JPH0419847A - 光磁気ディスク装置用リニアモーター - Google Patents
光磁気ディスク装置用リニアモーターInfo
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- JPH0419847A JPH0419847A JP12275790A JP12275790A JPH0419847A JP H0419847 A JPH0419847 A JP H0419847A JP 12275790 A JP12275790 A JP 12275790A JP 12275790 A JP12275790 A JP 12275790A JP H0419847 A JPH0419847 A JP H0419847A
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- optical disk
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- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 abstract description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 17
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 16
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光磁気ディスク装置において、光ピツクアッ
プのシーク動作等に使用される光磁気ディスク装置用リ
ニアモーターに関するものである。
プのシーク動作等に使用される光磁気ディスク装置用リ
ニアモーターに関するものである。
光磁気ディスク装置では、光ピツクアップを光磁気ディ
スク上の所定のトラックへ移動させて、その位置で静止
させるシーク動作や、対物レンズの焦点を正確に光磁気
ディスク上に合わせるフォーカンレンズ動作、そして、
レーザー光を所定のトラックに追従させるトラッキング
動作等を行うために、構造が単純で制御も容易であり、
しかも応答性に借れたりニアモーターがしばしば用いら
れる。
スク上の所定のトラックへ移動させて、その位置で静止
させるシーク動作や、対物レンズの焦点を正確に光磁気
ディスク上に合わせるフォーカンレンズ動作、そして、
レーザー光を所定のトラックに追従させるトラッキング
動作等を行うために、構造が単純で制御も容易であり、
しかも応答性に借れたりニアモーターがしばしば用いら
れる。
第8図に、上記光ピツクアップのシーク動作に使用され
るシーク用リニアモーターの構成を示す。
るシーク用リニアモーターの構成を示す。
シーク用リニアモーターは、光ピツクアップ5を挾むよ
うに設けられた2台のリニアモーター11 から構成さ
れており、リニアモーター1はコイル2と磁石4を用い
た磁気回路3とから構成され、リニアモーター1゛はコ
イル2゛ と磁石4を用いた磁気回路3°がら構成され
ている。コイル2・2′は光ピツクアンプ5の両翼に設
けられており、レーザー光を集光する対物レンズ6は、
光ピックアップ50重心を通り紙面に対して垂直な線上
に配置されている。
うに設けられた2台のリニアモーター11 から構成さ
れており、リニアモーター1はコイル2と磁石4を用い
た磁気回路3とから構成され、リニアモーター1゛はコ
イル2゛ と磁石4を用いた磁気回路3°がら構成され
ている。コイル2・2′は光ピツクアンプ5の両翼に設
けられており、レーザー光を集光する対物レンズ6は、
光ピックアップ50重心を通り紙面に対して垂直な線上
に配置されている。
上記の構成において、リニアモータート1゜のコイル2
・2°に駆動電流を流すと、コイル2・2°はフレミン
グ左手の法則に従って磁気回路3・3゛より図の左右方
向に推力を受け、これに伴い光ピツクアップ5が、光磁
気ディスクの径方向に駆動されるようになっている。
・2°に駆動電流を流すと、コイル2・2°はフレミン
グ左手の法則に従って磁気回路3・3゛より図の左右方
向に推力を受け、これに伴い光ピツクアップ5が、光磁
気ディスクの径方向に駆動されるようになっている。
ところで、光磁気ディスク装置では、情報の記録時、第
