JPH04218624A - クラッド材の材料成分回収方法 - Google Patents
クラッド材の材料成分回収方法Info
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- JPH04218624A JPH04218624A JP2402812A JP40281290A JPH04218624A JP H04218624 A JPH04218624 A JP H04218624A JP 2402812 A JP2402812 A JP 2402812A JP 40281290 A JP40281290 A JP 40281290A JP H04218624 A JPH04218624 A JP H04218624A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芯材に皮材を接合して
なるクラッド材を溶融処理して行なうクラッド材の材料
成分回収方法に関する。
なるクラッド材を溶融処理して行なうクラッド材の材料
成分回収方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、金属材を溶融処理して得られた
材料成分は、その有効利用を図るため、新たな金属材の
原材料として再利用されている。ブレージングシート(
JIS Z 3263)に代表されるクラッド材につい
てもその例外ではなく、溶融処理によるクラッド材の材
料成分の回収・再利用が行なわれている。
材料成分は、その有効利用を図るため、新たな金属材の
原材料として再利用されている。ブレージングシート(
JIS Z 3263)に代表されるクラッド材につい
てもその例外ではなく、溶融処理によるクラッド材の材
料成分の回収・再利用が行なわれている。
【0003】例えば、3003で呼称される芯材にBA
4045で呼称される皮材を接合して生産され、且つ生
産時の数百分の1の厚さに展伸して使用されるブレージ
ングシートの場合は、従来660℃以上の温度でこのブ
レージングシートが溶融処理され、ブレージングシート
の材料成分の回収・再利用が行なわれている。
4045で呼称される皮材を接合して生産され、且つ生
産時の数百分の1の厚さに展伸して使用されるブレージ
ングシートの場合は、従来660℃以上の温度でこのブ
レージングシートが溶融処理され、ブレージングシート
の材料成分の回収・再利用が行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
なクラッド材の材料成分回収方法では未だ十分でなく、
次のような問題点が指摘されるに至っている。
なクラッド材の材料成分回収方法では未だ十分でなく、
次のような問題点が指摘されるに至っている。
【0005】既述した従来のクラッド材の材料成分回収
方法によれば、芯材及び皮材が同時に溶融されるため、
溶融処理して得られる溶湯中には、芯材及び皮材の各材
料成分が混在することになる。例えば、芯材(3003
)の両面に板厚がこの芯材の板厚の1/8 である皮材
(BA4045)を接合したブレージングシートが溶融
処理されると、得られた溶湯には、約2%のSiと約0
.8%のMnとが含有されているのである。このような
成分組成の溶湯から生産される新たなアルミ合金は、軽
量であるという利点を生かした一般の構造材として有益
であるが、特にSi,Mnの組成比が当初の芯材又は皮
材における組成比と異なるために、展伸性に劣ったもの
となる。従って、ブレージングシート材から従来の方法
によって回収された材料成分は、もはや展伸材であるブ
レージングシートの芯材の材料成分としては勿論のこと
、皮材の材料成分としても再利用することが著しく困難
となる。 尚、芯材と皮材との板厚の比や、用いる芯材及び皮材の
種類によってSi,Mn等の組成比は上記した値と異な
るものとなるが、そのような値の組成比であっても当初
の芯材又は皮材における組成比とは異なるために、回収
された材料成分をブレージングシートの材料成分として
再利用することが著しく困難なことに変わりはない。
方法によれば、芯材及び皮材が同時に溶融されるため、
溶融処理して得られる溶湯中には、芯材及び皮材の各材
料成分が混在することになる。例えば、芯材(3003
)の両面に板厚がこの芯材の板厚の1/8 である皮材
(BA4045)を接合したブレージングシートが溶融
処理されると、得られた溶湯には、約2%のSiと約0
.8%のMnとが含有されているのである。このような
成分組成の溶湯から生産される新たなアルミ合金は、軽
量であるという利点を生かした一般の構造材として有益
であるが、特にSi,Mnの組成比が当初の芯材又は皮
材における組成比と異なるために、展伸性に劣ったもの
となる。従って、ブレージングシート材から従来の方法
によって回収された材料成分は、もはや展伸材であるブ
レージングシートの芯材の材料成分としては勿論のこと
、皮材の材料成分としても再利用することが著しく困難
