JPH04195076A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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- JPH04195076A JPH04195076A JP2326363A JP32636390A JPH04195076A JP H04195076 A JPH04195076 A JP H04195076A JP 2326363 A JP2326363 A JP 2326363A JP 32636390 A JP32636390 A JP 32636390A JP H04195076 A JPH04195076 A JP H04195076A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- amount
- inlet hole
- developing device
- latent image
- Prior art date
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- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、潜像担持体に対向して配置された現像剤担持
部材に二成分系の現像剤を担持して潜像担持体と現像剤
担持部材との間の現像領域へ搬送し、その搬送現像剤中
のトナーによって、潜像担持体に形成された静電潜像を
可視像化し、現像剤流路を構成する剤案内部材に形成さ
れている入口孔から落下した現像剤を、回転駆動される
第1の剤搬送手段によって、現像剤担持部材の軸線方向
に強制的に搬送し、第2の剤搬送手段によって、前記搬
送方向と逆方向に現像剤を搬送して現像剤を撹拌する現
像装置に関する。
部材に二成分系の現像剤を担持して潜像担持体と現像剤
担持部材との間の現像領域へ搬送し、その搬送現像剤中
のトナーによって、潜像担持体に形成された静電潜像を
可視像化し、現像剤流路を構成する剤案内部材に形成さ
れている入口孔から落下した現像剤を、回転駆動される
第1の剤搬送手段によって、現像剤担持部材の軸線方向
に強制的に搬送し、第2の剤搬送手段によって、前記搬
送方向と逆方向に現像剤を搬送して現像剤を撹拌する現
像装置に関する。
電子複写機、プリンタ或いはファクシミリなどの画像形
成装置に用いられる上記形式の現像装置は従来より周知
である。
成装置に用いられる上記形式の現像装置は従来より周知
である。
この現像装置においてはトナーとキャリアを有する二成
分系の現像剤を、回転駆動される第1の剤搬送手段と、
第2の剤搬送手段とによって現像剤担持部材の軸線方向
に互いに逆向きに搬送して現像剤を撹拌するので、現像
剤のトナー濃度を現像剤担持部材の軸線方向全体に亘っ
て均一化でき。
分系の現像剤を、回転駆動される第1の剤搬送手段と、
第2の剤搬送手段とによって現像剤担持部材の軸線方向
に互いに逆向きに搬送して現像剤を撹拌するので、現像
剤のトナー濃度を現像剤担持部材の軸線方向全体に亘っ
て均一化でき。
形成された可視像に画像濃度むらが発生することを防止
できる。
できる。
ところが、この形式の現像装置では上述のように現像剤
を現像剤担持部材の軸線方向に搬送するので、その搬送
量が一定しておらずに一方向への現像剤の搬送量が過多
となったときや、現像装置が傾いて取付けられているよ
うなとき、現像装置に収容された現像剤の量が現像剤担
持部材の軸線方向において不均一となることがある。例
えば、現像剤担持部材の軸線方向一端側における現像剤
の量が異常に多くなるのに対し、他端側の現像剤量が異
常に少なくなり、現像装置内の現像剤の量、ないしはそ
の現像剤の高さのバランスを失うことがある。このよう
な現像剤量のアンバランスが生じると、剤量の少ない領
域に対応する潜像担持体上の可視像の濃度が低下し、可
視像に濃度むらが発生する。また剤量の多い部分ではト
ナーの飛散や、現像剤が現像装置外にこぼれ呂るような
不具合が発生することもある。
を現像剤担持部材の軸線方向に搬送するので、その搬送
量が一定しておらずに一方向への現像剤の搬送量が過多
となったときや、現像装置が傾いて取付けられているよ
うなとき、現像装置に収容された現像剤の量が現像剤担
持部材の軸線方向において不均一となることがある。例
えば、現像剤担持部材の軸線方向一端側における現像剤