9図に示すように、レーザー光(図示されていない)が
対物レンズ6(第8図)により集光されて、光磁気ディ
スク11の透明なディスク基板11a側から記録層11
bに照射されると共に、磁気ヘッド16から外部磁束1
7が記録層11bに垂直に印加される。
9図に示すように、レーザー光(図示されていない)が
対物レンズ6(第8図)により集光されて、光磁気ディ
スク11の透明なディスク基板11a側から記録層11
bに照射されると共に、磁気ヘッド16から外部磁束1
7が記録層11bに垂直に印加される。
ところが、上記従来の構成では、2台のリニアモーター
ト1゛の磁気回路3・3′において、第10図に示すよ
うに、磁石4・4°の磁極を対向して配置した場合、磁
気回路3・3°がらの漏洩磁束10が、中央付近で衝突
して、光磁気ディスク11に対して垂直方向に印加され
ることになる。このため、情報の記録時、光磁気ディス
ク11に実際に印加される磁束は、磁気ヘッド16(第
9図)から印加される外部磁束17に磁気回路3・3゛
からの漏洩磁束lOを重畳したものになり、外部磁束1
7が光磁気ディスク11に対して上向きか、下向きかに
よって、一方は強められが、他方は弱められてしまい、
正常な記録が行えないという問題点を有している。
ト1゛の磁気回路3・3′において、第10図に示すよ
うに、磁石4・4°の磁極を対向して配置した場合、磁
気回路3・3°がらの漏洩磁束10が、中央付近で衝突
して、光磁気ディスク11に対して垂直方向に印加され
ることになる。このため、情報の記録時、光磁気ディス
ク11に実際に印加される磁束は、磁気ヘッド16(第
9図)から印加される外部磁束17に磁気回路3・3゛
からの漏洩磁束lOを重畳したものになり、外部磁束1
7が光磁気ディスク11に対して上向きか、下向きかに
よって、一方は強められが、他方は弱められてしまい、
正常な記録が行えないという問題点を有している。
このため、漏洩磁束10に対抗して外部磁束17を大き
くしたり、光磁気ディスク11上での漏洩磁束10を減
らすように磁気シールドを設けたりすることにより、こ
の問題に対処しているが、前者では磁気ヘッド16の大
型化、あるいは消費電力の増加を招き、後者では部品点
数の増加、あるいは重量の増加等を招いている。
くしたり、光磁気ディスク11上での漏洩磁束10を減
らすように磁気シールドを設けたりすることにより、こ
の問題に対処しているが、前者では磁気ヘッド16の大
型化、あるいは消費電力の増加を招き、後者では部品点
数の増加、あるいは重量の増加等を招いている。
本発明の光磁気ディスク装置用リニアモーターは、上記
の課題を解決するために、光ビームを集光して光磁気デ
ィスクに照射する対物レンズの両側に磁石及びヨークと
からなる磁気回路とコイルとが設けられ、前記コイルに
駆動電流を流すことにより前記対物レンズを光磁気ディ
スクに対して所定方向に移動させる光磁気ディスク装置
用リニアモーターにおいて、上記磁気回路の磁石は互い
に引力が働くように配置されていることを特徴としてい
る。
の課題を解決するために、光ビームを集光して光磁気デ
ィスクに照射する対物レンズの両側に磁石及びヨークと
からなる磁気回路とコイルとが設けられ、前記コイルに
駆動電流を流すことにより前記対物レンズを光磁気ディ
スクに対して所定方向に移動させる光磁気ディスク装置
用リニアモーターにおいて、上記磁気回路の磁石は互い
に引力が働くように配置されていることを特徴としてい
る。
〔作 用]
上記の構成によれば、対物レンズの両側に設けられた磁
気回路の磁石を互いに引力が働くように配置したので、
一方の磁気回路から漏れ出た漏洩磁束は他方の磁気回路
へ吸い込まれるようになり、両側の磁気回路からの漏洩
磁束が連結される。
気回路の磁石を互いに引力が働くように配置したので、
一方の磁気回路から漏れ出た漏洩磁束は他方の磁気回路
へ吸い込まれるようになり、両側の磁気回路からの漏洩
磁束が連結される。
このため、対物レンズの直上に対応する光磁気ディスク
上の光ビーム照射位置では、漏洩磁束の方向は光磁気デ
ィスク面に対してほとんど平行になる。これにより、漏
洩磁束は光磁気ディスク面に対して垂直な記録用の外部
磁束に影響を及ぼさなくなる。
上の光ビーム照射位置では、漏洩磁束の方向は光磁気デ
ィスク面に対してほとんど平行になる。これにより、漏
