JPH04190859A - 微砂採集方法及びその採集装置 - Google Patents
微砂採集方法及びその採集装置Info
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- JPH04190859A JPH04190859A JP31913590A JP31913590A JPH04190859A JP H04190859 A JPH04190859 A JP H04190859A JP 31913590 A JP31913590 A JP 31913590A JP 31913590 A JP31913590 A JP 31913590A JP H04190859 A JPH04190859 A JP H04190859A
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- JP
- Japan
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- fine sand
- sand
- water
- bucket
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- Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、原石を粉砕した砂(以下、「砕砂」という。
)を採った残りの泥水から微細な砂(以下、「微砂」と
いう。)を採集する微砂採集方法及びその採集装置に関
するものである。
いう。)を採集する微砂採集方法及びその採集装置に関
するものである。
[従来の技術]
従来、原石を粉砕して砂を採集する方法としては、分級
機を使用して行う方法がある。
機を使用して行う方法がある。
この方法は、原石をサンドミルで粉砕して砕砂とし、そ
の砕砂を分級機に入れて水流により拡散し、その水中で
の砕砂の沈降速度の遅速を利用して当該砕砂の粒子の大
小を分級していた。そして、沈降速度の速い粒子の大き
な砕砂はコンベアから排出して製品砂とする一方、沈降
速度の遅い粒子の小さな微砂は水流によって泥水と共に
分級機の水槽上部から排出していた。
の砕砂を分級機に入れて水流により拡散し、その水中で
の砕砂の沈降速度の遅速を利用して当該砕砂の粒子の大
小を分級していた。そして、沈降速度の速い粒子の大き
な砕砂はコンベアから排出して製品砂とする一方、沈降
速度の遅い粒子の小さな微砂は水流によって泥水と共に
分級機の水槽上部から排出していた。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、かかる従来の砕砂の分級方法にあっては
、砕砂の粒子の大小による水中での沈降速度の差異を利
用して分級し、沈降速度の遅い微砂は泥水と共に排出し
て捨てていたため、砂の一部である微砂を採集すること
ができず、砕砂の採集効率が悪いという課題があった。
、砕砂の粒子の大小による水中での沈降速度の差異を利
用して分級し、沈降速度の遅い微砂は泥水と共に排出し
て捨てていたため、砂の一部である微砂を採集すること
ができず、砕砂の採集効率が悪いという課題があった。
特に、上述した沈降速度の遅速は水流の流量によって太
き(左右され、流量が多いと水の勢いが強いために多(
の微砂が泥水と共に水槽外に流出してしまう一方、水量
が少ないと水の勢いが弱いために微砂より更に細かい粒
子を多く含んだ泥水が水槽内に残ってしまい、不要な泥
分だけを水槽外に流出させて必要な微砂を多(残存させ
ることが困難であった。
き(左右され、流量が多いと水の勢いが強いために多(
の微砂が泥水と共に水槽外に流出してしまう一方、水量
が少ないと水の勢いが弱いために微砂より更に細かい粒
子を多く含んだ泥水が水槽内に残ってしまい、不要な泥
分だけを水槽外に流出させて必要な微砂を多(残存させ
ることが困難であった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであ
り、バケットコンベアのバケットに微細な網目を有する
ネットを取り付け、そのネットにより泥分は水と共に落
下させて微砂だけを保持することにより、上記課題を解
決することを目的としている。
り、バケットコンベアのバケットに微細な網目を有する
ネットを取り付け、そのネットにより泥分は水と共に落
下させて微砂だけを保持することにより、上記課題を解
決することを目的としている。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本出願に係る微砂採集方法
は、原石を粉砕して砕砂を採った残りの微砂が混入した
泥水を、前記微砂を保持できる微細な網目を有するネッ
トを具えたバケットにより汲み上げ、前記泥水の泥分を
水と共に前記網目から自重により落下させ、その後、前
記バケットを水洗いして当該バケットに残留した微砂を
採集することを特徴としている。
は、原石を粉砕して砕砂を採った残りの微砂が混入した