の量が異常に多くなるのに対し、他端側の現像剤量が異
常に少なくなり、現像装置内の現像剤の量、ないしはそ
の現像剤の高さのバランスを失うことがある。このよう
な現像剤量のアンバランスが生じると、剤量の少ない領
域に対応する潜像担持体上の可視像の濃度が低下し、可
視像に濃度むらが発生する。また剤量の多い部分ではト
ナーの飛散や、現像剤が現像装置外にこぼれ呂るような
不具合が発生することもある。
そこで、現像装置の水平度を調整し、現像剤量のアンバ
ランスを補正する方法が既に提案されている。ところが
現像装置の水平度を調整するだけでは現像剤量のアンバ
ランスを完全に補正することは困難である。例えば、現
像剤の流動性は環境の変化や現像剤の経時劣化、或いは
トナー濃度などにより変動するため、現像装置の水平度
をいくら高精度に維持しても、現像剤量にアンバランス
が生じることがある。また前述の第1及び第2の剤搬送
手段の現像剤搬送能力にばらつきがあると、現像装置の
水平度にかかわりなく、現像剤量のアンバランスが発生
する。剤搬送手段の現像剤搬送能力にばらつきが生じな
いように、これら手段を構成すればよいのであるが、こ
のようにするにはその製造コストが著しく高くなる。
ランスを補正する方法が既に提案されている。ところが
現像装置の水平度を調整するだけでは現像剤量のアンバ
ランスを完全に補正することは困難である。例えば、現
像剤の流動性は環境の変化や現像剤の経時劣化、或いは
トナー濃度などにより変動するため、現像装置の水平度
をいくら高精度に維持しても、現像剤量にアンバランス
が生じることがある。また前述の第1及び第2の剤搬送
手段の現像剤搬送能力にばらつきがあると、現像装置の
水平度にかかわりなく、現像剤量のアンバランスが発生
する。剤搬送手段の現像剤搬送能力にばらつきが生じな
いように、これら手段を構成すればよいのであるが、こ
のようにするにはその製造コストが著しく高くなる。
また現像剤量のアンバランスを検知し、これに応じて第
1及び第2の剤搬送手段の現像剤搬送量を制御して現像
剤量のアンバランスを補正する方法も提案されているが
、この方法によると、検知手段やこれを制御する手段な
どを必要とするため、装置が複雑化し、そのコストが上
昇する欠点を免れない。
1及び第2の剤搬送手段の現像剤搬送量を制御して現像
剤量のアンバランスを補正する方法も提案されているが
、この方法によると、検知手段やこれを制御する手段な
どを必要とするため、装置が複雑化し、そのコストが上
昇する欠点を免れない。
本発明の目的は、環境の変化、現像剤の劣化状態、或い
は剤搬送手段の現像剤搬送能力のばらつきなどの外的要
因に影響されることなく、しかも検知手段や制御手段な
どの高価な手段を用いることなく、高い精度で現像剤量
のアンバランスを抑えることの可能な現像装置を提供す
ることである。
は剤搬送手段の現像剤搬送能力のばらつきなどの外的要
因に影響されることなく、しかも検知手段や制御手段な
どの高価な手段を用いることなく、高い精度で現像剤量
のアンバランスを抑えることの可能な現像装置を提供す
ることである。
本発明は、上記目的を達成するため、冒頭に記載した形
式の現像装置において、創案内部材の入口孔に、現像剤
の重さによって弾性的に曲げ変形し、入口孔を通る現像
剤の量を調整する弾性部材を設けた構成を提案する。
式の現像装置において、創案内部材の入口孔に、現像剤
の重さによって弾性的に曲げ変形し、入口孔を通る現像
剤の量を調整する弾性部材を設けた構成を提案する。
以下1本発明の実施例を図面に従って詳細に説明する。
第1図は本発明に係る現像装置を備えた電子複写機の一
例を示し、現像装置1は潜像担持体の一例であるドラム
状の感光体2に近接配置されている。
例を示し、現像装置1は潜像担持体の一例であるドラム
状の感光体2に近接配置されている。
画像形成動作時に感光体2は図における時計方向に回転
駆動され、このとき図示していない帯電装置によって表
面を所定の極性に帯電され、次いで像露光によって感光
体表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装
置1によって、後述する態様でトナー像として可視像化
され、該トナー像は感光体2に給送された図示していな
い転写紙上に転写される。この転写トナー像は、同じく
図示していない定着装置によって転写紙上に定着され、
次いでこの転写紙がコピー紙として機外に排出される。
