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JPH0419984Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0419984Y2
JPH0419984Y2 JP14294883U JP14294883U JPH0419984Y2 JP H0419984 Y2 JPH0419984 Y2 JP H0419984Y2 JP 14294883 U JP14294883 U JP 14294883U JP 14294883 U JP14294883 U JP 14294883U JP H0419984 Y2 JPH0419984 Y2 JP H0419984Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
motor bracket
rotor
bearing sleeve
rotation
Prior art date
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Expired
Application number
JP14294883U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6051776U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14294883U priority Critical patent/JPS6051776U/ja
Publication of JPS6051776U publication Critical patent/JPS6051776U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0419984Y2 publication Critical patent/JPH0419984Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Brushless Motors (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は回転精度の向上を図つたブラシレスモ
ータに関する。
〔考案の技術的背景〕
例えばレーザープリンターのポリゴンミラー駆
動用モータとしてはブラシレスモータを用いるの
が一般的である。このものでは、回転の滑らかさ
を期待して回転軸を空気軸受により支持するよう
にしており、また回転制御回路を構成した基板は
耐静電ノイズ性の向上を図つてシールドケース内
に収納し、該基板とモータ本体との間をリード線
にて接続する構成としている。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら上記構成では、空気軸受により滑
らかな回転が得られて回転精度は比較的良いもの
の、空気軸受の特性上回転軸を周面積が十分確保
できる径大且つ長尺なものとせざるを得ず、また
基板をシールドケース内に収納するという構造
上、全体が不可避的に大形化し且つ製造コストが
嵩むという欠点があつた。
〔考案の目的〕
そこで、本考案の目的は、優れた回転精度を得
ながらも、全体を小形に構成でき且つ安価に製造
できるブラシレスモータを提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案は、電機子コイルを有しモータブラケツ
トに突設した軸受筒に装着されたステータと、周
波数発電コイル及び位置検出素子を備え前記モー
タブラケツト内に前記軸受筒を基準として装着さ
れた第1の基板と、前記軸受筒に設けたボールベ
アリングと、このボールベアリングに回転自在に
支持されたロータと、前記モータブラケツトの外
部に取付部材を介して取着され部品搭載面側の略
全域に導電層を形成した第2の基板と、この第2
の基板に構成されPLL回路を有して前記周波数
発電コイル及び位置検出素子からの出力信号に基
き前記ロータの回転制御をなす回転制御回路とを
具備する構成とすることにより、ロータと第1の
基板とを正確な位置関係で配設できて周波数発電
コイル及び位置検出素子による検出誤差を低減さ
せ且つPLL回路による同期化力により高精度回
転を可能ならしめ、更に第2の基板の導電層によ
り静電ノイズからのシールドを図るようにしたと
ころに特徴を有する。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。1は円筒容器状を成す金属製のモータブ
ラケツトで、これの中央部には円筒状の軸受筒2
が一体に立設されている。3は軸受筒2の上下両
端部内に嵌着したボールベアリングである。4は
ステータで、これは略円筒状を成すボビン5の上
部外周に複数の電機子コイル6を巻装して成る。
7は第1の基板で、これの外周寄りの環状領域に
は周波数発電コイル(図示せず)がプリント配線
手段にて形成され、またこの周波数発電コイルの
内側に後述するロータ10の位置を検出するため
の位置検出素子8が配設されている。9は第1の
基板7に下向きに突設した多数の導電ピンで、こ
れには前記電機子コイル6、周波数発電コイル及
び位置検出素子8が接続されている。そして第1
の基板7は、内周部に円形の取付孔7aを有し、
この取付孔7aをボビン5の所定部位に嵌着する
ことによりステータ4に一体化されており、この
