患で
あり、その阻止と撲滅は現在全世界レベルで人類が克服
すべき最重要問題となっている。従来、抗レトロウィル
ス作用を有する化合物としては、例えば、アジドチミジ
ン〔医学のあゆみ;142巻、第9号、619〜622
頁(1987年)〕や、硫酸化多糖類(特開昭63−4
5223号、同64−25724号)等が知られている
。
ロウイルスの一種であるヒト免疫不全ウィルス(HIV
)の感染により生じる致死的ないし極めて悪性の疾患で
あり、その阻止と撲滅は現在全世界レベルで人類が克服
すべき最重要問題となっている。従来、抗レトロウィル
ス作用を有する化合物としては、例えば、アジドチミジ
ン〔医学のあゆみ;142巻、第9号、619〜622
頁(1987年)〕や、硫酸化多糖類(特開昭63−4
5223号、同64−25724号)等が知られている
。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、優れ
た抗レトロウィルス作用、特にHIVに対する優れた増
殖抑制作用を有すると共に副作用のない新規医薬化合物
を提供しようとするものである。
た抗レトロウィルス作用、特にHIVに対する優れた増
殖抑制作用を有すると共に副作用のない新規医薬化合物
を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、シクロデキス
トリンを構成する6〜8個のD−グルコース単位のうち
、少なくとも1個が
トリンを構成する6〜8個のD−グルコース単位のうち
、少なくとも1個が
【0005】
【化4】
【0006】(但し、R1はアルキル基;置換されてい
てもよいフェニル基;フェニル基もしくはピレニルカル
ボニル基で置換された低級アルキル基;又は含硫複素環
式基を表し、R2は水素原子;又は低級アルカノイルア
ミノ基もしくはベンゾイルアミノ基で置換された低級ア
ルキル基を表す。)で示される単位で置き換えられてい
るアシルアミノシクロデキストリン誘導体のポリ硫酸エ
ステル〔以下、ポリ硫酸エステル化合物という〕又はそ
の塩に関する。
てもよいフェニル基;フェニル基もしくはピレニルカル
ボニル基で置換された低級アルキル基;又は含硫複素環
式基を表し、R2は水素原子;又は低級アルカノイルア
ミノ基もしくはベンゾイルアミノ基で置換された低級ア
ルキル基を表す。)で示される単位で置き換えられてい
るアシルアミノシクロデキストリン誘導体のポリ硫酸エ
ステル〔以下、ポリ硫酸エステル化合物という〕又はそ
の塩に関する。
【0007】かかる本発明のポリ硫酸エステル化合物を
模式的に示せば、次の通りである。
模式的に示せば、次の通りである。
【0008】
【化5】
【0009】(但し、nは6〜8個の整数、mは1以上
でn以下の整数であり、Rは全部又は一部が−SO3H
、残りが水素原子であることを表し、R1及びR2は前
記と同一意味を有する。)上記一般式(I)は、6〜8
個の構成単位が任意の順序で、1位と4位で環状に結合
していることを表す。また、一般式(I)において、n
が6である化合物はα−シクロデキストリンの誘導体で
あり、nが7である化合物はβ−シクロデキストリンの
誘導体であり、nが8である化合物はγ−シクロデキス
トリンの誘導体である。
でn以下の整数であり、Rは全部又は一部が−SO3H
、残りが水素原子であることを表し、R1及びR2は前
記と同一意味を有する。)上記一般式(I)は、6〜8
個の構成単位が任意の順序で、1位と4位で環状に結合
していることを表す。また、一般式(I)において、n
が6である化合物はα−シクロデキストリンの誘導体で
あり、nが7である化合物はβ−シクロデキストリンの
誘導体であり、nが8である化合物はγ−シクロデキス
トリンの誘導体である。
【0010】本発明のポリ硫酸エステル化合物の具体例
としては、例えば、一般式(I)において、R1が炭素
数が1〜20の直鎖又は分枝鎖アルキル基;水酸基、メ
チル基、エチル基の如き低級アルキル基及びメトキシ基
、エトキシ基の如き低級アルコキシ基から選ばれる1〜
2個の基で置換されていてもよいフェニル基;フェニル
基もしくはピレニルカルボニル基で置換された、メチル
基、エチル基の如き低級アルキル基;又はチエニル基の
如き含硫複素環式基であり、R2が水素原子;又はアセ
チルアミノ基、プロピオニルアミノ基の如き低級アルカ
ノイルアミノ基もしくはベンゾイルアミノ基で置換され
た、メチル基、エチル基の如き低級アルキル基である化
合物があげられる。
としては、例えば、一般式(I)において、R1が炭素
数が1〜20の直鎖又は分枝鎖アルキル基;水酸基、メ
チル基、エチル基の如き低級アルキル基及びメトキシ基
、エトキシ基の如き低級アルコキシ基から選ばれる1〜
2個の基で置換されていてもよいフェニル基;フェニル
基もしくはピレニルカルボニル基で置換された、メチル
基、エチル基の如き低級アルキル基;又はチエニル基の
如き含硫複素環式基であり、R2が水素原子;又はアセ
チルアミノ基、プロピオニルアミノ基の如き低級アルカ
ノイルアミノ基もしくはベンゾイルアミノ基で置換され
た、メチル基、エチル基の如き低級アルキル基である化
合物があげられる。
【0011】このうち、好ましい化合物としては、R1
が炭素数が1〜17の直鎖又は分枝鎖アルキル基;水酸
基、炭素数1〜4のアルキル基及び炭素数1〜4のアル
コキシ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていても
よいフェニル基;フェニル基もしくはピレニルカルボニ
ル基で置換された炭素数が1〜4のアルキル基;又はチ
エニル基であり、R2が水素原子;又は炭素数2〜5の
アルカノイルアミノ基もしくはベンゾイルアミノ基で置
換された炭素数1〜4のアルキル基である化合物があげ
られ、さらにより好ましい化合物としては、R1が炭素
数1〜17の直鎖又は分枝鎖アルキル基;フェニル基;
又はピレニルカルボニル基で置換された炭素数1〜4の
アルキル基であり、R2が水素原子;又はベンゾイルア
ミノ基で置換された炭素数1〜4のアルキル基である化
合物があげられる。また、本発明のポリ硫酸エステル化
合物(I)中に含まれる硫酸エステル基の数は、8〜2
3個であるのが好ましい。
が炭素数が1〜17の直鎖又は分枝鎖アルキル基;水酸
基、炭素数1〜4のアルキル基及び炭素数1〜4のアル
コキシ基から選ばれる1〜2個の基で置換されていても
よいフェニル基;フェニル基もしくはピレニルカルボニ
ル基で置換された炭素数が1〜4のアルキル基;又はチ
エニル基であり、R2が水素原子;又は炭素数2〜5の
アルカノイルアミノ基もしくはベンゾイルアミノ基で置
換された炭素数1〜4のアルキル基である化合物があげ
られ、さらにより好ましい化合物としては、R1が炭素
数1〜17の直鎖又は分枝鎖アルキル基;フェニル基;
又はピレニルカルボニル基で置換された炭素数1〜4の
アルキル基であり、R2が水素原子;又はベンゾイルア
ミノ基で置換された炭素数1〜4のアルキル基である化
合物があげられる。また、本発明のポリ硫酸エステル化
合物(I)中に含まれる硫酸エステル基の数は、8〜2
3個であるのが好ましい。
