JPH04220892A - 信号分散に対応した受信装置および通信システムならびに信号分散特性を決定する方法 - Google Patents
信号分散に対応した受信装置および通信システムならびに信号分散特性を決定する方法Info
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- JPH04220892A JPH04220892A JP3069500A JP6950091A JPH04220892A JP H04220892 A JPH04220892 A JP H04220892A JP 3069500 A JP3069500 A JP 3069500A JP 6950091 A JP6950091 A JP 6950091A JP H04220892 A JPH04220892 A JP H04220892A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N17/00—Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/12—Systems in which the television signal is transmitted via one channel or a plurality of parallel channels, the bandwidth of each channel being less than the bandwidth of the television signal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号分散の特性を判定
する技術に関し、さらに詳細には、トレーニング・シー
ケンスを送り、受信側でそれを処理することにより、信
号分散の特性を正確に定量化できる時間間隔を作り出す
技術に関する。
する技術に関し、さらに詳細には、トレーニング・シー
ケンスを送り、受信側でそれを処理することにより、信
号分散の特性を正確に定量化できる時間間隔を作り出す
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】トレーニング・シーケンスは、所定の時
点列で信号送信機から信号受信機に向けて送信される一
連の所定の記号である。このようなシーケンスは、イコ
ライザ、エコー・キャンセラなどのような受信機におけ
る信号分散補償装置の動作を調節するために使用されて
きた。
点列で信号送信機から信号受信機に向けて送信される一
連の所定の記号である。このようなシーケンスは、イコ
ライザ、エコー・キャンセラなどのような受信機におけ
る信号分散補償装置の動作を調節するために使用されて
きた。
【0003】エコー、即ち信号「ゴースト」のような信
号の分散は、通信システムにおける本来の問題であり、
この問題の難しさは、システムの用途によって異なる。 例えば、通常のテレビ送信システムでは信号ゴースト、
即ちエコーが度々あるが、これらは、視聴者にとって非
常に差し障りのあるものであり、高品位テレビ放送(H
DTV)の信号を識別不能にすることもあり得る。従っ
て、信号分散の補償は、通常のテレビ放送システムでは
非常に望ましく、HDTVおよびその他の多くの通信用
途では必要とも言える。さらに、イコライザおよびエコ
ー・キャンセラなどの信号分散補償装置により、十分な
補償が与えられるが、例えば、振幅、遅延、位相などの
信号分散特性を知ることは、システムの始動および動作
の際のそれらの装置の調節に役立つ。
号の分散は、通信システムにおける本来の問題であり、
この問題の難しさは、システムの用途によって異なる。 例えば、通常のテレビ送信システムでは信号ゴースト、
即ちエコーが度々あるが、これらは、視聴者にとって非
常に差し障りのあるものであり、高品位テレビ放送(H
DTV)の信号を識別不能にすることもあり得る。従っ
て、信号分散の補償は、通常のテレビ放送システムでは
非常に望ましく、HDTVおよびその他の多くの通信用
途では必要とも言える。さらに、イコライザおよびエコ
ー・キャンセラなどの信号分散補償装置により、十分な
補償が与えられるが、例えば、振幅、遅延、位相などの
信号分散特性を知ることは、システムの始動および動作
の際のそれらの装置の調節に役立つ。
【0003】信号分散の特性を決定し得る従来技術の方
法がある。そのような方法では、概して、パルス列、即
ちトレーニング・シーケンスのような特定の信号を送信
し、受信機で検波して分析する。これらの方法により、
分散の振幅が大きく、持続時間が短いアプリケーション
における信号分散特性の満足な推定値が与えられる。し
かし、従来技術の方法では、信号分散の振幅が小さく、
特にチャネル雑音、ジッタまたは同様の損傷がある場合
、不正確な結果が与えられ、そして信号分散の持続時間
が長い場合には、不明瞭な結果が与えられる。これらの
欠点により、さらに一層正確な信号分散補償および信号
分散特性のさらに正確な決定を必要とする通信システム
の開発が妨げられた。
法がある。そのような方法では、概して、パルス列、即
ちトレーニング・シーケンスのような特定の信号を送信
し、受信機で検波して分析する。これらの方法により、
分散の振幅が大きく、持続時間が短いアプリケーション
における信号分散特性の満足な推定値が与えられる。し
かし、従来技術の方法では、信号分散の振幅が小さく、
特にチャネル雑音、ジッタまたは同様の損傷がある場合
、不正確な結果が与えられ、そして信号分散の持続時間
が長い場合には、不明瞭な結果が与えられる。これらの
欠点により、さらに一層正確な信号分散補償および信号
分散特性のさらに正確な決定を必要とする通信システム
の開発が妨げられた。
【0004】最近では、1989年11月30日に提出
され、チャオ他に対して係属中で本代理人に指定された
通し番号第443,772号の米国特許出願に開示され
ているように、それぞれの記号の数が異なるような2つ
の異なったトレーニング・シーケンスを送信して従来技
術の前記の問題を克服する方法が開発された。この方法
は、それ以前の従来技術の精度をはるかに上回る精度を
与える一方で、2つの異なるトレーニング・シーケンス
を送るために必ずしも利用できるとは限らない時間長を
必要とする。
され、チャオ他に対して係属中で本代理人に指定された
通し番号第443,772号の米国特許出願に開示され
ているように、それぞれの記号の数が異なるような2つ
の異なったトレーニング・シーケンスを送信して従来技
術の前記の問題を克服する方法が開発された。この方法
は、それ以前の従来技術の精度をはるかに上回る精度を
与える一方で、2つの異なるトレーニング・シーケンス
を送るために必ずしも利用できるとは限らない時間長を
必要とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、振幅が小さく
持続時間の長い信号分散の決定に大いに精度を与え、し
かも時間長を余り必要としない方法が望まれる。
持続時間の長い信号分散の決定に大いに精度を与え、し
かも時間長を余り必要としない方法が望まれる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の所定の
記号を含み、少なくとも信号分散の予測される遅延範囲
に等しい時間長を有するトレーニング・シーケンスを送
信することによって、信号分散の振幅、位相および遅延
を決定する概念を扱う。受信機において、トレーニング
・シーケンスが受信され、相関および信号複製の技法を
用いて処理される。次に、この処理されたトレーニング
・シーケンスは、前記の信号分散特性の少なくとも1つ
を決定するために利用される。
記号を含み、少なくとも信号分散の予測される遅延範囲
に等しい時間長を有するトレーニング・シーケンスを送
信することによって、信号分散の振幅、位相および遅延
を決定する概念を扱う。受信機において、トレーニング
・シーケンスが受信され、相関および信号複製の技法を
用いて処理される。次に、この処理されたトレーニング
・シーケンスは、前記の信号分散特性の少なくとも1つ
を決定するために利用される。
【0007】本発明の特徴は、種々の異なる通信システ
ムに適用でき、特にトレーニング・シーケンスが都合良
く垂直帰線消去期間中に送ることができるテレビ信号の
伝送に適合できることである。本発明のもう1つの特徴