となる。 尚、芯材と皮材との板厚の比や、用いる芯材及び皮材の
種類によってSi,Mn等の組成比は上記した値と異な
るものとなるが、そのような値の組成比であっても当初
の芯材又は皮材における組成比とは異なるために、回収
された材料成分をブレージングシートの材料成分として
再利用することが著しく困難なことに変わりはない。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れ、その目的は、クラッド材から回収された材料成分を
クラッド材の材料成分として確実に再利用することがで
きるクラッド材の材料成分回収方法を提供することであ
る。発明の構成
れ、その目的は、クラッド材から回収された材料成分を
クラッド材の材料成分として確実に再利用することがで
きるクラッド材の材料成分回収方法を提供することであ
る。発明の構成
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明のクラッド材の材料成分回収方法は、芯材に
皮材を接合してなるクラッド材をそれぞれの融点の差を
利用して、溶融処理して行なうクラッド材の材料成分回
収方法において、前記クラッド材を前記皮材の液相線温
度以上の雰囲気温度で加熱溶融し、前記クラッド材につ
いて前記皮材の材料成分を分離回収することにより芯材
と皮材の両方を分けて回収することを特徴とする。
めの本発明のクラッド材の材料成分回収方法は、芯材に
皮材を接合してなるクラッド材をそれぞれの融点の差を
利用して、溶融処理して行なうクラッド材の材料成分回
収方法において、前記クラッド材を前記皮材の液相線温
度以上の雰囲気温度で加熱溶融し、前記クラッド材につ
いて前記皮材の材料成分を分離回収することにより芯材
と皮材の両方を分けて回収することを特徴とする。
【0008】
【作用】上記手順からなる本発明のクラッド材の材料成
分回収方法は、クラッド材を構成する皮材のみを最初に
溶融し、芯材の材料成分を溶融することなく皮材の材料
成分を単独で回収する。皮材を分離回収した後の芯材は
回転屑として利用することとなる。
分回収方法は、クラッド材を構成する皮材のみを最初に
溶融し、芯材の材料成分を溶融することなく皮材の材料
成分を単独で回収する。皮材を分離回収した後の芯材は
回転屑として利用することとなる。
【0009】
【実施例】次に、本発明によるクラッド材の材料成分回
収方法の第1及び第2実施例について図面に基づき順次
説明する。尚、図1は第1実施例で皮材を溶融・回収す
るために用いる処理槽1の断面図、図2は第1及び第2
実施例で溶融処理するブレージングシート10の斜視図
である。
収方法の第1及び第2実施例について図面に基づき順次
説明する。尚、図1は第1実施例で皮材を溶融・回収す
るために用いる処理槽1の断面図、図2は第1及び第2
実施例で溶融処理するブレージングシート10の斜視図
である。
【0010】第1実施例で用いる処理槽1は、図示する
ように鉄製の溶湯受け槽3とこの溶湯受け槽3内に着脱
される鉄製の処理材供給槽5とから構成される。溶湯受
け槽3の側面は開口部が広口となるよう各々傾斜して設
けられている。従って、処理材供給槽5を溶湯受け槽3
の開口部に挿入するだけで、処理材供給槽5の取着が完
了する。この状態で、処理材供給槽5の底面と溶湯受け
槽3の底面との間に、後述する溶湯の貯留空間が形成さ
れる。又、処理材供給槽5の底面には、溶湯を落下させ
るための多数の貫通孔5aが穿孔されている。
ように鉄製の溶湯受け槽3とこの溶湯受け槽3内に着脱
される鉄製の処理材供給槽5とから構成される。溶湯受
け槽3の側面は開口部が広口となるよう各々傾斜して設
けられている。従って、処理材供給槽5を溶湯受け槽3
の開口部に挿入するだけで、処理材供給槽5の取着が完
了する。この状態で、処理材供給槽5の底面と溶湯受け
槽3の底面との間に、後述する溶湯の貯留空間が形成さ
れる。又、処理材供給槽5の底面には、溶湯を落下させ
るための多数の貫通孔5aが穿孔されている。
【0011】次に、この処理槽1を用いて行なうブレー
ジングシート10の溶融処理について説明する。尚、こ
のブレージングシート10は、図2に示すように芯材1
1(3003)の両面に板厚がこの芯材の板厚の1/8
である皮材12(BA4045)を接合したクラッド
材である。
ジングシート10の溶融処理について説明する。尚、こ
のブレージングシート10は、図2に示すように芯材1
1(3003)の両面に板厚がこの芯材の板厚の1/8
である皮材12(BA4045)を接合したクラッド
材である。
【0012】まず、圧延済みのブレージングシート10
の加工工程で生じる廃材を処理材供給槽5内に投入し、
処理材供給槽5を溶湯受け槽3に取着する。尚、処理材
供給槽5の取着後に廃材を投入しても良いことは勿論で
ある。
の加工工程で生じる廃材を処理材供給槽5内に投入し、
処理材供給槽5を溶湯受け槽3に取着する。尚、処理材
供給槽5の取着後に廃材を投入しても良いことは勿論で
ある。