【0012】本発明のポリ硫酸エステル化合物は、シク
ロデキストリンを構成する6〜8個のD−グルコース単
位のうち、少なくとも1個が一般式
ロデキストリンを構成する6〜8個のD−グルコース単
位のうち、少なくとも1個が一般式
【0013】
【化6】
【0014】(但し、記号は前記と同一意味を有する。
)で示される単位で置き換えられているアシルアミノシ
クロデキストリン誘導体とスルホン化剤とを反応させる
ことにより製造することができる。上記反応を模式的に
示せば、次の通りである。
クロデキストリン誘導体とスルホン化剤とを反応させる
ことにより製造することができる。上記反応を模式的に
示せば、次の通りである。
【0015】
【化7】
【0016】(但し、記号は前記と同一意味を有する。
)スルホン化剤としては、例えば三酸化イオウ・コンプ
レックス(例えば、三酸化イオウ−ピリジン・コンプレ
ックス、三酸化イオウ−トリアルキルアミン・コンプレ
ックス、三酸化イオウ−ジオキサン・コンプレックス、
三酸化イオウ−ジメチルホルムアミド・コンプレックス
など)、無水硫酸、濃硫酸、クロロ硫酸等をいずれも好
適に使用することができる。またスルホン化剤の使用量
は、アシルアミノシクロデキストリン誘導体(II)に
対して、過剰量用いるのが好ましい。例えば、スルホン
化剤として三酸化イオウ−ピリジン・コンプレックス又
は三酸化イオウ−トリアルキルアミン・コンプレックス
を用いる場合は、アシルアミノシクロデキストリン誘導
体(II)の水酸基に対して、1〜10当量、とりわけ
2〜5当量程度使用するのが好ましい。
レックス(例えば、三酸化イオウ−ピリジン・コンプレ
ックス、三酸化イオウ−トリアルキルアミン・コンプレ
ックス、三酸化イオウ−ジオキサン・コンプレックス、
三酸化イオウ−ジメチルホルムアミド・コンプレックス
など)、無水硫酸、濃硫酸、クロロ硫酸等をいずれも好
適に使用することができる。またスルホン化剤の使用量
は、アシルアミノシクロデキストリン誘導体(II)に
対して、過剰量用いるのが好ましい。例えば、スルホン
化剤として三酸化イオウ−ピリジン・コンプレックス又
は三酸化イオウ−トリアルキルアミン・コンプレックス
を用いる場合は、アシルアミノシクロデキストリン誘導
体(II)の水酸基に対して、1〜10当量、とりわけ
2〜5当量程度使用するのが好ましい。
【0017】アシルアミノシクロデキストリン誘導体(
II)とスルホン化剤との反応は、適当な溶媒中又は無
溶媒で実施することができ、反応溶媒としては、例えば
第三級アミン(例えば、ピリジン、ピコリン、ルチジン
、N,N−ジメチルアニリン)、N,N−ジメチルホル
ムアミド、ホルムアミド、ヘキサメチレンホスホリルト
リアミド、クロロホルム、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、水及びこれらの混液、液体亜硫酸等を好適に用いる
ことができる。本反応は、用いるスルホン化剤に応じて
冷却〜加熱下(−30〜140℃)で実施することがで
き、とりわけ三酸化イオウ・コンプレックスを用いる場
合には加熱下(50〜100℃)で実施するのが望まし
い。反応終了後は、必要に応じ、常法により目的物を単
離・精製することができる。例えば、反応終了液から得
られる粗製物を水酸化アルカリ金属、酢酸アルカリ金属
等で中和又は塩交換した後、架橋デキストランゲル等を
充填したカラムに供することにより目的物をアルカリ金
属塩として取得することができる。
II)とスルホン化剤との反応は、適当な溶媒中又は無
溶媒で実施することができ、反応溶媒としては、例えば
第三級アミン(例えば、ピリジン、ピコリン、ルチジン
、N,N−ジメチルアニリン)、N,N−ジメチルホル
ムアミド、ホルムアミド、ヘキサメチレンホスホリルト
リアミド、クロロホルム、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、水及びこれらの混液、液体亜硫酸等を好適に用いる
ことができる。本反応は、用いるスルホン化剤に応じて
冷却〜加熱下(−30〜140℃)で実施することがで
き、とりわけ三酸化イオウ・コンプレックスを用いる場
合には加熱下(50〜100℃)で実施するのが望まし
い。反応終了後は、必要に応じ、常法により目的物を単
離・精製することができる。例えば、反応終了液から得
られる粗製物を水酸化アルカリ金属、酢酸アルカリ金属
等で中和又は塩交換した後、架橋デキストランゲル等を
充填したカラムに供することにより目的物をアルカリ金
属塩として取得することができる。
【0018】本発明のポリ硫酸エステル化合物は、遊離
の形であっても、その薬理的に許容しうる塩の形であっ
てもいずれも好適に用いることができる。かかる塩とし
ては、例えばナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩の
如きアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩、
バリウム塩の如きアルカリ土類金属塩;トリメチルアミ
ン塩、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、グリシンエチ
ルエステル塩、エタノールアミン塩、塩基性アミノ酸塩
の如き有機アミン塩などがあげられる。本発明のポリ硫
酸エステル化合物又はその薬理的に許容しうる塩は経口
的にも非経口的(例えば、静脈内、筋肉内、皮下)にも
投与することができ、常法により例えば錠剤、顆粒剤、
カプセル剤、散剤、座剤、膣剤、クリーム、注射剤のよ
うな適宜の医薬製剤として用いることができる。本発明
のポリ硫酸エステル化合物又はその薬理的に許容しうる
塩の投与量は、患者の年令、体重、状態および疾患の種
類によっても異なるが、通常、1日当り約0.1〜20
0mg/kgが適当であり、特に約0.5〜50mg/
kg程度とするのが好ましい。
の形であっても、その薬理的に許容しうる塩の形であっ
てもいずれも好適に用いることができる。かかる塩とし
ては、例えばナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩の
如きアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩、
バリウム塩の如きアルカリ土類金属塩;トリメチルアミ
ン塩、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、グリシンエチ
ルエステル塩、エタノールアミン塩、塩基性アミノ酸塩
の如き有機アミン塩などがあげられる。本発明のポリ硫
酸エステル化合物又はその薬理的に許容しうる塩は経口
的にも非経口的(例えば、静脈内、筋肉内、皮下)にも
投与することができ、常法により例えば錠剤、顆粒剤、
カプセル剤、散剤、座剤、膣剤、クリーム、注射剤のよ
うな適宜の医薬製剤として用いることができる。本発明
のポリ硫酸エステル化合物又はその薬理的に許容しうる
塩の投与量は、患者の年令、体重、状態および疾患の種
類によっても異なるが、通常、1日当り約0.1〜20