は、信号分散が長く続いたり、小さな振幅を有したり、
またはチャネル雑音、ジッタ、および同様の損傷を伴う
場合、信号分離の特性を決定する精度が著しく向上する
ことである。
ムに適用でき、特にトレーニング・シーケンスが都合良
く垂直帰線消去期間中に送ることができるテレビ信号の
伝送に適合できることである。本発明のもう1つの特徴
は、信号分散が長く続いたり、小さな振幅を有したり、
またはチャネル雑音、ジッタ、および同様の損傷を伴う
場合、信号分離の特性を決定する精度が著しく向上する
ことである。
【0008】
【実施例】図1は、本発明に従って期間102の間にト
レーニング・シーケンス101を取り入れる強化した説
明用のNTSC方式テレビ信号フォーマットの一部10
0を示す。この場合、言うまでもなく、本発明は、その
ようなテレビ信号フォーマットにおける使用に限らず、
SECAM(Sequence Electroniq
ue Couleur AvecMemoire)方式
、PAL(Phase Alternation by
Line)方式、および高解像度テレビ(HDTV)
などの任意のテレビ信号フォーマットの他、テレビ伝送
以外の通信システムに対する信号フォーマットにも利用
することができることを理解する必要がある。この例と
してのフォーマットにおいて、シーケンス101には、
期間102が35.6x10−6秒(μs)持続するよ
うに7.160x106記号/秒の速度で送信される2
55個の記号が含まれる。シーケンス101は、疑似ラ
ンダム・シーケンスであることが好ましい。さらに、同
図のように、水平同期パルス104と105の間に及ぶ
63.56μsの水平線期間103にシーケンス101
が送られるので好都合である。水平線期間103は、ビ
デオ・フレームの垂直帰線消去期間における複数の線期
間の1つである。 水平線期間103における未使用の期間にトレーニング
・シーケンスを統合することは、シーケンス101の前
後に送信されるテレビ信号に変更を必要としないので好
都合である。包絡線106および107は、パルス10
4および105にそれぞれ続くNTSCフォーマットに
おけるカラー・バーストを表す。期間109および11
0におけるNTSCフォーマットの信号は、周知であり
、本発明に関係のない周知の機能を与える。しかし、後
述のように、本発明では、これらの期間における信号の
周知の性質を都合良く利用して、送信されたトレーニン
グ・シーケンス101の記憶・減算処理による精密な複
製を可能にしている。期間109は、後に現れる(ポス
トカーソル)ゴーストの最大遅延時間に少なくとも等し
く、期間110は、ポストカーソル・ゴーストの最大遅
延時間と前に現れる(プリカーソル)ゴーストの遅延時
間との和に少なくとも等しくなければならない。前者の
遅延時間は、概して、正の時間値で表され、後者の遅延
時間は、概して、負の遅延時間で表される。代数符号を
無視した最大ポストカーソル・ゴースト遅延時間値とプ
リカーソル・ゴースト遅延時間値との和を以下において
信号分散遅延の予測範囲と称する。
レーニング・シーケンス101を取り入れる強化した説
明用のNTSC方式テレビ信号フォーマットの一部10
0を示す。この場合、言うまでもなく、本発明は、その
ようなテレビ信号フォーマットにおける使用に限らず、
SECAM(Sequence Electroniq
ue Couleur AvecMemoire)方式
、PAL(Phase Alternation by
Line)方式、および高解像度テレビ(HDTV)
などの任意のテレビ信号フォーマットの他、テレビ伝送
以外の通信システムに対する信号フォーマットにも利用
することができることを理解する必要がある。この例と
してのフォーマットにおいて、シーケンス101には、
期間102が35.6x10−6秒(μs)持続するよ
うに7.160x106記号/秒の速度で送信される2
55個の記号が含まれる。シーケンス101は、疑似ラ
ンダム・シーケンスであることが好ましい。さらに、同
図のように、水平同期パルス104と105の間に及ぶ
63.56μsの水平線期間103にシーケンス101
が送られるので好都合である。水平線期間103は、ビ
デオ・フレームの垂直帰線消去期間における複数の線期
間の1つである。 水平線期間103における未使用の期間にトレーニング
・シーケンスを統合することは、シーケンス101の前
後に送信されるテレビ信号に変更を必要としないので好
都合である。包絡線106および107は、パルス10
4および105にそれぞれ続くNTSCフォーマットに
おけるカラー・バーストを表す。期間109および11
0におけるNTSCフォーマットの信号は、周知であり
、本発明に関係のない周知の機能を与える。しかし、後
述のように、本発明では、これらの期間における信号の
周知の性質を都合良く利用して、送信されたトレーニン
グ・シーケンス101の記憶・減算処理による精密な複
製を可能にしている。期間109は、後に現れる(ポス
トカーソル)ゴーストの最大遅延時間に少なくとも等し
く、期間110は、ポストカーソル・ゴーストの最大遅
延時間と前に現れる(プリカーソル)ゴーストの遅延時
間との和に少なくとも等しくなければならない。前者の
遅延時間は、概して、正の時間値で表され、後者の遅延
時間は、概して、負の遅延時間で表される。代数符号を
無視した最大ポストカーソル・ゴースト遅延時間値とプ
リカーソル・ゴースト遅延時間値との和を以下において
信号分散遅延の予測範囲と称する。
【0009】図2は、説明のためのNTSC方式テレビ
信号フォーマットの一部200を示すが、同フォーマッ
トでは、部分200が、部分100の後に続き、垂直帰
線消去期間中に水平線期間201を含んでいる。水平線
期間103は、水平同期パルス202と203との間に
配置されている。包絡線204および205は、カラー
・バーストを表し、図1の包絡線106および107と
同じである。トレーニング・シーケンス101が水平線
期間201の間は送信されないことを除けば、部分10
0と200とは同一であることに注意を要する。
信号フォーマットの一部200を示すが、同フォーマッ
トでは、部分200が、部分100の後に続き、垂直帰
線消去期間中に水平線期間201を含んでいる。水平線
期間103は、水平同期パルス202と203との間に
配置されている。包絡線204および205は、カラー
・バーストを表し、図1の包絡線106および107と
同じである。トレーニング・シーケンス101が水平線
期間201の間は送信されないことを除けば、部分10
0と200とは同一であることに注意を要する。
【0010】図3は、NTSC信号フォーマットの8つ
の部分300〜307の内部におけるトレーニング・シ
ーケンス101の送信の周期的性質を示す。部分300
〜307のそれぞれは、同じ持続時間を有し、8つの連
続する垂直帰線消去期間にそれぞれ1つずつの水平線期
間308〜315を有する。このような各水平線期間は
、1対の水平同期パルス104と105との間に配置さ
れている。
の部分300〜307の内部におけるトレーニング・シ
ーケンス101の送信の周期的性質を示す。部分300
〜307のそれぞれは、同じ持続時間を有し、8つの連
続する垂直帰線消去期間にそれぞれ1つずつの水平線期
間308〜315を有する。このような各水平線期間は
、1対の水平同期パルス104と105との間に配置さ
れている。
【0011】トレーニング・シーケンス期間という用語
を各垂直帰線消去期間の1つの水平線期間内の時間間隔
として定義するものとする。このトレーニング・シーケ
ンス期間中に、トレーニング・シーケンス101または
ゼロのdc信号が送信される。従って、図3の308か
ら315の指定は、このトレーニング・シーケンス期間
を示す。
を各垂直帰線消去期間の1つの水平線期間内の時間間隔
として定義するものとする。このトレーニング・シーケ
ンス期間中に、トレーニング・シーケンス101または
ゼロのdc信号が送信される。従って、図3の308か
ら315の指定は、このトレーニング・シーケンス期間
を示す。
【0012】図3に示したNTSC信号フォーマットで
は、何れのトレーニング・シーケンス期間の前後の信号
も、すぐ後に続くトレーニング・シーケンス期間の前後
の信号とは異なる。例えば、期間316および317の
信号は、トレーニング・シーケンス期間308の直前お