泥水を、前記微砂を保持できる微細な網目を有するネッ
トを具えたバケットにより汲み上げ、前記泥水の泥分を
水と共に前記網目から自重により落下させ、その後、前
記バケットを水洗いして当該バケットに残留した微砂を
採集することを特徴としている。
また、本出願に係る微砂採集装置は、原石を粉砕して砕
砂を採った残りの微砂が混入した泥水を貯留する泥水槽
と、前記微砂を保持できる微細な網目を有するネットを
具え且つ前記泥水槽内に侵入して泥水を汲み上げること
ができるバケットを複数個設けたバケットコンベアと、
前記バケットに汲み上げられた泥水の泥分が前記網目か
ら自重により落下し終える位置に設けられ且つバケット
に水を噴射して当該バケットに残留した微砂を洗い落と
す水洗い器とを備えたことを特徴としている。
砂を採った残りの微砂が混入した泥水を貯留する泥水槽
と、前記微砂を保持できる微細な網目を有するネットを
具え且つ前記泥水槽内に侵入して泥水を汲み上げること
ができるバケットを複数個設けたバケットコンベアと、
前記バケットに汲み上げられた泥水の泥分が前記網目か
ら自重により落下し終える位置に設けられ且つバケット
に水を噴射して当該バケットに残留した微砂を洗い落と
す水洗い器とを備えたことを特徴としている。
[作用]
泥水槽内に貯留された原石を粉砕して砕砂を採った残り
の微砂が混入した泥水をバケットで汲み上げ、その泥水
内の泥分を水と共にバケットの網目から自重により落下
させ、当該バケットに残留した微砂を水洗いして回収す
ることにより、微妙が混入した泥水から当該微砂を採集
することができる。
の微砂が混入した泥水をバケットで汲み上げ、その泥水
内の泥分を水と共にバケットの網目から自重により落下
させ、当該バケットに残留した微砂を水洗いして回収す
ることにより、微妙が混入した泥水から当該微砂を採集
することができる。
[実施例]
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は装置全体の概略説明図、第2図はバケットコンベ
アの要部を示す説明図、第3図は同じ(バケットを示す
斜視図である。
1図は装置全体の概略説明図、第2図はバケットコンベ
アの要部を示す説明図、第3図は同じ(バケットを示す
斜視図である。
まず、構成を説明すると、第1図に示す1は分級機であ
り、図示しないサンドミルがら水流によって送られてき
た砕砂(5,0″′八以下にふるい分けしたもめ。)を
洗浄し、分級するものである。この分級機1は鉄製の水
槽型の設備からなり、水中での粒子の大小による沈降速
度の遅速を利用して泥分と砕砂を分級し、砕砂は水中内
のコンベア2により排出して製品とする一方、微砂が混
入した泥分は水流と共に排出管3から排出し、泥水槽4
に貯留する。なお、サンドミルは、コーンクラッシャか
ら送られてきた原石を粉砕して砕砂とするものである。
り、図示しないサンドミルがら水流によって送られてき
た砕砂(5,0″′八以下にふるい分けしたもめ。)を
洗浄し、分級するものである。この分級機1は鉄製の水
槽型の設備からなり、水中での粒子の大小による沈降速
度の遅速を利用して泥分と砕砂を分級し、砕砂は水中内
のコンベア2により排出して製品とする一方、微砂が混
入した泥分は水流と共に排出管3から排出し、泥水槽4
に貯留する。なお、サンドミルは、コーンクラッシャか
ら送られてきた原石を粉砕して砕砂とするものである。
泥水槽4内にはバケット5を多数個取り付けたバケット
コンベア6の一部を挿入しており、泥水槽4内に貯留さ
れた泥水を各バケット5によって汲み上げ可能としてい
る。バケットコンベア6は、無端環状に連結されたチェ
ーン7と、そのチェーン7を走行可能に支持する複数個
のチェーン車8,9と、駆動用のチェーン車9を回転駆
動するモータ10とを有し、チェーン7が斜めくの字形
となるようにチェーン車8,9を配置して、バケットコ
ンベア6の下部を泥水槽4内に臨ませている。
コンベア6の一部を挿入しており、泥水槽4内に貯留さ
れた泥水を各バケット5によって汲み上げ可能としてい
る。バケットコンベア6は、無端環状に連結されたチェ
ーン7と、そのチェーン7を走行可能に支持する複数個
のチェーン車8,9と、駆動用のチェーン車9を回転駆
動するモータ10とを有し、チェーン7が斜めくの字形
となるようにチェーン車8,9を配置して、バケットコ
ンベア6の下部を泥水槽4内に臨ませている。
バケット5は、第3図に拡大して示すように、蒲鉾状の
凹陥部を有する容器体からなり、その底部には多数の貫
通穴を設け、その貫通穴には微砂を保持できる微細な網
目を有するネット11を取り付けている。ネット11の
網目の大きさは2.5′″八以下のものがよく、後述す
る試験例で説明するように最も好適な網目の大きさは0
. 50八である。
凹陥部を有する容器体からなり、その底部には多数の貫
通穴を設け、その貫通穴には微砂を保持できる微細な網
目を有するネット11を取り付けている。ネット11の