0mg/kgが適当であり、特に約0.5〜50mg/
kg程度とするのが好ましい。
【0019】なお、本発明の原料化合物であるアシルア
ミノシクロデキストリン誘導体(II)は、新規化合物
であり、シクロデキストリンを、置換基を有するスルホ
ン酸ハライド(例えば、メシチレンスルホニルクロリド
、ナフチルスルホニルクロリド)と反応させ、必要に応
じ、分離・精製後、アンモニア又は低級アルキレンジア
ミンと反応させ、次いで、生成物を適宜アシル化するこ
とにより製造することができる。
ミノシクロデキストリン誘導体(II)は、新規化合物
であり、シクロデキストリンを、置換基を有するスルホ
ン酸ハライド(例えば、メシチレンスルホニルクロリド
、ナフチルスルホニルクロリド)と反応させ、必要に応
じ、分離・精製後、アンモニア又は低級アルキレンジア
ミンと反応させ、次いで、生成物を適宜アシル化するこ
とにより製造することができる。
【0020】
【実施例】実施例1
ヘプタキス(6−ベンゾイルアミノ−6−デオキシ)−
β−シクロデキストリン1gにピリジン75mlを加え
、次いで三酸化硫黄−ピリジン・コンプレックス3.6
gを加えて70℃で6時間反応させる。反応液から上澄
を除き、残留物をメタノール及びエタノールで処理して
粉末化する。該粉末をろ取し、乾燥後、水5mlに溶解
する。30%酢酸ナトリウム水溶液を加えてナトリウム
塩とした後、該溶液をセファデックスG−10(ファル
マシア社製)を充填したカラムで精製することにより、
ヘプタキス(6−ベンゾイルアミノ−6−デオキシ)−
β−シクロデキストリン・ポリ硫酸エステルのナトリウ
ム塩0.87gを淡褐色粉末として得る。IRNujo
lνmaxcm−1:1640,1600,1240,
1040,830 1H−NMR(D2O)δ:7.1−7.5(br
s),7.6−7.8(br s)元素分析値から計
算される分子中の硫酸エステル基の数:14
β−シクロデキストリン1gにピリジン75mlを加え
、次いで三酸化硫黄−ピリジン・コンプレックス3.6
gを加えて70℃で6時間反応させる。反応液から上澄
を除き、残留物をメタノール及びエタノールで処理して
粉末化する。該粉末をろ取し、乾燥後、水5mlに溶解
する。30%酢酸ナトリウム水溶液を加えてナトリウム
塩とした後、該溶液をセファデックスG−10(ファル
マシア社製)を充填したカラムで精製することにより、
ヘプタキス(6−ベンゾイルアミノ−6−デオキシ)−
β−シクロデキストリン・ポリ硫酸エステルのナトリウ
ム塩0.87gを淡褐色粉末として得る。IRNujo
lνmaxcm−1:1640,1600,1240,
1040,830 1H−NMR(D2O)δ:7.1−7.5(br
s),7.6−7.8(br s)元素分析値から計
算される分子中の硫酸エステル基の数:14
【0021
】実施例2〜25 対応原料化合物を実施例1と同様に処理することにより
、下記A表及びB表記載の化合物を得る。
】実施例2〜25 対応原料化合物を実施例1と同様に処理することにより
、下記A表及びB表記載の化合物を得る。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】
【表5】
【0027】
【表6】
【0028】実施例26
ヘキサキス〔6−(2−テノイルアミノ)−6−デオキ
シ〕−α−シクロデキストリンを実施例1と同様に処理
することにより、ヘキサキス〔6−(2−テノイルアミ
ノ)−6−デオキシ〕−α−シクロデキストリン・ポリ
硫酸エステルのナトリウム塩を白色粉末として得る。収
率:77.5%IRNujolνmaxcm−1:16
30,1550,1240,1040,1000,83
0 1H−NMR(D2O)δ:6.7(br),7.4(
br)元素分析値から計算される分子中の硫酸エステル
基の数:10
シ〕−α−シクロデキストリンを実施例1と同様に処理
することにより、ヘキサキス〔6−(2−テノイルアミ
ノ)−6−デオキシ〕−α−シクロデキストリン・ポリ
硫酸エステルのナトリウム塩を白色粉末として得る。収
率:77.5%IRNujolνmaxcm−1:16
30,1550,1240,1040,1000,83
0 1H−NMR(D2O)δ:6.7(br),7.4(
br)元素分析値から計算される分子中の硫酸エステル
基の数:10
【0029】参考例1
ヘプタキス(6−アミノ−6−デオキシ)−β−シクロ
デキストリン1gにメタノール30ml及び無水安息香
酸1.7gを加え、18時間加熱還流する。反応液を減
圧乾固し、残渣にエチルエーテルを加え、不溶物をろ取
、乾燥後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離
、精製して、ヘプタキス(6−ベンゾイルアミノ−6−
デオキシ)−β−シクロデキストリン1gを白色粉末と
して得る。収率:61% 1H−NMR(DMSO−d6)δ:4.96(d),
7.0−7.8(m),7.9−8.2(br m)
デキストリン1gにメタノール30ml及び無水安息香
酸1.7gを加え、18時間加熱還流する。反応液を減
圧乾固し、残渣にエチルエーテルを加え、不溶物をろ取
、乾燥後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離
、精製して、ヘプタキス(6−ベンゾイルアミノ−6−
デオキシ)−β−シクロデキストリン1gを白色粉末と
して得る。収率:61% 1H−NMR(DMSO−d6)δ:4.96(d),
7.0−7.8(m),7.9−8.2(br m)
【0030】参考例2
ヘプタキス(6−アミノ−6−デオキシ)−β−シクロ
デキストリン1gに10%炭酸水素ナトリウム60ml
を加え、2−テノイルクロリド1.4gを滴下し、室温
で3日間激しく撹拌する。析出物をろ取し、洗浄、乾燥
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離、精製
して、ヘプタキス〔6−(2−テノイルアミノ)−6−
デオキシ〕−β−シクロデキストリン0.6gを白色粉
末として得る。収率:59% 1H−NMR(DMSO−d6)δ:3.1−4.0(
br m),5.0(br s),5.9(br
s),5.95(br s),6.86(dd),
7.55(d),7.70(d),8.10(br
s)
デキストリン1gに10%炭酸水素ナトリウム60ml
を加え、2−テノイルクロリド1.4gを滴下し、室温
で3日間激しく撹拌する。析出物をろ取し、洗浄、乾燥
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで分離、精製
して、ヘプタキス〔6−(2−テノイルアミノ)−6−
デオキシ〕−β−シクロデキストリン0.6gを白色粉
末として得る。収率:59% 1H−NMR(DMSO−d6)δ:3.1−4.0(
br m),5.0(br s),5.9(br
s),5.95(br s),6.86(dd),
7.55(d),7.70(d),8.10(br
s)
【0031】参考例3
(1)β−シクロデキストリン126gをピリジン2.
