JPH04185772A - 樹脂加工布帛 - Google Patents
樹脂加工布帛Info
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- JPH04185772A JPH04185772A JP2312249A JP31224990A JPH04185772A JP H04185772 A JPH04185772 A JP H04185772A JP 2312249 A JP2312249 A JP 2312249A JP 31224990 A JP31224990 A JP 31224990A JP H04185772 A JPH04185772 A JP H04185772A
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- JP
- Japan
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- resin
- fabric
- bending resistance
- treated fabric
- treated
- Prior art date
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、樹脂加工布帛(ふは<)、特に常温での通
常使用時には高い剛軟度を有し、洗濯機によって容易に
洗濯可能な樹脂加工布帛に関する〔従来の技術および問
題点〕 連装資材、産業資材に用いられる布帛には、使用形態に
起因して高い剛軟度が求められることが多い。そのため
、樹脂付着による硬仕上加工で一定以上の剛軟度を持た
せた腰のある樹脂加工布帛が、ブラインド用、テント用
、セール用、フレキシブルコンテナ用を始めとして様々
な用途に広く使われている。
常使用時には高い剛軟度を有し、洗濯機によって容易に
洗濯可能な樹脂加工布帛に関する〔従来の技術および問
題点〕 連装資材、産業資材に用いられる布帛には、使用形態に
起因して高い剛軟度が求められることが多い。そのため
、樹脂付着による硬仕上加工で一定以上の剛軟度を持た
せた腰のある樹脂加工布帛が、ブラインド用、テント用
、セール用、フレキシブルコンテナ用を始めとして様々
な用途に広く使われている。
以下、ブラインド用の場合を例にとって具体的に説明す
る。
る。
ブラインド用としての樹脂加工布帛は、普通、不織布あ
るいは織編物に樹脂加工をしたものである。特に、ロー
ルブラインドにおいては、巻取適性を持たせる上で樹脂
加工による硬仕上げが望まれる。
るいは織編物に樹脂加工をしたものである。特に、ロー
ルブラインドにおいては、巻取適性を持たせる上で樹脂
加工による硬仕上げが望まれる。
ロールブラインドは、近年のインテリア高級化指向に伴
い、一般家庭にも採用されたりしている。ブラインドを
使っている間に汚れてくるため、その樹脂加工布帛は、
時々は洗濯する必要がある。しかしながら、ブラインド
用の樹脂加工布帛は一般家庭では洗濯し難い。
い、一般家庭にも採用されたりしている。ブラインドを
使っている間に汚れてくるため、その樹脂加工布帛は、
時々は洗濯する必要がある。しかしながら、ブラインド
用の樹脂加工布帛は一般家庭では洗濯し難い。
これは、硬仕上げされた一般の樹脂加工布帛は剛軟度が
高くてコンパクトに纏まらず、家庭用洗濯機にうまく収
まらないからである。無理に折りたたみ押し込んで洗濯
したりすれば、樹脂皮膜の破壊、亀裂・チョーク状皺(
チョークマーク)等が生じ、使用に適さないものになっ
てしまう。
高くてコンパクトに纏まらず、家庭用洗濯機にうまく収
まらないからである。無理に折りたたみ押し込んで洗濯
したりすれば、樹脂皮膜の破壊、亀裂・チョーク状皺(
チョークマーク)等が生じ、使用に適さないものになっ
てしまう。
樹脂付着量を減らせば洗濯性は向上するが、十分な硬仕
上げが施せず剛軟度が不足して巻取適性が無くなる等の
不都合を招来するため、樹脂付着量の低減は、適切な解
決策とは言えない。
上げが施せず剛軟度が不足して巻取適性が無くなる等の
不都合を招来するため、樹脂付着量の低減は、適切な解
決策とは言えない。
この発明は、上記事情に鑑み、適切な剛軟度と良好な洗
濯性の両方を兼ね備えた樹脂加工布帛を提供することを
課題とする。
濯性の両方を兼ね備えた樹脂加工布帛を提供することを
課題とする。
上記課題を解決するため、この発明にかかる樹脂加工布
帛では、20℃における剛軟度Gaと60℃における剛
軟度cbの関係が、樹脂加工布吊線・横いずれの方向に
おいても、 C(Ga−Gb)/Ga〕x 100≧15 −(1)
なる式fi+を満足するという構成が採られている。
帛では、20℃における剛軟度Gaと60℃における剛
軟度cbの関係が、樹脂加工布吊線・横いずれの方向に
おいても、 C(Ga−Gb)/Ga〕x 100≧15 −(1)