よび直後のものであるが、トレーニング・シーケンス期
間309の直前および直後の期間318および319の
信号とは異なる。トレーニング・シーケンス期間309
は、トレーニング・シーケンス期間308を含む垂直帰
線消去期間のすぐ後に続く垂直帰線消去期間の間に発生
する。しかし、任意の所与のトレーニング・シーケンス
期間の前後の信号は、その所与のトレーニング・シーケ
ンス期間から4番目のトレーニング・シーケンス期間の
前後の信号と同じである。この点については、部分30
0および304は、トレーニング・シーケンス101を
除いて同一であることに注意を要する。この同一性は、
部分301および305、部分302および306、な
らびに部分303および307の間にも存在する。従っ
て、前記の対にされた信号部分における信号を記憶し、
それぞれ対で記憶された1つの信号を他の信号から引き
算すれば、送信されたトレーニング・シーケンスの正確
な複製を再生することができる。例えば、トレーニング
・シーケンス101であれば、受信機において、部分3
00から部分304を引き、部分305から部分301
を引き、部分302から部分306を引き、さらに部分
307から部分303を引くことによって、再生するこ
とができる。本発明に従って構成された受信機において
用いられるのは、このように、それぞれがトレーニング
・シーケンス期間を含む前記の信号部分を対にする処理
である。
は、何れのトレーニング・シーケンス期間の前後の信号
も、すぐ後に続くトレーニング・シーケンス期間の前後
の信号とは異なる。例えば、期間316および317の
信号は、トレーニング・シーケンス期間308の直前お
よび直後のものであるが、トレーニング・シーケンス期
間309の直前および直後の期間318および319の
信号とは異なる。トレーニング・シーケンス期間309
は、トレーニング・シーケンス期間308を含む垂直帰
線消去期間のすぐ後に続く垂直帰線消去期間の間に発生
する。しかし、任意の所与のトレーニング・シーケンス
期間の前後の信号は、その所与のトレーニング・シーケ
ンス期間から4番目のトレーニング・シーケンス期間の
前後の信号と同じである。この点については、部分30
0および304は、トレーニング・シーケンス101を
除いて同一であることに注意を要する。この同一性は、
部分301および305、部分302および306、な
らびに部分303および307の間にも存在する。従っ
て、前記の対にされた信号部分における信号を記憶し、
それぞれ対で記憶された1つの信号を他の信号から引き
算すれば、送信されたトレーニング・シーケンスの正確
な複製を再生することができる。例えば、トレーニング
・シーケンス101であれば、受信機において、部分3
00から部分304を引き、部分305から部分301
を引き、部分302から部分306を引き、さらに部分
307から部分303を引くことによって、再生するこ
とができる。本発明に従って構成された受信機において
用いられるのは、このように、それぞれがトレーニング
・シーケンス期間を含む前記の信号部分を対にする処理
である。
【0013】本発明を取り入れる送信機400を示す図
4について説明する。送信された情報信号は、説明用の
実施例では通常のNTSCフォーマットの信号であるが
、情報源401によって生成される。次に、この信号は
、タイミング信号発生器403からのタイミング信号の
制御下にある信号ゲートウェイ405に結合される。 トレーニング・シーケンス発生器402は、タイミング
信号発生器403からのタイミング信号の制御下で、水
平線期間308、310、313、および315の間に
トレーニング・シーケンス101を発生し、それらのシ
ーケンスを信号ゲートウェイ405に結合する。これら
の疑似ランダム・シーケンスの各々は、信号ゲートウェ
イ405に結合される前に、2乗余弦透過フィルタ40
4によってスペクトル的に整形されるので好都合である
。ゲートウェイ405は、説明のため単一の棒で表した
が、多連スイッチであり、信号源401またはトレーニ
ング・シーケンス発生器402からの信号を選択的に変
調器406に結合する。変調器406は、この説明のた
めのNTSC方式テレビ応用システムにおける残留側波
帯(VSB)振幅変調または他の通信システムにおける
直角振幅変調(QAM)を与える。
4について説明する。送信された情報信号は、説明用の
実施例では通常のNTSCフォーマットの信号であるが
、情報源401によって生成される。次に、この信号は
、タイミング信号発生器403からのタイミング信号の
制御下にある信号ゲートウェイ405に結合される。 トレーニング・シーケンス発生器402は、タイミング
信号発生器403からのタイミング信号の制御下で、水
平線期間308、310、313、および315の間に
トレーニング・シーケンス101を発生し、それらのシ
ーケンスを信号ゲートウェイ405に結合する。これら
の疑似ランダム・シーケンスの各々は、信号ゲートウェ
イ405に結合される前に、2乗余弦透過フィルタ40
4によってスペクトル的に整形されるので好都合である
。ゲートウェイ405は、説明のため単一の棒で表した
が、多連スイッチであり、信号源401またはトレーニ
ング・シーケンス発生器402からの信号を選択的に変
調器406に結合する。変調器406は、この説明のた
めのNTSC方式テレビ応用システムにおける残留側波
帯(VSB)振幅変調または他の通信システムにおける
直角振幅変調(QAM)を与える。
【0014】透過フィルタ404には、タップ付き遅延
線407、サンプルホールド回路付きデジタル/アナロ
グ変換器(D/A変換器)408、およびアナログ低域
通過フィルタ(LPF)409が都合良く直列に接続さ
れて含まれている。タップ付き遅延線407およびD/
A変換器408は、記号速度(Fc)の4倍のクロック
が与えられる。アナログLPF409により、帯域外の
信号エネルギーが都合良く除去される。
線407、サンプルホールド回路付きデジタル/アナロ
グ変換器(D/A変換器)408、およびアナログ低域
通過フィルタ(LPF)409が都合良く直列に接続さ
れて含まれている。タップ付き遅延線407およびD/
A変換器408は、記号速度(Fc)の4倍のクロック
が与えられる。アナログLPF409により、帯域外の
信号エネルギーが都合良く除去される。
【0015】図5および図6は、本発明を取り入れる基
底帯域受信機500および600の交互の実施例をそれ
ぞれ示す。図5に示したように、トレーニング・シーケ
ンスを伴う受信された変調信号は、導線501を介し自
動利得制御(AGC)回路502を通って復調器503
および504に結合される。各変調器は、受信した信号
に搬送波源505によって生成された搬送波信号を乗じ
る。これらの搬送波信号の一方は、cos(ωct+θ
e)で表され、他方は、sin(ωct+θe)で表さ
れる。ここで、ωcは、図4の送信機の変調器で使用さ
れる搬送波周波数であり、θeは、搬送波源504によ
って供給される搬送波信号と送信機の変調器によって使
用される搬送波信号との間の位相角である。
底帯域受信機500および600の交互の実施例をそれ
ぞれ示す。図5に示したように、トレーニング・シーケ
ンスを伴う受信された変調信号は、導線501を介し自
動利得制御(AGC)回路502を通って復調器503
および504に結合される。各変調器は、受信した信号
に搬送波源505によって生成された搬送波信号を乗じ
る。これらの搬送波信号の一方は、cos(ωct+θ
e)で表され、他方は、sin(ωct+θe)で表さ
れる。ここで、ωcは、図4の送信機の変調器で使用さ
れる搬送波周波数であり、θeは、搬送波源504によ
って供給される搬送波信号と送信機の変調器によって使
用される搬送波信号との間の位相角である。
【0016】各復調器の出力は、低域通過フィルタ(L
PF)506および507を通してアナログ/デジタル
変換器(A/D)508および509に結合される。こ
れらのアナログ/デジタル変換器のデジタル出力は、複
素イコライザ510に供給される。この複素イコライザ
510では、送信された情報信号を正確に再生し、かつ
以降の通常のビデオ処理のために出力信号の対を与える
ために、前記の受信された信号の歪が除去される。イコ
ライザ510に関する「複素」という用語は、このイコ
ライザが複素数、即ち実部と虚部とを有する係数を利用