【0013】その後、この溶湯受け槽3を図示しない熱
処理炉に配設する。次いで、皮材12の液相線温度(5
90℃)より高く、且つ芯材11の固相線温度(643
℃)より低い温度である例えば600℃の温度で処理材
供給槽5内の廃材を加熱・溶融する第1の溶融処理を行
なう。この第1の溶融処理により廃材から溶融した溶湯
は、貫通孔5aを通過して溶湯受け槽3の底に溜る。
処理炉に配設する。次いで、皮材12の液相線温度(5
90℃)より高く、且つ芯材11の固相線温度(643
℃)より低い温度である例えば600℃の温度で処理材
供給槽5内の廃材を加熱・溶融する第1の溶融処理を行
なう。この第1の溶融処理により廃材から溶融した溶湯
は、貫通孔5aを通過して溶湯受け槽3の底に溜る。
【0014】第1の溶融処理の終了後に処理槽1を熱処
理炉から取り出して、溶湯受け槽3の底に溜った溶湯、
即ち皮材の回収を行なう。その成分組成の分析結果を表
1に示す。尚、成分分析は、圧延済みのブレージングシ
ートの一般的な加工工程で生じた約80mm前後の板厚
の廃材10Aと約4mm前後の板厚の廃材10Bとから
第1の溶融処理により回収した回収材10A11及び1
0B11ばかりでなく、比較例として、廃材10A及び
10Bから約700℃の温度による従来の溶融処理にて
回収した回収材10a及び10bについても実施した。 更に、参考としてJIS Z 3263に掲載されてい
る皮材(BA4045)及び芯材(3003)の成分組
成をも表1に示す。
理炉から取り出して、溶湯受け槽3の底に溜った溶湯、
即ち皮材の回収を行なう。その成分組成の分析結果を表
1に示す。尚、成分分析は、圧延済みのブレージングシ
ートの一般的な加工工程で生じた約80mm前後の板厚
の廃材10Aと約4mm前後の板厚の廃材10Bとから
第1の溶融処理により回収した回収材10A11及び1
0B11ばかりでなく、比較例として、廃材10A及び
10Bから約700℃の温度による従来の溶融処理にて
回収した回収材10a及び10bについても実施した。 更に、参考としてJIS Z 3263に掲載されてい
る皮材(BA4045)及び芯材(3003)の成分組
成をも表1に示す。
【0015】そして、第1の溶融処理が既に行なわれた
被処理物を図示しない通常の熱処理炉に投入し、芯材1
1の液相線温度(655℃)より高い660℃の温度で
加熱・溶融し(第2の溶融処理)、第1の溶融処理で回
収されていない残余の材料成分の回収を行なう。その成
分組成の分析結果を、第1の溶融処理の分析結果と併せ
て表1に示す。尚、成分分析は、第1の溶融処理を経た
廃材10A及び廃材10Bからこの第2の溶融処理によ
り回収された回収材10A12及び10B12について
実施した。
被処理物を図示しない通常の熱処理炉に投入し、芯材1
1の液相線温度(655℃)より高い660℃の温度で
加熱・溶融し(第2の溶融処理)、第1の溶融処理で回
収されていない残余の材料成分の回収を行なう。その成
分組成の分析結果を、第1の溶融処理の分析結果と併せ
て表1に示す。尚、成分分析は、第1の溶融処理を経た
廃材10A及び廃材10Bからこの第2の溶融処理によ
り回収された回収材10A12及び10B12について
実施した。
【0016】又、第1及び第2の溶融処理によって回収
された回収材10A11ないし10B12の回収率(重
量比)を表2に示す。廃材10A及び廃材10Bの被処
理重量は各々50Kgと30Kgである。
された回収材10A11ないし10B12の回収率(重
量比)を表2に示す。廃材10A及び廃材10Bの被処
理重量は各々50Kgと30Kgである。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】これらの実験結果から次のように考察する
ことができる。第1の溶融処理により回収した回収材1
0A11及び10B11の成分組成比は、JIS Z
3263に掲載されている皮材(BA4045)の成分
組成比とほぼ同じである。又、回収材10A11及び1
0B11の回収重量比は、溶融処理が施される以前のブ
レージングシート10の皮材12の重量比とほぼ同一で
ある。このことから、第1の溶融処理によりブレージン
グシート10の皮材12だけが回収されていると判断で
きる。従って、本第1実施例によれば、ブレージングシ
ートから第1の溶融処理を介して回収した材料成分を、
ブレージングシートの皮材の材料成分として確実に再利
用できることができる。
ことができる。第1の溶融処理により回収した回収材1
0A11及び10B11の成分組成比は、JIS Z
3263に掲載されている皮材(BA4045)の成分
組成比とほぼ同じである。又、回収材10A11及び1
0B11の回収重量比は、溶融処理が施される以前のブ
レージングシート10の皮材12の重量比とほぼ同一で
ある。このことから、第1の溶融処理によりブレージン
グシート10の皮材12だけが回収されていると判断で
きる。従って、本第1実施例によれば、ブレージングシ
ートから第1の溶融処理を介して回収した材料成分を、