なる式fi+を満足するという構成が採られている。
なお、この発明ではr C(Ga Gb) /Ga)
X100Jを便宜上、剛軟度変化率と言う。
X100Jを便宜上、剛軟度変化率と言う。
以下、この発明をより具体的に説明する。
この発明の樹脂加工布帛の場合、剛軟度変化率が20〜
70の範囲にあればより好ましい。この剛軟度変化率が
15未満では適切な硬さと良好な洗濯性を両立させられ
ない。なお、20℃の剛軟度は使用時での硬さを示すも
のであるが、使用時における適切な硬さ保持するという
観点から、用途によっても異なるが、この発明の樹脂加
工布帛の場合、通常、剛軟度Gaの数値は、好ましくは
0、3〜13、より好ましくは1〜10程度であるまた
、他方の剛軟度cbが温度60℃における値であること
の意味は以下の通りである。60℃という温度は、室温
との間に必要な硬さの変化が起こせるだけの温度差がつ
くだけでなく、適切な(洗濯に使う温水温度として適当
な範囲であって汚れが良く落ちる)洗濯結果が得られる
温度であるからである。
70の範囲にあればより好ましい。この剛軟度変化率が
15未満では適切な硬さと良好な洗濯性を両立させられ
ない。なお、20℃の剛軟度は使用時での硬さを示すも
のであるが、使用時における適切な硬さ保持するという
観点から、用途によっても異なるが、この発明の樹脂加
工布帛の場合、通常、剛軟度Gaの数値は、好ましくは
0、3〜13、より好ましくは1〜10程度であるまた
、他方の剛軟度cbが温度60℃における値であること
の意味は以下の通りである。60℃という温度は、室温
との間に必要な硬さの変化が起こせるだけの温度差がつ
くだけでなく、適切な(洗濯に使う温水温度として適当
な範囲であって汚れが良く落ちる)洗濯結果が得られる
温度であるからである。
この発明の樹脂加工布帛は、60〜70℃の適当な温水
で軟らかくなりスムースに洗濯でき、室温(20℃程度
)に戻すと適切な硬さに戻る。
で軟らかくなりスムースに洗濯でき、室温(20℃程度
)に戻すと適切な硬さに戻る。
続いて、この発明の剛軟度の測定について説明する。こ
の発明で言う剛軟度は、JIS L 1096.6.1
9、IA法(45°カンチレバー法)に準じた方法よる
測定値である。
の発明で言う剛軟度は、JIS L 1096.6.1
9、IA法(45°カンチレバー法)に準じた方法よる
測定値である。
第1図にみるように、得られた樹脂加工布帛から縦方向
のサンプル3aと縦方向に直交する横方向サンプルsb
を各々5枚づつ採取する。サンプル寸法は2C[llX
15CI11である。各テンプルのM量W(g/cut
)を測定する一方、第2図にみるように、測定器を用い
て移動路ml (fi)を測定し、平均値(縦方向サン
プル5枚および横方同号ンブル5枚につき)を求めてお
く。
のサンプル3aと縦方向に直交する横方向サンプルsb
を各々5枚づつ採取する。サンプル寸法は2C[llX
15CI11である。各テンプルのM量W(g/cut
)を測定する一方、第2図にみるように、測定器を用い
て移動路ml (fi)を測定し、平均値(縦方向サン
プル5枚および横方同号ンブル5枚につき)を求めてお
く。
移動路Mlの測り方はつぎの通りである。すなわち、サ
ンプルの一側短辺を端の基線Pに合せて水平面Hの上に
置く。そして、サンプルを左の斜面B側に一側短辺が斜
面Bに着くまで滑らせてゆく。−側短辺が斜面Bに着く
までの間に他端短辺の動いた距離が移動距離lである。
ンプルの一側短辺を端の基線Pに合せて水平面Hの上に
置く。そして、サンプルを左の斜面B側に一側短辺が斜
面Bに着くまで滑らせてゆく。−側短辺が斜面Bに着く
までの間に他端短辺の動いた距離が移動距離lである。
ここで、移動距離lを測定する際は、各サンプルの表・
裏について20℃、60℃の2つの状態を測定する(測
定値4つ)。サンプルSaの20℃の状態の10個の移
動距離lデータを平均し、下記式(2)に代入し縮方向
の剛軟度Gaを算出する。また、サンプルSaの60℃
の状態の10個の移動距離lデータを平均し、下記式(
2)に代入し縮方向の剛軟度Gbを算出する。同様にし
て、横方向の剛軟度Ga、剛軟度Gbを算出する。
裏について20℃、60℃の2つの状態を測定する(測
定値4つ)。サンプルSaの20℃の状態の10個の移
動距離lデータを平均し、下記式(2)に代入し縮方向
の剛軟度Gaを算出する。また、サンプルSaの60℃
の状態の10個の移動距離lデータを平均し、下記式(
2)に代入し縮方向の剛軟度Gbを算出する。同様にし
て、横方向の剛軟度Ga、剛軟度Gbを算出する。
G=WX (0,5(! X O,I)’ ・・・
(2)但しG:剛軟度(g−cm) l:移動距離(平均値、m) W:サンプル重さ(平均値、 g/c++りこの発明
の樹脂加工布帛で使われる基布としては、不織布、織布
、編布等が例示される。市販の基布から、目付、組織、
色、柄等を考慮して適宜に選択し用いることができる。