しているという事実を指しているのである。また、変換
器508および509のデジタル出力は、記憶・減算回
路512および513にも結合される。
PF)506および507を通してアナログ/デジタル
変換器(A/D)508および509に結合される。こ
れらのアナログ/デジタル変換器のデジタル出力は、複
素イコライザ510に供給される。この複素イコライザ
510では、送信された情報信号を正確に再生し、かつ
以降の通常のビデオ処理のために出力信号の対を与える
ために、前記の受信された信号の歪が除去される。イコ
ライザ510に関する「複素」という用語は、このイコ
ライザが複素数、即ち実部と虚部とを有する係数を利用
しているという事実を指しているのである。また、変換
器508および509のデジタル出力は、記憶・減算回
路512および513にも結合される。
【0017】記憶・減算回路512および513の機能
は、図3の対になった波形、即ち300と304、30
1と305、305と306、そして303と307を
記憶し、次に各対の一方の波形を他方から引くことによ
って、受信した信号からトレーニング・シーケンスを再
生することである。これらの対になった波形のそれぞれ
を再生するように到来する信号波形を適切な時間に抽出
するために、回路512および513は、タイミング回
路514によって周期的にエネーブルにされる。回路5
12および513によって再生された再生トレーニング
・シーケンスは、それぞれSIおよびSQとして示され
る。
は、図3の対になった波形、即ち300と304、30
1と305、305と306、そして303と307を
記憶し、次に各対の一方の波形を他方から引くことによ
って、受信した信号からトレーニング・シーケンスを再
生することである。これらの対になった波形のそれぞれ
を再生するように到来する信号波形を適切な時間に抽出
するために、回路512および513は、タイミング回
路514によって周期的にエネーブルにされる。回路5
12および513によって再生された再生トレーニング
・シーケンスは、それぞれSIおよびSQとして示され
る。
【0018】相関器515および516は、トレーニン
グ・シーケンスの検出時に出力パルスを生成するように
設計されている。これらの出力パルスは、他の時の相関
器出力と共に、シフト・加算回路517および518の
内部でトレーニング・シーケンスの長さに等しい間隔で
3回複製される。相関器の出力パルス、およびトレーニ
ング・シーケンス持続時間におけるそれらの複製によっ
て信号PIおよびPQが生成される。結合器519は、
信号PIおよびPQを受信して、これらの信号の2乗の
和を生成する。この和をPとして示す。論理回路520
により、信号Pに応じて信号分散の振幅および遅延の特
性が決定される。
グ・シーケンスの検出時に出力パルスを生成するように
設計されている。これらの出力パルスは、他の時の相関
器出力と共に、シフト・加算回路517および518の
内部でトレーニング・シーケンスの長さに等しい間隔で
3回複製される。相関器の出力パルス、およびトレーニ
ング・シーケンス持続時間におけるそれらの複製によっ
て信号PIおよびPQが生成される。結合器519は、
信号PIおよびPQを受信して、これらの信号の2乗の
和を生成する。この和をPとして示す。論理回路520
により、信号Pに応じて信号分散の振幅および遅延の特
性が決定される。
【0019】シフト・加算回路を使用することは、あた
かもトレーニング・シーケンス101が連続して4回送
信されたかのように相関器の出力パルスを都合良く再生
するという効果がある。これを行うことは可能であるが
、持続時間が少なくとも信号分散の遅延の範囲に等しい
トレーニング・シーケンスをそのように連続的に送るこ
とは、利用できる以上に長い時間長を必要とする。他の
信号伝送のために使用されていない期間がトレーニング
・シーケンスをそのように連続的に送れるほど長くはな
いNTSC、PAL、およびSECAMなどの通常送信
されるテレビ信号の場合、特にそうである。
かもトレーニング・シーケンス101が連続して4回送
信されたかのように相関器の出力パルスを都合良く再生
するという効果がある。これを行うことは可能であるが
、持続時間が少なくとも信号分散の遅延の範囲に等しい
トレーニング・シーケンスをそのように連続的に送るこ
とは、利用できる以上に長い時間長を必要とする。他の
信号伝送のために使用されていない期間がトレーニング
・シーケンスをそのように連続的に送れるほど長くはな
いNTSC、PAL、およびSECAMなどの通常送信
されるテレビ信号の場合、特にそうである。
【0020】論理回路によって決定される振幅および遅
延の特性は、単一の相関器、即ち相関器515とそれに
関係付けられた単一のシフト・加算回路517だけを用
いて作ることができ、従って、相関器516、シフト・
加算回路518、および結合器519の使用は、排除す
ることができるが、両方の相関器と結合器を使用すると
、搬送波源505によって生成される搬送波の位相を調
節する機構とAGC回路502によって与えられる自動
利得制御とが与えられる。さらに、信号PIおよびPQ
の両方を使用することにより、搬送波の位相調節がまだ
行われている間にゴーストの特性の評価が可能となる。
延の特性は、単一の相関器、即ち相関器515とそれに
関係付けられた単一のシフト・加算回路517だけを用
いて作ることができ、従って、相関器516、シフト・
加算回路518、および結合器519の使用は、排除す
ることができるが、両方の相関器と結合器を使用すると
、搬送波源505によって生成される搬送波の位相を調
節する機構とAGC回路502によって与えられる自動
利得制御とが与えられる。さらに、信号PIおよびPQ
の両方を使用することにより、搬送波の位相調節がまだ
行われている間にゴーストの特性の評価が可能となる。
【0021】正しい搬送波の位相の評価は、PQ/PI
のアーク・タンジェントを近似する位相評価器内部の周
知の手段によってPIおよびPQを用いることにより、
決定することができる。位相評価器の出力に現れ、数1
として指定される評価された搬送波位相を搬送波源50
5に結合することにより、搬送波の位相の調節を容易に
行うことができる。同様に、信号Pを用いることにより
、周知のように、受信機の利得を修正するように受信さ
れた信号の振幅を評価することができる。この利得の調
節を与えるために、図5において、信号PがAGC回路
502に結合される。
のアーク・タンジェントを近似する位相評価器内部の周
知の手段によってPIおよびPQを用いることにより、
決定することができる。位相評価器の出力に現れ、数1
として指定される評価された搬送波位相を搬送波源50
5に結合することにより、搬送波の位相の調節を容易に
行うことができる。同様に、信号Pを用いることにより
、周知のように、受信機の利得を修正するように受信さ
れた信号の振幅を評価することができる。この利得の調
節を与えるために、図5において、信号PがAGC回路
502に結合される。
【0022】信号PIおよびPQと共に論理回路520
によって与えられる振幅および遅延の特性は、複素イコ
ライザ510に結合され、そこで、その動作の調節に使
用される。具体的には、周知のように、何れのイコライ
ザ係数がゼロでないかを決定するために振幅および遅延
の特性が使用され、これらのゼロでない係数の値を調節
するために信号PIおよびPQが使用される。
によって与えられる振幅および遅延の特性は、複素イコ
ライザ510に結合され、そこで、その動作の調節に使
用される。具体的には、周知のように、何れのイコライ
ザ係数がゼロでないかを決定するために振幅および遅延
の特性が使用され、これらのゼロでない係数の値を調節
するために信号PIおよびPQが使用される。
【0023】図6に示した受信機の実施例は、相関器お
よびシフト・加算回路の直列接続が逆であること以外は
、図5を参照して既に説明したものと同一である。結果
として、図5では相関器の出力を複製するのに対し、図
6ではトレーニング・シーケンスが複製される。この逆
になった状態は、同等である。図5の同相シフト・加算
回路517の説明用の出力は、PIとして示されるが、
図7に示す。直角シフト・加算回路518の出力は、P
Qとして示され、受信された信号が伝播してきた通信媒
体の位相シフトの関数によってPIに関係付けられる。 周知のとおり、相関器のは、トレーニング・シーケンス
