JPH04193186A - 磁気治療用マットレス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、就寝中に永久磁石による磁気治療効果と、突
出物による指圧効果を得るためのマツトレスに関するも
のである。

〔従来の技術〕

磁気が血行を促進し、筋肉のコリをほぐして疲労を回復
させるといった種々の磁気治療効果をもたらすことは、
広く知られているところであって、永久磁石を含む製品
が種々出回っている。その代表例が磁気マツトレスであ
る。

ところで、従来の磁気マツトレスの多くは、単体の永久
磁石をマツトレス表面に点在させたものであり（例えば
、実公昭６４−６１４８号公報）、中には、糸状ないし
板状の平面的永久磁石を用いているものもある。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述したように従来の磁気マツトレスにおいては、永久
磁石をマツトレス表面に点在させたものが多いが、その
場合磁石の間隔が広いために、永久磁石を構成する磁性
材の表面近傍に磁束が集中し、磁石から離れた場所では
密度の高い磁場を得ることが難しく、マツトレス上の人
体深部にまでは、磁気効果が及びにくい、従って、十分
な磁気治療効果を期待することができない、また、糸状
ないし板状の平面的磁石の場合も、上記同様のことがい
える。

そこで本発明は、密度の高いループを描き、人体深部に
まで有効に作用する磁力線が発生し、以て十分な磁気治
療効果が得られ、また、同時に適度な指圧効果が得られ
る磁気治療用マツトレスを提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕 本発明は、上面に指圧効果をもたらす突出部を有する架
橋発泡ポリエチレン、発泡ウレタン等製の弾性体（１）
を設け、前記弾性体１上に上面に永久磁石を配したダン
パー用フェルト４を定着し、前記ダンパー用フェルト４
上に、前記永久磁石及び前記弾性体１の突出部を保持す
る繊維層７を定着し、更に前記繊維層７上に柔軟繊維製
の薄層状体１０を被装して成る磁気治療用マツトレス、
を以て上記課題を解決した。

〔作　用〕

人体に当接する面に、連続着磁マグネット６や多極マグ
ネット１１のように密度の高い磁気を高く飛ばす永久磁
石を配備しであるので、人体の奥深くにまで磁気が浸透
し、十分な磁気治療効果が得られる。

また、弾性体１に設けられた突出部により、適度な指圧
効果が得られる。

永久磁石の周りには柔軟な繊維層７が充填され、また、
その上面ば薄層状体１０で覆われるので、ソフトな感触
が得られる。

〔実施例〕

本発明の好適な実施例を図面に依拠して説明する。

先ず、第１図乃至第４図に示された実施例について説明
するに、第１図はその一部切截斜視図であって、架橋発
泡ポリエチレン、発泡ウレタン等の比較的薄手の弾性体
１を折畳み可能にするため、２箇所（三ツ折りの場合）
に切離部２が形成されている。弾性体１は、例えば、多
数の樽状体を縦横に連結したような形状であって、各樽
状体の連結部には、上下に貫通する通気孔３が設けられ
る。この通気孔３は、マツトレス全体の空気の通流を良
好にするためのものである。樽状体の中には多数の背の
低い樽状体１ａと少数の背の高い樽状体１ｂとが含まれ
、それらは定間隔置きに配置される０弾性体１上には、
混紡フェルト等から成るダンパー用フェルト４が、接着
側等により接着される。ダンパー用フェルト４の、上記
背の高い樽状体１ｂに対応する部分には、透孔５が穿設
され、以て透孔５から背の高い樽状体１ｂの頭部が露出
するようにされる。ダンパー用フェルト４の上には、マ
ツトレスの縦方向に伸びる連続着磁マグネット６が数列
、接着側等を介して定着される。連続着磁マグネット６
は、第３図に示されるように断面半円形の山部を並設し
た磁性材に、Ｎ極とＳ極とを交互に着磁したものである
。この連続着磁マグネット６の場合、磁力線は、Ｎ極に
着磁された山の山頂から、隣接するＳ極に着磁された山
の山頂へ向かって発生するが、山間は谷で隔絶されてい
るので、磁路長が長くなり、磁力線の発生方向は垂直方
向となる。即ち、両磁極から上に離れた位置における磁
束密度が高まる。従って、本マグネットを磁気治療用マ
ツトレスに用い、その上に寝ると、磁力線は人体の深部
にまで到達し、十分な磁気治療効果が得られることにな
る。また、同時に、山による指圧代用効果が得られる。

上記背の高い樽状体１ｂは、この連続着磁マグネット６
の間に配置される。また、上記ダンパー用フェルト４は
、連続着磁マグネット６の沈み込みを防止するよう作用
する。