ボビン5を軸受筒2に嵌合してねじ止めすること
によりモータブラケツト1内に軸受筒2を基準と
した状態で装着されている。尚、この第1の基板
7の装着状態において、導電ピン9はモータブラ
ケツト1底部に形成した通し孔1aを貫通して下
方に突出している。10はロータで、これは回転
軸11に嵌着したボス12にロータヨーク13を
ねじ止めすると共に、該ロータヨーク13の内周
部に略円筒状を成す界磁用永久磁石14を固着
し、且つロータヨーク13の下端周縁部に環状を
成す周波数発電用永久磁石15を固着して成る。
このロータ10は回転軸11がボールベアリング
3に回転自在に支持されて軸受筒2を中心に回転
するようになつており、界磁用永久磁石14がス
テータ4の電機子コイル6に径方向に空隙を存し
て対向し、周波数発電用永久磁石15が第1の基
板7の周波数発電コイルに軸方向に空隙を存して
対向している。16はモータブラケツト1底部に
突設した例えば3本の取付部材で(2本のみ図
示)、これは例えばプラスチツク製であつて下端
部にねじ孔(図示せず)が形成されている。17
はモータブラケツト1の外部に位置してねじ18
により取付部材16に固定した第2の基板で、こ
れは例えば両面プリント基板により形成されて部
品搭載面側即ち上面側には略全域に銅箔を残すこ
とにより導電層(図示せず)が形成され、下面側
には銅箔のエツチングによりアースパターンを有
する所定の導体パターン(いずれも図示せず)が
形成され、上記導電層及びアースパターン並びに
ねじ18は同電位となるよう互いに接続されてい
る。19は第2の基板17の上面側の所定部位に
固着した受端子で、これは前記第1の基板7に突
設した導電ピン9に接続されると共に第2の基板
17の導体パターンに接続されている。而して、
この第2の基板17の上面には前記位置検出素子
8及び周波数発電コイルからの出力信号に基いて
ロータ10の回転制御をなす回転制御回路を構成
する電子部品群が配設されており、その回転制御
回路は具体的には第3図に示す通りである。即
ち、この第3図において、20は前記周波数発電
用永久磁石15及び周波数発電コイルから構成さ
れる周波数発電機、21はこの周波数発電機20
からの速度信号を増幅する速度信号増幅回路、2
2はPLL(位相同期化制限ループ)回路である。
PLL回路22はPLL回路用IC23(例えば東京
芝浦電気株式会社製TC9142P)及び水晶発振子
24を備えて成り、速度信号増幅回路21からの
出力信号の位相と内蔵せる基準発振器の位相とを
比較して、それらの位相差をなくすような制御信
号を出力する。25は制御信号増幅回路、26は
駆動回路で、駆動回路26は駆動用IC27(例
えば東京芝浦電気株式会社製TA7248P)を備え
ており、制御信号増幅回路21を介するPLL回
路22からの制御信号及び位置検出素子8からの
ロータ10の位置信号に基き電機子コイル6を通
断電制御するものである。尚、28はラインL1
に接続された電源端子、29は前記アースパター
ンに接続されたアース端子、30はロータ10の
回転数が所定値に達したときに同期化信号を出力
する同期化信号出力端子、31は起動信号入力端
子である。
上記構成の本実施例によれば、ロータ10を支
持する軸受筒2にステータ4を装着する構成であ
るから、電機子コイル6群をロータ10の界磁用
永久磁石14に対し確実に同心配置することがで
き、これにてロータ10の回転むらを低減させ得
る。また、やはり軸受筒2を基準に第1の基板7
を装着する構成であるから、ロータ10の界磁用
永久磁石14に対し位置検出素子8を正確な位置
精度で配設できてロータ8の位置検出を高精度に
てなし得、またロータ10の周波数発電用永久磁
石15に対し第1の基板7の周波数発電コイルを
正確に同心配置できて速度信号の高精度化を図る
ことができる。更には、回転制御回路を配設した
第2の基板17を第1の基板7とは別体に構成し
てモータブラケツト1の外部に取着するようにし
たから、回転制御回路を位置検出素子と同一の基
板に配置するものとは異なり位置検出素子の出力
線をロータの周波数発電用永久磁石の磁束鎖交領
域を横切つて延設せずとも、例えば本実施例の如
く導電ピン9によりロータ10の軸方向に延ばし
て第2の基板17の回転制御回路に接続できる。
従つて、位置検出素子8の出力線に周波数発電用
永久磁石15からの磁束が鎖交して位置検出信号
にノイズが重畳することを防止でき位置検出素子
の一層の高精度化を図ることができる。しかも、
斯様に位置検出素子及び速度信号の高精度化を図
り得ることと相俟ち、PLL回路22を有して回
転制御回路を構成したので、PLL回路22によ
る同期化力によつてロータ10の回転安定性を著
しく向上させ得、総じて高精度回転を可能ならし
め得る。そして、斯様に高精度回転が可能となる
ので、回転軸11の軸受装置としてボールベアリ
ング3を用いても十分な回転の滑らかさを確保で
き、殊更に空気軸受を用いずとも済む。これに
て、回転軸の周面積ひいては径寸法及び長さ寸法
を小に設定できるので、モータ全体の小形化及び
低価格化を図ることができる。更には、第2の基
板17の上面の略全域に導電層を形成したから、
この導電層のシールド効果によつて回転制御回路
の耐静電ノイズ性を向上させることができてシー
ルドケースを不要ならしめ得、もつて全体の一層
の小形化及び低価格化を図ることができる。
尚、上記実施例では、第2の基板17をモータ