駆動され、このとき図示していない帯電装置によって表
面を所定の極性に帯電され、次いで像露光によって感光
体表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装
置1によって、後述する態様でトナー像として可視像化
され、該トナー像は感光体2に給送された図示していな
い転写紙上に転写される。この転写トナー像は、同じく
図示していない定着装置によって転写紙上に定着され、
次いでこの転写紙がコピー紙として機外に排出される。
トナー像転写後の感光体2上に残留するトナーは、図示
していないクリーニング装置によって除去されると共に
、感光体表面が除電器で除電作用を受ける。
していないクリーニング装置によって除去されると共に
、感光体表面が除電器で除電作用を受ける。
現像装置1の現像容器3内には、トナーと磁性キャリア
を有する二成分系の現像剤りが収容されている。現像剤
り中のトナー濃度が低下すると、トナー補給ローラ6が
回転してトナー容器5内のトナーTが現像容器3内の現
像剤り中に補給される。キャリアとしては、鉄、フェラ
イト、マグネタイトなどの磁性粒子をそのままか、又は
その表面にポリマーコート層を被覆したもの、或いはバ
イダーポリマー中に磁性粒子を分散したものなどが適宜
使用される。
を有する二成分系の現像剤りが収容されている。現像剤
り中のトナー濃度が低下すると、トナー補給ローラ6が
回転してトナー容器5内のトナーTが現像容器3内の現
像剤り中に補給される。キャリアとしては、鉄、フェラ
イト、マグネタイトなどの磁性粒子をそのままか、又は
その表面にポリマーコート層を被覆したもの、或いはバ
イダーポリマー中に磁性粒子を分散したものなどが適宜
使用される。
現像容器3には、感光体2と平行に、しかもその表面に
対向して位置する現像スリーブ8が回転自在に支持され
、その内部には1図示する如き磁極S、Nを有する磁石
10が固定配置されている。
対向して位置する現像スリーブ8が回転自在に支持され
、その内部には1図示する如き磁極S、Nを有する磁石
10が固定配置されている。
現像動作が開始されると、現像容器3内のパドルホイー
ル9及びアジテータ7がそれぞれ矢印方向に回転して現
像剤りを撹拌し、また現像スリーブ8が図示していない
駆動装置によって反時計方向に回転駆動される。
ル9及びアジテータ7がそれぞれ矢印方向に回転して現
像剤りを撹拌し、また現像スリーブ8が図示していない
駆動装置によって反時計方向に回転駆動される。
パドルホイール9の回転によって、現像容器3内の現像
剤りが現像スリーブ8の周面に供給される。供給された
現像剤は、現像スリーブ8の回転とその内部の磁石10
の磁力の作用とによって、該スリーブ8の周面に吸着保
持されながら該スリーブ8の回転方向に搬送され、ドク
ターブレード14を通過する。このとき過剰な現像剤が
掻き取られ、掻き取られた現像剤は板状のセパレータ1
3上を矢印Cで示す方向に流動する。
剤りが現像スリーブ8の周面に供給される。供給された
現像剤は、現像スリーブ8の回転とその内部の磁石10
の磁力の作用とによって、該スリーブ8の周面に吸着保
持されながら該スリーブ8の回転方向に搬送され、ドク
ターブレード14を通過する。このとき過剰な現像剤が
掻き取られ、掻き取られた現像剤は板状のセパレータ1
3上を矢印Cで示す方向に流動する。
ドクターブレード14を通過した現像剤は、現像スリー
ブ8に磁力によって担持されながらさらに搬送され、現
像スリーブ8と感光体2との間の現像領域D工を通過す
る。このとき、現像剤中のトナーが感光体上の静電潜像
に静電的に移行し、該潜像をトナー像として可視像化す
る。次いで、この現像剤は現像容器3の底部に流れ、パ
ドルホイール9による撹拌作用を受ける。
ブ8に磁力によって担持されながらさらに搬送され、現
像スリーブ8と感光体2との間の現像領域D工を通過す
る。このとき、現像剤中のトナーが感光体上の静電潜像
に静電的に移行し、該潜像をトナー像として可視像化す
る。次いで、この現像剤は現像容器3の底部に流れ、パ
ドルホイール9による撹拌作用を受ける。
上述のように現像スリーブ8は現像剤を担持しつつ、こ
れを現像領域D工に搬送するが、かかる現像スリーブ8
は現像剤担持部材の一構成例をなすものであって、スリ
ーブ8の代りにベルトより成る現像剤担持部材を用いる
こともできる。またスリーブ8を回転させて現像剤を搬