網目の大きさは2.5′″八以下のものがよく、後述す
る試験例で説明するように最も好適な網目の大きさは0
. 50八である。
バケット5の開口部の一側には、チェーン7に回動自在
に取り付けるためのスリーブ12を設けており、そのス
リーブ12に、前後に隣り合うチェーン片を回動自在に
連結すると共に左右方向の隙間を所定間隔に保持するた
めの枢軸13を挿通している。従って、各バケット5の
入口は、チェーン7への取り付は側を高く、且つその反
対側を低くして泥水を汲みやす(している。
に取り付けるためのスリーブ12を設けており、そのス
リーブ12に、前後に隣り合うチェーン片を回動自在に
連結すると共に左右方向の隙間を所定間隔に保持するた
めの枢軸13を挿通している。従って、各バケット5の
入口は、チェーン7への取り付は側を高く、且つその反
対側を低くして泥水を汲みやす(している。
上記バケットコンベア6の長さ及び速度は、泥水を汲み
上げたバケット5が当該バケットコンベア6の最も高い
位置又はその近傍に達した時に、そのバケット5内の泥
水の泥分が水と共に網目から自重により落下し終えるよ
うに設定する。
上げたバケット5が当該バケットコンベア6の最も高い
位置又はその近傍に達した時に、そのバケット5内の泥
水の泥分が水と共に網目から自重により落下し終えるよ
うに設定する。
14は、バケットコンベア6の最高位置に臨ませて設け
た水洗い器であり、泥分と水を落下し終゛えたバケット
5に水を噴射し、当該バケット5に残留した微砂を洗い
落とすものである。15は、水洗い器14によって水洗
いされた微砂を収容するための微砂槽であり、水洗い器
14の下方に設置されている。微砂槽15に収容された
微砂は水揚げポンプ16によって吸い上げられ、製品槽
17に搬送される。製品槽17には分級機1から砕砂が
搬送されており、その砕砂に微砂が混入されて製品砂と
なる。
た水洗い器であり、泥分と水を落下し終゛えたバケット
5に水を噴射し、当該バケット5に残留した微砂を洗い
落とすものである。15は、水洗い器14によって水洗
いされた微砂を収容するための微砂槽であり、水洗い器
14の下方に設置されている。微砂槽15に収容された
微砂は水揚げポンプ16によって吸い上げられ、製品槽
17に搬送される。製品槽17には分級機1から砕砂が
搬送されており、その砕砂に微砂が混入されて製品砂と
なる。
次に、作用について説明する。
分級機1によって分級された砕砂は、そのコンベア2か
ら製品槽17に搬送される一方、微砂が混入された泥水
は排出管3から送られて泥水槽4に貯留される。その泥
水槽4内の泥水が各バケット5によって汲み上げられ、
バケットコンベア6の下端部から上端部まで移動する間
に、各バケット5内に収容された泥水の泥分が水と共に
網目から自重により落下する。
ら製品槽17に搬送される一方、微砂が混入された泥水
は排出管3から送られて泥水槽4に貯留される。その泥
水槽4内の泥水が各バケット5によって汲み上げられ、
バケットコンベア6の下端部から上端部まで移動する間
に、各バケット5内に収容された泥水の泥分が水と共に
網目から自重により落下する。
その後、水洗い器14でバケット5に水を噴射し、当該
バケット5に残留した微砂を洗い落とす。洗い落とされ
た微砂が収容された微砂槽15から水揚げポンプ16に
よって微砂を吸い上げ、製品槽17に搬送して砕砂と混
入させ、製品砂とする。
バケット5に残留した微砂を洗い落とす。洗い落とされ
た微砂が収容された微砂槽15から水揚げポンプ16に
よって微砂を吸い上げ、製品槽17に搬送して砕砂と混
入させ、製品砂とする。
本出願人は、次のような仕様によって試験を行った。
試験例
■、装置の仕様の概要
■ バケットコンベア6の回転数
4.7 回/H(回数/時間)
■ バケットの数 36個
■ 1バケット当りの微砂重量
13 、−7’kg (乾燥状態による)■ 泥水の採
集量−−T T = 13.7 kgX 36個×4.7 回/H:
2318 kg/H ■、泥水中に含有する粒子量の測定 (データる16回測定した平均値を示す)■ 泥水の流
量 400 m’/H■ 泥水のサンプル量 1
20 ℃ ■ サンプル中に含有した粒子量 3300g(内訳
微砂1200g、泥分2100g)■ 含有粒子の単位
容積重量 1.6t/m’■、泥分中の粒子量の計算 ■ サンプル中の粒子量の割合:5 S=3.3kg÷1209.= 0.0275 kg/
I2■ 泥水全体に含まれている粒子の重量:WW=
400 m”/HX O,0275kg/ 12= 1
1000 kg/H IV 、泥分中の微砂量の計算 ■ サンプル中の微砂量の割合:5I S1=1.2kg÷ 120g = 0.01 kg/
fl■ 泥水全体に含まれている微砂の重量:WIW
1= 、 400 m”/HX O,01kg/J2=
4000 kg/H ■、泥分中の泥分の計算 ■ サンプル中の泥分の割合;32 S2=2.1kg÷ 121 = 0.0175 kg
/I2■ 泥水全体に含まれている泥分の重量;W2W