(2)但しG:剛軟度(g−cm) l:移動距離(平均値、m) W:サンプル重さ(平均値、 g/c++りこの発明
の樹脂加工布帛で使われる基布としては、不織布、織布
、編布等が例示される。市販の基布から、目付、組織、
色、柄等を考慮して適宜に選択し用いることができる。
合成繊維の基布、天然繊維の基布の他、合成繊維と天然
繊維を併用した基布もある。この基布は、難燃加工、静
電防止加工や撥水加工などが施されたもの、あるいは他
の目的で予め樹脂加工が施されたものであってもよい。
繊維を併用した基布もある。この基布は、難燃加工、静
電防止加工や撥水加工などが施されたもの、あるいは他
の目的で予め樹脂加工が施されたものであってもよい。
基布に付着した樹脂は、室温状態(硬い)と60℃の温
度状態(軟らかい)の間での硬さ変化が著しい樹脂であ
る。このような変化を起こす樹脂は、普通、室温〜60
℃の間にガラス転移点または結晶融点を有する樹脂であ
る。特に形状記憶性樹脂は、硬さの変化の度合が非常乙
こ大きい傾向の材料である。また、形状記憶樹脂の場合
、成形後に成形温度以下の温度で変形が加わった場合、
この樹脂のガラス転移点または結晶融点の温度以上〜成
形温度以下の温度に加熱することで加わった変形を除け
るため、元の形状を回復する機能がある。形状記憶がな
されていると形状保持性に優れ良好な品位が長く保てる
のである。形状記憶性樹脂を用い形状記憶するよう処理
加工した樹脂加工布帛の場合、洗濯時に付いた皺が消せ
るようにできる等の利点があるのである。
度状態(軟らかい)の間での硬さ変化が著しい樹脂であ
る。このような変化を起こす樹脂は、普通、室温〜60
℃の間にガラス転移点または結晶融点を有する樹脂であ
る。特に形状記憶性樹脂は、硬さの変化の度合が非常乙
こ大きい傾向の材料である。また、形状記憶樹脂の場合
、成形後に成形温度以下の温度で変形が加わった場合、
この樹脂のガラス転移点または結晶融点の温度以上〜成
形温度以下の温度に加熱することで加わった変形を除け
るため、元の形状を回復する機能がある。形状記憶がな
されていると形状保持性に優れ良好な品位が長く保てる
のである。形状記憶性樹脂を用い形状記憶するよう処理
加工した樹脂加工布帛の場合、洗濯時に付いた皺が消せ
るようにできる等の利点があるのである。
この発明において好適な形状記憶性樹脂としては、■ポ
リエステル・ポリエステルブロソクコボリマー(以下、
適宜「樹脂■」と言う)、あるいは、■ポリエステル・
ポリエーテルブロソクコボリマーC以下、適宜「樹脂■
Jと言う)などが挙げられる。
リエステル・ポリエステルブロソクコボリマー(以下、
適宜「樹脂■」と言う)、あるいは、■ポリエステル・
ポリエーテルブロソクコボリマーC以下、適宜「樹脂■
Jと言う)などが挙げられる。
樹脂■の具体例としては、請求項2のように、結晶性芳
香族ポリエステル単位を主成分とする高融点結晶性セグ
メントと脂肪族ポリラクトンを主成分とする低融点セグ
メントとのブロック共重合体が挙げられる。このブロッ
ク共重合体の場合、脂肪族ポリラクトン成分の含有量が
同共重合体の60−1%以上〜99−t%以下であると
適切な形状記憶性および剛軟性を確保し易い。さらに、
このブロック共重合体は、示差走査熱量計による測定に
おいて、0〜80℃の温度域に発現する融解熱ピークが
0.5 c a 1. / g以上、特に2.0 c
a l 78以上のものが好ましい。
香族ポリエステル単位を主成分とする高融点結晶性セグ
メントと脂肪族ポリラクトンを主成分とする低融点セグ
メントとのブロック共重合体が挙げられる。このブロッ
ク共重合体の場合、脂肪族ポリラクトン成分の含有量が
同共重合体の60−1%以上〜99−t%以下であると
適切な形状記憶性および剛軟性を確保し易い。さらに、
このブロック共重合体は、示差走査熱量計による測定に
おいて、0〜80℃の温度域に発現する融解熱ピークが
0.5 c a 1. / g以上、特に2.0 c
a l 78以上のものが好ましい。
樹脂■で使う上記結晶性芳香族ポリエステルとしては、
ポリブチレンテレフタレート、ポリシクロヘキチンジメ
チレンテレフタレートなどが挙げられ、これらは単独で
または共重合体として用いることができる。特に、請求
項3のように、ポリブチレンテレフタレートは形状記憶
性能に優れたものが得やすく好ましい。
ポリブチレンテレフタレート、ポリシクロヘキチンジメ
チレンテレフタレートなどが挙げられ、これらは単独で
または共重合体として用いることができる。特に、請求
項3のように、ポリブチレンテレフタレートは形状記憶
性能に優れたものが得やすく好ましい。
樹脂ので使う脂肪族ポリラクトンとしては、炭素数が4
〜11のラクトンの単独重合体または2種以上の共重合
体などが挙げられる。特に、請求項3のように、ポリ
(ε−カプロラクトン)は形状記憶性能に優れたものが
得やすく好ましい。