送する代りに、磁石10を回転させ、或いは磁石10と
現像スリーブ8を共に回転させることによって現像剤を
搬送することもできる。
れを現像領域D工に搬送するが、かかる現像スリーブ8
は現像剤担持部材の一構成例をなすものであって、スリ
ーブ8の代りにベルトより成る現像剤担持部材を用いる
こともできる。またスリーブ8を回転させて現像剤を搬
送する代りに、磁石10を回転させ、或いは磁石10と
現像スリーブ8を共に回転させることによって現像剤を
搬送することもできる。
一方、ドクターブレード14によって掻き取られた現像
剤は、前述のようにセパレータ13の上面を矢印C方向
に流動する。かかるセパレータ13は、現像剤の流路を
構成する創案内部材の一構成例をなすものである。また
第2図にも示すように、セパレータ13の上面には、互
いに間隔をあけた多数の偏向フィン20が一体に立設さ
れている。
剤は、前述のようにセパレータ13の上面を矢印C方向
に流動する。かかるセパレータ13は、現像剤の流路を
構成する創案内部材の一構成例をなすものである。また
第2図にも示すように、セパレータ13の上面には、互
いに間隔をあけた多数の偏向フィン20が一体に立設さ
れている。
ここで、現像スリーブ8は第1図の紙面に対して垂直な
方向であって、第2図における左右方向に延びていて、
この方向が現像スリーブ8の軸線方向Xとなる。またこ
の軸線方向Xの、第2図における左側の部位Aは、複写
機を操作するオペレータに近い側となるので、これを「
手前側」と称し1反対側の部位Bを「奥側」と称するこ
とにする。
方向であって、第2図における左右方向に延びていて、
この方向が現像スリーブ8の軸線方向Xとなる。またこ
の軸線方向Xの、第2図における左側の部位Aは、複写
機を操作するオペレータに近い側となるので、これを「
手前側」と称し1反対側の部位Bを「奥側」と称するこ
とにする。
セパレータ13に立設された各偏向フィン20は第2図
から判るように、その先端部20aが奥側Bへ向くよう
に傾斜している。すなわち各偏向フィン20と、軸線X
に対して直交する方向との成す角度θがOoよりも大き
く、90’ よりも小さく設定されているのである。こ
のため、セパレータ13上を流動する現像剤は奥側Bへ
寄せられながら矢印C方向に移動する。
から判るように、その先端部20aが奥側Bへ向くよう
に傾斜している。すなわち各偏向フィン20と、軸線X
に対して直交する方向との成す角度θがOoよりも大き
く、90’ よりも小さく設定されているのである。こ
のため、セパレータ13上を流動する現像剤は奥側Bへ
寄せられながら矢印C方向に移動する。
一方、セパレータ13の奥側Bの部位には、入口孔21
が形成され、しかもセパレータ13の下部には、第1図
及び第3図に示す如く樋状の剤ガイド部材23が一体に
固設され、ここに現像剤を搬送するスクリュ一部材22
が配置されている。
が形成され、しかもセパレータ13の下部には、第1図
及び第3図に示す如く樋状の剤ガイド部材23が一体に
固設され、ここに現像剤を搬送するスクリュ一部材22
が配置されている。
剤ガイド部材23とスクリュ一部材22は共に現像スリ
ーブ8の軸線方向Xに延びていて、スクリュ一部材22
は現像動作の開始と同時に回転し始める。
ーブ8の軸線方向Xに延びていて、スクリュ一部材22
は現像動作の開始と同時に回転し始める。
図に示したスクリュ一部材22は、回転軸にスパイラル
状のねじ羽根を固定したスクリューコンベアより成るが
、コイルスプリング状のスクリュ一部材などを用いるこ
ともできる。
状のねじ羽根を固定したスクリューコンベアより成るが
、コイルスプリング状のスクリュ一部材などを用いるこ
ともできる。
セパレータ13上を流下する現像剤は、その−部が上述
の入口孔21からスクリュ一部材22に落ち込み、剤ガ
イド部材23により受は止められる。このように入口孔
21から落下した現像剤は。
の入口孔21からスクリュ一部材22に落ち込み、剤ガ
イド部材23により受は止められる。このように入口孔
21から落下した現像剤は。
スクリュ一部材22の回転によって、第2図に矢印Eで
示す如く、現像スリーブ8の軸線方向手前側Aへ向けて
強制的に搬送され、次いで剤ガイド部材23の手前#A
の底部に形成された出口孔24から、パドルホイール9
上に落下して撹拌される。
示す如く、現像スリーブ8の軸線方向手前側Aへ向けて
強制的に搬送され、次いで剤ガイド部材23の手前#A