ブレージングシートの皮材の材料成分として確実に再利
用できることができる。
【0020】更に、第2の溶融処理により回収した回収
材10A12及び10B12についても、第1の溶融処
理の場合と同様に、その成分組成比はJIS Z 32
63に掲載されている芯材(3003)の成分組成比と
ほぼ同じであること、及びその回収重量比は溶融処理が
施される以前のブレージングシート10の芯材11の重
量比と同一であることが確認できる。即ち、第2の溶融
処理によりブレージングシート10の芯材11だけが回
収されているのである。従って、本第1実施例によれば
、第1の溶融処理が既に施されたブレージングシートか
ら第2の溶融処理を介して回収した材料成分を、ブレー
ジングシートの芯材の材料成分として確実に再利用する
ことができる。
材10A12及び10B12についても、第1の溶融処
理の場合と同様に、その成分組成比はJIS Z 32
63に掲載されている芯材(3003)の成分組成比と
ほぼ同じであること、及びその回収重量比は溶融処理が
施される以前のブレージングシート10の芯材11の重
量比と同一であることが確認できる。即ち、第2の溶融
処理によりブレージングシート10の芯材11だけが回
収されているのである。従って、本第1実施例によれば
、第1の溶融処理が既に施されたブレージングシートか
ら第2の溶融処理を介して回収した材料成分を、ブレー
ジングシートの芯材の材料成分として確実に再利用する
ことができる。
【0021】以上のことを換言すると、本第1実施例に
よれば、ブレージングシートの皮材と芯材とを互いに単
独で回収し、且つ再利用することができるので、回収材
から新たに生産したブレージングシートの品質の維持、
省資源化、回収材の売却価格の高価格化等が可能となる
。
よれば、ブレージングシートの皮材と芯材とを互いに単
独で回収し、且つ再利用することができるので、回収材
から新たに生産したブレージングシートの品質の維持、
省資源化、回収材の売却価格の高価格化等が可能となる
。
【0022】次に第2実施例について、皮材及び芯材を
溶融・回収するために用いる溶融処理炉20の断面図で
ある図3に基づき説明する。第2実施例で用いる溶融処
理炉20(図3参照)は、火力制御装置30によりバー
ナ31の火力を制御して、炉内を所定温度に維持する加
熱炉である。そして、その底面は、被溶融処理材が配置
される傾斜状の処理材配置板22、溶融処理炉20の据
え付け面となる最下面板24及び処理材配置板22と最
下面板24との間に傾斜して配設された中間斜板26か
ら構成されている。又、処理材配置板22上方の側面に
は、開閉自在な処理材投入扉28が設けられている。 尚、最下面板24は中間斜板26に向けて僅かに傾斜し
ており、最下面板24と中間斜板26との接合部には、
開閉自在な溶湯排出口24aが設けられている。
溶融・回収するために用いる溶融処理炉20の断面図で
ある図3に基づき説明する。第2実施例で用いる溶融処
理炉20(図3参照)は、火力制御装置30によりバー
ナ31の火力を制御して、炉内を所定温度に維持する加
熱炉である。そして、その底面は、被溶融処理材が配置
される傾斜状の処理材配置板22、溶融処理炉20の据
え付け面となる最下面板24及び処理材配置板22と最
下面板24との間に傾斜して配設された中間斜板26か
ら構成されている。又、処理材配置板22上方の側面に
は、開閉自在な処理材投入扉28が設けられている。 尚、最下面板24は中間斜板26に向けて僅かに傾斜し
ており、最下面板24と中間斜板26との接合部には、
開閉自在な溶湯排出口24aが設けられている。
【0023】火力制御装置30は、溶融処理炉20の側
面に設置されたバーナ31、処理材配置板22の上方の
炉内温度を測定する熱電対32、処理材の種類、例えば
皮材及び芯材の呼称BA4045、3003等の処理材
情報を入力するための入力機器33及び電子制御回路3
4とから構成されている。電子制御回路34は、周知の
マイクロコンピュータを中心として構成されるもので、
論理演算を実行するCPU34a、後述する炉内温度制
御プログラムや被処理材の液相線温度等の実行情報を記
憶しているROM34b、入力機器33から入力された
処理材情報等の一時的情報の記憶を行なうRAM34c
及び情報の受渡し口となる入出力ポート34dからなる
。これらCPU34aないし入出力ポート34dは互い
にバスにて接続されており、入出力ポート34dにはバ
ーナ31と熱電対32及び入力機器33が接続されてい
る。
面に設置されたバーナ31、処理材配置板22の上方の
炉内温度を測定する熱電対32、処理材の種類、例えば
皮材及び芯材の呼称BA4045、3003等の処理材
情報を入力するための入力機器33及び電子制御回路3
4とから構成されている。電子制御回路34は、周知の
マイクロコンピュータを中心として構成されるもので、
論理演算を実行するCPU34a、後述する炉内温度制
御プログラムや被処理材の液相線温度等の実行情報を記