を検出したときには、大きな振幅の出力パルスを与える
ように設計されている。そのほかの時は、相関器の出力
は、不明瞭なこともあり、相関器の出力の振幅は、トレ
ーニング・シーケンスが検出されたときより、かなり小
さい。
よびシフト・加算回路の直列接続が逆であること以外は
、図5を参照して既に説明したものと同一である。結果
として、図5では相関器の出力を複製するのに対し、図
6ではトレーニング・シーケンスが複製される。この逆
になった状態は、同等である。図5の同相シフト・加算
回路517の説明用の出力は、PIとして示されるが、
図7に示す。直角シフト・加算回路518の出力は、P
Qとして示され、受信された信号が伝播してきた通信媒
体の位相シフトの関数によってPIに関係付けられる。 周知のとおり、相関器のは、トレーニング・シーケンス
を検出したときには、大きな振幅の出力パルスを与える
ように設計されている。そのほかの時は、相関器の出力
は、不明瞭なこともあり、相関器の出力の振幅は、トレ
ーニング・シーケンスが検出されたときより、かなり小
さい。
【0024】信号PIは、4つの信号ピーク701〜7
04を含み、各ピークは、トレーニング・シーケンスま
たは図5のシフト・加算回路によって生成されるその複
製を表す。これらのピークは、35.6μsの時間間隔
だけ隔てられている。ピーク701と702との間、お
よびピーク703と704との間の間隔は、トレーニン
グ・シーケンスの不完全に相関されたポストカーソル・
ゴーストとプリカーソル・ゴーストによってそれぞれ潰
される。これらの不完全に相関されたポストカーソル・
ゴーストおよびプリカーソル・ゴーストは、波形705
および706によって、それぞれ表される。このような
不完全に相関されたゴーストが存在することにより、波
形705および706を含む期間707および708の
部分におけるゴースト特性を明らかに識別する能力が低
下する。しかし、これらの期間の何れか一方を信号分散
特性の決定に使用することができるので、受信機のシフ
ト・加算回路は、その入力の最低1つの複製を与えれば
良い。とはいえ、このような回路は、例示した4つのピ
ーク707〜708を与えるように、その入力信号の複
製を3つ与えれば、それによって「平穏域」と示された
最も内側の期間709のためにバッファ期間707およ
び708が与えられるので好都合である。このようなバ
ッファ期間によって、不完全な相関関係にあるゴースト
から平穏域709が時間的に十分に分離され、結果的に
、平穏域には、完全な相関関係を受ける送信されたトレ
ーニング・シーケンスのゴースト信号を除く一切のゴー
スト信号が欠けることになる。このようなゴースト信号
は、ポストカーソル・ゴースト信号として、トレーニン
グ・シーケンスの後に受信されることもあり、プリカー
ソル・ゴースト信号として、トレーニング・シーケンス
に先立って受信機に達することもある。図7には、ピー
ク702に続く時間間隔711に位置する信号ピーク7
10としてポストカーソル・ゴーストが1つと、ピーク
703に先行する時間間隔713に位置するピーク71
2としてプリカーソル・ゴーストが1つ示されている。 従って、本発明によって使用され、かつ論理回路519
内部で与えられる方法は、平穏域において所定の水準を
越える信号の存在とその信号強度とを判定することであ
る。次に、そのゴーストの遅延時間が、ピーク702ま
たは703に関係するしきい値を上回る検出された信号
の位置によって決定される。平穏域709の持続時間が
、概して負の時間値で指定される最大に遅れたプリカー
ソル・ゴーストから概して正の時間値によって指定され
る最大に遅れたポストカーソル・ゴーストに及ぶ範囲に
少なくとも及ぶので、ポストカーソル・ゴーストとプリ
カーソル・ゴーストとの識別には、事実上、曖昧さはな
い。
04を含み、各ピークは、トレーニング・シーケンスま
たは図5のシフト・加算回路によって生成されるその複
製を表す。これらのピークは、35.6μsの時間間隔
だけ隔てられている。ピーク701と702との間、お
よびピーク703と704との間の間隔は、トレーニン
グ・シーケンスの不完全に相関されたポストカーソル・
ゴーストとプリカーソル・ゴーストによってそれぞれ潰
される。これらの不完全に相関されたポストカーソル・
ゴーストおよびプリカーソル・ゴーストは、波形705
および706によって、それぞれ表される。このような
不完全に相関されたゴーストが存在することにより、波
形705および706を含む期間707および708の
部分におけるゴースト特性を明らかに識別する能力が低
下する。しかし、これらの期間の何れか一方を信号分散
特性の決定に使用することができるので、受信機のシフ
ト・加算回路は、その入力の最低1つの複製を与えれば
良い。とはいえ、このような回路は、例示した4つのピ
ーク707〜708を与えるように、その入力信号の複
製を3つ与えれば、それによって「平穏域」と示された
最も内側の期間709のためにバッファ期間707およ
び708が与えられるので好都合である。このようなバ
ッファ期間によって、不完全な相関関係にあるゴースト
から平穏域709が時間的に十分に分離され、結果的に
、平穏域には、完全な相関関係を受ける送信されたトレ
ーニング・シーケンスのゴースト信号を除く一切のゴー
スト信号が欠けることになる。このようなゴースト信号
は、ポストカーソル・ゴースト信号として、トレーニン
グ・シーケンスの後に受信されることもあり、プリカー
ソル・ゴースト信号として、トレーニング・シーケンス
に先立って受信機に達することもある。図7には、ピー
ク702に続く時間間隔711に位置する信号ピーク7
10としてポストカーソル・ゴーストが1つと、ピーク
703に先行する時間間隔713に位置するピーク71
2としてプリカーソル・ゴーストが1つ示されている。 従って、本発明によって使用され、かつ論理回路519
内部で与えられる方法は、平穏域において所定の水準を
越える信号の存在とその信号強度とを判定することであ
る。次に、そのゴーストの遅延時間が、ピーク702ま
たは703に関係するしきい値を上回る検出された信号
の位置によって決定される。平穏域709の持続時間が
、概して負の時間値で指定される最大に遅れたプリカー
ソル・ゴーストから概して正の時間値によって指定され
る最大に遅れたポストカーソル・ゴーストに及ぶ範囲に
少なくとも及ぶので、ポストカーソル・ゴーストとプリ
カーソル・ゴーストとの識別には、事実上、曖昧さはな
い。
【0025】図8および図9は、本発明を取り入れる通
過帯域受信機の互い違いの実施例である。これらの受信
機において、導線801上の受信されたQAM信号は、
AGC回路802を介して、アナログ/デジタル変換器
803、そして通過帯域ヒルベルト・フィルタの対80
4および805へと結合される。フィルタ804および
805が与える出力は、複素イコライザ810、および
記憶・減算回路812および813に結合される。複素
イコライザ810の出力は、送信された情報信号が出力
826上に生成されるように、回転器825に接続され
る。記憶・減算回路812およひ813、相関器815
および816、シフト・加算回路817および818、
結合器819、論理回路820、ならびに位相評価器8
12の動作は、基底帯域受信機における相対要素と機能
的に同等である。シフト・加算回路817および818
と相関器815および816との直列接続が逆であるこ
とを除けば、図9は動作において図8に類似している。
過帯域受信機の互い違いの実施例である。これらの受信
機において、導線801上の受信されたQAM信号は、
AGC回路802を介して、アナログ/デジタル変換器
803、そして通過帯域ヒルベルト・フィルタの対80
4および805へと結合される。フィルタ804および
805が与える出力は、複素イコライザ810、および
記憶・減算回路812および813に結合される。複素
イコライザ810の出力は、送信された情報信号が出力
826上に生成されるように、回転器825に接続され
る。記憶・減算回路812およひ813、相関器815
および816、シフト・加算回路817および818、
結合器819、論理回路820、ならびに位相評価器8
12の動作は、基底帯域受信機における相対要素と機能
的に同等である。シフト・加算回路817および818