5リットルに溶解する。該溶液に25℃でメシチレンス
ルホニルクロリド30gを少量ずつ加えて2時間攪拌し
、更に、メシチレンスルホニルクロリド6gを加えて1
時間攪拌する。反応液に水を加えて一夜放置後、溶媒を
留去する。残渣を水1リットルに溶解し、該溶液をCH
P−20樹脂(三菱化成社製)を充填したカラムに通液
する。該カラムを水10リットル、10%メタノール3
リットル及び20%メタノール3リットルで順次洗浄後
、50%メタノール3リットルを通液し、溶出液を集め
る(溶出液■)。次いで、該カラムに80%メタノール
3リットルを通液し、溶出液を集め(溶出液■)、更に
100%メタノール3リットルを通液し、溶出液を集め
る(溶出液■)。これら溶出液■〜■から溶媒を留去し
、残渣を減圧乾燥して、下記i)〜iii)の化合物を
得る。
5リットルに溶解する。該溶液に25℃でメシチレンス
ルホニルクロリド30gを少量ずつ加えて2時間攪拌し
、更に、メシチレンスルホニルクロリド6gを加えて1
時間攪拌する。反応液に水を加えて一夜放置後、溶媒を
留去する。残渣を水1リットルに溶解し、該溶液をCH
P−20樹脂(三菱化成社製)を充填したカラムに通液
する。該カラムを水10リットル、10%メタノール3
リットル及び20%メタノール3リットルで順次洗浄後
、50%メタノール3リットルを通液し、溶出液を集め
る(溶出液■)。次いで、該カラムに80%メタノール
3リットルを通液し、溶出液を集め(溶出液■)、更に
100%メタノール3リットルを通液し、溶出液を集め
る(溶出液■)。これら溶出液■〜■から溶媒を留去し
、残渣を減圧乾燥して、下記i)〜iii)の化合物を
得る。
【0032】i)モノ(6−O−メシチレンスルホニル
)−β−シクロデキストリン白色粉末収量:52.6g IRNujolνmax cm−1:1160,10
80,1030 1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.29(s,3
H),2.54(s,6H),2.7−4.6(m,4
8H),4.6−4.9(m,7H),5.70(br
s,14H),7.10(s,2H)ii)ビス(
6−O−メシチレンスルホニル)−β−シクロデキスト
リン白色粉末 収量:13.0g IRNujolνmax cm−1:1610,13
55,1160,1030 1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.29(s,6
H),2.52(s,12H),3.1−4.6(m,
47H),4.74(brs,4H),4.84(br
s,3H),5.6−5.9(m,14H),7.
07(s,2H),7.10(s,2H)iii)トリ
ス(6−O−メシチレンスルホニル)−β−シクロデキ
ストリン白色粉末 収量:1.0g IRNujolνmax cm−1:1610,13
50,1190,1170,1160,1080,10
30 1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.3−2.4(
m,9H),2.4−2.7(m,18H),3.1−
4.6(m,46H),4.7−4.9(m,7H),
5.6−6.0(m,14H),7.0−7.2(m,
6H)
)−β−シクロデキストリン白色粉末収量:52.6g IRNujolνmax cm−1:1160,10
80,1030 1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.29(s,3
H),2.54(s,6H),2.7−4.6(m,4
8H),4.6−4.9(m,7H),5.70(br
s,14H),7.10(s,2H)ii)ビス(
6−O−メシチレンスルホニル)−β−シクロデキスト
リン白色粉末 収量:13.0g IRNujolνmax cm−1:1610,13
55,1160,1030 1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.29(s,6
H),2.52(s,12H),3.1−4.6(m,
47H),4.74(brs,4H),4.84(br
s,3H),5.6−5.9(m,14H),7.