憶しているROM34b、入力機器33から入力された
処理材情報等の一時的情報の記憶を行なうRAM34c
及び情報の受渡し口となる入出力ポート34dからなる
。これらCPU34aないし入出力ポート34dは互い
にバスにて接続されており、入出力ポート34dにはバ
ーナ31と熱電対32及び入力機器33が接続されてい
る。
【0024】この溶融処理炉20を用いて行なうブレー
ジングシート10の溶融処理について、図4に示す溶融
処理ルーチンにそって説明する。まず、圧延済みのブレ
ージングシート10の加工工程で生じる廃材が処理材投
入扉28から処理材配置板22上面に配置されたことを
リミットスイッチのON信号、入力機器33の入力等か
ら確認し(ステップ110)、入力機器33から入力さ
れRAM34cに記憶されている処理材情報に基づき、
本溶融処理ルーチンに必要な実行情報、例えば皮材の液
相線温度等をROM34bから読み込む(ステップ11
2)。その後、バーナ31を点火し、ステップ112で
読み込んだ実行情報である皮材12の液相線温度(59
0℃)まで炉内温度を速やかに昇温する(ステップ11
4)。
ジングシート10の溶融処理について、図4に示す溶融
処理ルーチンにそって説明する。まず、圧延済みのブレ
ージングシート10の加工工程で生じる廃材が処理材投
入扉28から処理材配置板22上面に配置されたことを
リミットスイッチのON信号、入力機器33の入力等か
ら確認し(ステップ110)、入力機器33から入力さ
れRAM34cに記憶されている処理材情報に基づき、
本溶融処理ルーチンに必要な実行情報、例えば皮材の液
相線温度等をROM34bから読み込む(ステップ11
2)。その後、バーナ31を点火し、ステップ112で
読み込んだ実行情報である皮材12の液相線温度(59
0℃)まで炉内温度を速やかに昇温する(ステップ11
4)。
【0025】次いで、炉内温度を600℃の溶融処理温
度で維持すると共に、この温度で溶融処理炉20内の廃
材を加熱・溶融する第1の溶融処理を開始し(ステップ
116)、この溶融処理を開始してからの経過時間を計
時する(ステップ118)。尚、溶融処理における60
0℃なる温度は、皮材12の液相線温度(590℃)よ
り高く、芯材11の固相線温度(643℃)より低い温
度であり、次のようにして定められる。
度で維持すると共に、この温度で溶融処理炉20内の廃
材を加熱・溶融する第1の溶融処理を開始し(ステップ
116)、この溶融処理を開始してからの経過時間を計
時する(ステップ118)。尚、溶融処理における60
0℃なる温度は、皮材12の液相線温度(590℃)よ
り高く、芯材11の固相線温度(643℃)より低い温
度であり、次のようにして定められる。
【0026】ROM34bには、皮材の液相線温度をA
(℃)、芯材の固相線温度をB(℃)として表した場合
に、下記式(1)で表される適正溶融処理温度Tk (
℃)の範囲が記憶されている。従って、適正溶融処理温
度Tk とステップ112で読み込んだ実行情報とに基
づき、上記溶融処理温度を適正溶融処理温度Tk (℃
)の範囲内の温度で決定する。
(℃)、芯材の固相線温度をB(℃)として表した場合
に、下記式(1)で表される適正溶融処理温度Tk (
℃)の範囲が記憶されている。従って、適正溶融処理温
度Tk とステップ112で読み込んだ実行情報とに基
づき、上記溶融処理温度を適正溶融処理温度Tk (℃
)の範囲内の温度で決定する。
【0027】
X≦Tk ≦Y …(
1)但し、X,Yは次式による。又、定数kは本第2実
施例では5である。 X={(A+B)/2}+k−{|A−B|/2}Y=
{(A+B)/2}−k+{|A−B|/2}本第2実
施例では、皮材の液相線温度が590℃、芯材の固相線
温度が643℃であるので、上記式(1)は、595≦
Tk ≦638となる。
1)但し、X,Yは次式による。又、定数kは本第2実
施例では5である。 X={(A+B)/2}+k−{|A−B|/2}Y=
{(A+B)/2}−k+{|A−B|/2}本第2実
施例では、皮材の液相線温度が590℃、芯材の固相線
温度が643℃であるので、上記式(1)は、595≦
Tk ≦638となる。
【0028】この様に第1の溶融処理における溶融処理
温度を設定するのは、皮材の溶融が不十分となったり、
芯材の溶融が起きたりすることを確実に回避するととも
に、皮材の回収歩留まりの向上を図り、且つ温度制御を
容易にするためである。
温度を設定するのは、皮材の溶融が不十分となったり、
芯材の溶融が起きたりすることを確実に回避するととも
に、皮材の回収歩留まりの向上を図り、且つ温度制御を
容易にするためである。
【0029】この第1の溶融処理により廃材から溶融し
た溶湯は、処理材配置板22上面及び中間斜板26上面
上を最下面板24に向けて流れ落ち、最下面板24上に
溜る。
た溶湯は、処理材配置板22上面及び中間斜板26上面
上を最下面板24に向けて流れ落ち、最下面板24上に
溜る。