〜11のラクトンの単独重合体または2種以上の共重合
体などが挙げられる。特に、請求項3のように、ポリ
(ε−カプロラクトン)は形状記憶性能に優れたものが
得やすく好ましい。
樹脂■の具体例としては、請求項4のように、結晶性芳
香族ポリエステル単位を主成分とする高融点結晶性セグ
メントとポリエチレングリコールを主成分とする低融点
セグメントとのブロック共重合体が挙げられる。このブ
ロック共重合体の場合、通常、ポリエチレングリコール
成分の含有量は同共重合体の60−t%以上〜95wt
%以下程度である。これは、適正な形状記憶性および剛
軟性を確保し易いからである。さらに、このブロック共
重合体は、示差走査熱量計による測定において、0〜6
5℃の温度域に発現する融解熱ピークか0.5ca#/
g以上のものが好ましい。
香族ポリエステル単位を主成分とする高融点結晶性セグ
メントとポリエチレングリコールを主成分とする低融点
セグメントとのブロック共重合体が挙げられる。このブ
ロック共重合体の場合、通常、ポリエチレングリコール
成分の含有量は同共重合体の60−t%以上〜95wt
%以下程度である。これは、適正な形状記憶性および剛
軟性を確保し易いからである。さらに、このブロック共
重合体は、示差走査熱量計による測定において、0〜6
5℃の温度域に発現する融解熱ピークか0.5ca#/
g以上のものが好ましい。
樹脂■で使う上記結晶性芳香族ポリエステルと巳ては、
ポリブチレンテレフタレート、ポリシクロヘキチンジメ
チレンテレフタレートなどが挙げられ、これらは単独で
または共重合体として用いることができる。特に、請求
項5のように、ポリブチレンチレフクレートが形状記憶
性能に優れたものが得やすく好ましい。
ポリブチレンテレフタレート、ポリシクロヘキチンジメ
チレンテレフタレートなどが挙げられ、これらは単独で
または共重合体として用いることができる。特に、請求
項5のように、ポリブチレンチレフクレートが形状記憶
性能に優れたものが得やすく好ましい。
樹脂■で使う低融点セグメントはポリエチレングリコー
ルを主体とするが、ポリエチレングリコールに対し、2
0wt%以内で他のポリアルキレングリコールを併用し
て低融点セグメントを構成しているようであってもよい
。
ルを主体とするが、ポリエチレングリコールに対し、2
0wt%以内で他のポリアルキレングリコールを併用し
て低融点セグメントを構成しているようであってもよい
。
上記樹脂■、■の他、形状記憶性ウレタン系ポリマー、
形状記憶性(例えば、トランスポリイソプレン等の)結
晶性ジエン系ポリマー、形状記憶性スチレン・ブタジェ
ン系ポリマー、形状記憶性ポリノルボルネン系ポリマー
、形状記憶性ポリエステル・ポリオレフィン系ポリマー
なども使用できる。これ以外にも、形状記憶性樹脂では
なくとも、室温〜60℃の間にガラス転移点あるいは結
晶融解点をもち樹脂の硬さが著しく変化する樹脂であれ
ば使える。例えば、請求項6のように、炭素数3〜20
の脂肪族ジカルボン酸から得られるポリ酸無水物を配合
し硬化させてなる可撓性エポキシ樹脂が挙げられる。こ
の可撓性エポキシ樹脂の場合、ポリ酸無水物の配合量は
、硬化前の配合物全量に対し好ましくは20〜70iy
t%、より好ましくは30〜60−t%程度である。
形状記憶性(例えば、トランスポリイソプレン等の)結
晶性ジエン系ポリマー、形状記憶性スチレン・ブタジェ
ン系ポリマー、形状記憶性ポリノルボルネン系ポリマー
、形状記憶性ポリエステル・ポリオレフィン系ポリマー
なども使用できる。これ以外にも、形状記憶性樹脂では
なくとも、室温〜60℃の間にガラス転移点あるいは結
晶融解点をもち樹脂の硬さが著しく変化する樹脂であれ
ば使える。例えば、請求項6のように、炭素数3〜20
の脂肪族ジカルボン酸から得られるポリ酸無水物を配合
し硬化させてなる可撓性エポキシ樹脂が挙げられる。こ
の可撓性エポキシ樹脂の場合、ポリ酸無水物の配合量は
、硬化前の配合物全量に対し好ましくは20〜70iy
t%、より好ましくは30〜60−t%程度である。
なお、上記樹脂には、一般に使われる難燃剤、着色1j
’J (カーボンブラック、顔料、染料)、補強剤、核
剤、耐加水分解改良剤、静電防止剤、耐熱安定剤、耐光
剤等が添加されていてもよいことは言うまでもない。
’J (カーボンブラック、顔料、染料)、補強剤、核
剤、耐加水分解改良剤、静電防止剤、耐熱安定剤、耐光
剤等が添加されていてもよいことは言うまでもない。
続いて、基布への樹脂付着方法について説明する。
付着方法としては、以下のようなものが挙げられる。
■ 熔融状態の樹脂そのものを直に基布にコーティング
する方法。
する方法。
■ 樹脂を溶媒に熔解ないし分散させた溶液を作って、
この溶液を基布にコーティングするか溶液に基布をデイ
ピングした後、溶媒を除去する方法。
この溶液を基布にコーティングするか溶液に基布をデイ
ピングした後、溶媒を除去する方法。