と相関器815および816との直列接続が逆であるこ
とを除けば、図9は動作において図8に類似している。
【0026】図5、6、8および9における相関器のフ
ィルタの係数はトレーニング・シーケンスのそれに相当
する2進数であることが望ましい。なぜなら、そのよう
な係数は、+1および−1のような2つの値の1つしか
持つことができないので、それによって実現が単純化さ
れるからである。しかし、相関器および送信器のトレー
ニング・シーケンス発生器の両方にそのような2進係数
を使用することにより、平穏域にdcバイアスを作るこ
とができる。このようなdcバイアスは、疑似ランダム
・シーケンスの自己相関性のために固有のものであるが
、周知の方法を用いて除去することが可能である。例え
ば、dcバイアスを測定し、PIおよびPQ、または信
号結合器の出力信号Pから引く方法がある。また、信号
を遅延させたものをその信号自体から引くというような
適切に選択されたdc阻止フィルタ(図示せず)にPI
とPQ、またはPを通すことによって、dcバイアスを
除去する方法もある。
ィルタの係数はトレーニング・シーケンスのそれに相当
する2進数であることが望ましい。なぜなら、そのよう
な係数は、+1および−1のような2つの値の1つしか
持つことができないので、それによって実現が単純化さ
れるからである。しかし、相関器および送信器のトレー
ニング・シーケンス発生器の両方にそのような2進係数
を使用することにより、平穏域にdcバイアスを作るこ
とができる。このようなdcバイアスは、疑似ランダム
・シーケンスの自己相関性のために固有のものであるが
、周知の方法を用いて除去することが可能である。例え
ば、dcバイアスを測定し、PIおよびPQ、または信
号結合器の出力信号Pから引く方法がある。また、信号
を遅延させたものをその信号自体から引くというような
適切に選択されたdc阻止フィルタ(図示せず)にPI
とPQ、またはPを通すことによって、dcバイアスを
除去する方法もある。
【0027】疑似ランダム・シーケンスに代わり、修正
を加えた疑似ランダム・シーケンスを送ることも可能で
ある。修正疑似ランダム・シーケンスの場合は、送信さ
れる記号が元の疑似ランダム・シーケンスの正と負の等
しい値ではなく、ゼロまたは正の数の何れかになるよう
に、疑似ランダム・シーケンスの各記号にdc定数が加
えられる。修正疑似ランダム・シーケンスを使用する利
点は、元の疑似ランダム・シーケンスと同様に、相関器
の出力において平穏域にdcバイアスが全くないことで
ある。従って、本発明の好ましい実施例においては、2
進相関器と修正疑似ランダム・トレーニング・シーケン
スの両方を用いるほうが好ましい。もう1つの構成では
、+1と−1の記号値を有する疑似ランダム・シーケン
スが送信され、2進相関器の係数が、+1と−1の値の
代わりに+1または0の何れかの値をとる。
を加えた疑似ランダム・シーケンスを送ることも可能で
ある。修正疑似ランダム・シーケンスの場合は、送信さ
れる記号が元の疑似ランダム・シーケンスの正と負の等
しい値ではなく、ゼロまたは正の数の何れかになるよう
に、疑似ランダム・シーケンスの各記号にdc定数が加
えられる。修正疑似ランダム・シーケンスを使用する利
点は、元の疑似ランダム・シーケンスと同様に、相関器
の出力において平穏域にdcバイアスが全くないことで
ある。従って、本発明の好ましい実施例においては、2
進相関器と修正疑似ランダム・トレーニング・シーケン
スの両方を用いるほうが好ましい。もう1つの構成では
、+1と−1の記号値を有する疑似ランダム・シーケン
スが送信され、2進相関器の係数が、+1と−1の値の
代わりに+1または0の何れかの値をとる。
【0028】信号分散遅延のさらに高い解像度を与える
ために、図5、6、8および9におけるアナログ/デジ
タル変換器508、記憶・減算回路512、相関器51
5、およびシフト・加算回路517は、nを1≦nなる
整数として、記号速度の整数n倍の速度で動作するのが
都合がよい。このような構成の場合、相関器は図10に
示したように実現することが好ましい。図10に例示し
たように、515などの相関器は、記号速度の2倍のク
ロック(2Fc)が供給されタップ付きの遅延線100
1、乗算器1002、および総和器1003を使用する
ことによって、実現される。各乗算器は、遅延線100
1のタップの1つに格納された記号値に乗ずる固定され
た相関係数を使用する。総和器1003によって結合さ
れた遅延線のタップは、記号速度分だけ隔てて置かれて
いる。中間のタップは、乗算器に関係付けられていない
ので、総和器1003には入力されない。好ましい実施
例では、2進相関器が利用されていて、相関係数は、+
1と−1、または+1と0の何れかである。このような
係数であれば、+1の乗算に対しては通過要素、−1の
乗算に対しては符号反転要素、そして0の乗算に対して
は信号阻止要素によって、乗算器1002を実現するこ
とができる。
ために、図5、6、8および9におけるアナログ/デジ
タル変換器508、記憶・減算回路512、相関器51
5、およびシフト・加算回路517は、nを1≦nなる
整数として、記号速度の整数n倍の速度で動作するのが
都合がよい。このような構成の場合、相関器は図10に
示したように実現することが好ましい。図10に例示し
たように、515などの相関器は、記号速度の2倍のク
ロック(2Fc)が供給されタップ付きの遅延線100
1、乗算器1002、および総和器1003を使用する
ことによって、実現される。各乗算器は、遅延線100
1のタップの1つに格納された記号値に乗ずる固定され
た相関係数を使用する。総和器1003によって結合さ
れた遅延線のタップは、記号速度分だけ隔てて置かれて
いる。中間のタップは、乗算器に関係付けられていない
ので、総和器1003には入力されない。好ましい実施
例では、2進相関器が利用されていて、相関係数は、+
1と−1、または+1と0の何れかである。このような
係数であれば、+1の乗算に対しては通過要素、−1の
乗算に対しては符号反転要素、そして0の乗算に対して
は信号阻止要素によって、乗算器1002を実現するこ
とができる。
【0029】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例が考えられるが、それらはいずれも本発明の技
術的範囲に包含される。例えば、VSB信号またはQA
M信号を引き合いにして本発明を開示したが、本発明は
、変調の有無やその種類に関わりなく、任意のアナログ
またはデジタル通信システムに応用することが可能であ
る。さらに、本発明は、疑似ランダム・トレーニング・
シーケンスまたは修正疑似ランダム・トレーニング・シ
ーケンスに限らず、如何なる種類のトレーニング・シー
ケンスも使用することができる。さらに、図5、6、8
および9に示した複素イコライザは、それらの出力が各
相関器の入力に結合されるように、配置することも可能
である。そのような構造の場合、イコライザは、システ
ムの初期化時には、単位インパルス固定フィルタとして
作用し、それ以降は、適応イコライザとして作用する。
もので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例が考えられるが、それらはいずれも本発明の技
術的範囲に包含される。例えば、VSB信号またはQA
M信号を引き合いにして本発明を開示したが、本発明は
、変調の有無やその種類に関わりなく、任意のアナログ
またはデジタル通信システムに応用することが可能であ
る。さらに、本発明は、疑似ランダム・トレーニング・
シーケンスまたは修正疑似ランダム・トレーニング・シ
ーケンスに限らず、如何なる種類のトレーニング・シー
ケンスも使用することができる。さらに、図5、6、8
および9に示した複素イコライザは、それらの出力が各
相関器の入力に結合されるように、配置することも可能
である。そのような構造の場合、イコライザは、システ
ムの初期化時には、単位インパルス固定フィルタとして
作用し、それ以降は、適応イコライザとして作用する。
【0030】尚、特許請求の範囲に記載した参照番号は
、発明の容易なる理解のためで、その技術的範囲を制限
するように解釈されるべきではない。
、発明の容易なる理解のためで、その技術的範囲を制限
するように解釈されるべきではない。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、振