洩磁束は光磁気ディスク面に対して垂直な記録用の外部
磁束に影響を及ぼさなくなる。
〔実施例1〕
本発明の一実施例を第1図乃至第4図に基づいて説明す
れば、以下のとおりである。なお、従来例の図面で示し
た部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付
記する。
れば、以下のとおりである。なお、従来例の図面で示し
た部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号を付
記する。
光磁気ディスク装置において、光ピツクアンプを光磁気
ディスク上の所定のトラックへ移動させて、その位置で
静止させる、いわゆるシーク動作を行うために使用され
るシーク用リニアモーターの構成を、第2図の平面図及
び第3図の縦断面図に示す。
ディスク上の所定のトラックへ移動させて、その位置で
静止させる、いわゆるシーク動作を行うために使用され
るシーク用リニアモーターの構成を、第2図の平面図及
び第3図の縦断面図に示す。
シーク用リニアモーターは、光ピツクアップ5を挟むよ
うに設けられた2台のリニアモータート1°から構成さ
れており、リニアモーター1はコイル2及び磁気回路3
から構成され、リニアモーター1°はコイル2°及び磁
気回路3゛がら構成されている。
うに設けられた2台のリニアモータート1°から構成さ
れており、リニアモーター1はコイル2及び磁気回路3
から構成され、リニアモーター1°はコイル2°及び磁
気回路3゛がら構成されている。
コイル2・2 は光ピツクアップ5の両翼に設けられて
おり、それぞれ磁気回路3・3゛の光ピンクアンプ5側
に位置するセンターヨーク7・7゛に遊貫されている。
おり、それぞれ磁気回路3・3゛の光ピンクアンプ5側
に位置するセンターヨーク7・7゛に遊貫されている。
また、サイドヨーク8・8′には、直方体形状の磁石4
・4゛が固着されており、磁石4とセンターヨーク7と
の間にギャップ9を形成し、磁石4゛ とセンターヨー
ク7゛ との間にギャップ9°を形成している。
・4゛が固着されており、磁石4とセンターヨーク7と
の間にギャップ9を形成し、磁石4゛ とセンターヨー
ク7゛ との間にギャップ9°を形成している。
本実施例のシーク用リニアモーターでは、磁石4・4′
は、互いに引力が働くように配置されており、本実施例
では、ギャップ9での磁束がセンターヨーク7から磁石
4に向くように磁石4を配置したので、ギャップ9′で
の磁束は磁石4′からセンターヨーク7′に向くように
磁石4” は配置されている。なお、レーザー光を集光
する対物レンズ6は、光ピツクアップ5の重心を通り紙
面に対して垂直な線上に配置されている。
は、互いに引力が働くように配置されており、本実施例
では、ギャップ9での磁束がセンターヨーク7から磁石
4に向くように磁石4を配置したので、ギャップ9′で
の磁束は磁石4′からセンターヨーク7′に向くように
磁石4” は配置されている。なお、レーザー光を集光
する対物レンズ6は、光ピツクアップ5の重心を通り紙
面に対して垂直な線上に配置されている。
上記の構成において、リニアモーター1”のコイル2′
に駆動電流を、第4図に示す方向に流すと、ギャップ9
°での磁束10a′は、上記したように、磁石4′から
センターヨーク7゛に向いているので、コイル2°はフ
レミング左手の法則に従って図の右方向に推力を受ける
。リニアモーター1についてもコイル2(第2図)に駆
動電流を所定方向に流すと、コイル2はコイル2゛の推
力と同方向に同じ大きさの推力を受ける。これらの推力
は、光ピツクアップ5の重心に作用し、これにより、光
ピツクアップ5(第2図)は、磁気回路3・3゛の長手
方向に沿って光磁気ディスクの径方向に駆動されること
になる。このように、光ピツクアップ5の重心が2台の
リニアモータート1゛により駆動されるので、光ピツク
アップ5には重心の回りの力のモーメントが働きにくく
、回転的振動が発生しにくい。また、同様に、光ピツク
アップ50重心上に配置された対物レンズ6にも回転的
振動が発生しにくい。このため、シーク動作が安定する
。
に駆動電流を、第4図に示す方向に流すと、ギャップ9
°での磁束10a′は、上記したように、磁石4′から
センターヨーク7゛に向いているので、コイル2°はフ
レミング左手の法則に従って図の右方向に推力を受ける