【0030】第1の溶融処理を開始してから所定時間が
経過すると、第1の溶融処理が完了した旨、即ち溶湯の
回収を開始する旨を報知する(ステップ120)。この
ステップ120に引続いて、溶湯排出口24aからの溶
湯の排出、即ち溶湯(回収材)の回収が行なわれる。そ
して、溶湯排出口24aの閉鎖、溶湯回収の終了等の終
了信号を入力機器33から入力するまで待機する(ステ
ップ122)。
経過すると、第1の溶融処理が完了した旨、即ち溶湯の
回収を開始する旨を報知する(ステップ120)。この
ステップ120に引続いて、溶湯排出口24aからの溶
湯の排出、即ち溶湯(回収材)の回収が行なわれる。そ
して、溶湯排出口24aの閉鎖、溶湯回収の終了等の終
了信号を入力機器33から入力するまで待機する(ステ
ップ122)。
【0031】この間に回収された回収材の成分組成の分
析結果を、第1実施例の分析結果と併せて表1に示す。 尚、成分分析は、第1実施例と同一な廃材である廃材1
0A(50Kg)と廃材10B(30Kg)とからそれ
ぞれ回収した回収材10A21及び10B21について
実施した。
析結果を、第1実施例の分析結果と併せて表1に示す。 尚、成分分析は、第1実施例と同一な廃材である廃材1
0A(50Kg)と廃材10B(30Kg)とからそれ
ぞれ回収した回収材10A21及び10B21について
実施した。
【0032】第1の溶融処理による溶湯の排出後、即ち
ステップ122で溶湯回収の終了信号の入力があったと
判断すると、バーナ31の火力制御を実施して、溶融処
理炉20内温度を芯材11の液相線温度(655℃)に
昇温する(ステップ124)。その後、炉内温度を芯材
11の液相線温度(655℃)より高い660℃の溶融
処理温度で維持すると共に、溶融処理炉20内に残存し
ている炉内被処理物をこの温度で加熱・溶融する第2の
溶融処理を開始する(ステップ126)。尚、660℃
なる溶融処理温度は、ROM34bに記憶されている下
記式(2)で表される適正溶融処理温度Ts (℃)と
ステップ112で読み込んだ実行情報とに基づき、適正
溶融処理温度Ts (℃)の範囲内の温度として決定さ
れる。下記式(2)におけるCは芯材の液相線温度(℃
)であり、定数kは本第2実施例では5である。
ステップ122で溶湯回収の終了信号の入力があったと
判断すると、バーナ31の火力制御を実施して、溶融処
理炉20内温度を芯材11の液相線温度(655℃)に
昇温する(ステップ124)。その後、炉内温度を芯材
11の液相線温度(655℃)より高い660℃の溶融
処理温度で維持すると共に、溶融処理炉20内に残存し
ている炉内被処理物をこの温度で加熱・溶融する第2の
溶融処理を開始する(ステップ126)。尚、660℃
なる溶融処理温度は、ROM34bに記憶されている下
記式(2)で表される適正溶融処理温度Ts (℃)と
ステップ112で読み込んだ実行情報とに基づき、適正
溶融処理温度Ts (℃)の範囲内の温度として決定さ
れる。下記式(2)におけるCは芯材の液相線温度(℃
)であり、定数kは本第2実施例では5である。
【0033】C+k≦Ts …(2)こ
の様に第2の溶融処理における溶融処理温度を設定する
のは、溶融処理炉20内に残存している炉内被処理物の
溶融が不十分となることを確実に回避するとともに、そ
の回収歩留まりの向上を図り、且つ温度制御を容易にす
るためである。
の様に第2の溶融処理における溶融処理温度を設定する
のは、溶融処理炉20内に残存している炉内被処理物の
溶融が不十分となることを確実に回避するとともに、そ
の回収歩留まりの向上を図り、且つ温度制御を容易にす
るためである。
【0034】この第2の溶融処理により炉内被処理物か
ら溶融した溶湯も、既述した第1の溶融処理による溶湯
と同様に最下面板24上に溜る。従って、第2の溶融処
理の開始後には、第1の溶融処理の開始後の場合と同様
に、経過時間の計時処理(ステップ128)、溶湯回収
の指示処理(ステップ130)を実行し、溶湯の回収終
了等の終了信号を入力するまで待機する(ステップ13
2)。そして、終了信号が入力されると、バーナ31の
消火等を行ない本ルーチンを終了する。
ら溶融した溶湯も、既述した第1の溶融処理による溶湯
と同様に最下面板24上に溜る。従って、第2の溶融処
理の開始後には、第1の溶融処理の開始後の場合と同様
に、経過時間の計時処理(ステップ128)、溶湯回収
の指示処理(ステップ130)を実行し、溶湯の回収終
了等の終了信号を入力するまで待機する(ステップ13
2)。そして、終了信号が入力されると、バーナ31の
消火等を行ない本ルーチンを終了する。
【0035】ステップ132で終了信号の入力があった
と判断されるまでの間に回収された溶湯(回収材)の成
分組成の分析結果を、第1実施例の分析結果と併せて表
1に示す。尚、成分分析は、第1の溶融処理を経た被処
理物である廃材10A及び廃材10Bからそれぞれ回収
された回収材10A22及び10B22について実施し
た。
と判断されるまでの間に回収された溶湯(回収材)の成