の底部に形成された出口孔24から、パドルホイール9
上に落下して撹拌される。
上述のようにドクターブレード14で掻き取られた現像
剤の一部は、スクリュ一部材22によって現像スリーブ
8の軸線方向手前側Aに搬送され、他の現像剤は偏向フ
ィン2oによって、その反対の奥側Bへ搬送され、現像
剤が手前側Aと奥側Bで入れ替えられながら撹拌される
。
剤の一部は、スクリュ一部材22によって現像スリーブ
8の軸線方向手前側Aに搬送され、他の現像剤は偏向フ
ィン2oによって、その反対の奥側Bへ搬送され、現像
剤が手前側Aと奥側Bで入れ替えられながら撹拌される
。
このように現像剤が現像スリーブ8の軸線方向Xに亘っ
て撹拌され、そのトナー濃度が均一化され、かかる現像
剤が再び現像スリーブ8に担持されて現像領域D1に搬
送され、これが現像に供されるので、これにより形成さ
れた可視像の濃度を、感光体2の軸線方向に沿って均一
化することができる。
て撹拌され、そのトナー濃度が均一化され、かかる現像
剤が再び現像スリーブ8に担持されて現像領域D1に搬
送され、これが現像に供されるので、これにより形成さ
れた可視像の濃度を、感光体2の軸線方向に沿って均一
化することができる。
上述のように回転駆動されるスクリュ一部材22は、入
口孔から落下した現像剤を現像剤担持部材の軸線方向に
強制的に搬送する第1の剤搬送手段の一例を構成し、ま
た偏向フィン20は、第1の剤搬送手段による現像剤の
搬送方向と逆方向に現像剤を搬送する第2の剤搬送手段
の一例を構成している。
口孔から落下した現像剤を現像剤担持部材の軸線方向に
強制的に搬送する第1の剤搬送手段の一例を構成し、ま
た偏向フィン20は、第1の剤搬送手段による現像剤の
搬送方向と逆方向に現像剤を搬送する第2の剤搬送手段
の一例を構成している。
ところで上述のように現像剤を現像スリーブ8の軸線方
向に搬送すると、先にも説明した如くこの軸線方向に沿
って現像剤の量が不均一となる恐れがある。このような
現像剤量のアンバランスを補正するため、本例では以下
の如く構成されている。
向に搬送すると、先にも説明した如くこの軸線方向に沿
って現像剤の量が不均一となる恐れがある。このような
現像剤量のアンバランスを補正するため、本例では以下
の如く構成されている。
すなわち、第1図乃至第3図に示すように、剤案内部材
を構成するセパレータ13に形成されている前述の入口
孔21に、現像剤の重さによって弾性的に曲げ変形し、
入口孔21を通る現像剤の量を調整する弾性部材30が
設けられている。この弾性部材3oとしては、例えばポ
リエステルフィルムなどの樹脂フィルムないしはシート
、又はアルミニウムなどの金属の薄い板やシートなどが
用いられ、かかる弾性部材30は、その基部30aが入
口孔21の近傍のセパレータ13の上面に貼着され、入
口孔21を覆うように位置している。
を構成するセパレータ13に形成されている前述の入口
孔21に、現像剤の重さによって弾性的に曲げ変形し、
入口孔21を通る現像剤の量を調整する弾性部材30が
設けられている。この弾性部材3oとしては、例えばポ
リエステルフィルムなどの樹脂フィルムないしはシート
、又はアルミニウムなどの金属の薄い板やシートなどが
用いられ、かかる弾性部材30は、その基部30aが入
口孔21の近傍のセパレータ13の上面に貼着され、入
口孔21を覆うように位置している。
弾性部材30は、その弾性を利用して入口孔21に入る
現像剤の量を自動調整し、現像剤量のアンバランスを補
正し、現像容器3内の現像剤の高さレベルを、現像スリ
ーブ8の軸線方向Xに亘って水平化するものであって、
そのより具体的な作用は以下の通りである。
現像剤の量を自動調整し、現像剤量のアンバランスを補
正し、現像容器3内の現像剤の高さレベルを、現像スリ
ーブ8の軸線方向Xに亘って水平化するものであって、
そのより具体的な作用は以下の通りである。
今、現像容器3の手前側Aにおける現像剤の量が多くな
ったとすると、セパレータ13の奥側Bに形成された入
口孔21の領域を通る現像剤量は減少する。従って弾性
部材30の上に乗る現像剤りの量が少なくなり、該部材
30に作用する現像剤の重さは軽くなる。このため、第
4図(a)に示すように1弾性部材30の曲げ変形量も
小さくなり、入口孔21に入り込む現像剤りの量が少な
くなる。従ってスクリュ一部材22によって手前側Aに
搬送される現像剤量が減少し、その結果、現像容器3の