。リニアモーター1についてもコイル2(第2図)に駆
動電流を所定方向に流すと、コイル2はコイル2゛の推
力と同方向に同じ大きさの推力を受ける。これらの推力
は、光ピツクアップ5の重心に作用し、これにより、光
ピツクアップ5(第2図)は、磁気回路3・3゛の長手
方向に沿って光磁気ディスクの径方向に駆動されること
になる。このように、光ピツクアップ5の重心が2台の
リニアモータート1゛により駆動されるので、光ピツク
アップ5には重心の回りの力のモーメントが働きにくく
、回転的振動が発生しにくい。また、同様に、光ピツク
アップ50重心上に配置された対物レンズ6にも回転的
振動が発生しにくい。このため、シーク動作が安定する
。
本実施例のシーク用リニアモーターでは、2台のリニア
モータート1゛の磁石4・4゛は、互いに引力が働くよ
うに配置されているので、第1図に示すように、リニア
モーター1゛のセンターヨーク7′から漏れ出た漏洩磁
束10は、リニアモーター1のセンターヨーク7に吸い
込まれる漏洩磁束10と連続的につながる。このため、
リニアモータート1゛の中間地点の直上に位置する光磁
気ディスク11上の領域、すなわち対物レンズ6(第2
図)の直上に位置する光磁気ディスク11上の領域では
、漏洩磁束IOは光磁気ディスク11の面に対してほぼ
平行となる。
モータート1゛の磁石4・4゛は、互いに引力が働くよ
うに配置されているので、第1図に示すように、リニア
モーター1゛のセンターヨーク7′から漏れ出た漏洩磁
束10は、リニアモーター1のセンターヨーク7に吸い
込まれる漏洩磁束10と連続的につながる。このため、
リニアモータート1゛の中間地点の直上に位置する光磁
気ディスク11上の領域、すなわち対物レンズ6(第2
図)の直上に位置する光磁気ディスク11上の領域では
、漏洩磁束IOは光磁気ディスク11の面に対してほぼ
平行となる。
したがって、この領域に対してレーザー光を照射しなが
ら、光磁気ディスク11に垂直な外部磁束を印加して情
報を記録するとき、漏洩磁束10(第1図)は外部磁束
の垂直成分に対してほとんど影響を及ぼさない。
ら、光磁気ディスク11に垂直な外部磁束を印加して情
報を記録するとき、漏洩磁束10(第1図)は外部磁束
の垂直成分に対してほとんど影響を及ぼさない。
ちなみに、長さ55mm、幅13mm、高さ10mmで
ギャップ9・9′での磁束密度が4000ガウスの磁気
回路3・3゛を53mm間隔で、第1図のように、磁石
4・4゛を互いに引力が働くように配置した場合、磁気
回路3・3°の中間地点直上の光磁気ディスク11位置
での漏洩磁界IOの垂直成分をガウスメーターで測定す
ると、5ガウスであった。一方、従来例で示した第10
図のように、磁石4・4°を互いに反発力が働くように
配置した場合、光磁気ディスク11位置での漏洩磁界1
0の垂直成分を45ガウスであった。すなわち、本発明
によると、漏洩磁界10の垂直成分は1/9に減少して
いることになる。
ギャップ9・9′での磁束密度が4000ガウスの磁気
回路3・3゛を53mm間隔で、第1図のように、磁石
4・4゛を互いに引力が働くように配置した場合、磁気
回路3・3°の中間地点直上の光磁気ディスク11位置
での漏洩磁界IOの垂直成分をガウスメーターで測定す
ると、5ガウスであった。一方、従来例で示した第10
図のように、磁石4・4°を互いに反発力が働くように
配置した場合、光磁気ディスク11位置での漏洩磁界1
0の垂直成分を45ガウスであった。すなわち、本発明
によると、漏洩磁界10の垂直成分は1/9に減少して
いることになる。
〔実施例2〕
本発明の他の実施例を第5図及び第6図に基づいて説明
すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前
記の実施例の図面に示した部材と同一の機能を有する部
材には、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前
記の実施例の図面に示した部材と同一の機能を有する部
材には、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
光磁気ディスク装置で使用されるシーク用リニアモータ
ーの構成を第5図の平面図及び第6図の継断面図に示す
。
ーの構成を第5図の平面図及び第6図の継断面図に示す