27−400 m”/HX O,0175kg/ 9
゜= 7000 kg/H ■、微砂の採集率の計算 上述した諸式により、泥分中には ■ 粒子の全体量は W= 11000 kg/H■
使用可能な微砂は W 1 = 4000 kg/H
■ 使用不能な泥分は W 2 = 7000 kg/
Hが含有されている。
集量−−T T = 13.7 kgX 36個×4.7 回/H:
2318 kg/H ■、泥水中に含有する粒子量の測定 (データる16回測定した平均値を示す)■ 泥水の流
量 400 m’/H■ 泥水のサンプル量 1
20 ℃ ■ サンプル中に含有した粒子量 3300g(内訳
微砂1200g、泥分2100g)■ 含有粒子の単位
容積重量 1.6t/m’■、泥分中の粒子量の計算 ■ サンプル中の粒子量の割合:5 S=3.3kg÷1209.= 0.0275 kg/
I2■ 泥水全体に含まれている粒子の重量:WW=
400 m”/HX O,0275kg/ 12= 1
1000 kg/H IV 、泥分中の微砂量の計算 ■ サンプル中の微砂量の割合:5I S1=1.2kg÷ 120g = 0.01 kg/
fl■ 泥水全体に含まれている微砂の重量:WIW
1= 、 400 m”/HX O,01kg/J2=
4000 kg/H ■、泥分中の泥分の計算 ■ サンプル中の泥分の割合;32 S2=2.1kg÷ 121 = 0.0175 kg
/I2■ 泥水全体に含まれている泥分の重量;W2W
27−400 m”/HX O,0175kg/ 9
゜= 7000 kg/H ■、微砂の採集率の計算 上述した諸式により、泥分中には ■ 粒子の全体量は W= 11000 kg/H■
使用可能な微砂は W 1 = 4000 kg/H
■ 使用不能な泥分は W 2 = 7000 kg/
Hが含有されている。
また、本実施例に係る装置で採集できた微砂の量は、T
= 2318 kg/Hである。
= 2318 kg/Hである。
従って、分級機1から泥分と共に排出されている微砂の
採集率は 採集率=T÷W 1 = 2318 kg/ H÷40
00 kg/H= 0.5795 約58%を採集できたことになる。
採集率は 採集率=T÷W 1 = 2318 kg/ H÷40
00 kg/H= 0.5795 約58%を採集できたことになる。
因に、この採集量は、従来、脱水ケーキとして捨ててい
たものの2割に相当している。
たものの2割に相当している。
なお、第4図にはふるい分は試験の結果を示し、ふるい
目の大きさ(開き)を、表のように設定している。また
、第5図には、第4図に示した試験結果のうち、ふるい
目の大きさとふるい通過率(その逆の関係となる累積残
留率)との関係をグラフに示している。これら第4,5
図から明らかなように、ネット11の網目の大きさは、
2.5′a/、以下のものがよ(、特に、0.5”/−
のものが最も好適である。
目の大きさ(開き)を、表のように設定している。また
、第5図には、第4図に示した試験結果のうち、ふるい
目の大きさとふるい通過率(その逆の関係となる累積残
留率)との関係をグラフに示している。これら第4,5
図から明らかなように、ネット11の網目の大きさは、
2.5′a/、以下のものがよ(、特に、0.5”/−
のものが最も好適である。
[発明の効果]
以上説明してきたように、本発明は上述のとおり構成さ
れているため、次に記載するような効果を奏する。
れているため、次に記載するような効果を奏する。
バケットコンベアのバケットに微砂を保持できる微細な
網目を有するネットを設け、そのネットにより泥分は水
と共に落下させて微砂だけを保持し、そのバケットを水
洗いして当該バケットに残留した微砂を採集するように
したため、従来は泥水と共に捨てられていた微砂の多く
を採集することができ、製品砂の生産性を向上してコス
トダウンを図ることができる。さらに、上述したように
して採集した微砂を多(含んだ製品砂は、細粒域の粒度
が良好となるため、全体の粗粒率を下げることができ、
これを生コンクリート用に使用することにより、品質の
高いコンクリートを形成することができる。
網目を有するネットを設け、そのネットにより泥分は水
と共に落下させて微砂だけを保持し、そのバケットを水
洗いして当該バケットに残留した微砂を採集するように
したため、従来は泥水と共に捨てられていた微砂の多く
を採集することができ、製品砂の生産性を向上してコス
トダウンを図ることができる。さらに、上述したように
して採集した微砂を多(含んだ製品砂は、細粒域の粒度
が良好となるため、全体の粗粒率を下げることができ、
これを生コンクリート用に使用することにより、品質の
高いコンクリートを形成することができる。
また、微妙の回収量だけ泥分の量を少なくできることか
ら、その減少分だけ、捨てるために固形化していた手間
と経費とを節減することができるという効果も得られる
。
ら、その減少分だけ、捨てるために固形化していた手間
と経費とを節減することができるという効果も得られる