07(s,2H),7.10(s,2H)iii)トリ
ス(6−O−メシチレンスルホニル)−β−シクロデキ
ストリン白色粉末 収量:1.0g IRNujolνmax cm−1:1610,13
50,1190,1170,1160,1080,10
30 1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.3−2.4(
m,9H),2.4−2.7(m,18H),3.1−
4.6(m,46H),4.7−4.9(m,7H),
5.6−6.0(m,14H),7.0−7.2(m,
6H)
【0033】(2)−(i)モノ(6−O−メシチレン
スルホニル)−β−シクロデキストリン26.4g及び
10%アンモニア−メタノール350mlを、封管中7
0℃で3日間撹拌する。冷却後、結晶をろ取、乾燥して
、モノ(6−アミノ−6−デオキシ)−β−シクロデキ
ストリン18.1gを白色粉末として得る。収率:79
.8% m.P.262℃(分解) IRKBrνmax cm−1:3300,1638
,1158,1080,1030 (2)−(ii) ビス(6−O−メシチレンスルホ
ニル)−β−シクロデキストリンを上記(2)−(i)
と同様に処理して、ビス(6−アミノ−6−デオキシ)
−β−シクロデキストリンを白色粉末として得る。収率
:71% m.p.245℃(分解) IRKBrνmax cm−1:3300,1630
,1158,1080,1030
スルホニル)−β−シクロデキストリン26.4g及び
10%アンモニア−メタノール350mlを、封管中7
0℃で3日間撹拌する。冷却後、結晶をろ取、乾燥して
、モノ(6−アミノ−6−デオキシ)−β−シクロデキ
ストリン18.1gを白色粉末として得る。収率:79
.8% m.P.262℃(分解) IRKBrνmax cm−1:3300,1638
,1158,1080,1030 (2)−(ii) ビス(6−O−メシチレンスルホ
ニル)−β−シクロデキストリンを上記(2)−(i)
と同様に処理して、ビス(6−アミノ−6−デオキシ)
−β−シクロデキストリンを白色粉末として得る。収率
:71% m.p.245℃(分解) IRKBrνmax cm−1:3300,1630
,1158,1080,1030
【0034】(3)モノ(6−アミノ−6−デオキシ)
−β−シクロデキストリン1.13gをメタノール10
mlに懸濁し、無水安息香酸0.34gを加えて5時間
加熱還流する。冷後、析出晶をろ取し、メタノールから
再沈澱して、モノ(6−ベンゾイルアミノ−6−デオキ
シ)−β−シクロデキストリン1.09gを白色粉末と
して得る。収率:88% 1H−NMR(DMSO−d6)δ:4.3−4.6(
m),4.7−5.0(m),5.5−5.9(m),
7.3−7.6(m),7.7−7.9(m),8.2
−8.3(br)
−β−シクロデキストリン1.13gをメタノール10
mlに懸濁し、無水安息香酸0.34gを加えて5時間
加熱還流する。冷後、析出晶をろ取し、メタノールから
再沈澱して、モノ(6−ベンゾイルアミノ−6−デオキ
シ)−β−シクロデキストリン1.09gを白色粉末と
して得る。収率:88% 1H−NMR(DMSO−d6)δ:4.3−4.6(
m),4.7−5.0(m),5.5−5.9(m),
7.3−7.6(m),7.7−7.9(m),8.2
−8.3(br)
【0035】参考例4
モノ(6−アミノ−6−デオキシ)−β−シクロデキス
トリン2.27gをメタノール20mlに懸濁し、3,
5−ジアセトキシ無水安息香酸1.38gを加えて8時
間加熱還流する。冷後、濃アンモニア水20mlを加え
、室温で一夜撹拌し、溶媒を留去する。残渣を洗浄後、
粗体をろ取して水に溶解し、該溶液をCHP−20樹脂
(三菱化成社製)を充填したカラムに通液する。該カラ
ムを水500ml、10%メタノール500mlで順次
洗浄後、50%メタノールを通液し、溶出液を集める。 溶出液から溶媒を留去し、残渣を洗浄後、乾燥して、モ
ノ〔6−デオキシ−6−(3,5−ジヒドロキシベンゾ
イルアミノ)〕−β−シクロデキストリン2.22gを
白色粉末として得る。収率:87%1H−NMR(DM
SO−d6)δ:4.3−4.6(m),4.7−5.
0(m),5.5−5.9(m),6.34(t),6
.64(d),7.92(t),9.40(s)
トリン2.27gをメタノール20mlに懸濁し、3,
5−ジアセトキシ無水安息香酸1.38gを加えて8時
間加熱還流する。冷後、濃アンモニア水20mlを加え
、室温で一夜撹拌し、溶媒を留去する。残渣を洗浄後、
粗体をろ取して水に溶解し、該溶液をCHP−20樹脂
(三菱化成社製)を充填したカラムに通液する。該カラ
ムを水500ml、10%メタノール500mlで順次
洗浄後、50%メタノールを通液し、溶出液を集める。 溶出液から溶媒を留去し、残渣を洗浄後、乾燥して、モ
ノ〔6−デオキシ−6−(3,5−ジヒドロキシベンゾ
イルアミノ)〕−β−シクロデキストリン2.22gを
白色粉末として得る。収率:87%1H−NMR(DM
SO−d6)δ:4.3−4.6(m),4.7−5.
0(m),5.5−5.9(m),6.34(t),6
.64(d),7.92(t),9.40(s)
【0036】参考例5
アニス酸0.46gをクロロホルム10mlに懸濁し、
トリエチルアミン0.42mlを加えて溶解する。氷冷
撹拌下にエチルクロロカルボネート0.29mlを加え
、15分間攪拌して混酸無水物とする。モノ(6−アミ
ノ−6−デオキシ)−β−シクロデキストリン2.26
gをピリジン20mlに溶解し、氷冷攪拌下に前記混酸
無水物のクロロホルム溶液を加え、室温で一夜攪拌する
。溶媒を留去し、洗浄後、粉末をろ取し、0.2N水酸
化カリウム水溶液50mlに溶解して30分間90℃に
加熱する。冷後、塩化水素で酸性とし、該溶液をCHP
−20樹脂(三菱化成社製)を充填したカラムに通液す
る。該カラムを水500ml、10%メタノール1リッ
トルで順次洗浄後、30%メタノールを通液し、溶出液
を集める。溶出液から溶媒を留去し、残渣を洗浄後、乾
燥して、モノ〔6−デオキシ−6−(4−メトキシベン
ゾイルアミノ)〕−β−シクロデキストリン0.71g
を白色粉末として得る。収率:28%1H−NMR(D
MSO−d6)δ:3.80(s),4.3−4.6(
m),4.7−5.0(m),5.4−5.9(m),
6.36(d),7.79(d),8.0−8.2(b
r)
トリエチルアミン0.42mlを加えて溶解する。氷冷
撹拌下にエチルクロロカルボネート0.29mlを加え
、15分間攪拌して混酸無水物とする。モノ(6−アミ
ノ−6−デオキシ)−β−シクロデキストリン2.26
gをピリジン20mlに溶解し、氷冷攪拌下に前記混酸
無水物のクロロホルム溶液を加え、室温で一夜攪拌する
。溶媒を留去し、洗浄後、粉末をろ取し、0.2N水酸
化カリウム水溶液50mlに溶解して30分間90℃に
加熱する。冷後、塩化水素で酸性とし、該溶液をCHP
−20樹脂(三菱化成社製)を充填したカラムに通液す
る。該カラムを水500ml、10%メタノール1リッ
トルで順次洗浄後、30%メタノールを通液し、溶出液
を集める。溶出液から溶媒を留去し、残渣を洗浄後、乾
燥して、モノ〔6−デオキシ−6−(4−メトキシベン
ゾイルアミノ)〕−β−シクロデキストリン0.71g
を白色粉末として得る。収率:28%1H−NMR(D
MSO−d6)δ:3.80(s),4.3−4.6(
m),4.7−5.0(m),5.4−5.9(m),
6.36(d),7.79(d),8.0−8.2(b
r)
【0037】参考例6
(1)β−シクロデキストリン114gをピリジン1.