。
このシーク用リニアモーターは、前記の実施例のシーク
用リニアモーターにおいて、リニアモータート1 の磁
気回路3・3“を90°回転させて配置したものに相当
する。
用リニアモーターにおいて、リニアモータート1 の磁
気回路3・3“を90°回転させて配置したものに相当
する。
磁石4・4゛は、互いに引力が働くように配置されてお
り、例えば、ギャップ9での磁束がセンターヨーク7か
ら磁石4に向くように磁石4が配置されている場合、ギ
ャップ9°での磁束は磁石4゛からセンターヨーク7′
に向くように磁石4が配置される。
り、例えば、ギャップ9での磁束がセンターヨーク7か
ら磁石4に向くように磁石4が配置されている場合、ギ
ャップ9°での磁束は磁石4゛からセンターヨーク7′
に向くように磁石4が配置される。
そして、このように磁石4・4゛を配置することにより
、リニアモーター1°のセンターヨーク7゛から漏れ出
た漏洩磁束は、リニアモーター1のセンターヨーク7に
吸い込まれる漏洩磁束と連続的につながる。このため、
リニアモータート1゛の中間地点の直上に位置する光磁
気ディスク上の領域、すなわち対物レンズ6の直上に位
置する光磁気ディスク上の領域では、漏洩磁束は光磁気
ディスクに対してほぼ平行となる。
、リニアモーター1°のセンターヨーク7゛から漏れ出
た漏洩磁束は、リニアモーター1のセンターヨーク7に
吸い込まれる漏洩磁束と連続的につながる。このため、
リニアモータート1゛の中間地点の直上に位置する光磁
気ディスク上の領域、すなわち対物レンズ6の直上に位
置する光磁気ディスク上の領域では、漏洩磁束は光磁気
ディスクに対してほぼ平行となる。
したがって、この領域に対してレーザー光を照射しなが
ら、光磁気ディスクに垂直な外部磁束を印加して情報を
記録するとき、漏洩磁束は外部磁束の垂直成分に対して
、はとんど影響を及ぼさない。
ら、光磁気ディスクに垂直な外部磁束を印加して情報を
記録するとき、漏洩磁束は外部磁束の垂直成分に対して
、はとんど影響を及ぼさない。
〔実施例3〕
本発明のその他の実施例を第7図に基づいて説明すれば
、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記の実
施例の図面に示した部材と同一の機能を有する部材には
、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記の実
施例の図面に示した部材と同一の機能を有する部材には
、同一の符号を付記し、その説明を省略する。
光磁気ディスク装置において、対物レンズの位置を制御
して、レーザー光を所定のトラックに追従させるトラッ
キング動作を行うために使用されるトラッキング用リニ
アモーター及び、対物レンズの焦点を正確に光磁気ディ
スク上に合わせるフォー力ッシング動作を行うために使
用されるフォー力ッシング用リニアモーターの構成を、
第7図の平面図に示す。
して、レーザー光を所定のトラックに追従させるトラッ
キング動作を行うために使用されるトラッキング用リニ
アモーター及び、対物レンズの焦点を正確に光磁気ディ
スク上に合わせるフォー力ッシング動作を行うために使
用されるフォー力ッシング用リニアモーターの構成を、
第7図の平面図に示す。
トラッキング用リニアモーターは、コイル2・2及び磁
気回路3からなるリニアモーターと、コイル2“ ・2
“及び磁気回路3゛からなるリニアモーターとから構成
されており、これら2つのリニアモーターが対物レンズ
6を固定したホルダー12を挟むように設けられている
。
気回路3からなるリニアモーターと、コイル2“ ・2
“及び磁気回路3゛からなるリニアモーターとから構成
されており、これら2つのリニアモーターが対物レンズ
6を固定したホルダー12を挟むように設けられている
。
一方、フォーカンシング用リニアモーターは、コイル2
a及び磁気回路3からなるリニアモーターと、コイル2
a’及び磁気回路3゛からなるリニアモーターとから構
成されており、これら2つのリニアモーターは対物レン
ズ6を固定したホルダー12を貫通して挾むように設け
られている。
a及び磁気回路3からなるリニアモーターと、コイル2
a’及び磁気回路3゛からなるリニアモーターとから構
成されており、これら2つのリニアモーターは対物レン
ズ6を固定したホルダー12を貫通して挾むように設け