ブラケツト1に取着するための取付部材16をい
ずれもプラスチツク製としたが、これらのうちの
少なくとも1本を金属等の導電材製として第2の
基板17の導電層をモータブラケツト1に接続す
るようにすれば、耐静電ノイズ性を一層向上させ
ることができる。
〔考案の効果〕
本考案は以上述べたように、モータブラケツト
の軸受筒を基準として周波数発電コイル及び位置
検出素子を備えた第1の基板とステータとを装着
すると共に、この軸受筒に設けたボールベアリン
グにロータを支持せしめ、更にモータブラケツト
の外部に部品搭載面側の略全域に導電層を形成し
た第2の基板を取着し、この第2の基板にPLL
回路を有する回転制御回路を配設する構成とした
ところに特徴を有し、この構成の結果、ロータと
電機子コイル、周波数発電コイル及び位置検出素
子との間の位置精度を高め得ると共に位置検出素
子の出力信号にノイズが重畳することを防止でき
て位置検出信号及び速度信号の検出精度を高め
得、更にPLL回路による同期化力により速度安
定性を向上させ得るので、高精度回転を可能なら
しめ得る。また、斯様に高精度回転が可能となる
ので空気軸受を用いずとも済み、且つ第2の基板
の導電層によつてシールドを図り得るのでシール
ドケースを不要ならしめ得、総じて大幅な小形化
及び低価格化を図ることができるという実用上優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
の縦断面図、第2図はステータの側面図、第3図
は回転制御回路の回路図である。 図中、1はモータブラケツト、2は軸受筒、3
はボールベアリング、4はステータ、6は電機子
コイル、7は第1の基板、8は位置検出素子、1
0はロータ、16は取付部材、17は第2の基
板、22はPLL回路である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 電気子コイルを有しモータブラケツトに突設
    した軸受筒に装着されたステータと、周波数発
    電コイル及び位置検出素子を備え前記モータブ
    ラケツト内に前記軸受筒を基準として装着され
    た第1の基板と、前記軸受筒に設けたボールベ
    アリングと、このボールベアリングに回転自在
    に支持されたロータと、前記モータブラケツト
    の外部に取付部材を介して取着され部品搭載面
    側の略全域に導電層を形成した第2の基板と、
    この第2の基板に構成されPLL回路を有して
    前記周波数発電コイル及び位置検出素子からの
    出力信号に基き前記ロータの回転制御をなす回
    転制御回路とを具備して成るブラシレスモー
    タ。 2 取付部材は複数個設けられたそのうちの少な
    くとも1個は導電材により形成され、モータブ
    ラケツトと第2の基板の導電層とが前記導電材
    を介して接続されていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載のブラシレス
    モータ。
JP14294883U 1983-09-14 1983-09-14 ブラシレスモ−タ Granted JPS6051776U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14294883U JPS6051776U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 ブラシレスモ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14294883U JPS6051776U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 ブラシレスモ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6051776U JPS6051776U (ja) 1985-04-11
JPH0419984Y2 true JPH0419984Y2 (ja) 1992-05-07

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ID=30319235

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JP14294883U Granted JPS6051776U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 ブラシレスモ−タ

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JP (1) JPS6051776U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2753181B2 (ja) * 1992-09-10 1998-05-18 株式会社リコー ポリゴンスキャナ

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Publication number Publication date
JPS6051776U (ja) 1985-04-11

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