幅が小さく持続時間の長い信号分散を比較的短い時間で
正確に測定することができる。
幅が小さく持続時間の長い信号分散を比較的短い時間で
正確に測定することができる。
【図1】本発明に従ってトレーニング・シーケンスが送
信される場合の典型的な信号フォーマットを表す図であ
る。
信される場合の典型的な信号フォーマットを表す図であ
る。
【図2】本発明に従ってトレーニング・シーケンスが送
信される場合の典型的な信号フォーマットを表す図であ
る。
信される場合の典型的な信号フォーマットを表す図であ
る。
【図3】本発明の開示した実施例で利用され、図1のト
レーニング・シーケンスの送信の前後の信号を含む説明
のための信号を表す図である。
レーニング・シーケンスの送信の前後の信号を含む説明
のための信号を表す図である。
【図4】本発明を取り入れる送信機の実施例を示すブロ
ック略図である。
ック略図である。
【図5】本発明を取り入れる基底帯域受信機の実施例の
ブロック略図である。
ブロック略図である。
【図6】本発明を取り入れる基底帯域受信機の実施例の
ブロック略図である。
ブロック略図である。
【図7】図5の同相相関器515の典型的な出力信号を
表す図である。
表す図である。
【図8】本発明を取り入れる通過帯域受信機の実施例の
ブロック略図である。
ブロック略図である。
【図9】本発明を取り入れる通過帯域受信機の実施例の
ブロック略図である。
ブロック略図である。
【図10】図5、6、8または9における相関器の実施
例のブロック略図である。
例のブロック略図である。
401 情報源
402 トレーニング・シーケンス発生器403
タイミング信号発生器 404 2乗余弦透過フィルタ 405 信号ゲートウェイ 406 変調器 407 タップ付き遅延線 408 サンプルホールド回路付きD/A変換器40
9 アナログLPF 505 搬送波源 502、802、512、513、812、813記憶
・減算回路 503、504 復調器 506、507 LPF 508、509、803 アナログ/デジタル変換器 514、814 タイミング回路 510、810 複素イコライザ 515、516、815、816 相関器 517、518、817、818 シフト・加算回路 519、819 結合器 520、820 論理回路 521、821 位相評価器 825 回転器 1001 タップ付きの遅延線 1002 乗算器 1003 総和器
タイミング信号発生器 404 2乗余弦透過フィルタ 405 信号ゲートウェイ 406 変調器 407 タップ付き遅延線 408 サンプルホールド回路付きD/A変換器40
9 アナログLPF 505 搬送波源 502、802、512、513、812、813記憶
・減算回路 503、504 復調器 506、507 LPF 508、509、803 アナログ/デジタル変換器 514、814 タイミング回路 510、810 複素イコライザ 515、516、815、816 相関器 517、518、817、818 シフト・加算回路 519、819 結合器 520、820 論理回路 521、821 位相評価器 825 回転器 1001 タップ付きの遅延線 1002 乗算器 1003 総和器
Claims (30)
- 【請求項1】 信号分散が予測される範囲の遅れを有
する通信システムにおいて使用するための送信装置(4
00)において、複数の所定の記号を含み、少なくとも
前記範囲の遅れに等しい持続時間を有するトレーニング
・シーケンスを発生する発生手段(402)と、前記ト
レーニング・シーケンスを関係付けられた期間に所定の
記号速度で送信する送信手段(403、405、406
)とを備えたことを特徴とする信号分散に対応した送信
装置。 - 【請求項2】 前記発生手段によって発生される前記
トレーニング・シーケンスが、疑似ランダム・シーケン
スであることを特徴とする請求項1の送信装置。 - 【請求項3】 前記疑似ランダム・シーケンスにおけ
る前記所定の記号が、正と負の等しい値を有することを
特徴とする請求項2の送信装置。 - 【請求項4】 前記疑似ランダム・シーケンスにおけ
る前記所定の記号が、ゼロとゼロでない値とを有するこ
とを特徴とする請求項2の送信装置。 - 【請求項5】 前記発生手段によって発生される前記
トレーニング・シーケンスが、前記所定の各記号に一定
の値を加えた修正疑似ランダム・シーケンスであること
を特徴とする請求項1の送信装置。 - 【請求項6】 前記送信手段が、送信に先立って前記
トレーニング・シーケンスをスペクトラム的に整形する
手段(404)をさらに備えたことを特徴とする請求項
1の送信装置。 - 【請求項7】 前記のスペクトラム的に整形する手段
が、前記所定の記号速度の整数倍のクロックが印加され
たタップ付きの遅延線を備えたことを特徴とする請求項
6の送信装置。 - 【請求項8】 前記のスペクトラム的に整形する手段
が、2乗余弦スペクトラム整形を備えることを特徴とす
る請求項6の送信装置。 - 【請求項9】 前記送信手段が、前記の関係付けられ
た期間の前後の期間に情報信号を送信することを特徴と
する請求項1の送信装置。 - 【請求項10】 送信されるテレビ信号が水平線期間
を含み、送信されたテレビ信号が通信媒体中を伝播する
と前記テレビ信号に予想範囲の遅延を有する信号分散が
現れるようなテレビ信号送信機で使用するための装置に
おいて、複数の所定の記号を含み、少なくとも前記範囲
の遅延に等しい持続時間を有するトレーニング・シーケ
ンスを発生する発生手段(402)と、前記トレーニン
グ・シーケンスを前記水平線期間のうちの所定の期間に
所定の記号速度で送信する送信手段(403、405、
406)とを備えたことを特徴とする信号分散に対応し
たテレビ信号送信機用装置。 - 【請求項11】 前記発生手段によって発生される前
記トレーニング・シーケンスが、疑似ランダム・シーケ
ンスであることを特徴とする請求項10のテレビ信号送
信機用装置。 - 【請求項12】 前記送信手段が、ビデオ信号および
オーディオ信号も送信することを特徴とする請求項10
のテレビ信号送信機用装置。 - 【請求項13】 前記送信手段が、前記ビデオ信号お
よび前記オーディオ信号を所定のテレビ信号フォーマッ
トで送信することを特徴とする請求項10のテレビ信号
送信機用装置。 - 【請求項14】 前記送信手段が、送信に先立って前
記トレーニング・シーケンスをスペクトラム的に整形す
るスペクトラム整形手段(404)をさらに備えたこと
を特徴とする請求項10のテレビ信号送信機用装置。 - 【請求項15】 前記スペクトラム整形手段が、前記
所定の記号速度の整数倍のクロックで駆動されるタップ
付きの遅延線を含むことを特徴とする請求項14のテレ
ビ信号送信機用装置。 - 【請求項16】 前記スペクトラム整形手段が、2乗
余弦スペクトラム整形を与えることを特徴とする請求項
14のテレビ信号送信機用装置。 - 【請求項17】 信号分散が存在する可能性のある通
信媒体中を伝播して信号が受信される通信システムにお
いて使用するための受信装置において、所定の記号速度
で発生する複数の所定の記号を含むトレーニング・シー
ケンスを受信すると、これに応じて、前記の受信したト
レーニング・シーケンスを相関関係と信号複製とを用い
て処理する処理手段(515、517)と、前記の処理
済みのトレーニング・シーケンスに応じて、前記信号分
散の少なくとも1つの特性を決定する決定手段(520
)とを備えたことを特徴とする信号分散に対応した受信
装置。 - 【請求項18】 前記処理手段が、nをn≧1なる整
数として前記所定の記号速度のn倍のクロック信号を用
いて相関関係を与えることを特徴とする請求項17の受
信装置。 - 【請求項19】 前記トレーニング・シーケンスが、
疑似ランダム・シーケンスで、前記処理手段が、前記疑
似ランダム・シーケンスに応じて動作することを特徴と
する請求項17の受信装置。 - 【請求項20】 前記処理手段が、前記トレーニング
・シーケンスを所定の1組の係数と相関させて、相関さ
せられたトレーニング・シーケンスを複製することを特
徴とする請求項17の受信装置。 - 【請求項21】 前記所定の組の係数における各係数
が、2進数であることを特徴とする請求項20の受信装
置。 - 【請求項22】 前記2進数が、正と負の等しい値を