■ 樹脂を溶媒に熔解ないし分散させた溶液を作って、
これを離型紙にコーティングし溶媒を蒸発させてフィル
ム化し、これを基布にラミネートする方法。
これを離型紙にコーティングし溶媒を蒸発させてフィル
ム化し、これを基布にラミネートする方法。
■ 樹脂そのものを熔融押し出ししたフィルムを基布に
ラミネートする方法。
ラミネートする方法。
■ 樹脂を溶融紡糸してなる繊維を基布にラミヱートす
る方法。
る方法。
■ 樹脂をメルトブローしてなる樹脂製不織布を基布に
ラミネートする方法。
ラミネートする方法。
樹脂付着量は、基布の種類、用途によって異なるが、単
位面積(♂)当たり、好ましくは5〜150g、より好
ましくは10〜100g程度である。5g未満では必要
な剛軟度や洗濯時の防皺性を確保し難く、一方、150
gを超えると、基布自体のもつ特徴が失われるとともに
、重量や厚みが増え過ぎて実用的な樹脂加工布帛でなく
なる傾向がある。
位面積(♂)当たり、好ましくは5〜150g、より好
ましくは10〜100g程度である。5g未満では必要
な剛軟度や洗濯時の防皺性を確保し難く、一方、150
gを超えると、基布自体のもつ特徴が失われるとともに
、重量や厚みが増え過ぎて実用的な樹脂加工布帛でなく
なる傾向がある。
この発明の樹脂加工布帛は、基布1枚に樹脂が付着して
なる単層構成の他、基布2枚に樹脂が付着してなる積層
構成がある。例えば、基布2枚の間に樹脂フィルムある
いは樹脂そのものでなく樹脂を付着せしめた基布を挟ん
だサントイ、チ形態で積層一体化したものは、請求項7
のように、ブラインド用として好適である。そして、こ
の発明の樹脂加工布帛は、別の織布、編布、不織布など
の基布、さらにこれら以外のシート状材料、例えば、フ
ィルム、合成紙が貼り合わされた構成であってもよい。
なる単層構成の他、基布2枚に樹脂が付着してなる積層
構成がある。例えば、基布2枚の間に樹脂フィルムある
いは樹脂そのものでなく樹脂を付着せしめた基布を挟ん
だサントイ、チ形態で積層一体化したものは、請求項7
のように、ブラインド用として好適である。そして、こ
の発明の樹脂加工布帛は、別の織布、編布、不織布など
の基布、さらにこれら以外のシート状材料、例えば、フ
ィルム、合成紙が貼り合わされた構成であってもよい。
勿論、これらの基布やシート材料が貼り合わされた状態
でも剛軟度変化率が15以上であることは言うまでもな
い。
でも剛軟度変化率が15以上であることは言うまでもな
い。
この発明の樹脂加工布帛は、ブラインド用に訳らず、テ
ント用、セール用、カバン用、フレキシブルコンテナ用
、帽子用、履物用、各種芯地などに用いることができる
。
ント用、セール用、カバン用、フレキシブルコンテナ用
、帽子用、履物用、各種芯地などに用いることができる
。
C実 施 例〕
一実施例1−
ポリブチレンテレフタレート/ポリカプロラクトン共重
合体〔配合比率(重量比)=25ニア5〕からなる形状
記憶樹脂を、常圧、沸点下の条件でクロロホルムに熔解
させた樹脂含有量8ivt%の溶液を作製した。
合体〔配合比率(重量比)=25ニア5〕からなる形状
記憶樹脂を、常圧、沸点下の条件でクロロホルムに熔解
させた樹脂含有量8ivt%の溶液を作製した。
この溶液にポリエステル平fI6織物(基布)を浸漬し
てから引き上げ、そして約80℃の温度で乾燥しクロロ
ホルムを蒸発させた。ついで、セッターを使い、180
℃の温度で平坦形状となるように加熱処理し、樹脂付着
量15 g/rdの樹脂加工布帛を得た。
てから引き上げ、そして約80℃の温度で乾燥しクロロ
ホルムを蒸発させた。ついで、セッターを使い、180
℃の温度で平坦形状となるように加熱処理し、樹脂付着
量15 g/rdの樹脂加工布帛を得た。
一実施例2−
樹脂付着量が50 g / rdである他は、実施例1
と同様にして樹脂加工布帛を得た。
と同様にして樹脂加工布帛を得た。
一実施例3−
ポリブチレンテレフタレート/ポリエチレングリコール
(平均分子量30. OO)共重合体〔配合比率(重量
比)=35+65)からなる形状記憶樹脂を、常圧、沸
点下の条件でクロロホルム6曜容解させた樹脂含有量1
0←t%の溶液を作製した。
(平均分子量30. OO)共重合体〔配合比率(重量
比)=35+65)からなる形状記憶樹脂を、常圧、沸
点下の条件でクロロホルム6曜容解させた樹脂含有量1
0←t%の溶液を作製した。
この溶液にポリエステル平織織物(基布)を浸漬してか
ら引き上げ、そして約80℃の温度で乾燥しクロロホル
ムを蒸発させた。ついて、セフ、ターを使い、180℃
の温度で平坦形状となるように加熱処理し、樹脂付着量
20g/rrrの樹脂加工布帛を得た。
ら引き上げ、そして約80℃の温度で乾燥しクロロホル
ムを蒸発させた。ついて、セフ、ターを使い、180℃
の温度で平坦形状となるように加熱処理し、樹脂付着量
20g/rrrの樹脂加工布帛を得た。
一実施例4−