手前側Aの領域に存する現像剤量が次第に少なくなって
行き、結局、手前側Aと奥側Bの現像剤量が等しくなり
、そのアンバランスが補正される。
ったとすると、セパレータ13の奥側Bに形成された入
口孔21の領域を通る現像剤量は減少する。従って弾性
部材30の上に乗る現像剤りの量が少なくなり、該部材
30に作用する現像剤の重さは軽くなる。このため、第
4図(a)に示すように1弾性部材30の曲げ変形量も
小さくなり、入口孔21に入り込む現像剤りの量が少な
くなる。従ってスクリュ一部材22によって手前側Aに
搬送される現像剤量が減少し、その結果、現像容器3の
手前側Aの領域に存する現像剤量が次第に少なくなって
行き、結局、手前側Aと奥側Bの現像剤量が等しくなり
、そのアンバランスが補正される。
次に現像容器3の奥側Bの現像剤量が多くなったとする
と、同じ奥側Bに位置する入口孔21の領域には多量の
現像剤りが通る。このため、弾性部材30にも多量の現
像剤りが乗り、これに作用する現像剤の重さが大きくな
る。従って第4図(b)に示すように、弾性部材30は
大きく弾性変形(曲げ変形)し、入口孔21に入る現像
剤量が多くなる。よってスクリュ一部材22によって手
前側Aに搬送される現像剤量も多くなり、奥側Bの現像
剤量は次第に少なくなって手前#Aと奥側Bの現像剤の
量が均一となる。
と、同じ奥側Bに位置する入口孔21の領域には多量の
現像剤りが通る。このため、弾性部材30にも多量の現
像剤りが乗り、これに作用する現像剤の重さが大きくな
る。従って第4図(b)に示すように、弾性部材30は
大きく弾性変形(曲げ変形)し、入口孔21に入る現像
剤量が多くなる。よってスクリュ一部材22によって手
前側Aに搬送される現像剤量も多くなり、奥側Bの現像
剤量は次第に少なくなって手前#Aと奥側Bの現像剤の
量が均一となる。
上述のように弾性部材30は、これに作用する現像剤の
重さに応じて曲げ変形するので、確実に現像剤量のアン
バランスを補正することができる。
重さに応じて曲げ変形するので、確実に現像剤量のアン
バランスを補正することができる。
すなわち、環境の変化、現像剤の経時的劣化、トナー濃
度の変化などによって現像剤の流動性が変動しても、ま
た現像容器3内の総現像剤量がいかなるときも、さらに
は偏向フィン20やスクリュ一部材22の現像剤搬送能
力がばらついても、また現像装置が多少傾いて取付けら
れていても、常に現像剤量のアンバランスを確実に補正
できるのである。しかも現像剤のアンバランスを検知す
る手段やこれを制御する手段などは全く不要である。
度の変化などによって現像剤の流動性が変動しても、ま
た現像容器3内の総現像剤量がいかなるときも、さらに
は偏向フィン20やスクリュ一部材22の現像剤搬送能
力がばらついても、また現像装置が多少傾いて取付けら
れていても、常に現像剤量のアンバランスを確実に補正
できるのである。しかも現像剤のアンバランスを検知す
る手段やこれを制御する手段などは全く不要である。
このように現像剤量をバランスさせることによって、可
視像の濃度むらや現像装置からの現像剤のこぼれ、或い
はトナー飛散などの不具合の発生を防止できる。
視像の濃度むらや現像装置からの現像剤のこぼれ、或い
はトナー飛散などの不具合の発生を防止できる。
なお、前述のような現像剤量のアンバランスの補正作用
をできるだけ高い精度で得られるように、弾性部材30
の弾性係数や形状、又はそのサイズ。
をできるだけ高い精度で得られるように、弾性部材30
の弾性係数や形状、又はそのサイズ。
弾性部材3oの弾性変形量、或いは入口孔21のサイズ
などを予め設定すべきは当然である。
などを予め設定すべきは当然である。
以上、セパレータ11の入口孔21を奥側Bに形成した
例を示したが、第5図及び第6図に示すように、入口孔
21を現像スリーブ8の軸線方向Xにおける手前側Aに
形成し、或いは中央部などの適宜な位置に形成したとき
も本発明を適用できる。
例を示したが、第5図及び第6図に示すように、入口孔
21を現像スリーブ8の軸線方向Xにおける手前側Aに
形成し、或いは中央部などの適宜な位置に形成したとき
も本発明を適用できる。
第5図のように入口孔21を手前側Aに形成したときは
1弾性部材30の設けられた入口孔21から落下した現
像剤は、スクリュ一部材22によって矢印Fで示す如く
奥側Bへ向けて搬送され、剤ガイド部材の奥側Bの部位
に形成された出口孔24から落下する。このとき、偏向