有することを特徴とする請求項21の受信装置。 - 【請求項23】 前記2進数が、ゼロとゼロでない値
とを有することを特徴とする請求項21の受信装置。 - 【請求項24】 前記処理手段が、前記の受信したト
レーニング・シーケンスを少なくとも1回は複製し、前
記の受信したトレーニング・シーケンスを所定の組の係
数と相関させ、さらに前記の受信したトレーニング・シ
ーケンスの複製を前記所定の組の係数と相関させること
を特徴とする請求項17の受信装置。 - 【請求項25】 少なくとも1つの搬送波の信号源(
505)をさらに備え、前記決定手段が、前記信号分散
の位相特性を決定し、かつ前記搬送波信号源を制御する
ことを特徴とする請求項17の受信装置。 - 【請求項26】 イコライザ(510)をさらに備え
、前記決定手段が、前記イコライザの動作を調整するこ
とを特徴とする請求項17の受信装置。 - 【請求項27】 前記決定手段が、前記信号分散の振
幅特性および遅延特性を決定することを特徴とする請求
項17の受信装置。 - 【請求項28】 前記トレーニング・シーケンスの結
合に介在する自動利得制御回路(502)をさらに備え
、前記決定手段が、前記自動利得制御回路の利得を制御
する手段を含むことを特徴とする請求項17の受信装置
。 - 【請求項29】 信号分散が予測される範囲の遅延を
有する通信システムにおける信号分散の少なくとも1つ
の特性を決定する方法において、多数の所定の記号を含
み、少なくとも前記遅延範囲に等しい持続時間を有する
トレーニング・シーケンスを発生するステップと、前記
トレーニング・シーケンスを関係付けられた期間に送信
するステップと、前記トレーニング・シーケンスを受信
して、これを相関関係と信号複製を用いて処理するステ
ップと、前記の処理されたトレーニング・シーケンスに
応じて、前記信号分散の少なくとも1つの特性を決定す
るステップとを備えたことを特徴とする信号分散特性を
決定する方法。 - 【請求項30】 予測される範囲の遅延を有する信号
分散が有り得る通信媒体によって隔てられた送信機と受
信機とからなる通信システムにおいて、前記送信機が、
多数の所定の記号を含み、少なくとも前記遅延範囲に等
しい持続時間を有するトレーニング・シーケンスを発生
する手段と、前記トレーニング・シーケンスを関係付け
られた期間に送信する手段とを備え、さらに前記受信機
が、複数の所定の記号を含む受信されたトレーニング・
シーケンスに応じて、前記の受信されたトレーニング・
シーケンスを相関関係と信号複製とを用いて処理する手
段と、前記の処理されたトレーニング・シーケンスに応
じて、前記信号分散の少なくとも1つの特性を決定する
手段とを備えたことを特徴とする信号分散に対応した通
信システム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US49301790A | 1990-03-13 | 1990-03-13 | |
US493017 | 1990-03-13 | ||
CA 2111170 CA2111170C (en) | 1990-03-13 | 1993-12-10 | Technique for determining signal dispersion characteristics in communications systems |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04220892A true JPH04220892A (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=25676844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3069500A Pending JPH04220892A (ja) | 1990-03-13 | 1991-03-11 | 信号分散に対応した受信装置および通信システムならびに信号分散特性を決定する方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0446523B1 (ja) |
JP (1) | JPH04220892A (ja) |
KR (1) | KR940008123B1 (ja) |
CA (1) | CA2033931C (ja) |
DE (1) | DE69022715T2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5406586A (en) * | 1991-07-09 | 1995-04-11 | At&T Corp. | Signal correlation technique |
FI108975B (fi) * | 1993-03-09 | 2002-04-30 | Nokia Corp | Opetusjakso digitaalisessa solukkopuhelinjärjestelmässä |
US6084862A (en) * | 1997-09-26 | 2000-07-04 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Time dispersion measurement in radio communications systems |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02290398A (ja) * | 1989-03-23 | 1990-11-30 | Hitachi Ltd | テレビジョン映像受信信号波形歪み検出方法並びにそれに使用するテレビジョン映像信号送信装置および受信装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0212839B2 (en) * | 1985-07-16 | 1994-10-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ghost cancelling reference signal transmission/reception system |
-
1990
- 1990-12-07 DE DE69022715T patent/DE69022715T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-12-07 EP EP90313332A patent/EP0446523B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-01-10 CA CA002033931A patent/CA2033931C/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-03-07 KR KR1019910003643A patent/KR940008123B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1991-03-11 JP JP3069500A patent/JPH04220892A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02290398A (ja) * | 1989-03-23 | 1990-11-30 | Hitachi Ltd | テレビジョン映像受信信号波形歪み検出方法並びにそれに使用するテレビジョン映像信号送信装置および受信装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR940008123B1 (ko) | 1994-09-02 |
KR910017878A (ko) | 1991-11-05 |
EP0446523A2 (en) | 1991-09-18 |
DE69022715T2 (de) | 1996-05-23 |
EP0446523B1 (en) | 1995-09-27 |
EP0446523A3 (en) | 1992-06-03 |
CA2033931C (en) | 1995-06-27 |
DE69022715D1 (de) | 1995-11-02 |
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