られている。
上記対物レンズ6を固定したホルダー12は、フォーカ
ス制御用の板バネ13・13を介して中間支持体14に
支持されており、中間支持体14はトラッキング制御用
の板バネ15・15を介して図示されていない可動体に
支持されている。
ス制御用の板バネ13・13を介して中間支持体14に
支持されており、中間支持体14はトラッキング制御用
の板バネ15・15を介して図示されていない可動体に
支持されている。
コの字型の磁気回路3・3°は可動体上に立設されてお
り、センターヨーク7・7° はホルダー12を遊貫し
ている。磁石4・4”はそれぞれサイドヨーク8・8°
に固着されており、磁石4とセンターヨーク7の間及び
磁石4“ とセンターヨーク7゛の間にそれぞれギヤ・
ンプ9・9゛が形成されている。そして、ギャップ9内
にあるホルダー12の上端面には、2つのコイル2・2
が固着され、ギャップ9°内にあるホルダー12の下端
面にも、同様に2つのコイル2゛ ・2′が固着されて
いる。また、センターヨーク7・7゛に遊貫されている
ホルダー12の凹部にはコイル2a・2a’ が固着さ
れている。
り、センターヨーク7・7° はホルダー12を遊貫し
ている。磁石4・4”はそれぞれサイドヨーク8・8°
に固着されており、磁石4とセンターヨーク7の間及び
磁石4“ とセンターヨーク7゛の間にそれぞれギヤ・
ンプ9・9゛が形成されている。そして、ギャップ9内
にあるホルダー12の上端面には、2つのコイル2・2
が固着され、ギャップ9°内にあるホルダー12の下端
面にも、同様に2つのコイル2゛ ・2′が固着されて
いる。また、センターヨーク7・7゛に遊貫されている
ホルダー12の凹部にはコイル2a・2a’ が固着さ
れている。
本実施例では、磁石4・4”は、互いに引力が働くよう
に配置されており、本実施例では、ギャップ9での磁束
が磁石4からセンターヨーク7に向くように磁石4が配
置されており、ギャップ9′での磁束はセンターヨーク
7゛からも6石4°に向くように磁石4゛が配置されて
いる。
に配置されており、本実施例では、ギャップ9での磁束
が磁石4からセンターヨーク7に向くように磁石4が配
置されており、ギャップ9′での磁束はセンターヨーク
7゛からも6石4°に向くように磁石4゛が配置されて
いる。
上記の構成において、トラ、キング用リニアモーターの
コイル2・2・2゛ ・2′ に駆動電流を流すことに
より、ホルダー12に固定されている対物レンズ6がト
ラッキング方向(図の左右方向)に駆動され、トラッキ
ング制御が行われる。
コイル2・2・2゛ ・2′ に駆動電流を流すことに
より、ホルダー12に固定されている対物レンズ6がト
ラッキング方向(図の左右方向)に駆動され、トラッキ
ング制御が行われる。
一方、フォーカソシング用リニアモーターのコイル2a
・2a’ に駆動電流を流すことにより、ホルダー12
に固定されている対物レンズ6がフォー力ッシング方向
(紙面に垂直方向)に駆動され、フォーカソシング制御
が行われる。
・2a’ に駆動電流を流すことにより、ホルダー12
に固定されている対物レンズ6がフォー力ッシング方向
(紙面に垂直方向)に駆動され、フォーカソシング制御
が行われる。
本実施例では、磁石4・4゛は、互い引力が働くように
配置されているので、センターヨーク7から漏れ出た漏
洩磁束は、センターヨーク7゛に吸い込まれる漏洩磁束
と連続的につながる。このため、磁石4・4゛のほぼ中
間に設けられている対物レンズ6の直上に位置する光磁
気ディスク上の領域では、漏洩磁束は光磁気ディスクに
対してほぼ平行となる。
配置されているので、センターヨーク7から漏れ出た漏
洩磁束は、センターヨーク7゛に吸い込まれる漏洩磁束
と連続的につながる。このため、磁石4・4゛のほぼ中
間に設けられている対物レンズ6の直上に位置する光磁
気ディスク上の領域では、漏洩磁束は光磁気ディスクに
対してほぼ平行となる。
したがって、この領域に対してレーザー光を照射しなが
ら、光磁気ディスクに垂直な外部磁束を印加して情報を
記録するとき、漏洩磁束は外部磁束の垂直成分に対して
、はとんど影響を及ぼさない。
ら、光磁気ディスクに垂直な外部磁束を印加して情報を
記録するとき、漏洩磁束は外部磁束の垂直成分に対して
、はとんど影響を及ぼさない。
本実施例では、板バネ13・15により対物レンズ6を