。
第1図は本発明の一実施例を示す装置全体の概略説明図
、第2図は本発明に係るバケットコンベアの要部を示す
説明図、第3図は同じくバケットを示す斜視図、第4図
はふるい分は試験の結果を示す図表、第5図は同じく網
目の開きと網目通過率との関係を示すグラフである。 1:分級機 3:排出管 4:泥水槽 5:バケット 6:バケットコンベア 11:ネット
、第2図は本発明に係るバケットコンベアの要部を示す
説明図、第3図は同じくバケットを示す斜視図、第4図
はふるい分は試験の結果を示す図表、第5図は同じく網
目の開きと網目通過率との関係を示すグラフである。 1:分級機 3:排出管 4:泥水槽 5:バケット 6:バケットコンベア 11:ネット
Claims (2)
- (1)原石を粉砕して砕砂を採った残りの微砂が混入し
た泥水を、前記微砂を保持できる微細な網目を有するネ
ットを具えたバケットにより汲み上げ、前記泥水の泥分
を水と共に前記網目から自重により落下させ、その後、
前記バケットを水洗いして当該バケットに残留した微砂
を採集することを特徴とする微砂採集方法。 - (2)原石を粉砕して砕砂を採った残りの微砂が混入し
た泥水を貯留する泥水槽と、前記微砂を保持できる微細
な網目を有するネットを具え且つ前記泥水槽内に侵入し
て泥水を汲み上げることができるバケットを複数個設け
たバケットコンベアと、前記バケットに汲み上げられた
泥水の泥分が前記網目から自重により落下し終える位置
に設けられ且つバケットに水を噴射して当該バケットに
残留した微砂を洗い落とす水洗い器とを備えたことを特
徴とする微砂採集装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31913590A JPH04190859A (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 微砂採集方法及びその採集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31913590A JPH04190859A (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 微砂採集方法及びその採集装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04190859A true JPH04190859A (ja) | 1992-07-09 |
Family
ID=18106843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31913590A Pending JPH04190859A (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 微砂採集方法及びその採集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04190859A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009208010A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Kubota Corp | 湿式選別装置 |
JP2012115838A (ja) * | 2012-02-14 | 2012-06-21 | Kubota Corp | 湿式選別装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5980343A (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-09 | Hazama Kisetsu Kogyo Kk | 汚水処理に於ける沈砂洗浄法 |
-
1990
- 1990-11-22 JP JP31913590A patent/JPH04190859A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5980343A (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-09 | Hazama Kisetsu Kogyo Kk | 汚水処理に於ける沈砂洗浄法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009208010A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Kubota Corp | 湿式選別装置 |
JP2012115838A (ja) * | 2012-02-14 | 2012-06-21 | Kubota Corp | 湿式選別装置 |
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