樹脂含有溶液が、市販のポリウレタン系形状記憶性樹脂
〔三菱重工業■製1ダイアリイJMM2500Jのエマ
ルジョン溶液であり、溶剤を莱発させ、最終的に樹脂付
着量が20 g/mである他は、実施例1と同様にして
樹脂加工布帛を得た。
〔三菱重工業■製1ダイアリイJMM2500Jのエマ
ルジョン溶液であり、溶剤を莱発させ、最終的に樹脂付
着量が20 g/mである他は、実施例1と同様にして
樹脂加工布帛を得た。
−比較例1−
市販のブラインド用樹脂加工布帛を用意した。
上記実施例1〜4、比較例の樹脂加工布帛について剛軟
度Ga(20’C)、剛軟度Gb(60℃)を縦方向・
横方向についてそれぞれ測定するとともに、剛軟度変化
率を算出した。結果を第1表に示す。
度Ga(20’C)、剛軟度Gb(60℃)を縦方向・
横方向についてそれぞれ測定するとともに、剛軟度変化
率を算出した。結果を第1表に示す。
また、実施例・比較例の樹脂加工布帛の洗濯性等を調べ
た。
た。
実施例】〜4の樹脂加工布帛から180CIIIX]0
0cmのテスト片を切り出し、洗濯機を使い70℃の温
水で洗濯したところ、テスト片は温水中で十分軟化し、
無理なくスムースに洗濯することができた。洗濯でチョ
ークマークが多発することもなかった。
0cmのテスト片を切り出し、洗濯機を使い70℃の温
水で洗濯したところ、テスト片は温水中で十分軟化し、
無理なくスムースに洗濯することができた。洗濯でチョ
ークマークが多発することもなかった。
これに対し、比較例1の樹脂加工布帛は軟化せず、剛軟
度が高くて洗濯機内に折りたたんだ状態でしか収められ
ず、洗濯後のものはチョークマークが多数発生していた
。
度が高くて洗濯機内に折りたたんだ状態でしか収められ
ず、洗濯後のものはチョークマークが多数発生していた
。
一実施例5−
ポリブチレンテレフタレート/ポリカプロラクトン共重
合体〔配合比率(重量比)〜15:85〕からなる形状
記憶樹脂を、実施例1と同様にクロロホルムに溶解させ
、樹脂含有量12iut%の溶液を作製した。
合体〔配合比率(重量比)〜15:85〕からなる形状
記憶樹脂を、実施例1と同様にクロロホルムに溶解させ
、樹脂含有量12iut%の溶液を作製した。
この溶液を、離型紙上に塗布して乾燥し、厚み40nの
フィルムを得た。
フィルムを得た。
このフィルムを、硬さ調整のだめのアクリル系樹脂処理
を施したポリエステル平織織物〔40番単糸(タテ50
本/インチ、ヨコ60本/インチ)〕 2枚の間に挟ん
だ状態てラミネート加工して積層してから、180℃1
1分間の緊張熱処理を行い、形状記憶樹脂付着量40
g/mの平坦な樹脂加工布帛を得た。
を施したポリエステル平織織物〔40番単糸(タテ50
本/インチ、ヨコ60本/インチ)〕 2枚の間に挟ん
だ状態てラミネート加工して積層してから、180℃1
1分間の緊張熱処理を行い、形状記憶樹脂付着量40
g/mの平坦な樹脂加工布帛を得た。
一実施例6−
ポリエステル平織織物の一方を市販のポリエステル不織
布(目付50g/m)に替えた他は、実施例4と同様に
して樹脂加工布帛を得た。
布(目付50g/m)に替えた他は、実施例4と同様に
して樹脂加工布帛を得た。
一実施例7−
ポリブチレンテレフタレート/ポリカプロラクトン共重
合体[配合比率(重量比)=I5:85]からなる形状
記憶樹脂を、実施例1と同様にクロロホルムに溶解させ
、樹脂含有量84%の溶液を作製した。
合体[配合比率(重量比)=I5:85]からなる形状
記憶樹脂を、実施例1と同様にクロロホルムに溶解させ
、樹脂含有量84%の溶液を作製した。
この溶液に、ポリエステル平織織物[10番双糸(タテ
46本/インチ、ヨコ36本/インチ)〕を浸漬してか
ら引き上げ、クロロホルムを蒸発させた後、セッターを
使い、180℃の温度条件で平坦形状となるように加熱
処理し、樹脂付着量55 g/rdのレジャーテント用
樹脂加工布帛を得た。
46本/インチ、ヨコ36本/インチ)〕を浸漬してか
ら引き上げ、クロロホルムを蒸発させた後、セッターを
使い、180℃の温度条件で平坦形状となるように加熱
処理し、樹脂付着量55 g/rdのレジャーテント用
樹脂加工布帛を得た。
実施例5〜7の樹脂加工布帛について剛軟度Ga、Gb
、剛軟度変化率を調べた。結果を第1表に示す。
、剛軟度変化率を調べた。結果を第1表に示す。
実施例5.6の樹脂加工布帛から180cm(長さ)X
90cm(幅)のテスト片を切り出し、ロールブライン
ドを作製した。繰り返し昇降テストを行ったが、極めて
スムーズで良好な巻取適性を示した。そして、樹脂加工
布帛をブラインドから取り外し、洗濯機を使い70℃の
温水で洗濯したところ、テスト片は温水中で十分軟化し
、無理なくスムースに洗濯することができた。洗濯終了
後、緊張状態で室温まで冷却し、風乾燥した結果、洗濯
前と比べ遜色のない形状であり、形状記憶性樹脂ムこよ
る効果が良く発揮されていることが確認できた。