フィン20は現像剤を手前側Aに寄せるように構成され
(矢印C)、第4図(a)、(b)に示したところと同
様にして現像剤量のアンバランスが補正される。
1弾性部材30の設けられた入口孔21から落下した現
像剤は、スクリュ一部材22によって矢印Fで示す如く
奥側Bへ向けて搬送され、剤ガイド部材の奥側Bの部位
に形成された出口孔24から落下する。このとき、偏向
フィン20は現像剤を手前側Aに寄せるように構成され
(矢印C)、第4図(a)、(b)に示したところと同
様にして現像剤量のアンバランスが補正される。
また第6図のように入口孔21を軸線方向Xの中央部に
形成したときは、スクリュ一部材22のねじ羽根の巻き
方向が、この中央部を境とした左右の部分において互い
に逆向きとなるように設定され、入口孔21から落下し
た現像剤は矢印E。
形成したときは、スクリュ一部材22のねじ羽根の巻き
方向が、この中央部を境とした左右の部分において互い
に逆向きとなるように設定され、入口孔21から落下し
た現像剤は矢印E。
Fで示したように、手前側Aと奥側Bにそれぞれ分けら
れて搬送され、剤ガイド部材23の手前側Aと奥側Bの
部位にそれぞれ形成された出口孔24a、24bからパ
ドルホイール9(第1図)へと落下する。また偏向フィ
ン20についても、入口孔21の部位を境としてその左
右の各偏向フィン20が互いに逆向きに傾斜し、現像剤
は手前側Aと奥側Bから中央部へ向けて寄せられる(矢
印C)。この例においても、例えば軸線方向Xの中央部
において現像剤の量が多くなると、中央部の入口孔21
に設けられた弾性部材30が大きく曲げ変形して入口孔
21に多量の現像剤が入り込み、これが奥側Bと手前側
Aにそれぞれ搬送され、また中央部の現像剤が少ないと
きは、弾性部材30の変形量が少なくなって入口孔21
に入り込む現像剤量が少なくなって、奥側Bと手前側A
へ送られる現像剤量が少量となり、いずれの場合も、軸
線方向Xにおける現像剤の量のバランスがとられる。
れて搬送され、剤ガイド部材23の手前側Aと奥側Bの
部位にそれぞれ形成された出口孔24a、24bからパ
ドルホイール9(第1図)へと落下する。また偏向フィ
ン20についても、入口孔21の部位を境としてその左
右の各偏向フィン20が互いに逆向きに傾斜し、現像剤
は手前側Aと奥側Bから中央部へ向けて寄せられる(矢
印C)。この例においても、例えば軸線方向Xの中央部
において現像剤の量が多くなると、中央部の入口孔21
に設けられた弾性部材30が大きく曲げ変形して入口孔
21に多量の現像剤が入り込み、これが奥側Bと手前側
Aにそれぞれ搬送され、また中央部の現像剤が少ないと
きは、弾性部材30の変形量が少なくなって入口孔21
に入り込む現像剤量が少なくなって、奥側Bと手前側A
へ送られる現像剤量が少量となり、いずれの場合も、軸
線方向Xにおける現像剤の量のバランスがとられる。
以上の如く、本発明によれば創案内部材に形成された入
口孔に弾性部材を設けるという極く簡単な構成によって
、外的要因に影響されることなく、しかも低コストで現
像剤量のアンバランスを補正できる。
口孔に弾性部材を設けるという極く簡単な構成によって
、外的要因に影響されることなく、しかも低コストで現
像剤量のアンバランスを補正できる。
第1図は本発明に係る現像装置の一例を示す断面図、第
2図は現像スリーブ、セパレータ、偏向フィン、入口孔
及びスクリュ一部材などの位置関係を示し、セパレータ
の一部を破断して表わした説明平面図、第3図は入口孔
の部位で切断した拡大断面図、第4図(a)、(b)は
1弾性部材の作用を示す説明図、第5図及び第6図は他
の具体例をそれぞれ示す、第2図と同様な平面図である
。 1・・・現像装置 21・・・入口孔30・
・・弾性部材 X・・・軸線方向代理人 弁理
士 星 野 則 夫 第2図 Y 第3図 0c1 第4図 ((1’) (b)
2図は現像スリーブ、セパレータ、偏向フィン、入口孔
及びスクリュ一部材などの位置関係を示し、セパレータ
の一部を破断して表わした説明平面図、第3図は入口孔
の部位で切断した拡大断面図、第4図(a)、(b)は
1弾性部材の作用を示す説明図、第5図及び第6図は他
の具体例をそれぞれ示す、第2図と同様な平面図である
。 1・・・現像装置 21・・・入口孔30・
・・弾性部材 X・・・軸線方向代理人 弁理