2リットルに溶解し、氷冷撹拌下、2−ナフチルスルホ
ニルクロリド52gを加えて室温で1日攪拌後、反応液
に水を加えて反応を停止する。溶媒を留去し、残渣に水
1リットルを加えて加熱し、アメ状物を水洗後、70%
メタノール1.5リットルに加熱溶解する。該溶液を約
1リットルに濃縮して析出物をろ取し、70%メタノー
ル1リットルに加熱して溶解し、不溶物をろ去後、ろ液
を放置して析出晶をろ取し、乾燥して、トリス〔6−O
−(2−ナフチルスルホニル)〕−β−シクロデキスト
リンとテトラキス〔6−O−(2−ナフタレンスルホニ
ル)〕−β−シクロデキストリンの1:1の混合物23
.0gを白色粉末として得る。収率:13%IRNuj
olνmax cm−1:1350,1160,10
80,1030 1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.5−8.5(
br m,24H)
2リットルに溶解し、氷冷撹拌下、2−ナフチルスルホ
ニルクロリド52gを加えて室温で1日攪拌後、反応液
に水を加えて反応を停止する。溶媒を留去し、残渣に水
1リットルを加えて加熱し、アメ状物を水洗後、70%
メタノール1.5リットルに加熱溶解する。該溶液を約
1リットルに濃縮して析出物をろ取し、70%メタノー
ル1リットルに加熱して溶解し、不溶物をろ去後、ろ液
を放置して析出晶をろ取し、乾燥して、トリス〔6−O
−(2−ナフチルスルホニル)〕−β−シクロデキスト
リンとテトラキス〔6−O−(2−ナフタレンスルホニ
ル)〕−β−シクロデキストリンの1:1の混合物23
.0gを白色粉末として得る。収率:13%IRNuj
olνmax cm−1:1350,1160,10
80,1030 1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.5−8.5(
br m,24H)
【0038】(2)上記(1)の生成物を参考例3−(
2)−(i)と同様に処理して、トリス(6−アミノ−
6−デオキシ)−β−シクロデキストリンとテトラキス
(6−アミノ−6−デオキシ)−β−シクロデキストリ
ンの1:1の混合物を白色粉末として得る。収率:68
.8% m.p >220℃ IRKBrνmax cm−1:3300,1630
,1155,1080,1030
2)−(i)と同様に処理して、トリス(6−アミノ−
6−デオキシ)−β−シクロデキストリンとテトラキス
(6−アミノ−6−デオキシ)−β−シクロデキストリ
ンの1:1の混合物を白色粉末として得る。収率:68
.8% m.p >220℃ IRKBrνmax cm−1:3300,1630
,1155,1080,1030
【0039】(3)上記(2)の生成物を参考例1又は
2と同様に処理して、トリス(6−ステアロイルアミノ
−6−デオキシ)−β−シクロデキストリンとテトラキ
ス(6−ステアロイルアミノ−6−デオキシ)−β−シ
クロデキストリンの1:1の混合物を淡褐色粉末として
得る。収率:76% 1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.82(t),
0.9−1.7(m),1.9−2.3(br),4.
2−4.6(br),4.7−5.1(m),5.5−
6.1(m)
2と同様に処理して、トリス(6−ステアロイルアミノ
−6−デオキシ)−β−シクロデキストリンとテトラキ
ス(6−ステアロイルアミノ−6−デオキシ)−β−シ
クロデキストリンの1:1の混合物を淡褐色粉末として
得る。収率:76% 1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.82(t),
0.9−1.7(m),1.9−2.3(br),4.
2−4.6(br),4.7−5.1(m),5.5−
6.1(m)
【0040】参考例7
(1)モノ(6−O−メシチレンスルホニル)−β−シ
クロデキストリン13.2gとエチレンジアミン100
mlを混合し、6時間加熱還流後、減圧濃縮する。反応
液に水及びキシレンを加えて、3回共沸し、溶媒を留去
後、水50mlに溶解する。該溶液を強酸性イオン交換
樹脂SK−1B(H+) (三菱化成社製) を充
填したカラムに通液する。該カラムを水洗後、2N水酸
化アンモニウム溶液を通液し、溶出液を集める。溶出液
から溶媒を留去し、残渣を乾燥して、モノ(6−アミノ
エチルアミノ−6−デオキシ)−β−シクロデキストリ
ン4.6gを白色粉末として得る。収率:39%1H−
NMR(DMSO−d6)δ:2.4−2.7(m),
2.6−2.8(br),2.7−3.0(m),3.
2−3.5(m),3.5−3.9(m),3.0−4
.2(m),4.2−5.5(br),4.82(br
s)
クロデキストリン13.2gとエチレンジアミン100
mlを混合し、6時間加熱還流後、減圧濃縮する。反応
液に水及びキシレンを加えて、3回共沸し、溶媒を留去
後、水50mlに溶解する。該溶液を強酸性イオン交換
樹脂SK−1B(H+) (三菱化成社製) を充
填したカラムに通液する。該カラムを水洗後、2N水酸
化アンモニウム溶液を通液し、溶出液を集める。溶出液
から溶媒を留去し、残渣を乾燥して、モノ(6−アミノ
エチルアミノ−6−デオキシ)−β−シクロデキストリ
ン4.6gを白色粉末として得る。収率:39%1H−
NMR(DMSO−d6)δ:2.4−2.7(m),
2.6−2.8(br),2.7−3.0(m),3.
2−3.5(m),3.5−3.9(m),3.0−4
.2(m),4.2−5.5(br),4.82(br
s)
【0041】(2)上記(1)の生成物1.18gをメ
タノール30mlに懸濁し、無水酢酸0.41gを加え
、8時間加熱還流する。反応液を乾固後、アセトン洗浄
し、水に溶解して、活性炭処理する。該水溶液をアセト
ン中へ注いで晶析し、ろ取後、乾燥して、モノ〔6−デ
オキシ−6−(N,N’−ジアセチルアミノエチルアミ
ノ)〕 −β−シクロデキストリン1.23gを白色粉末として
得る。収率:97%1H−NMR(DMSO−d6)δ
:1.77(s),1.91(s),2.8−4.0(
m),4.0−4.7(m)4.84(brs),5.
4−6.1(m),7.7−8.1(m)
タノール30mlに懸濁し、無水酢酸0.41gを加え
、8時間加熱還流する。反応液を乾固後、アセトン洗浄
し、水に溶解して、活性炭処理する。該水溶液をアセト
ン中へ注いで晶析し、ろ取後、乾燥して、モノ〔6−デ
オキシ−6−(N,N’−ジアセチルアミノエチルアミ
ノ)〕 −β−シクロデキストリン1.23gを白色粉末として
得る。収率:97%1H−NMR(DMSO−d6)δ
:1.77(s),1.91(s),2.8−4.0(
m),4.0−4.7(m)4.84(brs),5.