90cm(幅)のテスト片を切り出し、ロールブライン
ドを作製した。繰り返し昇降テストを行ったが、極めて
スムーズで良好な巻取適性を示した。そして、樹脂加工
布帛をブラインドから取り外し、洗濯機を使い70℃の
温水で洗濯したところ、テスト片は温水中で十分軟化し
、無理なくスムースに洗濯することができた。洗濯終了
後、緊張状態で室温まで冷却し、風乾燥した結果、洗濯
前と比べ遜色のない形状であり、形状記憶性樹脂ムこよ
る効果が良く発揮されていることが確認できた。
実施例7の樹脂加工布帛から200■×200cmのテ
スト片を切り出し、洗濯機を使い70℃の温水でfc擢
したところ、テスト片は温水中で十分軟化し、無理なく
スムースに洗濯することができた。
スト片を切り出し、洗濯機を使い70℃の温水でfc擢
したところ、テスト片は温水中で十分軟化し、無理なく
スムースに洗濯することができた。
一実施例8−
エポキシ樹脂(エピコート828)100部、平均重合
度n = 3.2のポリドデカンジオン酸無水物68部
(対全配合物40wt%)、硬化促進剤(BDMA:ベ
ンジルジメチルアミン)1部を良く混ぜ合せた粘調液を
、ポリエステル平l1ir6物〔10番双糸(タテ46
本/インチ、ヨコ36木/インチ)〕の表面にコーティ
ング(粘調液付着量60g/m)した後、全体を熱風オ
ーブン中に入れて140℃で1時間、ついで、160℃
で7時間加熱する硬化処理を行った。
度n = 3.2のポリドデカンジオン酸無水物68部
(対全配合物40wt%)、硬化促進剤(BDMA:ベ
ンジルジメチルアミン)1部を良く混ぜ合せた粘調液を
、ポリエステル平l1ir6物〔10番双糸(タテ46
本/インチ、ヨコ36木/インチ)〕の表面にコーティ
ング(粘調液付着量60g/m)した後、全体を熱風オ
ーブン中に入れて140℃で1時間、ついで、160℃
で7時間加熱する硬化処理を行った。
実施例8の樹脂加工布帛について剛軟度Ga、Gb、剛
軟度変化率を調べた。結果を第1表に示す。
軟度変化率を調べた。結果を第1表に示す。
実施例日の樹脂加工布帛から59cmX3Qcmのテス
ト片を切り出し、洗濯機を使い65℃の温水で洗濯した
ところ、テスト片は温水中で十分軟化し、無理なくスム
ースに洗濯することができた。
ト片を切り出し、洗濯機を使い65℃の温水で洗濯した
ところ、テスト片は温水中で十分軟化し、無理なくスム
ースに洗濯することができた。
以上に述べたように、この発明の樹脂加工布帛は、20
℃と60℃の間の剛軟度変化率が15以上であるため、
洗濯の際には軟らかくなって洗濯後はもとの適切な硬さ
に復するようになり、適切な剛軟度と良好な洗濯性の両
方を兼ね備えるものである。
℃と60℃の間の剛軟度変化率が15以上であるため、
洗濯の際には軟らかくなって洗濯後はもとの適切な硬さ
に復するようになり、適切な剛軟度と良好な洗濯性の両
方を兼ね備えるものである。
また、樹脂として形状記憶性樹脂を用いた場合、形状記
憶できる温度にて処理加工することにより、希望する布
帛形状、例えば、平坦状あるいはプリーツ状など任意の
形状を記憶させた樹脂加工布帛とすることができる。形
状記憶がなされている樹脂加工布帛は形状保持性に優れ
良好な品位が長く保てる。−例として、平坦状の形を記
憶させたロールブラインド用の樹脂加工布帛の場合、洗
濯終了後に布帛を温水浴中から取り出して平坦な状態に
キープし室温に冷却することで洗濯中に発生した布帛の
皺、折れ曲り、チョークマークなどが消滅し、予め記憶
している平坦状の形の布帛に戻り、好ましい製品品位を
保つことができる。
憶できる温度にて処理加工することにより、希望する布
帛形状、例えば、平坦状あるいはプリーツ状など任意の
形状を記憶させた樹脂加工布帛とすることができる。形
状記憶がなされている樹脂加工布帛は形状保持性に優れ
良好な品位が長く保てる。−例として、平坦状の形を記
憶させたロールブラインド用の樹脂加工布帛の場合、洗
濯終了後に布帛を温水浴中から取り出して平坦な状態に
キープし室温に冷却することで洗濯中に発生した布帛の
皺、折れ曲り、チョークマークなどが消滅し、予め記憶
している平坦状の形の布帛に戻り、好ましい製品品位を
保つことができる。
第1図は、剛軟度測定用のサンプルを切り出すときの様
子をあられす説明図、第2図は、剛軟度算出用の移動距
離βの測定原理をあられす説明図である。 Sa・・・縦方向のサンプル sb・・・横方向のサ
ンプル 代理人 弁理士 松 本 武 彦 第1図 第2図
子をあられす説明図、第2図は、剛軟度算出用の移動距
離βの測定原理をあられす説明図である。 Sa・・・縦方向のサンプル sb・・・横方向のサ
ンプル 代理人 弁理士 松 本 武 彦 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 樹脂を付着せしめた布帛であって、20℃における