ダンパー用フェルト４の上には、化繊綿等でできた柔ら
かな繊維層７が、縫着又は接着等の手段により固定され
る。繊維層７は、ダンパー用フェルト４上において連続
着磁マグネット６とほぼ同高とされる。また、繊維層７
には、ダンパー用フェルトの透孔５と連通ずる、背の高
い樽状体ｉｂの頭部を逃すための透孔８と、連続着磁マ
グネット６を逃すための縦溝９とが形成される。この繊
維層７上には更に、不織布等でできた薄手で柔らかな繊
維の薄層状体１ｏが縫着等によって被装される。

か（して、本発明に係るマツトレスが完成するが、使用
に当たっては、必要に応じて上面にシーツを敷いたり、
袋状カバーでくるんだりする。

第５図に示す実施例は、上記実施例における薄層状体１
０を袋状に形成し、その中に連続着磁マグネット６と繊
維層７を封入したものを、ダンパー用フェルト４上に接
着又は縫着したものである。

第６図乃至第８図に示す実施例は、上記実施例における
連続着磁マグネット６に代えて、正方形状の多極マグネ
ット１１を用いたものである。

この多極マグネッ）１１は、磁性材製結合ｖｉ１２を正
方形状に配置し、各角部に磁石素材１３を固定したもの
で、磁石素材１３は、隣接するもの同志が互いに異極と
なるように着磁される。結合板１２は、予め正方形に一
体的に形成したものであってもよい。この多極マグネッ
）１１は正方形状を呈していて、その−辺を見てみると
片面二極性の磁石であるので、各磁極間において発生す
る磁力線は上側に集中して飛び、無駄がない。

Ｎ極側の磁極から出た磁力線は空中を飛んでＳ極側の磁
極に戻り、結合板１２中をＳ極側からＮ極側へと進む。

その際、各磁極間は十分離れているので、磁力線が強く
人体に作用し、血液循環を促進して磁気治療効果を高め
る。

この実施例の場合も、弾性体１の上にダンパー用フェル
ト４が定着され、その上に繊維層７が定着される。そし
て、繊維層７には、ダンパー用フェルト４上に固定され
た多極マグネット１１の磁石素材１３を逃すための透孔
１４が形成され、また、必要に応じ、結合板Ｉ２を収め
る浅い凹陥部が形成される。その他の構成は上記実施例
に準する。

〔発明の効果〕

本発明は上述した通りであって、連続着磁マグネットや
多極マグネットを配置することにより、密度の高い磁気
が人体に浸透して人体各部の血行を促進して筋肉のこり
をほぐす等のすぐれた磁気治療効果が得られると共に、
突出部を備えた弾性体により人体に適度な指圧効果をも
たらすことができ、以て各種の治療効果をあげ、−層の
疲労回復、健康維持に寄与し得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の一部切截斜視図、第２図はそ
の一部拡大平面図、第３図は第２図におけるＡ−Ａ線断
面図、第４図は第２図におけるＢ−Ｂ線断面図、第５図
は他の実施例の縦断面図、第６図は更に他の実施例の一
部切截斜視図、第７図はその一部拡大平面図、第８図は
第７図におけるＣ−Ｃ線断面図である。 符号の説明 １・−弾性体、　　２−　　切離部 ３・・・・通気孔、　　４・−ダンパー用フェルト５．
８−・−透孔、　６−　連続着磁マグネット７−・・繊
維層、　　９−　縦溝 １０−・−・薄層状体、　１１−　多極マグネット１２
−・結合板、　　１３−・−磁石素材１４−　透孔 特許出願人　　　ジャパンライフ株式会社第３図 第４図 第５図 第６図 第７図 ７．３ 第８図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、上面に指圧効果をもたらす突出部を有する架橋発泡
   ポリエチレン、発泡ウレタン等製の弾性体（１）を設け
   、前記弾性体（１）上に上面に永久磁石を配したダンパ
   ー用フェルト（４）を定着し、前記ダンパー用フェルト
   （４）上に、前記永久磁石及び前記弾性体（１）の突出
   部を保持する繊維層（７）を定着し、更に前記繊維層（
   ７）上に柔軟繊維製の薄層状体（１０）を被装して成る
   磁気治療用マットレス。 ２、永久磁石が、断面半円形の山部を並設した磁性材に
   、Ｎ極とＳ極とを交互に着磁した連続着磁マグネット（
   ６）である請求項１記載の磁気治療用マットレス。 ３、永久磁石が、正方形をした磁性材製結合板（１２）
   の各角に磁石素材（１３）を配置し、前記磁石素材（１
   ３）に、隣り合うもの同志が異極となるように着磁した
   多極マグネット（１１）である請求項１記載の磁気治療
   用マットレス。 ４、薄層状体（１０）を袋状にし、その中に永久磁石と
   繊維層（７）とを収納した請求項１記載の磁気治療用マ
   ットレス。