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JPH0420381Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0420381Y2
JPH0420381Y2 JP19854384U JP19854384U JPH0420381Y2 JP H0420381 Y2 JPH0420381 Y2 JP H0420381Y2 JP 19854384 U JP19854384 U JP 19854384U JP 19854384 U JP19854384 U JP 19854384U JP H0420381 Y2 JPH0420381 Y2 JP H0420381Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
seat plate
screw
base
pot body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19854384U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61118551U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19854384U priority Critical patent/JPH0420381Y2/ja
Publication of JPS61118551U publication Critical patent/JPS61118551U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0420381Y2 publication Critical patent/JPH0420381Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は鍋に樹脂製のハンドルをねじビスを
用いて一体的に取付ける構造に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来の樹脂製のハンドルの取付構造は、第3図
に示すように、鍋体10の側面に突設したねじ受
部材11に、ハンドル12の基部12aに貫設し
たねじ孔13からねじビス14をねじ込んで行つ
ている。また鍋体10の側面とハンドル12との
間には、ハンドル基部12aの断面形状に合わせ
て形成した円筒形或は角筒形の継手金具15が介
在させてある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記構造では金属により形成された鍋体10及
び継手金具15と、樹脂からなるハンドル12と
の熱膨脹率の相違から、調理を行うごとにハンド
ル側に異なつた膨脹、収縮が生じ、これが長期間
の使用により繰返し行われると、第4図に示すよ
うにねじビス14の頭部14aや継手金具15の
端部などが接する部分に隙間16が生じて、ハン
ドル12が弛み出す。
このため継手金具15をハンドル12の廻り止
めとして用いても、その役目が果されず、ハンド
ル12が横振れして鍋が使用しにくくなるばかり
か、横振れの反動で鍋内のものがこぼれたりして
危険な時もある。
(問題を解決するための手段) この考案は上記従来の欠点を解決するために考
えられたものであつて、その目的とするところ
は、ハンドルをねじビスにより鍋体に止着するも
のでありながら熱による弛みが起らず、またハン
ドルの構造を大巾に変更する必要もなく、簡単な
手段の採用によつて、常に確実にハンドルを鍋体
側に取付けて置くことができる新たな鍋のハンド
ル取付構造を提供することにある。
上記目的によるこの考案の特徴は、鍋体側面に
ねじ受部材を突設する一方、樹脂製のハンドルの
基部に貫設したねじ孔の端面に、両端を折曲した
金属座板を、基部内に折曲両端を埋込んで一体に
設け、そのハンドルを該ハンドルとの接触面を大
きく形成した継手金具を介して鍋体側面に当接す
るとともに、上記ねじ孔及び金属座板を通して上
記ねじ受部材にねじ込まれ、かつ頭部を金属座板
に圧接したねじビスにより鍋体側面に止着してな
ることにある。
(作用) 上記構造では金属座板がハンドルの基部に一体
に埋設され、またねじビスの頭部が圧接される部
分は金属板であることから、ねじビス側と金属座
板側との熱膨脹率には樹脂ほどの差がなく、共に
同一状態にて膨脹、収縮を繰返すため、そこに弛
みは生じない。
また金属座板は、埋設によつてハンドル基部と
一体にあるので、そこに熱膨脹率の差があつても
当接した場合ほどの影響は生じ難く、金属座板が
弛むようなことがない。
さらにまた継手金具のハンドル側接触端面を大
きく形成し、ハンドル基端面との接触面積を増し
たことから、熱膨脹時の喰込みがなくなり、ハン
ドル基端面に隙間が生じ難くなる。
この結果、ハンドルは熱膨脹率の相違に左右さ
れず常にしつかりと鍋体に止着され、横振れなど
を起すことがない。
更にこの考案を第1図及び第2図に示す実施例
により詳細に説明する。
(実施例) 1はアルミニウムなどからなる金属の鍋体で、
側面上部にねじ受部材2が突設してある。
3は合成樹脂からなるハンドルで、基部3aに
ねじ孔4が横に貫設してある。このねじ孔4の内
端面の基部3aには、両端を折曲した金属座板5
が、その折曲両端を基部3a内に埋込んで一体に
設けてあり、この金属座板5を通して、上記ねじ
受部材2に取付用のねじビス6をねじ込むことが
できるようにしてある。
7は継手金具で、ハンドル3の基部3aの断面
形状に合わせて筒状に形成され、またハンドル3
と接触する側の端面7aは出来るだけ広面積に形
成してある。
第1図に示す例では、金属板からなる継手金具
7の端部を内側に折曲して、ハンドル3との接触
端面を大きく形成してあり、また第2図に示す例
は、アルミニウムにより継手金具7を厚肉に形成
して、接触端面の面積増大を図つている。
上記ハンドル3の鍋体1への取付けは、基部3
aのねじ孔4に挿入したねじビス6を、金属座板
5を通して鍋体側面のねじ受部材2にねじ込むこ
とによつて容易に行うことができる。
またねじビス6の頭部6aは金属座板5に圧接
されて、ハンドル3を常に鍋体側面に締付けて止
着している。
なお上記実施例では、基部3aの内端に金属座
板5を埋設しているが、金属座板5の埋設は基部
外端であつてもよい。
(考案の効果) この考案は上述のように、ハンドル3に埋設し
た金属座板5に、取付用のねじビス6の頭部6a
を圧接し、また継手金具7の接触端面7aを大き
く形成して、基部3aへの喰込みを防止してなる
ことから、調理時の熱の上昇及び下降に伴つて、
ハンドル3がねじビス6や継手金具7と異なつた
膨脹、収縮を繰返しても、ねじビス6と金属座板
5との膨脹、収縮には大差がないから、ねじ頭部
6aと金属座板5との間に隙間が生じることがな
い。
また、金属座板5は基部3aに一体に埋設され
ているため、基部3aが膨脹、収縮を起しても弛
むことがない。
更にまた継手金具7の接触面を大きく形成した
ことから、ハンドル側が膨脹しても、基部3aの
端面に入り込むことがなく、継手金具7を介して
の伝熱も分散されるため、基部端面が焦げ難い。
また金属座板を埋設するとともに、継手金具の
端面を大きく形成するだけでよいから従来のもの
と比べて特に構造が複雑となるようなこともない
などの特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る鍋のハンドル取付構造
の第1実施例の縦断面図、第2図は第2実施例の
要部縦断面図、第3図及び第4図は従来構造の縦
断面図である。 1……鍋本体、2……ねじ受部材、3……ハン
ドル、3a……基部、4……ねじ孔、5……金属
座板、6……ねじビス、7……継手金具、7a…
…接触端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鍋体側面にねじ受部材を突設する一方、樹脂製
    のハンドルの基部に貫設したねじ孔の端面に、両
    端を折曲した金属座板を、基部内に折曲両端を埋
    込んで一体に設け、そのハンドルを該ハンドルと
    の接触面を大きく形成した継手金具を介して鍋体
    側面に当接するとともに、上記ねじ孔及び金属座
    板を通して上記ねじ受部材にねじ込まれ、かつ頭
    部を金属座板に圧接したねじビスにより鍋体側面
    に止着してなることを特徴とする鍋のハンドル取
    付構造。
JP19854384U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPH0420381Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19854384U JPH0420381Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19854384U JPH0420381Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61118551U JPS61118551U (ja) 1986-07-26
JPH0420381Y2 true JPH0420381Y2 (ja) 1992-05-11

Family

ID=30757628

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19854384U Expired JPH0420381Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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JP (1) JPH0420381Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61118551U (ja) 1986-07-26

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