剛軟度Gaと60℃における剛軟度Gbの関係が、樹脂
加工布帛縦・横いずれの方向においても、下式を満足す
ることを特徴とする樹脂加工布帛。 〔(Ga−Gb)/Ga〕×100≧15 2 付着している樹脂が、結晶性芳香族ポリエステル単
位を主成分とする高融点結晶性セグメントと脂肪族ポリ
ラクトンを主成分とする低融点セグメントとのブロック
共重合体からなる形状記憶性樹脂である請求項1記載の
樹脂加工布帛。 3 結晶性芳香族ポリエステルがポリブチレンテレフタ
レートであり、脂肪族ポリラクトンがポリ(ε−カプロ
ラクトン)である請求項2記載の樹脂加工布帛。 4 付着している樹脂が、結晶性芳香族ポリエステル単
位を主成分とする高融点結晶性セグメントとポリエチレ
ングリコールを主成分とする低融点セグメントとのブロ
ック共重合体からなる形状記憶性樹脂である請求項1記
載の樹脂加工布帛。 5 結晶性芳香族ポリエステルがポリブチレンテレフタ
レートである請求項4記載の樹脂加工布帛。 6 付着している樹脂が、炭素数3〜20の脂肪族ジカ
ルボン酸から得られるポリ酸無水物を配合し硬化させて
なる可撓性エポキシ樹脂である請求項1記載の樹脂加工
布帛。 7 ブラインド用樹脂加工布帛である請求項1から6ま
でのいずれかに記載の樹脂加工布帛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2312249A JPH04185772A (ja) | 1990-11-17 | 1990-11-17 | 樹脂加工布帛 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2312249A JPH04185772A (ja) | 1990-11-17 | 1990-11-17 | 樹脂加工布帛 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04185772A true JPH04185772A (ja) | 1992-07-02 |
Family
ID=18026962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2312249A Pending JPH04185772A (ja) | 1990-11-17 | 1990-11-17 | 樹脂加工布帛 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04185772A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999013150A1 (fr) * | 1997-09-11 | 1999-03-18 | Toray Industries, Inc. | Tissu |
WO2003053670A1 (fr) * | 2001-12-21 | 2003-07-03 | Toray Industries, Inc. | Toile et rideau utilisant une telle toile |
WO2004090042A1 (de) * | 2003-04-10 | 2004-10-21 | Mnemoscience Gmbh | Blends mit form-gedächtnis-eigenschaften |
WO2016017361A1 (ja) * | 2014-07-31 | 2016-02-04 | 住友理工株式会社 | 透光遮熱布 |
-
1990
- 1990-11-17 JP JP2312249A patent/JPH04185772A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999013150A1 (fr) * | 1997-09-11 | 1999-03-18 | Toray Industries, Inc. | Tissu |
WO2003053670A1 (fr) * | 2001-12-21 | 2003-07-03 | Toray Industries, Inc. | Toile et rideau utilisant une telle toile |
WO2004090042A1 (de) * | 2003-04-10 | 2004-10-21 | Mnemoscience Gmbh | Blends mit form-gedächtnis-eigenschaften |
WO2016017361A1 (ja) * | 2014-07-31 | 2016-02-04 | 住友理工株式会社 | 透光遮熱布 |
JP2016032907A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 住友理工株式会社 | 透光遮熱布 |
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