4−6.1(m),7.7−8.1(m)
【0042】
参考例8 (1)ビス(6−O−メシチレンスルホニル)−β−シ
クロデキストリンとエチレンジアミンとを参考例7−(
1)と同様に処理して、ビス(6−アミノエチルアミノ
−6−デオキシ)−β−シクロデキストリンを得る。 収率:36%1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.
3−3.0(m),3.0−3.5(m),3.5−4
.0(m),4.81(s),5.0−6.2(br)
(2)上記(1)の生成物を参考例7−(2)と同様に
処理して、ビス〔6−デオキシ−6−(N,N’−ジベ
ンゾイルアミノエチルアミノ)〕−β−シクロデキスト
リンを白色粉末として得る。収率:91%1H−NMR
(DMSO−d6)δ:3.0−4.0(m),4.2
−4.7(m),4.7−5.1(m),5.6−6.
2(m),7.0−8.0(m),8.3−8.7(m
)
参考例8 (1)ビス(6−O−メシチレンスルホニル)−β−シ
クロデキストリンとエチレンジアミンとを参考例7−(
1)と同様に処理して、ビス(6−アミノエチルアミノ
−6−デオキシ)−β−シクロデキストリンを得る。 収率:36%1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.
3−3.0(m),3.0−3.5(m),3.5−4
.0(m),4.81(s),5.0−6.2(br)
(2)上記(1)の生成物を参考例7−(2)と同様に
処理して、ビス〔6−デオキシ−6−(N,N’−ジベ
ンゾイルアミノエチルアミノ)〕−β−シクロデキスト
リンを白色粉末として得る。収率:91%1H−NMR
(DMSO−d6)δ:3.0−4.0(m),4.2
−4.7(m),4.7−5.1(m),5.6−6.
2(m),7.0−8.0(m),8.3−8.7(m
)
【0043】参考例9
(1)トリス(6−O−メシチレンスルホニル)−β−
シクロデキストリンとエチレンジアミンとを参考例7−
(1)と同様に処理して、トリス(6−アミノエチルア
ミノ−6−デオキシ)−β−シクロデキストリンを得る
。 収率:27%1H−NMR(DMSO−d6)δ
:2.3−2.7(m),2.7−3.0(m),3.
0−3.5(m),3.5−3.9(m),3.9−5
.5(br),4.83(s) (2)上記(1)の生成物を参考例7−(2)と同様に
処理して、トリス〔6−デオキシ−6−(N,N’−ジ
ベンゾイルアミノエチルアミノ)〕−β−シクロデキス
トリンを白色粉末として得る。収率:90%1H−NM
R(DMSO−d6)δ:2.7−4.1(m),4.
3−4.7(m),4.7−5.2(m),5.5−6
.3(m),6.9−7.9(m),8.3−9.0(
br)
シクロデキストリンとエチレンジアミンとを参考例7−
(1)と同様に処理して、トリス(6−アミノエチルア
ミノ−6−デオキシ)−β−シクロデキストリンを得る
。 収率:27%1H−NMR(DMSO−d6)δ
:2.3−2.7(m),2.7−3.0(m),3.
0−3.5(m),3.5−3.9(m),3.9−5
.5(br),4.83(s) (2)上記(1)の生成物を参考例7−(2)と同様に
処理して、トリス〔6−デオキシ−6−(N,N’−ジ
ベンゾイルアミノエチルアミノ)〕−β−シクロデキス
トリンを白色粉末として得る。収率:90%1H−NM
R(DMSO−d6)δ:2.7−4.1(m),4.
3−4.7(m),4.7−5.2(m),5.5−6
.3(m),6.9−7.9(m),8.3−9.0(
br)
【0044】参考例10〜23
対応原料化合物を参考例1〜6のいずれかと同様に処理
して、下記C表記載の化合物を得る。
して、下記C表記載の化合物を得る。
【0045】
【表7】
【0046】
【表8】
【0047】
【表9】
【0048】参考例24及び25
対応原料化合物を、参考例7と同様に処理して、下記D
表記載の化合物を得る。
表記載の化合物を得る。
【0049】
【表10】
【0050】参考例26
ヘキサキス(6−アミノ−6−デオキシ)−α−シクロ
デキストリン塩酸塩0.6gと10%炭酸水素ナトリウ
ム水溶液60mlの混合物に、2−テノイルクロリド0
.6gを加え、室温で3日間攪拌する。反応後、析出物
をろ取し、洗浄、乾燥することにより、ヘキサキス〔6
−(2−テノイルアミノ)−6−デオキシ−α−シクロ
デキストリン0.54gを白色粉末として得る。 m.P.258−260℃(分解)
デキストリン塩酸塩0.6gと10%炭酸水素ナトリウ
ム水溶液60mlの混合物に、2−テノイルクロリド0
.6gを加え、室温で3日間攪拌する。反応後、析出物
をろ取し、洗浄、乾燥することにより、ヘキサキス〔6
−(2−テノイルアミノ)−6−デオキシ−α−シクロ
デキストリン0.54gを白色粉末として得る。 m.P.258−260℃(分解)
【0051】
【作用】実験例
HIV−1増殖抑制作用
(原理)ヒトT細胞白血病ウィルスI型〔human
T−cellLeukemiavirus,HTLV
−I〕持続感染細胞株であるMT−4細胞にHIV−1
を感染させるとHIV−1が急速に増殖し、5〜6日で
MT−4細胞は細胞傷害の為に死滅することが知られて
いる。従って、HIV−1を感染させたMT−4細胞の
生細胞数を指標として、検体のHIV−1増殖抑制作用
を調べることが出来る。
T−cellLeukemiavirus,HTLV
−I〕持続感染細胞株であるMT−4細胞にHIV−1
を感染させるとHIV−1が急速に増殖し、5〜6日で
MT−4細胞は細胞傷害の為に死滅することが知られて
いる。従って、HIV−1を感染させたMT−4細胞の
生細胞数を指標として、検体のHIV−1増殖抑制作用
を調べることが出来る。
【0052】(方法)MT−4細胞にHIV−1(TA
LL−1/LAV−1の培養上清)を0.001 T
CID50(median tissue cul
ture infectious dose,50
%組織培養感染量)/cellとなるように37℃で1
時間感染させた後洗浄し、種々の濃度の検体を含むRP
MI−1640培地〔FCS(fetal calf
serum:牛胎児血清)を10%含む〕に1×1
05cell/ml濃度で浮遊させた。この細胞浮遊液
を24穴平底カルチャープレートに1ml/well量
を入れ、37℃、5%二酸化炭素存在下で5日間培養し
た。培養後、細胞浮遊液の生細胞数をトリパンブルー染
色法によりカウントした。検体のHIV−1増殖抑制作
用は、MT−4細胞におけるHIV−1の感染性及び細
胞変性効果を100%阻止する検体の濃度として求めた
。 (結果)結果は下記E表記載の通りである。
LL−1/LAV−1の培養上清)を0.001 T
CID50(median tissue cul
ture infectious dose,50