保持する板バネ支持型の対物レンズ保持方法を用いたが
、支点軸型やフォーワイヤー型の対物レンズ保持方法で
あっても、上記と同様にトラッキング用リニアモーター
及びフォーカッシング用リニアモーターを配置すること
により、上記と同様の効果が得られる。
保持する板バネ支持型の対物レンズ保持方法を用いたが
、支点軸型やフォーワイヤー型の対物レンズ保持方法で
あっても、上記と同様にトラッキング用リニアモーター
及びフォーカッシング用リニアモーターを配置すること
により、上記と同様の効果が得られる。
本発明の光磁気ディスク装置用リニアモーターは、以上
のように、対物レンズの両側に設けられた磁気回路の磁
石を互いに引力が働くように配置したので、一方の磁気
回路から漏れ出た漏洩磁束は他方の磁気回路へ吸い込ま
れるようになり、両側の磁気回路からの漏洩磁束が連結
される。このため、対物レンズの直上に対応する光磁気
ディスク上の光ビーム照射位置では、漏洩磁束の方向は
光磁気ディスク面に対してほとんど平行になるので、光
磁気ディスク面に対して垂直な記録用の外部磁束が上向
きか、下向きかによって、漏洩磁束により強められたり
、弱められたりすることがなくなり、正常な記録が行え
る。これにより、漏洩磁束に対抗して外部磁束を大きく
したり、磁気シールドを設けたりする必要がなくなり、
光磁気ディスク装置の小型軽量化及び低消費電力化を図
れると共に、上記磁気回路の磁石を強くして、対物レン
ズを所定方向に素早く駆動できるという効果を奏する。
のように、対物レンズの両側に設けられた磁気回路の磁
石を互いに引力が働くように配置したので、一方の磁気
回路から漏れ出た漏洩磁束は他方の磁気回路へ吸い込ま
れるようになり、両側の磁気回路からの漏洩磁束が連結
される。このため、対物レンズの直上に対応する光磁気
ディスク上の光ビーム照射位置では、漏洩磁束の方向は
光磁気ディスク面に対してほとんど平行になるので、光
磁気ディスク面に対して垂直な記録用の外部磁束が上向
きか、下向きかによって、漏洩磁束により強められたり
、弱められたりすることがなくなり、正常な記録が行え
る。これにより、漏洩磁束に対抗して外部磁束を大きく
したり、磁気シールドを設けたりする必要がなくなり、
光磁気ディスク装置の小型軽量化及び低消費電力化を図
れると共に、上記磁気回路の磁石を強くして、対物レン
ズを所定方向に素早く駆動できるという効果を奏する。
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示すものである
。 第1図は、シーク用リニアモーターに備えられる磁気回
路の磁石の配置を示す概略構成図である。 第2図及び第3図は、シーク用リニアモーターの概略の
構成を示す平面図及び縦断面図である。 第4図は、リニアモーターの動作を示す説明図である。 第5図及び第6図は、他の実施例を示すものであり、シ
ーク用リニアモーターの概略の構成を示す平面図及び継
断面図である。 第7図は、その他の実施例を示すものであり、トラッキ
ング用リニアモーター及びフォー力ッシング用リニアモ
ーターの概略構成図である。 第8図乃至第10図は従来例を示すものである。 第8図は、シーク用リニアモーターの概略の構成を示す
平面図である。 第9図は、磁気ヘッドから光磁気ディスクに外部磁束が
印加される様子を示す説明図である。 第10図は、シーク用リニアモーターに備えられる磁気
回路の磁石の配置を示す概略構成図である。 1・1゛ はリニアモーター 2・2゛ ・2aはコイ
ル、3・3゛は磁気回路、4・4°は磁石、6は対物レ
ンズ、7はセンターヨーク、8はサイドヨーク、IOは
漏洩61束、11は光磁気ディスクである。 特許出願人 シャープ 株式会社第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図
。 第1図は、シーク用リニアモーターに備えられる磁気回
路の磁石の配置を示す概略構成図である。 第2図及び第3図は、シーク用リニアモーターの概略の
構成を示す平面図及び縦断面図である。 第4図は、リニアモーターの動作を示す説明図である。 第5図及び第6図は、他の実施例を示すものであり、シ
ーク用リニアモーターの概略の構成を示す平面図及び継
断面図である。 第7図は、その他の実施例を示すものであり、トラッキ