士 星 野 則 夫 第2図 Y 第3図 0c1 第4図 ((1’) (b)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 潜像担持体に対向して配置された現像剤担持部材に二成
分系の現像剤を担持して潜像担持体と現像剤担持部材と
の間の現像領域へ搬送し、その搬送現像剤中のトナーに
よって、潜像担持体に形成された静電潜像を可視像化し
、現像剤流路を構成する剤案内部材に形成されている入
口孔から落下した現像剤を、回転駆動される第1の剤搬
送手段によって、現像剤担持部材の軸線方向に強制的に
搬送し、第2の剤搬送手段によって、前記搬送方向と逆
方向に現像剤を搬送して現像剤を撹拌する現像装置にお
いて、 前記剤案内部材の入口孔に、現像剤の重さによって弾性
的に曲げ変形し、入口孔を通る現像剤の量を調整する弾
性部材を設けたことを特徴とする現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2326363A JPH04195076A (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2326363A JPH04195076A (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04195076A true JPH04195076A (ja) | 1992-07-15 |
Family
ID=18186965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2326363A Pending JPH04195076A (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04195076A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002268382A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-18 | Ricoh Co Ltd | 現像装置 |
JP2008020625A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Sharp Corp | 現像装置、および画像形成装置 |
JP2017156537A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 現像装置、画像形成装置 |
CN114008543A (zh) * | 2019-06-18 | 2022-02-01 | 惠普发展公司, 有限责任合伙企业 | 具有非磁性调节器和辅助调节器的成像系统 |
-
1990
- 1990-11-28 JP JP2326363A patent/JPH04195076A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002268382A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-18 | Ricoh Co Ltd | 現像装置 |
JP4658358B2 (ja) * | 2001-03-12 | 2011-03-23 | 株式会社リコー | 現像装置 |
JP2008020625A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Sharp Corp | 現像装置、および画像形成装置 |
JP2017156537A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 現像装置、画像形成装置 |
CN114008543A (zh) * | 2019-06-18 | 2022-02-01 | 惠普发展公司, 有限责任合伙企业 | 具有非磁性调节器和辅助调节器的成像系统 |
EP3987360A4 (en) * | 2019-06-18 | 2023-06-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Imaging system with non-magnetic regulator and secondary regulator |
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