%組織培養感染量)/cellとなるように37℃で1
時間感染させた後洗浄し、種々の濃度の検体を含むRP
MI−1640培地〔FCS(fetal calf
serum:牛胎児血清)を10%含む〕に1×1
05cell/ml濃度で浮遊させた。この細胞浮遊液
を24穴平底カルチャープレートに1ml/well量
を入れ、37℃、5%二酸化炭素存在下で5日間培養し
た。培養後、細胞浮遊液の生細胞数をトリパンブルー染
色法によりカウントした。検体のHIV−1増殖抑制作
用は、MT−4細胞におけるHIV−1の感染性及び細
胞変性効果を100%阻止する検体の濃度として求めた
。 (結果)結果は下記E表記載の通りである。
【0053】
【表11】
【0054】
【発明の効果】本発明のポリ硫酸エステル化合物は、前
述の通り優れた抗レトロウィルス作用、特にHIVに対
する優れた増殖抑制作用を有すると共に、低毒性であり
医薬として高い安全性を示すという特徴もある。また、
本発明のポリ硫酸エステル化合物は、硫酸化多糖類に知
られている抗凝血作用等の副作用も弱い。
述の通り優れた抗レトロウィルス作用、特にHIVに対
する優れた増殖抑制作用を有すると共に、低毒性であり
医薬として高い安全性を示すという特徴もある。また、
本発明のポリ硫酸エステル化合物は、硫酸化多糖類に知
られている抗凝血作用等の副作用も弱い。
Claims (9)
- 【請求項1】 シクロデキストリンを構成する6〜8
個のD−グルコース単位のうち、少なくとも1個が一般
式【化1】 (但し、R1はアルキル基;置換されていてもよいフェ
ニル基;フェニル基もしくはピレニルカルボニル基で置
換された低級アルキル基;又は含硫複素環式基を表し、
R2は水素原子;又は低級アルカノイルアミノ基もしく
はベンゾイルアミノ基で置換された低級アルキル基を表
す。)で示される単位で置き換えられているアシルアミ
ノシクロデキストリン誘導体のポリ硫酸エステル又はそ
の塩。 - 【請求項2】 R1が炭素数1〜17のアルキル基;
水酸基、炭素数1〜4のアルキル基及び炭素数1〜4の
アルコキシ基から選ばれる1〜2個の基で置換されてい
てもよいフェニル基;フェニル基もしくはピレニルカル
ボニル基で置換された炭素数1〜4のアルキル基;又は
チエニル基であり、R2が水素原子;又は炭素数2〜5
のアルカノイルアミノ基もしくはベンゾイルアミノ基で
置換された炭素数1〜4のアルキル基である請求項1の
化合物。 - 【請求項3】 R1が炭素数1〜17のアルキル基;
フェニル基;又はピレニルカルボニル基で置換された炭
素数1〜4のアルキル基であり、R2が水素原子;又は
ベンゾイルアミノ基で置換された炭素数1〜4のアルキ
ル基である請求項1記載の化合物。 - 【請求項4】 シクロデキストリンが、α−シクロデ
キストリンである請求項1又は2記載の化合物。 - 【請求項5】 シクロデキストリンが、β−シクロデ
キストリンである請求項1又は2記載の化合物。 - 【請求項6】 8〜23個の硫酸エステル基を有する
請求項1又は2の化合物。 - 【請求項7】 シクロデキストリンを構成する6〜8
個のD−グルコース単位のうち、少なくとも1個が一般
式【化2】 (但し、R1はアルキル基;置換されていてもよいフェ
ニル基;フェニル基もしくはピレニルカルボニル基で置
換された低級アルキル基;又は含硫複素環式基を表し、
R2は水素原子;又は低級アルカノイルアミノ基もしく
はベンゾイルアミノ基で置換された低級アルキル基を表
す。)で示される単位で置き換えられているアシルアミ
ノシクロデキストリン誘導体とスルホン化剤とを反応さ
せ、所望により、生成物をその塩とすることを特徴とす
る前記アシルアミノシクロデキストリン誘導体のポリ硫
酸エステル又はその塩の製法。 - 【請求項8】 スルホン化剤が三酸化イオウ・コンプ
レックス、無水硫酸、濃硫酸又はクロロ硫酸である請求
項7記載の方法。 - 【請求項9】 シクロデキストリンを構成する6〜8
個のD−グルコース単位のうち、少なくとも1個が一般
式【化3】 (但し、R1はアルキル基;置換されていてもよいフェ
ニル基;フェニル基もしくはピレニルカルボニル基で置
換された低級アルキル基;又は含硫複素環式基を表し、
R2は水素原子;又は低級アルカノイルアミノ基もしく
はベンゾイルアミノ基で置換された低級アルキル基を表
す。)で示される単位で置き換えられているアシルアミ
ノシクロデキストリン誘導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19898691A JPH04226502A (ja) | 1990-09-27 | 1991-04-08 | アシルアミノシクロデキストリン誘導体のポリ硫酸エステル及びその製法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25925890 | 1990-09-27 | ||
JP2-259258 | 1990-09-27 | ||
JP19898691A JPH04226502A (ja) | 1990-09-27 | 1991-04-08 | アシルアミノシクロデキストリン誘導体のポリ硫酸エステル及びその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04226502A true JPH04226502A (ja) | 1992-08-17 |
Family
ID=26511281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19898691A Pending JPH04226502A (ja) | 1990-09-27 | 1991-04-08 | アシルアミノシクロデキストリン誘導体のポリ硫酸エステル及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04226502A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008528761A (ja) * | 2005-01-28 | 2008-07-31 | ピナクル ファーマシューティカルズ,インク. | 抗菌剤としてのβ−シクロデキストリン誘導体 |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP19898691A patent/JPH04226502A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008528761A (ja) * | 2005-01-28 | 2008-07-31 | ピナクル ファーマシューティカルズ,インク. | 抗菌剤としてのβ−シクロデキストリン誘導体 |
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