ング用リニアモーター及びフォー力ッシング用リニアモ
ーターの概略構成図である。 第8図乃至第10図は従来例を示すものである。 第8図は、シーク用リニアモーターの概略の構成を示す
平面図である。 第9図は、磁気ヘッドから光磁気ディスクに外部磁束が
印加される様子を示す説明図である。 第10図は、シーク用リニアモーターに備えられる磁気
回路の磁石の配置を示す概略構成図である。 1・1゛ はリニアモーター 2・2゛ ・2aはコイ
ル、3・3゛は磁気回路、4・4°は磁石、6は対物レ
ンズ、7はセンターヨーク、8はサイドヨーク、IOは
漏洩61束、11は光磁気ディスクである。 特許出願人 シャープ 株式会社第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、光ビームを集光して光磁気ディスクに照射する対物
レンズの両側に磁石及びヨークとからなる磁気回路とコ
イルとが設けられ、前記コイルに駆動電流を流すことに
より前記対物レンズを光磁気ディスクに対して所定方向
に移動させる光磁気ディスク装置用リニアモーターにお
いて、 上記磁気回路の磁石は互いに引力が働くように配置され
ていることを特徴とする光磁気ディスク装置用リニアモ
ーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12275790A JPH0419847A (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 光磁気ディスク装置用リニアモーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12275790A JPH0419847A (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 光磁気ディスク装置用リニアモーター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0419847A true JPH0419847A (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=14843862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12275790A Pending JPH0419847A (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | 光磁気ディスク装置用リニアモーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0419847A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6611404B1 (en) | 1998-03-12 | 2003-08-26 | Teac Corporation | Disk apparatus having voice coil motor with two coils having different numbers of turns |
CN113651159A (zh) * | 2021-10-20 | 2021-11-16 | 常州欣盛半导体技术股份有限公司 | Pi膜输送用的镜面轮及其使用方法 |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP12275790A patent/JPH0419847A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6611404B1 (en) | 1998-03-12 | 2003-08-26 | Teac Corporation | Disk apparatus having voice coil motor with two coils having different numbers of turns |
CN113651159A (zh) * | 2021-10-20 | 2021-11-16 | 常州欣盛半导体技术股份有限公司 | Pi膜输送用的镜面轮及其使用方法 |
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