分組成の分析結果を、第1実施例の分析結果と併せて表
1に示す。尚、成分分析は、第1の溶融処理を経た被処
理物である廃材10A及び廃材10Bからそれぞれ回収
された回収材10A22及び10B22について実施し
た。
【0036】又、第1及び第2の溶融処理によって回収
された回収材10A21ないし10B22の回収率(重
量比)を、第1実施例の結果と併せて表2に示す。これ
らの実験結果から次のように考察することができる。
された回収材10A21ないし10B22の回収率(重
量比)を、第1実施例の結果と併せて表2に示す。これ
らの実験結果から次のように考察することができる。
【0037】回収した回収材10A21ないし10B2
2についての成分組成比及び重量比の測定結果は、既述
した第1実施例における測定結果と極めて類似している
。このことから、第1の溶融処理によりブレージングシ
ート10の皮材12だけが回収され、第2の溶融処理に
よりブレージングシート10の芯材11だけが回収され
ているといえる。
2についての成分組成比及び重量比の測定結果は、既述
した第1実施例における測定結果と極めて類似している
。このことから、第1の溶融処理によりブレージングシ
ート10の皮材12だけが回収され、第2の溶融処理に
よりブレージングシート10の芯材11だけが回収され
ているといえる。
【0038】従って、本第2実施例によっても、ブレー
ジングシートの皮材と芯材とをおのおの単独で回収し、
且つ確実に再利用することができるので、回収材から新
たに生産したブレージングシートの品質の維持、省資源
化、回収材の売却価格の高価格化等が可能となる。
ジングシートの皮材と芯材とをおのおの単独で回収し、
且つ確実に再利用することができるので、回収材から新
たに生産したブレージングシートの品質の維持、省資源
化、回収材の売却価格の高価格化等が可能となる。
【0039】更に、本第2実施例では、ブレージングシ
ートを炉内に入れたまま皮材と芯材とを回収することが
できるので、ブレージングシートを取り扱う工数の低減
が可能となり、コスト低減を図ることができる。又、種
々の皮材及び芯材からなる各ブレージングシートの材料
成分の回収を一つの溶融処理炉にて行なうことができる
。
ートを炉内に入れたまま皮材と芯材とを回収することが
できるので、ブレージングシートを取り扱う工数の低減
が可能となり、コスト低減を図ることができる。又、種
々の皮材及び芯材からなる各ブレージングシートの材料
成分の回収を一つの溶融処理炉にて行なうことができる
。
【0040】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく
、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で
実施し得ることは勿論である。
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく
、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で
実施し得ることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上実施例を含めて詳述したように、本
発明のクラッド材の材料成分回収方法は、クラッド材を
構成する皮材のみを溶融し、皮材の材料成分を芯材の材
料成分とは無関係に単独で回収するものである。このた
め、本発明のクラッド材の材料成分回収方法によれば、
クラッド材のうち少なくとも皮材の材料成分をその組成
比を変化させることなく回収することができるので、回
収した皮材の材料成分を確実に再利用することができる
。更に、皮材のみの溶融・回収後には、芯材だけがその
組成比を変化させることなく残るので、この芯材の溶融
・回収処理の簡易化や、芯材の材料成分の再利用を図る
ことが可能である。
発明のクラッド材の材料成分回収方法は、クラッド材を
構成する皮材のみを溶融し、皮材の材料成分を芯材の材
料成分とは無関係に単独で回収するものである。このた
め、本発明のクラッド材の材料成分回収方法によれば、
クラッド材のうち少なくとも皮材の材料成分をその組成
比を変化させることなく回収することができるので、回
収した皮材の材料成分を確実に再利用することができる
。更に、皮材のみの溶融・回収後には、芯材だけがその
組成比を変化させることなく残るので、この芯材の溶融
・回収処理の簡易化や、芯材の材料成分の再利用を図る
ことが可能である。
【図1】第1実施例で用いる処理槽の断面図である。
【図2】第1及び第2実施例で溶融処理するブレージン
グシートの斜視図である。
グシートの斜視図である。
【図3】第2実施例で用いる溶融処理炉の断面図である
。
。
【図4】第2実施例における溶融処理ルーチンのフロー
チャートである。
チャートである。
1…処理槽,
10…ブレージングーシート,
11…芯材,
12…皮材,
20…溶融処理炉
Claims (1)
- 【請求項1】 芯材に皮材を接合してなるクラッド材
をそれぞれの融点の差を利用して溶融処理して行なうク
ラッド材の材料成分回収方法において、前記クラッド材
を前記皮材の液相線温度以上の雰囲気温度で加熱溶融し
、前記クラッド材について前記皮材の材料成分を分離回
収することにより、芯材と皮材の両方を分けて回収する
ことを特徴とするクラッド材の材料成分回収方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2402812A JPH04218624A (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | クラッド材の材料成分回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2402812A JPH04218624A (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | クラッド材の材料成分回収方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04218624A true JPH04218624A (ja) | 1992-08-10 |
Family
ID=18512598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2402812A Pending JPH04218624A (ja) | 1990-12-17 | 1990-12-17 | クラッド材の材料成分回収方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04218624A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07166257A (ja) * | 1993-07-27 | 1995-06-27 | Trw Vehicle Safety Syst Inc | エアバッグ膨張器から金属を回収するための熱処理再利用方法 |
WO2010060449A1 (de) * | 2008-11-28 | 2010-06-03 | Belte Ag | Verfahren zum wiedergewinnen von metallen oder metalllegierungen aus schrottmaterialien |
US8514492B2 (en) | 2007-10-15 | 2013-08-20 | Ovd Kinegram Ag | Multilayer body and method for producing a multilayer body |
JP2013544964A (ja) * | 2010-10-12 | 2013-12-19 | シェンジェン・ジーイーエム・ハイ−テク カンパニーリミテッド | 電子廃棄物から貴金属を回収する方法及び設備本出願は、2010年10月12日に中国特許局に提出された出願番号201010506134.2、発明名称「貴金属電子廃棄物から貴金属を回収する方法及び設備」の中国特許出願の優先権を要求し、その全ての内容は引用によって本出願に結合される。 |
-
1990
- 1990-12-17 JP JP2402812A patent/JPH04218624A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07166257A (ja) * | 1993-07-27 | 1995-06-27 | Trw Vehicle Safety Syst Inc | エアバッグ膨張器から金属を回収するための熱処理再利用方法 |
US8514492B2 (en) | 2007-10-15 | 2013-08-20 | Ovd Kinegram Ag | Multilayer body and method for producing a multilayer body |
WO2010060449A1 (de) * | 2008-11-28 | 2010-06-03 | Belte Ag | Verfahren zum wiedergewinnen von metallen oder metalllegierungen aus schrottmaterialien |
JP2013544964A (ja) * | 2010-10-12 | 2013-12-19 | シェンジェン・ジーイーエム・ハイ−テク カンパニーリミテッド | 電子廃棄物から貴金属を回収する方法及び設備本出願は、2010年10月12日に中国特許局に提出された出願番号201010506134.2、発明名称「貴金属電子廃棄物から貴金属を回収する方法及び設備」の中国特許出願の優先権を要求し、その全ての内容は引用によって本出願に結合される。 |
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